JP2008277557A - 現像装置、現像方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体 - Google Patents

現像装置、現像方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】現像装置においてスループットを向上させること。
【解決手段】水平軸のまわりに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体41,42と、これら回動体41,42の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動し、その上に載置されたウエハWの搬送路を形成する搬送路部材4と、前記搬送路の上流端に設けられた搬入用受け渡し部31と、前記搬送路の下流端に設けられた搬出用受け渡し部32と、前記搬送路の上流端と下流端との間に、上流側から順にウエハWに現像液を供給するための現像液ノズル71、ウエハWに洗浄液を供給するための洗浄液ノズル72及び、ウエハWに気体を供給するためのガスノズル74を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面にレジストが塗布され、さらに露光された後の基板例えば半導体ウエハWやLCD基板(液晶ディスプレイ用ガラス基板)等に対して現像処理を行う現像装置、現像方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により、基板に対してレジストパターンの形成が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板に、レジスト液を塗布して当該ウエハの表面に液膜を形成し、フォトマスクを用いて当該レジスト膜を露光した後、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。このような処理は、一般にレジスト液の塗布や現像を行う塗布、現像装置に露光装置を接続したレジストパターン形成装置を用いて行われる。
従来の現像装置としては、例えば図12に示すような装置が用いられる。この装置は、昇降自在及び回転自在に構成されたスピンチャック1上にウエハWを水平に保持し、このウエハWの上方側に例えば細孔の吐出孔を有する現像液ノズル11を備えて構成される。図中12はカップ体、13は液受け部、14はドレイン排出口である(特許文献1参照)。そして例えばウエハWを鉛直軸周りに回転させると共に、現像液ノズル11から現像液を吐出しながらウエハWの回転半径方向に当該現像液ノズル11を移動させることにより、ウエハWの表面に螺旋状に現像液を液盛りし、そしてウエハWの表面に現像液を液盛りした状態で所定の現像時間例えば60秒が経過するまで静止現像を行った後、リンス液ノズル15からウエハWの中央にリンス液例えば純水を供給する。これにより現像液に対して不溶解性の部位のレジストが残って所定のレジストパターンを得ることが知られている(特許文献2等参照)。
またウエハWの直径をカバーする長さの吐出孔を有する現像液ノズルを用い、この現像液ノズルからウエハW表面に現像液を供給すると共に、ウエハWを鉛直軸周りに半回転させることによって現像液を液盛りする構成や、ウエハWの直径をカバーする長さの吐出孔を有する現像液ノズルを用い、この現像液ノズルからウエハW表面に現像液を供給すると共に、この現像液ノズルとウエハWとを相対的に水平方向に移動させることによって現像液を液盛りする構成等も知られている。
ところで上述の現像装置が組み込まれる塗布、現像装置のスループットを高めるために、現像装置においてもさらなる高スループットが求められている。これに対応するためにはウエハWの現像処理やリンス液による洗浄処理以外の作業時間(オーバーヘッドタイム)をさらに削減することが必要であり、このためには基板搬送手段による現像装置に対する処理前のウエハWの受け渡しと処理後のウエハWの受け取りとの時間を短縮することも有効であると考えられるが、上述の特許文献1及び特許文献2にはこの点については何ら言及されていない。
特開2006−60084号公報 特開平7−203302号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、現像装置においてスループットの向上を図ることができる技術を提供することにある。
このため本発明の現像装置は、塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像するための、基板搬送手段により基板が搬送される現像装置において、
水平軸のまわりに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体と、
これら回動体の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動し、その上に載置された基板の搬送路を形成する搬送路部材と、
前記搬送路の上流端に設けられ、前記基板搬送手段と搬送路部材との間で基板の受け渡しを行なうための搬入用受け渡し部と、
前記搬送路の下流端に設けられ、前記基板搬送手段と搬送路部材との間で基板の受け渡しを行なうための搬出用受け渡し部と、
前記搬送路の上流端と下流端との間に、上流側から順に設けられた、基板に現像液を供給するための現像液ノズル、基板に洗浄液を供給するための洗浄液ノズル及び、基板に気体を供給するためのガスノズルと、を備えたことを特徴とする。
ここで前記搬送路部材は、前記回動軸と平行に伸び、その上に基板が載置される複数の棒状の搬送部材と、この搬送部材の両端に接続され、前記周回軌道に沿って移動する一対のタイミングベルトと、を備えるものとして構成することができる。また前記タイミングベルトを前記周回軌道に沿って移動させるために、前記一対の回動体の少なくとも一方を回転駆動させるためのモータを備えるように構成してもよい。
また前記搬送路部材のタイミングベルトは、少なくともその外表面に、N極とS極とが交互に配列される電磁石が設けられるものとして構成し、前記タイミングベルトを前記周回軌道に沿って移動させるための、N極とS極とが交互に配列されると共に磁性の切り替えが行われる駆動電磁石を備えるように構成してもよく、このような構成では電磁石の反発作用により前記タイミングベルトは駆動電磁石により非接触で駆動される。前記搬送路にある基板と現像ノズルとの間に、基板の移動と同期して移動するメッシュ状の布状体が設けるように構成してもよい。
また本発明の塗布、現像装置は、複数の基板を収納したキャリアが搬入出されるキャリアブロックと、前記キャリアから取り出された基板の表面にレジストを塗布する塗布部と、基板を加熱する加熱部と、加熱された基板を冷却する冷却部と、露光後の基板を現像する現像処理部と、を含む処理ブロックと、この処理ブロックと露光装置との間で基板の受け渡しを行なうインターフェース部と、を備えた塗布、現像装置において、前記現像処理部として、前記現像装置を用いることを特徴とする。
また本発明の現像方法は、基板搬送手段により基板が搬送される現像装置にて、塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像する現像方法において、
水平軸の回りに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動する搬送路部材により、その上に載置された基板の搬送路を形成し、
前記搬送路の上流端に設けられた搬入用受け渡し部において、前記基板搬送手段から前記搬送路部材に基板を受け渡す工程と、
次いで前記搬送路部材を下流側に移動させ、前記基板を移動させながらこの基板に対して現像液を供給する工程と、
次いで前記搬送路部材により基板を下流側に移動させ、この基板に対して洗浄液を供給する工程と、
次いで前記搬送路部材により基板を下流側に移動させ、この基板に対して乾燥ガスを吹き付ける工程と、
次いで前記搬送路部材により基板を搬送路の下流端に設けられた搬出用受け渡し部に移動させ、前記搬送路部材から前記基板搬送手段に基板を受け渡す工程と、
次いで基板が載置されていない搬送路部材を、前記搬出用受け渡し部から搬入用受け渡し部に戻るように前記周回軌道に沿って移動させる工程と、を含むことを特徴とする。
また本発明の記憶媒体は、塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像するための現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記プログラムは、前記現像方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送手段から搬入用受け渡し部に基板を順次受け渡し、この基板を搬送路に沿って順次下流側に移動させ、この移動の間に、当該基板に対して、現像液の供給処理と基板の洗浄処理と基板の乾燥処理とを行ない、こうして全ての処理が終了した基板を順次搬出用受け渡し部を介して前記基板搬送手段に受け渡している。このため本発明の現像装置では、基板に対して流れ作業状態で現像処理を行うことができ、複数の基板に対して現像処理を途切れることなく連続して行うことができるため、スループットの向上を図ることができる。また1つの現像装置に対しては前記基板搬送手段によりアクセスされる箇所は、搬入用受け渡し部と搬出用受け渡し部との2箇所であるため、基板搬送手段の負荷が軽減され、スループットの向上を図ることができる。
本発明の現像装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、前記装置の一実施の形態の概略斜視図を示し、図2は同平面図、図3は同側面図である。この現像装置は、ウエハWに対して現像処理を行うための処理領域2と、この処理領域2の長さ方向の一方側に設けられた搬入用受け渡し部31と、前記処理領域2の長さ方向の他方側に設けられた搬出用受け渡し部32と、を備えている。
前記処理領域2は、例えばその長さ方向(図中Y方向)の大きさは、複数枚例えば3枚のウエハWが長さ方向に配列できる程度に設定され、その幅方向(図中X方向)の大きさは、例えば1枚のウエハWに対して現像処理を行なうために適した大きさに設定されている。この処理領域2は、前記搬入用受け渡し部31を上流側、前記搬出用受け渡し部32を下流側とすると、上流側から下流側に向かって、現像領域21と洗浄領域22と乾燥領域23とをこの順序で備えている。これら現像領域21と洗浄領域22と乾燥領域23は、その長さ方向の大きさが、夫々例えば1枚のウエハWが配置される程度に設定されている。
そしてウエハWは、搬送路部材4の上に載置されて、前記処理領域2内を前記上流側から下流側に搬送されるように構成されている。前記搬送路部材4は、水平軸のまわりに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体41,42の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動するように構成され、こうしてウエハWの搬送路を形成するものである。具体的には、搬送路部材4は、前記回動軸と平行に伸び、その上にウエハWが載置される複数の棒状の搬送部材5と、前記搬送部材5の両端に接続され、前記周回軌道に沿って移動する一対のタイミングベルト43,43とを備えており、前記タイミングベルト43,43は前記回動体41,42の間に巻き掛けられている。
前記搬送部材5は、例えば図4に示すように、断面が円形状あるいは三角形などの多角形状に形成されたセラミック製あるいはポリテトラフルオロエチレン等の樹脂製の棒状体により構成されている。その長さは、例えば図に示すように、処理領域2の幅方向の長さをカバーする程度に設定され、その断面の大きさは、例えば断面が円形状である場合には、直径が7mm度に設定されている。この例では、ウエハWの裏面側周縁部が前記2本の搬送部材5に支持されるようになっている。
また搬送部材5には、例えばポリテトラフルオロエチレン等の樹脂により構成された基板ガイド51が設けられており、外部の基板搬送手段33(図6参照)から搬送部材5にウエハWが受け渡されるときには、この基板ガイド51がウエハWの外縁近傍に位置し、ウエハWの位置ずれを防止した状態で受け渡されるようになっている。さらに搬送部材5には、例えばポリテトラフルオロエチレン等の樹脂により構成されたプロキシミティ部材52が設けられており、これによりウエハWは、搬送部材5から例えば2mm程度の僅かに浮上した状態で保持されるようになっている。
前記一対の回動体41,42は、それらの回動軸が、処理領域2の幅方向に互いに平行に伸びるように設けられている。これら回動体41,42の長さは処理領域2の幅方向の長さをカバーする程度に設定され、一方の回動体41が前記搬入用受け渡し部31の上流側に位置し、他方の回動体42が前記搬出用受け渡し部32の下流側に位置するように、互いに処理領域2を挟んで対向するように夫々設けられている。こうして前記搬入用受け渡し部31は、搬送路部材4により形成された搬送路の上流端に設けられ、搬出用受け渡し部32は前記搬送路の下流端に設けられることになる。
前記回動体41は、例えば図1及び図2に示すように、モータM1により回転駆動される駆動プーリよりなり、前記回動体42は従動プーリよりなる。そして回動体41,42の長さ方向の両端には、夫々タイミングベルト43,43が巻き掛けられ、このタイミングベルト43,43に前記一対の搬送部材5が所定の間隔で設けられることになる。
こうして回動体41,42を回転駆動することにより、搬送部材5が、搬入用受け渡し部31から処理領域2を通って搬出用受け渡し部32側に移動し、次いで再び搬入用受け渡し部31に戻るように第1の周回軌道に沿って移動される。なお図1は搬送路部材4を説明するための斜視図であり、図示の便宜上後述するメッシュ帯や、タイミングベルト43,43の周回軌道の内部に設けられた部材等を省略して描いている。
また前記処理領域2を搬送部材5に載置されて移動するウエハWの上方側には、メッシュ帯6が搬送部材5と同期して第2の周回軌道に沿って移動するように設けられている。前記メッシュ帯6は例えばナイロンーポリテトラフルオロエチレン繊維により構成されたメッシュ状の布状体であり、厚さが0.15mm程度、開口の大きさが1.0mm×1.0mm程度であって、その幅方向の大きさはウエハWを完全に覆う程度に設定されている。またメッシュ帯6は、例えば図5に示すように、その下面と搬送部材5の表面との間の距離Lが例えば1.7mm程度になるように、前記処理領域2全体を覆うように設けられている。
このようなメッシュ帯6は、例えば図3に示すように、水平軸のまわりに回動し、回動軸が互いに平行になるように配置された回動体61,62,63,64の間に架け渡されて第2の周回軌道に沿って移動するように構成されている。これら回動体61〜64は、それらの回動軸が、処理領域2の幅方向に互いに平行に伸びるように設けられている。また回動体61〜64の長さはメッシュ帯6の幅方向の大きさに設定されている。
前記メッシュ帯6は、外部の基板搬送手段33と搬入用受け渡し部31と搬出用受け渡し部32との間でウエハWの受け渡しが行われる際に、この受け渡し動作に干渉しないように移動するので、前記回動体61は、例えば前記基板搬送手段33と搬入用受け渡し部31との間でウエハWの受け渡し動作を行う作業領域よりも下流側に設けられ、回動体62は、この回動体61と処理領域2の長さ方向に対向するように、例えば前記基板搬送手段33と搬出用受け渡し部32との間でウエハWの受け渡し動作を行う作業領域よりも上流側に設けられている。
また前記回動体63は、前記回動体62の上方側に、当該回動体62と対向するように設けられ、前記回動体64は、前記回動体61の上方側に、当該回動体61と対向するように設けられている。ここで前記回動体61は、例えば図3に示すように、モータM2により回転駆動される駆動プーリよりなり、前記回動体62〜64は従動プーリよりなる。そして回動体61〜64の長さ方向の両端には、夫々タイミングベルト65,65が巻き掛けられている。なお図3では図示の便宜上モータM1,M2を回動体41,61とは別に描いているが、実際にはモータM2は、回動体41のモータM1と同様に、一対の駆動プーリの間に、これら両駆動プーリに接続されるように設けられている。
前記メッシュ帯6は、例えばその幅方向の両端側が前記一対のタイミングベルト65,65に取り付けられている。ここで前記回動体61〜64を構成する駆動プーリ及び従動プーリは夫々歯付きプーリにより構成される一方、タイミングベルト65,65には前記歯付きプーリに対応する孔部(図示せず)が設けられていて、送りガイドを兼用するように構成されている。
また前記搬送路部材4の回動体41のモータM1と、メッシュ帯6を回動させる回動体61のモータM2とは、夫々後述する制御部110により駆動制御されるように構成されており、前記搬送路部材4のタイミングベルト43,43と、メッシュ帯6のタイミングベルト65,65とが互いに同期した状態で夫々周回移動するように制御されている。これによりメッシュ帯6が、第1の周回軌道に沿って移動する搬送部材5の移動と互いに同期して第2の周回軌道に沿って移動するように設けられることになる。ここで「互いに同期する」という意味は、メッシュ帯6を、前記搬送部材5の移動のタイミングと移動速度と移動方向とが揃うように移動させるということである。このように同期させてウエハWとメッシュ帯6を移動させることにより、現像液を供給した後のウエハWの移動においても、ウエハW上の現像液が零れ落ちないで保持されやすく、現像液の流動性を抑制できる。
前記現像領域21には、当該領域21を搬送部材5に載置されたウエハWが移動するときに、当該ウエハWの表面に対して前記メッシュ帯6を介して現像液を供給するための現像ノズル71が設けられている。この現像ノズル71は、そのノズル71の先端にウエハWの直径とほぼ同じか又は大きい現像液の吐出領域を備えており、その長さ方向が前記処理領域2の幅方向に揃うように、かつノズル71の先端が搬送部材5に載置されたウエハWの表面から2mm程度浮上した位置になるように設けられている。
また前記洗浄領域22には、当該領域を搬送部材5に載置されたウエハWが移動するときに、当該ウエハWの表面に対して前記メッシュ帯6を介して洗浄液である例えば純水を供給するための第1の洗浄ノズル72が設けられると共に、ウエハWの裏面に対して洗浄液である例えば純水を供給するための第2の洗浄ノズル77が設けられている。前記洗浄ノズル72,77は、そのノズル72,77の先端にウエハWの直径よりも大きい洗浄液の吐出領域を備えており、その長さ方向が前記処理領域2の幅方向に揃うように、かつノズル72の先端が搬送部材5に載置されたウエハWの表面から2mm程度浮上した位置になるように設けられている。
この第1の洗浄ノズル72は、例えば図2に示すように当該洗浄領域22の範囲内において、第1の移動機構73により、処理領域2の長さ方向に移動自在に設けられており、例えば複数回洗浄ノズル72を往復させてウエハW表面の洗浄を行うことができるようになっている。また前記第2の洗浄ノズル77は、洗浄領域72の範囲内におけるある位置に固定して設けるようにしてもよいし、洗浄領域72の範囲内において処理領域2の長さ方向に移動自在に設けるように構成してもよい。
さらに前記乾燥領域23には、当該領域を搬送部材5に載置されたウエハWが移動するときに、当該ウエハWの表面に対して、当該表面を乾燥させるエアナイフの役目を果たす気体例えばドライエア又は窒素ガス等の不活性ガスを供給するための第1のガスノズル74が設けられていると共に、ウエハWの裏面に対して前記気体を供給するための第2のガスノズル78が設けられている。前記ガスノズル74,78は、そのノズル74,78の先端にウエハWの直径よりも大きい気体の供給領域を備えており、その長さ方向が前記処理領域2の幅方向に揃うように、かつノズル74の先端が搬送部材に載置されたウエハWの表面から1mm程度浮上した位置になるように設けられている。前記第1のガスノズル74は、例えば図2に示すように当該乾燥領域23の範囲内において、第2の移動機構75により、処理領域2の長さ方向に移動自在に設けられている。前記第2のガスノズル78は、乾燥領域23の範囲内におけるある位置に固定して設けるようにしてもよいし、乾燥領域23の範囲内において処理領域2の長さ方向に移動自在に設けるように構成してもよい。
前記現像ノズル71、第1及び第2の洗浄ノズル72,77、第1及び第2のガスノズル74,77は、例えばメッシュ帯6の第2の周回軌道の内側に設けられており、これらにはメッシュ帯6の周回移動を阻害しないように、夫々流量調整バルブV1〜V3を備えた供給路71a,72a,74aを介して、現像液供給部71b、洗浄液供給部72b、乾燥ガス供給部74bに接続されている。前記流量調整バルブV1〜V3は後述する制御部110により制御されるように構成されている。
さらにまた前記現像領域21と洗浄領域22の、搬送部材5の下方側には、当該領域21,22に供給された現像液や洗浄液を回収するための液受け部75が設けられており、この例では前記液受け部75は前記搬送部材5の第1の周回軌道の内側であって、第2の洗浄ノズル77の下方側に位置するように設けられている。そして液受け部75には前記搬送部材5の周回移動を阻害しないように排液路75aが接続されている。
そして前記乾燥領域23はウエハWの乾燥を促進するために、処理容器76にて覆われている。この処理容器76は、ウエハWが乾燥領域23を通過するときにウエハWの周囲を覆うように構成されていて、ウエハWが搬送部材5に載置された状態で当該処理容器76内を移動できるように、ウエハWが通過する領域に隙間76aが形成されている。そして前記処理容器76には搬送部材5の周回移動を阻害しないように排気路76bが接続され、この排気路76bの他端側は排気ポンプ76cに接続されていて、当該処理容器76内が陰圧になるように制御部110からの指令に基づいて圧力調整されるように構成されている。これらによりメッシュ帯125もウエハWと同時に洗浄及び乾燥が行われることとなる。
前記搬入用受け渡し部31は、例えば搬送部材5の第1の周回軌道の内側領域に設けられた第1の昇降ピン機構81を備えている。この第1の昇降ピン機構81は、前記基板搬送手段33から搬送部材5上にウエハWを受け渡すときに用いられるものであり、昇降ピン82は、前記基板搬送手段33が搬入用受け渡し部31との間でウエハWの受け渡しを行なう受け渡し位置に移動したときに、その先端が搬送部材5を介して、基板搬送手段33のウエハ保持部33aの内側領域から上方側まで突出すると共に、ウエハWが搬送部材5上に載置された後は、当該ウエハWを載置する搬送部材5の下方側まで下降するように、昇降自在に設けられている。
また前記搬出用受け渡し部32は、搬入用受け渡し部31と同様に構成され、例えば搬送部材5の第1の周回軌道の内側領域に、搬送部材5から前記基板搬送手段33にウエハWを受け渡すときに用いられる第2の昇降ピン機構83を備えている。この第2の昇降機構83は第1の昇降機構81と同様に、昇降自在に構成された昇降ピン84を備えている。なお図3中85は、第1の昇降機構81及び第2の昇降機構83が設けられるベースプレートである。
そしてこの現像装置は、当該装置にて行われる現像処理のレシピの管理や、基板搬送手段33との受け渡し、現像ノズル71、洗浄液ノズル72、ガスノズル74からの現像液等や乾燥ガスの供給や、搬送路部材4及びメッシュ帯の駆動の制御を行うコンピュータからなる制御部110を備えている。この制御部110は、例えばコンピュータプログラムからなるプログラム格納部を有しており、プログラム格納部には、現像装置全体の作用、つまりウエハWに対して所定の現像処理が実施されるようにステップ(命令)群を備えた例えばソフトウェアからなるプログラムが格納される。そしてこれらプログラムが制御部110に読み出されることにより、制御部110によって現像装置全体の作用が制御される。なおこのプログラムは、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
続いてこの現像装置にて行なわれる現像処理について、図6及び図7を用いて説明する。先ず図6(a),(b)に示すように、搬送部材5を受け渡し位置に位置した状態で停止させ、基板搬送手段33から搬入用受け渡し部31にウエハW1を受け渡す。ここで前記搬送部材5の受け渡し位置とは、図に示すように、基板搬送手段33から2本の搬送部材5上の所定位置にウエハWが載置される位置であり、2本の搬送部材5同士の間に搬入用受け渡し部31の第1の昇降ピン機構81が位置する位置である。
そしてウエハW1の受け渡しは、例えばウエハW1を保持した基板搬送手段33を搬入用受け渡し部31の上方側に進入させ、次いで第1の昇降ピン機構81の昇降ピン82を搬送部材5の上方側まで上昇させて基板搬送手段33からウエハWを昇降ピン82により受け取り、次いで基板搬送手段33を後退させた後、昇降ピン82を搬送部材5の下方側まで下降させて、ウエハW1を搬送部材5上に受け渡すことにより行なわれる。
こうして搬送部材5上にウエハW1を受け渡した後、モータM1とモータM2とを作動させて、搬送部材5及びメッシュ帯6を処理領域2側に向けて所定の速度で夫々移動させる。そして処理領域2では、図6(c)に示すように、先ず現像領域21において、ウエハW1を移動させた状態で、現像ノズル71から所定の流量で現像液がメッシュ帯6を介してウエハW1の表面に供給される。この際現像ノズル71は移動しないが、ウエハW1側が移動していくため、ウエハW1の全面に現像液が供給され、現像処理が行われる。なお図6,図7においては図示の便宜上メッシュ帯6や、乾燥領域23の処理容器76等を省略して描いている。
現像液が供給されたウエハW1は図7(a)に示すように、続いて洗浄領域22へ移動する。この際、ウエハ表面の現像液がウエハW1とメッシュ帯6との間に挟まれた状態でウエハW1が移動していく。ここで所定の現像時間例えば60秒程度の現像時間を確保するために、現像領域21のウエハW1の移動方向の長さを調整してもよいし、移動速度を制御したり、現像液供給後に一旦ウエハWの移動を停止するようにしてもよい。
洗浄領域22では、所定の現像時間経過後のウエハW1に対して、ウエハW1を移動させた状態で第1の洗浄ノズル72から所定の流量で洗浄液がメッシュ帯6を介してウエハW1の表面に供給され、これによりウエハW1の表面の現像液が洗い流されると共に、メッシュ帯6に付着した現像液も洗い流される。この際第2の洗浄ノズル76から洗浄液がウエハW1の裏面にも供給され、ウエハW1の裏面に付着した現像液も洗い流される。
ここで第1の洗浄ノズル72はウエハW1の移動方向に沿って洗浄領域22内を移動しながら洗浄液の供給を行う。この際、洗浄工程では、ウエハW1表面の現像液が全て洗い流されればよいが、確実な洗浄を行うために、洗浄領域22のウエハW1の移動方向の長さを調整してもよいし、洗浄液の供給流量を調整してもよいし、移動速度を制御するようにしてもよい。また洗浄液を供給する際や洗浄液を供給した後にウエハW1の移動を一旦停止してもよい。ここで図7中、W2はウエハW1の後続のウエハであり、W3はウエハW2の後続のウエハであって、このように所定のタイミングで順次基板搬送手段33から搬入用受け渡し部31に対してウエハWの受け渡しが行われる。
続いてウエハW1は図7(b)に示すように、乾燥領域23へ移動する。乾燥領域23では、洗浄処理が行われたウエハW1に対して、陰圧に設定された処理容器76内において、ウエハW1を移動させた状態で、第1のガスノズル74から乾燥ガスが所定の流量でメッシュ帯6を介してウエハW1の表面に吹き付けられ、これによりウエハW1の表面が乾燥されると共に、メッシュ帯6も乾燥される。また第2のガスノズル78から乾燥ガスがウエハW1の裏面に吹き付けられ、こうしてウエハW1の裏面側も乾燥される。
ここで第1のガスノズル74はウエハW1の移動方向に沿って処理容器76内を移動しながら乾燥ガスの吹き付けを行う。この際、乾燥工程では、ウエハW1表面が乾燥すればよいが、確実に乾燥させるために、乾燥領域23のウエハW1の移動方向の長さを調整してもよいし、処理容器76内の圧力を調整してもよい。またガスノズル74の本数を増加してもよいし、乾燥ガスの吹き付け流量を調整してもよいし、移動速度を制御するようにしてもよい。また乾燥ガスを供給する際や供給した後にウエハW1の移動を一旦停止してもよい。
この後ウエハW1は、図7(c)に示すように、搬出用受け渡し部32へ移動し、基板搬送手段33に受け渡される。この受け渡しでは、先ず搬送部材5を受け渡し位置に位置した状態で停止させる。この搬送部材5の受け渡し位置とは、図7に示すように、2本の搬送部材5同士の間に搬出用受け渡し部32の第2の昇降ピン機構83が位置する位置である。
そしてウエハW1の受け渡しは、例えばウエハW1を載置した搬送部材5の下方側から第2の昇降ピン機構83の昇降ピン84を上昇させて、搬送部材5から昇降ピン84にウエハWを受け渡し、次いで基板搬送手段33を搬送部材5と昇降ピン84の間に進入させてから上昇させて、昇降ピン84から基板搬送手段33にウエハWを受け渡し、この後基板搬送手段33を後退させて、昇降ピン84を搬送部材5の下方側まで下降させることにより行なう。一方、ウエハWを基板搬送手段33に受け渡した後、搬送部材5は再び搬入用受け渡し部31に戻される。
このような現像装置では、スループットの向上を図ることができる。つまり前記現像装置では、基板搬送手段33から搬入用受け渡し部31に所定のタイミングで、順次現像処理前のウエハWが受け渡される。そして搬入用受け渡し部31に受け渡されたウエハWは、処理領域2を上流側から下流側に移動しながら現像領域21においてウエハW表面への現像液の供給、洗浄領域22においてウエハW表面の現像液の洗浄、乾燥領域23においてウエハW表面の乾燥が行われ、次いで搬出用受け渡し部32に搬送される。この搬出用受け渡し部32においては、現像処理後のウエハWが所定のタイミングで順次搬送されることになり、この現像処理後のウエハWは所定のタイミングで基板搬送手段33に受け渡される。 ここで本発明の現像装置は処理領域2において3枚のウエハWが移動方向に配列できる程度の大きさに設定されているので、その大きさは従来の現像装置を横に3個配列する場合とほぼ同じである。このため従来の現像装置を横に3個配列する場合とスループットを比較すると、いずれの場合も現像処理や洗浄処理、乾燥処理の時間はほぼ同じであり、この中では現像処理時間が律速時間となっているので、本発明の現像装置において1枚のウエハWに対して現像処理が終了するタイミングで、順次ウエハWを搬入用受け渡し部31から搬入するようにすれば、本発明の現像装置は従来の3個の現像装置を用いて処理を行う場合に比べてスループットが大きくなる。
つまり本発明の現像装置は、ウエハWを移動させながら処理を行っており、前記所定のタイミングで搬入用受け渡し部31から順次ウエハWを搬入することによって、複数のウエハWに対して現像処理を途切れることなく連続して行うことができるからである。これに対して従来の3個の現像装置では基板搬送手段33による処理済みのウエハWの搬出と、処理前のウエハWの搬入という工程が必要であり、これらの工程を実施する時間は現像処理を行うことができないため、その分スループットが低下してしまう。
また従来の構成の現像装置では、夫々の現像装置に対して基板搬送手段によりウエハWの受け渡しと受け取りとが行われているので、3個の現像装置が配列されているときには、基板搬送手段のアクセスポイントは3箇所となる。これに対して本発明では現像装置は搬入用受け渡し部31と搬出用受け渡し部32とを備えており、基板搬送手段33によるアクセスポイントは2箇所となる。このように基板搬送手段33によるアクセスポイントが少なくなるので、基板搬送手段33の負担が軽減され、この点からもスループットの向上を図ることができる。
さらにまた本発明では2個の基板搬送手段33A,33Bを用意して、現像装置へのウエハWの搬入と、現像装置からのウエハWの搬出とを別個の基板搬送手段33A,33Bにより行なうようにしてもよく、この場合にはさらに基板搬送手段33A,33Bの負担が軽減される。つまりこの場合には基板搬送手段33A,33Bは処理領域2の長さ方向(Y方向)へは移動しなくて済むため、この移動分の搬送時間が短縮され、また一方の基板搬送手段33AはウエハWの搬入のみ、他方の基板搬送手段33BはウエハWの搬出のみを夫々請け負っているので、従来のように処理済みのウエハWを搬出してから、処理前のウエハWの搬入を行なう場合に比べて基板搬送手段33の作業工程数が減少するからである。
ここで従来の現像装置において、2個の搬送手段を用いてウエハWの受け渡しを行ったとしても、既述のように従来の現像装置ではアクセスポイントが多く、また処理済みのウエハWの搬出後に処理前のウエハWの搬入を行なわなければならないので、結果として搬送手段の作業工程は本発明の基板搬送手段33よりも多くなってしまい、従来の搬送手段の負担は本発明の基板搬送手段33よりも大きい。
また現像装置では、メッシュ帯6を設け、ウエハWとメッシュ帯6との間で現像液を挟んだ状態で保持し、この状態で移動させている。この際、ウエハWとメッシュ帯6とは既述のように、同期して動作し、移動量が同じであるため、ウエハW上の現像液の流動がメッシュ帯6により抑制され、ウエハWを移動させても現像液がウエハW表面の一部に偏ったり、ウエハW表面から流れ落ちるといった現象の発生が抑えられて、ウエハWの面内において均一な現像処理を行うことができる。
続いて本発明の他の実施の形態について図8を用いて説明する。この実施の形態が上述の実施の形態と異なる点は、搬送部材5のタイミングベルト91,91がリニアモータにより第1の周回軌道に沿って周回移動する点である。この例では、既述の回動体41の駆動プーリの代わりに第1のプーリ92、回動体42の従動プーリの代わりに第2のプーリ(図示せず)が設けられ、これら第1のプーリ92と第2のプーリとの間にタイミングベルト91,91が巻き掛けられている。前記第1のプーリ92及び第2のプーリの位置や大きさは、上述の搬送路部材5の回動体41,42と夫々同じである。
前記タイミングベルト91,91は、少なくともその外表面に、N極とS極とが交互に配列される電磁石を備えている。またタイミングベルト91,91の周回軌道の一部例えば周回軌道の下部の直線部位には、前記タイミングベルト91,91を移動させるための駆動電磁石93が設けられている。この駆動電磁石93は、上記タイミングベルト91,91の移動時には、当該タイミングベルト91,91と僅かな隙間を介して接するように設けられている。前記駆動電磁石93は、N極とS極とが交互に配列されると共に、磁性の切り替えが行われる電磁石により構成され、制御部110により磁性の切替が制御されるようになっている。
また前記タイミングベルト91,91の、駆動電磁石93に対する面には例えば山形の凹部94が形成される一方、駆動電磁石93のタイミングベルト91,91と対する面には、前記タイミングベルト91,91の凹部94と適合する形状の突部95が形成されている。
このような構成では、駆動電磁石93を作動させ、駆動電磁石93の磁性を切り替えることによって、タイミングベルト91,91が駆動電磁石93から僅かに浮上した状態で、磁石の吸着と反発の作用と、第1及び第2のプーリの回転により、前記第1の周回軌道に沿って周回移動するように構成されている。
続いて前記現像装置を組み込んだ塗布、現像装置に、露光部(露光装置)を接続したレジストパターン形成システムの一例について簡単に説明する。図9は前記システムの平面図であり、図10は同システムの斜視図である。この装置には、キャリアブロックS1が設けられており、このブロックS1では、載置台101上に載置された密閉型のキャリア100から受け渡しアームCがウエハWを取り出して、当該ブロックS1に隣接された処理ブロックS2に受け渡すと共に、前記受け渡しアームCが、処理ブロックS2にて処理された処理済みのウエハWを受け取って前記キャリア100に戻すように構成されている。
前記処理ブロックS2には、図10に示すように、この例では現像処理を行うための第1のブロック(DEV層)B1、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜の形成処理を行なうための第2のブロック(BCT層)B2、レジスト液の塗布処理を行うための第3のブロック(COT層)B3、レジスト膜の上層側に形成される反射防止膜の形成処理を行なうための第4のブロック(TCT層)B4を下から順に積層して構成されている。
第2のブロック(BCT層)B2と第4のブロック(TCT層)B4とは、各々反射防止膜を形成するための薬液をスピンコーティングにより塗布する塗布ユニットと、この塗布ユニットにて行われる処理の前処理及び後処理を行うための加熱・冷却系の処理ユニット群と、前記塗布ユニットと処理ユニット群との間に設けられ、これらの間でウエハWの受け渡しを行なう搬送アームA2,A4とにより構成されている。第3のブロック(COT層)B3においても、前記薬液がレジスト液であって、ウエハWにレジスト液を塗布する塗布部が設けられていることを除けば同様の構成である。
一方、第1の処理ブロック(DEV層)B1については、例えば一つのDEV層B1内に、本発明の現像装置よりなる現像ユニット(現像処理部)102が2段に積層されている。そして当該DEV層B1内には、これら2段の現像ユニット102にウエハWを搬送するための搬送アームA1が設けられている。つまり2段の現像ユニット102に対して搬送アームA1が共通化されている構成となっている。また第1の処理ブロックB1〜第4の処理ブロックB4には、加熱・冷却系の処理ユニット群として、ウエハWを加熱する加熱部や、ウエハWを冷却する冷却部が設けられている。
さらに処理ブロックS2には、図9及び図11に示すように、棚ユニットU5が設けられ、この棚ユニットU5の各部同士の間では、前記棚ユニットU5の近傍に設けられた進退自在及び昇降自在な第1の受け渡しアームD1によってウエハWが搬送される。
キャリアブロックS1からのウエハWは前記棚ユニットU5の一つの受け渡しユニット、例えば第2のブロック(BCT層)B2の対応する受け渡しユニットCPL2に受け渡しアームCによって順次搬送される。第2のブロック(BCT層)B2内の搬送アームA2は、この受け渡しユニットCPL2からウエハWを受け取って各ユニット(反射防止膜ユニット及び加熱・冷却系の処理ユニット群)に搬送し、これらユニットにてウエハWには反射防止膜が形成される。
その後、ウエハWは棚ユニットU5の受け渡しユニットBF2、受け渡しアームD1、棚ユニットU5の受け渡しユニットCPL3及び搬送アームA3を介して第3のブロック(COT層)B3に搬入され、レジスト膜が形成される。更にウエハWは、搬送アームA3により棚ユニットU5の受け渡しユニットBF3に受け渡される。なおレジスト膜が形成されたウエハWは、第4のブロック(TCT層)B4にて更に反射防止膜が形成される場合もある。この場合は、ウエハWは受け渡しユニットBF3から受け渡しアームD1、受け渡しユニットCPL4を介して搬送アームA4に受け渡され、反射防止膜が形成された後、搬送アームA4により受け渡しユニットTRS4に受け渡される。
一方DEV層B1内の上部には、棚ユニットU5に設けられた受け渡しユニットCPL11から棚ユニットU6に設けられた受け渡しユニットCPL12にウエハWを直接搬送するための専用の搬送手段であるシャトルアームEが設けられている。レジスト膜やさらに反射防止膜が形成されたウエハWは、受け渡しアームD1により受け渡しユニットBF3、TRS4を介して受け渡しユニットCPL11に受け渡され、ここからシャトルアームEにより棚ユニットU6の受け渡しユニットCPL12に直接搬送され、インターフェイスブロックS3に取り込まれることになる。なお図11中のCPLが付されている受け渡しユニットは、温調用の冷却ユニットを兼ねており、BFが付されている受け渡しユニットは、複数枚のウエハWを載置可能なバッファユニットを兼ねている。
次いで、ウエハWはインターフェイスアームBにより露光装置S4に搬送され、ここで所定の露光処理が行われた後、棚ユニットU6の受け渡しユニットTRS6に載置されて処理ブロックS2に戻される。戻されたウエハWは、第1のブロック(DEV層)B1にて現像処理が行われ、搬送アームA1により棚ユニットU5における受け渡しアームCのアクセス範囲の受け渡し台に搬送され、受け渡しアームCを介してキャリア100に戻される。なお図9においてU1〜U4は各々加熱部と冷却部とを積層した熱系ユニット群である。
以上において本発明の現像装置は、ウエハWの搬送路を形成する搬送路部材4が周回軌道に沿って移動し、前記搬送路の上流端に搬入用受け渡し部31を設けると共に、前記搬送路の下流端に搬出用受け渡し部32を設け、前記搬送路の上流端と下流端との間に、上流側から順に現像液ノズル71と、洗浄液ノズル72及びガスノズル74とを備える構成であれば、処理領域2の大きさ等は上述の例には限られず、メッシュ帯6や処理容器76は必ずしも設ける必要はない。また搬送部材5やメッシュ帯6を夫々周回軌道に沿って移動させるための駆動機構も上述の例に限らない。
また本発明は、基板の表面にレジストを塗布する塗布部と、露光後の基板を現像する現像処理部とを異なる単位ブロックに設ける場合のみならず、処理ブロックの同じエリア内に設ける場合にも適用され、半導体ウエハW以外に、例えばLCD基板、マスク基板などの処理にも適用できる。
本発明に係る現像装置の実施の形態を示す概略斜視図である。 前記現像装置を示す平面図である。 前記現像装置を示す側面図である。 前記現像装置に設けられる搬送部材を示す斜視図である。 前記現像装置に設けられる搬送部材とウエハWとメッシュ帯とを示す前面図である。 前記現像装置の作用を説明するための工程図である。 前記現像装置の作用を説明するための工程図である。 前記現像装置の他の例を示す断面図と斜視図である。 前記現像装置を組み込んだレジストパターン形成システムの実施の形態を示す平面図である。 前記レジストパターン形成システムを示す斜視図である。 前記レジストパターン形成システムを示す側面図である。 従来の現像装置を示す側面図である。
符号の説明
2 処理領域
21 現像領域
22 洗浄領域
23 乾燥領域
31 搬入用受け渡し部
32 搬出用受け渡し部
4 搬送路部材
41,42 回動体
5 搬送部材
6 メッシュ帯
71 現像ノズル
72 洗浄ノズル
74 ガスノズル

Claims (8)

  1. 塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像するための、基板搬送手段により基板が搬送される現像装置において、
    水平軸のまわりに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体と、
    これら回動体の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動し、その上に載置された基板の搬送路を形成する搬送路部材と、
    前記搬送路の上流端に設けられ、前記基板搬送手段と搬送路部材との間で基板の受け渡しを行なうための搬入用受け渡し部と、
    前記搬送路の下流端に設けられ、前記基板搬送手段と搬送路部材との間で基板の受け渡しを行なうための搬出用受け渡し部と、
    前記搬送路の上流端と下流端との間に、上流側から順に設けられた、基板に現像液を供給するための現像液ノズル、基板に洗浄液を供給するための洗浄液ノズル及び、基板に気体を供給するためのガスノズルと、を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記搬送路部材は、前記回動軸と平行に伸び、その上に基板が載置される複数の棒状の搬送部材と、
    この搬送部材の両端に接続され、前記周回軌道に沿って移動する一対のタイミングベルトと、を備えることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記タイミングベルトを前記周回軌道に沿って移動させるために、前記一対の回動体の少なくとも一方を回転駆動させるためのモータを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 前記搬送路部材のタイミングベルトは、少なくともその外表面に、N極とS極とが交互に配列される電磁石が設けられ、
    前記タイミングベルトを前記周回軌道に沿って移動させるための、N極とS極とが交互に配列されると共に磁性の切り替えが行われる駆動電磁石を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の現像装置。
  5. 前記搬送路にある基板と現像ノズルとの間には、基板の移動と同期して移動するメッシュ状の布状体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の現像装置。
  6. 複数枚の基板を収納するキャリアが搬入出されるキャリアブロックと、
    前記キャリアから取り出された基板の表面にレジストを塗布する塗布部と、基板を加熱する加熱部と、加熱された基板を冷却する冷却部と、露光後の基板を現像する現像処理部と、を含む処理ブロックと、
    この処理ブロックと露光装置との間で基板の受け渡しを行なうインターフェース部と、を備えた塗布、現像装置において、
    前記現像処理部として、請求項1ないし5のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とする塗布、現像装置。
  7. 基板搬送手段により基板が搬送される現像装置にて、塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像する現像方法において、
    水平軸の回りに回動し、回動軸が互いに平行になるように前後に配置された一対の回動体の間に架け渡されて周回軌道に沿って移動する搬送路部材により、その上に載置された基板の搬送路を形成し、
    前記搬送路の上流端に設けられた搬入用受け渡し部において、前記基板搬送手段から前記搬送路部材に基板を受け渡す工程と、
    次いで前記搬送路部材を下流側に移動させ、前記基板を移動させながらこの基板に対して現像液を供給する工程と、
    次いで前記搬送路部材により基板を下流側に移動させ、この基板に対して洗浄液を供給する工程と、
    次いで前記搬送路部材により基板を下流側に移動させ、この基板に対して乾燥ガスを吹き付ける工程と、
    次いで前記搬送路部材により基板を搬送路の下流端に設けられた搬出用受け渡し部に移動させ、前記搬送路部材から前記基板搬送手段に基板を受け渡す工程と、
    次いで基板が載置されていない搬送路部材を、前記搬出用受け渡し部から搬入用受け渡し部に戻るように前記周回軌道に沿って移動させる工程と、を含むことを特徴とする現像方法。
  8. 塗布液が表面に塗布され、露光された後の基板を現像するための現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記プログラムは、請求項7に記載された現像方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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