JP4587999B2 - 吸収性物品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺物をその長手方向に搬送する過程においてその幅方向位置を変更する長尺物の位置変更方法、並びに該位置変更方法を含む吸収性物品の製造方法及び該製造方法の実施に好適な吸収性物品の製造装置に関する。
従来より、2条の長尺物を幅方向に並列させて搬送し、その搬送途中において、2条の長尺物について幅方向間隔を拡げたり、幅方向の相対位置を入れ替える技術(長尺物の位置変更方法)が知られている(例えば、下記特許文献1,2参照)。特許文献1,2に記載の長尺物の位置変更方法においては、平行に離間した第1ターンバー及び第2ターンバーを用い、それらの軸方向を第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物の幅方向に対して同じ角度傾けてあり、長尺物を第1ターンバー及び第2ターンバーに順次掛け渡して、長尺物の幅方向位置を変更している。
特開2005−89028号公報 特開2006−55382号公報
しかし、特許文献1,2に記載の長尺物の位置変更方法においては、ターンバーに長尺物が巻き掛かる角度が大きいために、長尺物に負荷が加わり、長尺物が伸びやすく、特に柔軟性材料、伸縮性材料等からなる長尺物では位置調整が不安定である。そのため、長尺物の幅方向位置の移動量の調節が容易とは言い難かった。
従って、本発明の目的は、長尺物の幅方向位置の移動量の調節が容易な長尺物の位置変更方法並びに該位置変更方法を含む吸収性物品の製造方法及び該製造方法の実施に好適な吸収性物品の製造装置を提供することにある。
本発明は、長尺物を、その長手方向に搬送する過程において、平行に離間した第1ターンバー及び第2ターンバーに順次掛け渡して、長尺物の幅方向位置を変更する方法であって、第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物の幅方向に対して、第1ターンバー及び第2ターンバーの軸方向を同じ角度傾けてあり、長尺物を第1ターンバーに巻き掛けてその前後で長尺物を略直角に屈曲させ、その後、長尺物を第2ターンバーに巻き掛けてその前後で長尺物を逆向きに略直角に屈曲させ、第2ターンバーに巻き掛けられた後の長尺物を、第1ターンバーに巻き掛けられる前の長尺物の搬送方向に対して平行な方向に搬送して長尺物の幅方向位置を変更する長尺物の位置変更方法を提供することにより前記目的を達成したものである。
また、本発明は、吸収層及び防漏層を有する実質的に縦長の吸収性本体と吸収性本体の両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部とを備えた吸収性物品の製造方法であって、前記長尺物の位置変更方法を用いて、前記長尺物であるサイド延出部の長尺素材の幅方向位置を変更した後、該長尺素材を長手方向に分断してサイド延出部を得、得られたサイド延出部を吸収性本体の側部に接合する吸収性物品の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、吸収層及び防漏層を有する実質的に縦長の吸収性本体と吸収性本体の両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部とを備えた吸収性物品の製造装置であっ
て、長尺物をその長手方向に搬送する長尺物搬送機構と、長尺物の幅方向位置を変更する長尺物位置変更機構とを備え、長尺物位置変更機構は、長尺物が順次掛け渡される平行に離間した第1ターンバー及び第2ターンバーを主体して構成されており、第1ターンバー及び第2ターンバーの軸方向は、第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物の幅方向に対して同じ角度傾いており、第1ターンバーと第2ターンバーとは、長尺物が第1ターンバーに巻き掛けられてその前後で長尺物が略直角に屈曲し、且つ長尺物が第2ターンバーに巻き掛けられてその前後で長尺物が逆向きに略直角に屈曲することにより、第1ターンバーに巻き掛けられる前の長尺物の搬送方向と第2ターンバーに巻き掛けられた後の長尺物の搬送方向とが平行になるように配列している吸収性物品の製造装置を提供するものである。
本発明によれば、長尺物の幅方向位置の移動量の調節が容易である。また、長尺物が略直角に屈曲するように、第1及び第2ターンバーを、第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物の幅方向に対して同じ角度傾けると共に、平行に離間させているため、必要とする長尺物の幅方向位置の移動量を得るための最もコンパクトな装置を実現することができる。さらに、第1及び第2ターンバーの離間距離を調整することで長尺物の幅方向位置の移動量を調整することができるので、加工時の微調整や、製品のサイズを変更する場合において長尺物の幅方向位置の変更が容易となる。
以下、本発明の長尺物の位置変更方法、吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置について、それぞれ好ましい一実施態様又は一実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
まず、本実施態様の吸収性物品の製造方法及び本実施形態の吸収性物品の製造方法によって形成されるウイング付き生理用ナプキンについて説明する。この生理用ナプキン1は、図1に示すように、実質的に縦長のナプキン本体1a及びナプキン本体1aの両側部から幅方向に延出する一対のウイング部1b,1bを有している。
ナプキン本体1aは、液透過性の表面シート2及び液不透過性又は液難透過性の裏面シート3を有している。両シート2,3間には、液保持性の吸収コア4が介在配置されている。吸収コア4は、フラップパルプ及び高吸収性ポリマーの積繊体4aがティッシュペーパー等の吸収紙4bに包まれて構成されている。吸収コア4は、ホットメルト粘着剤5cによって裏面シート3に固定されている。
ナプキン本体1aの側部においては、表面シート2と裏面シート3との間にウイング部1bの基端部が挟持固定されている。この固定にはホットメルト粘着剤5b、5aが用いられる。ナプキン本体1aの表面シート2側には、長円形の圧搾溝6が形成されている。
この生理用ナプキン1において、ナプキン本体1aが本発明における「吸収性本体」に該当する。表面シート2及び吸収コア4の集合体が本発明における「吸収層」に該当する。裏面シート3が本発明における「防漏層」に該当する。一対のウイング部1bが本発明における「一対のサイド延出部」に該当する。
生理用ナプキン1を構成する各シートとしては、当該技術分野において通常用いられているものを用いることができる。例えば、表面シート2としては、液透過性を有する不織布や穿孔フィルムなどを用いることができる。裏面シート3としては、液不透過性のフィルムなどを用いることができる。このフィルムは水蒸気透過性を有していてもよい。ウイング部1bとしては、各種不織布やフィルム又はそれらの積層体を用いることができる。
尚、ナプキン本体1aにおいては、表面シート2の両側部に疎水性のサイドシート(図
示せず)を部分的に重ね合わせて、該サイドシートを表面シート2よりも側方に延出させ、該サイドシートの延出部と裏面シート3との間でウイング部1bの基端部を挟持固定してもよい。サイドシートとしては、スパンボンド不織布、メルトブローとスパンボンドとの積層不織布等が好ましい。
次に、本実施形態の吸収性物品の製造方法に好適に用いられる本実施形態の吸収性物品の製造装置の一部構成について、図面を参照しながら簡単に説明する。本実施形態の吸収性物品の製造装置は、図1に示すウイング付き生理用ナプキン1、即ち、実質的に縦長のナプキン本体1aとナプキン本体1aの両側部から幅方向に延出する一対のウイング部1b,1bとを備えた生理用ナプキン1を製造する装置である。
図2には、本実施形態の吸収性物品の製造装置の全容の概略が示されている。図3には、本実施形態の吸収性物品の製造装置の一部の模式的平面図が示されている。
本実施形態の吸収性物品の製造装置は、図2及び図3に示すように、長尺物(ウイング連続体)11a,11bをその長手方向に搬送する長尺物搬送機構(図示せず)と、長尺物11a,11bの幅方向位置を変更する長尺物位置変更機構30とを備えている。
前記長尺物搬送機構は、2条の長尺物11a,11bを幅方向に並列させて搬送できるようになっている。
図4及び図5には、それぞれ、一方の長尺物11aを一対のターンバー31a,31bに掛け渡した状態を示す斜視図及び略側面図(ターンバーの軸方向に視た図)が示されている。尚、一方の長尺物11aは、実際には、図2及び図3に示すように、第1ターンバー31aにおいて上方に向けて略直角に屈曲され、第2ターンバー31bにおいて逆向きに略直角に屈曲されているが、図4及び図5においては、便宜上、第1ターンバー31aにおいて下方に向けて屈曲され、第2ターンバー31bにおいて逆向きに屈曲されているように図示してある。
他方の長尺物11bについては、図4及び図5に対応する図面はないが、長尺物11a,11bの搬送方向を対称軸として点対称の関係となるように、一対のターンバー31a,31b(一方の長尺物11aが掛け渡された一対のターンバー31a,31bとは別の一対のターンバー)に掛け渡されている。以下の他方の長尺物11bの説明においても、図4及び図5に示された各符号(D1〜D4,α,β,γ,h,A)を用いる。
長尺物位置変更機構30は、図4及び図5に示すように、長尺物11a,11bが順次掛け渡される、平行に離間した第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bを主体して構成されている。第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bは、2条の長尺物11a,11b毎にそれぞれ設けられている。各ターンバー31a,31bは、平滑な周面を有しており、軸方向に回転不能になっている。第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとは実質的に平行に離間していればよく、例えば、第1ターンバー31aの軸方向D4と第2ターンバー31bの軸方向D4とが±5度以内傾いていてもよい。
第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bの軸方向D4は、図4に示すように、第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物11a,11bの幅方向D3に対して同じ角度(以下「傾斜角」ともいう)α傾いている。傾斜角αは例えば10〜80°である。第1ターンバー31aの傾斜角αと第2ターンバー31bの傾斜角αとは実質的に同じであればよく、例えば、両傾斜角αの差が±5度以内であればよい。
第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとは、図4及び図5に示すように、長尺物11a,11bが第1ターンバー31aに巻き掛けられてその前後で長尺物11a,11bが略直角に屈曲し、且つ長尺物11a,11bが第2ターンバー31bに巻き掛けら
れてその前後で長尺物11a,11bが逆向きに略直角に屈曲することにより、第1ターンバー31aに巻き掛けられる前の長尺物11a,11bの搬送方向D1と第2ターンバー31bに巻き掛けられた後の長尺物11a,11bの搬送方向D2とが平行になるように配列している。
第1ターンバー31a又は第2ターンバー31bにおける長尺物11a,11bの屈曲角度γ(図5参照)は、略直角であり、その範囲は80〜100°、好ましくは85〜95°である。長尺物11a,11bの屈曲角度γとは、図5に示すように、第1ターンバー31a又は第2ターンバー31bをその軸方向に視たときにおける長尺物11a,11bの屈曲角度であり、別の見方をすると、第1ターンバー31a又は第2ターンバー31bに巻き掛けられる前の長尺物11a,11bを含む面(シート面)と、その後の長尺物11a,11bを含む面(シート面)とがなす角度である。
また、第1ターンバー31aに対して、第2ターンバー31bは、長尺物11a,11bの搬送方向前方に配置されていることが好ましい。これによってターンバーに巻き掛けられた長尺物についてのターンバーの軸方向の屈曲角度γを最適な角度に近づけることができる。
必要とする長尺物の幅方向位置の移動量Aを得るための最良のターンバー31a,31bの配置は、ターンバー31a,31bの軸方向D4の屈曲角度γが略直角のときであり、屈曲角度γが大きくなるか又は小さくなると、第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとの離間距離(高低差h)を大きくする必要があり、結果的に装置全体も大きくなる。
また、第1ターンバー31aに巻き掛けられる前の長尺物11a,11bの搬送方向D1と第2ターンバー31bに巻き掛けられた後の長尺物11a,11bの搬送方向D2とは、実質的に平行になっていればよく、例えば±5度以内傾いていてもよい。
一方の長尺物11aが掛け渡された一対の第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bは、次の通り配置されている。第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとは、前述の通り平行に離間していると共に、第1ターンバー31aに巻き掛けられる直前の長尺物11aの幅方向D3に対して同じ傾斜角α傾いている。そして、第2ターンバー31bは、第1ターンバー31aに対して高低差hをあけて高い位置に配置されている。尚、前述の通り図4及び図5においては、第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bは、高さ方向の相対位置を逆にして図示してある。
従って、一方の長尺物11aは、一対の第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bに順次掛け渡されると、幅方向には他方の長尺物11b側に移動量A移動すると共に、高さ方向には上側に高低差h移動する。つまり、高低差hを調整することで長尺物11aの幅方向位置の移動量を調整することができるので、加工時の微調整や、製品のサイズを変更する場合において長尺物11aの幅方向位置の変更が容易となる。
他方の長尺物11bが掛け渡された一対の第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bは、一方の長尺物11aが掛け渡された一対のターンバー31a,31bに対して、長尺物11a,11bの搬送方向を対称軸として軸対称の関係となっている。従って、第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとは、平行に離間していると共に、第1ターンバー31aに巻き掛けられる直前の長尺物11bの幅方向D3に対して同じ傾斜角α傾いている。そして、第2ターンバー31bは、第1ターンバー31aに対して高低差hをあけて低い位置に配置されている。
従って、他方の長尺物11bは、一対の第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bに順次掛け渡されると、幅方向には一方の長尺物11a側に移動量A移動すると共に、
高さ方向には下側に高低差h移動する。
また、長尺物位置変更機構30は、図2及び図3に示すように、長尺物11a,11bの搬送途中において第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bを用いることで、2条の長尺物11a,11bについて幅方向の相対位置を入れ替えられるようになっている。長尺物位置変更機構30において、第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとが高低差hをもって離間していることで、図2及び図3に示すように、長尺物11a、11bを交差させるときに両長尺物11a、11bが干渉することがないように両ターンバー31a,31bを配置することができる。
本実施形態においては、前述のように、一方の長尺物11aは、幅方向には他方の長尺物11b側に移動すると共に、高さ方向には上側に移動する。反対に、他方の長尺物11bは、幅方向には一方の長尺物11a側に移動すると共に、高さ方向には下側に移動する。従って、長尺物位置変更機構30は、図2及び図3に示すように、2条の長尺物11a,11bを、前述の幅方向位置の移動に加えて、それらの幅方向位置が入れ替わるまで更に幅方向に移動させると共に、それらの高さが略一致するように高さ方向に移動させている。
次に、本実施態様の長尺物の位置変更方法を含む吸収性物品の製造方法の全容について、図面を参照しながら説明する。本実施態様の吸収性物品の製造方法は、本実施態様の長尺物の位置変更方法を用いている。また、本実施態様の吸収性物品の製造方法は、前記実施形態の吸収性物品の製造装置を用いて、図1に示すウイング付き生理用ナプキン1を製造する方法である。従って、まず、本実施態様の長尺物の位置変更方法について説明し、次に、本実施態様の吸収性物品の製造方法を説明し、これらの説明をもって、前記実施形態の吸収性物品の製造装置の動作の説明に代えることにする。
本実施態様の長尺物の位置変更方法は、図2〜図5に示すように、長尺物(ウイング連続体)11a,11bを、その長手方向に搬送する過程において、平行に離間した第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bに順次掛け渡して、長尺物11a,11bの幅方向位置を変更する方法であって、第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bの軸方向D4を、第1ターンバー31aに巻き掛けられる直前の長尺物11a,11bの幅方向D3に対して同じ角度(傾斜角)α傾けてある。
本実施態様の長尺物の位置変更方法においては、長尺物11a,11bを第1ターンバー31aに巻き掛けてその前後で長尺物11a,11bを略直角に屈曲させ、その後、長尺物11a,11bを第2ターンバー31bに巻き掛けてその前後で長尺物11a,1bを逆向きに略直角に屈曲させることにより、第2ターンバー31bに巻き掛けられた後の長尺物11a,11bを、第1ターンバー31aに巻き掛けられる前の長尺物11a,11bの搬送方向D1に対して平行な方向D2に搬送して長尺物11a,11bの幅方向位置を変更している。
また、本実施態様の長尺物の位置変更方法においては、図2及び図3に示すように、2条の長尺物11a,11bを幅方向に並列させて搬送し、その搬送途中において、2条の長尺物11a,11bについて幅方向の相対位置を入れ替えている。また、長尺物11a,11bを、その幅方向位置を変更する前後において、裏返すことなく搬送している。
次に、前記実施態様の長尺物の位置変更方法を用いた本実施態様の吸収性物品の製造方法について説明する。本実施態様の吸収性物品の製造方法は、実質的に縦長の吸収性本体(ナプキン本体)1aと吸収性本体1aの両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部(ウイング部)1b,1bとを備えた吸収性物品(生理用ナプキン)1の製造方法であ
って、前記実施態様の長尺物の位置変更方法を用いて、2条の長尺物である2条のサイド延出部(ウイング部)1b,1bの長尺素材(ウイング連続体)11a,11bを幅方向に並列させて搬送し、その搬送途中において2条の長尺素材11a,11bの幅方向位置を変更し、同時に2条の長尺素材11a,11bについて幅方向の相対位置を入れ替え、その後、2条の長尺素材11a,11bを長手方向に分断して一対のサイド延出部1b,1bを得、得られた一対のサイド延出部1b,1bを吸収性本体1aの両側部に接合するものである。
本実施態様の吸収性物品の製造方法について更に具体的に説明する。図2及び図3に示すように、繰り出し部10から、ウイング部1bの素材としての原反11が繰り出される。繰り出された原反11は、カット部20において、長手方向に沿って一定のピッチを有する波形にカットされる。ここでいう波形には、正弦波のような狭義の波形のみならず、一定周期で連続する形状を描く形、例えば三角波(鋸歯形)、矩形波及びそれらに類似する形が含まれる。カット部20は、ロータリーダイカッタ21及びアンビルロール22からなる。ロータリーダイカッタ21の周面には、その回転方向に沿ってカット刃21aが形成されている。
原反11には、カット部20を通過することで、一定のピッチを有する波形の切り込みが形成される。これによって第1のウイング連続体11a及び第2のウイング連続体11bからなる2条(一対)のウイング連続体(分割ウエブ)が得られる。両ウイング連続体11a,11bは、位相が1/2周期ずれた線対称形となっている。ウイング連続体11a,11bは、長手方向に沿って山部(広幅部)及び谷部(狭幅部)を交互に有し、隣り合う谷部間が一つのウイング部1bを構成している。この2条のウイング連続体11a,11bが本発明における「2条の長尺物」に該当する。
この時点では、両ウイング連続体11a,11bは、前記長尺物搬送機構(図示せず)により、相互に離間していない状態で(つまり巨視的に視て原反11の形状を保った状態で)幅方向に並列して搬送されている。別の見方をすると、両ウイング連続体11a,11bは、位相を1/2周期ずらせて搬送されている。
次いで、両ウイング連続体11a,11bは、長尺物位置変更機構30に導入される。両ウイング連続体11a,11bは、図2〜図5に示すように、それぞれ、所定の位置及び向きに配設された第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bに順次掛け渡される。即ち、両ウイング連続体11a,11bは、第1ターンバー31aに巻き掛けられてその前後で両ウイング連続体11a,11bが略直角に屈曲する。その後、両ウイング連続体11a,11bは、第2ターンバー31bに巻き掛けられてその前後で両ウイング連続体11a,11bが逆向きに略直角に屈曲する。これにより、第2ターンバー31bに巻き掛けられた後の両ウイング連続体11a,11bを、第1ターンバー31aに巻き掛けられる前の両ウイング連続体11a,11bの搬送方向D1に対して平行な方向D2に搬送して両ウイング連続体11a,11bの幅方向位置を変更することができる。
本実施態様においては、図2及び図3に示すように、搬送方向に向かって左側を搬送する第1のウイング連続体11aは、第1ターンバー31aの周面に約90度〔ターンバーの軸方向に視たときの巻き掛け角度β(図5参照)〕。以下同じ)巻き掛けられて、幅方向には右側(第2のウイング連続体11b側)に向けて且つ高さ方向には上方に略直角に屈曲すると共に、第2ターンバー31bの周面に約90度巻き掛けられて、逆向きに略直角に屈曲する。
他方、搬送方向に向かって右側を搬送する第2のウイング連続体11bは、第1ターンバー31aの周面に約90度巻き掛けられて、幅方向には左側(第1のウイング連続体1
1a側)に向けて且つ高さ方向には下方に略直角に屈曲する共に、第2ターンバー31bの周面に約90度巻き掛けられて、逆向きに略直角に屈曲する。
第1ターンバー31a又は第2ターンバー31bに対する長尺物(第1のウイング連続体11a、第2のウイング連続体11b)の巻き掛け角度βは、約90°であり、その範囲は80〜100°、好ましくは85〜95°である。
屈曲角度γと巻き掛け角度βとは、屈曲角度γ+巻き掛け角度β=180°の関係にある。
更に、図2及び図3に示すように、両ウイング連続体11a,11bは、前述の幅方向位置の移動と同時に、それらの幅方向位置が入れ替わるまで更に幅方向に移動されると共に、それらの高さが略一致するように高さ方向に移動されて、それらの幅方向の相対位置が入れ替えられる。
更にまた、長尺物位置変更機構30により、両ウイング連続体11a,11bの位相がほぼ一致する。即ち、両ウイング連続体11a,11bの位相は、カット部20を通過した時点では1/2周期ずれているが、長尺物位置変更機構30において位相が相対的に1/2周期ずらされて、両ウイング連続体11a,11bの位相が略一致する。
その結果、長尺物位置変更機構30を経た両ウイング連続体11a,11bは、図2及び図3に示すように、長尺物位置変更機構30への導入前の状態に比して、搬送方向(長手方向)には位相が略一致し、幅方向には相対位置が入れ替わると共に離間し、高さ方向には高さを略一致させた状態で、幅方向に並列して搬送されることになる。
次いで、両ウイング連続体11a,11bは、ウイングカット部50において、個々のウイング部1bが形成される位置で幅方向に沿って切断される。これによって幅方向に一対のウイング部1b,1bが両ウイング連続体11a,11bにそれぞれ多数形成される。ウイングカット部50は、カッターロール51及びアンビルロール52からなる。
ウイング部1bは、吸引等の保持手段によってアンビルロール52の周面に保持された状態で、搬送方向に所定間隔をあけて、ロール13から繰り出された裏面シート原反13aと重ね合わされる。裏面シート原反13aは、ホットメルト塗布装置40に導入されて、各ウイング部1bが貼り付けられる面における直線状の側部にホットメルト粘着剤5aが塗工される。
ウイング部1bは、裏面シート原反13aに、それに塗工されていたホットメルト粘着剤5aを介して貼り付けられる。次いで、ウイング部1bが貼り付けられた裏面シート原反13bは、合流部60において、表面シート原反12aと吸収コア4との接合体14と合流する。尚、以下の説明において、「ウイング部1bが接合された(貼り付けられた)裏面シート原反13a」全体を、「裏面シート原反13b」という。
接合体14は、表面シート原反12aと吸収コア4とを重ね合わせた状態でラウンドシール部70に導入し、長円形の圧搾溝6〔図1(a)参照〕を形成することで両者を一体化させて得られたものである。ラウンドシール部70は、一対のエンボスロール71及びアンビルロール72からなる。エンボスロール71の周面には、回転方向に沿って長円形の閉じた形状の凸部押圧部71aが形成されている。エンボスロール71は表面シート原反12aに対向するように配置されているため、圧搾溝6は、表面シート原反12a側から吸収コア4に向けて形成されることになる。
再び合流部60を参照すると、ウイング部1bが接合された裏面シート原反13bには、接合体14と合流する前に、ホットメルト塗布装置61によってホットメルト粘着剤5b及び5cが、裏面シート原反13bの長手方向に延びるように塗工される。ホットメル
ト粘着剤5bの塗工位置は、裏面シート原反13bにおけるウイング部1bが存在する領域である。ホットメルト粘着剤5cの塗工位置は、裏面シート原反13bの幅方向中央部(ウイング部1bが存在しない領域)である。ホットメルト粘着剤5bは、裏面シート原反13bと表面シート原反12aとを接合するためのものである。ホットメルト粘着剤5cは、裏面シート原反13bと吸収コア4とを接合するためのものである。
その結果、合流部60において、ウイング部1bの基端部の表裏面側からそれぞれ表面シート原反12a及び裏面シート原反13aが重ね合わされて、これら三者が接合される。これによって、両原反12a,13aの側縁からウイング部1bが幅方向外方に延出した形態を有する吸収性物品連続体15が形成される。
尚、ホットメルト粘着剤5a,5b及び5cは、連続的に塗工してもよく、非連続的に(間欠的に)塗工してもよい。
次いで、吸収性物品連続体15は、エンドシール部80に導入される。エンドシール部80は、一対のエンボスロール81からなる。エンボスロール81の周面には凸状押圧部81aが形成されている。凸状押圧部81aによる押圧によって、吸収性物品連続体15における、搬送方向に配列するウイング部1b,1bの間の位置に、エンドシール部15aが形成される。この位置には、表面シート原反12a及び裏面シート原反13bは存在しているが、吸収コア4は存在していないので、エンドシール部15aは両原反12a,13bから形成されることになる。この接合は、例えば熱を伴うか又は熱を伴わない圧着によって行われる。
次いで、エンドシール部15aが形成された吸収性物品連続体15は、カット部90に導入される。カット部90は、ロータリーダイカッタ91及びアンビルロール92からなる。ロータリーダイカッタ91の周面には、その軸方向に沿ってカット刃91aが形成されている。カット刃91aによって、吸収性物品連続体15は、エンドシール部15aにおいて幅方向に沿って切断される。このとき、エンドシール部15aの一部がトリム16として排出される。このようにして、図1に示すウイング付き生理用ナプキン1が製造される。
尚、前記実施態様においては、ウイング部1bを先に裏面シート原反13aに接合しているが、本発明においては、ウイング部1bを先に表面シート原反12aに接合してもよい。その場合には、ウイング部1bを表面シート原反12aに接合した後に、ラウンドシール部70において表面シート原反12aと吸収コア4とを一体化させ、その後に裏面シート原反13aを合流させればよい。
本発明の長尺物の位置変更方法、吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置は、長尺物が非伸縮性シート、伸縮性シート及び伸長性シート(狭義の伸長性シート:伸長性を有しているが伸縮性を有していないシート)の何れの場合でも適用が可能である。ここでいう「伸縮性」とは、25mm幅のサンプルを用いて測定した際に、伸長方向の100gf加重時の伸度が3%以上で、100g加重を3回加えた後の永久ひずみが10%未満となる物性をいう。
本実施形態の長尺物の位置変更方法によれば以下の効果が奏される。即ち、本実施形態の長尺物の位置変更方法においては、第1ターンバー31a及び第2ターンバー31bの軸方向D4を、第1ターンバーに巻き掛けられる直前の長尺物11a,11bの幅方向D3に対して同じ角度(傾斜角)α傾けてあり、長尺物11a,11bを第1ターンバー31aに巻き掛けてその前後で長尺物11a,11bを略直角に屈曲させ、その後、長尺物11a,11bを第2ターンバー31bに巻き掛けてその前後で長尺物11a,11bを逆向きに略直角に屈曲させることにより、第2ターンバー31bに巻き掛けられた後の長
尺物11a,11bを、第1ターンバー31aに巻き掛けられる前の長尺物11a,11bの搬送方向D1に対して平行な方向D2に搬送している。
そのため、長尺物11a,11bの幅方向位置を変更することができ、その際の幅方向位置の移動量Aを、前記傾斜角α及び/又は第1ターンバー31aと第2ターンバー31bとの高低差hを適宜設定するだけで容易に調節することができる。特に高低差hと移動量Aとは比例関係にあり、高低差hの変更は一般的に容易であるため、移動量Aを簡便に調節することができる。
また、必要とする長尺物11a,11bの幅方向位置の移動量を得るための最もコンパクトな装置を実現することができる。
長尺物11a,11bの幅方向位置の変更は、その搬送途中において、動的に制御して行ってもよく、静的に(搬送させる前にターンバーの設定を変更し、搬送中にはターンバーの設定を変更しない)行ってもよい。
また、本実施態様の吸収性物品の製造方法及び本実施形態の吸収性物品の製造装置においては、実質的に縦長の吸収性本体1aと吸収性本体1aの両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部1b,1bとを備えた吸収性物品1について、長尺物であるサイド延出部1b,1bの長尺素材11a,11bの幅方向位置を変更した後、長尺素材11a,11bを長手方向に分断してサイド延出部1bを得、得られたサイド延出部1bを吸収性本体1aの側部に接合しているため、サイド延出部1b,1bを備えた吸収性物品1を簡便に製造することができる。
以上、本発明の長尺物の位置変更方法、吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置について、好ましい一実施態様又は一実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施態様又は前記実施形態に制限されない。
例えば、長尺物は、1条のみ搬送させてもよい。また、2条の長尺物を幅方向に並列させて搬送する場合において、2条の長尺物について幅方向の相対位置を入れ替えなくてもよい。
本発明の吸収性物品の製造方法及び本発明の吸収性物品の製造装置は、ウイング付き生理用ナプキンの製造に制限されず、使い捨ておむつ等のその他の吸収性物品の製造に適用することができる。使い捨ておむつにおけるサイド延出部としては、例えば、展開型使い捨ておむつにおける、装着時に用いられるファスニングテープが挙げられる。
また、本発明の長尺物の位置変更方法は、吸収性物品の製造方法以外の方法に適用することができる。
図1(a)は、本発明の吸収性物品の製造方法及び製造装置によって製造されるウイング付き生理用ナプキンを示す斜視図で、図1(b)は、図1(a)におけるb−b線断面図である。 図2は、本発明の吸収性物品の製造方法の実施に用いられる本発明の吸収性物品の製造装置の一実施形態を示す概略図である。 図3は、図2に示す製造装置の一部を示す模式的平面図である。 図4は、長尺物を一対のターンバーに掛け渡した状態を示す斜視図である。 図5は、長尺物を一対のターンバーに掛け渡した状態を示す略側面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
1a ナプキン本体(吸収性本体)
1b ウイング部(サイド延出部)
2 表面シート
3 裏面シート(防漏層)
4 吸収コア
11 原反
11a,11b ウイング連続体(長尺物)
12a 表面シート原反
13a 裏面シート原反
13b ウイング部が接合された裏面シート原反
30 長尺物位置変更機構
31a 第1ターンバー
31b 第2ターンバー

Claims (2)

  1. 吸収層及び防漏層を有する実質的に縦長の吸収性本体と吸収性本体の両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部とを備えた吸収性物品の製造方法であって、
    2条の長尺物である2条の前記サイド延出部の長尺素材を幅方向に並列させて搬送し、
    前記搬送の方向を対称軸に軸対称の関係となるように配されている二対の第1ターンバー及び第2ターンバーを用い、前記第1ターンバー及び前記第2ターンバーが、いずれも平行に離間しており、各前記第1ターンバーに巻き掛けられる直前の各前記長尺物の幅方向に対して、各前記第1ターンバー及び各前記第2ターンバーの軸方向を同じ角度傾けてあり、
    前記2条の長尺素材の搬送途中において、一方の前記長尺素材を、一方の前記第1ターンバーに巻き掛けて、幅方向には他方の前記長尺素材側に向け且つ高さ方向には上方に略直角に屈曲すると共に、一方の前記第2ターンバーに巻き掛けて、逆向きに略直角に屈曲し、他方の前記長尺素材を、他方の前記第1ターンバーに巻き掛けて、幅方向には一方の前記長尺素材側に向け且つ高さ方向には下方に略直角に屈曲すると共に、他方の前記第2ターンバーに巻き掛けて、逆向きに略直角に屈曲し、更に前記2条の長尺素材を一方の前記長尺素材と他方の前記長尺素材との幅方向位置が入れ替わるまで幅方向に移動すると共に、一方の前記長尺素材と他方の前記長尺素材との高さが略一致するように高さ方向に移動し、各前記第2ターンバーに巻き掛けられた後の各前記長尺素材を、各前記第1ターンバーに巻き掛けられる前の各前記長尺素材の搬送方向に対して平行な方向に搬送して、2条の前記長尺素材について幅方向の相対位置を入れ替え、その後、2条の前記長尺素材それぞれを長手方向に分断して一対のサイド延出部を得、得られた一対のサイド延出部を吸収性本体の両側部に接合する吸収性物品の製造方法。
  2. 吸収層及び防漏層を有する実質的に縦長の吸収性本体と吸収性本体の両側部から幅方向に延出する一対のサイド延出部とを備えた吸収性物品の製造装置であって、
    長尺物をその長手方向に搬送する長尺物搬送機構と、長尺物の幅方向位置を変更する長尺物位置変更機構とを備え、
    前記長尺物搬送機構は、2条の前記長尺物を幅方向に並列させて搬送できるようになっており、
    長尺物位置変更機構は、2条の前記長尺物それぞれが順次掛け渡される平行に離間した二対の第1ターンバー及び第2ターンバーを主体して構成されており、
    二対の前記第1ターンバー及び前記第2ターンバーは、2条の前記長尺物の搬送途中において幅方向の相対位置を入れ替えられるように、一方の前記長尺物が掛け渡される一方の前記第1ターンバー及び一方の前記第2ターンバーと、他方の前記長尺物が掛け渡される他方の前記第1ターンバー及び他方の前記第2ターンバーとが、2条の前記長尺物の搬送方向を対称軸として軸対称の関係となるように配されており、
    一方の前記長尺物が掛け渡される一方の前記第2ターンバーは、一方の該長尺物が掛け渡される一方の前記第1ターンバーに対して高い位置に配されており、他方の前記長尺物が掛け渡される他方の前記第2ターンバーは、他方の該長尺物が掛け渡される他方の前記第1ターンバーに対して低い位置に配されており、
    二対の前記第1ターンバー及び前記第2ターンバーそれぞれの軸方向は、各前記第1ターンバーに巻き掛けられる直前の2条の前記長尺物それぞれの幅方向に対して同じ角度傾いており、
    各前記第1ターンバーと各前記第2ターンバーとは、2条の前記長尺物それぞれが各前記第1ターンバーに巻き掛けられてその前後で各前記長尺物が略直角に屈曲し、且つ各前記長尺物が各前記第2ターンバーに巻き掛けられてその前後で各前記長尺物が逆向きに略直角に屈曲することにより、各前記第1ターンバーに巻き掛けられる前の各前記長尺物の搬送方向と各前記第2ターンバーに巻き掛けられた後の各前記長尺物の搬送方向とが平行になるように配列している吸収性物品の製造装置。
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