JPH10224152A - バランス型ミキサのミキシング方法と回路 - Google Patents

バランス型ミキサのミキシング方法と回路

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JPH10224152A
JPH10224152A JP2250797A JP2250797A JPH10224152A JP H10224152 A JPH10224152 A JP H10224152A JP 2250797 A JP2250797 A JP 2250797A JP 2250797 A JP2250797 A JP 2250797A JP H10224152 A JPH10224152 A JP H10224152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクトコンバージョン方式のミキサの出
力中の直流成分を抑制する。 【解決手段】 2個の負荷抵抗1a,1bと、電流源ト
ランジスタ2と、各コレクタがそれぞれ負荷抵抗1a,
1bに接続され、各エミッタ同士が共に電流源トランジ
スタ2のコレクタに接続された2個の差動トランジスタ
3a,3bとからなるバランス形ミキサにおいて、受信
したRF信号を入力端子4から電流源トランジスタ2の
ベースに入力し、RF信号の搬送波の周波数に等しく設
定して局部発振器で生成した正相と逆相のローカル信号
を2つの入力端子5a,5bから各差動トランジスタ3
a,3bのベースにそれぞれ入力する。各負荷抵抗1
a,1bとコレクタとの接続点から2つの変換信号を差
信号生成部7に入力し、2つの変換信号の差の信号を出
力信号として出力端子8から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RF入力信号とロ
ーカル入力信号とを混合するミキサに関し、特にローカ
ル入力信号の周波数がRF入力信号の搬送波周波数に等
しいバランス型のダイレクト・コンバージョン方式のミ
キサに関する。
【0002】
【従来の技術】ローカル入力信号の周波数をRF入力信
号の搬送波周波数に等しくするダイレクト・コンバージ
ョン方式のバランス型ミキサは、高周波のフィルタが不
要になり、必要なローパスフィルタのカットオフ周波数
もディジタルフィルタの適用可能な周波数帯域になるの
で、集積回路化に適しており、将来有望な技術として期
待されている。
【0003】従来のダイレクト・コンバージョン方式の
ミキサの1例を図9に示す。
【0004】このミキサは、電流源トランジスタ2と、
2個の負荷抵抗1a,1b及び差動トランジスタ3a,
3bとからなるバランス型ミキサで、2個の差動トラン
ジスタ3a,3bは、コレクタがそれぞれ各負荷抵抗1
a,1bを介して電源9に接続され、エミッタ同士の接
続点が電流源トランジスタ2のコレクタに接続されてい
る。
【0005】受信したRF信号はRF信号入力端子4か
ら電流源トランジスタ2のベースに入力され、局部発振
器で生成されたローカル信号は、180度の位相差を持
つ2つのローカル信号として端子5a、5bから各差動
トランジスタ3a,3bのベースにそれぞれ入力され
る。この局部発振器で生成されたローカル信号の周波数
がRF信号の搬送波と同じ周波数に設定されているの
で、受信したRF信号はこのミキサにより直接ベースバ
ンド信号に変換されて、負荷抵抗1aと差動トランジス
タ3a、または負荷抵抗1bと差動トランジスタ3b、
のいずれか一方の接続点から出力端子8を経て出力され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のミキ
サは、相互変調歪みや素子の非直線性に伴うバイアス変
動等により、出力にベースバンド信号以外の直流成分が
出力されてしまうという問題がある。
【0007】ここで、直流成分の発生機構について説明
する。
【0008】入力電圧をV、電流をIとすると、トラン
ジスタの電圧・電流特性は、級数展開することにより数
式1で表される。
【0009】
【数1】 入力電圧Vが、中心値V0 、振幅VA 、角周波数ωとし
て数式2で表されるとき、
【0010】
【数2】 電流Iは、数式3となる。
【0011】
【数3】 直流成分c0 は、数式3をフーリエ級数展開したときの
0次の係数として数式4で表される。
【0012】
【数4】 ここで、積分項は、係数lが奇数のときは0となり、偶
数のときは0以外の値となる。
【0013】従来のミキサにおいて直流成分が出力され
る根本的な原因は、この電流電圧特性の偶数次の項によ
るものであり、この直流成分は信号振幅に依存して変化
する。特に、ダイレクト・コンバージョン方式において
は、中間周波数に変換する他の方式とは異なり、バンド
パスフィルタやハイパスフィルタ等を用いてこの直流成
分を除去することができないので、周波数変換後の信号
がそのまま出力されてしまうという問題がある。
【0014】図10は、出力信号と直流成分のパワー
の、RF信号のパワーに対する依存性を示すもので、図
9の回路について、ローカル信号の周波数を1.000
0GHz、RF信号の周波数を1.0005GHzとし
て、ハーモニック・バランス法によるシミュレーション
を行なった結果である。例えば、RF入力が−40dB
mのとき、直流出力が−60dBmであることを示して
いる。
【0015】そこで、その解決方法として、図11に示
す回路が1995年のISSCC、Technical Digest、
pp.138に開示された。
【0016】この第2の従来例の回路は、基本的には上
述の第1の従来例と同様なシングルバランス型のミキサ
であるが、端子4から入力されるRF信号が、電流源ト
ランジスタ2のベースではなく、容量6を介して電流源
トランジスタ2のコレクタに入力されている点が第1の
従来例と異なる。この回路は、差動部に流れる一定の電
流にRF信号を重畳する形になるので、第1の従来例よ
りは電流源トランジスタ2の非直線性に伴う直流成分の
出力を抑制することができる。図12は、その出力信号
レベルの入力RF信号電力依存性を示すグラフで、この
第2の従来例においてもRF入力が−40dBmのと
き、直流出力が−90dBmとなり、相互変調歪みに起
因した直流成分の抑制効果はなお不十分である。
【0017】本発明の目的は、上述の従来の問題点を改
善し、出力中のベースバンド信号成分以外の直流成分を
抑制することのできるダイレクトコンバージョン方式の
ミキサを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のバランス型ミキ
サのミキシング方法は、2個の差動信号を取り出す手順
と、取り出された2個の差動信号の差信号を生成して出
力する手順とを有する。
【0019】本発明のバランス型ミキサは、2組のトラ
ンジスタの各コレクタと負荷素子との接続点からそれぞ
れ差動信号を取り出す手段と、取り出された差動信号の
両者の差信号を生成して出力する手段とを有する。
【0020】2組のトランジスタは、バイポーラトラン
ジスタでも電解効果トランジスタでもよい。
【0021】また、無信号時の出力電圧は、0Vである
ことが望ましい。
【0022】2組のトランジスタから取り出した2つの
差動信号は、第1の差動増幅部を介して第2の差動増幅
部で無信号時の出力レベルとを比較してその差の信号を
出力するのがよい。この第2の増幅部は、演算増幅器で
あることが望ましい。
【0023】無信号時の出力レベルが、第1の差動増幅
部の電流源トランジスタとカレントミラー接続されたト
ランジスタと抵抗の回路によって生成されてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は本発明の第1実施例の回路図、図2
は第1実施例の出力信号レベルの入力RF信号電力依存
性を示すグラフである。
【0026】図1において、本発明による第1実施例の
ミキサは、電流源トランジスタ2と、2個の負荷抵抗1
a,1bと、各コレクタがそれぞれ負荷抵抗1a,1b
の一端に接続され、各エミッタ同士が共に電流源トラン
ジスタ2のコレクタに接続された2個の差動トランジス
タ3a,3bとからなる従来と同様なバランス形ミキサ
に対して、受信したRF信号がRF入力端子4から電流
源トランジスタ2のベースに入力され、RF信号の搬送
波と同一の周波数に設定されたローカル信号を局部発振
器で生成した正相の信号とその逆相の2つのローカル信
号が入力端子5a,5bから各差動トランジスタ3a,
3bのベースにそれぞれ入力される。そして、変換され
た信号は、各負荷抵抗1a,1bと差動トランジスタ3
a,3bとの接続点からそれぞれ出力される。これらの
2つの変換信号は、差信号生成部7に入力されて、出力
信号として2つの変換信号の差の信号が出力端子8から
出力される。
【0027】このように、受信したRF信号の搬送波に
等しい周波数の正相および逆相の信号をローカル信号と
して、受信したRF信号と共にバランス形ミキサに入力
し、バランス形ミキサから2個の変換信号を取り出して
その差信号を生成、出力することにより、出力信号中の
直流成分を抑制することができる。
【0028】すなわち、この回路の出力信号は、各トラ
ンジスタ3a,3bの電流Ia,Ibと負荷抵抗1a,
1bの抵抗値Ra,Rbとの積である2つの電圧の差に
よる信号であり、各トランジスタ3a,3bには逆相の
信号が入力されるので、出力VOUT は数式1を用いて次
の数式5のように表される。
【0029】
【数5】 さらに、係数kが奇数の場合の項のみが残されるので、
【0030】
【数6】 となる。ここで、直流成分は、数式4で説明したように
偶数成分によるものであったが、本発明によるとこの偶
数成分が消去されて直流成分が出力されなくなることが
判る。
【0031】図2は、第1実施例において、出力信号と
直流成分のパワーの、入力RF信号のパワーに対する依
存性を示すもので、ローカル信号の周波数を1.000
0GHz、RF信号の周波数を1.0005GHzとし
て、ハーモニック・バランス法によるシミュレーション
を行なった結果である。
【0032】第1の従来例について同様に行なった図1
0の結果と比較すると、RF入力が−40dBmのと
き、従来例の直流出力が−60dBmであったのに対し
て、本発明によるものは−125dBmであって、直流
出力は本発明による方が65dBも抑制されていること
が判る。
【0033】
【実施例】次に、本発明の第2の実施例について図3及
び図4を参照して説明する。この第2の実施例は、第2
の従来例の回路に本発明を適用したものである。
【0034】第2実施例においては、図3に示すよう
に、正相・逆相のローカル信号が入力され、双方の負荷
抵抗1a,1bとの接続点から変換信号が出力される1
組の差動トランジスタ3a,3bの回路部分は第1実施
例と同様であるが、受信したRF信号が端子4から電流
源トランジスタ2のコレクタに入力されている点が第1
実施例と異なる。
【0035】図4は、この第2実施例について、第1実
施例と同様の条件でハーモニックバランス法でシミュレ
ーションを行なった結果である。第2の従来例と比較す
ると、RF入力−40dBmのとき、第2の従来例にお
いては−90dBmの直流出力であったが本発明の第2
実施例では−120dBmとなり、直流出力の抑制効果
が従来例に比較して約30dBの改善となる。
【0036】次に、本発明の第3の実施例について図5
を参照して説明する。
【0037】第3の実施例は、第1実施例の差信号生成
部7を差動増幅部10と演算増幅部20により構成した
もので、差動増幅部10は、ミキサ部と同様の構成の電
流源トランジスタ12と、2個の負荷抵抗11a,11
b及び差動トランジスタ13a,13bとから構成され
る。この差動増幅部10は、ミキサ部の2つの出力が各
差動トランジスタ13a,13bのそれぞれのベースに
接続され、ミキサ部の2個の負荷抵抗1a,1bの電圧
の差を一方の差動トランジスタ13aのコレクタと負荷
抵抗11aとの接続点から演算増幅器21の一方の入力
端子に出力する。演算増幅器21は、他方の入力端子に
参照電圧25として差動増幅部10の電流源電流と負荷
抵抗の積の1/2の電圧が入力され、バイアス成分の除
去も行なっている。この第3の実施例では、−40dB
mのRF入力信号として上述と同様のシミュレーション
を行なったところ、直流出力が−110dBmの結果を
得た。すなわち、第1の従来例の−60dBmに対し
て、約50dBmの改善となる。
【0038】図6は、本発明の第4の実施例で、第3実
施例の演算増幅部20の参照電圧25を負荷抵抗32と
電流源トランジスタ31からなる参照電圧発生部30に
置換したものである。この電流源トランジスタ31と差
動増幅部10の電流源トランジスタ14とをカレントミ
ラー接続することにより、演算増幅部20に差動増幅部
10の直流バイアス電圧が供給され、この結果演算増幅
部10の出力からバイアス成分が除去される。
【0039】図7は、本発明の第5の実施例で、第1実
施例の差信号生成部7を4個の抵抗器22,23,2
7,28と演算増幅器21からなる差動増幅部20によ
り構成するものである。この構成では、前述のシミュレ
ーションで直流出力は−100dBmとなった。
【0040】図8は、本発明の第6の実施例で、ミキサ
部のトランジスタを高周波特性に優れたGaAsFET
3c,3dを用いて構成したものである。このミキサで
は、受信したRF信号が各差動FET3c,3dのソー
スに接続された電流源FET2bのゲートに入力され、
局部発振器で生成されたRF信号と同じ周波数で正相と
逆相のローカル信号が各差動FET3c,3dのゲート
に入力される。ミキサ部の出力は、各々が負荷抵抗1
a,1bに接続された各差動FET3c,3dのドレイ
ンから差動増幅部20に入力される。この差動増幅部2
0は、ミキサ部の2個の負荷抵抗1a,1bの電圧の差
を出力するように動作し、前述の各実施例と同様に直流
成分の原因となる偶数次の出力を除去し、不要な直流成
分の出力が低減される。この構成では、前述のシミュレ
ーションにおいて、出力の直流成分は−120dBmが
得られた。
【0041】本発明は、上述の実施例のようにミキサ部
のトランジスタがバイポーラ・トランジスタやGaAs
FETのみならず、シリコンMOSFETであっても同
様の効果を得ることができる。
【0042】また、ミキサのローカル信号の周波数を入
力されるRF信号の搬送波の周波数と等しくするダイレ
クトコンバージョン方式において、上述のように本発明
を適用することにより、出力信号中に含まれるベースバ
ンド信号成分以外の直流成分を抑制できるので、ダイレ
クトコンバージョン方式のミキサの周波数変換特性を向
上して、IC化された携帯型電話機等の装置の小型化、
軽量化に対して多大の貢献が期待できる。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明は、ダイレクト・コ
ンバージョン方式のバランス型ミキサにおいて、RF信
号とRF信号の搬送波周波数に等しい周波数のローカル
信号とを2個のトランジスタからなる差動トランジスタ
回路に入力して、2個のトランジスタからそれぞれ差動
信号を出力し、出力された2個の差動信号からそれらの
差信号を生成して変換信号として出力することにより、
出力信号中の偶数成分が消去されて、出力中のベースバ
ンド信号成分以外の直流成分を抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1実施例の出力信号レベルの入力R
F信号電力依存性を示すグラフである。
【図3】本発明の第2実施例の回路図である。
【図4】本発明の第2実施例の出力信号レベルの入力R
F信号電力依存性を示すグラフである。
【図5】本発明の第3実施例の回路図である。
【図6】本発明の第4実施例の回路図である。
【図7】本発明の第5実施例の回路図である。
【図8】本発明の第6実施例の回路図である。
【図9】従来のミキサの1例の回路図である。
【図10】従来のミキサの1例の出力信号レベルの入力
RF信号電力依存性を示すグラフである。
【図11】従来のミキサの他の例の回路図である。
【図12】従来のミキサの他の例の出力信号レベルの入
力RF信号電力依存性を示すグラフである。
【符号の説明】
1a,1b,11a,11b,32 負荷抵抗 2,2a,12 電流源トランジスタ 3a〜3d,13a,13b 差動トランジスタ 4 RF信号入力端子 5a,5b ローカル信号入力端子 6 コンデンサ 7 差信号生成部 8 出力端子 9 電源 10 差動増幅部 20 演算増幅部 21 演算増幅器 22,23,24,27,28 抵抗器 25,31 参照電源 30 参照電圧発生部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイレクト・コンバージョン方式のバラ
    ンス型ミキサのRF信号とローカル信号とのミキシング
    方法において、 2個の差動信号を取り出す手順と、 前記取り出された2個の差動信号の差信号を生成して出
    力する手順とを有することを特徴とするバランス型ミキ
    サのミキシング方法。
  2. 【請求項2】 入力されるRF信号の重畳された電流源
    と、2組のトランジスタの各コレクタがそれぞれ負荷素
    子を介して電源に接続され、エミッタ同士が共に前記電
    流源に接続され、各ベースに前記RF信号の搬送波周波
    数に等しい周波数の正相とその逆相のローカル信号が入
    力される差動トランジスタ回路とを含み、前記RF信号
    と前記ローカル信号とを混合して変換した信号を出力す
    るダイレクト・コンバージョン方式のバランス型ミキサ
    において、 前記2組のトランジスタの各コレクタと負荷素子との接
    続点からそれぞれ差動信号を取り出す手段と、 前記取り出された差動信号の両者の差信号を生成して出
    力する手段とを有することを特徴とするバランス型ミキ
    サ。
  3. 【請求項3】 差動トランジスタ回路が、各トランジス
    タのドレインが各負荷素子の一端に接続され、ソース同
    士が共にRF信号の重畳された電流源に接続され、各ゲ
    ートに互いに逆相のローカル信号が入力される2個の電
    解効果トランジスタからなり、前記2つの差動信号が前
    記各負荷素子とドレインとの接続点から出力される請求
    項2に記載のバランス型ミキサ。
  4. 【請求項4】 無信号時の出力レベルが0Vである請求
    項2または3に記載のバランス型ミキサ。
  5. 【請求項5】 前記各トランジスタから取り出された2
    個の差動信号を入力する第1の差動増幅部と、 前記第1の差動増幅部の出力を入力して、無信号時の出
    力レベルとを比較してその差の信号を出力する第2の差
    動増幅部とを有する請求項4に記載のバランス型ミキ
    サ。
  6. 【請求項6】 前記無信号時の出力レベルが、前記第1
    の差動増幅部の電流源トランジスタとカレントミラー接
    続されたトランジスタと抵抗の回路によって生成される
    請求項5に記載のバランス型ミキサ。
  7. 【請求項7】 前記第2の差動増幅部が演算増幅器であ
    る請求項5に記載のバランス型ミキサ。
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