JPH0951143A - 半導体装置の製造方法、半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法、半導体レーザの製造方法

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JPH0951143A
JPH0951143A JP20074095A JP20074095A JPH0951143A JP H0951143 A JPH0951143 A JP H0951143A JP 20074095 A JP20074095 A JP 20074095A JP 20074095 A JP20074095 A JP 20074095A JP H0951143 A JPH0951143 A JP H0951143A
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layer
nitric acid
type inp
crystal growth
inp
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JP20074095A
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Kenzo Mori
健三 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面異物を除去可能な半導体装置の製造方
法,及び半導体レーザの製造方法を提供する。 【解決手段】 ウエハ状のp型InP基板1上にp型I
nP下クラッド層2,InGaAsP活性層3,n型I
nP上クラッド層4をMOCVD法を用いた第1回目の
エピタキシャル結晶成長により形成し、このウエハの表
面を硝酸により処理するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置の製造
方法,及び半導体レーザの製造方法に関し、特にInP
系材料からなる半導体装置の製造方法,及び半導体レー
ザの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ等の半導体装置の結晶成長
に主として用いられているMOCVD法(Metal Organi
c Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長法) で
は、成長装置内部の炉壁に付着した生成物による装置内
発塵等の影響により、エピタキシャル結晶成長層上に表
面異物が多く発生する。
【0003】図10は従来の半導体レーザの構造を示す
断面摸式図であり、図において、1はp型InP基板,
2はp型InP下クラッド層,3はInGaAsP活性
層,4はn型InP上クラッド層、30は第1のp型I
nP電流ブロック層、31はn型InP電流ブロック
層、32は第2のp型InP電流ブロック層、33はS
iO2 やSiN等からなる絶縁膜、17はn型InPコ
ンタクト層、18はn側電極、19はp側電極である。
【0004】また、図6は従来の半導体レーザの製造方
法の主要工程を示す断面摸式図であり、図において、図
10と同一符号は同一又は相当する部分を示しており、
5はパーティクル、8は表面突起物である。
【0005】次に半導体レーザの製造方法について説明
する。まず、ウエハ状態のp型InP基板1上にp型I
nP下クラッド層2,InGaAsP活性層3,n型I
nP上クラッド層4をMOCVD法を用いた第1回目の
エピタキシャル結晶成長により順次形成して、InP/
InGaAsP系ダブルヘテロ(DH)構造を作製す
る。
【0006】続いて、n型InP上クラッド層4上に、
SiO2 膜等の絶縁膜(図示せず)を形成し、これをコ
ンタクト露光法を用いてパターニングしてストライプ形
状の絶縁膜マスク(図示せず)を形成し、これをマスク
として上記n型InP上クラッド層4表面からp型In
P基板1に達するよう約2.5μmの深さまでウエット
エッチングを行い、幅約1μm程度のメサストライプを
形成する。
【0007】次に、該メサストライプを埋め込むように
第2回目のMOCVD法を用いたエピタキシャル結晶成
長により、第1のp型InP電流ブロック層30、n型
InP電流ブロック層31、第2のp型InP電流ブロ
ック層32を順次形成し、続いて、上記ストライプ状の
絶縁膜マスク15aを除去して、第3回目のMOCVD
法によるエピタキシャル結晶成長によりInPコンタク
ト層17を形成し、次に、該n型InPコンタクト層1
7上に蒸着等により絶縁膜33を形成し、これの上記メ
サストライプの上方に位置する領域に幅約5〜6μmの
開口部を設け、さらに、この開口部内とn型InPコン
タクト層17上にn側電極18を形成し、上記p型In
P基板1の裏面にそれぞれp側電極19を形成し、上記
ウエハをへき開してレーザ共振器端面を形成して、図1
0に示すような半導体レーザを得る。
【0008】ここで、上記第1回目のエピタキシャル結
晶成長において、この結晶成長により形成されたウエハ
の表面には、図6(a) に示すように、n型InP上クラ
ッド層4表面に付着している微小な異物であるパーティ
クル5と、p型InP基板1の表面に固着した表面突起
物8の2種類の表面異物が発生している。このようなウ
エハ上の異物の除去方法として従来から利用されている
方法の1つに、水を高速でスプレイ状に吹きつけて異物
を除去する、いわゆる、水のジェットスプレー処理があ
る。このような水のジェットスプレー処理を行うと、図
6(b) に示すように、ウエハ表面のn型InP上クラッ
ド層4表面に付着しただけのパーティクル5の除去が可
能である。しかしながら、この方法では、p型InP基
板1に固着した表面突起物8は取り去ることはできな
い。
【0009】図7はメサストライプ形成後のウエハ上に
表面突起物8が固着している状態を示す図であり、この
図は実際の表面突起物8を撮影した顕微鏡写真をもとに
描いたものである。図において、8は表面突起物、15
aはメサストライプ形成のためのストライプ状の絶縁膜
マスク、50はウエハ、52はクラックである。この図
からわかるように、表面突起物8は直径約100μm,
高さ約100μmの突起物である。このような表面突起
物8が存在すると、メサストライプ形成に用いられる絶
縁膜マスク15aをパターニングにより形成する工程で
行われるコンタクト露光において、ウエハ表面にコンタ
クト露光マスク(図示せず)を圧着する際に、この露光
マスクにより表面突起物8がウエハに押し付けられて、
図7に示すようにウエハにクラックを発生させたり、場
合によっては、図8に示すように、ウエハ割れを発生さ
せてしまう。なお、図8において、図7と同一符号は同
一または相当する部分を示しており、51はウエハ割れ
である。
【0010】また、従来の半導体レーザにおいては、コ
ンタクト層17上にメサストライプ上部の領域に開口部
を有する絶縁膜33を形成し、この開口部内,及び絶縁
膜33上にn側電極18を設けることにより、電極18
をメサストライプ上部のみにおいてコンタクト層17と
接触させる構造としているが、ウエハ上に表面突起物8
が発生すると、この表面突起物8の近傍は絶縁膜33が
均一に形成されず、絶縁膜33に穴が開いてしまい、こ
の穴から電極18がコンタクト層17と接してしまい、
この穴によりコンタクト層17に接した電極18と第2
のp型InP電流ブロック層32との間にコンタクト層
17の不要な容量が発生して、高速応答性等の半導体レ
ーザのレーザ特性が著しく劣化してしまうという問題が
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
MOCVD法等を用いたエピタキシャル結晶成長工程を
含む半導体レーザ等の半導体装置の製造方法において
は、製造工程中に表面異物が発生していたが、この表面
異物,特に表面突起物を効率よく除去する方法がなかっ
たため、半導体レーザのように、コンタクト露光を行う
工程等を含む半導体装置の製造方法においては、この表
面異物が露光マスクによりウエハに押しつけられること
により、ウエハにクラックが発生したり、ウエハ割れが
発生してしまうという問題があった。
【0012】また、特に半導体レーザにおいては、n側
電極とコンタクト層とを絶縁している絶縁膜が不均一に
成膜され、絶縁膜に穴があき、この穴をとおしてn側電
極とコンタクト層とが接触して、このコンタクト層に接
したn側電極と電流ブロック層との間でコンタクト層に
不要な容量が発生し、レーザ特性が劣化してしまうとい
う問題があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、表面異物を除去可能な半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、表面異物を除去可能
な半導体レーザの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、最表面層がInP層である,少なくと
も1層以上の半導体層をエピタキシャル結晶成長させる
工程と、上記結晶成長により得られた半導体層の表面を
硝酸処理する工程とを備えるようにしたものである。
【0016】また、上記半導体装置の製造方法におい
て、上記最表面層であるInP層を形成した後、連続し
て硝酸により除去可能で塩酸により除去できない半導体
材料からなる第1のダミー層と、硝酸により除去できず
塩酸により除去可能な半導体材料からなる第2のダミー
層とをエピタキシャル成長させる工程と、上記硝酸処理
工程の後、塩酸処理により上記第2のダミー層を除去
し、その後、硝酸処理により上記第1のダミー層を除去
する工程とを含むようにしたものである。
【0017】また、上記半導体装置の製造方法におい
て、上記第1のダミー層はInGaAsからなり、上記
第2のダミー層はInPからなるようにしたものであ
る。
【0018】また、この発明に係る半導体レーザの製造
方法は、第1導電型InP基板上に、第1導電型InP
下クラッド層、InGaAsPにより構成される活性
層、第2導電型InP上クラッド層を第1のエピタキシ
ャル結晶成長により形成する工程と、該第1のエピタキ
シャル結晶成長により得られた半導体層の表面を硝酸処
理する工程と、上記第2導電型InP上クラッド層表面
から上記第1導電型InP基板に達する深さまで選択的
にエッチングしてメサストライプを形成する工程と、該
メサストライプを埋め込むように、第1の第1導電型I
nP電流ブロック層、第2導電型InP電流ブロック
層、第2の第1導電型InP電流ブロック層を第2のエ
ピタキシャル結晶成長により形成する工程と、該第2の
エピタキシャル結晶成長により得られた半導体層の表面
を硝酸処理する工程と、上記第2の第1導電型電流ブロ
ック層と第2導電型InP上クラッド層上に第2導電型
InPコンタクト層を第3のエピタキシャル結晶成長に
より形成する工程と、該第3のエピタキシャル結晶成長
により得られた半導体層の表面を硝酸処理する工程とを
備えるようにしたものである。
【0019】また、上記半導体レーザの製造方法におい
て、上記第1ないし第3のエピタキシャル結晶成長の
後、それぞれ、連続してInGaAsダミー層とInP
ダミー層とをエピタキシャル成長させる工程と、上記各
硝酸処理工程の後、それぞれ、塩酸処理により上記各I
nPダミー層を除去し、その後、硝酸処理により上記各
InGaAsダミー層を除去する工程とを含むようにし
たものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1に係る半導体装
置の製造方法(図1)は、最表面層がInP層である,
少なくとも1層以上の半導体層(1,2,3,4)をエ
ピタキシャル結晶成長させる工程と、上記結晶成長によ
り得られた半導体層の表面を硝酸処理する工程とを備え
た構成としたものであり、これにより、半導体層(1,
2,3,4)をエピタキシャル結晶成長させる際に発生
する表面突起物(8)を硝酸処理により除去して、表面
突起物の発生により起こる歩留りの低下や半導体装置の
性能の劣化を防ぐことができるという作用効果が得られ
るものである。
【0021】実施の形態2.また、この発明の実施の形
態2に係る半導体装置の製造方法(図1)は、上記実施
の形態1の半導体装置の製造方法において、上記最表面
層であるInP層(4)を形成した後、連続して硝酸に
より除去可能で塩酸により除去できない半導体材料から
なる第1のダミー層(9)と、硝酸により除去できず塩
酸により除去可能な半導体材料からなる第2のダミー層
(10)とをエピタキシャル成長させる工程と、上記硝
酸処理工程の後、塩酸処理により上記第2のダミー層
(10)を除去し、その後、硝酸処理により上記第1の
ダミー層(9)を除去する工程とを含む構成としたもの
で、これにより、半導体層(1,2,3,4)をエピタ
キシャル結晶成長させる際に発生する表面突起物(8)
を硝酸処理により除去できるとともに、硝酸処理により
除去できない表面突起物(11)を塩酸処理により除去
でき、表面突起物の発生により起こる歩留りの低下や半
導体装置の性能の劣化をより確実に防ぐことができると
いう作用効果が得られるものである。
【0022】実施の形態3.また、この発明の実施の形
態3に係る半導体レーザの製造方法(図1,図9)は、
第1導電型InP基板(1)上に、第1導電型InP下
クラッド層(2)、InGaAsPにより構成される活
性層(3)、第2導電型InP上クラッド層(4)を第
1のエピタキシャル結晶成長により形成する工程と、該
第1のエピタキシャル結晶成長により得られた半導体層
(1,2,3,4)の表面を硝酸処理する工程と、上記
第2導電型InP上クラッド層(4)表面から上記第1
導電型InP基板(1)に達する深さまで選択的にエッ
チングしてメサストライプを形成する工程と、該メサス
トライプを埋め込むように、第1の第1導電型InP電
流ブロック層(30)、第2導電型InP電流ブロック
層(31)、第2の第1導電型InP電流ブロック層
(32)を第2のエピタキシャル結晶成長により形成す
る工程と、該第2のエピタキシャル結晶成長により得ら
れた半導体層(31,32,33)の表面を硝酸処理す
る工程と、上記第2の第1導電型電流ブロック層(3
3)と第2導電型InP上クラッド層(4)上に第2導
電型InPコンタクト層(17)を第3のエピタキシャ
ル結晶成長により形成する工程と、該第3のエピタキシ
ャル結晶成長により得られた半導体層(17)の表面を
硝酸処理する工程とを備える構成としたものであり、こ
れにより、上記第1ないし第3のエピタキシャル結晶成
長の際に発生する表面突起物(8)を硝酸処理により除
去して、表面突起物の発生により起こる歩留りの低下を
防ぐことができるとともに、性能の劣化を防いだ半導体
レーザが得ることができるという作用効果が得られるも
のである。
【0023】実施の形態4.また、この発明の実施の形
態4に係る半導体レーザの製造方法(図5,図9)は、
上記実施の形態3の半導体レーザの製造方法において、
上記第1ないし第3のエピタキシャル結晶成長の後、そ
れぞれ、連続してInGaAsダミー層(9)とInP
ダミー層(10)とをエピタキシャル成長させる工程
と、上記各硝酸処理工程の後、それぞれ、塩酸処理によ
り上記各InPダミー層(10)を除去し、その後、硝
酸処理により上記各InGaAsダミー層(9)を除去
する工程とを含む構成としたものであり、これにより、
半導体層をエピタキシャル結晶成長させる際に発生する
表面突起物(8)を硝酸処理により除去できるととも
に、硝酸処理により除去できない表面突起物(11)を
塩酸処理により除去でき、表面突起物の発生により起こ
る歩留りの低下をより確実に防ぐことができるととも
に、性能の劣化をより確実に防いだ半導体レーザが得る
ことができるという作用効果が得られるものである。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1による半導体レーザ
の製造方法の主要工程を示す図であり、図において、1
はp型InP基板,2はp型InP下クラッド層,3は
InGaAsP活性層,4はn型InP上クラッド層、
5はパーティクル、8は表面突起物である。
【0025】また、図9は本発明の実施例1による半導
体レーザの製造方法を示す断面工程図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当する部分を示して
おり、15はSiO2 膜からなる絶縁膜マスクで、Si
N等のその他の材料を用いるようにしてもよい。15a
はストライプ形状のSiO2 膜からなる絶縁膜マスク、
30は第1のp型InP電流ブロック層、31はn型I
nP電流ブロック層、32は第2のp型InP電流ブロ
ック層、33はSiO2 やSiN等からなる絶縁膜、1
7はn型InPコンタクト層、18はn側電極、19は
p側電極である。
【0026】次に本実施例1の半導体レーザの製造方法
について説明する。まず、図9(a)に示すように、MO
CVD法を用いて厚さ350μmのウエハ状のp型In
P基板1の上に、p=1×1018cm-3及び厚さ2μmの
p型InP下クラッド層2,アンドープ及び厚さ0.1
μmのInx Ga1-x Asy P1-y(x=0.72,y=0.61)活性
層3,n=1×1018cm-3及び厚さ0.7μmのn型I
nP上クラッド層4を順次、第1回目のエピタキシャル
結晶成長により形成する。
【0027】このMOCVD成長工程中に、図1(a) に
示すように、直径及び高さが1〜10μmのパーティク
ル5が20個/cm2 の密度でn型InP上クラッド層4
の表面に付着し、また直径及び高さが10〜100μm
の表面突起物8が0.5個/cm2 の密度でp型InP基
板1上に形成される。
【0028】次に、このエピタキシャル結晶成長させた
ウエハを濃硝酸中に1分間浸漬する硝酸処理を行うこと
により、図1(b) に示すように、パーティクル5及び表
面突起物8を除去することができる。なお、この硝酸に
よる処理では最表面のInP上クラッド層4はエッチン
グされず劣化しないが、InGaAsP活性層3は、表
面突起物8近傍で露出した部分がサイドエッチングされ
るため、数分間以上処理することは好ましくない。ま
た、この硝酸による処理時間は、硝酸の濃度に応じて調
整する。また、この硝酸処理はウエハを硝酸中に浸漬す
るかわりに、ウエハ上に硝酸を吹きつけて行うようにし
てもよい。
【0029】ここで、図2(a),(b) に硝酸処理前,及び
処理後のウエハ表面の状態を示す。この図2は、顕微鏡
による表面写真に基づいて作成した平面図であり、図に
おいて、8は表面突起物であり、50はウエハである。
【0030】硝酸処理前には図2(a) に示すように、高
さ約50μmの表面異物8が存在していたが、硝酸処理
後には図2(b) に示すように、この表面異物8は完全に
除去され、細かな1μm以下の凹凸状の荒れが残るのみ
となった。
【0031】次に、図9(b) に示すように、n型InP
上クラッド層4上に厚さ0.1μmのSiO2 膜等の絶
縁膜マスク15を形成後、約5μm幅のストライプ状に
パターニングして、ストライプ形状の絶縁膜マスク15
aを形成する(図9(c))。このパターニングの際にコン
タクト露光法を用いても、ウエハ上には表面突起物がな
いため、ウエハ割れやクラック等の不良をもたらすこと
はない。その後、HBr系のエッチング液を用いて上記
SiO2 膜15aをマスクとしてn型InP上クラッド
層4の表面から、p型InP基板1に達する深さまで、
即ち、約2.5μmの深さまでエッチングして活性層幅
約1μmのメサストライプを形成する(図9(d))。
【0032】続いて、第2回目のMOCVD法を用いた
エピタキシャル結晶成長により、厚さ約0.5μmでキ
ャリア濃度が1×1018cm-3である第1のp型InP電
流ブロック層30、厚さ約0.8μmでキャリア濃度が
7×1018cm-3であるn型InP電流ブロック層31、
厚さ約1.2μmでキャリア濃度が1×1018cm-3であ
る第2のp型InP電流ブロック層32をメサストライ
プを埋め込むように成長させ(図9(e))、ストライプ状
の絶縁膜マスク15aを除去した後、上記と同様の硝酸
処理をウエハに対して行い、MOCVD法を用いた第2
回目のエピタキシャル結晶成長により発生したウエハ上
の表面突起物を除去する。
【0033】さらに、第3回目のMOCVD法を用いた
エピタキシャル結晶成長によりコンタクト層17を形成
し、再び、上記と同様の硝酸処理をウエハに対して行
い、ウエハ上の表面突起物を除去する。
【0034】次に、n型InPコンタクト層17上に蒸
着等により絶縁膜33を形成し、これの上記メサストラ
イプの上方に位置する領域に幅約5〜6μmの開口部を
設け、さらに、この開口部内とn型InPコンタクト層
17上にn側電極18を形成し、上記p型InP基板1
の裏面にそれぞれp側電極19を形成し、上記ウエハを
へき開してレーザ共振器端面を形成し、図9(f) に示す
ような半導体レーザを得る。
【0035】以下、硝酸処理の効果について説明する。
図3に、図2(a) に示した表面突起物の断面SEM(走
査電子顕微鏡)観察結果をもとに描いた図を示す。図3
において図1と同一符号は同一又は相当する部分を示し
ており、12は表面突起物8の中心近傍部、13は表面
突起物8のウエハ近傍部、20はp型InP下クラッド
層2,InGaAsP活性層3,n型InP上クラッド
層4からなる積層構造部である。図3(b) は図3(a) の
表面突起物8と、p型InP基板1及び積層構造部20
からなるウエハとの接する領域を拡大した図である。
【0036】図3(b) の拡大写真より、表面突起物8は
ウエハに固着しているが、エピタキシャル結晶成長され
た積層構造部20の中に埋まっているのではなく、In
P基板1の上に数μm幅で接して、載置されているよう
な状態であることがわかる。
【0037】次に表面突起物8の中心近傍部12と、突
起物8のウエハ近傍部13とのエネルギー分散法X線ス
ペクトル(EDX)による組成分析結果をそれぞれ図4
(a),図4(b) に示す。表面突起物8の中心近傍部12は
主にInPからなるが、表面突起物8が基板1と接して
いる部分はInAsPが主成分であり、Asを含んでい
ることがわかる。これは、表面突起物8がInPをエッ
チング可能な塩酸によってはほとんど除去されず、In
Pはエッチングせず、InAsPはエッチング可能な硝
酸を用いることにより除去されるという事実に対応して
いる。
【0038】本発明の半導体レーザの製造方法において
は、第1〜第3回目のエピタキシャル結晶成長工程にお
いて発生するウエハの表面突起物を除去できるので、上
述したように、ウエハ割れを抑制できるとともに、絶縁
膜33に表面突起物8の発生により穴が開き、n側電極
18とコンタクト層17が本来絶縁されるべき箇所で接
触して、レーザ特性が劣化することを阻止することがで
き、歩留り良く安価に半導体レーザを得ることができ
る。また、本発明においては、表面突起物8を除去する
方法として硝酸処理という簡単な工程しか用いていない
ため、容易に、かつ安価に半導体レーザを得ることがで
きる。
【0039】このように、本発明の実施例1によれば、
p型InP基板1上に、p型InP下クラッド層2、I
nGaAsPにより構成される活性層3、n型InP上
クラッド層4を第1回目のエピタキシャル結晶成長によ
り形成した後、エッチングによりメサストライプを形成
し、このメサストライプを埋め込むように、第1のp型
InP電流ブロック層30、n型InP電流ブロック層
31、第2のp型InP電流ブロック層32を第2回目
のエピタキシャル結晶成長により形成し、その後、上記
第2のエピタキシャル結晶成長により得られた半導体層
の表面を硝酸処理し、さらに、n型InPコンタクト層
17を第3のエピタキシャル結晶成長により形成し、こ
の第3のエピタキシャル成長により得られた半導体層の
表面を硝酸処理するようにしたから、第1回目〜第3回
目のエピタキシャル結晶成長の際にウエハ上に発生する
表面突起物8を除去でき、ウエハ割れを抑制できるとと
もに、絶縁膜33を均一に形成してレーザ特性が劣化す
ることを阻止することができ、歩留り良く安価に半導体
レーザを得られる効果がある。
【0040】なお、上記実施例1においては、第1〜第
3回目のエピタキシャル結晶成長工程後に、硝酸処理を
行うようにしたが、本発明においては、第1〜第3回目
のいずれかのエピタキシャル結晶成長工程後のみに硝酸
処理を行うようにしてもよく、このような場合において
も上記実施例1と同様の効果を奏する。
【0041】実施例2.図5は本発明の実施例2による
半導体レーザの製造方法の主要工程を示す図であり、図
において、図1と同一符号は同一または相当する部分を
示しており、6はInAsP、7はInP、9はInG
aAsダミー層、10はInPダミー層、11は第2の
表面突起物である。
【0042】つぎに製造方法について説明する。図5
(a) に示すように、p型InP基板1上にp型InP下
クラッド層2,InGaAsP活性層3,n型InP上
クラッド層4をMOCVD法を用いた第1回目のエピタ
キシャル結晶成長により形成した後で、さらに連続して
InGaAsダミー層9を厚さ0.1μm,InPダミ
ー層10を厚さ0.1μmとなるよう成長させる。
【0043】ここで、表面突起物8については、上記実
施例1において説明したように、基板1と接している部
分がInAsP6からなり、中心部分がInP7からな
っており、この表面突起物8はMOCVD装置等のエピ
タキシャル結晶成長に用いられる装置内の発塵物の一部
よりなるものと考えられる。しかし、表面突起物がMO
CVD装置内の発塵物の一部であるとすると、突起物の
組成はMOCVD装置内において使用している材料の使
用量の影響を受けることも考えられ、現在は表面層がA
sを含んだInAsP6である場合がほとんどである
が、逆に表面がInP7からなり、中心部がInAsP
6からなる表面突起物11が発生することも考えられ
る。本実施例2はこのような表面突起物11を除去する
方法を含むものであり、まず、上記InPダミー層10
を形成した後、エピタキシャル結晶成長させたウエハを
上記実施例1と同様に濃硝酸により1分間,硝酸処理す
ることにより、図5(b) に示すように表面突起物8を除
去する。続いて、表面のInPダミー層10をエッチン
グ除去するために、ウエハを濃塩酸で約5分間,塩酸処
理すると、表面がInP7からなる第2の表面突起物1
1も除去され、図5(c)のように、ウエハ上に表面突起
物8,及び第2の表面突起物11が除去された状態とな
る。このとき、InGaAsダミー層9はInPダミー
層10をエッチングする際にn型InP上クラッド層4
がエッチングされるのを防ぐ役割を果たしており、さら
にInGaAsダミー層9をエッチング除去する目的で
濃硝酸により30秒間,硝酸処理を行うと図5(d) に示
す状態になる。
【0044】その後、上記実施例1と同様に、ストライ
プ状の絶縁膜マスクを形成し、メサストライプを形成し
た後、第2回目,第3回目のエピタキシャル結晶成長に
より半導体レーザを形成するが、この第2回目,第3回
目のエピタキシャル結晶成長の後にも、上記と同様に、
予めInGaAsダミー層9とInPダミー層10をこ
のエピタキシャル結晶成長に連続させて形成しておき、
ウエハ表面を硝酸処理し、塩酸処理し、再び、硝酸処理
することにより、ウエハ上の表面突起物を除去するよう
にする。
【0045】このような本実施例2においては、エピタ
キシャル結晶成長の際に、この結晶成長に連続して予め
InGaAsダミー層9とInPダミー層10とをエピ
タキシャル結晶成長させておくとともに、このエピタキ
シャル結晶成長により得られた半導体層の表面に対し
て、硝酸処理、InPダミー層を除去する塩酸処理、及
びInGaAsダミー層10を除去する硝酸処理を行う
ようにしたから、エピタキシャル結晶成長後の硝酸処理
により表面が硝酸によりエッチング可能なInAsPか
らなる表面突起物8を除去でき、上記実施例1と同様の
効果を奏するとともに、その後の塩酸処理により、上記
硝酸処理により除去できない表面がInPである第2の
表面突起物11も除去でき、確実に表面突起物を除去し
て、さらに歩留り良く安価に半導体レーザを得ることが
できる。
【0046】なお、本実施例2においては、表面突起物
として2種類の表面突起物8と第2の表面突起物11を
除去する場合について説明したが、その他の種類の表面
突起物が存在する場合においても、その表面突起物の材
質が硝酸および塩酸により除去可能なものであれば、本
実施例2と同様に硝酸処理及び塩酸処理を繰り返すこと
により表面突起物を除去でき、本実施例2と同様の効果
を奏する。
【0047】また、上記実施例2においては、InGa
Asダミー層9とInPダミー層10を用いるようにし
たが、本発明は、例えば、上記InGaAsダミー層9
の代わりに硝酸によりエッチング可能で塩酸によりエッ
チングできない半導体材料からなる第1のダミー層を形
成し、InPダミー層の代わりに硝酸によりエッチング
できず塩酸によりエッチング可能な半導体材料からなる
第2のダミー層とを形成し、ウエハ表面を硝酸処理した
後、塩酸処理により上記第2のダミー層を除去し、その
後、硝酸処理により上記第1のダミー層を除去するよう
にした場合においても適用できるものであり、このよう
な場合においても上記実施例2と同様の効果を奏する。
【0048】また、上記実施例2においては、第1〜第
3回目のエピタキシャル結晶成長工程後に、表面突起物
8,及び第2の表面突起物9を除去する工程を行うよう
にしたが、本発明においては、第1〜第3回目のいずれ
かのエピタキシャル結晶成長工程後のみに表面突起物,
及び第2の表面突起物を除去する工程を行うようにして
もよく、このような場合においても上記実施例2と同様
の効果を奏する。
【0049】また、上記各実施例においては、メサスト
ライプ構造の半導体レーザについて説明したが、本発明
はその他の構造のエピタキシャル結晶成長により形成さ
れる半導体レーザにも適用できるものであり、このよう
な場合においても上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0050】また、上記各実施例においては半導体レー
ザの製造について説明したが、本発明は、その他の、最
表面層がInP層である少なくとも1層以上の半導体層
をエピタキシャル結晶成長により形成する工程を含む半
導体装置の製造方法において、そのエピタキシャル結晶
成長工程後のウエハの表面処理工程としても適用できる
ものであり、このような場合においても、上記各実施例
と同様の効果を奏する。
【0051】また、上記各実施例においては、活性層と
して単層のInGaAsPを用いるようにしたが、本発
明においては、活性層として組成の異なる複数層のIn
GaAsPからなる多重量子井戸構造(MQW)の活性
層を用いるようにしてもよく、このような場合において
も上記各実施例と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を説明するための断面摸式図である。
【図3】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を説明するための、表面突起物の断面
図である。
【図4】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を説明するための、表面突起物の組成
分析結果を示す図である。
【図5】 この発明の実施例2による半導体レーザの製
造方法の主要工程を示す断面摸式図である。
【図6】 従来の半導体レーザの製造方法の主要工程を
示す断面摸式図である。
【図7】 従来の半導体レーザの製造方法の主要工程を
説明するための、ウエハ上に発生した表面突起物を示す
図である。
【図8】 従来の半導体レーザの製造方法の主要工程を
説明するための、ウエハと表面突起物とを示す摸式図で
ある。
【図9】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法を示す断面工程図である。
【図10】 従来の半導体レーザの構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 p型InP基板、2 p型InP下クラッド層、3
InGaAsP活性層、4 n型InP上クラッド
層、5 パーティクル、6 InAsP、7 InP、
8 表面突起物、9 InGaAsダミー層、10 I
nPダミー層、11 第2の表面突起物、12 中心近
傍部、13 ウエハ近傍部、15 絶縁膜マスク、15
a ストライプ状の絶縁膜マスク、17 n型InPコ
ンタクト層、18 n側電極、19 p側電極、20
積層構造部、30 第1のp型InP電流ブロック層、
31 n型InP電流ブロック層、32 第2のp型I
nP電流ブロック層、33 絶縁膜、50 ウエハ、5
1 ウエハ割れ、52 クラック。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を説明するための顕微鏡写真を示す図
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 この発明の実施例1による半導体レーザの製
造方法の主要工程を説明するための、表面突起物の断面
の顕微鏡写真(SEM写真)を示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】 従来の半導体レーザの製造方法の主要工程を
説明するための、ウエハ上に発生した表面突起物を示す
顕微鏡写真を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00 H01L 33/00 B // H01L 21/304 341 21/304 341L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最表面層がInP層である,少なくとも
    1層以上の半導体層をエピタキシャル結晶成長させる工
    程と、 上記結晶成長により得られた半導体層の表面を硝酸処理
    する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最表面層であるInP層を形成した後、連続して硝
    酸により除去可能で塩酸により除去できない半導体材料
    からなる第1のダミー層と、硝酸により除去できず塩酸
    により除去可能な半導体材料からなる第2のダミー層と
    をエピタキシャル成長させる工程と、 上記硝酸処理工程の後、塩酸処理により上記第2のダミ
    ー層を除去し、その後、硝酸処理により上記第1のダミ
    ー層を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記第1のダミー層はInGaAsからなり、 上記第2のダミー層はInPからなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1導電型InP基板上に、第1導電型
    InP下クラッド層、InGaAsPにより構成される
    活性層、第2導電型InP上クラッド層を第1のエピタ
    キシャル結晶成長により形成する工程と、 該第1のエピタキシャル結晶成長により得られた半導体
    層の表面を硝酸処理する工程と、 上記第2導電型InP上クラッド層表面から上記第1導
    電型InP基板に達する深さまで選択的にエッチングし
    てメサストライプを形成する工程と、 該メサストライプを埋め込むように、第1の第1導電型
    InP電流ブロック層、第2導電型InP電流ブロック
    層、第2の第1導電型InP電流ブロック層を第2のエ
    ピタキシャル結晶成長により形成する工程と、 該第2のエピタキシャル結晶成長により得られた半導体
    層の表面を硝酸処理する工程と、 上記第2の第1導電型電流ブロック層と第2導電型In
    P上クラッド層上に第2導電型InPコンタクト層を第
    3のエピタキシャル結晶成長により形成する工程と、 該第3のエピタキシャル結晶成長により得られた半導体
    層の表面を硝酸処理する工程とを備えたことを特徴とす
    る半導体レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体レーザの製造方
    法において、 上記第1ないし第3のエピタキシャル結晶成長の後、そ
    れぞれ、連続してInGaAsダミー層とInPダミー
    層とをエピタキシャル成長させる工程と、 上記各硝酸処理工程の後、それぞれ、塩酸処理により上
    記各InPダミー層を除去し、その後、硝酸処理により
    上記各InGaAsダミー層を除去する工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体レーザの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010232502A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 一次元アレイ素子の製造方法および一次元アレイ素子
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