JP2008295228A - 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路 - Google Patents

昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008295228A
JP2008295228A JP2007139054A JP2007139054A JP2008295228A JP 2008295228 A JP2008295228 A JP 2008295228A JP 2007139054 A JP2007139054 A JP 2007139054A JP 2007139054 A JP2007139054 A JP 2007139054A JP 2008295228 A JP2008295228 A JP 2008295228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
reactor
smoothing capacitor
diode
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007139054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5070937B2 (ja
Inventor
Edward Kazuhide Sato
エドワルド カズヒデ 佐藤
Masahiro Kinoshita
雅博 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2007139054A priority Critical patent/JP5070937B2/ja
Publication of JP2008295228A publication Critical patent/JP2008295228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5070937B2 publication Critical patent/JP5070937B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】半導体スイッチ等での損失を増加させることなく、リアクトルのリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができる昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたDC−DCコンバータ回路を得る。
【解決手段】入力直流電源8に、リアクトル1、ダイオード3AD、負荷9、ダイオード3BDを直列接続する。また、平滑コンデンサ4A及び4Bの直列回路を負荷9の両端子間に接続し、半導体スイッチ2A及び2Bの直列回路をリアクトル1の端子間に接続する。更に、平滑コンデンサ4A及び4Bの接続点と半導体スイッチ2A及び2Bの接続点とを接続し、ダイオード2ADを半導体スイッチ2Aに、ダイオード2BDを半導体スイッチ2Bにそれぞれ並列接続する。そして、上記半導体スイッチ2A及び2Bを適切にスイッチ動作させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたDC−DCコンバータ回路に関するものである。
図10は、双方向動作が可能な従来のチョッパ回路を示す構成図であり、特許文献1記載のものと同様の構成を示している。図10において、29はリアクトル、30A及び31AはIGBT等で構成される半導体スイッチ、30D及び31Dはダイオード、32は平滑コンデンサである。図10に示す構成のチョッパ回路は、双方向、即ち昇圧モード及び降圧モードでの動作が可能である。
図11は従来のチョッパ回路における昇圧モードを示す構成図である。図11に示すチョッパ回路は、図10における回路端子33A及び33B間に入力直流電源34が、回路端子35A及び35B間に負荷36がそれぞれ接続されたものを示している。図11において、半導体スイッチ30Aは、直流電源34の電圧Vと回路端子35A及び35B間の電圧Eとによって決定されるデューティ比に基づいてオン・オフされる。即ち、半導体スイッチ30Aは、上記回路端子35A及び35B間の電圧Eが一定になるように、オン・オフ制御される。そして、半導体スイッチ30Aがターンオンの時の電流ルートとターンオフの時の電流ルートとは、それぞれ図11の破線及び一点鎖線に示す状態となる。なお、半導体スイッチ31Aは、還流ダイオードとして動作させるためにオフ状態で固定される。
図12は従来のチョッパ回路における降圧モードを示す構成図である。図12に示すチョッパ回路は、図10における回路端子33A及び33B間に負荷36が、回路端子35A及び35B間に入力直流電源34がそれぞれ接続されたものを示している。図12において、半導体スイッチ31Aは、直流電源34の電圧Eと回路端子33A及び33B間の電圧Vとによって決定されるデューティ比に基づいてオン・オフされる。即ち、半導体スイッチ31Aは、上記回路端子33A及び33B間の電圧Vが一定になるように、オン・オフ制御される。そして、半導体スイッチ31Aがターンオンの時の電流ルートとターンオフの時の電流ルートとは、それぞれ図12の破線及び一点鎖線に示す状態となる。なお、半導体スイッチ30Aは、還流ダイオードとして動作させるためにオフ状態で固定される。
図13は従来のチョッパ回路におけるスイッチングパターンを示す図である。ここで、図13(a)は図11に示すチョッパ回路(昇圧モード)のスイッチングパターンを、図13(b)は図12に示すチョッパ回路(降圧モード)のスイッチングパターンをそれぞれ示している。図13に示すように、指令信号と三角波のキャリア信号との比較に基づき、半導体スイッチ30A或いは31Aに対するゲート信号が発生される。
昇圧モード時、図13(a)に示すゲート信号によって半導体スイッチ30Aがオン・オフされ、前述したように図11に示す電流ルートが形成される。半導体スイッチ30Aがオンされると、リアクトル29には直流電源34の電圧Vが印加され、リアクトル電流が増加する。その後、半導体スイッチ30Aがオフされると、リアクトル29には直流電源34の電圧Vと二次側の電圧Eとの差である(V−E)の電圧がかかり、リアクトル電流は下降する。
一方、降圧モード時、図13(b)に示すゲート信号によって半導体スイッチ31Aがオン・オフされ、前述したように図12に示す電流ルートが形成される。半導体スイッチ31Aがオンされると、リアクトル29には直流電源34の電圧Eと二次側の電圧Vとの差である(E−V)の電圧が印加され、リアクトル電流は増加する。その後、半導体スイッチ31Aがオフされると、リアクトル29には直流電源34の電圧Vがかかり、リアクトル電流は下降する。
ここで、昇圧モード時におけるリアクトル29のリプル電流の振幅Δiは、次式で示される。
(数1)
Δi=V/(L・fs)×(1−V/E)
Lはリアクトル29のインダクタンス値、fsは半導体スイッチ30Aのスイッチング周波数である。
同様に、降圧モード時におけるリアクトル29のリプル電流の振幅Δiは、次式で示される。
(数2)
Δi=(E−V)/(L・fs)×V/E
上記式1及び式2から、リアクトル29のリプル電流の大きさは、上記スイッチング周波数fs及びインダクタンス値Lに対して逆比例の関係があることが分かる。したがって、上記式1及び2より、リアクトル29のリプル電流を低減させるためには、リアクトル29に印加される電圧を低減させる方法、スイッチング周波数fsを増加させる方法、リアクトル29のインダクタンス値Lを増やす方法が考えられる。
特開2002−369505号公報
特許文献1記載のものを含め従来のチョッパ回路、DC−DCコンバータでは、損失を増加させることなく、安価な方法でリアクトルのリプル電流を低減させるには限界があった。即ち、リアクトルのリプル電流を低減させるには上記3つの方法が考えられるが、先ず、リアクトルに印加される電圧を低減させる方法には、印加電圧が回路的に決定されてしまうといった問題があった。また、スイッチング周波数fsを増加させた場合には、半導体スイッチにおけるスイッチング損失が増加したり、リアクトルにおける鉄損が増加したりするといった問題があった。更に、リアクトルのインダクタンス値Lを増やした場合には、リアクトルが大型化し、高価になるといった問題があった。
また、従来の回路構成では、半導体スイッチに回路電圧以上の耐圧が要求されるため、半導体スイッチが高価になるといった問題もあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、半導体スイッチ等での損失を増加させることなく、リアクトルのリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができる昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたDC−DCコンバータ回路を提供することである。
この発明に係る昇圧チョッパ回路は、入力直流電源に第1の端子及び第2の端子が接続されたリアクトルと、リアクトルの第3の端子及び第4の端子間に接続されることにより、入力直流電源に、リアクトルとともに直列接続された第1のダイオード、負荷、第2のダイオードと、第1のダイオード及び負荷の接続点、並びに負荷及び第2のダイオードの接続点間に直列接続された第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサと、リアクトルの第3の端子及び第1のダイオードの接続点、並びに第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサの接続点間に接続された第1のスイッチと、第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサの接続点、並びに第2のダイオード及びリアクトルの第4の端子の接続点間に接続された第2のスイッチと、第1のスイッチに並列接続された第3のダイオードと、第2のスイッチに並列接続された第4のダイオードと、を備え、第1のスイッチがオン状態且つ第2のスイッチがオフ状態の時に、入力直流電源からリアクトル、第1のスイッチ、第2の平滑コンデンサ、第2のダイオード、リアクトルを順次経由して入力直流電源に戻る電流経路が形成され、第1のスイッチがオフ状態且つ第2のスイッチがオン状態の時に、入力直流電源からリアクトル、第1のダイオード、第1の平滑コンデンサ、第2のスイッチ、リアクトルを順次経由して入力直流電源に戻る電流経路が形成されるものである。
この発明に係る降圧チョッパ回路は、負荷に第1の端子及び第2の端子が接続されたリアクトルと、リアクトルの第3の端子及び第4の端子間に接続されることにより、負荷に、リアクトルとともに直列接続された第1のスイッチ、入力直流電源、第2のスイッチと、第1のスイッチに並列接続された第1のダイオードと、第2のスイッチに並列接続された第2のダイオードと、第1のスイッチ及び入力直流電源の接続点、並びに入力直流電源及び第2のスイッチの接続点間に直列接続された第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサと、リアクトルの第3の端子及び第1のスイッチの接続点、並びに第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサの接続点間に接続された第3のダイオードと、第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサの接続点、並びに第2のスイッチ及びリアクトルの第4の端子の接続点間に接続された第4のダイオードと、を備え、第1のスイッチがオン状態且つ第2のスイッチがオフ状態の時に、第1の平滑コンデンサから第1のスイッチ、リアクトル、負荷、リアクトル、第4のダイオードを順次経由して第1の平滑コンデンサに戻る電流経路が形成され、第1のスイッチがオフ状態且つ第2のスイッチがオン状態の時に、第2の平滑コンデンサから第3のダイオード、リアクトル、負荷、リアクトル、第2のスイッチを順次経由して第2の平滑コンデンサに戻る電流経路が形成されるものである。
この発明に係るDC−DCコンバータ回路は、上記昇圧チョッパ回路を備え、更に、負荷に印加される出力電圧及びその基準電圧の差電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器の出力に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力するパルス幅変調回路と、パルス幅変調回路の出力に基づいて、第1のスイッチ及び第2のスイッチの動作を制御する制御回路と、を備えたものである。
また、この発明に係るDC−DCコンバータ回路は、上記降圧チョッパ回路を備え、更に、負荷に印加される出力電圧及びその基準電圧の差電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器の出力に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力するパルス幅変調回路と、パルス幅変調回路の出力に基づいて、第1のスイッチ及び第2のスイッチの動作を制御する制御回路と、を備えたものである。
この発明によれば、半導体スイッチ等での損失を増加させることなく、リアクトルのリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができるようになる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるチョッパ回路を示す構成図である。図1において、1はリアクトル、2A、2B、3A、3BはIGBT等で構成される半導体スイッチ、2AD、2BD、3AD、3BDは半導体スイッチ2A、2B、3A、3Bにそれぞれ並列接続されたダイオード、4A及び4BはE/2の直流電圧がある平滑コンデンサである。
ここで、平滑コンデンサ4A及び4Bは、直列に接続されている。そして、半導体スイッチ2Aと3Aとを直列に接続した回路が平滑コンデンサ4Aの両端に接続され、半導体スイッチ2Aと3Aとの接続点が、リアクトル1の端子1aに接続されている。また、半導体スイッチ2Bと3Bとを直列に接続した回路が平滑コンデンサ4Bの両端に接続され、半導体スイッチ2Bと3Bとの接続点が、リアクトル1の端子1bに接続されている。なお、5は中性点を示している。また、回路端子6A及び6Bはリアクトル1の端子1c及び1dに、回路端子7A及び7Bは、直列に接続された平滑コンデンサ4A及び4Bの両側の端子に、それぞれ接続されている。
次に、上記構成を有するチョッパ回路の動作について説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるチョッパ回路の昇圧モードを示す構成図である。図2に示す昇圧チョッパ回路は、図1における回路端子6A及び6B間に入力直流電源8が接続され、回路端子7A及び7B間に負荷9が接続されたものを示している。また、10はリアクトル電流を示し、半導体スイッチ3A及び3Bは、オフ状態で固定されている。
即ち、上記昇圧チョッパ回路では、リアクトル1の端子1c及び1dが直流電源8の両端子に接続される。また、半導体スイッチ3A及び3Bがオフされることにより、リアクトル1、ダイオード3AD、負荷9、ダイオード3BDが直流電源8に直列接続される。平滑コンデンサ4A及び4Bの直列回路は、ダイオード3AD及び負荷9の接続点と、負荷9及びダイオード3BDの接続点との間に接続される。また、半導体スイッチ2A及び2Bの直列回路は、リアクトル1の端子1a及びダイオード3ADの接続点と、ダイオード3BD及びリアクトル1の端子1bの接続点との間に接続される。更に、半導体スイッチ2A及び2Bの接続点と平滑コンデンサ4A及び4Bの接続点とが接続される。
そして、半導体スイッチ2A及び2Bが、図示しない制御回路によって、交互にスイッチングを行うように自動制御される。また、半導体スイッチ2A及び2Bのオンデューティも昇圧率に応じて自動制御される。なお、半導体スイッチ2A及び2Bのオンデューティは、定常状態においては従来の昇圧チョッパ回路と同一になる。
図3は図2に示す昇圧チョッパ回路の動作を説明するための図であり、半導体スイッチ2A及び2Bのオンデューティが1/2未満の場合の電流経路を示したものである。ここで、図3(a)は半導体スイッチ2Aがオン状態、半導体スイッチ2Bがオフ状態の場合の電流ルートを示している。かかる場合、直流電源8からリアクトル1、半導体スイッチ2A、平滑コンデンサ4B、ダイオード3BD、リアクトル1を順次経由して直流電源8に戻る電流経路が形成される。かかる期間、リアクトル電流10は上昇(増加)する。
図3(b)は半導体スイッチ2A及び2Bが、共にオフ状態の場合の電流ルートを示している。図3(a)に示す状態から半導体スイッチ2Aがオフされると、図3(b)に示すように、直流電源8からリアクトル1、ダイオード3AD、平滑コンデンサ4A、平滑コンデンサ4B、ダイオード3BD、リアクトル1を順次経由して直流電源8に戻る電流経路が形成される。かかる場合、リアクトル1に蓄積されたエネルギーが放出され、リアクトル電流10は下降(減少)する。
図3(c)は半導体スイッチ2Aがオフ状態、半導体スイッチ2Bがオン状態の場合の電流ルートを示している。図3(b)に示す状態から半導体スイッチ2Bがオンされると、図3(c)に示すように、直流電源8からリアクトル1、ダイオード3AD、平滑コンデンサ4A、半導体スイッチ2B、リアクトル1を順次経由して直流電源8に戻る電流経路が形成される。そして、かかる期間、リアクトル電流10は上昇する。
上記動作を繰り返すことによって、平滑コンデンサ4A及び4Bを昇圧させることができる。ここで、図4は図2に示す昇圧チョッパ回路のスイッチングパターンを示す図であり、上記動作を行った際の各部波形を図4(a)に示している。オンデューティが1/2未満の場合、半導体スイッチ2A及び2Bは、図4(a)に示すように交互にスイッチングされ、同時にオン状態になることはない。そして、リアクトル電流10は、半導体スイッチ2A及び2Bの何れか一方がオン状態の期間に上昇し、半導体スイッチ2A及び2Bの双方がオフ状態の期間に下降する。なお、リアクトル1に印加される端子電圧は、半導体スイッチ2A及び2Bの何れか一方がオン状態の期間に(V−E/2)/2となり、半導体スイッチ2A及び2Bの双方がオフ状態の期間のリセット電圧は(V−E)/2となる。
一方、図4(b)は、オンデューティが1/2を越える場合の各部波形を示したものである。図4(b)において、リアクトル電流10は、半導体スイッチ2A及び2Bの双方が同時にオン状態となる期間に上昇し、半導体スイッチ2A及び2Bの何れか一方がオフ状態となる期間に下降する。そして、リアクトル1に印加される端子電圧は、半導体スイッチ2A及び2Bの双方がオン状態の期間にV/2となる。また、半導体スイッチ2A及び2Bの何れか一方がオフ状態の期間は、(V−E/2)/2でリセット電圧が印加される。
なお、半導体スイッチ2A及び2Bのオンデューティが1/2の場合は、理論上、リプル電流は流れず、完全な直流電流となる。
上記構成を有する昇圧チョッパ回路では、半導体スイッチ2A及び2B等での損失を増加させることなく、リアクトル1のリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができるようになる。
即ち、上記昇圧チョッパ回路では、直流電源8の電圧Vと平滑コンデンサ4A及び4Bの電圧E/2との電位差分で昇圧するように動作するため、リアクトル1に印加される電圧を低く抑えることが可能となり、その結果、リアクトル1のリプル電流を小さくすることができる。また、半導体スイッチ2A及び2Bを交互にスイッチングすることにより、リアクトル1のリプル周波数は、半導体スイッチ2A及び2Bのスイッチング周波数の2倍になる。このため、リアクトル1のインダクタンス値を小さくすることができ、小型及び安価なリアクトル1を採用することができるようになる。
なお、半導体スイッチ2A及び2Bには、E/2の電圧しかかからない。このため、従来のものと比較して耐圧の低い半導体スイッチを使用することができる。また、半導体スイッチ2A及び2Bを交互にスイッチングするため、スイッチング周波数を低く抑えることができ、更にスイッチングがE/2の電圧で行われるため、スイッチング損失も低く抑えることができる。
ここで、上記構成の昇圧チョッパ回路におけるリアクトル1のリプル電流の振幅Δiは、次式で示される。
(数3)
Δi=(E−V)・(2V−E)/E×1/(2・L・fs)
Lはリアクトル1のインダクタンス値、fsは半導体スイッチ2A及び2Bのスイッチング周波数である。ここで、下記表1のパラメータ例に基づいて、従来方式と本方式とのリプル電流を比較すると、従来方式のリプル電流Δi=133.3[A]であるのに対し、本方式のリプル電流Δi=33.3[A]となる。即ち、上記構成の昇圧チョッパ回路では、従来方式に対し、1/4程度までリプル電流を低減させることが可能となる。
(表1)
リプル電流Δiに関するパラメータ例
Figure 2008295228
次に、図1に示すチョッパ回路の降圧モードにおける動作を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるチョッパ回路の降圧モードを示す構成図である。図5に示す降圧チョッパ回路は、図1における回路端子6A及び6B間に負荷9が接続され、回路端子7A及び7B間に入力直流電源8(図5においては図示せず)が接続されたものを示している。また、半導体スイッチ2A及び2Bは、オフ状態で固定されている。
即ち、上記降圧チョッパ回路では、リアクトル1の端子1c及び1dが負荷9の両端子に接続される。また、半導体スイッチ2A及び2Bがオフされることにより、リアクトル1、半導体スイッチ3A、直流電源8、半導体スイッチ3Bが負荷9に直列接続される。平滑コンデンサ4A及び4Bの直列回路は、半導体スイッチ3A及び直流電源8の接続点と、直流電源8及び半導体スイッチ3Bの接続点との間に接続される。また、ダイオード2AD及び2BDの直列回路は、リアクトル1の端子1a及び半導体スイッチ3Aの接続点と、半導体スイッチ3B及びリアクトル1の端子1bの接続点との間に接続される。更に、ダイオード2AD及び2BDの接続点と平滑コンデンサ4A及び4Bの接続点とが接続される。
そして、半導体スイッチ3A及び3Bが、図示しない制御回路によって、交互にスイッチングを行うように自動制御される。また、半導体スイッチ3A及び3Bのオンデューティも降圧率に応じて自動制御される。なお、半導体スイッチ3A及び3Bのオンデューティは、定常状態においては従来の降圧チョッパ回路と同一になる。
図6は図5に示す降圧チョッパ回路の動作を説明するための図であり、半導体スイッチ3A及び3Bのオンデューティが1/2を超える場合の電流経路を示したものである。ここで、図6(a)は半導体スイッチ3Aがオフ状態、半導体スイッチ3Bがオン状態の場合の電流ルートを示している。かかる場合、平滑コンデンサ4Bからダイオード2AD、リアクトル1、負荷9、リアクトル1、半導体スイッチ3Bを順次経由して平滑コンデンサ4Bに戻る電流経路が形成される。かかる期間、リアクトル電流10は下降(減少)する。
図6(b)は半導体スイッチ3A及び3Bが、共にオン状態の場合の電流ルートを示している。図6(a)に示す状態から半導体スイッチ3Aがオンされると、電流は、図6(b)に示すように、平滑コンデンサ4Aから半導体スイッチ3A、リアクトル1、負荷9、リアクトル1、半導体スイッチ3B、平滑コンデンサ4Bのルートで流れ、リアクトル電流10は上昇(増加)する。
図6(c)は半導体スイッチ3Aがオン状態、半導体スイッチ3Bがオフ状態の場合の電流ルートを示している。図6(b)に示す状態から半導体スイッチ3Bがオフされると、図6(c)に示すように、平滑コンデンサ4Aから半導体スイッチ3A、リアクトル1、負荷9、リアクトル1、ダイオード2BDを順次経由して平滑コンデンサ4Aに戻る電流経路が形成される。かかる場合、リアクトル1に蓄積されたエネルギーが放出され、リアクトル電流10は下降する。
上記動作を繰り返すことによって、降圧モードとして動作させることができる。図7は図5に示す降圧チョッパ回路のスイッチングパターンを示す図であり、上記動作を行った際の各部波形を図7(b)に示している。オンデューティが1/2を超える場合、リアクトル電流10は、半導体スイッチ3A及び3Bの双方が同時にオン状態となる期間に上昇し、半導体スイッチ3A及び3Bの何れか一方がオフ状態となる期間に下降する。なお、リアクトル1に印加される端子電圧は、半導体スイッチ3A及び3Bの双方がオン状態の期間に(E−V)/2となる。また、半導体スイッチ3A及び3Bの何れか一方がオフ状態の期間は、(E/2−V)/2でリセット電圧が印加される。
一方、図7(a)は、オンデューティが1/2未満の場合の各部波形を示している。オンデューティが1/2未満の場合、半導体スイッチ3A及び3Bは、図7(a)に示すように交互にスイッチングされ、同時にオン状態になることはない。そして、リアクトル電流10は、半導体スイッチ3A及び3Bの何れか一方がオン状態の期間に上昇し、半導体スイッチ3A及び3Bの双方がオフ状態の期間に下降する。ここで、リアクトル1に印加される端子電圧は、半導体スイッチ3A及び3Bの何れか一方がオン状態の期間に(E/2−V)/2となり、半導体スイッチ3A及び3Bの双方がオフ状態の期間のリセット電圧はV/2となる。
なお、半導体スイッチ3A及び3Bのオンデューティが1/2の場合は、理論上、リプル電流は流れず、完全な直流電流となる。
上記構成を有する降圧チョッパ回路では、半導体スイッチ3A及び3B等での損失を増加させることなく、リアクトル1のリプル電流を低減させることができるとともに、小型且つ安価に構成することができるようになる。
即ち、上記降圧チョッパ回路では、平滑コンデンサ4A及び4Bの電圧E/2を、この電圧E/2と出力電圧Vとの電位差に降圧するように動作するため、リアクトル1に印加される電圧を低く抑えることが可能となり、その結果、リアクトル1のリプル電流を小さくすることができる。また、半導体スイッチ3A及び3Bを交互にスイッチングすることにより、リアクトル1のリプル周波数は、半導体スイッチ3A及び3Bのスイッチング周波数の2倍になる。このため、リアクトル1のインダクタンス値を小さくすることができ、小型及び安価なリアクトル1を採用することができるようになる。
なお、半導体スイッチ3A及び3Bには、E/2の電圧しかかからない。このため、従来のものと比較して耐圧の低い半導体スイッチを使用することができる。また、半導体スイッチ3A及び3Bを交互にスイッチングするため、スイッチング周波数を低く抑えることができ、更にスイッチングがE/2の電圧で行われるため、スイッチング損失も低く抑えることができる。
ここで、上記構成の降圧チョッパ回路におけるリアクトル1のリプル電流の振幅Δiは、次式で示される。
(数4)
Δi=(E−V)・(2V−E)/E×1/(2・L・fs)
Lはリアクトル1のインダクタンス値、fsは半導体スイッチ3A及び3Bのスイッチング周波数である。ここで、昇圧モードの時と同様に、上記表1のパラメータ例に基づいて、従来方式と本方式とのリプル電流を比較すると、従来方式のリプル電流Δi=133.3[A]であるのに対し、本方式のリプル電流Δi=33.3[A]となる。即ち、上記構成の降圧チョッパ回路では、従来方式に対し、1/4程度までリプル電流を低減させることが可能となる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2におけるDC−DCコンバータ回路を示す構成図であり、図1に示す双方向チョッパ回路の昇圧モードに関する制御装置を示したものである。図8において、11は入力直流電源8の電圧を検出する電圧検出器、12はリアクトル電流10を検出する電流検出器、13は平滑コンデンサ4Aの電圧を検出する電圧検出器、14は平滑コンデンサ4Bの電圧を検出する電圧検出器である。上記電圧検出器11、13、14及び電流検出器12による各検出信号は、制御器15に送られる。
制御器15には、図示しない誤差増幅器が備えられている。この誤差増幅器は、負荷9に印加されるべき出力電圧の基準電圧と、負荷9に印加される出力電圧とが入力され、これら両入力電圧の差電圧(誤差電圧)を出力する。また、制御器15は、誤差増幅器の出力とリアクトル電流10とに基づいて適切に自動制御された出力信号(指令値)を、パルス幅変調回路16に与える。パルス幅変調回路16は、制御器15からの出力信号に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力し、図示しない制御回路によって、半導体スイッチ2Aのスイッチ動作を適切に制御させる。
なお、上記パルス幅変調回路16は、例えば、三角波キャリアを発生させるキャリア発生器17と、このキャリア発生器17からの三角波キャリアを制御器15からの出力信号と比較して、半導体スイッチ2Aを動作させるためのパルスを上記制御回路に対して出力するコンパレータ18とから構成される。
一方、制御器15からの出力信号はパルス幅変調回路19に対しても与えられる。パルス幅変調回路19は、上記制御器15からの出力信号に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力し、図示しない制御回路によって、半導体スイッチ2Bのスイッチ動作を適切に制御させる。なお、パルス幅変調回路19は、例えば、三角波キャリアを発生させるキャリア発生器20と、このキャリア発生器20からの三角波キャリアを制御器15からの出力信号と比較して、半導体スイッチ2Bを動作させるためのパルスを上記制御回路に対して出力するコンパレータ21とから構成される。
なお、三角波のキャリア発生器17及び20の各キャリアの位相差は、自由に選択できる構成を有しているが、例えば、リアクトル1のリプル電流の低減に関しては、180度の位相差が最適なパラメータとなる。また、キャリア発生器17及び20の各三角波キャリアの最大値及び最低値、並びに周波数を同等(所定の誤差範囲内)にして位相をずらし、更に、各三角波キャリアをコンパレータ18及び21によって共通の指令値と比較させることにより、パルス幅変調回路16及び19の構成を簡素化することも可能である。
また、図9はこの発明の実施の形態2におけるDC−DCコンバータ回路の他の構成を示す図であり、図1に示す双方向チョッパ回路の降圧モードに関する制御装置を示したものである。図9において、電圧検出器11は、負荷9の電圧を検出するように接続されている。そして、電圧検出器11、13、14及び電流検出器12による各検出信号は、制御器22に送られる。
制御器22には、図示しない誤差増幅器が備えられている。この誤差増幅器は、負荷9に印加されるべき出力電圧の基準電圧と、負荷9に印加される出力電圧とが入力され、これら両入力電圧の差電圧(誤差電圧)を出力する。また、制御器22は、誤差増幅器の出力とリアクトル電流10とに基づいて適切に自動制御された出力信号(指令値)を、パルス幅変調回路23に与える。パルス幅変調回路23は、制御器22からの出力信号に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力し、図示しない制御回路によって、半導体スイッチ3Aのスイッチ動作を適切に制御させる。
なお、上記パルス幅変調回路23は、例えば、三角波キャリアを発生させるキャリア発生器24と、このキャリア発生器24からの三角波キャリアを制御器22からの出力信号と比較して、半導体スイッチ3Aを動作させるためのパルスを上記制御回路に対して出力するコンパレータ25とから構成される。
一方、制御器22からの出力信号はパルス幅変調回路26に対しても与えられる。パルス幅変調回路26は、上記制御機22からの出力信号に基づいて、パルス変調されたパルスを出力し、図示しない制御回路によって、半導体スイッチ3Bのスイッチ動作を適切に制御させる。なお、パルス幅変調回路26は、例えば、三角波キャリアを発生させるキャリア発生器27と、このキャリア発生器27からの三角波キャリアを制御器22からの出力信号と比較して、半導体スイッチ3Bを動作させるためのパルスを上記制御回路に対して出力するコンパレータ28とから構成される。
なお、三角波のキャリア発生器24及び27の各キャリアの位相差は、自由に選択できる構成を有しているが、例えば、リアクトル1のリプル電流の低減に関しては、180度の位相差が最適なパラメータとなる。また、キャリア発生器24及び27の各三角波キャリアの最大値及び最低値、並びに周波数を同等(所定の誤差範囲内)にして位相をずらし、更に、各三角波キャリアをコンパレータ25及び28によって共通の指令値と比較させることにより、パルス幅変調回路23及び26の構成を簡素化することも可能である。
この発明の実施の形態1におけるチョッパ回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるチョッパ回路の昇圧モードを示す構成図である。 図2に示す昇圧チョッパ回路の動作を説明するための図である。 図2に示す昇圧チョッパ回路のスイッチングパターンを示す図である。 この発明の実施の形態1におけるチョッパ回路の降圧モードを示す構成図である。 図5に示す降圧チョッパ回路の動作を説明するための図である。 図5に示す降圧チョッパ回路のスイッチングパターンを示す図である。 この発明の実施の形態2におけるDC−DCコンバータ回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態2におけるDC−DCコンバータ回路の他の構成を示す図である。 従来のチョッパ回路を示す構成図である。 従来のチョッパ回路における昇圧モードを示す構成図である。 従来のチョッパ回路における降圧モードを示す構成図である。 従来のチョッパ回路におけるスイッチングパターンを示す図である。
符号の説明
1 リアクトル
1a、1b、1c、1d 端子
2A、2B、3A、3B 半導体スイッチ
2AD、2BD、3AD、3BD ダイオード
4A、4B 平滑コンデンサ
5 中性点
6A、6B、7A、7B 回路端子
8 直流電源
9 負荷
10 リアクトル電流
11、13、14 電圧検出器
12 電流検出器
15、22 制御器
16、19、23、26 パルス幅変調回路
17、20、24、27 キャリア発生器
18、21、25、28 コンパレータ
29 リアクトル
30A、31A 半導体スイッチ
30D、31D ダイオード
32 平滑コンデンサ
33A、33B、35A、35B 回路端子
34 直流電源
36 負荷

Claims (6)

  1. 入力直流電源に第1の端子及び第2の端子が接続されたリアクトルと、
    前記リアクトルの第3の端子及び第4の端子間に接続されることにより、前記入力直流電源に、前記リアクトルとともに直列接続された第1のダイオード、負荷、第2のダイオードと、
    前記第1のダイオード及び前記負荷の接続点、並びに前記負荷及び前記第2のダイオードの接続点間に直列接続された第1の平滑コンデンサ及び第2の平滑コンデンサと、
    前記リアクトルの第3の端子及び前記第1のダイオードの接続点、並びに前記第1の平滑コンデンサ及び前記第2の平滑コンデンサの接続点間に接続された第1のスイッチと、
    前記第1の平滑コンデンサ及び前記第2の平滑コンデンサの接続点、並びに前記第2のダイオード及び前記リアクトルの第4の端子の接続点間に接続された第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチに並列接続された第3のダイオードと、
    前記第2のスイッチに並列接続された第4のダイオードと、
    を備え、
    前記第1のスイッチがオン状態且つ前記第2のスイッチがオフ状態の時に、前記入力直流電源から前記リアクトル、前記第1のスイッチ、前記第2の平滑コンデンサ、前記第2のダイオード、前記リアクトルを順次経由して前記入力直流電源に戻る電流経路が形成され、
    前記第1のスイッチがオフ状態且つ前記第2のスイッチがオン状態の時に、前記入力直流電源から前記リアクトル、前記第1のダイオード、前記第1の平滑コンデンサ、前記第2のスイッチ、前記リアクトルを順次経由して前記入力直流電源に戻る電流経路が形成される
    ことを特徴とする昇圧チョッパ回路。
  2. 請求項1に記載の昇圧チョッパ回路を備え、更に、
    負荷に印加される出力電圧及びその基準電圧の差電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器の出力に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力するパルス幅変調回路と、
    前記パルス幅変調回路の出力に基づいて、第1のスイッチ及び第2のスイッチの動作を制御する制御回路と、
    を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ回路。
  3. パルス幅変調回路は、
    三角波キャリアを発生させる第1のキャリア発生器及び第2のキャリア発生器と、
    前記第1のキャリア発生器からの三角波キャリアを誤差増幅器の出力に基づく指令値と比較して、第1のスイッチを動作させるためのパルスを制御回路に出力する第1のコンパレータと、
    前記第2のキャリア発生器からの三角波キャリアを前記指令値と比較して、第2のスイッチを動作させるためのパルスを前記制御回路に出力する第2のコンパレータと、
    を備え、
    前記第1のキャリア発生器からの三角波キャリアと前記第2のキャリア発生器からの三角波キャリアとは、同じ最大値及び最低値、周波数を有し、その位相がずらされたものであることを特徴とする請求項2に記載のDC−DCコンバータ回路。
  4. 負荷に第1の端子及び第2の端子が接続されたリアクトルと、
    前記リアクトルの第3の端子及び第4の端子間に接続されることにより、前記負荷に、前記リアクトルとともに直列接続された第1のスイッチ、入力直流電源、第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチに並列接続された第1のダイオードと、
    前記第2のスイッチに並列接続された第2のダイオードと、
    前記第1のスイッチ及び前記入力直流電源の接続点、並びに前記入力直流電源及び前記第2のスイッチの接続点間に直列接続された第1の平滑コンデンサ及び前記第2の平滑コンデンサと、
    前記リアクトルの第3の端子及び前記第1のスイッチの接続点、並びに前記第1の平滑コンデンサ及び前記第2の平滑コンデンサの接続点間に接続された第3のダイオードと、
    前記第1の平滑コンデンサ及び前記第2の平滑コンデンサの接続点、並びに前記第2のスイッチ及び前記リアクトルの第4の端子の接続点間に接続された第4のダイオードと、
    を備え、
    前記第1のスイッチがオン状態且つ前記第2のスイッチがオフ状態の時に、前記第1の平滑コンデンサから前記第1のスイッチ、前記リアクトル、前記負荷、前記リアクトル、前記第4のダイオードを順次経由して前記第1の平滑コンデンサに戻る電流経路が形成され、
    前記第1のスイッチがオフ状態且つ前記第2のスイッチがオン状態の時に、前記第2の平滑コンデンサから前記第3のダイオード、前記リアクトル、前記負荷、前記リアクトル、前記第2のスイッチを順次経由して前記第2の平滑コンデンサに戻る電流経路が形成される
    ことを特徴とする降圧チョッパ回路。
  5. 請求項4に記載の降圧チョッパ回路を備え、更に、
    負荷に印加される出力電圧及びその基準電圧の差電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器の出力に基づいて、パルス幅変調されたパルスを出力するパルス幅変調回路と、
    前記パルス幅変調回路の出力に基づいて、第1のスイッチ及び第2のスイッチの動作を制御する制御回路と、
    を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ回路。
  6. パルス幅変調回路は、
    三角波キャリアを発生させる第1のキャリア発生器及び第2のキャリア発生器と、
    前記第1のキャリア発生器からの三角波キャリアを誤差増幅器の出力に基づく指令値と比較して、第1のスイッチを動作させるためのパルスを制御回路に出力する第1のコンパレータと、
    前記第2のキャリア発生器からの三角波キャリアを前記指令値と比較して、第2のスイッチを動作させるためのパルスを前記制御回路に出力する第2のコンパレータと、
    を備え、
    前記第1のキャリア発生器からの三角波キャリアと前記第2のキャリア発生器からの三角波キャリアとは、同じ最大値及び最低値、周波数を有し、その位相がずらされたものであることを特徴とする請求項5に記載のDC−DCコンバータ回路。
JP2007139054A 2007-05-25 2007-05-25 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路 Active JP5070937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139054A JP5070937B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139054A JP5070937B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008295228A true JP2008295228A (ja) 2008-12-04
JP5070937B2 JP5070937B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=40169394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007139054A Active JP5070937B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5070937B2 (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004486A1 (ja) * 2009-07-09 2011-01-13 トヨタ自動車株式会社 コンバータ制御装置及び多相コンバータ
WO2011016199A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
WO2011036767A1 (ja) * 2009-09-25 2011-03-31 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
WO2011092932A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
JP2012010514A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Nichicon Corp 電源装置
WO2012014912A1 (ja) * 2010-07-30 2012-02-02 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ
KR101203089B1 (ko) 2010-09-16 2012-11-21 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체장치
JP2013005649A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Fuji Electric Co Ltd 直流電源システム
JP2013038921A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Tabuchi Electric Co Ltd 昇圧チョッパ回路およびこれを備えた電源装置
JP2014230418A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置およびそれを用いた電力変換システム
DE102013212229A1 (de) * 2013-06-26 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Spannungsumsetzer und Verfahren zum Betreiben eines Spannungsumsetzers
WO2015033437A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 三菱電機株式会社 直流電源装置、およびそれを備えた冷凍サイクル適用機器
JP2016116307A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 富士電機株式会社 電力変換装置
JP2017042028A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 富士電機株式会社 直流−直流変換装置
JP2017063589A (ja) * 2015-09-22 2017-03-30 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. 双方向dc/dcコンバータ及び系統連系インバータシステム
US9628003B2 (en) 2013-10-18 2017-04-18 Mitsubishi Electric Corporation Direct current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator
US9692289B2 (en) 2013-06-25 2017-06-27 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same
US9816737B2 (en) 2013-10-29 2017-11-14 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device and refrigeration cycle device
JP2018038240A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 東芝Itコントロールシステム株式会社 昇降圧電源装置
US9929636B2 (en) 2014-02-19 2018-03-27 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device, motor drive device including the same, and refrigeration-cycle application device including the motor drive device
US10113784B2 (en) 2013-10-18 2018-10-30 Mitsubishi Electric Corporation Direct-current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator
WO2021074981A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ装置
CN113424423A (zh) * 2019-02-25 2021-09-21 三菱电机株式会社 双降压斩波器电路
WO2024154199A1 (ja) * 2023-01-16 2024-07-25 株式会社Tmeic 直流電力変換装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6662163B2 (ja) 2016-04-14 2020-03-11 富士電機株式会社 3レベルチョッパ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280131A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Ltd 電源装置およびデータ処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280131A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Ltd 電源装置およびデータ処理装置

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9203314B2 (en) 2009-07-09 2015-12-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Converter controlling apparatus and multiphase converter
WO2011004486A1 (ja) * 2009-07-09 2011-01-13 トヨタ自動車株式会社 コンバータ制御装置及び多相コンバータ
CN102474176B (zh) * 2009-07-09 2015-05-27 丰田自动车株式会社 转换器控制装置及多相转换器
CN102474176A (zh) * 2009-07-09 2012-05-23 丰田自动车株式会社 转换器控制装置及多相转换器
WO2011016199A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
JP5325983B2 (ja) * 2009-08-05 2013-10-23 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
US8773082B2 (en) 2009-08-05 2014-07-08 Mitsubishi Electric Corporation DC/DC power conversion apparatus
CN102474180A (zh) * 2009-08-05 2012-05-23 三菱电机株式会社 Dc/dc电力转换装置
CN102549879A (zh) * 2009-09-25 2012-07-04 东芝三菱电机产业系统株式会社 不间断供电电源装置
US9154000B2 (en) 2009-09-25 2015-10-06 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Uninterruptible power supply apparatus including a control circuit that executes a first mode when supply of a first AC electric power from a commercial AC power supply is resumed at a time of discharge end
JP5486604B2 (ja) * 2009-09-25 2014-05-07 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
JPWO2011036767A1 (ja) * 2009-09-25 2013-02-14 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
WO2011036767A1 (ja) * 2009-09-25 2011-03-31 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
WO2011092932A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
US8604757B2 (en) 2010-02-01 2013-12-10 Mitsubishi Electric Corporation DC/DC power conversion apparatus
JP5379248B2 (ja) * 2010-02-01 2013-12-25 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置
JP2012010514A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Nichicon Corp 電源装置
WO2012014912A1 (ja) * 2010-07-30 2012-02-02 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ
JP5457559B2 (ja) * 2010-07-30 2014-04-02 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ
US9007042B2 (en) 2010-07-30 2015-04-14 Mitsubishi Electric Corporation DC/DC converter
KR101203089B1 (ko) 2010-09-16 2012-11-21 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체장치
US8547073B2 (en) 2011-06-20 2013-10-01 Fuji Electric Co., Ltd. Output side capacitor voltage balancing DC power supply system
JP2013005649A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Fuji Electric Co Ltd 直流電源システム
JP2013038921A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Tabuchi Electric Co Ltd 昇圧チョッパ回路およびこれを備えた電源装置
JP2014230418A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置およびそれを用いた電力変換システム
US9692289B2 (en) 2013-06-25 2017-06-27 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same
DE102013212229A1 (de) * 2013-06-26 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Spannungsumsetzer und Verfahren zum Betreiben eines Spannungsumsetzers
WO2015033437A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 三菱電機株式会社 直流電源装置、およびそれを備えた冷凍サイクル適用機器
JP6072924B2 (ja) * 2013-09-06 2017-02-01 三菱電機株式会社 直流電源装置、およびそれを備えた冷凍サイクル適用機器
US9960703B2 (en) 2013-09-06 2018-05-01 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device and refrigeration-cycle application device including the same
US9628003B2 (en) 2013-10-18 2017-04-18 Mitsubishi Electric Corporation Direct current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator
US10113784B2 (en) 2013-10-18 2018-10-30 Mitsubishi Electric Corporation Direct-current power supply device, motor driving device, air conditioner, and refrigerator
US9816737B2 (en) 2013-10-29 2017-11-14 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device and refrigeration cycle device
US9929636B2 (en) 2014-02-19 2018-03-27 Mitsubishi Electric Corporation DC power-supply device, motor drive device including the same, and refrigeration-cycle application device including the motor drive device
JP2016116307A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 富士電機株式会社 電力変換装置
JP2017042028A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 富士電機株式会社 直流−直流変換装置
CN106469980A (zh) * 2015-08-19 2017-03-01 富士电机株式会社 直流-直流转换装置
CN106469980B (zh) * 2015-08-19 2020-06-23 富士电机株式会社 直流-直流转换装置
JP2017063589A (ja) * 2015-09-22 2017-03-30 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. 双方向dc/dcコンバータ及び系統連系インバータシステム
US9806526B2 (en) 2015-09-22 2017-10-31 Delta Electronics, Inc. Bi-directional direct-current-to-direct-current converter, grid-connected inverter system, and solar energy grid-connected inverter system
JP2018038240A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 東芝Itコントロールシステム株式会社 昇降圧電源装置
JP7038978B2 (ja) 2016-08-30 2022-03-22 東芝Itコントロールシステム株式会社 昇降圧電源装置
CN113424423A (zh) * 2019-02-25 2021-09-21 三菱电机株式会社 双降压斩波器电路
US11973427B2 (en) 2019-02-25 2024-04-30 Mitsubishi Electric Corporation Double step-down chopper circuit
CN113424423B (zh) * 2019-02-25 2024-05-14 三菱电机株式会社 双降压斩波器电路
WO2021074981A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ装置
JPWO2021074981A1 (ja) * 2019-10-16 2021-12-23 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ装置
JP7086308B2 (ja) 2019-10-16 2022-06-17 三菱電機株式会社 Dc/dcコンバータ装置
WO2024154199A1 (ja) * 2023-01-16 2024-07-25 株式会社Tmeic 直流電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5070937B2 (ja) 2012-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5070937B2 (ja) 昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路及びそれを用いたdc−dcコンバータ回路
EP3496252B1 (en) Dc voltage conversion circuit
US9197135B2 (en) Bi-directional DC/DC converter with frequency control change-over
US8508961B2 (en) Power conversion apparatus
US9281753B2 (en) LLC converter with dynamic gain transformation for wide input and output range
JP4715429B2 (ja) 交直変換回路
CN107222103B (zh) Dc/dc转换器的控制装置及控制方法
US20150097542A1 (en) Asymmetric Inductors in Multi-Phase DCDC Converters
EP2985897B1 (en) Power conversion device
JP2007104872A (ja) 電力変換器
CN101931327A (zh) 用于多相降压转换器内pfm/pwm模式转变的系统和方法
JP2006311779A (ja) 多出力型dc/dcコンバータおよびその制御方法
CN103053102A (zh) 在开关式电源转换器中使用桥拓扑减少波纹电流
JP2008141801A (ja) スイッチング電源回路
JP6223609B2 (ja) Dc/dcコンバータ
JP2006311780A (ja) 多出力型dc/dcコンバータおよびその制御方法
US20230095989A1 (en) Power conversion device
JP2004208448A (ja) 昇降圧dc−dcコンバータ
Pandey et al. Bridgeless PFC converter based EV charger
JP2009219329A (ja) リニアモータ駆動用スイッチング電源
JP2019149867A (ja) 電力変換装置及び電力変換システム
JP6029619B2 (ja) コンバータ及びコンバータの制御方法
JP4487419B2 (ja) 昇降圧dc−dcコンバータ
JP2005176532A (ja) ディジタル式直流電源制御装置及び方法
JP2008160942A (ja) 半導体電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5070937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250