JP2008283818A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的に簡単な構成で高効率のスイッチング電源装置を実現する。
【解決手段】このスイッチング電源装置は、力率改善昇圧回路30の後段に電流共振型の直流−直流変換回路40が接続されており、直流−直流変換回路40の出力電圧VOUTの検出信号が共通のフィードバック回路60を介して、直流−直流変換回路40の周波数制御部42と、力率改善昇圧回路30のパルス幅制御部32とに戻される。負荷が軽くなって直流−直流変換回路40の出力電圧が上昇傾向になったときに、直流−直流変換回路40のスイッチング周波数が上昇するところを、力率改善昇圧回路30の出力電圧Vを低下させることにより、直流−直流変換回路40のスイッチング周波数が余り上昇しないようにして、スイッチング電源装置の効率を高い状態で維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、力率改善昇圧回路の後段に周波数制御型の直流−直流変換回路が接続されているスイッチング電源装置に係り、特に、直流−直流変換回路のスイッチング周波数の変動を抑制して電源装置の高効率化を図る技術に関する。
この種のスイッチング電源装置として、例えば、力率改善昇圧回路の後段に電流共振型の直流−直流変換回路が接続されてなる電源装置が知られている。一般に電流共振型の直流−直流変換回路は、最大負荷時に効率が最大になるように共振周波数が設定されている。そのため、負荷が変動すると電源装置のスイッチング周波数が共振周波数から外れるので効率が悪くなる。そこで、負荷の大小に関らず、高効率を維持することができる電源装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この電源装置は、一般に力率改善昇圧回路から出力される直流電圧が定電圧であるところを、力率改善昇圧回路の交流入力電圧と、直流−直流変換回路の負荷電流とに基づいて、力率改善昇圧回路の出力電圧(即ち、直流−直流変換回路の入力電圧)を可変することにより、直流−直流変換回路のスイッチング周波数の変動を抑制して電源装置の高効率化を図ったものである。具体的には、軽負荷時に直流−直流変換回路は出力電圧の上昇を避けるためにスイッチング周波数を上げようとするところを、力率改善昇圧回路の出力電圧を下げることによって、直流−直流変換回路は出力電圧を下げ、もって直流−直流変換回路のスイッチング周波数の変動(上昇)を抑制している。
特開2005−65395号公報(段落「0020」〜「0026」、図1)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の電源装置は、直流−直流変換回路に備わるスイッチング素子の周波数制御のために、直流−直流変換回路の出力電圧を検出して、その検出信号を制御部へ戻す第1のフィードバック系統と、力率改善昇圧回路に備わるスイッチング素子のパルス幅制御のために、直流−直流変換回路の出力電流を検出して、その検出信号を制御部へ戻す第2のフィードバック系統とからなる2つのフィードバック系統を備えているので、装置構成が複雑化するという問題点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、比較的に簡単な構成で高効率のスイッチング電源装置を実現することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るスイッチング電源装置は、入力電圧を第1のスイッチング素子によりスイッチングして昇圧すると共に整流・平滑して第1の直流電圧に変換する力率改善昇圧回路本体と、第1のフィードバック信号に基づき、第1のスイッチング素子の導通パルス幅を制御することにより第1の直流電圧を可変するパルス幅制御部とを含む力率改善昇圧回路と、
力率改善昇圧回路の後段に接続され、第1の直流電圧を第2のスイッチング素子によりスイッチングしてトランスの一次巻線に印加し、トランスの二次巻線に誘起した電圧を整流・平滑して第2の直流電圧に変換する直流−直流変換回路本体と、第2のフィードバック信号に基づき、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御することにより第2の直流電圧を可変する周波数制御部とを含む直流−直流変換回路と、
第2の直流電圧を検出し、その検出信号を周波数制御部とパルス幅制御部とに戻すフィードバック回路とを備え、
周波数制御部は、フィードバック回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号を第2のフィードバック信号として取り込み、第2の直流電圧が所定電圧となるように第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御し、
パルス幅制御部は、第1の直流電圧の検出信号とフィードバック回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号とを第1のフィードバック信号として取り込み、第1の直流電圧を、所定電圧から第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制する方向へ変化させることを特徴とする。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、直流−直流変換回路の周波数制御部は、フィードバック制御回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号を第2のフィードバック信号として取り込んで、第2の直流電圧が所定電圧となるように第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御する。例えば、最大負荷時に効率が最大となるように共振条件が定められている電流共振型の直流−直流変換回路の場合であると、負荷が軽くなると第2の直流電圧が所定電圧よりも上昇する傾向になる。このとき周波数制御部は、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を上げることにより、第2の直流電圧が所定電圧よりも上昇しようとするのを抑制する。しかし、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数が上昇すると直流−直流変換回路の損失が大きくなるので、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数が余り大きく上昇しないようにする必要がある。そこで、力率改善昇圧回路のパルス幅制御部が、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制するように、直流−直流変換回路の入力電圧である第1の直流電圧を変化させる。通常、力率改善昇圧回路のパルス幅制御部は、第1の直流電圧の検出信号に基づき、第1の直流電圧を所定電圧に維持する。したがって、力率改善昇圧回路の入力電圧が変動しても、第1の直流電圧は所定電圧に維持される。一方、直流−直流変換回路の第2の直流電圧が変動すると、フィードバック回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号によって第1のフィードバック信号が変化する。これに基づき、パルス幅制御部は、第1の直流電圧を、所定電圧から第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制する方向へ変化させる。つまり、直流−直流変換回路の第2の直流電圧が上昇傾向にあって第2のスイッチング素子のスイッチング周波数が上昇すると、直流−直流変換回路の入力電圧(すなわち、第1の直流電圧)を低下させて直流−直流変換回路の第2の直流電圧を低下させることにより、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の上昇を抑制する。
以上のように、本願発明によれば、負荷が変動した場合に、直流−直流変換回路の第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御すると共に、力率改善昇圧回路の第1の直流電圧を変化させて第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制しているので、高い効率を維持することができる。しかも、第2の直流電圧を検出し、その検出信号を共通のフィードバック回路によって、直流−直流変換回路の周波数制御部と力率改善昇圧回路のパルス幅制御部の両方に戻しているので、各制御部へ個別のフィードバック回路を介して検出信号を戻すものと比較して回路構成を簡単にすることもできる。
本発明において、直流−直流変換回路は、例えば電流共振型の直流−直流変換回路である(請求項2記載の発明)。さらに、本発明において、フィードバック回路は、好ましくは、第2の直流電圧の検出信号をフォトカプラを介して周波数制御部とパルス幅制御部とに戻す(請求項3記載の発明)。
本発明によれば、直流−直流変換回路に備わる第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制することにより高い効率を維持することができると共に、回路構成の簡単なスイッチング電源装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るスイッチング電源装置を説明する。
図1は、実施例に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。
実施例に係るスイッチング電源装置は、交流電源ACに接続されるノイズフィルタ10と、このノイズフィルタ10の後段に接続された整流回路20と、この整流回路20の後段に接続された力率改善昇圧回路30と、この力率改善昇圧回路30の後段に接続された電流共振型の直流−直流変換回路40と、この直流−直流変換回路40の出力電圧(本発明における第2の直流電圧)を検出し、その検出信号を直流−直流変換回路40の周波数制御部42と力率改善昇圧回路30のパルス幅制御部32とに戻すフィードバック回路60とを備えている。
以下、各部の構成を詳しく説明する。ノイズフィルタ10は、コモンモードチョークコイル11と、このチョークコイル11の入出力端にそれぞれ接続されたコンデンサ12及び13を備える。整流回路20は、周知のダイオード・ブリッジである。
力率改善昇圧回路30は、力率改善昇圧回路本体31とパルス幅制御部32とを備える。力率改善昇圧回路本体31は、整流回路20から与えられた入力電圧を第1のスイッチング素子であるFET(電界効果トランジスタ)33によりスイッチングして昇圧すると共に整流・平滑して第1の直流電圧Vに変換する。具体的には、力率改善昇圧回路本体31は、FET33の他に、チョークコイル34、ダイオード35、及びコンデンサ36を含む。チョークコイル34の一端は整流回路20の出力端に、その他端はダイオード35のアノードに、それぞれ接続されている。FET33のドレインはダイオード35のアノード側に接続され、ソースは接地ラインに接続されている。FET33のゲートには、パルス幅制御部32からON/OFF制御信号が与えられる。コンデンサ36は、ダイオード35のカソードと接地ライン間に接続されている。第1の直流電圧Vは抵抗37、38で分圧されて検出され、その検出信号はパルス幅制御部32の入力端子Vに与えられる。
パルス幅制御部32は、入力端子Vに与えられる第1のフィードバック信号(具体的には、第1の直流電圧Vの検出信号とフィードバック回路60を介して戻された第2の直流電圧VOUTの検出信号)に基づき、FET33の導通パルス幅を制御することにより第1の直流電圧Vを可変する。後述する動作説明で明らかになるが、パルス幅制御部32は、第1のフィードバック信号に基づき、直流−直流変換回路40に備わる第2のスイッチング素子のスイッチング周波数が変動するのを抑制する方向に、第1の直流電圧Vを変化させる。
直流−直流変換回路40は、直流−直流変換回路本体41と周波数可変制御部42とを備える。直流−直流変換回路本体41は、力率改善昇圧回路30から与えられた第1の直流電圧Vを第2のスイッチング素子であるFET43および44で交互にスイッチングしてトランス45の一次巻線に印加し、このトランス45の二次巻線に誘起した電圧を整流・平滑して第2の直流電圧VOUTに変換する。具体的には、直流−直流変換回路本体41において、FET43のドレインとトランス45の一次巻線の一端との間には共振コンデンサ46とトランス45のリーケージインダクタンス47とが直列に介在している。トランス45の一次巻線の他端は、FET43のソースとFET44のドレインにそれぞれ接続されている。FET44のソースは抵抗48を介して接地ラインに接続されている。FET43および44の各ゲートには、周波数制御部42からON/OFF制御信号が与えられる。トランス45の二次巻線の一端にはダイオード49のアノードが、二次巻線の他端にはダイオード50のアノードが、それぞれ接続され、二次巻線の中間端子は接地ラインに接続されている。両ダイオード49及び50のカソードは接続され、その接続点と接地ラインとの間にコンデンサ51が接続されている。
直流−直流変換回路本体41の出力電圧である第2の直流電圧VOUTの検出信号は、フィードバック回路60を介して周波数制御部42に戻される。周波数制御部42は、第2の直流電圧VOUTの検出信号を第2のフィードバック信号として取り込み、第2の直流電圧VOUTが所定電圧になるように、FET43および44のスイッチング周波数を制御する。
フィードバック回路60の構成を説明する。フィードバック回路60は、第2の直流電圧VOUTの検出信号を、フォトカプラ61を介して周波数制御部42とパルス幅制御部32とに戻している。具体的には、第2の直流電圧VOUTがフォトカプラ61のフォトダイオード62のアノードに与えられる。フォトダイオード62のカソードは、定電圧源としてのシャントレギュレータ64のカソードに接続されている。シャントレギュレータ64のアノードは接地ラインに接続されている。シャントレギュレータ64の基準電圧端子VREFには抵抗65及び66で分圧された第2の直流電圧VOUTが与えられる。フォトカプラ61のフォトトランジスタ63のコレクタは、周波数制御部42の入力端子Vに、エミッタは接地ラインに、それぞれ接続されている。フォトトランジスタ63のコレクタは更に、順方向のダイオード67と抵抗68とを介して誤差増幅器69の一方の入力端子(+)に接続されている。誤差増幅器69の他方の入力端子(−)には基準電圧Vaが与えられている。誤差増幅器69の出力端子は、トランジスタ70、71及び抵抗72、73で構成された増幅回路74の入力端子(トランジスタ70のベース)に接続されている。増幅回路74の出力端子(トランジスタ71のエミッタ)は、順方向に接続されたダイオード75と抵抗76とを介して、パルス幅制御部32の入力端子V(分圧抵抗37と38の接続点)に接続されている。
次に、以上のように構成された実施例に係るスイッチング電源装置の動作を説明する。
交流電源ACからの交流入力電圧がノイズフィルタ10を介して整流回路20に与えられて整流される。整流回路20から出力された整流電圧は力率改善昇圧回路30に与えられ、力率の改善と共に昇圧される。第1のスイッチング素子としてのFET33のスイッチングよって昇圧されたパルス電圧はダイオード35とコンデンサ36で整流・平滑化されて第1の直流電圧Vとして直流−直流変換回路40に与えられる。
周波数制御部42が、FET43と44を交互にスイッチングすることにより、第1の直流電圧Vがトランス45の一次巻線に印加される。トランス45の二次巻線に誘起したパルス電圧はダイオード49、50及びコンデサ51で整流・平滑化されて、第2の直流電圧VOUTとして出力される。
第2の直流電圧VOUTの検出信号は、フィードバック回路60のフォトカプラ61を介して周波数制御部42に戻される。周波数制御部42は、直流−直流変換回路40に最大負荷が接続された状態において、FET43と44のスッチング周波数が、共振コンデンサ46とリーケージインダクタンス47とで定まる共振周波数になるように、予め設定されている。また、直流−直流変換回路40に最大負荷が接続された状態において、第2の直流電圧VOUTの検出信号と基準電圧Vaとを比較する誤差増幅器69の出力電圧はほぼ「0」になるように、基準電圧Vaが予め設定されている。このとき、パルス幅制御部32は、第1のフィードバック信号として主に、抵抗37及び38で分圧された第1の直流電圧Vの検出信号を入力し、第1の直流電圧Vが一定になるように、FET33の導通パルス幅を制御する。
次に、直流−直流変換回路40に接続される負荷が最大負荷よりも軽くなった場合の動作について説明する。
直流−直流変換回路40に接続される負荷が軽くなると、第2の直流電圧VOUTは上昇傾向になる。そうするとフォトカプラ61のフォトダオード62に流れる電流が増加すると共に、フォトトランジスタ63のコレクタ電流が増加する。このように第2の直流電圧VOUTの検出信号(第2のフィードバック信号)は、フォトトランジスタ63のコレクタ電流値として周波数制御部42に戻される。コレクタ電流の増加により負荷が軽くなったことを検知すると、周波数制御部42は、FET43及び44のスイッチング周波数を上げることによって、トランス45の二次側に伝達される電力量を抑えて第2の直流電圧VOUTを下降傾向に戻して、第2の直流電圧の上昇を抑制しようとする。このとき、FET43及び44のスイッチング周波数を余り高くすると、スイッチング周波数が高くなるに従ってスイッチング損失が増加するのでスイッチング電源装置の効率が低下する。
そこで、本実施例では、第2の直流電圧VOUTの検出信号(第2のフィードバック信号)を更に力率改善昇圧回路30のパルス幅制御部32に戻して、第1の直流電圧Vを変化させて、直流−直流変換回路40のスイッチング周波数の変動を抑制させている。即ち、第2の直流電圧VOUTが最大負荷時の所定電圧から上昇すると、誤差増幅器69の誤差出力電圧が上昇する。誤差出力電圧の上昇により増幅回路74の出力電流が増加し、この電流Iが力率改善昇圧回路30の分圧抵抗38を介して接地ラインに流れる結果、分圧抵抗37と38の接続点の電圧を上昇させる。その結果、パルス幅制御部32のV端子の電圧が上昇するので、パルス幅制御部32はV端子の電圧を下げる方向にFET33の導通パルス幅を変化させる。即ち、FET33の導通パルス幅が狭くなって、力率改善昇圧回路30の第1の直流電圧Vが低下する。
力率改善昇圧回路30の第1の直流電圧Vは、直流−直流変換回路41の入力電圧であるので、第1の直流電圧Vが低下すると、これに伴って直流−直流変換回路41の出力電圧(第2の直流電圧)VOUTも低下する。これによって、先に説明した負荷が軽くなることによる第2の直流電圧VOUTの上昇傾向が抑制される。その結果、直流−直流変換回路40のFET43、44のスイッチング周波数を余り高く上げることなく、第2の直流電圧VOUTの変動を抑制することができるので、スイッチング電源装置の効率を高い状態に維持することができる。
図2は、本実施例に係るスイッチング電源装置の出力電力と、力率改善昇圧回路30の第1の直流電圧Vとの関係を示した特性図である。同図から明らかなように、スイッチング電源装置の出力電力が低下する(負荷が小さくなる)に従い、力率改善昇圧回路30の第1の直流電圧Vが低下している。
また、本実施例では、直流−直流変換回路40の出力電圧である第2の直流電圧VOUTの検出信号を共通のフィードバック回路60を介して、直流−直流変換回路40の周波数制御部42と、力率改善昇圧回路30のパルス幅制御部32の両方に戻しているので、各制御部42、32へ個別のフィードバック回路を介して検出信号を戻すものと比較して回路構成を簡単にすることもできる。
本発明は、上述した実施例に限らず、次のように変形実施することも可能である。
(1)上述した実施例では、直流−直流変換回路の一例として、電流共振型の直流−直流変換回路を示したが、本発明はこれに限定されない。本発明の直流−直流変換回路は、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御して第2の直流電圧を可変するものであればよく、例えば、リンギングチョークコンバータであってもよい。
本発明の実施例に係るスイッチング電源装置の回路図である。 実施例装置の出力電力と、力率改善昇圧回路の第1の直流電圧との関係を示した特性図である。
符号の説明
30 … 力率改善昇圧回路
31 … 力率改善昇圧回路本体
32 … パルス幅制御部
40 … 直流−直流変換回路
41 … 直流−直流変換回路本体
42 … 周波数制御部
60 … フィードバック回路

Claims (3)

  1. 入力電圧を第1のスイッチング素子によりスイッチングして昇圧すると共に整流・平滑して第1の直流電圧に変換する力率改善昇圧回路本体と、第1のフィードバック信号に基づき、第1のスイッチング素子の導通パルス幅を制御することにより第1の直流電圧を可変するパルス幅制御部とを含む力率改善昇圧回路と、
    力率改善昇圧回路の後段に接続され、第1の直流電圧を第2のスイッチング素子によりスイッチングしてトランスの一次巻線に印加し、トランスの二次巻線に誘起した電圧を整流・平滑して第2の直流電圧に変換する直流−直流変換回路本体と、第2のフィードバック信号に基づき、第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御することにより第2の直流電圧を可変する周波数制御部とを含む直流−直流変換回路と、
    第2の直流電圧を検出し、その検出信号を周波数制御部とパルス幅制御部とに戻すフィードバック回路とを備え、
    周波数制御部は、フィードバック回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号を第2のフィードバック信号として取り込み、第2の直流電圧が所定電圧となるように第2のスイッチング素子のスイッチング周波数を制御し、
    パルス幅制御部は、第1の直流電圧の検出信号とフィードバック回路を介して戻された第2の直流電圧の検出信号とを第1のフィードバック信号として取り込み、第1の直流電圧を、所定電圧から第2のスイッチング素子のスイッチング周波数の変動を抑制する方向へ変化させること
    を特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 請求項1記載のスイッチング電源装置において、
    直流−直流変換回路は、電流共振型の直流−直流変換回路であるスイッチング電源装置。
  3. 請求項1記載のスイッチング電源装置において、
    フィードバック回路は、第2の直流電圧の検出信号をフォトカプラを介して周波数制御部とパルス幅制御部とに戻すスイッチング電源装置。
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