JP2008302798A - シートベルト装置の取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、外側席のシートベルトの支持部材と、中央席のシートベルトのリトラクタとをピラーの上部に取付ける場合であっても、ピラー本来の強度を確保した状態で、ピラーと、そのピラーの車室内側を覆うピラーガーニッシュとの間に必要な空間を確保できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明に係るシートベルト装置の取付け構造は、車室内の左あるいは右の外側席におけるシートベルト13を吊り支持する支持部材15と、中央席の上体用のシートベルト23を巻き取り可能、かつシートベルト23に所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されたリトラクタ24とを、車室内の支柱であるピラー40の上部に取付けるためのシートベルト装置の取付け構造であって、支持部材15とリトラクタ24とは、共通のブラケット50に取付けられて、そのブラケット50を介してピラーに固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内の左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材と、中央席の上体用のシートベルトを巻き取り可能、かつ前記シートベルトに所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されたリトラクタとを、車室内の支柱であるピラーの上部に取付けるためのシートベルト装置の取付け構造に関する。
車室内の左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材(ベルトガイドを備えるショルダーアンカ等)は、一般的に、ピラーのインナパネルの上部に直接的に取付けられている(特許文献1)。
図4(B)に示すように、ピラー100は、一般的にインナパネル101と、パネル状のリインフォースメント102と、アウタパネル103とから構成されている。インナパネル101とリインフォースメント102とは、所定強度を確保できるように断面略L字形に形成されており、両部材101,102の両端縁が接合されることで略角筒状に構成される。さらに前記リインフォースメント102の外側をアウタパネル103で覆うことにより、強度及び外観の向上を図っている。また、インナパネル101の表面は車室内側の装飾材であるピラーガーニッシュ106によって覆われている。
特許文献1に記載されているように、インナパネル101の上部には、図4(A)に示すように、外側席(図示省略)のシートベルト115を吊り支持するベルトガイド116及びショルダーアンカ110が取付けられている。さらに、ショルダーアンカ110の上側に、中央席(図示省略)のリトラクタ119を取付けることも好適に行われている。
なお、図4(A)ではピラーガーニッシュ106は省略されている。
特開2005−119405号
シートベルト装置のショルダーアンカ110やリトラクタ119を直接的にピラー100のインナパネル101に取付ける方法では、ショルダーアンカ110やリトラクタ119の向きに合わせてインナパネル101の形状を決める必要がある。さらに、ショルダーアンカ110やリトラクタ119を取付ける位置はインナパネルの幅方向中央部となり、この部分の強度を確保する必要がある。
このため、上記したようにインナパネル101を断面略L字形の凸状に折り曲げ成形して強度の向上を図るとともに、インナパネル101の横板部分101yにショルダーアンカ110やリトラクタ119を取付けるようにしている。
しかし、インナパネル101を断面略L字形の凸状に形成する方法では、図4(B)に示すように、インナパネル101とピラーガーニッシュ106との間の空間Sが小さくなり、例えば、後部ドア開閉装置(図示省略)の構成部品等を収納する場合にスペースの確保が難しくなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材(ショルダーアンカ等)と、中央席のシートベルトのリトラクタとをピラーの上部に取付ける場合であっても、ピラー本来の強度を確保した状態で、ピラーと、そのピラーの車室内側を覆うピラーガーニッシュとの間に必要な空間を確保できるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、車室内の左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材と、中央席の上体用のシートベルトを巻き取り可能、かつ前記シートベルトに所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されたリトラクタとを、車室内の支柱であるピラーの上部に取付けるためのシートベルト装置の取付け構造であって、前記支持部材と前記リトラクタとは、共通のブラケットに取付けられて、そのブラケットを介して前記ピラーに固定されていることを特徴とする。
本発明によると、左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材と、中央席のシートベルトのリトラクタとは、共通のブラケットに取付けられて、そのブラケットを介して前記ピラーに固定されている。このため、前記ブラケットを支持部材やリトラクタの取付けに必要な強度で、かつ支持部材等の取付け方向を満足する形状で製作すれば、前記ピラーの形状は支持部材等の向きに拘束されず自由に設定できる。即ち、前記ピラーは、ピラー本来の強度に加えて前記ブラケットを支持できる強度を有すれば良い。このため、例えば、装飾材であるピラーガーニッシュに覆われるピラーの表面の凸状部分を無くすことが可能である。したがって、必要強度でピラーを形成した場合でも、ピラーの表面の凸状部分を無くすことで、ピラーとピラーガーニッシュとの間に必要な空間を確保できるようになる。
請求項2の発明によると、ピラーは、複数のパネルが幅方向における二ヶ所で互いに接合されることにより筒状に形成されており、ブラケットの幅方向両側の端縁は、前記パネルの接合部分の近傍に固定されている。
このように、ブラケットの幅方向両側の端縁は、最も強度が高いパネルの接合部分の近傍に固定されているため、ブラケットの取付け強度を容易に確保できる。
請求項3の発明によると、ピラーを構成するパネルであり、車室内側の装飾材であるピラーガーニッシュにより覆われるインナパネルの幅方向両側には、前記ブラケットの端縁が固定される第1接合面と第2接合面とが縦方向に形成されて、その第1接合面と第2接合面との間に中央平面が車両斜め前向きに形成されており、ブラケットは、表面が車両前方向を指向する前板部と、表面が車両横方向を指向して前記支持部材が取付けられる横板部とにより断面略L字形に形成されて、前記前板部の端縁、前記横板部の端縁がそれぞれ前記インナパネルの第1接合面、第2接合面に固定される構成である。
即ち、インナパネルの中央平面に対して断面略L字形のブラケットが水平方向に突出する。このため、インナパネル及びブラケットがピラーガーニッシュに覆われた状態で、インナパネルがブラケットに対して凹んでいる分だけ広い空間を確保できる。
本発明によると、必要強度でピラーを形成した場合でも、ピラーとピラーガーニッシュとの間に必要な空間を確保できるようになる。
[実施形態1]
以下、図1から図3に基づいて本発明の実施形態1に係るシートベルト装置の取付け構造について説明する。ここで、図1は本実施形態に係るシートベルト装置の取付け構造を表す斜視図等であり、図2はシートベルト装置の取付け構造が使用される自動車の後部ピラーを表す斜視図である。図3は後部ピラーの横断面図(図1(B)のIIIA-IIIA矢視断面図、IIIB-IIIB矢視断面図)である。
なお、図中の前後左右及び上下は車両の前後左右及び上下に対応している。
<シートベルト装置10の概要ついて>
シートベルト装置10の取付け構造について説明する前に、図1(A)に示す模式正面図に基づいて、前記シートベルト装置10の概要ついて説明する。
前記シートベルト装置10は、三人掛けの後部シートにおいて使用されるシートベルト装置であり、右側席、左側席で使用される三点式シートベルト装置12と、中央席で使用される分離式シートベルト装置20とから構成されている。
右側席、左側席の三点式シートベルト装置12(以下、シートベルト装置12という)は、等しい構造で左右対称に形成されているため、代表して右側席(図1(A)において左側)のシートベルト装置12について説明する。
シートベルト装置12は、ベルト本体13と、リトラクタ14と、ベルトガイド15dを備えるショルダーアンカ15と、タングプレート16及びベルト本体13の先端部を右側席右横に固定するアンカ17とから構成されている。
リトラクタ14は、ピラー40の下部に設置されており、ベルト本体13をバネ力で巻き取り可能、かつベルト本体13に所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されている。ベルトガイド15dは、図1(B)に示すように、ベルト本体13を吊り支持する部材であり、ショルダーアンカ15により後記するように、ピラー40の上部に取付けられている。タングプレート16は、右側席左横のバックル18に連結される部材であり、前記ベルト本体13が自在に挿通されるベルト穴(図示省略)を備えている。
シートベルト装置12を使用する場合には、前記タングプレート16でベルト本体13を引っ張りながら、ベルト本体13をリトラクタ14から引出し、そのタングプレート16を右側席左横のバックル18に連結する。これにより、着座者は、図1(A)に示すように、ベルト本体13により腰周り、及び右肩から左腰まで上体を斜めに押さえられる。また、シートベルト装置12の使用後は、タングプレート16をバックル18から外すことで、ベルト本体13がリトラクタ14に巻き取られ、タングプレート16はピラー40の位置まで戻される。
分離式シートベルト装置20は、着座者の腰周りを押さえる下部シートベルト装置21と、着座者の右肩から左腰まで上体を斜めに押さえる上体用のシートベルト装置22とから構成されている。
下部シートベルト装置21は、基端部が中央席右横に固定されたベルト本体21bを備えており、そのベルト本体21bの先端にタングプレート21tが取付けられている。そして、前記タングプレート21tが中央席左横のバックル21kに連結可能に構成されている。
上体用のシートベルト装置22は、ベルト本体23と、リトラクタ24と、ベルトガイド25と、タングプレート26とを備えている。
リトラクタ24は、後記するように、ピラー40の上部に取付けられており、ベルト本体23をバネ力で巻き取り可能、かつベルト本体23に所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されている。ベルトガイド25は、ベルト本体23を中央席の後右上で吊り支持する部材であり、アンカ(図示省略)により天井の骨格部に取付けられている。タングプレート26は、中央席左横のバックル28に連結される部材であり、前記ベルト本体23の先端に取付けられている。
上体用のシートベルト装置22を使用するときには、前記タングプレート26でベルト本体23を引っ張りながら、ベルト本体23をリトラクタ24から引出し、そのタングプレート26を中央席左横のバックル28に連結する。これにより、着座者の右肩から左腰まで上体がベルト本体23により斜めに押さえられる。また、上体用のシートベルト装置22の使用後は、タングプレート26をバックル28から外すことで、ベルト本体23がリトラクタ24に巻き取られ、タングプレート26はベルトガイド25の位置まで戻される。
即ち、ベルト本体13,23が本発明のシートベルトに相当し、シートベルト装置12のベルトガイド15d及びショルダーアンカ15が本発明の支持部材に相当する。
<シートベルト装置10の取付け構造について>
本実施形態に係るシートベルト装置10の取付け構造は、上体用のシートベルト装置22のリトラクタ24と、右側席のシートベルト装置12のショルダーアンカ15とをピラー40のインナパネル41に固定する構造に関するものである。
前記ピラー40は、自動車の後部ピラーであり(図2参照)、図3(B)に示すように、インナパネル41と、パネル状のリインフォースメント43と、アウタパネル44とから構成されている。
インナパネル41は、前側から順番に前部張り出し板部41fと、段差部41eと、斜め平板部41mと、後部張り出し板部41bとを備えており、断面略扁平Z字形に形成されている。前部張り出し板部41fの表面(左面)は、車室内側方向を指向しており、その前部張り出し板部41fの裏面(右面)の前端縁にアウタパネル44の前端縁44fが接合されている。また、前部張り出し板部41fの裏面(右面)の後端縁にリインフォースメント43の前端縁43fが接合されている。さらに、段差部41eの表面には、後記するブラケット50の前端縁51fが接合される第1接合面411eが形成されている(図3(A)参照)。
インナパネル41の斜め平板部41mは、その表面が車両の左斜め前方を指向するように傾斜している。また、斜め平板部41mの後側に位置する後部張り出し板部41bは、その表面に後記するようにブラケット50の後端縁52bが接合される第2接合面411bが形成されている(図3(A)参照)。また、後部張り出し板部41bの裏面には、後端縁の位置にリインフォースメント43の後端縁43b、及びアウタパネル44の後端縁44bが接合されている。
即ち、斜め平板部41mの表面が本発明の中央平面に相当する。
ピラー40のリインフォースメント43は、横断面略L字形に形成されており、そのリインフォースメント43の前端縁43fと後端縁43bとが、図3(B)に示すように、インナパネル41の前部張り出し板部41fの後端縁と後部張り出し板部41bの後端縁に接合されている。これにより、インナパネル41とリインフォースメント43とによって断面略逆台形状の筒状体が形成される。
アウタパネル44は、リインフォースメント43の外側を覆うことにより、ピラー40の強度及び外観の向上を図るパネルである。アウタパネル44の前端縁44fと後端縁44bとは、図3(B)に示すように、インナパネル41の前部張り出し板部41fの前端縁と、後部張り出し板部41bの後端縁とに接合されている。
また、ピラー40のインナパネル41の表面には、図1(B)、図3(A)に示すように、ブラケット50によって上体用のシートベルト装置22のリトラクタ24と右側席のシートベルト装置12のショルダーアンカ15とが固定されている。
ブラケット50は、図1(B)に示すように、縦に長い略角形の前板部51と、同じく縦に長い略角形の横板部52とにより、断面略L字形に形成されている。そして、前板部51の幅方向における端縁に、前述のように、インナパネル41の第1接合面411eに接合されるブラケット50の前端縁51fが形成されている。また、前記横板部52の幅方向における端縁に、インナパネル41の第2接合面411bに接合されるブラケット50の後端縁52bが形成されている。そして、ブラケット50の前端縁51f、後端縁52bがインナパネル41の第1接合面411e、第2接合面411bにそれぞれ接合された状態で、そのブラケット50の前板部51はその表面が車両前方向を指向するようになる。また、ブラケット50の横板部52はその表面が車両横方向を指向するようになる。
ブラケット50の横板部52には、ショルダーアンカ15が通される貫通孔52hがほぼ中央位置に形成されている。ショルダーアンカ15は、図3(A)に示すように、横板部52の貫通孔52hに通された状態で、その基端部が固定部材53により横板部52に固定される。さらに、横板部52の貫通孔52hから突出したショルダーアンカ15の先端部には、ベルト本体13を吊り支持するベルトガイド15dがブラケット50の横板部52と平行に取付けられる。
また、ブラケット50の横板部52には、図1(B)に示すように、上方に突出する突出板部52zが形成されており、その突出板部52zにリトラクタ24がボルト止めされている。
インナパネル41及びブラケット50は、図3(A)(B)に示すように、車室内側の装飾材であるピラーガーニッシュ47によって覆われている。なお、ショルダーアンカ15の先端部はピラーガーニッシュ47の貫通孔47hから突出して、その突出端部にベルトガイド15dが取付けられている。そして、ピラーガーニッシュ47とインナパネル41との間に後部ドア開閉装置(図示省略)の構成部品等を収納する空間Sが形成されている。
<本実施形態に係るシートベルト装置10の取付け構造の長所について>
本実施形態に係るシートベルト装置10の取付け構造によると、右側席におけるベルト本体13を吊り支持する支持部材(ショルダーアンカ15等)と、中央席の上体用のシートベルト装置22におけるリトラクタ24とは、共通のブラケット50に取付けられて、そのブラケット50を介してピラー40のインナパネル41に固定されている。このため、ブラケット50をショルダーアンカ15やリトラクタ24の取付けに必要な強度で、かつショルダーアンカ15等の取付け方向を満足する形状で製作すれば、ピラー40のインナパネル41の形状はショルダーアンカ15等の向きに拘束されず自由に設定できる。即ち、ピラー40は、ピラー40本来の強度に加えてブラケット50を支持できる強度を有すれば良い。このため、ピラーガーニッシュ47に覆われるインナパネル41の表面の凸状部分を上記したように無くすことが可能である。このように、必要強度でピラー40を形成した場合でも、インナパネル41の表面の凸状部分を無くすことで、ピラー40のインナパネル41とピラーガーニッシュ47との間に必要な空間Sを確保できるようになる。
また、ブラケット50の前端縁51f、後端縁52bが接合されるインナパネル41の第1接合面411e、第2接合面411bは、インナパネル41とリインフォースメント43との接合部分の近傍に設けられているため、強度が高い。したがって、ブラケット50の取付け強度を容易に確保できる。
また、インナパネル41の斜め平板部41mの表面に対して断面略L字形のブラケット50が水平方向に突出しているため、インナパネル41及びブラケット50がピラーガーニッシュ47に覆われた状態で、インナパネル41がブラケット50に対して凹んでいる分だけ広い空間Sを確保できる。
なお、図1(B)では、ピラーガーニッシュ47は省略されている。
<シートベルト装置10の取付け構造の変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ブラケット50を断面略L字形に形成する例を示したが、ショルダーアンカ15やリトラクタ24の取付け方向等に合わせて適宜変更可能である。
また、本実施形態では、インナパネル41の斜め平板部41mを平面視直線状に形成する例を示したが、斜め平板部41mを外側(リインフォースメント43側)に若干湾曲させることも可能である。
また、本実施形態では、車両右側のピラー40の上部に右側席のシートベルト装置12のショルダーアンカ15と、中央席の上体用のシートベルト装置22におけるリトラクタ24を取付ける例を示した。しかし、車両左側のピラー40の上部に左側席のシートベルト装置12のショルダーアンカ15と、中央席の上体用のシートベルト装置22におけるリトラクタ24を取付けることも可能である。
本発明の実施形態1に係るシートベルト装置の取付け構造を表す模式正面図(A図)、及び斜視図(B図)である。 シートベルト装置が使用される自動車の後部ピラーを表す斜視図である。 後部ピラーの横断面図(図1(B)のIIIA-IIIA矢視図)(A図)及び図1(B)のIIIB-IIIB矢視図(B図)である。 従来のシートベルト装置の取付け構造を表す斜視図(A図)、及び後部ピラーの横断面図(B図)である。
符号の説明
12・・・・シートベルト装置
13・・・・ベルト本体(シートベルト)
15d・・・ベルトガイド(支持部材)
15・・・・ショルダーアンカ(支持部材)
22・・・・上体用のシートベルト装置
23・・・・ベルト本体(シートベルト)
24・・・・リトラクタ
40・・・・ピラー
41・・・・インナパネル
41m・・・斜め平板部(表面が中央平面)
411e・・第1接合面
411b・・第2接合面
47・・・・ピラーガーニッシュ
50・・・・ブラケット
51・・・・前板部
51f・・・前端縁
52・・・・横板部
52b・・・後端縁

Claims (3)

  1. 車室内の左あるいは右の外側席におけるシートベルトを吊り支持する支持部材と、中央席の上体用のシートベルトを巻き取り可能、かつ前記シートベルトに所定張力が加わったときに引出しロック可能に構成されたリトラクタとを、車室内の支柱であるピラーの上部に取付けるためのシートベルト装置の取付け構造であって、
    前記支持部材と前記リトラクタとは、共通のブラケットに取付けられて、そのブラケットを介して前記ピラーに固定されていることを特徴とするシートベルト装置の取付け構造。
  2. 請求項1に記載されたシートベルト装置の取付け構造であって、
    前記ピラーは、複数のパネルが幅方向における二ヶ所で互いに接合されることにより筒状に形成されており、
    前記ブラケットの幅方向両側の端縁は、前記パネルの接合部分の近傍に固定されていることを特徴とするシートベルト装置の取付け構造。
  3. 請求項2に記載されたシートベルト装置の取付け構造であって、
    前記ピラーを構成するパネルであり、車室内側の装飾材であるピラーガーニッシュにより覆われるインナパネルの幅方向両側には、前記ブラケットの端縁が固定される第1接合面と第2接合面とが縦方向に形成されて、その第1接合面と第2接合面との間に中央平面が車両斜め前向きに形成されており、
    前記ブラケットは、表面が車両前方向を指向する前板部と、表面が車両横方向を指向して前記支持部材が取付けられる横板部とにより断面略L字形に形成されて、前記前板部の端縁、前記横板部の端縁がそれぞれ前記インナパネルの第1接合面、第2接合面に固定される構成であることを特徴とするシートベルト装置の取付け構造。
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