JP2003261135A - 陳列箱 - Google Patents

陳列箱

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JP2003261135A
JP2003261135A JP2002058442A JP2002058442A JP2003261135A JP 2003261135 A JP2003261135 A JP 2003261135A JP 2002058442 A JP2002058442 A JP 2002058442A JP 2002058442 A JP2002058442 A JP 2002058442A JP 2003261135 A JP2003261135 A JP 2003261135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陳列時の美粧性に優れ、包装状態から陳列状
態への変形が容易な陳列箱を提供する。 【解決手段】 天面板1の中間位置にヒンジ線11を設
け、その前方に支持板16を介して繋がる側面板2の部
分を表示板17とし、陳列時には、ヒンジ線11を軸に
支持板16を起こし、表示板17を下方へ折り曲げ、表
示板17の下部に設けた突起18を、天面板1の残存部
に形成した差込穴19に差し込んで、表示板17の起立
状態を保持する。輸送時や保管時に汚損しにくい側面板
2を表示板17として利用するので、美粧性に優れた陳
列を行うことができ、差込穴19が天面板1に位置して
いるので、突起18を容易に差し込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の梱包と陳
列に兼用する陳列箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の陳列箱として、実公
平2−21375に記載されたようなものが知られてい
る。この陳列箱は、商品の包装に際し、図9に示すよう
に、天面板50、一対の側面板51及び底面板52を継
代59を介して連設し、フラップ53,54を貼り合わ
せて端面を閉止するものである。
【0003】前記側面板51及びフラップ53の裏面に
は、開封用のカットテープ55が貼着され、天面板50
には、フラップ54の先端縁まで達する折目線56と、
その内端間を繋ぐ弧状ミシン目の切目線57とが設けら
れている。また、一方のフラップ53の基部には溝58
が設けられている。
【0004】そして、この陳列箱による店頭での商品陳
列時には、図10に示すように、前方に向けた側面板5
1をカットテープ55により切断し、上方のフラップ5
4をフラップ53から剥がしつつ、切断した側面板51
から天面板50を開く。
【0005】次に、天面板50に繋がった側面板51を
除去し、上方のフラップ54を内側へ折り込み、切目線
57を切断して、天面板50を折目線56沿いに二つ折
りにした状態で、天面板50の先端部を溝58に係合さ
せる。
【0006】これにより、天面板50が起立状態で保持
され、その前側部分がディスプレイ用の表示板として機
能する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような陳列箱では、輸送時や保管時の積み上げにより、
表面が汚れたり、収納物である缶や瓶の頭部の跡形が残
ったりする天面板50を表示板として利用するため、陳
列時の美粧性に問題がある。
【0008】また、陳列時の変形に際し、天面板50の
反発が大きく、その先端を溝58に係合させるのが難し
いという問題もある。
【0009】そこで、この発明は、陳列時の美粧性に優
れ、包装状態から陳列状態への変形が容易な陳列箱を提
供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、天面板の中間位置にヒンジ線を設け、
その前方に支持板を介して繋がる側面板の部分を表示板
とし、陳列時には、ヒンジ線を軸に支持板を起こして、
表示板を下方へ折り曲げ、表示板の下部に設けた突起
を、天面板の残存部に形成した差込穴に差し込んで、表
示板の起立状態を保持することとしたのである。
【0011】このように構成すると、輸送時や保管時に
汚損しにくい側面板を表示板として利用するので、美粧
性に優れた陳列を行うことができる。
【0012】また、表示板を起立状態で保持する突起の
差込穴が天面板の残存部に位置しているので、陳列状態
へ容易に変形することができる。
【0013】なお、前記突起を、表示板の下部に代え
て、表示板の両端から延びるフラップに設け、このフラ
ップを表示板の後方に折り曲げて、その突起を内側が斜
めに後退した天面板の差込穴に差し込むようにしてもよ
い。
【0014】この場合、表示板の両端で切り口が露出し
ないので、美粧性が向上し、また、表示板が立体構造で
保持されるので、表示板の安定性も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1に示す第1実施形態のブランクでは、
天面板1、側面板2、底面板3及び側面板4が順次連設
され、天面板1の開放側縁には継代5が連設されてい
る。側面板2,4の両端縁にはフラップ6が連設され、
天面板1及び底面板3の両端縁にはフラップ7が連設さ
れている。
【0017】側面板2,4及びフラップ6の裏面にはカ
ットテープ8が貼り付けられ、側面板2には、カットテ
ープ8を挟んで並行する二本の切目線9の間に、切裂帯
10が形成されている。
【0018】また、天面板1の中間位置には、押し罫線
から成るヒンジ線11が設けられ、切裂帯10の両端か
らヒンジ線11の両端へかけて、側面板2及び天面板1
の両側部には、ミシン目又はジッパ形の切目線12乃至
15が設けられている。
【0019】天面板1において、ヒンジ線11及び切目
線14,15の内側は支持板16とされ、側面板2にお
いて、切裂帯10及び切目線12,13の内側は表示板
17とされている。表示板17の表面には商品の宣伝等
が印刷されている。
【0020】表示板17の両端部には、切裂帯10の両
側へ突出する突起18が設けられ、天面板1には、切目
線15の後方に差込穴19が設けられている。
【0021】このようなブランクを組み立てて、商品を
包装するには、図2に示すように、天面板1、側面板
2、底面板3及び側面板4を角筒状に折り曲げて、継代
5を側面板4に貼り付け、フラップ6,7を順次内側に
折り曲げて貼り合わせる。この製函作業は、従来のケー
サーで行うことができる。
【0022】一方、店頭で商品を陳列する際には、切裂
帯10を切り取り、表示板17を手前に引き上げるよう
にして、切目線12乃至15を切断し、図3及び図4に
示すように、ヒンジ線11を軸に支持板16を起こし
て、表示板17を下方へ折り曲げ、突起18を差込穴1
9に差し込む。
【0023】これにより、輸送時や保管時に汚損しにく
い側面板2を利用した表示板17が天面板1の上に起立
状態で保持されるので、美粧性に優れた陳列を行うこと
ができ、消費者の注意を引きつけることができる。
【0024】また、上記陳列状態への変形に際し、差込
穴19が天面板1の残存部に位置しているので、突起1
8を容易に差し込むことができ、店頭での陳列作業を能
率よく行うことができる。
【0025】また、カットテープ8の上下に切目線9を
入れたことから、切裂帯10の切り口が美しくなり、切
り取る部分は、切裂帯10だけなので、発生するごみが
少ないという利点もある。
【0026】なお、カットテープ8を全周に亘って切断
すると、その上方部分を完全に除去して、下方部分をト
レーとし、全ての商品を露出させて陳列することもでき
る。
【0027】次に、この発明の第2実施形態を、図5乃
至図8に基づいて説明する。なお、ここでは、上記第1
実施形態との相違点を中心に説明する。
【0028】図5に示すように、この実施形態に係る陳
列箱のブランクでは、切裂帯10がフラップ6まで延長
され、切目線12がフラップ6の先端縁まで延びてい
る。また、切目線15もフラップ7の先端縁まで延びて
いる。
【0029】また、突起18は、表示板17の両端から
延びるフラップ6に設けられ、底面板3に繋がるフラッ
プ7の先端縁には、切込20が設けられている。
【0030】さらに、差込穴19は、内側が斜めに後退
するように傾き、支持板16と表示板17の間には、折
目に挟まれた頂板21が設けられている。
【0031】このようなブランクから成る陳列箱によ
り、商品を包装する際には、図6に示すように、天面板
1、側面板2、底面板3及び側面板4を、継代5を介し
て連設し、フラップ6,7を貼り合わせて端面を閉止す
る。この包装状態において、突起18は切込20に対応
する場所に位置する。
【0032】一方、店頭で商品を陳列する際には、切裂
帯10を切り取り、表示板17の両端に繋がったフラッ
プ6を外側へ引き出し、フラップ6の切目線12及びフ
ラップ7の切目線14,15を切断する。このとき、突
起18は、切込20から抜け出すので、折れ曲ることが
ない。
【0033】次に、表示板17を手前に引き上げるよう
にして、天面板1の切目線15を切断し、図7及び図8
に示すように、ヒンジ線11を軸に支持板16を起こし
て、頂板21を前方へ、表示板17を下方へ折り曲げ、
フラップ6を表示板17の後方に折り曲げて、突起18
を差込穴19に差し込む。
【0034】このように変形した陳列状態では、表示板
17の両端において、フラップ6を折り曲げていること
から、切り口が露出せず、美粧性が向上する。また、斜
めに向いたフラップ6により、表示板17が立体構造で
保持されるので、表示板17の安定性も向上する。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る陳列箱で
は、輸送時や保管時に汚損しにくい側面板を表示板とし
て利用し、その下部又はフラップに設けた突起を、天面
板の差込穴に差し込んで表示板を起立状態に保持するこ
ととしたので、美粧性に優れた陳列を行うことができ、
陳列時への変形も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る陳列箱の第1実施形態のブラン
クを示す図
【図2】同上の包装状態を示す斜視図
【図3】同上の陳列状態を示す斜視図
【図4】同上の縦断側面図
【図5】この発明に係る陳列箱の第2実施形態のブラン
クを示す図
【図6】同上の包装状態を示す斜視図
【図7】同上の陳列状態を示す斜視図
【図8】同上の縦断側面図
【図9】従来の陳列箱の包装状態を示す斜視図
【図10】同上の陳列状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 天面板 2,4 側面板 3 底面板 6,7 フラップ 11 ヒンジ線 16 支持板 17 表示板 18 突起 19 差込穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA03 CB02 CB16 CE03 CE04 CE05 CE07 CE09 CE14 CE15 CE18 CE19 CE22 CE30 CF05 DA04 DA07 EA06 EA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面板1、一対の側面板2,4及び底面
    板3を連設して、フラップ6,7で端面を閉止し、陳列
    時には、前方に向けた側面板2から天面板1を開いて、
    その開いた部分を折り返し、ディスプレイ用の表示板と
    して起立させる陳列箱において、天面板1の中間位置に
    ヒンジ線11を設け、その前方に支持板16を介して繋
    がる側面板2の部分を表示板17とし、ヒンジ線11を
    軸に支持板16を起こして、表示板17を下方へ折り曲
    げ、表示板17の下部に設けた突起18を、天面板1の
    残存部に形成した差込穴19に差し込んで、表示板17
    の起立状態を保持することを特徴とする陳列箱。
  2. 【請求項2】 前記突起18を、表示板17の下部に代
    えて、表示板17の両端から延びるフラップ6に設け、
    このフラップ6を表示板17の後方に折り曲げて、その
    突起18を内側が斜めに後退した天面板1の差込穴19
    に差し込むことを特徴とする請求項1に記載の陳列箱。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173706A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Toppan Printing Co Ltd 展示機能付き紙箱
JP2014055017A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 J Pack:Kk
JP2018203326A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2019018890A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP7475878B2 (ja) 2020-02-03 2024-04-30 王子ホールディングス株式会社 包装箱

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