JP2008300650A - 半導体光素子の製造方法 - Google Patents

半導体光素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008300650A
JP2008300650A JP2007145495A JP2007145495A JP2008300650A JP 2008300650 A JP2008300650 A JP 2008300650A JP 2007145495 A JP2007145495 A JP 2007145495A JP 2007145495 A JP2007145495 A JP 2007145495A JP 2008300650 A JP2008300650 A JP 2008300650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
protrusion
semiconductor
resist layer
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007145495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5082593B2 (ja
Inventor
Toshio Nomaguchi
俊夫 野間口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2007145495A priority Critical patent/JP5082593B2/ja
Priority to US12/081,249 priority patent/US8038893B2/en
Publication of JP2008300650A publication Critical patent/JP2008300650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082593B2 publication Critical patent/JP5082593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/02041Cleaning
    • H01L21/02057Cleaning during device manufacture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】除去可能な突起物を把握でき、半導体層の表面から突出する突起物を適切に除去することができる半導体光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】この半導体光素子の製造方法では、表面処理工程において、エッチングによってキャップ層5の表面から除去される突起物は、キャップ層5の表面に形成されたレジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2に限定される。したがって、形成するレジスト層22の厚さに基づいて、除去可能な突起物の高さを予め把握できるので、過不足のないエッチングによって、キャップ層5の表面から突出する突起物を適切に除去できる。レジスト層22の厚さを変えながらステップS11〜S17を繰り返すことにより、ウエハの不必要なエッチングを防止しつつ、突起物をより完全に除去できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体光素子の製造方法に関する。
半導体光素子を構成する各半導体層の形成には、有機金属気相成長法(MOCVD)といった結晶成長が広く用いられている。このような結晶成長では、成長炉の内壁等に付着した生成物などに起因する突起物(フレーク)が半導体層の表面に発生する場合がある。また、フレーク上に更に半導体層が積層されていくと、フレークを核とする突起物が異常成長することもある。
このような突起物を放置して製造プロセスを進めると、フォトリソグラフィーで用いるマスクに突起物が当たることにより、ウエハにクラックが生じたり、砕けた突起物が飛散して半導体層の表面が汚染されたりすることが生じ得る。これに対し、例えば特許文献1に記載の半導体光素子の製造方法では、MOCVDによる1回目のエピタキシャル結晶成長の後、ウエハの表面を硝酸によって処理することにより、半導体層の表面から突起物を除去している。また、硝酸処理にあたって半導体層の表面にダミー層を設けておくことで、ウエハ自体がエッチングされることを抑制している(特許文献1の図5参照)。
特開平9−51143号公報
半導体光素子の製造プロセスにおいて、形成された半導体層の表面からどの程度の大きさの突起物が突出しているかを実際に確認することは困難である。上述した従来の半導体光素子の製造方法のような手法では、突起物の除去の程度を把握することが難しく、半導体層の表面処理を過不足なく行うことは困難である。表面処理が不足すると突起物が完全に除去されず、表面処理が過剰になるとウエハが不必要にエッチングされてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、除去可能な突起物を把握でき、半導体層の表面から突出する突起物を適切に除去することができる半導体光素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る半導体光素子の製造方法は、半導体基板の一面側に複数層の半導体層をエピタキシャル成長させる半導体層成長工程と、半導体層の最表面から突出する突起物の先端側が露出するように、最表面に所定厚さのマスク層を形成するマスク層形成工程と、マスク層を用いることにより、突起物を所定のエッチャントでエッチングする突起物除去工程と、突起物をエッチングした後、マスク層を最表面から除去するマスク層除去工程とを備えたことを特徴としている。
この半導体光素子の製造方法では、半導体層の最表面から突出する突起物の先端側が露出するように所定厚さのマスク層を形成し、このマスク層を用いて突起物をエッチングする。突起物除去工程で除去される突起物は、マスク層形成工程で半導体層の最表面に形成されたマスク層の厚さよりも高い突起物に限定される。したがって、この半導体光素子の製造方法では、形成するマスク層の厚さに基づいて、除去可能な突起物の高さを予め把握できるので、過不足のない表面処理によって半導体層の最表面から突出する突起物を適切に除去することが可能となる。
また、マスク層形成工程は、半導体層の最表面に所定厚さのレジスト層をスピンナで塗布する工程を備え、突起物除去工程において、レジスト層をマスク層として突起物を所定のエッチャントでエッチングすることが好ましい。本発明者らは、スピンナでレジスト層を塗布する場合、突起物の先端側には、レジスト層が殆ど塗布されないことを見出した。したがって、この方法では、突起物の先端側をレジスト層から容易に露出させることができる。また、スピンナの回転数の制御により、レジスト層の厚さを容易に調整することができる。
また、マスク層形成工程は、突起物を覆うように半導体層の最表面に絶縁層を形成する工程と、絶縁層に覆われた突起物の先端側が露出するように、絶縁層上に所定厚さのレジスト層をスピンナで塗布する工程と、レジスト層をマスクとして絶縁層をエッチングし、突起物の先端側を絶縁層から露出させる工程とを備え、突起物除去工程において、レジスト層を除去した後、絶縁層をマスク層として突起物を所定のエッチャントでエッチングすることが好ましい。この方法においても、絶縁層に覆われた突起物の先端側をレジスト層から簡単に露出させることができる。また、スピンナの回転数の制御により、レジスト層の厚さを容易に調整することができる。さらに、ウエハのエッチング耐性を向上させることができる。
また、マスク層形成工程は、レジスト層を形成した後、突起物の先端側をデスカム処理する工程を更に備えたことが好ましい。この場合、突起物の先端側をより確実にレジスト層から露出させることができる。
また、最表面に形成するマスク層の厚さを段階的に小さくしながら、マスク層形成工程、突起物除去工程、及びマスク層除去工程を複数回繰り返すことが好ましい。こうすると、半導体層の最表面から突出する突起物の高さが異なる場合であっても、これらの突起物を適切に除去することができる。
本発明に係る半導体レーザの製造方法によれば、除去可能な突起物を把握でき、半導体層の表面から突出する突起物を適切に除去することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体光素子の製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体光素子の製造方法を示す工程図である。図1に示すように、この半導体光素子の製造方法は、1stエピタキシャル成長工程(ステップS01)と、表面処理工程(ステップS02)と、半導体メサ部形成工程(ステップS03)と、2ndエピタキシャル成長工程(ステップS04)と、3rdエピタキシャル成長工程(ステップS05)と、トレンチ溝形成工程(ステップS06)と、絶縁層形成工程(ステップS07)と、電極形成工程(ステップS08)とによって構成されている。
1stエピタキシャル工程では、図2(a)に示すように、導電型がn型のInPからなる半導体基板1の一面側に、導電型がn型のInPからなる下部クラッド層2と、活性層3と、導電型がp型のInPからなる上部クラッド層4と、GaInAsからなるキャップ層5とを成長炉内で順次エピタキシャル成長させる。各半導体層2,3,4,5のエピタキシャル成長には、例えば有機金属気相成長法(MOCVD)が用いられる。
表面処理工程では、1stエピタキシャル工程で形成した半導体層の最表面、すなわち、キャップ層5の表面処理を行う。1stエピタキシャル工程においては、成長炉の内壁等に付着したGa、In、As、P及びこれらの結合物に起因する突起物(フレーク)が半導体層の表面に発生する場合がある。また、フレーク上に更に半導体層が積層されていくと、フレークを核とする突起物が異常成長することもある。そこで、表面処理工程では、キャップ層5の表面処理により、半導体層2,3,4,5に発生した突起物を除去する。表面処理工程の詳細は後述する。
半導体メサ部形成工程では、キャップ層5の表面全面に例えばSiNからなる絶縁層6を積層し、フォトリソグラフィーにより、絶縁層6を幅3μm程度のストライプ状に形成する。そして、ストライプ状の絶縁層6をマスクとして、例えば臭素メチルアルコールなどを用いたウェットエッチングを行うことにより、図2(b)に示すように、半導体メサ部10を形成する。
2ndエピタキシャル成長工程では、図2(c)に示すように、例えばMOCVD法により、半導体メサ部10の側部を覆うように、導電型がp型のInPからなる埋込層11a、導電型がn型のInPからなる埋込層12、及び導電型がp型のInPからなる埋込層11bを順次形成する。埋込層11a,11b,12により、半導体メサ部10の埋め込みが実現されると共に、素子の平坦化がなされる。
3rdエピタキシャル成長工程では、図2(d)に示すように、例えばMOCVD法により、半導体メサ部10及び埋込層11bの上面に、InP層20及び導電型がp型のGaInAsからなるコンタクト層13を積層する。トレンチ溝形成工程では、図3(a)に示すように、半導体メサ部10の形成方向に沿って、隣接する素子間を分離するためのトレンチ溝14,14を形成する。
絶縁層形成工程では、コンタクト層13の上面及びトレンチ溝14,14の内壁面に、例えばSiO2からなる絶縁層15を形成する。また、絶縁層15の表面に所定のレジスト層を形成する。そして、このレジスト層をマスクとしたフォトリソグラフィーにより、図3(b)に示すように、絶縁層15に幅3μm程度のストライプ状の開口部15aを形成し、コンタクト層13の上面を絶縁層15から露出させる。
電極形成工程では、開口部15aを覆うようにして絶縁層15上にストライプ状の表面電極16を形成する。また、半導体基板1の他面側に裏面電極17を形成する。
続いて、上述した表面処理工程について、更に詳細に説明する。
図4は、表面処理工程の詳細を示す工程図である。また、図5及び図6は、表面処理工程における半導体層の表面状態を模式的に示した図である。図5及び図6では、キャップ層5の表面に付着した突起物A1,A2と、下部クラッド層2の表面に付着した突起物B1,B2を核としてキャップ層5の表面を超えて異常成長した突起物C1,C2とを例示している。突起物A1,C2のキャップ層5の表面からの高さは例えば20μmであり、突起物A2,C1のキャップ層5の表面からの高さは例えば3μmである。
まず、キャップ層5の表面全体に、例えばSiNからなる絶縁層21を0.1μm程度形成する(ステップS11)。これにより、図5(a)に示すように、各突起物A1,A2,C1,C2は、絶縁層21によって覆われる。次に、絶縁層21の表面に、例えばノボラック系のレジスト層22をスピンナによって塗布する(ステップS12)。レジスト層22の厚さは、例えば5μm程度とする。これにより、図5(b)に示すように、絶縁層21に覆われた突起物A1,A2,C1,C2のうち、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2の先端側は、レジスト層22から露出し、レジスト層22の厚さよりも低い突起物A2,C1は、レジスト層22に埋没する。
レジスト層22を形成した後、例えば平行平板型RIEを用いてデスカム処理を行う(ステップS13)。デスカム処理の条件は、例えば酸素流量を50sccm、圧力を1Pa、RFを50Wとする。デスカム処理により、突起物A1,C2の先端側において、絶縁層21上にわずかにレジスト層が形成されている場合であっても、これを除去することができる。また、レジスト層22の厚さの微調整を行うこともできる。
次に、例えばフッ酸を用いることにより、レジスト層22をマスクとして絶縁層21を選択的にエッチングする(ステップS14)。これにより、図5(c)に示すように、絶縁層21のうち、レジスト層22から露出する突起物A1,C2の先端側を覆っていた部分が除去される。
絶縁層21の選択エッチングを行った後、例えばアセトンなどの有機溶剤を用いることにより、図6(a)に示すように、絶縁層21上のレジスト層22を除去する(ステップS15)。レジスト層22を除去した後、残った絶縁層21をマスクとして突起物のエッチングを行う(ステップS16)。これにより、図6(b)に示すように、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2がそれぞれ除去される。
突起物のエッチングに用いるエッチャントとしては、例えば臭素メチルアルコールが用いられる。また、塩酸系エッチャント(HCl:H2O=1:1)と硫酸系エッチャント(H2SO4:H2O2:H2O=5:1:40)とを交互に用いるようにしてもよい。この後、再びフッ酸を用いることにより、図6(c)に示すように、キャップ層5の表面に残った絶縁層21を除去する(ステップS17)。
ステップS11〜S17では、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2のみが選択的に除去される。残った突起物A2,C1については、ステップS12で形成するレジスト層22の厚さを3μmよりも小さくするようにして、上述したステップS11〜S17の工程を繰り返すことによって除去できる。
以上説明したように、上述した半導体光素子の製造方法では、表面処理工程において、エッチングによってキャップ層5の表面から除去される突起物は、キャップ層5の表面に形成されたレジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2に限定される。したがって、形成するレジスト層22の厚さに基づいて、除去可能な突起物の高さを予め把握できるので、過不足のないエッチングによって、キャップ層5の表面から突出する突起物を適切に除去することが可能となる。
レジスト層22の厚さを変えながらステップS11〜S17を繰り返すことにより、ウエハの不必要なエッチングを防止しつつ、突起物をより完全に除去できる。突起物の除去により、フォトリソグラフィーで用いるマスクに突起物が当たって、ウエハにクラックが生じたり、砕けた突起物が半導体層の表面に飛散したりすることを抑止できる。
また、この半導体光素子の製造方法では、スピンナでレジスト層22を塗布しているので、突起物A1,C2の先端側にはレジスト層22が殆ど塗布されず、突起物A1,C2の先端側をレジスト層22から容易に露出させることができる。このことは、レジスト層22を塗布した後のデスカム処理によってより確実なものとなる。また、この半導体光素子の製造方法では、キャップ層5とレジスト層22との間に絶縁層21を介在させているので、ウエハのエッチング耐性が確保されている。これにより、突起物の除去に用いるエッチャントの選択幅が拡がることとなる。
続いて、表面処理工程の変形例について説明する。
図7は、変形例に係る表面処理工程の詳細を示す工程図である。また、図8は、図7に示した表面処理工程における半導体層の表面状態を模式的に示した図である。
まず、キャップ層5の表面全体に、例えばノボラック系のレジスト層31をスピンナによって塗布する(ステップS21)。レジスト層22の厚さは、例えば5μm程度とする。これにより、図8(a)に示すように、突起物A1,A2,C1,C2のうち、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2の先端側は、レジスト層22から露出し、レジスト層22の厚さよりも低い突起物A2,C1は、レジスト層22に埋没する。
レジスト層22を形成した後、例えば平行平板型RIEを用いてデスカム処理を行う(ステップS22)。デスカム処理の条件は、例えば酸素流量を50sccm、圧力を1Pa、RFを50Wとする。デスカム処理により、突起物A1,C2の先端側において、絶縁層21上にわずかにレジスト層が形成されている場合であっても、これを除去することができる。また、レジスト層22の厚さの微調整を行うこともできる。
次に、レジスト層22をマスクとして突起物のエッチングを行う(ステップS23)。これにより、図8(b)に示すように、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2がそれぞれ除去される。突起物のエッチングに用いるエッチャントとしては、例えば塩酸系エッチャント(HCl:H2O=1:1)が用いられる。この後、例えばアセトンなどの有機溶剤を用いることにより、図8(c)に示すように、キャップ層5の表面に残ったレジスト層22を除去する(ステップS24)。
ステップS21〜S24では、レジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2のみが選択的に除去される。残った突起物A2,C1については、ステップS21で形成するレジスト層22の厚さを3μmよりも小さくするようにして、上述したステップS21〜S24の工程を繰り返すことによって除去できる。
このような表面処理工程においても、エッチングによってキャップ層5の表面から除去される突起物は、キャップ層5の表面に形成されたレジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2に限定される。したがって、形成するレジスト層22の厚さに基づいて、除去可能な突起物の高さを予め把握できるので、過不足のないエッチングによって、キャップ層5の表面から突出する突起物を適切に除去できる。
レジスト層22の厚さを変えながらステップS21〜S24を繰り返すことにより、ウエハの不必要なエッチングを防止しつつ、突起物のより完全な除去を行うことができる。突起物の除去により、フォトリソグラフィーで用いるマスクに突起物が当たって、ウエハにクラックが生じたり、砕けた突起物が半導体層の表面に飛散したりすることを抑止できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、1stエピタキシャル成長工程の後に表面処理工程を行っているが、同様の表面処理工程を3rdエピタキシャル成長工程の後に更に行うようにしても良い。また、製造工程の簡略化の観点から、レジスト層の厚さを変えた繰り返しの表面処理工程は必ずしも行う必要はなく、デスカム処理を省略してもよい。
本発明の一実施形態に係る半導体光素子の製造方法を示す工程図である。 図1に示した製造方法における半導体光素子の製造過程を示す図である。 図2の後続の過程を示す図である。 表面処理工程の詳細を示す工程図である。 図4に示した表面処理工程における半導体層の表面状態を模式的に示す図である。 図5の後続の表面状態を模式的に示す図である。 変形例に係る表面処理工程の詳細を示す工程図である。 図7に示した表面処理工程における半導体層の表面状態を模式的に示す図である。
符号の説明
1…半導体基板、3…活性層、5…キャップ層、21…絶縁層、22…レジスト層、A1,A2,B1,B2,C1,C2…突起物。

Claims (5)

  1. 半導体基板の一面側に複数層の半導体層をエピタキシャル成長させる半導体層成長工程と、
    前記半導体層の最表面から突出する突起物の先端側が露出するように、前記最表面に所定厚さのマスク層を形成するマスク層形成工程と、
    前記マスク層を用いることにより、前記突起物を所定のエッチャントでエッチングする突起物除去工程と、
    前記突起物をエッチングした後、前記マスク層を前記最表面から除去するマスク層除去工程とを備えたことを特徴とする半導体光素子の製造方法。
  2. 前記マスク層形成工程は、前記半導体層の前記最表面に所定厚さのレジスト層をスピンナで塗布する工程を備え、
    前記突起物除去工程において、前記レジスト層をマスク層として前記突起物を所定のエッチャントでエッチングすることを特徴とする請求項1記載の半導体光素子の製造方法。
  3. 前記マスク層形成工程は、
    前記突起物を覆うように前記半導体層の前記最表面に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層に覆われた前記突起物の先端側が露出するように、前記絶縁層上に所定厚さのレジスト層をスピンナで塗布する工程と、
    前記レジスト層をマスクとして前記絶縁層をエッチングし、前記突起物の先端側を前記絶縁層から露出させる工程とを備え、
    前記突起物除去工程において、前記レジスト層を除去した後、前記絶縁層をマスク層として前記突起物を所定のエッチャントでエッチングすることを特徴とする請求項1記載の半導体光素子の製造方法。
  4. 前記マスク層形成工程は、前記レジスト層を形成した後、前記突起物の先端側をデスカム処理する工程を更に備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体光素子の製造方法。
  5. 前記最表面に形成する前記マスク層の厚さを段階的に小さくしながら、前記マスク層形成工程、前記突起物除去工程、及び前記マスク層除去工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の半導体光素子の製造方法。
JP2007145495A 2007-05-31 2007-05-31 半導体光素子の製造方法 Active JP5082593B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007145495A JP5082593B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 半導体光素子の製造方法
US12/081,249 US8038893B2 (en) 2007-05-31 2008-04-14 Method for producing semiconductor optical device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007145495A JP5082593B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 半導体光素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008300650A true JP2008300650A (ja) 2008-12-11
JP5082593B2 JP5082593B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40173863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007145495A Active JP5082593B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 半導体光素子の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8038893B2 (ja)
JP (1) JP5082593B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8617969B2 (en) 2011-07-04 2013-12-31 Sumitomo Electric Industries Ltd. Method for producing semiconductor optical device
JP2021027083A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 住友電気工業株式会社 光半導体素子の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612723A (en) * 1979-07-11 1981-02-07 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
JPS57102010A (en) * 1980-12-17 1982-06-24 Nec Corp Manufacture of semiconductor device
JPS5818928A (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 Nec Corp 半導体装置の製法
JPS62150723A (ja) * 1985-12-24 1987-07-04 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JPH085853A (ja) * 1994-06-17 1996-01-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体導波路型光デバイスの製造方法
US20050186800A1 (en) * 2004-02-25 2005-08-25 Hrl Laboratories, Llc Self-masking defect removing method

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0951143A (ja) 1995-08-07 1997-02-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法、半導体レーザの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612723A (en) * 1979-07-11 1981-02-07 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device
JPS57102010A (en) * 1980-12-17 1982-06-24 Nec Corp Manufacture of semiconductor device
JPS5818928A (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 Nec Corp 半導体装置の製法
JPS62150723A (ja) * 1985-12-24 1987-07-04 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JPH085853A (ja) * 1994-06-17 1996-01-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体導波路型光デバイスの製造方法
US20050186800A1 (en) * 2004-02-25 2005-08-25 Hrl Laboratories, Llc Self-masking defect removing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8617969B2 (en) 2011-07-04 2013-12-31 Sumitomo Electric Industries Ltd. Method for producing semiconductor optical device
JP2021027083A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 住友電気工業株式会社 光半導体素子の製造方法
JP7302363B2 (ja) 2019-07-31 2023-07-04 住友電気工業株式会社 光半導体素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090181522A1 (en) 2009-07-16
US8038893B2 (en) 2011-10-18
JP5082593B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013016651A (ja) 半導体光素子の製造方法
TWI534889B (zh) 減輕自我對準圖案化蝕刻中之非對稱輪廓
JP2004119772A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法及び窒化ガリウム系化合物半導体層の加工方法
CN110875575B (zh) 一种半导体激光器窄脊条结构的制作方法
JP5082593B2 (ja) 半導体光素子の製造方法
JP2015095501A (ja) パターン形成方法とこれを用いたインプリントモールドの製造方法およびそれらに用いるインプリントモールド
JP4909912B2 (ja) パターン形成方法
JP2005197712A (ja) 半導体デバイスにおいてアイソレーション膜を形成する方法
JP2008218996A (ja) 半導体光素子を作製する方法
KR20090089497A (ko) 반도체 소자의 미세패턴 제조 방법
JP2005183621A (ja) 半導体発光装置の製造方法
JP5786548B2 (ja) 窒化物半導体発光素子を作製する方法
JP6136721B2 (ja) パターン形成方法及びインプリントモールドの製造方法
JP6019609B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2011520155A (ja) 光導波路及びその製造方法
JP2008294156A (ja) 半導体成膜用基板の製造方法
JP2010258273A (ja) 半導体レーザの製造方法
JP2007042759A (ja) 半導体発光素子を作製する方法
TW201216328A (en) Method for fabricating group III-nitride semiconductor
JP5841340B2 (ja) 窒化物半導体レーザ装置の製造方法
JP2009177075A (ja) 量子細線構造を作製する方法およびdfbレーザ素子を作製する方法
JP5521583B2 (ja) 半導体光素子とその製造方法
KR100670663B1 (ko) 반도체 소자의 게이트 형성 방법
JP4678208B2 (ja) リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法
JP2008060473A (ja) 半導体光素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5082593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250