JPH11334838A - リニア式ベルトコンベア - Google Patents

リニア式ベルトコンベア

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JPH11334838A
JPH11334838A JP13851198A JP13851198A JPH11334838A JP H11334838 A JPH11334838 A JP H11334838A JP 13851198 A JP13851198 A JP 13851198A JP 13851198 A JP13851198 A JP 13851198A JP H11334838 A JPH11334838 A JP H11334838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper plate
slit
conveyor belt
plate
iron plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13851198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hara
正一 原
Kazuo Uematsu
和夫 上松
Takeisa Otsuka
健功 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベアベルトに埋め込む銅板の接着性を向
上し、且つ推力を増大させる。 【解決手段】 コンベアベルト2の厚み部分に、薄肉の
銅板4と鉄板を重ね合わせて埋め込む。銅板4には、長
手方向に幅方向に延びるスリット7を所要の間隔で設け
たスリット7列を複数列形成する。鉄板は、スリット7
列の位置とそれ以外の位置にそれぞれ幅を合わせて帯状
にする。スリット7列の鉄板5aを、スリット7に対応
する部分を屈曲させてスリット7に嵌合させ、銅板4の
裏面側に鉄板5aを部分的に露出させる。コンベアベル
ト2の内側に電磁石3を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリニア式ベルトコン
ベアに関するもので、特に、駆動源を片側式リニアモー
タとしたリニア式ベルトコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンベアベルトの寿命を延ばす等、メン
テナンスフリーを目的として、リニアモータ駆動のいわ
ゆるリニア式ベルトコンベアが提案されている。
【0003】リニア式ベルトコンベアの一例を示すと、
図3(イ)(ロ)に示す如く、所要間隔を隔てて平行に
配置したロール1間に、二次導体としての機能をもたせ
た無端状のコンベアベルト2を掛け回し、且つ該コンベ
アベルト2の内側となる搬送部の下面側に、ステータと
しての電磁石3を配置し、該電磁石3より発生する移動
磁界と、二次導体としての機能をもたせたコンベアベル
ト2に発生する渦電流との作用により、電磁石3とコン
ベアベルト2との間に推力を発生させ、この推力により
コンベアベルト2を直接駆動するようにしてある。
【0004】上記リニア式ベルトコンベアでは、コンベ
アベルト2に二次導体としての機能をもたせるために、
図3(ロ)に拡大して示す如く、ゴム製としたコンベア
ベルト2の厚み部分に、導体層として薄肉の銅板4と、
磁性体層として薄肉の鉄板5とを重ね合わせて埋め込む
ようにしており、且つこの際、銅板4の所要間隔位置
に、孔としてスリット6を設けて銅板4とゴム製コンベ
アベルト2との接着性をよくするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、銅板4にスリット6を設けると、銅板4に発生する
誘導電流を遮断することはないが、鉄板5に対する電磁
力の作用面積を減らしてしまうので、推力が低下してし
まうという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、銅板とコンベアベルト
との接着力を確保しつつコンベアベルトの推力を低下さ
せることがないようにしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、無端状としたコンベアベルトの全長にわ
たり銅板を埋め込み、該銅板の長手方向に幅方向に延び
るスリットを所要間隔で形成したスリット列を、銅板の
幅方向に複数列形成し、且つ銅板の上記各スリット列の
位置及びスリット列以外の位置の各表面に、それぞれ帯
状に形成した鉄板を上記コンベアベルトの長手方向と平
行に配して重ね合わせると共に、上記スリット列表面に
位置する帯状の鉄板を、その長手方向に屈曲させて同一
面側に凸部を形成させ、該凸部を銅板の各スリットに嵌
合させて銅板の裏面側に鉄板を部分的に露出させ、更
に、上記コンベアベルトの内側に電磁石を配置した構成
とするか、又は、コンベアベルトに重ね合わせて埋め込
む銅板と鉄板を、表裏逆配置とした構成とする。
【0008】銅板の裏面側又は表面側に露出した部分の
鉄板によりコンベアベルトとの接着性を良好なものとす
ることができ、又、鉄板がスリットを通して銅板の裏面
側又は表面側に露出していることにより、鎖交する磁束
が増加するため、推力を増大させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1(イ)(ロ)は本発明の実施の一形態
を示すもので、図3に示したと同様に、所要間隔を隔て
て平行に配したロール1間に、ゴム製とした無端状のコ
ンベアベルト2を掛け回した構成において、該コンベア
ベルト2の厚み部分に薄肉の銅板4を全長にわたり埋め
込み、該銅板4の長手方向(矢印X方向)に幅方向に延
びるスリット7を所要間隔で形成したスリット7列を、
銅板4の幅方向に2列形成し、又、上記銅板4の上記ス
リット7列の位置及びスリット7列以外の位置の各表面
に、それぞれの幅と合わせて帯状に形成した薄肉の鉄板
5a,5bを重ね合わせると共に、上記スリット7列表
面に位置する帯状の鉄板5aを、長手方向に屈曲させて
同一面側に凸部5cを形成させ、該凸部5cを銅板4の
スリット7に嵌合させて銅板4の裏面側に鉄板5aを部
分的に露出させ、更に、上記コンベアベルト2の内側と
なるコンベアベルト2の搬送部下面側に、電磁石3を配
置した構成を有するリニア式ベルトコンベアとする。
【0011】なお、上記実施の形態では、スリット7の
ベルト幅方向の長さは数cm程度としてある。
【0012】銅板4の裏面側に、帯状とした鉄板5aの
一部がスリット7を通して露出しているため、ゴム製の
コンベアベルト2aに対し良好な接着性が得られる。
又、帯状の鉄板5aがスリット7を通して銅板4の裏面
側に露出していることから、鎖交する磁束が増加するこ
とになり、これにより、図3(ロ)に示したもののよう
に単なるスリット6を設ける場合よりも大きな推力を得
ることができるようになる。
【0013】次に、図2(イ)(ロ)は本発明の他の実
施の形態を示すもので、図1(イ)(ロ)に示したと同
様な構成において、コンベアベルト2に重ね合わせて埋
め込む銅板4と鉄板5a,5bを、表裏逆配置とし、且
つ電磁石3を、コンベアベルト2の内側となるコンベア
ベルト2のリターン部上面側に配置したものである。
【0014】図2(イ)(ロ)に示すように構成して
も、図1(イ)(ロ)に示した実施の形態の場合と同様
な作用効果が奏し得られる。
【0015】なお、上記実施の形態では、銅板4にスリ
ット7の列を2列形成した場合を示したが、3列以上と
してもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のリニア式ベル
トコンベアによれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 無端状としたコンベアベルトの全長にわたり銅板を
埋め込み、該銅板の長手方向に幅方向に延びるスリット
を所要間隔で形成したスリット列を、銅板の幅方向に複
数列形成し、且つ銅板の上記各スリット列の位置及びス
リット列以外の位置の各表面に、それぞれ帯状に形成し
た鉄板を上記コンベアベルトの長手方向と平行に配して
重ね合わせると共に、上記スリット列表面に位置する帯
状の鉄板を、その長手方向に屈曲させて同一面側に凸部
を形成させ、該凸部を銅板の各スリットに嵌合させて銅
板の裏面側に鉄板を部分的に露出させ、更に、上記コン
ベアベルトの内側に電磁石を配置した構成としてあるの
で、スリットを通過して銅板の裏面側に露出する鉄板に
よりコンベアベルトとの接着性を良好に確保できると共
に、鎖交する磁束を増加させることができて、銅板に単
なるスリットを設ける場合よりも大きな推力を得ること
ができる。 (2) コンベアベルトに重ね合わせて埋め込む銅板と鉄板
を、表裏逆配置とした構成としても、上記(1) 項と同様
な作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニア式ベルトコンベアの実施の一形
態を示すもので、(イ)はコンベアベルトの一部を拡大
して示す切断側面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視
図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すもので、(イ)
は全体の概略側面図、(ロ)は(イ)のB部拡大断面図
である。
【図3】リニア式ベルトコンベアの一例を示すもので、
(イ)は全体の概略側面図、(ロ)は(イ)のC部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 コンベアベルト 3 電磁石 4 銅板 5a,5b 鉄板 7 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状としたコンベアベルトの全長にわ
    たり銅板を埋め込み、該銅板の長手方向に幅方向に延び
    るスリットを所要間隔で形成したスリット列を、銅板の
    幅方向に複数列形成し、且つ銅板の上記各スリット列の
    位置及びスリット列以外の位置の各表面に、それぞれ帯
    状に形成した鉄板を上記コンベアベルトの長手方向と平
    行に配して重ね合わせると共に、上記スリット列表面に
    位置する帯状の鉄板を、その長手方向に屈曲させて同一
    面側に凸部を形成させ、該凸部を銅板の各スリットに嵌
    合させて銅板の裏面側に鉄板を部分的に露出させ、更
    に、上記コンベアベルトの内側に電磁石を配置した構成
    を有することを特徴とするリニア式ベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 コンベアベルトに重ね合わせて埋め込む
    銅板と鉄板を、表裏逆配置とした請求項1記載のリニア
    式ベルトコンベア。
JP13851198A 1998-05-20 1998-05-20 リニア式ベルトコンベア Pending JPH11334838A (ja)

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JP13851198A JPH11334838A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 リニア式ベルトコンベア

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008277554A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 加熱装置、加熱方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体
JP2008277551A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
JP2008277553A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
JP2008277557A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 現像装置、現像方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体

Cited By (4)

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JP2008277553A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
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