JP2008288474A - ヘテロ接合電界効果トランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合電界効果トランジスタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008288474A
JP2008288474A JP2007133591A JP2007133591A JP2008288474A JP 2008288474 A JP2008288474 A JP 2008288474A JP 2007133591 A JP2007133591 A JP 2007133591A JP 2007133591 A JP2007133591 A JP 2007133591A JP 2008288474 A JP2008288474 A JP 2008288474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer layer
layer
barrier layer
effect transistor
fet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007133591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Toda
真一 吐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007133591A priority Critical patent/JP2008288474A/ja
Publication of JP2008288474A publication Critical patent/JP2008288474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

【課題】リーク電流の発生を抑制し、良好なピンチオフ特性を有するAlGaN/GaNダブルへテロ接合電解効果トランジスタを提供する。
【解決手段】AlGaN/GaNダブルへテロ接合電界効果トランジスタ80は、不純物としてFeを含むGaNバッファ層92と、AlGaN第1バリア層94を含む。Feは、キャリアトラップ効果とバッファ層92の伝導帯のエネルギーレベルEcの上昇とをもたらす。これらのことは、バッファ層92/第1バリア層94界面へのキャリアの蓄積を抑制し、リーク電流を低減する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ヘテロ接合電界効果トランジスタのピンチオフ特性の向上技術に関し、特にAlGaN/GaN/AlGaNダブルへテロ接合電界効果トランジスタに関する。
ヘテロ接合電界効果トランジスタ(Hetero Junction Field effect transistor。以下「ヘテロ接合FET」と呼ぶ。)は、ヘテロ接合に起因して、二次元電子ガスと呼ばれる高濃度の電子を、チャネル層に蓄える。これにより、ヘテロ接合FETは高い電子移動度を持つ。
ヘテロ接合FETの中でも、AlGaN/GaNヘテロ接合FETは、高耐圧・高出力が望めるデバイスとして特に注目されており、携帯電話基地局用の高周波トランジスタや電源スイッチング素子への応用を目指して研究が進められている。AlGaN/GaNヘテロ接合FETは、AlGaN及びGaN材料の特性により、高電流、高電圧でも壊れにくく、絶縁破壊電界が高い。さらに、AlGaN/GaNのヘテロ接合は、AlGaN−GaN間の格子定数の違いによる格子歪を生ずる。この格子歪により、AlGaN/GaN接合界面において、ピエゾ効果と呼ばれる、歪に起因する分極と、AlGaN及びGaN、それぞれの結晶に起因する自発分極とが生じる。これらの現象により、AlGaN/GaNヘテロ接合FETでは、他のFETに比べ、さらに高いキャリア(電子)濃度を得ることができる。
AlGaN/GaNヘテロ接合FETのさらなる高性能化のため、ダブルへテロ型のAlGaN/GaNヘテロ接合FETが、特許文献1に提案されている。図1に、特許文献1において提案されたFETの断面構造を示す。図1を参照して、特許文献1に開示のダブルヘテロ接合FET20(以下、「FET20」と呼ぶ。)は、サファイアの絶縁性基板30と、基板30上に形成されたGaNからなるバッファ層32と、バッファ層32上に形成された、AlGaNからなり、バッファ層32からの距離に応じて組成が変化するように形成された組成傾斜層34と、組成傾斜層34上に形成されたAlGaNからなる第1バリア層36と、第1バリア層36上に形成されたGaNからなるチャネル層38と、チャネル層38上に形成されたAlGaNからなる第2バリア層40と、第2バリア層40上に形成されたGaNからなるキャップ層42とを含む。さらに、FET20は、キャップ層42上に形成されたTi/Alからなるソース電極44及びドレイン電極46、並びにNi/Auからなるゲート電極48を含む。
特許文献1において提案されたFET20において、第1及び第2のAlGaNバリア層36及び40が、GaNチャネル層38の上下に配置されている。AlGaN/GaNヘテロ接合が2つ存在することが、1つの場合に比べ、チャネル層38に蓄積される二次元電子ガスの効果を増やしている。
しかし、このようなAlGaN/GaNヘテロ接合FETを含む、ヘテロ接合FETにおいて、リーク電流が発生し、良好なピンチオフ特性を得ることができないと言う問題点がある。良好なピンチオフ特性とは、FETへ印加する電圧の制御により、FETから取り出される電流が十分小さくなり、オフ状態となることを指す。
リーク電流の主な原因の1つに、基板の上に形成されるバッファ層に発生する二次元電子ガスが挙げられる。図1を参照して、GaNバッファ層32の上に、直接AlGaN第1バリア層36を形成すると、AlGaN/GaNヘテロ接合となり、AlGaN第1バリア層36/GaNバッファ層32界面付近のバッファ層32側に二次元電子ガスが発生する。この二次元電子ガスは、ゲート電極48からは離れた部位に存在する。このため、この二次元電子ガスは、ゲート電極の印加電圧により制御することができないリーク電流となる。
この問題を解決するために、特許文献1に開示のFET20では、バッファ層32と第1バリア層36との間に、AlGaN組成傾斜層34を設ける。AlGaN組成傾斜層34は、図1における上下方向に、AlとGaの組成比を変化させる。すなわち、GaNバッファ層32側ではGaNに近い組成を、AlGaN第1バリア層36側ではAlGaNに近い組成を、その中間ではAlGaN第1バリア層36に近くなるほどAlの組成比を順に増やしていく。これにより、AlGaN/GaNヘテロ接合における伝導帯不連続による二次元電子ガスの発生を抑え、リーク電流発生を軽減する。
特開2005−86102号公報
しかし、特許文献1に開示の技術においても、リーク電流の抑制が十分でなく、良好なピンチオフ特性を得られない問題が残る。本願発明者が特許文献1に記載のAlGaN/GaNヘテロ接合FETについて、エネルギーバンド状態のシミュレーションを行なった。その結果、組成傾斜層34/バッファ層32接合界面に二次元電子ガスが発生することが判明した。
図2に、図1に示すFET20の積層構造のうち、A−A断面におけるEc(伝導帯の底のエネルギー)曲線60とEf(フェルミレベル)の線62とを示す。図2を参照して、組成傾斜層34/バッファ層32接合界面付近にEc60の谷が発生し、この部分はEf62より低いエネルギー準位となる。このEc60の谷のため、組成傾斜層34/バッファ層32界面のバッファ層32に二次元電子ガスが発生する。この二次元電子ガスにより、ソース電極44とドレイン電極46の間に電流が生ずる。この二次元電子ガスは、図1に示すように、ゲート電極48からは離れた部位に存在する。このため、この二次元電子ガスは、ゲート電極の印加電圧により制御することができず、リーク電流となる。このため良好なピンチオフ特性を得ることができない。
したがって、本発明の目的は、リーク電流の発生を抑制し、良好なピンチオフ特性を有するAlGaN/GaNダブルへテロ接合FETを提供することである。
本発明の他の目的は、AlGaN第1バリア層36/GaNバッファ層32界面において、伝導帯不連続により二次元電子ガスが発生することについて、これを抑制できるよう改善することである。
本発明の第1の局面に係るヘテロ接合電界効果トランジスタ(以下、「FET」と呼ぶ。)は、基板と、基板上に形成された、第1の種類の半導体からなるバッファ層と、バッファ層上に形成された、第1の種類と異なる第2の種類の半導体からなる第1導電型の第1のバリア層と、第1のバリア層上に形成された、第2の種類と異なる第3の種類の半導体からなるチャネル層と、チャネル層上に形成された、第3の種類と異なる第4の種類の半導体からなる第1導電型の第2のバリア層と、第2のバリア層上に形成されたソース電極、ゲート電極、及びドレイン電極とを含む。第3の種類の半導体は、第2の種類の半導体及び第4の種類の半導体よりもバンドギャップの小さな半導体からなり、バッファ層には不純物が導入されていることを特徴とする。
本FETは、チャネル層/第1のバリア層と、第2のバリア層/チャネル層との、2つのヘテロ接合を有する。チャネル層の構成材料は、第1及び第2のバリア層の構成材料よりも、バンドギャップの小さな半導体からなる。キャリアは、バンドギャップの大きい材料から小さい材料へ移動し蓄積される。このことにより、第1及び第2のバリア層からチャネル層へ、それぞれ、キャリアが供与される。このため、チャネル層には、高濃度のキャリアが蓄積される。このキャリア蓄積により、本FETは高出力を示す。本FETは、さらに、基板と、第1のバリア層との間に、不純物が導入されたバッファ層を有する。バッファ層には、第1のバリア層/バッファ層接合界面のエネルギーバンド状態と、格子歪とに起因して、キャリアの蓄積が生じる。この蓄積されたキャリアの移動及び拡散が、リーク電流の原因となる。バッファ層に導入された不純物は、蓄積されたキャリアの移動度及び速度を低下させる。なぜなら、物理的にこの不純物が、キャリア移動の障壁となるためである。この不純物の効果により、キャリア蓄積に起因するリーク電流が抑制される。
本FETにおいては、バッファ層に導入した不純物が、リーク電流を抑制する。これにより、本FETは、良好なピンチオフ特性を有する。
好ましくは、第1の種類の半導体、及び第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなる。
本FETに含まれる、バッファ層、及び第1のバリア層は、それぞれ、3族窒化物半導体からなる。3族窒化物半導体は、従来の半導体に比べてバンドギャップが大きい。このことから、チャネル層/3族窒化物半導体からなる第1のバリア層のヘテロ接合界面は、格子歪による強いピエゾ効果、及び自発分極を有する。このヘテロ接合により、本FETにおいては、高い濃度のキャリアがチャネル層に蓄積される。一方、3族窒化物半導体からなる第1のバリア層を積層するため、第1のバリア層と同じ、3族窒化物半導体からなるバッファ層を形成することが必要である。その他に、3族窒化物半導体は化学的、及び物理的に強固であるため、3族窒化物半導体を含む本FETは、高い絶縁破壊電界を示す。
本FETにおいて、バッファ層、及び第1のバリア層はそれぞれ、3族窒化物半導体からなる。このため、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは高濃度キャリアによる高出力性と、高い絶縁破壊電界とを示す。
好ましくは、バッファ層は、第1のバリア層よりも、バンドギャップの小さい材料からなる。
本FETにおける第1のバリア層/バッファ層接合界面はヘテロ接合である。このため、第1のバリア層/バッファ層接合界面のエネルギーバンド状態及び格子歪に起因して、この接合界面にキャリアが発生する。本FETにおいて、バッファ層の構成材料のバンドギャップは、第1のバリア層に比べて小さい。このため、この接合界面で発生したキャリアはバッファ層側へ移動し、蓄積される。バッファ層に蓄積されたキャリアの各々は、移動することによりリーク電流を発生する。しかし、バッファ層に導入された不純物が、キャリアの移動を抑制する。キャリア移動度の低減は、リーク電流の発生を抑える。
本FETにおいて、リーク電流の原因となるキャリアは、バッファ層へ蓄積される。このキャリアの移動は、バッファ層に導入された不純物により抑制される。これにより、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、バッファ層は、InXGa1-XN(0≦X≦1)からなる。
好ましくは、第1のバリア層は、AlGa1-YN(0≦Y≦1)からなる。
本FETに含まれるバッファ層はInGaNからなり、第1のバリア層はAlGaNからなる。InGaNはAlGaNに比べ格子定数が大きいため、AlGaN/InGaN接合界面にキャリアが発生する。また、InGaNはAlGaNに比べバンドギャップが小さいため、発生したキャリアはバッファ層側へ移動し、蓄積される。そのため、リーク電流が発生しやすくなる。しかし、バッファ層に導入された不純物が、キャリアの移動を抑制するため、キャリアが増大する分、リーク電流の発生を効果的に抑制できる。
好ましくは、不純物はFeからなる。
本FETに含まれるバッファ層には、不純物としてFeが導入される。FeはGaN系半導体においてバンドギャップ内に深いトラップ準位を形成し、キャリアはこの準位に捕捉される。さらに、第1のバリア層/バッファ層接合界面において、バッファ層のエネルギーバンド状態が変化し、バッファ層におけるEcが上昇する。このことは、バッファ層へのキャリアの蓄積を抑制する。したがって、リーク電流の生成が抑制される。その結果、本FETは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、第1の種類の半導体、及び第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなり、不純物は、p型の不純物からなる。
本FETに含まれるバッファ層及び第1のバリア層は、それぞれ3族窒化物半導体からなる。このため、第1のバリア層/バッファ層接合界面には二次元電子ガスが発生し、バッファ層側に電子が蓄積される。一方、バッファ層にはp型の不純物が導入される。p型の不純物はホールを導入する。以上のことにより、バッファ層に蓄積された電子は、導入されたホールと結合し、電気的に相殺される。これによりキャリア濃度が減少する。以上のことから、本FETは、リーク電流の発生を低減することができる。その結果、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、不純物は、Mg、C、Zn及びPからなるグループから選択される。
本FETに含まれるバッファ層には、Mg、C、Zn及びPから選択された不純物が導入される。Mg、C、Zn及びPはホールを導入するアクセプタである。このため、バッファ層に蓄積された電子は、導入されたホールと結合し、電気的に相殺される。以上のことから、本FETは、リーク電流の発生を低減することができる。その結果、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、第1のバリア層の、バッファ層との界面付近には、不純物が導入されている。
第1のバリア層/バッファ層ヘテロ接合界面には、キャリアが発生している。第1のバリア層及びバッファ層の組成によっては、バッファ層側だけでなく、第1のバリア層側にもキャリアが存在し、リーク電流発生などのトランジスタの動作に影響を与える。しかし、本FETにおいて、第1のバリア層のバッファ層とのヘテロ接合界面付近には、不純物が導入されている。この不純物の物理的障壁により、キャリアの移動が低減される。このことは、リーク電流発生を低減し、良好なトランジスタ動作を確保する。その結果、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、第1のバリア層に導入されている不純物は、Feである。
第1のバリア層のバッファ層とのヘテロ接合界面付近に導入されたFeは、電子及びホールを、深いエネルギー準位においてトラップする。このことは、この接合界面へのキャリアの蓄積を抑制し、キャリアによるリーク電流生成を抑制する。その結果、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
好ましくは、第1の種類の半導体、及び第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなり、第1のバリア層に導入されている不純物は、Mg、C、Zn及びPからなるグループから選択される。
本FETに含まれる、バッファ層、及び第1のバリア層は、それぞれ、3族窒化物半導体からなる。このため、第1のバリア層/バッファ層接合界面には二次元電子ガスが発生する。発生した電子はバッファ層側に蓄積されるが、第1のバリア層側にも存在する。さらに、第1のバリア層のバッファ層とのヘテロ接合界面付近に、Mg、C、Zn及びPから選択された不純物が導入される。Mg、C、Zn及びPはホールを導入するアクセプタである。このため、第1のバリア層に存在する電子は、導入されたホールとの結合により電気的に相殺され、電子の濃度は減少する。これにより、この接合界面に蓄積されたキャリアによるリーク電流生成を抑制する。その結果、本ヘテロ接合電界効果トランジスタは、良好なピンチオフ特性を示す。
以上のように、本FETにおいては、バッファ層へ導入された不純物が、第1のバリア層/バッファ層接合界面へのキャリアの蓄積を抑制し、又は、蓄積されたキャリアの移動を抑制する。このことにより、本FETにおけるリーク電流を低減することができる。このため、本FETは、良好なピンチオフ特性を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。以下の図面および説明においては、同一の部品または構成要素には同一の参照符号を付してある。それらの機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態に係るAlGaN/GaNダブルヘテロ接合FETにおいて、バッファ層は不純物としてFeを含む。このFeの存在は、バッファ層への電子の蓄積を抑制する。その結果、リーク電流の発生を抑制し、良好なピンチオフ特性を実現する。
―構成―
図3に、本発明の第1の実施の形態に係るAlGaN/GaNダブルヘテロ接合FET80(以下単に「FET80」と呼ぶ。)の断面構造図を示す。図3を参照して、FET80は、SiCからなる絶縁性の基板90と、基板90の主表面上に形成された、不純物としてFeが導入された、GaNからなるバッファ層92とを含む。バッファ層92は、AlGaN/GaNダブルヘテロ接合層をその上に形成するために形成される。
本実施の形態では、バッファ層92は、不純物としてFeを1×1018cm-3〜5×1019cm-3含む。Feは、バッファ層92内に生じるリーク電流を低減するためのものである。その効果は、図4を参照して後述する。
FET80は、さらに、バッファ層92上に形成された、AlGaNからなる第1バリア層94と、第1バリア層94上に形成された、GaNからなるチャネル層96と、チャネル層96上に形成された、AlGaNからなる第2バリア層98と、第2バリア層98上に形成され、GaNからなるキャップ層100と、キャップ層100の上に形成され、金属からなるソース電極102、ドレイン電極104、及びゲート電極106とを含む。
第1バリア層94は、電子が基板側へリークしないようにするバリアとして機能する。第1バリア層94は、さらに、チャネル層96と接合することでチャネル層96へ電子供与を行なう。
チャネル層96は、第1バリア層94等から供与された電子を蓄積する機能と、ソース電極102及びドレイン電極104の間に電圧を印加することにより、電子を高速に流す機能とを持つ。
第2バリア層98は、チャネル層96と接合することでチャネル層96に電子供与を行なう。
キャップ層100は、チャネル層96とソース電極102、ドレイン電極104、及びゲート電極106とがコンタクトを取りやすくなるように機能する。キャップ層100は、さらに、第2バリア層98の表面酸化を防ぐ。ソース電極102、ドレイン電極104、及びゲート電極106は、外部との電源及び電圧源と接続し出入力を行なうため設けられる。
このうち、ソース電極102は図示しないアース又は外部の構造物へ接続され、ドレイン電極104は図示しない外部の電圧源と接続される。ドレイン電極104に正電圧を印加することで、ソース電極102からドレイン電極104への電子の流れを発生させ、ソース電極102は電子の供与源として、ドレイン電極104はFET80から電子を取り出す部分として機能する。ゲート電極106は図示しない電圧源と接続され、本FETに電圧を印加することで、その動作を制御する。ソース電極102及びドレイン電極104は、GaNキャップ層100との界面においてオーミック接触をとるような材料からなる。ゲート電極106は、GaNキャップ層100との界面においてショットキー接触をとるような材料からなる。
―動作―
図3及び図4を参照して、本実施の形態に係るFET80は以下のように動作する。図3を参照して、図示しない外部電源により、ソース電極102−ドレイン電極104間に電圧を印加する。ドレイン電極104の方がソース電極102より高電位とする。この状態でソース電極102−ドレイン電極104間にチャネル層96を介して電流が流れる。ここでゲート電極106より電圧を印加する。ゲート電極106への印加電圧を調整することにより、ゲート電極106直下のチャネル層96のEcの様子を変化させる。これにより、FET80内の動作を制御し、ソース電極102−ドレイン電極104間の電流のON−OFFを行なう。
図4に、図3に示すFET80の断面構造のうち、B−B断面におけるEcの変化曲線110とEfの線112とを示す。図2に示す、特許文献1によるFET20のエネルギーバンド図と比較して、本実施の形態に係るFET80におけるEcの特徴を説明する。
図4を参照して、第1バリア層94からゲート電極106までのEcの変化の曲線110の様子は、図2に示す、第1バリア層36からゲート電極48までのEcの曲線60と同様である。しかし、第1バリア層94/バッファ層92界面において、バッファ層92のEcは図2に示すバッファ層32のEcよりも高いレベルにある。これはバッファ層92がFeを含むことにより、バッファ層92のエネルギーバンド状態が変化し、Ecが上昇するためである。さらにバッファ層92のEcは、Efよりも高いレベルにある。このため、従来のFET20と異なり、本実施の形態に係るFET80では、この部位には二次元電子ガスが発生しない。
本実施の形態に係るAlGaN/GaNダブルヘテロ接合FET80において、前述したバッファ層92に含まれるFeの効果により、リーク電流を低減し、良好なピンチオフ特性を得ることができる。
以下、第1の実施の形態に基づく実施例1について説明する。
―FET80の製造方法―
図3を参照して、FET80を以下の方法により製造した。SiC基板90上に、濃度1×1018cm-3のFeを含む、厚さ2μmのGaNからなるバッファ層92を、バッファ層92上に、厚さ500nmのアンドープAl0.05Ga0.95Nからなる第1バリア層94を、第1バリア層94上に、厚さ10nmのアンドープGaNからなるチャネル層96を、チャネル層96上に、厚さ30nmのアンドープAl0.3Ga0.7Nからなる第2バリア層98を、第2バリア層98上に、厚さ1nmのアンドープGaNからなるキャップ層100を、それぞれ、有機金属化学気相合成(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD法)により形成した。次に、キャップ層100上に、シャドウマスクを用いて、ソース電極102、ドレイン電極104及びゲート電極106をスパッタ法によりそれぞれ形成した。ソース電極102及びドレイン電極104はTi/Al/Ni/Au、ゲート電極106はWN/Auの積層構造とした。
―変形例―
上記実施の形態では、バッファ層92には、不純物としてFeが導入されている。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されない。バッファ層92には、不純物として、Feに代えて、又はFeに加えて、Mg、C、ZnまたはPを含んでも良い。これらはホールを導入するアクセプタである。バッファ層92がアクセプタを含むことにより、バッファ層92内の電子と導入されたホールとが結合し、電気的に相殺することができる。さらに、物理的障壁により、バッファ層92内に存在する電子の移動度を低減する。これにより、リーク電流を低減することができる。
バッファ層92は、InXGa1-XN(0≦X≦1)からなり、第1バリア層94は、AlGa1-YN(0≦Y≦1)からなるようにしてもよい。
第1バリア層94は、バッファ層92との接合界面付近に、不純物としてFeを含んでも良い。第1バリア層94/バッファ層92ヘテロ接合界面で生じ、第1バリア層94内に存在する電子もリーク電流の原因となる。第1バリア層94内のFeは、前述のバッファ層92と同様に、電子の蓄積を抑制し、リーク電流を低減する。
第1バリア層94は、不純物として上記したFeに代えて、又はFeに加えて、Mg、C、ZnまたはPを含んでも良い。これらの効果は、バッファ層92の場合と同様である。
基板90は、Si又はサファイア等であっても良い。
基板90とバッファ層92との間に、AlGaN/AlNからなる新たなバッファ層を挿入しても良い。
本発明によれば、リーク電流を低減した良好なピンチオフ特性を有するダブルへテロ型のヘテロ接合FETを提供することができ、高耐圧・高出力を必要とする基地局用高周波トランジスタや電源スイッチング素子に適用することができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
特許文献1に開示されたヘテロ接合FET20の構成を示す断面図である。 図1に示すヘテロ接合FET20のA−A断面におけるエネルギーバンド図である。 本発明の第1の実施の形態に係るヘテロ接合FET80の構成を示す断面図である。 図3に示すヘテロ接合FET80のB−B断面におけるエネルギーバンド図である。
符号の説明
20、80 ヘテロ接合FET
30、90 基板
32、92 バッファ層
34 組成傾斜層
36、94 第1バリア層
38、96 チャネル層
40、98 第2バリア層
42、100 キャップ層
44、102 ソース電極
46、104 ドレイン電極
48、106 ゲート電極
60、110 伝導帯の底のエネルギー(Ec、the bottom of the conduction band)曲線
62、112 フェルミレベル(Ef,fermi level)の線

Claims (11)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された、第1の種類の半導体からなるバッファ層と、
    前記バッファ層上に形成された、前記第1の種類と異なる第2の種類の半導体からなる第1導電型の第1のバリア層と、
    前記第1のバリア層上に形成された、前記第2の種類と異なる第3の種類の半導体からなるチャネル層と、
    前記チャネル層上に形成された、前記第3の種類と異なる第4の種類の半導体からなる第1導電型の第2のバリア層と、
    前記第2のバリア層上に形成されたソース電極、ゲート電極、及びドレイン電極とを含み、
    前記第3の種類の半導体は、前記第2の種類の半導体及び前記第4の種類の半導体よりもバンドギャップの小さな半導体からなり、
    前記バッファ層には不純物が導入されていることを特徴とする、ヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  2. 前記第1の種類の半導体、及び前記第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなる、請求項1に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  3. 前記バッファ層は、前記第1のバリア層よりも、バンドギャップの小さい材料からなる、請求項1又は請求項2に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  4. 前記バッファ層は、InXGa1-XN(0≦X≦1)からなる、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  5. 前記第1のバリア層は、AlGa1-YN(0≦Y≦1)からなる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  6. 前記不純物はFeからなる、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  7. 前記第1の種類の半導体、及び前記第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなり、
    前記不純物は、p型の不純物からなる、請求項1に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  8. 前記不純物は、Mg、C、Zn及びPからなるグループから選択される、請求項7に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  9. 前記第1のバリア層の、前記バッファ層との界面付近には、不純物が導入されている、請求項1〜請求項8のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  10. 前記第1のバリア層に導入されている前記不純物は、Feである、請求項9に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
  11. 前記第1の種類の半導体、及び前記第2の種類の半導体は、それぞれ、3族窒化物半導体からなり、
    前記不純物は、Mg、C、Zn及びPからなるグループから選択される、請求項9に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ。
JP2007133591A 2007-05-21 2007-05-21 ヘテロ接合電界効果トランジスタ Pending JP2008288474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007133591A JP2008288474A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 ヘテロ接合電界効果トランジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007133591A JP2008288474A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 ヘテロ接合電界効果トランジスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008288474A true JP2008288474A (ja) 2008-11-27

Family

ID=40147893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007133591A Pending JP2008288474A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 ヘテロ接合電界効果トランジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008288474A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182872A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Hitachi Cable Ltd 半導体エピタキシャルウェハ及びその製造方法、並びに電界効果トランジスタ
JP2010212596A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Sharp Corp 電界効果型トランジスタ
JP2010232297A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置
JP2010238752A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
WO2010119666A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 住友化学株式会社 半導体基板の電気的特性の測定方法
JP2011171422A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型トランジスタ
CN103035704A (zh) * 2011-09-29 2013-04-10 富士通株式会社 半导体器件及其制造方法
CN103035698A (zh) * 2011-09-28 2013-04-10 富士通株式会社 半导体器件
WO2013099602A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 シャープ株式会社 ノーマリオフ型ヘテロ接合電界効果トランジスタ
US8754455B2 (en) 2011-01-03 2014-06-17 International Business Machines Corporation Junction field effect transistor structure with P-type silicon germanium or silicon germanium carbide gate(s) and method of forming the structure
JP2014232805A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 三菱電機株式会社 半導体装置
EP2884539A1 (en) 2013-12-16 2015-06-17 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
US9437725B2 (en) 2013-11-13 2016-09-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Semiconductor device and semiconductor substrate
US9536949B2 (en) 2014-12-11 2017-01-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Nitride semiconductor device comprising nitride semiconductor regrowth layer
JP2018093239A (ja) * 2018-03-12 2018-06-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP2018201032A (ja) * 2014-09-01 2018-12-20 蘇州捷芯威半導体有限公司Gpower Semiconductor,Inc. 斜めフィールドプレートパワーデバイス及び斜めフィールドプレートパワーデバイスの製造方法
US10270404B2 (en) 2015-10-30 2019-04-23 Fujitsu Limited Compound semiconductor device and method of manufacturing the same

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329330A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型トランジスタ
JPH11150264A (ja) * 1997-09-12 1999-06-02 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法ならびに無線通信装置
JP2001196575A (ja) * 2000-01-13 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2004006461A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Nec Corp 半導体装置
JP2005086102A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Univ Nagoya 電界効果トランジスタ、及び電界効果トランジスタの作製方法
JP2005277358A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Ngk Insulators Ltd 半導体積層構造、トランジスタ素子、およびトランジスタ素子の製造方法
JP2006004970A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 窒化物半導体薄膜の作製方法
JP2006303475A (ja) * 2005-03-23 2006-11-02 Nichia Chem Ind Ltd 電界効果トランジスタ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329330A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型トランジスタ
JPH11150264A (ja) * 1997-09-12 1999-06-02 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法ならびに無線通信装置
JP2001196575A (ja) * 2000-01-13 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2004006461A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Nec Corp 半導体装置
JP2005086102A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Univ Nagoya 電界効果トランジスタ、及び電界効果トランジスタの作製方法
JP2005277358A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Ngk Insulators Ltd 半導体積層構造、トランジスタ素子、およびトランジスタ素子の製造方法
JP2006004970A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 窒化物半導体薄膜の作製方法
JP2006303475A (ja) * 2005-03-23 2006-11-02 Nichia Chem Ind Ltd 電界効果トランジスタ

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182872A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Hitachi Cable Ltd 半導体エピタキシャルウェハ及びその製造方法、並びに電界効果トランジスタ
JP2010212596A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Sharp Corp 電界効果型トランジスタ
JP2010232297A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置
JP2010238752A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
US8610450B2 (en) 2009-04-15 2013-12-17 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of measuring electrical characteristics of semiconductor wafer
WO2010119666A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 住友化学株式会社 半導体基板の電気的特性の測定方法
CN102396059A (zh) * 2009-04-15 2012-03-28 住友化学株式会社 半导体基板的电气特性的测量方法
JP2011171422A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型トランジスタ
US8754455B2 (en) 2011-01-03 2014-06-17 International Business Machines Corporation Junction field effect transistor structure with P-type silicon germanium or silicon germanium carbide gate(s) and method of forming the structure
US8921172B2 (en) 2011-01-03 2014-12-30 International Business Machines Corporation Junction field effect transistor structure with P-type silicon germanium or silicon germanium carbide gate(s) and method of forming the structure
CN103035698A (zh) * 2011-09-28 2013-04-10 富士通株式会社 半导体器件
JP2013074211A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Fujitsu Ltd 半導体装置
CN103035704A (zh) * 2011-09-29 2013-04-10 富士通株式会社 半导体器件及其制造方法
WO2013099602A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 シャープ株式会社 ノーマリオフ型ヘテロ接合電界効果トランジスタ
JP5680223B2 (ja) * 2011-12-27 2015-03-04 シャープ株式会社 ノーマリオフ型ヘテロ接合電界効果トランジスタ
JPWO2013099602A1 (ja) * 2011-12-27 2015-04-30 シャープ株式会社 ノーマリオフ型ヘテロ接合電界効果トランジスタ
JP2014232805A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 三菱電機株式会社 半導体装置
US9437725B2 (en) 2013-11-13 2016-09-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Semiconductor device and semiconductor substrate
EP2884539A1 (en) 2013-12-16 2015-06-17 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
US9601609B2 (en) 2013-12-16 2017-03-21 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
US10014403B2 (en) 2013-12-16 2018-07-03 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
JP2018201032A (ja) * 2014-09-01 2018-12-20 蘇州捷芯威半導体有限公司Gpower Semiconductor,Inc. 斜めフィールドプレートパワーデバイス及び斜めフィールドプレートパワーデバイスの製造方法
US9536949B2 (en) 2014-12-11 2017-01-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Nitride semiconductor device comprising nitride semiconductor regrowth layer
US10270404B2 (en) 2015-10-30 2019-04-23 Fujitsu Limited Compound semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2018093239A (ja) * 2018-03-12 2018-06-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008288474A (ja) ヘテロ接合電界効果トランジスタ
US8390029B2 (en) Semiconductor device for reducing and/or preventing current collapse
JP4761319B2 (ja) 窒化物半導体装置とそれを含む電力変換装置
JP4775859B2 (ja) 窒化物半導体装置とそれを含む電力変換装置
US8598628B2 (en) Semiconductor device
JP5469098B2 (ja) 電界効果トランジスタ及びその製造方法
CN103022118B (zh) 氮化物半导体装置
US9190506B2 (en) Field-effect transistor
WO2010064383A1 (ja) 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2002359256A (ja) 電界効果型化合物半導体装置
JP2008258419A (ja) 窒化物半導体素子
US20140091363A1 (en) Normally-off high electron mobility transistor
JP2006222191A (ja) 半導体装置
JP6330148B2 (ja) 半導体装置
JP2008034438A (ja) 半導体装置
JPWO2007069601A1 (ja) 電界効果トランジスタ
JP2008016588A (ja) GaN系半導体素子
JP2011142358A (ja) 窒化物半導体装置
JP5721782B2 (ja) 半導体装置
JP2014157993A (ja) 半導体装置
JP5793101B2 (ja) 半導体装置
JP2011066464A (ja) 電界効果トランジスタ
JP2012099706A (ja) 窒化物半導体装置
JP2004247450A (ja) 半導体装置
JP5418482B2 (ja) 化合物半導体積層構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130611