JP2008284321A - 自動車用シートの座布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長時間乗車の着座者に起こる苦痛、不快感を、迅速簡易に、適宜に和らげる自動車用シートの座布団を提供する。
【解決手段】 自動車用シートの座布団は、シートクッションに比べ硬めの反発弾性体を用いる。座布団1着座尻下部は、メイン部4と腿載部5からなり、尚かつ該腿載部5は左右にそれぞれ分けて位置し、間に開口部10を有するとともに、該着座尻下部は後端部を除いて周囲に外周縁部6を形成する。メイン部4と腿載部5はヒンジ部9を介してふた重に折れ曲がり、また該外周縁部6に設けてある固定バンド取付部11にヘッドレストに取り付けてある固定バンドを結合し、座布団1はシートバックに添い着く。自動車用シートの座布団は、座布団、腰当、背もたれと為るようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 自動車用シートの座布団は、シートクッションに比べ硬めの反発弾性体を用いる。座布団1着座尻下部は、メイン部4と腿載部5からなり、尚かつ該腿載部5は左右にそれぞれ分けて位置し、間に開口部10を有するとともに、該着座尻下部は後端部を除いて周囲に外周縁部6を形成する。メイン部4と腿載部5はヒンジ部9を介してふた重に折れ曲がり、また該外周縁部6に設けてある固定バンド取付部11にヘッドレストに取り付けてある固定バンドを結合し、座布団1はシートバックに添い着く。自動車用シートの座布団は、座布団、腰当、背もたれと為るようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、長時間乗車の着座者に起こる苦痛を和らげ、解消の手助けになる事を課題としている。
自動車のシートクッションは、操縦性を良くする為、臀部を深く沈み込ませ、ホールド性を高め身体の安定を図る構造になっている。その構造はシートクッションの後端部を除いて前部及び両側部は広幅の土手を形成している。
ところで自動車のシートクッションに長時間同じ姿勢で座っていると、臀部、腰、背中、大腿、股間に圧迫感や蒸れ等苦痛を感じる事がある。特に男性の場合局部に加えられる圧迫感や蒸れは不快そのものである。一般に、着座者は変えられる範囲で姿勢を変えたり、小型座布団を二つ折りにし、敷いたり、腰に当てその場をしのいでいる。(例えば、特許文献1,特許文献2参照。)
特開2000−4994号公報 特表2004−520131号公報
本発明は、長時間乗車の着座者に起こる苦痛、不快感を迅速、簡易に適宜に解決する事を目的とするものである。
長時間乗車の着座者において、シートクッション、シートバックに着座中に起こる苦痛を和らげ解決するために、本発明では、一種の座布団を提供することを課題とする。両腿部と局部等に加えられる圧迫感と蒸れにたいしては、シートクッションの上に該座布団を設置し又、臀部、腰、背中等に起こる苦痛は、該座布団をふた重折りにし腰当として、又は、シートバックに該座布団を添い着け背もたれとして、状況に応じ使い分けが出きる自動車用シートの座布団を提供することである。
車の種類が異なるとシートクッションの素材や、形状も異なり、着座者の体型も千差万別であるため、長時間乗車の苦痛の感じ方はまちまちである。先ず両腿部、局部に加えられる圧迫感と蒸れからの解放について、請求項1記載に係わる本発明は、座布団1着座尻下部のメイン部4と腿載部5の反発弾性体はシートクッションに比べ硬めの物を用い、前記該腿載部5は図1のように左右にそれぞれ分けて位置し間に開口部10をもうける。以上の構成からなる座布団1をシートクッション上に置き乗車した着座者は、座布団1の硬めの反発弾性体が体重を広く受けるため沈みこみをおさえ、加えて座布団1の厚みにより、シートクッション前部、両側部の広幅の土手からの圧迫は減ぜられる。更に、左右に位置した該腿載部5における開口部10はシートクッションの下からの着座者の局部に対する圧迫が及ばないため圧迫感と蒸れからの解放になる。
臀部、腰、背中等に起こる苦痛からの解放について、請求項1記載に係わる本発明は、座布団1のメイン部4と腿載部5は、ヒンジ部9を介して外周縁部6と共に折れ曲がりふた重折りになる。即ち座布団1のメイン部4と腿載部5を連接しているヒンジ部9をもちあげると、外周縁部6とともにふた重に折れ腰当となる。着座者はメイン部4と腿載部5の厚みの分だけシートクッション上において臀部が前え進み身体を反らす事が出きる。
請求項2記載に係わる本発明は、座布団1の外周縁部6前端左右両端に設けた固定バンド取付部11に、ヘッドレスト(図示せず)に取り付けてある固定バンドを結合し、該座布団1はシートバックに添い着く状態になり背もたれとなる。着座者はシートクッション上において幾分臀部が前に進み、両腿部と広幅の土手前部の位置もずれ、身体も反らし気味にする事ができる。
請求項2又は4記載に係わる本発明について、座布団1の着座尻下部の後端部にスペーサー8を介してある固定ストッパー7は、図3のようにスペーサー8と供にシートバックとシートクッションの間を押し通しシートバックの裏側に固定する。即ち該座布団1はシートクッション上に該固定ストッパー7によって固定された状態で位置する。座布団1のシートクッション上の位置決めは図2のように該スペーサー8に配列された袋体3にストッパー芯2を適宜の位置に挿入し固定ストッパー7がその位置を決める。
該座布団1を腰当とする場合、メイン部4と腿載部5を連接しているヒンジ部9を持ち上げる時、メイン部4の後端部は図4のように(図示せず)該固定ストッパー7によって固定されている為、メイン部4はシートバックに添い着き、腿載部5は前部を下に折れ曲がり、シートクッション上にふた重に折れシートバックに添い立つ状態で位置する。
該座布団1を背もたれとする場合、外周縁部6前端左右両端に設けた固定バンド取付部11にヘッドレスト(図示せず)に設けられた固定バンドを結合し、該座布団1をシートバックに添い着く状態にする。この時、図5のようにメイン部4の後端部はスペーサー8を介してある該固定ストッパー7によって固定されている為、該座布団1は安定した状態でシートバックに添い着き背もたれとなる。
上述したように、長時間乗車の着座者に起こる苦痛を解消するには、例えば、車を停車して車外に出たり、座席の環境を適宜に変えることである。本発明の自動車用シートの座布団1は座布団として、腰当として、又背もたれとして迅速、簡易に形を変える事で、座席の環境を変え効果を発揮するものである。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図において、1は自動車用シートの座布団で、シートクッションに比べ硬めの反発弾性体を用い、図1のようにメイン部4と、連接する腿載部5からなり、尚かつ該腿載部5は左右にそれぞれ分けて位置し間に開口部10を設けた着座尻下部を構成している。
又、開口部10はメッシュ状の布地により覆われ腿載部5左右、外周縁部6と連接され、前記該腿載部5左右とその間にある開口部10との違和感を少なくしている。
又、開口部10はメッシュ状の布地により覆われ腿載部5左右、外周縁部6と連接され、前記該腿載部5左右とその間にある開口部10との違和感を少なくしている。
座布団1の該着座尻下部は後端部を除いて、周囲を広幅で厚みの少ない反発弾性体の外周縁部6を形成する。該外周縁部6は、連接する左右にそれぞれ分けてある腿載部5の位置付けを果たすと供に、着座者がシートクッション上に座布団1を臀部、退部とフイットさせる位置決めに手直し用と、又は位置ずれ防止となる。座布団1は図3のように座布団となる。
座布団1の該着座尻下部のメイン部4と連接している腿載部5は、ヒンジ部9を持ち上げ外周縁部6と共にふた重に折れ曲がり座布団1は図4のように腰当となる。
座布団1の該外周縁部6の前端左右両端に設けた固定バンド取付部11に、ヘッドレスト(図示せず)に取り付けてある固定バンドを結合し、該座布団1をシートバックに添い着く状態にして図5のように背もたれとなる。
座布団1の着座尻下部の後端部に連接して設けてあるスペーサー8は、積層した上面布材と下面布材をストッパー芯2を挿入する袋体3に形成し、配列された袋体3に適宜にストッパー芯2を挿入し、図2のように座布団1の位置決めの固定ストッパー7となる。
以下、上記構成の動作をせつめいする。座布団1を図3のように座布団としてシートク ッション上に置き、乗車した着座者は、シートクッションと比べ異なる感触を得、更に 両腿部、局部に加えられる圧迫感と蒸れから解放され効果を発揮できる。
また、長時間乗車で着座者の臀部、腰、背中等に起こる苦痛からの解放について、図4 のように座布団1のメイン部4と連接している腿載部5はヒンジ部9を持ち上げ、ふた 重に折れた該座布団1を腰当として使用した場合、メイン部4と腿載部5の厚みのぶん だけシートクッション上において臀部が前に進み身体を反らす事ができる。前屈み後ろ に反り返りを繰り返し腰にたまったストレスを解放できる。
また、座布団1の外周縁部6前端左右両端に設けた固定バンド取付部11に、ヘッドレスト(図示せず)に取り付けてある固定バンドを結合し、図5のように該座布団1はシートバックに添い着く状態になり背もたれとなる。着座者はシートクッション上において幾分臀部が前に進み、身体も反らし気味の姿勢になり、長時間乗車の着座者の気分転換を図る一助となる
長時間乗車の着座者に起こる多くの苦痛、眠気等は車を一時停車し、車外に出たり、加えて座席の環境を適宜に変える事で解消出きる。以上のように本実施形態によれば、その効果を得ることができる。
1 自動車用シートの座布団
2 ストッパー芯
3 袋体
4 メイン部
5 腿載部
6 外周縁部
7 固定ストッパー
8 スペーサ
9 ヒンジ部
10 開口部
11 固定バンド取付部
2 ストッパー芯
3 袋体
4 メイン部
5 腿載部
6 外周縁部
7 固定ストッパー
8 スペーサ
9 ヒンジ部
10 開口部
11 固定バンド取付部
Claims (4)
- 反発弾性体からなる座布団1において、座布団1着座尻下部は、シートクッションに比べ硬めの反発弾性体を用い、メイン部4と、腿載部5からなり、尚且つ該腿載部5は左右にそれぞれ分けて位置し間に開口部10を有するとともに、該着座尻下部は後端部を除いて、周囲を広幅で厚みの少ない反発弾性体の外周縁部6を形成し、メイン部4と腿載部5は、ヒンジ部9を介して外周縁部6と共に、ふた重に折れ曲がる事のできることを特徴とする自動車用シートの座布団。
- 前記座布団1の着座尻下部の後端部に、連接して設けてあるスペーサー8には固定ストッパー7を具備するとともに、座布団1の外周縁部6前端左右両端に固定バンド取付部11を設けていることを特徴とする請求項1記載の自動車用シートの座布団。
- 前記座布団1の該腿載部5は少なくとも二つの別体からなり、これらの間に形成される開口部10はメッシュ状の布地により覆われている事を特徴とする請求項1又は2記載の自動車用シートの座布団。
- 前記座布団1の着座尻下部の後端部に連接して設けてある該スペーサー8は、ストッパー芯2を挿入可能な口径の寸法の袋体3を形成し、適宜に配列された袋体3にストッパー芯2を挿入し、座布団1の位置決めの固定ストッパー7になる事を特徴とする請求項1又は2記載の自動車用シートの座布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007156863A JP2008284321A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 自動車用シートの座布団 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008284321A true JP2008284321A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40144600
Family Applications (1)
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JP2007156863A Pending JP2008284321A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 自動車用シートの座布団 |
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JP (1) | JP2008284321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013116272A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | C Ee Sansho:Kk | 荷物収納具 |
CN113771710A (zh) * | 2021-08-30 | 2021-12-10 | 南京航空航天大学 | 一种基于内凹六边形负泊松比元胞结构的汽车座椅 |
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2007
- 2007-05-18 JP JP2007156863A patent/JP2008284321A/ja active Pending
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