JP2008277203A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008277203A JP2008277203A JP2007122008A JP2007122008A JP2008277203A JP 2008277203 A JP2008277203 A JP 2008277203A JP 2007122008 A JP2007122008 A JP 2007122008A JP 2007122008 A JP2007122008 A JP 2007122008A JP 2008277203 A JP2008277203 A JP 2008277203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fuel cell
- fuel gas
- fuel
- hydrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04223—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
- H01M8/04231—Purging of the reactants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
【解決手段】アノード流路11に水素が、カソード流路12に空気が、それぞれ供給されることで発電する燃料電池スタック10と、アノード流路11に水素を供給する水素供給手段と、アノード流路11流路内のガスを外部に排出するパージ弁25と、システム起動時に、水素ガス供給手段からアノード流路11に水素を供給しつつ、パージ弁25を開き、アノード流路11内を水素に置換するECU70(燃料ガス置換手段)と、を備える燃料電池システム1であって、システムが低温起動する否かを判定するECU70(低温起動判定手段)を備え、低温起動すると判定した場合、ECU70は、アノード流路11内を水素に置換するため、パージ弁25を開いて排出させるガスの総パージ量を増加させ、アノード流路11における水素濃度を高める。
【選択図】図1
Description
また、このように燃料ガス不足となりにくいので、燃料電池から大電流を取り出しても、MEAが劣化(例えば、電解質膜の電気分解・電食)することはなく、燃料電池の耐久性は高まる。
また、酸化剤ガス積算量検出手段によって検出された希釈装置への酸化剤ガスの積算量が、所定の積算量以上でない場合、燃料ガス置換手段が排出弁を閉じる。これにより、希釈装置において、燃料ガスが所定濃度未満に希釈されないまま、外部に排出されることを防止できる。
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池自動車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス)を給排するアノード系(燃料ガス供給手段)と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス)を給排するカソード系と、燃料電池スタック10の掃気時に掃気ガス(非加湿の空気)をカソード系からアノード系に導く掃気系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費等する電力消費系と、IG61(イグニッション)と、これらを電子制御するECU70(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
そして、このように燃料電池スタック10が掃気されると、MEAの両側に形成される後記するアノード流路11及びカソード流路12は、いずれも、掃気ガス、つまり非加湿の空気に置換され、この空気が封入された状態でシステムが停止するようになっている。よって、システム停止中に、MEAにおいて電位差(OCV)は発生せず、MEAは電場下に曝されず、MEAの劣化(電解質膜の電気分解等)が防止される構成となっている。
以下、燃料電池システム1の各部を具体的に説明する。
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セルが積層して構成されたスタックであり、複数の単セルは直列で接続されている。単セルは、MEAと、これを挟む2枚の導電性を有するセパレータと、を備えている。MEAは、1価の陽イオン交換膜等からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソードと、を備えている。
各セパレータには、各MEAの全面に水素又は空気を供給するための溝や、全単セルに水素又は空気を給排するための貫通孔が形成されており、これら溝及び貫通孔がアノード流路11(燃料ガス流路)、カソード流路12(酸化剤ガス流路)として機能している。したがって、燃料電池スタック10内におけるアノード流路11及びカソード流路12の容積は、前記溝の形状や長さ、単セルの積層数に依存し、燃料電池スタック10の仕様に基づいて定められる固定値である。
アノード系は、水素タンク21と、遮断弁22と、減圧弁23と、エゼクタ24と、パージ弁25(排出弁)と、温度センサ26(温度検出手段)とを備えている。
水素タンク21は、配管21a、遮断弁22、配管22a、減圧弁23、配管23a、エゼクタ24、配管24aを介して、アノード流路11の入口に接続されている。そして、ECU70によって遮断弁22が開かれると、水素が、水素タンク21から、遮断弁22等を経由して、アノード流路11に供給されるようになっている。よって、本実施形態において燃料ガス供給手段は、水素タンク21と、遮断弁22と、減圧弁23と、エゼクタ24とを備えて構成されている。
カソード系は、コンプレッサ31と、希釈器32(希釈装置)と、水素センサ33(燃料ガスセンサ)とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介して、カソード流路12の入口に接続されており、ECU70の指令に従ってコンプレッサ31が作動すると、酸素を含む空気が取り込まれ、カソード流路12に供給されるようになっている。また、配管31aには加湿器(図示しない)が設けられており、カソード流路12に供給される空気が適宜に加湿されるようになっている。なお、燃料電池スタック10を掃気する場合、コンプレッサ31からの空気は前記加湿器をバイパスし、非加湿の空気が掃気ガスとして、アノード流路11及び/又はカソード流路12に供給されるようになっている。
掃気系は、燃料電池スタック10の掃気時に、カソード系からアノード系に掃気ガスを導くための系であって、掃気時に開かれる掃気弁41を備えている。そして、配管31aの途中は、配管41a、掃気弁41、配管41bを介して、配管24aの途中に接続されている。次いで、ECU70が、コンプレッサ31を作動させたまま、掃気弁41を開くと、掃気ガス(コンプレッサ31からの非加湿の空気)が、掃気弁41等を介してアノード流路11に供給されるようになっている。
電力消費系は、燃料電池スタック10の発電電力を消費等する系であって、燃料電池自動車の動力源となる走行モータ51と、VCU52(Voltage Control Unit)と、コンタクタ53とを備えている。VCU52は、燃料電池スタック10の出力電力(電流、電圧)を制御する機器であって、DC/DCチョッパ等を備えている。コンタクタ53は、燃料電池スタック10とVCU52及び走行モータ51との電気的接続をON/OFFするスイッチである。走行モータ51は、三相交流電流を発生させるPDU(Power Drive Unit、図示しない)、VCU52、コンタクタ53を順に介して、燃料電池スタック10の出力端子に接続されている。
IG61は、燃料電池自動車及び燃料電池システム1の起動スイッチであり、運転席周りに設けられている。また、IG61はECU70と接続されており、ECU70はIG61のON/OFF信号を検知するようになっている。
ECU70は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種処理を実行するようになっている。
その他、停止時の温度T1が前記凍結判定温度以上であったとしても、天気予報等に基づいて温度T1が凍結判定温度未満に低下すると予測される場合、凍結する虞があると判定する構成としてもよい。また、システム停止(IG61のOFF)後も、温度T1を例えば断続的に監視し、温度T1が凍結判定温度未満に低下した場合、コンプレッサ31等を適宜に作動させ、燃料電池スタック10を掃気し、アノード流路11等に掃気ガスを封入する構成としてもよい。
なお、図3に示すマップは、事前試験等によって求められ、ECU70に予め記憶されている。
具体的には、ECU70は、パージ弁25の上流側圧力(減圧弁23の二次側圧力)と、パージ弁25の開度(開状態におけるガスの流路断面積)と、パージ弁25の開時間とに基づいて、現在の総パージ量を算出するようになっている。この他、配管25bに流量センサを設けて、これが検出する流量(L/min)とパージ弁25の開時間とに基づいて算出することもできる。また、パージ弁25が複数回に亘って開閉された場合、現在の総パージ量は、パージ弁25の各開放時におけるパージ量の和で与えられる。
この他、配管32aに流量センサを設けて、この流量センサが検出する流量(L/min)とパージ弁25の閉時間とに基づいて、カソードオフガスの積算量を検出する構成としてもよい。
所定積算量A2は、パージ弁25を開き、水素を含むガスを希釈器32に供給したとしても、この水素が希釈器32内に供給されたカソードオフガスによって希釈され、希釈後ガス中の水素濃度C1が車外に排出可能な上限濃度C2未満に低下する量に設定される。したがって、カソードオフガスの所定積算量A2は、希釈器32内の希釈空間の容積、減圧弁23の二次側圧力等に関係し、事前試験等によって求められる。なお、上限濃度C2は、例えば着火しない水素濃度の上限値に設定される。
次に、燃料電池システム1の動作を、ECU70に設定されたプログラム(フローチャート)の流れと共に説明する。なお、IG61のOFFによるシステム停止時の動作を簡単に説明した後、IG61のONによるシステム起動時の動作を説明する。
燃料電池自動車を停止するため、運転者によってIG61がOFFされると、IG61のOFF信号を検知したECU70は、その後、燃料電池スタック10が低温環境に曝され、その内部が凍結する虞があるか否かを判定する。例えば、IG61のOFF時の温度T1が所定の判定温度(例えば0℃)未満である場合、凍結する虞があると判定され、この判定結果はフラグによって一時的にECU70に記憶される。一方、温度T1が所定の判定温度(例えば0℃)未満でない場合、凍結する虞はないと判定される。
具体的には、ECU70は、コンプレッサ31を作動させたまま、遮断弁22を閉じ、コンタクタ53をOFFする。これにより、燃料電池スタック10の発電は停止する。そして、ECU70は、掃気弁41を開いた後、パージ弁25を例えば断続的に開き、コンプレッサ31からの空気を掃気ガスとして、アノード流路11に供給する。この場合において、配管31a上の加湿器(図示しない)は迂回させ、非加湿の空気を掃気ガスとする。
次に、運転者によってIG61がONされた後の燃料電池システム1の動作を、図2を参照しながら説明する。なお、IG61のON前、遮断弁22、パージ弁25及び掃気弁41は閉じている。また、IG61のOFF時に燃料電池スタック10の掃気が実行された場合、アノード流路11等には空気が封入されている。また、コンプレッサ31は停止し、コンタクタ53はOFFである。
ステップS102において、ECU70は、温度センサ26を介して、現在の燃料電池スタック10の温度T1を検出する。
具体的には、フラグによって凍結する虞はあったと記憶されていた場合、低温起動させると判定し(S104・Yes)、ECU70の処理は、ステップS105に進む。一方、凍結する虞はなかったと記憶されていた場合、低温起動させないと判定し(S104・No)、ECU70の処理は、ステップS106に進む。
ただし、燃料電池システム1を低温起動させるか否かの判定はこれに限定されず、例えば、IG61のON時の温度T1が所定判定温度(例えば0℃)未満である場合、燃料電池スタック10内が凍結している虞があるので、低温起動させると判定する構成としてもよい。
なお、遮断弁22を開くタイミングは、ステップS106におけるコンプレッサ31の作動後、カソードオフガスの現在の積算量A1が所定積算量A2以上となったと予測される時間の経過以後に設定される(図4参照)。
ここで、ステップS107で、前記予測される時間の経過を待たずに、遮断弁22を開き、ステップS108で、前記予測される時間の経過以後に、パージ弁25を開く構成としてもよい。
一方、現在の総パージ量が、目標総パージ量以上でないと判定された場合(S109・No)、燃料電池スタック10の発電開始を許可せず、ECU70の処理はステップS110に進む。
水素濃度C1が上限濃度C2以上であると判定された場合(S110・Yes)、ECU70の処理はステップS111に進む。一方、水素濃度C11が上限濃度C2以上でないと判定された場合(S110・No)、ECU70の処理はステップS108に進む。この場合、パージ弁25の開放は継続される。
そして、この後、ステップS110において、希釈後ガスの現在の水素濃度C1が上限濃度C2以上でないことを確認した場合(S110・No)、ECU70の処理はステップS108に進み、パージ弁25が再び開かれる。
この場合において、前記したフラグを参照して、燃料電池スタック10内が凍結している虞があると判定されているとき、発電に伴う自己発熱を高めて、燃料電池スタック10の暖機を促進するべく、ECU70は、燃料電池スタック10から大電流が取り出されるようにVCU52を制御し、燃料電池システム1を低温起動させる。このとき、アノード流路11内の水素濃度は高められているので、MEAの有効反応面積が狭くなっていたとしても、アノードで水素不足になることは防止され、燃料電池スタック10は良好に発電することができる。
このような燃料電池システム1によれば、主に以下の効果を得ることができる。
燃料電池システム1を低温起動させる場合、総パージ量を増加させ、アノード流路11内の水素濃度を高めた後、燃料電池スタック10の発電を開始させるので、発電開始後、MEAにおいて、水素不足となることは防止できる。これにより、燃料電池スタック10の出力(発電性能)を安定させつつ、燃料電池スタック10の暖機を促進することができる。また、水素不足とならないので、MEAの劣化(電解質膜の分解等)も防止することができ、燃料電池スタック10の耐久性を高めることができる。
また、パージ弁25を開いている場合において、希釈後ガス中の水素濃度C1が上限濃度C2以上であるとき、パージ弁25を閉じるので、車外に高濃度の水素が排出されることを防止できる。
次に、図4を参照して、燃料電池システム1の一動作例を説明する。なお、システムが低温起動する場合を例示する。
IG61がONされると、目標総パージ量を設定した後(S101〜S103)、低温起動に対応して、目標総パージ量を増加補正し(S104、S105)、コンプレッサ31を作動させる(S106)。
そうすると、アノード流路11内の水素濃度が上昇し、アノード流路11内の水素への置換が進む。これと共に、パージ弁25を介して排出されるガスの総パージ量、及び、希釈器32から車外に排出される希釈後ガスの水素濃度C1は上昇する。なお、パージ弁25が開いている間、カソードオフガスの積算量A1は加算されない。
その後、カソードオフガスの積算量A1が所定積算量A2に到達し(S113・Yes)、水素濃度C1が上限濃度C2以上でないと判定されると(S110・No)、再び、パージ弁25を開く(S108)。これにより、総パージ量、アノード流路11内の水素濃度、及び、希釈後ガスの水素濃度C1が上昇する。そして、希釈後ガスの水素濃度C1が上限濃度C2に到達すると、パージ弁25を閉じ、カソードオフガスの積算をリセットした後、積算量A1が所定積算量A2になると、再びパージ弁25を開く(S108)。
図5のステップS201において、ECU70は、ステップS108でパージ弁25を開いた後、所定開時間経過したか否かを、内蔵するクロックを利用して判定する。
なお、所定開時間は、パージ弁25を継続して開き、水素を含むアノードオフガスを希釈器32に連続的に送り込んだとしても、この水素が希釈器32内に滞留等するカソードオフガスによって良好に希釈され、希釈後ガス中の水素濃度C1が上限濃度C2以上とならない時間に設定される。よって、所定開時間は、パージ弁25の上流側圧力(減圧弁23の二次側圧力)、カソードオフガスの流量、希釈器32内の希釈空間の容積等に関係し、事前試験により求められる。
一方、所定開時間経過していないと判定された場合(S201・No)、ECU70の処理はステップS109に進む。
このようなECU70の処理の流れにすれば、水素センサ33を設ける必要がないので、システム構成を簡易とすることができる。
10 燃料電池スタック
11 アノード流路(燃料ガス流路)
12 カソード流路(酸化剤ガス流路)
21 水素タンク(燃料ガス供給手段)
22 遮断弁(燃料ガス供給手段)
23 減圧弁(燃料ガス供給手段)
24 エゼクタ(燃料ガス供給手段)
25 パージ弁(排出弁)
26 温度センサ(温度検出手段)
31 コンプレッサ
32 希釈器(希釈装置)
33 水素センサ(燃料ガスセンサ)
70 ECU
A1 カソードオフガスの現在の積算量
A2 カソードオフガスの所定積算量
C1 水素濃度
C2 上限濃度(所定濃度)
T1 燃料電池スタックの温度
Claims (5)
- 燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を有し、前記燃料ガス流路に燃料ガスが、前記酸化剤ガス流路に酸化剤ガスが、それぞれ供給されることで発電する燃料電池と、
前記燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、
前記燃料ガス流路内のガスを外部に排出する排出弁と、
システム起動時に、前記燃料ガス供給手段から前記燃料ガス流路に燃料ガスを供給しつつ、前記排出弁を開き、当該燃料ガス流路内を燃料ガスに置換する燃料ガス置換手段と、
を備える燃料電池システムであって、
システムが低温起動する否かを判定する低温起動判定手段を備え、
前記低温起動判定手段が低温起動すると判定した場合、
前記燃料ガス置換手段は、前記燃料ガス流路内を燃料ガスに置換するため、前記排出弁を開いて排出させるガスの総排出量を増加させ、当該燃料ガス流路における燃料ガス濃度を高める
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の発電停止時間を検出する停止時間検出手段を備え、
前記燃料ガス置換手段は、前記停止時間検出手段が検出した発電停止時間が長いほど、前記排出弁を開いて排出させるガスの総排出量を増加させる
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池の温度を検出する温度検出手段を備え、
前記燃料ガス置換手段は、前記温度検出手段が検出した燃料電池の温度が低いほど、前記排出弁を開いて排出させるガスの総排出量を増加させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記排出弁から排出されたガスと、前記酸化剤ガス流路から排出された酸化剤ガスと、を混合し、前記燃料ガスを希釈して外部に排出する希釈装置と、
当該希釈装置に送られた酸化剤ガスの積算量を検出する酸化剤ガス積算量検出手段と、
を備え、
前記酸化剤ガス積算量検出手段が検出した酸化剤ガスの積算量が、所定の積算量以上でない場合、前記燃料ガス置換手段は前記排出弁を閉じる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 外部に排出されるガス中の燃料ガスの濃度を検出する燃料ガスセンサを備え、
前記燃料ガスセンサが検出した燃料ガスの濃度が所定濃度以上である場合、前記燃料ガス置換手段は前記排出弁を閉じる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007122008A JP5231750B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 燃料電池システム |
US12/116,138 US8173316B2 (en) | 2007-05-07 | 2008-05-06 | Fuel cell system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007122008A JP5231750B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 燃料電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008277203A true JP2008277203A (ja) | 2008-11-13 |
JP5231750B2 JP5231750B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=39969831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007122008A Expired - Fee Related JP5231750B2 (ja) | 2007-05-07 | 2007-05-07 | 燃料電池システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8173316B2 (ja) |
JP (1) | JP5231750B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192191A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 |
EP2299528A1 (en) | 2009-08-25 | 2011-03-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell system |
KR101251278B1 (ko) | 2011-03-31 | 2013-04-10 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 냉시동 향상 장치 |
JP2014216214A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム、及び燃料電池システムの制御方法 |
JP2017157512A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5115565B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2013-01-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
KR101319384B1 (ko) | 2010-08-03 | 2013-10-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료 전지용 세퍼레이터 및 이를 포함하는 연료 전지 시스템 |
KR101439058B1 (ko) | 2013-10-29 | 2014-11-04 | 현대자동차주식회사 | 연료 전지 차량의 냉시동 제어 방법 및 장치 |
GB2533270B (en) * | 2014-12-03 | 2021-07-14 | Intelligent Energy Ltd | Control Valve |
EP3389125B1 (en) | 2017-04-12 | 2020-04-29 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Fuel cell system |
DE102020212178B4 (de) | 2020-09-28 | 2022-07-28 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004127621A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池のパージ水素希釈装置 |
JP2005044795A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-17 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池の低温起動方法 |
JP2005044532A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2006019192A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法 |
JP2006139925A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システム及び燃料電池のパージ燃料ガス処理方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2735396B2 (ja) | 1991-02-22 | 1998-04-02 | 三菱電機株式会社 | 燃料電池発電装置の起動方法 |
WO2005078844A1 (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 燃料電池システム及び残留燃料ガスの除去方法 |
JP4456547B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2010-04-28 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムのアイドル停止許可方法 |
US7862942B2 (en) * | 2007-01-31 | 2011-01-04 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Strategies for mitigating cell degradation during start-up and shutdown with H2/N2 storage |
-
2007
- 2007-05-07 JP JP2007122008A patent/JP5231750B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-05-06 US US12/116,138 patent/US8173316B2/en active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004127621A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池のパージ水素希釈装置 |
JP2005044795A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-17 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池の低温起動方法 |
JP2005044532A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
JP2006019192A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法 |
JP2006139925A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システム及び燃料電池のパージ燃料ガス処理方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010192191A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 |
EP2299528A1 (en) | 2009-08-25 | 2011-03-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell system |
US8277994B2 (en) | 2009-08-25 | 2012-10-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell system |
KR101251278B1 (ko) | 2011-03-31 | 2013-04-10 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 냉시동 향상 장치 |
JP2014216214A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム、及び燃料電池システムの制御方法 |
JP2017157512A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080280174A1 (en) | 2008-11-13 |
US8173316B2 (en) | 2012-05-08 |
JP5231750B2 (ja) | 2013-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5231750B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5647079B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5155734B2 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP4801703B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5351651B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2015090779A (ja) | 燃料電池システム | |
US20090286116A1 (en) | Fuel cell system and control method thereof | |
JP2007305420A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2013206625A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5243780B2 (ja) | 燃料電池システムの運転方法 | |
JP5314332B2 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP4806913B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4504896B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2007035567A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2010244778A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5411443B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4950866B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4739938B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5091903B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5074723B2 (ja) | 燃料電池システム及びその起動方法 | |
JP2009004291A (ja) | 燃料電池システムとその性能回復方法 | |
JP2007066680A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5144152B2 (ja) | 放電システム | |
JP2008293756A (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
CN101609900A (zh) | 在延长关闭时间后改善启动可靠性的改进的启动策略 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130322 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5231750 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |