JP2008297003A - 表示機能付きラップラウンドケース - Google Patents

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【課題】表示機能を有し、高い訴求効果の得られるラップラウンドケースを提供する。
【解決手段】内フラップ5に、突き合わされる外フラップ6の端縁間に位置するヒンジ線8を入れ、天面から端面側へ切目線10,11を入れて天面板3に切起部13を形成し、切起部13に幅方向の折目線14,15を入れて表示板17及び差込片19を端面側から順次設け、内フラップ5の基端に天面からヒンジ線8まで切目線12を入れ、陳列状態では、切目線10,11,12を切断して、切起部13を開き、内フラップ5をヒンジ線8沿いに前下方に折り曲げ、表示板17を後上方へ折り返し、差込片19を下方へ折り曲げて、内フラップ5と外フラップ6の間又は突き合わされる外フラップ6の間に差込片19を差し込むようにする。
【選択図】図4

Description

この発明は、飲料缶等の包装に使用されるラップランドケースであって、店頭での表示機能を付与したものに関する。
一般に、ビール等の飲料缶の包装には、底面板、一対の立面板及び天面板を連設して、被梱包物を巻き込み、各立面板の両端から延びる内フラップと、底面板及び天面板の両端から延びる外フラップとを貼り合せて封緘するラップラウンドケースが使用されている。
このようなラップラウンドケースは、店頭で陳列する際、外周の引裂帯を切断して、その上方部分を除去することにより、トレー状態で缶を露出させる。
また、下記特許文献1には、前面板と側面板との稜線を上端から切り込み、前面板を折り返して表示板を形成する表示機能付きのシールエンドカートンが記載されている。
特開平10−338226号公報
しかしながら、ラップラウンドケースの場合、トレー状態として缶を露出させるだけでは、消費者への訴求力が十分ではなく、また、高さが低いことから、上記シールエンドカートンのような前面板を利用した表示機能を採用することもできない。
そこで、この発明は、表示機能を有し、陳列時に高い訴求効果の得られるラップラウンドケースを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底面板、一対の立面板及び天面板を連設して、被梱包物を巻き込み、各立面板から延びる内フラップと、底面板及び天面板から延びる外フラップとを貼り合せて封緘するラップラウンドケースにおいて、前記内フラップに、突き合わされる外フラップの端縁間に位置するヒンジ線を入れ、天面から端面側へ切目線を入れて天面板に切起部を形成し、切起部に幅方向の折目線を入れて表示板及び差込片を端面側から順次設け、内フラップの基端に天面からヒンジ線まで切目線を入れ、陳列状態では、切目線を切断して、切起部を開き、内フラップをヒンジ線沿いに前下方に折り曲げ、表示板を後上方へ折り返し、差込片を下方へ折り曲げて、内フラップと外フラップの間又は突き合わされる外フラップの間に差込片を差し込むようにしたのである。
この発明に係るラップラウンドケースでは、天面板を利用した切起部に表示板及び差込片を形成し、陳列に際し、表示板を前方に迫り出させ、差込片を前面のフラップ間に差し込むこととしたので、高さが低くても、十分な面積の表示板を確保でき、簡単な変形作業で表示板を所定角度に保持して、高い訴求効果を得ることができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す第1実施形態に係るラップラウンドケースの段ボールブランクでは、底面板1の両側に立面板2が連設され、一方の立面板2には天面板3が、他方の立面板2には継代片4がそれぞれ連設されている。各立面板2の両端には内フラップ5が連設され、底面板1及び天面板3の両端には外フラップ6が連設されている。
立面板2には、両端の内フラップ5間に亘る引裂帯7が裏面側からの半切線により形成され、その切始部7aが立面板2の両端部に切目を入れて形成されている。この引裂帯7は、段ボールの製造時に片面のライナを切断するライナカットとしてもよく、カットテープを段ボールの裏面に貼着したものとしてもよい。
内フラップ5には、引裂帯7の延長線上にヒンジ線8が入れられ、内フラップ5の先端側には、ヒンジ線8の端部の切目が曲げられて、ガイド片9が設けられている。ヒンジ線8は、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とが断続するリード罫とされている。
天面板3には、中央側から外フラップ6へかけて対称に、コ字状の切目線10及びその両端から立面板2との稜線に沿って延びる切目線11が入れられ、継代片4にも、外側縁から立面板2との稜線に沿って延びる切目線11が入れられている。内フラップ5の基端には、切目線11に続いてヒンジ線8に至る切目線12が入れられている。
切目線10,11,12は、所定方向へ途切れることなく切断できるように、鉤形の切目が断続するジッパ形式のものとされている。
天面板3の切目線10,11で区画された切起部13には、折り曲げが容易なリード罫とした幅方向の2本の折目線14と、押罫から成る幅方向の1本の折目線15とが入れられ、外フラップ6側から下縁板16、表示板17、上縁板18及び差込片19が順次設けられている。差込片19の端縁には、弧状の切込により指入部20が設けられている。
このブランクを組み立てて飲料缶を包装するには、図2に示すように、底面板1、一対の側面板2及び天面板3を角筒状に折り曲げて、集積した飲料缶を巻き込み、継代片4を天面板3に貼り付け、内フラップ5及び外フラップ6を順次内側へ折り曲げ、貼り合わせて封緘する。
この包装状態では、突き合わされる外フラップ6の切り欠かれた先端縁の肩部間に、内フラップ5のヒンジ線8が位置する。
一方、店頭で商品を陳列する際には、図3に示すように、指入部20に指を入れ、前方へ向く側において、切目線10,11を切断して、前側の切起部13を開き、内フラップ5をヒンジ線8沿いに前下方へ折り曲げる。
また、引裂帯7を切始部7aから引き裂き、後方となる内フラップ5のヒンジ線8を切断して、引裂帯7及びヒンジ線8の上方部分を除去することにより、図4に示すように、トレー状として、飲料缶Cを露出させる。
そして、図4及び図5に示すように、切起部13を折目線14,15に沿って巻き込むように、表示板17を後上方へ折り返し、差込片19を下方へ折り曲げて、内フラップ5と外フラップ6の糊付けされていない部分の間に差込片19を差し込む。
このとき、ガイド片9を差込片19で押すと、内フラップ5と外フラップ6の隙間が開くので、差込片19をこの隙間に容易に差し込むことができる。
上記のようなラップラウンドケースでは、天面板3を利用した切起部13に表示板17及び差込片19を形成し、陳列に際し、表示板17を前方に迫り出させ、差込片19を前面の内フラップ5と外フラップ6の間に差し込むこととしたので、高さが低くても、十分な面積の表示板を確保でき、簡単な変形作業で表示板を所定角度に保持して、高い訴求効果を得ることができる。
また、折目線14を入れて下縁板16及び上縁板18を形成していることから、切起部13を深く屈曲させることなく、段階的に折り曲げることができ、折り曲げの反発が抑制されると共に、表示板17の迫出量が大きくなりすぎることを防止して、店内で邪魔にならないようにすることができる。
なお、図6及び図7に示す第2実施形態のように、コーナーに面取部2aを設けた多角形周壁のラップラウンドケースにおいても、同様の構成を採用することができ、また、差込片19を、内フラップ5と外フラップ6の間ではなく、突き合わされる外フラップ6の間に差し込むことにより、表示板17を所定角度に保持することもできる。この場合、上記第1実施形態で設けたガイド片9は、省略することができる。
また、上記各実施形態では、陳列作業時に、どちらの端面を前方に向けても表示機能を得られるように、切起部13等を対称に設けているが、表示板17をさらに大きく確保したい場合等においては、これらをいずれか一方にのみ設けるようにしてもよい。
第1実施形態に係るラップラウンドケースのブランクを示す図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の陳列状態への変形過程を示す斜視図 同上の陳列状態を示す斜視図 (a)同上の陳列状態への変形過程を示す縦断側面図、(b)同上の陳列状態を示す縦断側面図 第2実施形態に係るラップラウンドケースの陳列状態を示す斜視図 (a)同上の陳列状態への変形過程を示す縦断側面図、(b)同上の陳列状態を示す縦断側面図
符号の説明
1 底面板
2 立面板
3 天面板
4 継代片
5 内フラップ
6 外フラップ
7 引裂帯
7a 切始部
8 ヒンジ線
9 ガイド片
10,11,12 切目線
13 切起部
14,15 折目線
16 下縁板
17 表示板
18 上縁板
19 差込片
20 指入部

Claims (1)

  1. 底面板(1)、一対の立面板(2)及び天面板(3)を連設して、被梱包物を巻き込み、各立面板(2)から延びる内フラップ(5)と、底面板(1)及び天面板(3)から延びる外フラップ(6)とを貼り合せて封緘するラップラウンドケースにおいて、
    前記内フラップ(5)に、突き合わされる外フラップ(6)の端縁間に位置するヒンジ線(8)を入れ、天面から端面側へ切目線(10,11)を入れて天面板(3)に切起部(13)を形成し、切起部(13)に幅方向の折目線(14,15)を入れて表示板(17)及び差込片(19)を端面側から順次設け、内フラップ(5)の基端に天面からヒンジ線(8)まで切目線(12)を入れ、陳列状態では、切目線(10,11,12)を切断して、切起部(13)を開き、内フラップ(5)をヒンジ線(8)沿いに前下方に折り曲げ、表示板(17)を後上方へ折り返し、差込片(19)を下方へ折り曲げて、内フラップ(5)と外フラップ(6)の間又は突き合わされる外フラップ(6)の間に差込片(19)を差し込むようにしたことを特徴とする表示機能付きラップラウンドケース。
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