JP2008280667A - 分割可能な二部品ヘルドシャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】改良されたヘルドシャフト及び改良された織機を提供する。
【解決手段】本発明の織機用ヘルドシャフト(1)は、内蔵フレーム部(14)と、取り外し可能なフレーム部(15)とに分割される。取り外し可能なフレーム部(15)は、ヘルド交換のためにフレーム部から取り外す必要のあるヘルド取付レール(30)を支持するが、上記取り外し可能なフレーム部は、下シャフトロッド(16)に取り外し可能に保持される付加的なヘルド取付レール(33)と関連付けられる。上シャフトロッド(25)は、2つのヘルド取付レール(30、33)と共に、取り外し可能なフレーム部(15)を形成する。下シャフトロッド(16)は、横支持部(19、20)と共に、内蔵フレーム部を形成する。横支持部(19、20)及び下シャフトロッド(16)は、互いに剛性接続されることが望ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、織機用ヘルドシャフトに関する。
織機は、ヘルドを支持するヘルドシャフトを含む。ヘルドは経糸をガイドし、シェッド(shed)を形成すべく配置される。一般的にヘルドは2つの離間された平行なヘルド取付レールに収容される。ヘルド取付レールはシャフトロッド上に保持される。シャフトロッドはヘルドシャフトと呼ばれる矩形枠体の一部である。シェッドの形成のため、ヘルドシャフトは迅速に上下移動される。使用の際水平に配置されるシャフトロッドは個々のヘルド取付レールを支持し、その端部は横支持部を介して接続される。横支持部はヘルドの設置及び除去の際取り外すことができる。但し、横支持部の取り外しは一般的にヘルドシャフトが織機から取り出された後に行われる。このためには、ヘルドシャフトは対応する駆動装置から分離され、そのガイドから引き抜かれる必要がある。しかし、このためにはヘルドシャフトと駆動装置とを適切に取り外し可能に結合する必要がある。更に、ヘルドシャフトを引き抜くことができるように、ガイドは必要に応じてヘルドシャフトを解放すべく設定される必要がある。
また、例えば文献DE 196 07 532 A1より、ヘルド交換の際にヘルドシャフトが織機に残留することを可能とする概念が知られている。ヘルドが装着されたヘルド取付レールのみが取り外される。ヘルド取付レールはシャフトロッドに取り外し可能に接続される。しかし、これらの接続は、織機の高速動作においては厳しいである。更に、ヘルドが装着された2つのヘルド取付レールの搬送において、ヘルド取付レール自体が相当な柔軟性を有することに起因する問題がある程度生じている。更に、ヘルドが設置された2つのヘルド取付レールからなるシステムは全体として使いにくい。
上記を考慮すると、本発明の目的は、改良されたヘルドシャフト及び改良された織機を提供することにある。
上記目的は、請求項1に記載のヘルドシャフト、及び請求項11に記載の織機により達成される。
装着状態において、本発明のヘルドシャフトは、少なくとも略矩形の構成のフレームを表す。フレームは、内蔵(machine−resident)フレーム部と、内蔵フレーム部に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つの取り外し可能なフレーム部とに分割される。最小限の2つのフレーム部は、完全な矩形枠体を形成すべく相互に補完形をなす。内蔵フレーム部は、織機に取り付けられた後、織機に永久的に残留すべく設定されることが望ましい。対照的に、取り外し可能なフレーム部は内蔵フレーム部から分離され、織機から取り外すことができる。
この概念により、駆動装置を内蔵フレーム部と接続することが可能となり、間挿される取り外し可能な結合手段を省略できる。この結果、力の伝達及び重量に関してドライブ及び接続手段を最適化できる。
更に、本発明に従ったこの概念により、ガイドのガイド要素が相互に離間される必要があるか否かを考慮することなく、解決すべき技術的問題の観点から最適化されたガイド内で内蔵フレーム部を支持・ガイドすることが可能となる。この場合、内蔵フレーム部は、駆動装置又はガイド装置に接続された又はこれらの装置と直接の関係にある全てのフレーム部を含むことが望ましい。
内蔵フレーム部は、シェッド形成動作を可能とする少なくとも1つのガイド手段又はガイド装置に関連付けられることが望ましい。
少なくとも1つの取り外し可能なフレーム部は、駆動装置及びガイド装置のいずれとも直接関連しないフレーム部であることが望ましい。
例えば、内蔵フレーム部はシャフトロッドと2つの横支持部とを含む。横支持部はいずれもシャフトロッドに剛性接続されることが望ましい。内蔵フレーム部の横支持部とシャフトロッドは直角をなすことが望ましい。2つの横支持部は、相互に平行に位置合わせされてもよい。横支持部は、それらを接続するシャフトロッドと同様に、堅固な軽量設計で構成されてもよい。横支持部がシャフトロッドに関節接続されることが望ましい従来の構造とは異なり、ここでは横支持部、横支持部のシャフトロッドとの接続、及びシャフトロッド自体は剛性について最適化されてもよい。従来のヘルドシャフトと異なり、内蔵フレーム部は一度提供すればよく、複数のフレーム部を格納する必要がないことから、ここではコスト面はあまり重要でない。
更に、本発明の配置を使用して、ヘルドシャフトを横方向に正確にガイドし支持することが可能である。軸受は最小の遊びを有して構成されてもよい。軸受は連続的に潤滑化されてもよい。この結果、ヘルドシャフトは実質上更に静かに、且つ少ない振動で駆動される。これにより、潜在的な早期摩耗や損害を考慮することなく、製織速度の明らかな増大の可能性が与えられる。
また、内蔵フレーム部の本質的に硬い横支持部が内蔵フレーム部のシャフトロッドに剛性接続され、これにより角接続が極めて堅固であるという点で、織機の動作速度の加速が可能となる。取り外し可能なフレーム部の接続が硬度の低い接続手段によって行われる場合であっても、矩形のヘルドシャフト全体は2つの角において堅固であり、これにより垂直方向への湾曲が強く打ち消される。
取り外し可能なフレーム部は、閉鎖矩形枠体を形成すべく、内蔵の、好適にはU字型のフレーム部を補完するシャフトロッドからなることが望ましい。2つのヘルド取付レールは、織機との間の簡単な共同搬送が可能となる程度に、取り外し可能なフレーム部に接続されることが望ましい。ここで、ヘルド取付レールの少なくとも一方は、シャフトロッドに固定されて接続されることが望ましい。また、他方のヘルド取付レールを、例えばヘルドを介して第一のヘルド取付レール及びシャフトロッドに接続してもよい。補助的あるいは代替的手段として、ジョイントバー(jiont bar)、テンションバンド(tension band)などの少なくとも1つの適切なホルダにより、第二のヘルド取付レールを接続してもよい。ここで、織機との間における取り外し可能なフレーム部、ヘルド取付レール及びヘルドの共同搬送は、簡単な方法で行うことができる。製織に必要なヘルドは、この取り外し可能なフレーム部とともに織機に設けられる。ここで、経糸はすでに引き込まれていることが望ましい。
第一のヘルド取付レールは取り外し可能なフレーム部に永久的に接続されることが望ましいが、第二のヘルド取付レールは内蔵フレーム部に取り外し可能に接続されることが望ましい。例えば、第二のヘルド取付レールは、内蔵フレーム部、特にシャフトロッドにねじ留めされる。フック、ジョイントバーなどの他の接続手段又は結合手段を利用してもよい。
本発明の有利な実施形態の更なる詳細は、図面、説明又は特許請求の範囲から明らかとなる。説明は本発明の本質的な態様及び様々な状況に限定して行う。当業者は図面から更なる詳細を知ることができる。
図面は、本発明の例示的実施形態を示す。
図1は、織機においてシェッドの形成に用いられるヘルドシャフト1を示す。シェッド形成のため、ヘルドシャフト1は図1に矢印2で象徴的に示されるように垂直に上下運動を行うべく駆動される。駆動装置3は、ヘルドシャフト1にこの動作を行わせるために提供される。駆動装置3は、例えば、静止回転軸6、7回りに回動自在に支持される2つ以上の矩形レバー4、5を含んでいてもよいロッドアセンブリを含む。使用の際に下向きとなることが望ましい矩形レバー4、5の端部は、接続ロッド8により相互に接続でき、またジョイントバー9を介してシェッド形成機に接続できるが、矩形レバー4、5の略水平に位置合わせされたアームが、ジョイントバー10、11を介してヘルドシャフト1に接続されることが望ましい。ジョイントバーの各下端は矩形レバー4、5に関節接続されることが望ましく、上端はジョイント12、13を介してヘルドシャフト1に接続されることが望ましい。ジョイント12、13は例えば滑り軸受又は転がり軸受を備える、永久的に潤滑化される遊びの少ないジョイントとして構成されてもよい。更に、それらは潤滑回路に含まれていてもよい。矩形のレバー4、5及びヘルドシャフト1の間に取り外し可能な結合手段は不要であり、設けられない。
図1の分解図に示されるように、ヘルドシャフト1は、内蔵フレーム部14及び取り外し可能なフレーム部15に分割される。ヘルドの交換の際、内蔵フレーム部14は、織機内に残留することが意図される。このことは、原則として、フレーム部14を織機から取り外せることを排除するものではない。この場合、必要とされる組立手段はあまり重要でない。しかし、標準的なヘルド又は経糸の変更の間、フレーム14は織機に残留することが意図されている。
好ましい実施形態を参照すると、使用の際、内蔵フレーム部14は、下シャフトロッド16とみなすことのできる、水平方向に延出する実質上直線的な部分を含むことが望ましい。例えば、下シャフトロッド16は、特に矢印2の方向の力を考慮すると、例えば、アルミニウムを押出成型した中空プロファイル、プラスチック材料の繊維強化中空プロファイルなどの中空プロファイル又は別の非可撓性軸受構造を有する。下シャフトロッド16は、軽量及び高い曲げ剛性を備えた軽量のプロファイルであってもよい。2つの端部17、18において、シャフトロッド16は、好ましくはシャフトロッド16との間に90°の角度をなすように横支持部19、20に接続される。この結果、横支持部19、20は相互に平行に位置合わせされ、シャフトロッド16と共に浅いU字型を形成する。横支持部19、20は実質上下シャフトロッド16と同一の断面を有する。また、横支持部19、20は軽量のプロファイルからなり、特に柔軟性を有してもよい。更に、それらの端部17、18は、シャフトロッド16に剛性接続されることが望ましい。この接続は、溶接、接合、ねじ留め、リベット留め、あるいは他の接続手段により、横支持部19、20のシャフトロッド16への後続の接続によって確立されてもよい。この場合、横支持部19、20及びシャフトロッド16は、独立した別々の部品である。シャフトロッド16への横支持部19及び20の接続は別の方法で行うこともできる。例えば、中空チャンバ、補強ライニングなどを設け、あるいは設けずに、横支持部19、20及びシャフトロッド16を例えば繊維強化プラスチック材料の結合された一部品の構成要素として製造してもよい。使用される構成要素に中空チャンバが存在する限り、消音の目的でこれらに泡などの消音剤を充填してもよい。
横支持部19及び20は、図1にのみ象徴的に図示されているガイド要素23及び24が設けられた線形ガイド21、22と関連付けられる。これらのガイドは、滑り込みガイド、転動体ガイドなどであってもよく、これにより横支持部19、20、あるいは、例えば横支持部19、20上に設けられる金属スライドウェイ(slide way)と直接相互作用する。ガイド要素23、24は、適切な支持部へ連続的に潤滑剤を供給する潤滑装置に接続されてもよい。更に、対応する軸受は、内蔵フレーム部14の強度の結果、極めて小さい遊びを有して設計されてもよい。更に、ガイド要素23、24のうち一方を静止状態に、他方を下シャフトロッド16の長手方向に対し移動可能な、浮遊し、あるいは減衰する方法で支持することができる。この場合、線形ガイドはほぼ遊びを有さずに構成され、ヘルドシャフト1の極めて静かな移動を保証できる。
取り外し可能なフレーム部15は、下シャフトロッド16と同様に軽量プロファイルとして構成できる上シャフトロッド25によって例えば表される。上シャフトロッド25は下シャフトロッド16と同一の断面を有してもよく、また異なる断面を有してもよい。上シャフトロッド25は下シャフトロッド16と同一の方法、あるいは別の方法で構成されてもよい。取り外し可能なフレーム部15は内蔵フレーム部14に着脱自在に接続されることが望ましい。このためには、シャフトロッド25は横支持部19、20にねじ留めされてもよい。例えば、ここで、シャフトロッド25の下側の対応する部分と、横支持部19、20の端部26、27は、対応する境界面を形成する。接続のために締結ねじ28、29を用いてもよい。締結ねじ28、29は上シャフトロッド25を垂直方向に通過し、横支持部19、20に設けられたねじ付きボアに嵌合することが望ましい。また、取り外し可能なフレーム部15と内蔵フレーム部14との間の接続は、回り止め付きジョイントバーなどの他の取り外し可能な接続手段によって行うこともできる。
上シャフトロッド25は、図1にいくつかのみ示されたヘルド31が設置される、第一(上側)ヘルド取付レール30を保持する。ここで、ヘルド31は、ヘルド取付レール30に沿った端部穴により保持される。ヘルド取付レール30はジョイントバー32などの適切な接続手段によりシャフトロッド25に接続される。この接続は永久的であってもよい。すなわち、解除可能でなくてもよい。
ヘルド31の上端の穴はヘルド取付レール30に設置されているが、下端の穴は下部ヘルド取付レール33上に保持される。この下部ヘルド取付レールは、動作中は内蔵フレーム部に接続されるが、必要に応じて取り外すことができる。接続の目的で連結バー34を設けてもよい。接続を行うために、連結バー34は、各々が1つ以上の締結ねじ35に関連付けられるように設けられてもよい。上記ねじを介して、連結バー34は下シャフトロッド16に取り外し可能に接続される。従って、下部ヘルド取付レール33は、下シャフトロッド16に取り外し可能に接続される。本発明により定義される目的のため、他の接続手段、例えばねじを利用しない接続、すなわちプラグ接続を利用してもよい。
ヘルド交換は以下のようにして行われる。
動作中、締結ねじ28、29、35が締結される。取り外し可能なフレーム部15と内蔵フレーム部14とは接続され、堅固な矩形枠体を形成する。駆動装置3はヘルドシャフト1を上下に移動させるべく利用される。
ヘルド31を交換する場合、ヘルドシャフト1は交換位置へ移動される。これは、例えば上側反転位置である。この位置において、締結ねじ28、29、35が取り外される。ここで、取り外し可能なフレーム部15は織機から取り出すことができる。上記フレーム部が上方へ持ち上げられると、上記フレームのヘルド取付レール30上に保持されたヘルド31は、下方のヘルド取付レール33と共に移動する。ユニット全体を機械から取り出し、例えば糸を引き込む機械に移動してもよい。
ここで、上記又は他のヘルドが織機へ再導入される場合、それぞれの取り外し可能なフレーム部15は、ヘルド31及び下部ヘルド取付レール33と共に織機に再び返され、頂部から下部の内蔵フレーム部14内へ摺動する。全ての締結ねじ28、29、35が挿入され締結されると、織機の動作準備が再度整う。
内蔵フレーム部14は1つのヘルドシャフトあたり1つのみ存在し機械に残留するが、多数の取り外し可能な機械部品15、並びにヘルド取付レール、ヘルドを準備してもよい。従って、上記フレームの耐用性及び剛性に鑑みて、必要に応じて製造時間又は製造コストの増大を考慮することで内蔵フレーム部14を最適化するこことは正当化される。また、必要な製造時間又は製造コストに鑑みて剛性をあまり考慮せずに取り外し可能なフレーム部15を最適化することは正当化される。
この点で、示された発明の多数の変更が可能である。その一部を以下に説明する。
図2は、図1のヘルドシャフト1と概ね同一のヘルドシャフト1aを示す。従って、同一の参考番号を用い、上記説明を同様に適用する。
上記例示的実施形態のヘルド取付レール33は、取り外し可能なフレーム部15上にヘルド31によってのみ保持されるが、図2の例示的実施形態では追加のホルダ36、37が提供される。これらのホルダは、ヘルド取付レール33の端部又は更に1つ又は複数の連結バー34に取り付けられる。ホルダ36、37は、可撓性を有する金属バンド、スチールワイヤ、スチールロープなどであってもよい。これらは遊びを有して、あるいは遊びを有さずに、永久的あるいは取り外し可能な方法でヘルド取付レール33及び/又はシャフトロッド25に接続されてもよい。個々の場合では、例えば中心においてヘルド取付レール33と接触する単一のホルダであっても十分である。
図3は、本発明の別の変更実施形態を示す。ここでも既存の参考番号を用い、上記説明を参照する。
図3のヘルドシャフト1bは、横支持部19、20と平行に配置される、少なくとも1つの中間又は中央支持体38を有する。上記支持部は取り外し可能なフレーム部15に取り外し可能に接続されることが望ましく、内蔵フレーム部14に永久的に接続されることが望ましい。ホルダ36、37は存在してもよく、あるいは省略されてもよい。
図4は別の変更を示す。図1、図2又は図3のヘルドシャフト1、1aの説明が同様に適用される。図4のヘルドシャフト1cは、上シャフトロッド25が横支持部19、20の端面26、27に配置されず、横支持部19、20の間に配置される限りにおいて変更される。上シャフトロッド25と横支持部19、20の間の接続は剛性接続あるいは関節接続でもあってよい。しかし、いかなる場合も、下シャフトロッド16は横支持部19、20に剛性接続される。横支持部19、20と下シャフトロッド16との接続強度は、ヘルドシャフト1cの全体強度を保証する。
本発明の織機用ヘルドシャフト1は、内蔵フレーム部14と、取り外し可能なフレーム部15とに分割される。取り外し可能なフレーム部15は、ヘルド交換のためにフレーム部から取り外す必要のあるヘルド取付レール30を支持するが、上記取り外し可能なフレーム部は、下シャフトロッド16に取り外し可能に保持される付加的なヘルド取付レール33と関連付けられる。上シャフトロッド25は、2つのヘルド取付レール30、33と共に、取り外し可能なフレーム部15を形成する。下シャフトロッド16は、横支持部19、20と共に、内蔵フレーム部を形成する。横支持部19、20及び下シャフトロッド16は、互いに剛性接続されることが望ましい。
本発明のヘルドシャフトの第一実施形態の一部分解図である。 本発明のヘルドシャフトの変更実施形態の一部分解図である。 中央支持部を備えた本発明のヘルドシャフトの一部分解図である。 本発明のヘルドシャフトの別の実施形態の一部分解図である。

Claims (10)

  1. 織機に装着される内蔵フレーム部(14)と、
    前記内蔵フレーム部(14)に着脱可能に接続されると共に前記内蔵フレーム部(14)を補完し完全な矩形枠体を形成する取り外し可能なフレーム部(15)と、
    を含む織機用ヘルドシャフト(1)。
  2. 前記内蔵フレーム部(14)は、前記織機に装着された後、前記織機に永久的に残留すべく設置されることを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  3. 前記内蔵フレーム部(14)は、シャフトロッド(16)と2つの横支持部(19、20)とを含むことを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  4. 前記シャフトロッド(16)と前記横支持部(19、20)とは互いに剛性接続されることを特徴とする請求項3記載のヘルドシャフト。
  5. 前記取り外し可能なフレーム部(15)は1つのシャフトロッド(25)のみを含むことを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  6. 前記取り外し可能なフレーム部(15)は、前記ヘルドシャフト(1)の前記横支持部(19、20)に取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  7. 前記取り外し可能なフレーム部(15)は第一のヘルド取付レール(30)を支持することを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  8. 前記取り外し可能なフレーム部(15)は、少なくともヘルド(31)を介して前記取り外し可能なフレーム部(15)に接続可能であり、及び/又は少なくとも1つのホルダ(36、37)により接続される、第二のヘルド取付レール(33)と関連付けられることを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  9. 前記取り外し可能なフレーム部(15)は、取り外し可能な結合手段(35)により前記内蔵フレーム部(14)と接続される第二のヘルド取付レール(33)と関連付けられることを特徴とする請求項1に記載のヘルドシャフト。
  10. 請求項1に記載の少なくとも1つのヘルドシャフトを含む織機。
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