JP2006110221A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 側突時の乗員保護に加えて通常の車両運転時における乗員の上体のホールド性を十分に高めることができる車両用シートの提供。
【解決手段】 シートバック13のサイドサポート部38に、シートバックフレーム25のサイドフレーム部27の前側に配置してサポートパッド40を内蔵し、このサポートパッド40が、着座した乗員Mの肩部sに対向する位置から腰部wに対向する位置まで延在し、腰部wに対向する下部41が肩部sに対向する上部42よりも前方に膨出している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用シートに関する。
車両用シートにおいて、乗員の主として背中を支承するシートバックのサイドサポート部に、シートバックフレームのサイドフレーム部の前側に配置してサポートパッドを内蔵してなるものがある。このサポートパッドは側突時に乗員を保護するものであり、乗員の主として腰部に対向する位置に設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−125988号公報
上記のように、従来のサポートパッドは側突時の乗員保護のために乗員の腰部に対向して設けられていることから、通常の車両運転時における乗員の上体のホールド性を十分に高めることはできず、車両の旋回時に生じる乗員の上体の左右方向の揺れを十分に防ぐことができない。
したがって、本発明は、側突時の乗員保護に加えて通常の車両運転時における乗員の上体のホールド性を十分に高めることができる車両用シートの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、シートバック(例えば実施形態におけるシートバック13)のサイドサポート部(例えば実施形態におけるサイドサポート部38)に、シートバックフレーム(例えば実施形態におけるシートバックフレーム25)のサイドフレーム部(例えば実施形態におけるサイドフレーム部27)の前側に配置してサポートパッド(例えば実施形態におけるサポートパッド40)を内蔵してなる車両用シート(例えば実施形態における車両用シート11)であって、前記サポートパッドは、着座した乗員の肩部に対向する位置から腰部に対向する位置まで延在し、腰部に対向する下部(例えば実施形態における下部サポート部41)が肩部に対向する上部(例えば実施形態における上部サポート部42)よりも前方に膨出していることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、シートバックのサイドサポート部に内蔵されたサポートパッドが、着座した乗員の肩部に対向する位置から腰部に対向する位置まで延在していることから、側突時の乗員保護に加えて通常の車両運転時における乗員の上体のホールド性を十分に高めることができる。しかも、腰部に対向する下部を肩部に対向する上部よりも前方に膨出させていることから、乗員が着座時に圧迫感を感じやすい肩部に対向する上部を薄くすることになり、これにより乗員の着座時の圧迫感および不快感をなくすことができる。サポートパッドを乗員の肩部に対向する上部から乗員の腰部に対向する下部まで一体成形すれば、別々に成形する場合と比べて、成形が容易になるとともに剛性を向上させることができる。
本発明の一実施形態の車両用シートを図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両用シート11は、着席した乗員の主として臀部を支承するシートクッション12と、シートクッション12の後端部に連結されて着席した乗員の主として背中を支承するシートバック13と、シートバック13のシートクッション12とは反対側に設けられて着席した乗員の主として後頭部を支承するヘッドレスト14とを有している。なお、以下の説明における前後左右はシートバック13が立てられて乗員が着席可能な状態にあるときの車両用シート11の前後左右である。
シートクッション12は、クッション性を有し乗員の臀部を支承するシートクッションパッド17と、このシートクッションパッド17を保持する金属製のシートクッションフレーム18とを有しており、シートクッションフレーム18の後部の左右方向に沿う回動軸19を介してシートバック13が回動可能に支持されている。
シートクッションフレーム18は、前後方向に沿う左右一対のシートレール21に下部がスライド可能に支持されるもので、後部の左右両側に左右方向に沿って回動軸19が設けられている。
シートバック13は、クッション性を有し乗員の主として背部を支承するシートバックパッド24と、このシートバックパッド24を保持する金属製のシートバックフレーム25とを有しており、シートバックフレーム25の下部が上記した回動軸19を介してシートクッション12に回動可能に支持されている。
シートバックフレーム25は、左右一対のサイドフレーム部27と、これらサイドフレーム部27の上端部同士を連結させる左右方向に沿うアッパフレーム部28と、サイドフレーム部27の下部同士を連結させる左右方向に沿うロアフレーム部29とを有しており、各サイドフレーム部27のロアフレーム部29より下側に突出する部分が回動軸19に回動可能に連結されている。
サイドフレーム部27は、図2に示すように、厚さ方向を左右方向に向けて設けられる側板部31と、側板部31の前端縁部から左右方向の中央側に向け折り曲げられた前板部32と、側板部31の後端縁部から左右方向の中央側に向け折り曲げられた後板部33とを有している。ここで、図3に示すように側板部31は前方に円弧状に膨出する形状をなしており、よって、前板部32は、前方に膨らむように円弧状に湾曲する形状をなしている。
シートバック13のシートバックパッド24は、その左右両側に、図2に示すように中間部35よりも前方に膨出し上下方向に延在する側部膨出部36が形成されており、各側部膨出部36の中に上記したシートバックフレーム25のサイドフレーム部27が配設される。左右同側の側部膨出部36とサイドフレーム部27とで、シートバック13の左右両側において中間部35よりも前方に膨出して上下方向に延在するサイドサポート部38が構成されている。
そして、本実施形態においては、各図に示すように、シートバック13のサイドサポート部38に、シートバックフレーム25のサイドフレーム部27の前側に配置してサポートパッド40が内蔵されている。
サポートパッド40は、合成樹脂等の弾性体、具体的には硬質ポリウレタンフォームからなるもので、その後面40aがサイドフレーム部27の円弧状の前板部32の前面32aに当接するように前面32aに沿う円弧状をなしている。サポートパッド40は、下部所定範囲に形成された下部サポート部41が、上部所定範囲に形成された上部サポート部42よりも前方に膨出する形状をなしている。つまり、後面40aから下部サポート部41の前面41aまでの距離が、後面40aから上部サポート部42の前面42aまでの距離よりも長くなっている。なお、上部サポート部42の前面42aも下部サポート部41の前面41aも後面40aに沿う円弧状をなしている。また、上部サポート部42と下部サポート部41との間には、これらを繋ぐように中間サポート部43が形成されており、この中間サポート部43は下部サポート部41の前面41aと上部サポート部42の前面42aとを繋ぐように上部側ほど前面43aの後面40aからの距離が短くなっている。
シートバックパッド24は、図2に示すように、このサポートパッド40を覆うシートバックパッド本体45とさらにその表面を覆う表皮材46を有しており、このシートパックパッド本体45に上記した側部膨出部36が形成され、この側部膨出部36内にサポートパッド40が設けられている。ここで、シートパックパッド本体45は、サポートパッド40よりも軟らかい合成樹脂等の弾性体、具体的には軟質ポリウレタンフォームからなっている。サポートパッド40は、例えばシートパックパッド本体45を発泡成形する際にこれと一体成形される。つまり、サポートパッド40はインジェクション成形によってシートパックパッド本体45とともに成形される。
そして、図4に示すように、サポートパッド40は、上部サポート部42が、車両用シート11に着座した大人の乗員Mの肩部sの主として後側に対向する位置に配置されて肩部sをサポートすることになり、下部サポート部41が、車両用シート11に着座した大人の乗員Mの腰部wの主として横側に対向する位置に配置されて腰部wをサポートすることになる。
以上に述べた本実施形態の車両用シート11によれば、シートバック13のサイドサポート部38に内蔵されたサポートパッド40が、着座した乗員Mの肩部sに対向する位置から腰部wに対向する位置まで延在していることから、側突時の乗員保護に加えて通常の車両運転時における乗員Mの上体のホールド性を十分に高めることができる。しかも、腰部wに対向する下部サポート部41を肩部sに対向する上部サポート部42よりも前方に膨出させていることから、乗員Mが着座時に圧迫感を感じやすい肩部sに対向する上部サポート部42を薄くすることになり、これにより、乗員Mの着座時の圧迫感および不快感をなくすことができる。加えて、サポートパッド40を乗員Mの肩部sに対向する上部サポート部42から乗員Mの腰部wに対向する下部サポート部41まで一体成形しているため、別々に成形する場合と比べて、成形が容易になるとともに剛性を向上させることができる。
本発明の一実施形態の車両用シートを示す斜視図である。 本発明の一実施形態の車両用シートを示す要部の平断面図である。 本発明の一実施形態の車両用シートを示す要部の側面図である。 本発明の一実施形態の車両用シートに乗員が着座した状態を示す要部の側面図である。
符号の説明
11 車両用シート
13 シートバック
25 シートバックフレーム
27 サイドフレーム部
38 サイドサポート部
40 サポートパッド
41 下部サポート部(下部)
42 上部サポート部(上部)
M 乗員
s 肩部
w 腰部

Claims (1)

  1. シートバックのサイドサポート部に、シートバックフレームのサイドフレーム部の前側に配置してサポートパッドを内蔵してなる車両用シートであって、
    前記サポートパッドは、着座した乗員の肩部に対向する位置から腰部に対向する位置まで延在し、腰部に対向する下部が肩部に対向する上部よりも前方に膨出していることを特徴とする車両用シート。
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