JP2008300963A - マイクロ波移相回路、イメージリジェクションミクサおよび直交変調器 - Google Patents

マイクロ波移相回路、イメージリジェクションミクサおよび直交変調器 Download PDF

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Abstract

【課題】入力信号である差動高周波信号から、等振幅、かつ、45°位相差の2つの差動高周波信号を安価な構成で生成することのできるマイクロ波移相回路を得る。
【解決手段】入力信号である差動高周波信号を、等振幅、かつ、45度の位相差を有する第1から第8の8つの高周波信号に分配出力する8相ポリフェーズフィルタ100と、8相ポリフェーズフィルタにより分配出力された8つの高周波信号に基づいて、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する出力信号生成回路200、210、220、230とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力信号である差動高周波信号から、等振幅で位相の異なる2つの差動高周波信号を生成するマイクロ波移相回路と、本発明のマイクロ波移相回路を適用したイメージリジェクションミクサおよび直交変調器に関する。
たとえば、従来の8相出力のポリフェーズフィルタ回路は、4個の抵抗と容量が交互に環状に接続されている第1のポリフェーズフィルタに対して、4個の抵抗と容量が交互に環状に接続されている第2のポリフェーズフィルタと、4個の抵抗と容量が交互に環状に接続されている第3のポリフェーズフィルタとを並列に接続して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、第1のポリフェーズフィルタの入力端子Vi1から差動の高周波信号の正相側を入力し、第1のポリフェーズフィルタの入力端子Vi2から差動の高周波信号の逆相側を入力すると、第1のポリフェーズフィルタが相互に90度の位相差を有する等振幅な4つの高周波信号を第2のポリフェーズフィルタおよび第3のポリフェーズフィルタに出力する。
第2のポリフェーズフィルタは、第1のポリフェーズフィルタから相互に90度の位相差を有する等振幅な4つの高周波信号を受けると、相互に90度の位相差を有する4つの高周波信号を出力する。
すなわち、第2のポリフェーズフィルタは、位相が22.5度の高周波信号、位相が112.5度の高周波信号、位相が202.5度の高周波信号、位相が292.5度の高周波信号の4つを出力する。
また、第3のポリフェーズフィルタは、第1のポリフェーズフィルタから相互に90度の位相差を有する等振幅な4つの高周波信号を受けると、相互に90度の位相差を有する4つの高周波信号を出力する。
すなわち、第3のポリフェーズフィルタは、位相が67.5度の高周波信号、位相が157.5度の高周波信号、位相が247.5度の高周波信号、位相が337.5度の高周波信号の4つを出力する。
これにより、ポリフェーズフィルタ回路から8つの高周波信号が相互に45度の位相差を有し、かつ、等振幅な信号が得られる。ただし、ポリフェーズフィルタ回路に接続される8つの負荷のインピーダンスがすべて等しい必要がある。
米国特許第6388543号明細書
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
このように、従来の8相出力のポリフェーズフィルタ回路においては、45度の位相差を有し、かつ、等振幅な8つの高周波信号を得るためには、8つの出力端子に接続される8つの負荷のインピーダンスがすべて等しくなくてはならないという問題があった。そのため、所望の45度位相差の高周波信号のみを取り出したい場合には、必要となる出力端子にのみ増幅器などを設けるわけにいかず、不要な出力端子にも同じ増幅器あるいは同等の負荷インピーダンスをもった整合回路を設けなくてはならないという課題があった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、入力信号である差動高周波信号から、等振幅、かつ、45°位相差の2つの差動高周波信号を安価な構成で生成することのできるマイクロ波移相回路を得るとともに、このマイクロ波移相回路を適用したイメージリジェクションミクサおよび直交変調器を得ることを目的とする。
本発明に係るマイクロ波移相回路は、入力信号である差動高周波信号を、等振幅、かつ、45度の位相差を有する第1から第8の8つの高周波信号に分配出力する8相ポリフェーズフィルタと、8相ポリフェーズフィルタにより分配出力された8つの高周波信号に基づいて、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する出力信号生成回路とを備えたものである。
また、本発明に係るイメージリジェクションミクサは、本発明のマイクロ波移相回路と、入力信号として差動局部発振信号および差動高周波信号を取り込み、差動局部発振信号の2倍の周波数を有する信号で差動高周波信号をミキシングし、ダウンコンバートされた差動中間周波数信号を出力する第1および第2の2つの偶高調波形ダウンミクサと、入力信号である4相の高周波信号を90度合成し、1つの差動高周波信号を出力する4相ポリフェーズフィルタとを備えたイメージリジェクションミクサであって、第1の偶高調波形ダウンミクサは、出力信号生成回路から出力される2つの差動高周波信号のうちの一方を差動局部発振信号として取り込み、差動高周波信号とのミキシングを行い、第1の差動中間周波数信号を出力し、第2の偶高調波形ダウンミクサは、出力信号生成回路から出力される2つの差動高周波信号のうちの他方を差動局部発振信号として取り込み、第1の偶高調波形ダウンミクサに入力された差動高周波信号と同一の差動高周波信号とのミキシングを行い、第1の差動中間周波数信号に対して90°位相差を持った第2の差動中間周波数信号を出力し、4相ポリフェーズフィルタは、第1の差動中間周波数信号および第2の差動中間周波数信号を4相の高周波信号として入力して90度合成し、1つの差動高周波信号を出力するものである。
さらに、本発明に係る直交変調器は、本発明のマイクロ波移相回路と、入力信号として差動局部発振信号および差動ベースバンド信号を取り込み、差動局部発振信号の2倍の周波数を有する信号で差動ベースバンド信号をミキシングし、アップコンバートされた差動高周波信号を出力する第1および第2の2つの偶高調波形アップミクサと、第1の偶高調波形アップミクサおよび第2の偶高調波形アップミクサのそれぞれから出力される差動高周波信号を同相合成し、差動高周波信号を出力する合成器とを備えた直交変調器であって、第1の偶高調波形アップミクサは、出力信号生成回路から出力される2つの差動高周波信号のうちの一方を差動局部発振信号として取り込み、差動ベースバンド信号とのミキシングを行い、第1の差動高周波信号を出力し、第2の偶高調波形アップミクサは、出力信号生成回路から出力される2つの差動高周波信号のうちの他方を差動局部発振信号として取り込み、差動ベースバンド信号とのミキシングを行い、第2の差動高周波信号を出力し、合成器は、90度位相差を持った第1の差動高周波信号および第2の差動高周波信号を同相合成して差動高周波信号を出力するものである。
本発明によれば、8相ポリフェーズフィルタの後段に、8相ポリフェーズフィルタにより分配出力された8つの高周波信号に基づいて、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する出力信号生成回路を備えることにより、入力信号である差動高周波信号から、等振幅、かつ、45°位相差の2つの差動高周波信号を安価な構成で生成することのできるマイクロ波移相回路を得るとともに、このマイクロ波移相回路を適用したイメージリジェクションミクサおよび直交変調器を得ることができる。
以下、本発明のマイクロ波移相回路、イメージリジェクションミクサおよび直交変調器の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるマイクロ波移相回路の構成図である。この図1のマイクロ波移相回路は、8相ポリフェーズフィルタ100、第1の同相合成器200、第2の同相合成器210、第3の同相合成器220、および第4の同相合成器230で構成されている。ここで、4つの同相合成器は、出力信号生成回路に相当する。
また、8相ポリフェーズフィルタ100は、差動高周波信号入力端子1a、1bと、第1の出力端子111〜第8の出力端子118を有している。そして、第1の出力端子111〜第8の出力端子118の8つの出力端子からは、相互に45度の位相差を有し、かつ、等振幅な8つの高周波信号として、第1の高周波信号〜第8の高周波信号がそれぞれ出力される。
また、第1の同相合成器200は、入力端子として第1の入力端子201および第2の入力端子202を有し、出力端子として第1の差動高周波信号出力端子2aを有している。また、第2の同相合成器210は、入力端子として第1の入力端子211および第2の入力端子212を有し、出力端子として第1の差動高周波信号出力端子2bを有している。
また、第3の同相合成器220は、入力端子として第1の入力端子221および第2の入力端子222を有し、出力端子として第2の差動高周波信号出力端子3aを有している。また、第4の同相合成器230は、入力端子として第1の入力端子231および第2の入力端子232を有し、出力端子として第2の差動高周波信号出力端子3bを有している。なお、符号の添え字a、bは、差動対、すなわち、差動の正相、逆相を示している。
次に、本実施の形態1におけるマイクロ波移相回路の動作について説明する。
差動高周波信号入力端子1a、1bから8相ポリフェーズフィルタ100に入力された差動高周波信号は、8相ポリフェーズフィルタ100の第1の出力端子111〜第8の出力端子118から、等振幅、かつ、45度の位相差を有する8つの高周波信号に分配され、出力される。
ここで、本実施の形態1におけるマイクロ波移相回路では、8相ポリフェーズフィルタ100の出力端子に4個の同相合成器が接続されている。具体的には、第1の出力端子111は、第1の同相合成器200の第1の入力端子201に接続され、第3の出力端子113は、第1の同相合成器200の第2の入力端子202に接続されている。
また、第5の出力端子115は、第2の同相合成器210の第1の入力端子211に接続され、第7の出力端子117は、第2の同相合成器210の第2の入力端子212に接続されている。
また、第2の出力端子112は、第3の同相合成器220の第1の入力端子221に接続され、第4の出力端子114は、第3の同相合成器220の第2の入力端子222に接続されている。
さらに、第6の出力端子116は、第4の同相合成器230の第1の入力端子231に接続され、第8の出力端子118は、第4の同相合成器230の第2の入力端子232に接続されている。
すなわち、8相ポリフェーズフィルタ100の第1の出力端子111〜第8の出力端子118の8つの出力端子のうち、90度位相の異なる高周波信号を出力する2つの出力端子同士がそれぞれ第1の同相合成器200〜第4の同相合成器230に接続され、90度位相の異なる2つの高周波信号が、第1の同相合成器200〜第4の同相合成器230でそれぞれ同相合成される。
図2は、本発明の実施の形態1のマイクロ波移相回路において、第1の出力端子111〜第8の出力端子118のそれぞれから出力される高周波信号と、第1の差動高周波信号出力端子2a、2b、および第2の差動高周波信号出力端子3a、3bのそれぞれから出力される高周波信号との関係をベクトル図で示したものである。この図2では、それぞれの高周波信号ベクトルに対して、端子の符号を付している。
8相ポリフェーズフィルタ100の第1の出力端子111と第3の出力端子113のそれぞれの高周波信号は、第1の同相合成器200で同相合成され、第1の差動高周波信号出力端子2aから出力される高周波信号ベクトルとなる。また、第5の出力端子115と第7の出力端子117のそれぞれの高周波信号は、第2の同相合成器210で同相合成され、第1の差動高周波信号出力端子2bから出力される高周波信号ベクトルとなる。
また、第2の出力端子112と第4の出力端子114のそれぞれの高周波信号は、第3の同相合成器220で同相合成され、第2の差動高周波信号出力端子3aから出力される高周波信号となる。また、第6の出力端子116と第8の出力端子118のそれぞれの高周波信号は、第4の同相合成器230で同相合成され、第2の差動高周波信号出力端子3bから出力される高周波信号となる。
以上のように、実施の形態1によれば、8相ポリフェーズフィルタの有する8個の出力端子に対して、同一の特性を有する4個の同相合成器が接続されており、8相ポリフェーズフィルタの有する8個の出力端子に接続される負荷インピーダンスがすべて等しくなる。この結果、8相ポリフェーズフィルタから出力される8つの高周波信号を無駄なく使用して、等振幅、かつ、45度位相差を有する差動高周波信号を得ることができるマイクロ波移相回路を、安価な構成で実現できる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2におけるマイクロ波移相回路の構成図である。この図3のマイクロ波移相回路は、8相ポリフェーズフィルタ100、第1の差動増幅器300、および第2の差動増幅器400で構成されている。ここで、2つの差動増幅器は、出力信号生成回路に相当する。
本実施の形態2のマイクロ波移相回路の構成は、先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、出力信号生成回路として、4個の同相合成器の代わりに、2個の差動増幅器が用いられている点が異なっている。図3において、先の図1と同一符号が付されたものは、同一または相当部分を示すものであり、説明を省略する。
第1の差動増幅器300は、入力端子として第1の入力端子301a、第2の入力端子302a、第3の入力端子301b、第4の入力端子302bを有し、出力端子として第1の差動高周波信号出力端子2a、2bを有している。
同様に、第2の差動増幅器400は、入力端子として第1の入力端子401a、第2の入力端子402a、第3の入力端子401b、第4の入力端子402bを有し、出力端子として第2の差動高周波信号出力端子3a、3bを有している。なお、符号の添え字a、bは、差動対、すなわち、差動の正相、逆相を示している。
次に、本実施の形態2におけるマイクロ波移相回路の動作について説明する。
差動高周波信号入力端子1a、1bから8相ポリフェーズフィルタ100に入力された差動高周波信号は、先の実施の形態1と同様に、8相ポリフェーズフィルタ100の第1の出力端子111〜第8の出力端子118から、等振幅、かつ、45度の位相差を有する8つの高周波信号に分配され、出力される。
ここで、本実施の形態2におけるマイクロ波移相回路では、8相ポリフェーズフィルタ100の出力端子に2個の差動増幅器が接続されている。具体的には、第1の出力端子111は、第1の差動増幅器300の第1の入力端子301aに接続され、第3の出力端子113は、第1の差動増幅器300の第2の入力端子302aに接続され、第5の出力端子115は、第1の差動増幅器300の第4の入力端子301bに接続され、第7の出力端子117は、第1の差動増幅器300の第3の入力端子302bに接続されている。
また、第2の出力端子112は、第2の差動増幅器400の第1の入力端子401aに接続され、第4の出力端子114は、第2の差動増幅器400の第2の入力端子402aに接続され、第6の出力端子116は、第2の差動増幅器400の第4の入力端子401bに接続され、第8の出力端子118は、第2の差動増幅器400の第3の入力端子402bに接続されている。
すなわち、8相ポリフェーズフィルタ100の第1の出力端子111〜第8の出力端子118の8つの出力端子のうち、90度位相差にある2つの出力端子とその逆相、すなわち180度位相差にある2つの出力端子が、それぞれ第1の差動増幅器300および第2の差動増幅器400に接続され、90度位相差にある差動高周波信号が、第1の差動増幅器300および第2の差動増幅器400でそれぞれ同相合成される。
先の実施の形態1で用いた図2のベクトル図を参照すると、第1の差動増幅器300においては、図2(a)に示すベクトル合成が行われ、第2の差動増幅器400においては、図2(b)に示すベクトル合成が行われることとなる。
図4は、本実施の形態2におけるマイクロ波移相回路で用いられる差動増幅器の内部回路図である。この内部回路は、第1の差動増幅器300および第2の差動増幅器400で共通である。
上述したように、図4における差動増幅器は、入力端子として第1の入力端子301a、第2の入力端子302a、第3の入力端子301b、第4の入力端子302bを有し、出力端子として第1の差動高周波信号出力端子2a、2bを有している。
さらに、この図4の差動増幅器は、第1の増幅用MOSトランジスタ303a、第2の増幅用MOSトランジスタ304a、第3の増幅用MOSトランジスタ303b、第4の増幅用MOSトランジスタ304b、第5の増幅用MOSトランジスタ305a、第6の増幅用MOSトランジスタ305b、ソースインダクタ306、第1の負荷インダクタ307a、第2の負荷インダクタ307b、第1の定電流源308a、第2の定電流源308b、および電源電圧309で構成されている。
なお、符号の添え字a、bは、差動対、すなわち、差動の正相、逆相を示している。また、素子は、それぞれ同じサイズによるものである。また、第1の増幅用MOSトランジスタ303a〜第4の増幅用MOSトランジスタ304bは、すべて同じサイズである。
次に、本実施の形態2におけるマイクロ波移相回路で用いられる差動増幅器の動作について説明する。
第1の増幅用MOSトランジスタ303aおよび第2の増幅用MOSトランジスタ304aは、ドレインおよびソース同士が接続されている。同様に、第3の増幅用MOSトランジスタ303bおよび第4の増幅用MOSトランジスタ304bも、ドレインおよびソース同士が接続されている。
そして、第1の増幅用MOSトランジスタ303aおよび第2の増幅用MOSトランジスタ304aのドレインが、第5の増幅用MOSトランジスタ305aのソースに接続されている。同様に、第3の増幅用MOSトランジスタ303bおよび第4の増幅用MOSトランジスタ304bのドレインが、第6の増幅用MOSトランジスタ305bのソースに接続されている。
さらに、第5の増幅用MOSトランジスタ305aおよび第6の増幅用MOSトランジスタ305bのゲートが、電源電圧309に接続されている。また、第5の増幅用MOSトランジスタ305aのドレインが、第1の差動高周波信号出力端子2aおよび第1の負荷インダクタ307aの一端に接続されている。
同様に、第6の増幅用MOSトランジスタ305bのドレインが、第1の差動高周波信号出力端子2bおよび第2の負荷インダクタ307bの一端に接続されている。また、第1の負荷インダクタ307aおよび第2の負荷インダクタ307bの他端は、電源電圧309に接続されている。
また、第1の増幅用MOSトランジスタ303aおよび第2の増幅用MOSトランジスタ304aのソースと、第3の増幅用MOSトランジスタ303bおよび第4の増幅用MOSトランジスタ304bのソースとの間にソースインダクタ306が接続されている。
さらに、第1の増幅用MOSトランジスタ303aおよび第2の増幅用MOSトランジスタ304aのソースに、第1の定電流源308aが接続され、第3の増幅用MOSトランジスタ303bおよび第4の増幅用MOSトランジスタ304bのソースに、第2の定電流源308bが接続されている。すなわち、第1の増幅用MOSトランジスタ303a〜第6の増幅用MOSトランジスタ305bは、カスコード接続型の差動増幅器を構成している。
第1の増幅用MOSトランジスタ303a〜第4の増幅用MOSトランジスタ304bのサイズは、すべて等しいので、第1の差動増幅器300の第1の入力端子301a〜第4の入力端子302bの入力インピーダンスは、すべて等しい。従って、第1の入力端子301aおよび第2の入力端子302aから入力された90度位相差の高周波信号は、第1の増幅用MOSトランジスタ303aおよび第2の増幅用MOSトランジスタ304aで同相合成される。
同様に、第3の入力端子301bおよび第4の入力端子302bに入力された、第1の入力端子301aおよび第2の入力端子302aに入力された90度位相差の高周波信号と逆相関係にある90度位相差の高周波信号も、第3の増幅用MOSトランジスタ303bおよび第4の増幅用MOSトランジスタ304bで同相合成される。同相合成された差動高周波信号は、所望の利得で増幅され、第1の差動高周波信号出力端子2a、2bから出力される。
以上のように、実施の形態2によれば、8相ポリフェーズフィルタの有する8個の出力端子に対して、同一の特性を有する2個の差動増幅器が接続されており、8相ポリフェーズフィルタの有する8個の出力端子に接続される負荷インピーダンスがすべて等しくなる。この結果、8相ポリフェーズフィルタから出力される8つの高周波信号を無駄なく使用して、等振幅、かつ、45度位相差を有する差動高周波信号を得ることができるマイクロ波移相回路を、安価な構成で実現できる。
なお、上述の実施の形態では、MOSトランジスタを用いた差動増幅器を示したが、MOSトランジスタには限定されず、バイポーラトランジスタなどの他のトランジスタによる差動増幅器を適用することも可能である。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3におけるイメージリジェクションミクサの構成図であり、先の実施の形態2におけるマイクロ波移相回路を適用している。この図5のイメージリジェクションミクサは、マイクロ波移相回路1とともに、第1の偶高調波形ダウンミクサ500、第2の偶高調波形ダウンミクサ600、および4相ポリフェーズフィルタ700を備えている。さらに、入力端子として、差動高周波信号入力端子4a、4bを有し、出力端子として、差動中間周波数信号出力端子5a、5bを有している。
また、第1の偶高調波形ダウンミクサ500は、差動局部発振信号入力端子501a、501b、差動高周波信号入力端子502a、502b、および差動中間周波数信号出力端子503a、503bを備えている。
同様に、第2の偶高調波形ダウンミクサ600は、差動局部発振信号入力端子601a、601b、差動高周波信号入力端子602a、602b、および差動中間周波数信号出力端子603a、603bを備えている。
また、4相ポリフェーズフィルタ700は、第1の入力端子701〜第4の入力端子704を備えている。
次に、本実施の形態3におけるイメージリジェクションミクサの動作について説明する。
マイクロ波移相回路1の第1の差動高周波信号出力端子2a、2bは、第1の偶高調波形ダウンミクサ500の差動局部発振信号入力端子501a、501bに接続されている。また、マイクロ波移相回路1の第2の差動高周波信号出力端子3a、3bは、第2の偶高調波形ダウンミクサ600の差動局部発振信号入力端子601a、601bに接続されている。
差動高周波信号入力端子4a、4bの正相側である4aに、第1の偶高調波形ダウンミクサ500の正相側の差動高周波信号入力端子502aおよび第2の偶高調波形ダウンミクサ600の正相側の差動高周波信号入力端子602aが接続されている。また、差動高周波信号入力端子4a、4bの逆相側である4bに、第1の偶高調波形ダウンミクサ500の逆相側の差動高周波信号入力端子502bおよび第2の偶高調波形ダウンミクサ600の逆相側の差動高周波信号入力端子602bが接続されている。
また、第1の偶高調波形ダウンミクサ500の正相側の差動中間周波数信号出力端子503aは、4相ポリフェーズフィルタ700の第1の入力端子701に接続され、第1の偶高調波形ダウンミクサ500の逆相側の差動中間周波数信号出力端子503bは、4相ポリフェーズフィルタ700の第3の入力端子703に接続されている。
同様に、第2の偶高調波形ダウンミクサ600の正相側の差動中間周波数信号出力端子603aは、4相ポリフェーズフィルタ700の第2の入力端子702に接続され、第2の偶高調波形ダウンミクサ600の逆相側の差動中間周波数信号出力端子603bは、4相ポリフェーズフィルタ700の第4の入力端子704に接続されている。
第1の偶高調波形ダウンミクサ500および第2の偶高調波形ダウンミクサ600は、差動局部発振信号入力端子501a、501b、および601a、601bから入力される局部発振信号の2倍の周波数を、差動高周波信号入力端子502a、502b、および602a、602bから入力される高周波信号とミキシングし、差動中間周波数信号出力端子503a、503b、および603a、603bからダウンコンバートされた差動中間周波数信号を出力する。
差動局部発振信号入力端子501a、501b、および601a、601bから入力される局部発振信号は、45度位相差で入力されるので、高周波信号とミキシングされる2倍の周波数においては、位相差も2倍され、中間周波数信号は、90度位相差を持つことになる。
90度位相差を持った差動中間周波数信号出力端子503a、503b、および603a、603bから出力される中間周波数信号は、4相ポリフェーズフィルタ700で90度合成され、イメージ信号が抑圧され、所望の中間周波数信号が差動中間周波数信号出力端子5a、5bから出力されることとなる。
以上のように、実施の形態3によれば、先の実施の形態2によるマイクロ波移相回路を用いて45度移相器を実現しているため、偶高調波形ミクサと組み合わせることで,局部発振信号周波数を半分にでき、半導体集積回路において、周波数が低い分、十分な局部発振信号電力を低消費電流に実現し易い。
なお、上述の実施の形態3では、先の実施の形態2のマイクロ波移相回路を用いて45度位相差を実現した場合について説明したが、先の実施の形態1のマイクロ波移相回路を用いても同様の効果を得ることができる。
また、先の図5では、イメージリジェクションミクサを実現しているが、4相ポリフェーズフィルタ700を除去し、差動中間周波数信号出力端子503a、503b、および603a、603bから直接ダウンコンバートされたベースバンド信号を出力として取り出すことで、直交復調器を実現することもできる。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4における直交変調器の構成図であり、先の実施の形態2におけるマイクロ波移相回路を適用している。この図6の直交変調器は、マイクロ波移相回路1とともに、第1の偶高調波形アップミクサ800および第2の偶高調波形アップミクサ800を備えている。さらに、出力端子として、差動高周波信号出力端子6a、6bを有している。
また、第1の偶高調波形アップミクサ800は、差動局部発振信号入力端子801a、801b、差動ベースバンド信号入力端子802a、802b、および差動高周波信号出力端子803a、803bを備えている。
同様に、第2の偶高調波形アップミクサ900は、差動局部発振信号入力端子901a、901b、差動ベースバンド信号入力端子902a、902b、および差動高周波信号出力端子903a、903bを備えている。
次に、本実施の形態4における直交変調器の動作について説明する。
マイクロ波移相回路1の第1の差動高周波信号出力端子2a、2bは、第1の偶高調波形アップミクサ800の差動局部発振信号入力端子801a、801bに接続されている。また、マイクロ波移相回路1の第2の差動高周波信号出力端子3a、3bは、第2の偶高調波形アップミクサ900の差動局部発振信号入力端子901a、901bに接続されている。
第1の偶高調波形アップミクサ800の正相側の差動高周波信号出力端子803a、および第2の偶高調波形アップミクサ900の正相側の差動高周波信号出力端子903aは、正相側の差動高周波信号出力端子6aに接続されている。また、第1の偶高調波形アップミクサ800の逆相側の差動高周波信号出力端子803bおよび第2の偶高調波形アップミクサ900の逆相側の差動高周波信号出力端子903bは、逆相側の差動高周波信号出力端子6bに接続されている。
第1の偶高調波形アップミクサ800および第2の偶高調波形アップミクサ900は、差動局部発振信号入力端子801a、801b、および901a、901bから入力される差動局部発振信号の2倍の周波数を、差動ベースバンド信号入力端子802a、802b、および902a、902bから入力されるベースバンド信号とミキシングし、差動高周波信号出力端子803a、803b、および903a、903bからアップコンバートされた高周波信号を出力する。
差動局部発振信号入力端子801a、801b、および901a、901bから入力される差動局部発振信号は、互いに45度の位相差を有して入力されるので、ベースバンド信号とミキシングされる2倍の周波数においては、位相差も2倍され、出力される差動高周波信号は、90度位相差を持つことになる。
90度位相差を持った差動高周波信号出力端子803a、803b、および903a、903bから出力される高周波信号は、同相合成されるので、イメージ信号が抑圧され、所望の高周波信号が差動高周波信号出力端子6a、6bから出力されることとなる。
以上のように、実施の形態4によれば、先の実施の形態2によるマイクロ波移相回路を用いて45度移相器を実現しているため、局部発振信号の信号周波数が半分の偶高調波形アップミクサと組み合わせることができ、イメージ信号が抑圧された所望の高周波信号を得ることができる。半導体集積回路において、周波数が低い分、十分な局部発振信号電力を低消費電流に実現し易い。
なお、上述の実施の形態3では、先の実施の形態2のマイクロ波移相回路を用いて45度位相差を実現した場合について説明したが、先の実施の形態1のマイクロ波移相回路を用いても同様の効果が得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるマイクロ波移相回路の構成図である。 本発明の実施の形態1のマイクロ波移相回路において、第1の出力端子〜第8の出力端子のそれぞれから出力される高周波信号と、第1の差動高周波信号出力端子および第2の差動高周波信号出力端子のそれぞれから出力される高周波信号との関係をベクトル図で示したものである。 本発明の実施の形態2におけるマイクロ波移相回路の構成図である。 本実施の形態2におけるマイクロ波移相回路で用いられる差動増幅器の内部回路図である。 本発明の実施の形態3におけるイメージリジェクションミクサの構成図である。 本発明の実施の形態4における直交変調器の構成図である。
符号の説明
1 マイクロ波移相回路、1a、1b 差動高周波信号入力端子、2a、2b 第1の差動高周波信号出力端子、3a、3b 第2の差動高周波信号出力端子、4a、4b 差動高周波信号入力端子、5a、5b 差動中間周波数信号出力端子、6a、6b 差動高周波信号出力端子、100 8相ポリフェーズフィルタ、111〜118 出力端子、200、210、220、230 同相合成器(出力信号生成回路)、201、211、221、231 第1の入力端子、202、212、222、232 第2の入力端子、300、400 差動増幅器(出力信号生成回路)、301a、401a 第1の入力端子、301b、401b 第2の入力端子、302a、402a 第3の入力端子、302b、402b 第4の入力端子、303a、304a、303b、304b、305a、305b 増幅用MOSトランジスタ、306 ソースインダクタ、307a、307b 負荷インダクタ、308a、308b 定電流源、309 電源電圧、500、600 偶高調波形ダウンミクサ、501a、501b、601a、601b 差動局部発振信号入力端子、502a、502b、602a、602b 差動高周波信号入力端子、503a、503b、603a、603b 差動中間周波数信号出力端子、700 4相ポリフェーズフィルタ、701〜704 入力端子、800、900 偶高調波形アップミクサ、801a、801b、901a、901b 差動中間周波数信号入力端子、802a、802b、902a、902b 差動ベースバンド信号入力端子、803a、803b、903a、903b 差動高周波信号出力端子。

Claims (5)

  1. 入力信号である差動高周波信号を、等振幅、かつ、45度の位相差を有する第1から第8の8つの高周波信号に分配出力する8相ポリフェーズフィルタと、
    前記8相ポリフェーズフィルタにより分配出力された前記8つの高周波信号に基づいて、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する出力信号生成回路と
    を備えたことを特徴とするマイクロ波移相回路。
  2. 請求項1に記載のマイクロ波移相回路において、
    前記出力信号生成回路は、入力信号として取り込んだ2つの高周波信号を同相合成して1つの差動高周波信号を出力信号として生成する第1から第4の4つの同相合成器で構成され、
    前記第1の同相合成器は、前記8相ポリフェーズフィルタの第1の高周波信号と、前記第1の高周波信号に対して90°位相差を持った第3の高周波信号とを入力信号として同相合成し、正相側の第1の差動高周波信号を出力信号として生成し、
    前記第2の同相合成器は、前記第1の高周波信号に対して180°位相差を持った第5の高周波信号と、前記第5の高周波信号に対して90°位相差を持った第7の高周波信号とを入力信号として同相合成し、逆相側の第1の差動高周波信号を出力信号として生成し、
    前記第3の同相合成器は、前記第1の高周波信号に対して45°位相差を持った第2の高周波信号と、前記第2の高周波信号に対して90°位相差を持った第4の高周波信号とを入力信号として同相合成し、正相側の第2の差動高周波信号を出力信号として生成し
    前記第4の同相合成器は、前記第2の高周波信号に対して180°位相差を持った第6の高周波信号と、前記第6の高周波信号に対して90°位相差を持った第8の高周波信号とを入力信号として同相合成し、逆相側の第2の差動高周波信号を出力信号として生成する
    ことにより、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する
    ことを特徴とするマイクロ波移相回路。
  3. 請求項1に記載のマイクロ波移相回路において、
    前記出力信号生成回路は、入力信号として取り込んだ4つの高周波信号から2対の差動高周波信号を同相合成して、所望の利得で増幅された1つの差動高周波信号を出力信号として生成する第1と第2の2つの差動増幅器で構成され、
    前記第1の差動増幅器は、前記8相ポリフェーズフィルタの第1の高周波信号と、前記第1の高周波信号に対して90°位相差を持った第3の高周波信号とを1対目の差動高周波信号として入力して同相合成し、正相側の第1の差動高周波信号を出力信号として生成するとともに、前記第1の高周波信号に対して180°位相差を持った第5の高周波信号と、前記第5の高周波信号に対して90°位相差を持った第7の高周波信号とを2対目の差動高周波信号として入力して同相合成し、逆相側の第1の差動高周波信号を出力信号として生成し、
    前記第2の差動増幅器は、前記第1の高周波信号に対して45°位相差を持った第2の高周波信号と、前記第2の高周波信号に対して90°位相差を持った第4の高周波信号とを1対目の差動高周波信号として入力して同相合成し、正相側の第2の差動高周波信号を出力信号として生成するとともに、前記第2の高周波信号に対して180°位相差を持った第6の高周波信号と、前記第6の高周波信号に対して90°位相差を持った第8の高周波信号とを2対目の差動高周波信号として入力して同相合成し、逆相側の第2の差動高周波信号を出力信号として生成する
    ことにより、等振幅、かつ、45度の位相差を有する2つの差動高周波信号を出力信号として生成する
    ことを特徴とするマイクロ波移相回路。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマイクロ波移相回路と、
    入力信号として差動局部発振信号および差動高周波信号を取り込み、前記差動局部発振信号の2倍の周波数を有する信号で前記差動高周波信号をミキシングし、ダウンコンバートされた差動中間周波数信号を出力する第1および第2の2つの偶高調波形ダウンミクサと、
    入力信号である4相の高周波信号を90度合成し、1つの差動高周波信号を出力する4相ポリフェーズフィルタと
    を備えたイメージリジェクションミクサであって、
    前記第1の偶高調波形ダウンミクサは、前記出力信号生成回路から出力される前記2つの差動高周波信号のうちの一方を前記差動局部発振信号として取り込み、差動高周波信号とのミキシングを行い、第1の差動中間周波数信号を出力し、
    前記第2の偶高調波形ダウンミクサは、前記出力信号生成回路から出力される前記2つの差動高周波信号のうちの他方を前記差動局部発振信号として取り込み、前記第1の偶高調波形ダウンミクサに入力された差動高周波信号と同一の差動高調波信号とのミキシングを行い、前記第1の差動中間周波数信号に対して90°位相差を持った第2の差動中間周波数信号を出力し、
    前記4相ポリフェーズフィルタは、前記第1の差動中間周波数信号および前記第2の差動中間周波数信号を4相の高周波信号として入力して90度合成し、前記1つの差動高周波信号を出力する
    ことを特徴とするイメージリジェクションミクサ。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマイクロ波移相回路と、
    入力信号として差動局部発振信号および差動ベースバンド信号を取り込み、前記差動局部発振信号の2倍の周波数を有する信号で前記差動ベースバンド信号をミキシングし、アップコンバートされた差動高周波信号を出力する第1および第2の2つの偶高調波形アップミクサと、
    前記第1の偶高調波形アップミクサおよび前記第2の偶高調波形アップミクサのそれぞれから出力される差動高周波信号を同相合成し、差動高周波信号を出力する合成器と
    を備えた直交変調器であって、
    前記第1の偶高調波形アップミクサは、前記出力信号生成回路から出力される前記2つの差動高周波信号のうちの一方を前記差動局部発振信号として取り込み、差動ベースバンド信号とのミキシングを行い、第1の差動高周波信号を出力し、
    前記第2の偶高調波形アップミクサは、前記出力信号生成回路から出力される前記2つの差動高周波信号のうちの他方を前記差動局部発振信号として取り込み、差動ベースバンド信号とのミキシングを行い、第2の差動高周波信号を出力し、
    前記合成器は、90度位相差を持った前記第1の差動高周波信号および前記第2の差動高周波信号を同相合成して差動高周波信号を出力する
    ことを特徴とする直交変調器。
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