JP2008278498A - マルチチャンネル信号の空間的処理方法、処理モジュール、およびバーチャルサラウンドサウンドシステム - Google Patents

マルチチャンネル信号の空間的処理方法、処理モジュール、およびバーチャルサラウンドサウンドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】サラウンドサウンドシステムのセットアップの複雑さを軽減する。
【解決手段】処理モジュールは、サラウンド左およびサラウンド右チャネル信号とフロント左およびフロント右チャンネル信号を空間的に処理し、クロストーク除去後にセンタスピーカのドライバに提供してセンタチャンネル信号と組み合わせるための、空間的に処理された信号を組み合わせる空間プロセッサを含む。幾つかの実施形態において、処理モジュールは、フロント左および/またはフロント右スピーカが接続されるときに空間プロセッサにフロント左およびフロント右チャンネル信号のいずれの空間的処理も自制させる回路を含む。
【選択図】図1

Description

本発明の幾つかの実施形態はオーディオシステムに関する。幾つかの実施形態はサラウンドサウンドシステムに関する。
ホームシアターシステムにおけるマルチチャンネルオーディオシステムなど、マルチチャンネルオーディオシステムでは、顧客が自宅でサラウンドサウンドを体験することができる。これらのマルチチャンネルオーディオシステムに関する1つの問題は、スピーカの数、スピーカの各々に関連する配線、およびスピーカの位置調整の要件によりこれらのシステムをセットアップすることが困難なことである。セットアップの複雑さを軽減するために、幾つかのマルチチャンネルオーディオシステムではより少ない数のスピーカを使用して、たとえば、壁からの反射を利用して音源の位置をシミュレートする試みがなされる。しかし、これらのシステムの性能は、いくつかある要因の中で特定室内環境によって著しく損なわれることがある。
したがって、サラウンドサウンドの体験を提供するマルチチャンネルオーディオシステムと方法に対する一般的ニーズがある。また、セットアップの複雑さが軽減され特定聴取環境に対する感度が低いサラウンドサウンドの体験を提供するマルチチャンネルオーディオシステムと方法に対するニーズもある。
問題を解決するための手段
以降の説明と図面は、当業者が実施しうる本発明の具体的な実施形態を十分に示す。他の実施形態には、構造的、論理的、電気的、プロセスに関する、その他の変更を組み入れてもよい。実施例は考えられる種々の変形例を代表するものにすぎない。個々の構成部品と機能は別段に要求されない限り任意であり、動作シーケンスは変わることがある。幾つかの実施形態の部分と特徴は、他の実施形態の部分と特徴に含められこともあり、他の実施形態の部分と特徴で代用されることもある。特許請求の範囲に記述された本発明の実施形態は、これら特許請求の範囲の利用可能なすべての等価物を包含する。本発明の実施形態は、便宜上、そして2つ以上の発明または発明概念が実際に開示される場合に、本明細書では本出願の範囲を単一の発明または発明概念に限定しようとせずに個別にまたは集合的に単に「発明」という用語によって言及されることがある。
ディジタルビデオディスク(DVD)プレーヤが居間に持ち込まれたことによって、マルチチャンネルオーディオおよび「ホームシアター」の体験への消費者の関心が非常に高まっている。多くのユーザは、マルチスピーカシステムのセットアップに関わる実際的な複雑さが手に負えないことに気付いているかもしれない。セットアッププロセスを簡素化するために、いくつかの新しいサラウンドサウンド製品が発表されている。これらの製品の一部には、物理的には何も存在しない場所にバーチャルラウドスピーカの聴覚を出現させる「三次元オーディオ」技術が採用される。これらの製品は1.1または2.1のいずれかのバーチャルサラウンドスピーカシステムとして類別されることがあり、ここで接頭辞はシステムに使用されるスピーカユニット(スピーカドライバとは異なる)の数を表し、接尾辞は「.1」はサブウーファチャンネルを表す。これらのシステムでは、メインスピーカドライバが、一般に、聴取者の周囲にバーチャルサラウンドサウンドフィールドを作り出すために使用される。
これらの1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムの一部では、バーチャルスピーカ用の音声を発生する単一のセンタチャンネルユニットに2台の狭い間隔で並んだスピーカが使用される。これらの1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムの一部に関連する1つの問題は、現実のスピーカで再生されるオリジナルコンテンツと比較される音色と空間不整合である。この問題は、音楽複製の大多数が発生するフロントラウドスピーカでは特に重要である。通常はフロント左および右チャンネルをそのままにしておく2.1バーチャルサラウンドサウンドシステムには、センタチャンネルが安定性に乏しい、最適聴取範囲(sweetspot)が小さい、スピーカ間隔および/または聴取距離要件が厳密でなければならないといった弱点がある。
本発明の幾つかの実施形態は、サラウンド右およびサラウンド左チャンネルが空間的に処理される3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムでの使用に適した処理モジュールを対象とする。センタスピーカのセパレートドライバはともに、クロストーク除去後に仮想化されたサラウンド右およびサラウンド左オーディオを提供する。これらの実施形態では、センタチャンネルの安定性が向上されることがあり、最適聴取範囲が広げられることがあり、また、スピーカ間隔および/または聴取距離の要件はさほど厳密でなくてもよい。これらの実施形態は、図1に示され、以降でさらに詳しく説明される。
本発明の他の幾つかの実施形態は、1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムまたは3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムのいずれかとして動作することがあるバーチャルサラウンドサウンドシステムでの使用に適した処理モジュールを対象とする。これらの実施形態の一部において、処理モジュールは、フロント左とフロント右のいずれのスピーカが使用されるかに応じて1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムと3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムとを自動的に切り替えてもよい。これらの実施形態では、音色と空間不整合が幾つかの従来の1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムに比べて低減されることがあり、センタチャンネルの安定性が向上されることがあり、最適聴取範囲が広げられることがあり、また、スピーカ間隔および/または聴取距離の要件が幾つかの従来のバーチャルサラウンドサウンドシステムに比べてさほど厳密でなくてもよい。これらの実施形態は、図4に示され、以降でさらに詳しく説明される。
幾つかの実施形態において、信号処理モジュールがマルチチャンネル入力を受け入れて2出力チャンネルおよび4出力チャンネルの間に提供する。幾つかの実施形態において、出力チャンネルは左スピーカ、右スピーカ、およびセンタチャンネルスピーカに向けられてもよい。センタチャンネルスピーカは、独立に駆動されうる2つ以上のスピーカドライバのアレイを有してもよい。左および右出力チャンネルは、左および右スピーカに向けられてもよい。センタチャンネルは、アレイのスピーカドライバの各々に同様に向けられてもよい。幾つかの実施形態において、サラウンドチャンネルは、処理モデルによって空間的に処理され、センタチャンネルアレイで再生によって仮想化されてもよい。幾つかの実施形態において、左および右ラウドスピーカは取り除かれてもよく、フロント左およびフロント右チャンネルは空間的に処理されてもよく、センタチャンネルアレイで再生によって仮想化されてもよい。
幾つかの実施形態において、3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムとして動作しているとき、左、右、および中央のチャンネルは、維持されてもよく、サラウンドチャンネルは仮想化されてもよい。これらの実施形態は、1.1および2.1バーチャルサラウンドサウンドシステムの利点をいくつか備えてもよい。ユーザがフロント左およびフロント右チャンネルのスピーカを取り除く(すなわち、接続しない)選択をする場合は、フロント左およびフロント右チャンネルはセンタスピーカドライバアレイに対して仮想化されてもよい。このモジュラーシステム設計は、バーチャルサラウンドサウンドシステムを単一のアップグレード可能な構成で販売することができるシステムプロバイダに利益をもたらすことがある。こうして、1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムを購入する消費者は、後で3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムを有効にするために追加の1対のスピーカをさらに増設してもよい。このことが、様々な顧客の要求に便宜を図るために必要な製品バリエーションの数を減らすこともある。これらの実施形態は以降でさらに詳しく説明される。
図1は、本発明の幾つかの実施形態によるバーチャルサラウンドサウンドシステムのブロック図である。バーチャルサラウンドサウンドシステム100は、セパレートサラウンドチャンネルスピーカなしでサラウンドサウンド体験を提供するためにマルチチャンネル信号のサラウンドチャンネルを仮想化する。幾つかの実施形態において、マルチチャンネル信号はサラウンド左(SL)チャンネル信号101A、サラウンド右(SR)チャンネル信号101B、フロント左(FL)チャンネル信号151A、フロント右(FR)チャンネル信号151B、およびセンタチャンネル信号151Cを備えてもよい。幾つかの実施形態において、マルチチャンネル信号はサブウーファ(SW)チャンネル信号157をさらに備えてもよい。幾つかの実施形態において、マルチチャンネル信号が符号化されたオーディオ信号101からデコーダ112によって生成されてもよい。バーチャルサラウンドサウンドシステム100は、「3」がセパレートスピーカの数を表し「1」がサブウーファチャンネルを表す、3.1バーチャルシステムとみなされることもある。
幾つかの実施形態において、バーチャルサラウンドサウンドシステム100は、センタスピーカ154のドライバのアレイによって再生するために、サラウンドチャンネル信号101Aと101Bとを空間的に処理して、空間的に処理されたサラウンドチャンネルをセンタチャンネル信号151Cと組み合わせる処理モジュール150を備える。処理モジュール150は、サラウンド左チャンネル信号101Aとサラウンド右チャンネル信号101Bとを空間的に処理する空間プロセッサ152を備えてもよい。処理モジュール150は、空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号105Aと105Bとを、センタスピーカ154のドライバ用の空間的に処理された信号107Aと107Bを生成するセンタチャンネル信号151Cに加える信号組合せ回路106を備えてもよい。フロント左およびフロント右チャンネル信号151Aと151Bは、そのまま、すなわち処理されずにそれぞれ、フロント左およびフロント右スピーカ156Aと156Bに提供されてもよい。
これらの実施形態において、センタスピーカ154は、センタチャンネルスピーカとして、またバーチャル右およびバーチャル左サラウンドチャンネルを提供する手段として動作する。この動作は、センタチャンネルのコンテンツを維持しかつセパレートサラウンドチャンネルスピーカに対する要件を排除することに役立つこともある。幾つかの実施形態において、センタスピーカ154は、スピーカドライバ154Aおよびスピーカドライバ154Bなど、2個以上のスピーカドライバを備えてもよい。スピーカドライバ154Aは空間的に処理された信号107Aに結合されてもよく、スピーカドライバ154Bは空間的に処理された信号107Bに結合されてもよい。両スピーカドライバ154Aと154Bは、ともに、センタチャンネル用の音声を生成するだけでなく左右のサラウンドチャンネルを仮想化するための音声も生成する。
幾つかの実施形態において、符号化されたオーディオ信号101は、DVDプレーヤ、高解像度(HD)DVDプレーヤ、ブルーレイ(BluRay)プレーヤ、セットトップボックス、ゲームコンソール(たとえば、Xbox360またはプレイステーション3(PlayStation3))、パーソナルコンピュータ、高解像度テレビジョン(HDTV)受像機、有線テレビジョンシステム、および/または衛星テレビジョンシステムによって提供されてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。幾つかの実施形態において、符号化されたオーディオ信号101は、マルチチャンネルオーディオファイルから(たとえば、ディスクまたはメモリなどの記憶素子から)提供されてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。他の実施形態において、符号化されたオーディオ信号101は、アナログ信号でもよく、またアナログ−ディジタル変換回路によってマルチチャンネルディジタル信号に変換されてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
幾つかの実施形態において、センタスピーカ154は、スピーカドライバ154Aと154Bとが互いに隣接し狭い間隔距離で隔てられたステレオダイポールスピーカであってもよい。スピーカドライバ154Aと154Bは、サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号101Aと101Bのより良いクロストーク除去と仮想化を実現するために前方に向いていてもよい。これらの実施形態において、センタスピーカ154は、フロント左スピーカ156Aとフロント右スピーカ156Bの間に配置されるように意図されてもよい。センタスピーカ154は2個のみのスピーカドライバとともに示されているが、センタスピーカ154は3個以上のスピーカドライバのアレイを備えてもよい。幾つかの実施形態において、センタスピーカ154は最大10個または10個以上のスピーカドライバのアレイを備えてもよい。
幾つかの実施形態において、処理モジュール150は、センタチャンネル信号151Cの信号レベルを低減し、低減された信号レベルを有するセンタチャンネル信号109を空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号105Aと105Bに加えるための信号組合せ回路106に提供するために、アンプ108を備えてもよい。アンプ108は1未満の利得を有してもよい。幾つかの実施形態において、アンプ108は、空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号105Aと105Bに対してセンタチャンネル信号151Cの音量レベルを維持するに役立つ約0.5の利得を有してもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。幾つかの実施形態において、アンプ108の代りに、ディジタル1/2分周回路が使用されてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
幾つかの実施形態において、空間プロセッサ152は、サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号101Aと101Bへの頭部伝達関数(HRTF)フィルタ処理を行う頭部伝達関数フィルタ回路102を含んでもよい。HRTFフィルタ回路102は、音源が聴取者の後方にあるという認識をシミュレートすることがある空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Aと103Bを生成してもよい。また、空間プロセッサ152は、クロストークの低減および/または実質的除去を行うクロストーク除去回路104を含んでもよい。幾つかの実施形態において、空間的に処理されたサラウンドチャネル信号103Aと103Bは音源が所定の聴取者位置に対して聴取者の後方にあるという認識をシミュレートしてもよく、クロストーク除去回路104は、所定の聴取者位置に対して信号103Aと103Bのクロストークの低減および/または実質的除去を行ってもよい。所定の聴取者位置はスイートスポット、すなわち最適聴取範囲とみなされてもよい。これらの実施形態は以降でさらに詳しく記述される。
したがって、バーチャルサラウンドサウンドシステム100は、幾つかの従来のサラウンドサウンドシステム(たとえば、5.1システム)よりも少ないスピーカ数のサラウンドサウンド体験を提供してもよい。また、バーチャルサラウンドサウンドシステム100は、セットアップの複雑さが軽減され特定聴取環境に対して感度の低いサラウンドサウンド体験を提供してもよい。少なくともサラウンドチャンネルに対するバーチャルサラウンドサウンドシステム100のスイートスポット、すなわち最適聴取範囲は、少なくとも一部分ではドライバ154Aと154Bにごく近接していることにより、多くの従来の1.1および2.1バーチャルサラウンドサウンドシステムより広くてもよい。
デコーダ112は、符号化されたオーディオ信号101から処理モジュール150用のマルチチャンネル入力を生成してもよい。符号化されたオーディオ信号101は、MP3符号化信号など、知覚的に符号化されたおよび/または圧縮されたオーディオの少なくとも一方を備えてもよい。サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号101Aと101B、フロント左およびフロント右チャンネル信号151Aと151B、センタチャンネル信号151C、および/またはサブウーファ信号157を生成するために、デコーダ112は符号化されたオーディオ信号101を復合化および/または拡張を行ってもよい。幾つかの実施形態において、符号化されたオーディオ信号101は、ディジタルシアターシステム(DTS)形式、ドルビー(Dolby)形式、またはその他の形式であってもよい。幾つかの実施形態において、デコーダ112は、モジュール150用のマルチチャンネル信号入力を生成するために符号化されたオーディオ信号101の形式を検出してもよい。幾つかの実施形態において、マルチチャンネル信号は5つの独立したPCMオーディオストリームおよびサブウーファチャンネル157を備えてもよい。
幾つかの実施形態において、マルチチャンネル信号入力はアナログ信号を備えてもよい。これらの実施形態では、処理モジュールの幾つかの機能はアナログ回路によって行われてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
図2は、本発明の幾つかの実施形態によるHRTFフィルタ回路のブロック図である。HRTFフィルタ回路200は、HRTFフィルタ回路102(図1)として使用に適したものでもよいが、他の構成が適していてもよい。幾つかの実施形態において、HRTFフィルタ回路200は、サラウンド左チャンネル信号101Aで動作する左同側HRTFフィルタ202Aおよび左対側HRTFフィルタ202Bを含んでもよい。また、HRTFフィルタ回路200は、サラウンド右チャンネル信号101Bで動作する右対側HRTFフィルタ202Cおよび右同側HRTFフィルタ202Dを含んでもよい。また、HRTFフィルタ回路200は、右対側HRTFフィルタ202Cの出力を遅延する右チャンネル両耳間の時間遅延(ITD)要素を202Fと、左対側HRTFフィルタ202Bの出力を遅延する左チャンネルITD要素202Eを含んでもよい。
左同側HRTFフィルタ202Aは、音源が左リア知覚位置にあるという認識をシミュレートしてもよい。左リア知覚位置は、所定の聴取者位置の左後方にあってもよい。左対側HRTFフィルタ202Bは、音源が左リア知覚位置にあるという認識をシミュレートしてもよい。右対側HRTFフィルタ202Cは、音源が右リア知覚位置にあるという認識をシミュレートしてもよい。右リア知覚位置は、所定の聴取者位置の右後方にあってもよい。右同側HRTFフィルタ202Dは、音源が右リア知覚位置にあるという認識をシミュレートしてもよい。
ITD要素202Fは右対側HRTFフィルタ202Cの出力を遅延してもよく、左チャンネルITD要素202Eは左対側HRTFフィルタ202Bの出力を遅延してもよい。ITD要素202Eと202Fは聴取者の両耳間の距離に基づいて時間遅延を導入してもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。ITD要素202Eと202Fは対側フィルタ202Bと202Cの後の信号経路に示されるが、これは必要条件ではない。他の実施形態において、ITD要素202Eと202Fは対側フィルタ202Bと202Cの前の信号経路に備えられてもよい。他の実施形態において、ITD要素202Eと202Fは対側フィルタ202Bと202C内に封入されてもよい。
また、HRTFフィルタ回路200は、左同側HRTFフィルタ202Aと右チャンネルITD要素202Fからの信号出力を組み合わせて(たとえば、加算して)空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Aを生成するために左チャンネル組合せ要素204Aを含んでもよい。また、HRTFフィルタ回路200は、左チャンネルITD要素202Eと右同側HRTFフィルタ202Dからの信号出力を組み合わせて空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Bを生成するために右チャンネル組合せ要素204Bを含んでもよい。
図3は、本発明の幾つかの実施形態によるクロストーク除去と仮想化を示す。HRTFフィルタ回路102は、音源が所定の聴取者位置301の後方にあるという認識をシミュレートすることがある空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Aと103Bを生成してもよい。クロストーク除去回路104は、所定の聴取者位置301に関するクロストークの低減および/または実質的除去を行ってもよい。HRTFフィルタ回路102はHRTFフィルタ回路102(図1)に対応していてもよく、クロストーク除去回路104はクロストーク除去回路104(図1)に対応していてもよい。図3では、信号組合せ回路106(図1)は分かり易くするために示されていない。
信号経路304Aと304Bは、信号経路306Aと306Bを維持/等化しながらクロストーク除去回路104によって低減および/または実質的除去が行われることがあるクロストークを示す。信号経路302A〜302DはHRTFフィルタ回路102の様々なフィルタがシミュレートすることのある信号経路を示す。
図1、2、および3を参照すると、左同側HRTFフィルタ202Aは、信号経路302Aに関連した信号を生成するために選択された伝達関数を有してもよい。左同側HRTFフィルタ202Aは、音源が左リア知覚位置356Aにあるという認識をシミュレートしてもよく、左リア知覚位置356Aは所定の聴取者位置301の左後方にあってもよい。左対側HRTFフィルタ202Bは、信号径路302Bに関連した信号を生成するように選択された伝達関数を有してもよい。左対側HRTFフィルタ202Bは、音源が左リア知覚位置356Aにあるという認識をシミュレートしてもよい。右対側HRTFフィルタ202Cは、信号径路302Cに関連した信号を生成するように選択された伝達関数を有してもよい。右対側HRTFフィルタ202Cは、音源が右リア知覚位置356Bにあるという認識をシミュレートしてもよく、左リア知覚位置356Bは所定の聴取者位置301の右後方にあってもよい。右同側HRTFフィルタ202Dは、信号径路302Dに関連した信号を生成するように選択された伝達関数を備えてもよい。右同側HRTFフィルタ202Dは、音源が右リア知覚位置356Bにあるという認識をシミュレートしてもよい。
HRTFフィルタ回路200の動作は、他の音源位置は同様に適切であるので音源が聴取者の後方にあるという認識をシミュレートすることに限定されない。たとえば、幾つかの他の実施形態において、左同側HRTFフィルタ202A、左対側HRTFフィルタ202B、右対側HRTFフィルタ202C、および右同側HRTFフィルタ202Dの伝達関数は、音源が他の位置(たとえば、聴取者の側部および/またはさらに前方)にあるという認識をシミュレートするように選択されてもよい。
幾つかの実施形態において、HRTFフィルタ202A〜202Dの伝達関数は周波数に依存する時間遅延および周波数に依存する利得を実現してもよい。幾つかの実施形態において、HRTFフィルタ202A〜202Dの伝達関数は所定の聴取者位置301におけるHRTFの測定値に基づいていてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。幾つかの実施形態において、HRTFフィルタ202A〜202Dの伝達関数は、さらに、スピーカドライバ154Aと154Bの間隔などのスピーカ154の構成に基づいていてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
幾つかの実施形態において、左同側HRTFフィルタ202Aの伝達関数は右同側HRTFフィルタ202Dの伝達関数と同一であってもよい。左対側HRTFフィルタ202Bの伝達関数は右対側HRTFフィルタ202Cの伝達関数と対称であってもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
幾つかの実施形態において、クロストーク除去回路104は、聴取者の左耳に達する空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Bからの信号径路304Bに関連したクロストーク成分を除去するように選択された伝達関数を有する1個以上のフィルタを備えてもよい。また、クロストーク除去回路104は、聴取者の右耳に達する空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号103Aからの信号径路304Aに関連したクロストーク成分を除去するように選択された伝達関数を有する1個以上のフィルタを備えてもよい。幾つかの実施形態において、クロストーク除去回路104のフィルタの伝達関数は、スピーカドライバ154Aと154Bの間隔を含むスピーカ154の構成に基づいていてもよい。これらの実施形態において、左チャンネル信号は信号径路306Aを経て左耳で認識されてもよく、右チャンネル信号は信号径路306B経て右耳で認識されてもよい。クロストークが除去されると、右チャンネル信号は一般に信号径路304B経て左耳で認識されず、左チャンネル信号は一般に信号径路304A経て右耳で知覚されない。幾つかの実施形態において、HRTF処理およびクロストーク除去は、1個のフィルタ要素によって行われてもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。
サラウンド左およびサラウンド右のチャンネル信号101Aと101Bの仮想化により、さらにクロストークの除去によって、位置301における聴取者は、位置356Aからのサラウンド左チャンネル信号101Aを認識してもよく、位置356Bからのサラウンド右チャンネル信号101Bを認識してもよい。
図4は、本発明の幾つかの他の実施形態によるバーチャルサラウンドサウンドシステムのブロック図である。バーチャルサラウンドサウンドシステム400は、サラウンドチャンネルを仮想化し、セパレートサラウンドチャンネルスピーカなしで、さらに場合によってはセパレートフロント左および右スピーカなしで、サラウンドサウンド体験を提供する左および右フロントチャンネルを選択的に仮想化する。
バーチャルサラウンドサウンドシステム400は、マルチチャンネル入力を受け入れて、センタスピーカ454の第1および第2のドライバ用の空間的に処理された信号407Aと407Bとを生成する処理モジュール450を備えてもよい。空間的に処理された信号407Aと407Bは、センタスピーカ454から再生されるとき、中心チャンネル成分を含んでもよく、サラウンドチャンネルを仮想化してもよく、フロント左およびフロント右チャンネルを仮想化してもよい。
マルチチャンネル入力は、少なくともサラウンド左(SL)およびサラウンド右(SR)のチャンネル信号401Aおよび401B、フロント左(FL)およびフロント右(FR)チャンネル信号451Aおよび451B、センタ(C)チャンネル信号451Cを備えてもよい。幾つかの実施形態において、マルチチャンネル入力は符号化オーディオ信号401からデコーダ412によって生成されてもよい。幾つかの実施形態において、デコーダ412は、処理モジュール450の一部であってもよいが、本発明の範囲はこの点に関して制限されない。幾つかの実施形態において、さらに、マルチチャンネル入力はサブウーファ信号437を備えてもよい。
処理モジュール450は、サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号401Aと401B、ならびにフロント左およびフロント右チャンネル信号451Aと451Bを空間的に処理する空間プロセッサ430を備えてもよい。また、空間プロセッサは、クロストーク除去後にセンタスピーカ454のドライバに提供してセンタチャンネル信号451Cと組み合わせるための、空間的に処理された信号を組み合わせてもよい。
また、処理モジュール450は、フロント左およびフロント右チャンネル信号451Aと451Bがフロント左およびフロント右スピーカに提供されるときに、空間プロセッサ430にフロント左およびフロント右のチャンネル信号451Aと451Bの空間的処理を自制させるフロント仮想化制御回路434を含んでもよい。これらの実施形態において、処理モジュール450は、1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムおよび3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムとしての動作を自動的に切り替えてもよい。これらの実施形態において、フロント左および/またはフロント右のスピーカが使用されないとき、センタスピーカ454のオーディオ出力は、サラウンド左および/またはサラウンド右のチャンネル、ならびに1.1バーチャルサラウンドサウンドシステムとして動作するフロント左およびフロント右チャンネルを仮想化してもよい。フロント左およびフロント右スピーカが使用されるとき、センタスピーカ454のオーディオ出力は、3.1バーチャルサラウンドサウンドシステムとして動作するサラウンド左およびサラウンド右チャンネルのみを仮想化してもよい。幾つかの実施形態において、一方のフロントスピーカ(たとえば、フロント左スピーカ)が接続されて他方のフロントスピーカ(たとえば、フロント右スピーカ)が接続されないとき、他方のフロントスピーカ(たとえば、フロント右スピーカ)は仮想化されてもよい。
幾つかの実施形態において、空間プロセッサ430は、サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号401Aと401Bを空間的に処理するサラウンドチャンネル空間処理回路202を備えてもよい。また、空間プロセッサ430は、サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号451Aと451Bを空間的に処理するフロントチャンネル空間処理回路456を備えてもよい。信号組合せ回路458は、センタスピーカ454のドライバに提供するための空間的に処理された信号403Aと403Bを生成するサラウンドチャンネル空間処理回路402とフロントチャンネル空間処理回路456の両方からの出力を組み合わせてもよい。
フロント仮想化制御回路434は、セパレートフロント左およびフロント右のスピーカが処理モジュール450に接続されるとき(すなわち、センタスピーカ454から分離されて)、フロントチャンネル空間処理回路456に、空間的に処理されたフロント左およびフロント右チャンネル信号457の生成を選択的に自制させてもよい。これらの実施形態において、空間的に処理された信号403Aと403Bは、空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号405を含んでもよい。また、空間的に処理された信号403Aと403Bは、フロントチャネル空間処理がフロント仮想化制御回路434によって選択されるとき空間的に処理されたフロントチャンネル信号457を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、処理モジュール450は、フロント左スピーカポート453Aとフロント右スピーカポート453Bを含んでもよい。フロント仮想化制御回路434は、フロント左およびフロント右スピーカがポート453Aと453Bに接続されるときフロントチャンネル空間処理回路456の動作を自動的に無効化するように構成されてもよい。
幾つかの実施形態において、フロント仮想化制御回路434は、フロント左およびフロント右スピーカがポート453Aと453Bにいつ接続されたかを判定する負荷検出回路を含んでもよいが、スピーカがポート453Aと453Bにいつ接続されたかを判定するためにフロント仮想化制御回路434による他の方法が利用されてもよいので本発明の範囲はこの点に関して制限されない。これらの実施形態の一部において、スピーカがポート453Aと453Bから外されたとき、フロントチャンネル空間処理回路456はフロント左およびフロント右チャンネル信号451Aと451Bで空間処理を行ってもよい。
幾つかの実施形態において、処理モジュール450は、フロント仮想化制御回路434にフロントチャンネル空間処理回路456の動作を有効化または無効化させるために、ユーザまたは聴取者によって選択可能であってもよいスイッチ455を含んでもよい。これらの実施形態において、ユーザまたは聴取者は、フロント左およびフロント右スピーカがポート453Aと453Bに接続されているときフロントチャンネル空間処理回路456の動作を無効化するためにスイッチ455の位置を選択してもよい。ユーザまたは聴取者は、フロント左およびフロント右スピーカがポート453Aと453Bに接続されていないときフロントチャンネル空間処理回路456の動作を有効化するためにスイッチ455の位置を選択してもよい。スイッチ455は、フロント左およびフロント右スピーカの自動検出が行われないときに含まれていてもよい。
空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号405は、サラウンド左音源が聴取者位置の左後方にあるという認識をシミュレートし、サラウンド右音源がそれぞれ聴取者位置の右後方にあるという認識をシミュレートするように生成されてもよい。空間的に処理されたフロントチャンネル信号457は、フロント左音源が聴取者位置の左前方にあるという認識をシミュレートし、フロント右音源が聴取者位置の右前方にあるという認識をシミュレートするように生成されてもよい。
また、処理モジュール450は、所定の聴取者位置に対して空間的に処理された信号403Aと403Bからクロストークを含む成分を実質的に排除および/または除去するクロストーク除去回路404を含んでもよい。
また、処理モジュール450は、空間的に処理された信号407Aと407Bを生成するために、空間的に処理された信号403Aと403Bをクロストークの除去後にセンタチャンネル信号451Cに加えるセンタチャンネル信号組合せ回路406を含んでもよい。
デコーダ412は、符号化されたオーディオ信号401からマルチチャンネル入力を生成してもよい。符号化されたオーディオ信号401は、MP3符号化信号など、知覚的に符号化および/または圧縮されたオーディオを含んでもよい。デコーダ412は、サラウンド左およびサラウンド右チャネル信号401Aと401B、フロント左およびフロント右チャンネル信号451Aと451B、センタチャンネル信号451C、および/またはサブウーファ信号437を生成するために、符号化されたオーディオ信号401を復号化および/または拡張してもよい。
また、システム400は、信号407A、407B、451A、および451Bをアナログ信号に変換する際に使用されるディジタル−アナログ変換器(DAC)(図示せず)を含んでもよい。システム400は、信号407A、407B、451A、および451Bを増幅するオーディオアンプ(図示せず)をスピーカの前に含んでもよい。幾つかの実施形態において、オーディオアンプおよび/またはDACは処理モジュール450の一部であってもよいが、他の実施形態において、オーディオアンプおよび/またはDACはスピーカの一部であってもよい。幾つかの実施形態において、DACの機能を実行するD級アンプが使用されてもよい。
幾つかの実施形態において、サラウンドチャンネル空間処理回路402は、サラウンド左チャンネル信号401Aで動作する左サラウンド同側HRTFフィルタ(HRTF_L(SL))402Aおよび左サラウンド対側HRTFフィルタ(HRTF_R(SL))402Bを含んでもよい。また、サラウンドチャンネル空間処理回路402は、サラウンド右チャンネル信号401Bで動作する右サラウンド対側HRTFフィルタ(HRTF_L(SR))402Cおよび右サラウンド同側HRTFフィルタ(HRTF_R(SR))402Dを含んでもよい。また、サラウンドチャンネル空間処理回路402は、右サラウンド対側HRTFフィルタ402Cの出力を遅延する右チャンネルITD要素402F、および左サラウンド対側HRTFフィルタ402Bの出力を遅延する左チャンネルITD要素402Eを含んでもよい。
幾つかの実施形態において、フロントチャンネル空間処理回路456は、フロント左チャンネル信号451Aで動作する左フロント同側HRTFフィルタ(HRTF_L(FL))456Aおよび左フロント対側HRTFフィルタ(HRTF_R(FL))456Bを含んでもよい。また、フロントチャンネル空間処理回路456は、フロント右チャンネル信号451Bで動作する右フロント対側HRTFフィルタ(HRTF_L(FR))456Cおよび右フロント同側HRTFフィルタ(HRTF_R(FR))456Dを含んでもよい。また、フロントチャンネル空間処理回路456は、右フロント対側HRTFフィルタ456Cの出力を遅延する右チャンネルITD要素456F、および左フロント対側HRTFフィルタ456Bの出力を遅延する左チャンネルITD要素456Eを含んでもよい。
処理モジュール150(図1)および処理モジュール450(図4)は、複数の独立した機能要素を有するものとして図示されているが、1つ以上の機能要素が組み合わせられてもよく、またディジタル信号プロセッサ(DSP)を含む処理要素などのソフトウェアで構成される要素、および/またはその他のハードウェア要素の組合せによって実現されてもよい。たとえば、幾つかの要素は、1つ以上のマイクロプロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、無線周波数集積回路(RFIC)、および少なくとも本明細書に記載された機能を実行する様々なハードウェアと論理回路の組合せを備えてもよい。幾つかの実施形態において、処理モジュール150(図1)および/または処理モジュール450(図4)の要素は、1つ以上の処理要素で行われる1つ以上の処理に関わってもよい。
符号化オーディオ信号101(図1)および401(図4)は、5つのチャンネルと1つのサブウーファチャンネル(すなわち、5.1装置から提供されている)の成分を有するものとして前述されているが、本発明はさらに多くのチャンネル数を有する符号化されたオーディオ信号のチャンネル(たとえば、N.1装置によって提供される)の仮想化に同様に適用可能であるので本発明の範囲はこの点に関して制限されない。たとえば、符号化オーディオ信号101(図1)および401(図4)は、7つのチャンネルと1つのサブウーファチャンネルの成分を有してもよく、また7.1装置から提供されてもよい。これらの実施形態において、2つ、4つ、6つ、またはさらに多くのチャンネルを仮想化するために、空間処理回路402(図1)または空間処理回路446(図4)に類似した空間処理回路の追加ブロックが提供されてもよい。幾つかの実施形態において、追加チャンネルのスピーカが検出されないときは、これらの追加チャンネルの仮想化はセンタスピーカを使って実行されてもよい。
特に明記がない限り、処理、演算(computing)、計算(calculating)、決定、表示などの用語は、処理システムのレジスタとメモリ内の物理的な(たとえば、電子的な)量として表されるデータを処理して、処理システムのレジスタまたはメモリ、または他のこのような情報記憶装置、伝送装置、または表示装置内の物理的な量として同様に表わされる他のデータに変換することがある1つ以上の処理または演算システムなどの装置の動作および/または処理を指していてもよい。さらに、本明細書で使用されるように、演算装置は揮発性または不揮発性メモリ、もしくはこれらメモリの組合せであってもよいコンピュータ可読メモリと結合された1つ以上の処理要素を含む。
本発明の実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの1つまたは組合せで実施されてもよい。また、本発明の実施形態は、本明細書に記載された動作を実行する少なくとも1つのプロセッサによって読み取られて実行されてもよいマシン可読媒体に格納された命令として実施されてもよい。マシン可読媒体は、マシン(たとえば、コンピュータ)による読み取り可能な形式で情報を格納または転送する任意のメカニズムを含んでもよい。たとえば、マシン可読媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリ装置などを含んでもよい。
37C.F.R.1.72(b)節に準拠して読者が技術開示の本質と要旨を確認できる要約が提供されている。この要約は、特許請求の範囲または趣意を制限または判断するために利用されることはないとの了解の下で提出されている。以下の請求項は、各請求項が独立している個別の実施形態として本明細書の詳細な説明に組み入れられている。
本発明の幾つかの実施形態によるバーチャルサラウンドサウンドシステムのブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態による頭部伝達関数(HRTF)フィルタ回路のブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態によるクロストーク除去と仮想化を示す。 本発明の幾つかの実施形態によるバーチャルサラウンドサウンドシステムのブロック図である。
符号の説明
100、400 バーチャルサラウンドサウンドシステム
112 デコーダ
150 処理モジュール
200 HRTFフィルタ回路
430 空間プロセッサ

Claims (29)

  1. サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号とフロント左およびフロント右チャンネル信号とを空間的に処理する空間プロセッサと、
    前記空間的に処理された信号からクロストークを排除することにより、センタスピーカの第1および第2のドライバの信号を生成する回路と、
    前記空間プロセッサに、前記フロント左およびフロント右チャンネル信号の少なくとも一方の空間的処理を選択的に自制させるフロント仮想化制御回路と、
    を有する、処理モジュール。
  2. 前記第1および第2のドライバが、仮想化されたサラウンド右およびサラウンド左オーディオを提供し、
    前記第1および第2のドライバが、仮想化されたフロント右およびフロント左オーディオを任意に提供し、
    前記処理モジュールがフロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方に結合されて、前記第1および第2のドライバが仮想化されたフロント右およびフロント左オーディオの少なくとも一方を提供することを禁止するとき、前記フロント仮想化制御回路によって、前記空間プロセッサに、前記フロント左およびフロント右チャンネル信号の少なくとも一方の空間的処理を選択的に自制させる、請求項1に記載の処理モジュール。
  3. 前記空間プロセッサが、
    前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号を空間的に処理するサラウンドチャンネル空間処理回路と、
    前記フロント左およびフロント右チャンネル信号を空間的に処理するフロントチャンネル空間処理回路と、
    前記サラウンドチャンネル空間処理回路と前記フロントチャンネル空間処理回路の両方の出力を組み合わせて第1および第2の空間的に処理され組み合わせられた信号を生成する信号組合せ回路と、
    を含み、
    前記センタスピーカの前記第1および第2のドライバの信号を生成する回路が、センタチャンネル信号を前記空間的に処理された信号に加える、請求項2に記載の処理モジュール。
  4. 前記フロント仮想化制御回路が、前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方が前記ポートに接続されているとき、前記フロントチャンネル空間処理回路の少なくとも一部分の動作を無効化するように構成され、
    フロント左スピーカポートとフロント右スピーカポートをさらに含む、請求項3に記載の処理モジュール。
  5. 前記フロント仮想化制御回路が、
    前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方が前記ポートにいつ接続されたかを判定する負荷検出回路と、
    前記仮想化制御回路によって、前記フロントチャンネル空間処理回路の少なくとも一部分の動作を有効化または無効化させるユーザにより選択可能なスイッチと、
    の少なくとも一方を含む、請求項4に記載の処理モジュール。
  6. クロストーク除去後に前記第1および第2のドライバによってオーディオ信号として伝送されるとき、前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号が、サラウンド左音源が聴取者位置の左後方にあるという認識をシミュレートし、サラウンド右音源がそれぞれ前記聴取者位置の右後方にあるという認識をシミュレートするように生成され、
    クロストーク除去後に前記第1および第2のドライバによってオーディオ信号として伝送されるとき、前記空間的に処理されたフロントチャネル信号が、フロント左音源が前記聴取者位置の左前方にあるという認識をシミュレートし、フロント右音源が前記聴取者位置の右前方にあるという認識をシミュレートするように生成される、請求項3に記載の処理モジュール。
  7. 前記第1および第2のドライバ用の信号を生成する回路が、
    所定の聴視者位置に関して、前記第1および第2の空間的に処理され組み合わせられた信号からクロストークを実質的に排除するクロストーク除去回路と、
    センタチャンネル信号を前記第1および第2の空間的に処理され組み合わせられた信号に加えて前記センタスピーカの前記ドライバ用の信号を生成するセンタチャンネル信号組合せ回路と、
    を備え、
    前記処理モジュールが、少なくとも前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号、前記フロント左およびフロント右チャンネル信号、および前記センタチャンネル信号を備えるマルチチャンネル入力を受け入れるように構成される、請求項3に記載の処理モジュール。
  8. デコーダが、符号化されたオーディオ信号から前記マルチチャンネル入力を生成する、請求項7に記載の処理モジュール。
  9. 前記サラウンドチャンネル空間処理回路が、
    前記サラウンド左チャンネル信号で動作する左同側頭部伝達関数(HRTF)フィルタおよび左対側HRTFフィルタと、
    前記サラウンド右チャンネル信号で動作する右対側HRTFフィルタおよび右同側HRTFフィルタと、
    前記右対側HRTFフィルタの出力を遅延する右チャンネル両耳間の時間遅延(ITD)要素と、
    前記左対側HRTFフィルタの出力を遅延する左チャンネルITD要素と、
    を含み、
    前記フロントチャンネル空間処理回路が、
    前記フロント左チャンネル信号で動作する左同側頭部伝達関数(HRTF)フィルタおよび左対側HRTFフィルタと、
    前記フロント右チャンネル信号で動作する右対側HRTFフィルタおよび右同側HRTFフィルタと、
    前記右対側HRTFフィルタの出力を遅延する右チャンネル両耳間の時間遅延(ITD)要素と、
    前記左対側HRTFフィルタの出力を遅延する左チャンネルITD要素と、
    を含む、請求項3に記載の処理モジュール。
  10. 前記センタスピーカがステレオダイポールスピーカを含み、
    前記第1および第2のドライバが互いに隣接してある距離だけ隔離され、
    前記第1および第2のドライバが、少なくとも前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号のクロストーク除去と仮想化をより良く実現するために前方に向けられる必要がある、請求項1に記載の処理モジュール。
  11. 前記空間的に処理された信号に加える前に前記センタチャンネル信号の信号レベルを低減するアンプをさらに備える、請求項1に記載の処理モジュール。
  12. サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号と、フロント左およびフロント右信号と
    を空間的に処理することと、
    前記センタスピーカの第1と第2のドライバ用の信号を生成するために、前記空間的に処理された信号からクロストークを排除して前記空間的に処理された信号をセンタチャンネル信号と組み合わせることと、
    前記フロント左およびフロント右のスピーカの少なくとも一方の結合に応じて前記フロント左およびフロント右チャンネル信号の少なくとも一方の空間的処理を自制することと、を含む方法。
  13. 前記第1および第2のドライバが、仮想化されたサラウンド右およびサラウンド左オーディオを提供し、
    前記第1および第2のドライバが、仮想化されたフロント右およびフロント左オーディオを任意に提供し、
    前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方が結合されていて、前記第1および第2のドライバが前記仮想化されたフロント左およびフロント右オーディオの少なくとも一方を提供することを禁止するとき、前記フロント左およびフロント右チャンネル信号の少なくとも一方の空間処理が自制される、請求項12の方法。
  14. 前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方の負荷を検出することによって、前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方がいつ接続されたかを判定することと、
    または、ユーザからの入力に応じて、フロントチャンネル空間処理の少なくとも一部分を有効化または無効化することと、
    のいずれかをさらに含む、請求項13の方法。
  15. クロストーク除去後に前記第1および第2のスピーカドライバによってオーディオ信号として伝送されるときに、サラウンド左音源が聴取者位置の左後方にあるという認識をシミュレートし、前記サラウンド右音源が前記聴取者位置の右後方にあるという認識をシミュレートするように、前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号が生成される、請求項12の方法。
  16. クロストーク除去後に前記第1および第2のドライバによってオーディオ信号として伝送されるときに、フロント左音源が前記聴取者位置の左前方にあるという認識をシミュレートし、フロント右音源がそれぞれ前記聴取者位置の右前方にあるという認識をシミュレートするように、前記空間的に処理されたフロントチャンネル信号が生成される、請求項12の方法。
  17. 前記フロント左およびフロント右スピーカの少なくとも一方の分離に応じて、前記フロント左およびフロント右チャンネル信号の空間処理を有効化することをさらに含む、請求項13の方法。
  18. 前記空間的に処理された信号と組み合わせる前に、前記センタチャンネル信号の信号レベルを低減することをさらに含む、請求項13の方法。
  19. サラウンドチャンネル信号を空間的に処理する空間プロセッサと、
    前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を、センタスピーカの2つ以上のドライバのアレイのセンタチャンネル信号に加える信号組合せ回路と、
    を含み、
    前記ドライバのアレイがともに仮想化されたサラウンド左および仮想化されたサラウンド右の両オーディオ信号を提供し、
    前記フロント左およびフロント右チャンネル信号が処理されずに前記フロント左およびフロント右スピーカにそれぞれ提供される、処理モジュール。
  20. 前記センタスピーカがステレオダイポールスピーカを含み、
    前記第1および第2スピーカドライバが互いに隣接してある距離だけ隔離され、
    前記第1および第2スピーカドライバが、前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号のクロストーク除去と仮想化をより良く実現するために前方に向けられる必要がある、請求項19に記載の処理モジュール。
  21. 前記センタチャンネル信号の信号レベルを低減し、低減された該信号レベルを有する前記センタチャンネル信号を前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号の両方に加えるための前記信号組合せ回路に提供するアンプをさらに含む、請求項19に記載の処理モジュール。
  22. 前記空間プロセッサが、
    前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号にHRTFフィルタ処理を施して、音源が所定の聴取者位置の後方にあるという認識をシミュレートする前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を生成する頭部伝達関数(HRTF)フィルタ回路と、
    前記所定の聴取者位置に関して、クロストークを実質的に低減するように選択されるクロストーク除去回路とを含む、請求項19に記載の処理モジュール。
  23. 前記HRTFフィルタ回路が、
    音源が前記所定の聴取者位置の左後方の左リア知覚位置にあるという認識をシミュレートするように選択された伝達関数を有する左同側HRTFフィルタと、
    音源が前記左リア知覚位置にあるという認識をシミュレートするように選択された伝達関数を有する左対側HRTFフィルタと、
    音源が前記所定の聴取者位置の右後方の右リア知覚位置にあるという認識をシミュレートするように選択された伝達関数を有する右対側HRTFフィルタと、
    音源が前記右リア知覚位置にあるという認識をシミュレートするように選択された伝達関数を有する右同側HRTFフィルタと、
    前記左同側HRTFフィルタと前記右対側HRTFフィルタからの出力信号を組み合わせて前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を生成する左チャンネル組合せ要素と、
    前記左対側HRTFフィルタと前記右同側HRTFフィルタからの出力信号を組み合わせて前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を生成する右チャンネル組合せ要素と、
    を含む、請求項22に記載の処理モジュール。
  24. 前記クロストーク除去回路が、
    前記所定の聴取者位置に関して聴取者の左耳に達する前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号からの成分を除去するように選択された伝達関数を有するフィルタと、
    前記所定の聴取者位置に関して聴取者の右耳に達する前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号からの成分を除去するように選択された伝達関数を有するフィルタとを含む、請求項23に記載の処理モジュール。
  25. 符号化されたオーディオ信号から、前記サラウンドチャンネル信号と前記フロント左およびフロント右チャンネル信号を含むマルチチャンネル信号をデコーダが生成する、請求項19に記載の処理モジュール。
  26. 空間処理サラウンドチャンネル信号を含み、
    前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を、センタスピーカの2つ以上の前記ドライバのアレイに関するセンタチャンネル信号に加えることであって、前記ドライバのアレイがともに仮想化されたサラウンド左および仮想化されたサラウンド右オーディオ信号を提供することと、
    フロント左およびフロント右チャンネル信号を処理せずにフロント左およびフロント右スピーカにそれぞれ提供することと、を含む方法。
  27. 前記センタスピーカがステレオダイポールスピーカを含み、
    前記第1および第2スピーカドライバが互いに隣接してある距離だけ隔離され、
    前記第1および第2スピーカドライバが、前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号のクロストーク除去と仮想化をより良く実現するために前方に向けられる必要がある、請求項26に記載の方法。
  28. 前記センタチャンネル信号の信号レベルを低減し、低減された該信号レベルを有する前記センタチャンネル信号を前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号の両方に提供することをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  29. 空間処理が、
    音源が所定の聴取者位置の後方にあるという認識をシミュレートする空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号を生成するために、前記サラウンド左およびサラウンド右チャンネル信号に頭部伝達関数(HRTF)のフィルタ処理を施すことと、
    前記所定の聴取者位置に関して前記空間的に処理されたサラウンドチャンネル信号からクロストークを除去することとを含む、請求項26に記載の方法。
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