JP2006019192A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法 - Google Patents

燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明では、燃料電池の停止時においてアノード掃気処理が行われた場合であっても、次の起動時においてアノード極内に溜まった不純ガスを良好にパージすることができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 燃料電池システム1は、水素ガスと空気中の酸素との反応により発電する燃料電池13と、アノード極内を空気により掃気するためのコンプレッサ12、掃気用流路23、切替弁15およびパージ弁16と、燃料電池13の起動時にアノード極内の残ガスを排出するためのパージ弁16とを備えている。そして、燃料電池システム1には、燃料電池13の起動時に、燃料電池13の前回の停止時において掃気が行われているか否かを判断し、掃気が行われていると判断すると、掃気が行われていないと判断したときよりも多めに残ガスの排出を行わせる制御部17が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アノード極内を水素(燃料ガス)以外のガスで掃気する手段を備えた燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法に関するものである。
一般に、燃料電池は、プロトン導電性の高分子電解質膜(PEM膜)を挟んで一側にカソード極を区画し、他側にアノード極を区画して構成されており、カソード極に供給される空気中の酸素と、アノード極に供給される水素との電気化学反応によって発電するものである。そして、このような燃料電池を備えた燃料電池システムでは、燃料電池を停止させてから長い時間が経過すると、高分子電解質膜が薄い膜であることから、カソード極内の窒素や酸素が高分子電解質膜をと透過してアノード極内に入ってきたり、アノード極内の水素が高分子電解質膜を透過してカソード極内に入ってきたりする(クロスリークする)。このクロスリークにより、窒素や酸素といった燃料とはならないガス(以下「不純ガス」という)がアノード極内に存在することがあった。そして、このようにアノード極内に不純ガスが存在した状態で次の起動を開始すると、燃料電池の発電性能が落ちてしまうといった問題があった。
このような問題に対する技術としては、従来、燃料電池の起動時に、水素ガスを燃料電池のアノード極に供給してアノード極内の圧力を高めた後、アノード極内のガスを外部に排出するためのパージ弁を開くことによって、アノード極内に存在している不純ガスを外部に排出(パージ)する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術によれば、燃料電池から電流を取り出す前に、アノード極内から不純ガスがパージされるので、良好な発電を行うことが可能となっている。
また、前記したような燃料電池を備えた燃料電池システムでは、水素と酸素との電気化学反応によって水が生成されているので、この水がシステム内に溜まったままの状態で燃料電池を停止させると、冬季や寒冷地ではその水が凍結してしまうおそれがあった。
このような問題に対する技術としては、従来、燃料電池システムの停止時に、コンプレッサから送り出される空気を分岐させてカソード極内とアノード極内に供給することで、カソード極内およびアノード極内に残留する水等を外部に排出させる技術が知られている(特許文献2参照)。なお、以下の説明では、空気等の水素(燃料ガス)以外のガスでアノード極内の水等をパージする処理を、主として「アノード掃気処理」という。
特開平11−97047号公報 特開2003−331893号公報
しかしながら、前記した二つの技術(停止時の掃気/起動時のパージ)を組み合わせた場合を考慮すると、停止時においてアノード掃気処理を行った場合は、アノード極内を空気等の不純ガスで置換することとなる。このため、起動時においてアノード掃気処理を行わないときと同様にパージ弁の開放を制御すると、不純ガスを十分取り除くことができないといった問題があった。
そこで、本発明では、燃料電池の停止時においてアノード掃気処理が行われた場合であっても、次の起動時においてアノード極内に溜まった不純ガスを良好にパージすることができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明のうち請求項1に記載の発明は、アノード極に供給される燃料ガスおよびカソード極に供給される酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池と、前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、前記燃料ガス流通路および前記アノード極を掃気ガスにより掃気する掃気手段と、前記燃料電池の起動時に、前記燃料ガス流通路内と前記アノード極内の残ガスを排出する排出手段とを備えた燃料電池システムである。そして、この燃料電池システムは、前記燃料電池の起動時に、前記燃料電池の前回の停止時において前記掃気手段による掃気が行われているか否かを判断し、掃気が行われていると判断すると、掃気が行われていないと判断したときよりも多めに前記排出手段による残ガスの排出を行わせる排気量変更手段を備えたことを特徴とする。
ここで、「掃気ガス」とは、主として燃料ガス以外のガスをいい、例えば空気や窒素等のガスをいう。
請求項1に記載の発明によれば、燃料電池の起動時において、排気量変更手段は、まず、前回の停止時において燃料ガス流通路の掃気が行われているか否かを判断する。そして、排気量変更手段は、掃気が行われていると判断すると、掃気が行われていないと判断したときよりも多くの残ガスを排出手段によって排出させる。すなわち、掃気が行われることにより燃料ガス流通路内に掃気ガスを含む不純ガスが多く残存するときは、排気量変更手段によって燃料ガス流通路内の残ガスが多めに排出されることとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料電池システムであって、前記排気量変更手段は、前記燃料電池の起動時に、前記燃料電池の前回の停止時において掃気が行われていないと判断すると、前記燃料電池の停止からの経過時間に基づいて前記排出手段で排出させる残ガスの総排気量を決定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、アノード掃気処理を行わなかった場合は、燃料電池の停止中におけるクロスリークを考慮して燃料電池の停止から起動までの経過時間に基づいて排出する残ガスの総排気量を決定するので、燃料ガス流通路に残存する燃料ガスを無駄に捨てずに済み、その分燃費を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムであって、前記掃気ガスは、前記酸化剤ガスであり、前記掃気手段は、前記酸化剤ガスで前記燃料ガス流通路およびアノード極内を掃気することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、掃気ガスを酸化剤ガスとすることによって、例えば燃料電池に酸化剤ガスを供給する装置を掃気手段としても使用することが可能となるので、システム全体をコンパクト化することができる。
請求項4に記載の発明は、アノード極に供給される燃料ガスおよびカソード極に供給される酸化剤ガスとの反応により発電する燃料電池と、前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、前記燃料ガス流通路および前記アノード極を掃気ガスにより掃気する掃気手段と、前記燃料電池の起動時に、前記燃料ガス流通路および前記アノード極内の残ガスを排出する排出手段と、前記燃料電池の起動を制御する制御部とを備えた燃料電池システムの起動方法である。そして、この起動方法は、前記制御部が、前記燃料電池の起動に際して、前記燃料電池の前回の停止時において前記掃気手段による掃気が行われているか否かを判断する掃気判断工程と、前記掃気判断工程において掃気が行われていると判断されると、掃気が行われていないと判断されたときよりも多めに前記排出手段による残ガスの排出を行わせる排気量変更工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、燃料電池を起動させるための指令が出力されると、まず、掃気判断工程において、前回の停止時において燃料ガス流通路の掃気が行われているか否かが判断される。そして、掃気判断工程において掃気が行われていると判断されると、排気量変更工程において、掃気が行われていないと判断されたときよりも多くの残ガスが排出手段によって排出されることとなる。すなわち、掃気が行われることにより燃料ガス流通路内に掃気ガスを含む不純ガスが多く残存するときは、排気量変更工程において燃料ガス流通路内の残ガスが多めに排出されることとなる。
請求項1に記載の発明によれば、燃料電池の停止時においてアノード掃気処理が行われた場合であっても、次の起動時においてアノード極内に溜まった不純ガスを良好にパージすることができる。そのため、燃料電池の起動直後から、良好な発電特性を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、アノード掃気処理を行わなかった場合は、燃料電池の停止中におけるクロスリークを考慮して燃料電池の停止から起動までの経過時間に基づいて排出する残ガスの総排気量を決定するので、燃料ガス流通路に残存する燃料ガスを無駄に捨てずに済み、その分燃費を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、掃気ガスを酸化剤ガスとすることによって、例えば燃料電池に酸化剤ガスを供給する装置を掃気手段としても使用することが可能となるので、システム全体をコンパクト化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、燃料電池の停止時においてアノード掃気処理が行われた場合であっても、次の起動時においてアノード極内に溜まった不純ガスを良好にパージすることができるので、燃料電池の起動直後から、良好な発電特性を得ることができる。
≪システム構成≫
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本実施形態に係る燃料電池システムを示す構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム1は、高圧水素タンク11、コンプレッサ12、燃料電池13、遮断弁14、切替弁15、パージ弁16および制御部(排気量変更手段)17を主に備えている。
高圧水素タンク11内には、数十MPaの高圧の水素ガス(燃料ガス)が貯蔵されており、この水素ガスは遮断弁14が開放されることで燃料電池13へ供給されるようになっている。なお、この高圧水素タンク11と燃料電池13との間には、水素ガスの通り道となる管状の燃料ガス供給路(燃料ガス流通路)21が設けられており、この燃料ガス供給路21には、高圧水素タンク11側から燃料電池13側に向けて順に、遮断弁14、圧力センサ21Aが設けられている。なお、圧力センサ21Aは、常時燃料ガス供給路21内の圧力を検出しており、その圧力値を示す信号を制御部17に出力している。
コンプレッサ12は、空気(酸化剤ガス)を圧縮して燃料電池13に供給するものである。そして、コンプレッサ12と燃料電池13との間には、空気の通り道となる管状の空気供給路(酸化剤ガス流通路)22が設けられている。
燃料電池13は、高圧水素タンク11から供給される水素ガスと、コンプレッサ12から供給される空気中の酸素とを電気化学反応させることにより発電するものである。また、燃料電池13には、この燃料電池13で発電した電力を消費するモータ等の負荷31が接続されている。
遮断弁14は、制御部17によって適宜開閉されることによって、高圧水素タンク11から燃料電池13への水素ガスの供給・停止を切り替えている。
切替弁15は、制御部17によって適宜開閉される弁であり、燃料ガス供給路21における遮断弁14の下流側部分と空気供給路22とに跨るように接続される掃気用流路23に設けられている。そして、この切替弁15が閉塞した状態では、コンプレッサ12からの空気は空気供給路22を介して燃料電池13のカソード極側のみに供給され、切替弁15が開放した状態では、コンプレッサ12からの空気は、燃料電池13のカソード極側に供給される他、掃気用流路23および燃料ガス供給路21を介して燃料電池13のアノード極側にも供給されるようになっている。
パージ弁16は、制御部17によって適宜開閉される弁であり、燃料電池13のアノード極側の出口に接続される燃料ガス排出路(燃料ガス流通路)24に設けられている。そして、このパージ弁16と前記した切替弁15をともに開放させることによって、アノード極側の掃気が行われるようになっている。なお、本実施形態では、前記したコンプレッサ12、空気供給路22、掃気用流路23、切替弁15およびパージ弁16が、特許請求の範囲にいう「掃気手段」に相当することとなる。また、前記した高圧水素タンク11、遮断弁14およびパージ弁16が、特許請求の範囲にいう「排出手段」に相当する。
制御部17は、CPU、メモリ(ROM・RAM)、入出力インタフェイス、各種電子回路等を含んで構成され、コンプレッサ12の駆動・停止またはその回転速度を変更させる機能、遮断弁14、切替弁15およびパージ弁16の開閉またはその開度を調整する機能、負荷31への電流の供給を停止・継続する機能といった機能を備えている。また、この制御部17は、前記した機能の他にも、本発明に特有の機能を含めて様々な機能を備えている。以下に、制御部17の主な機能の詳細について説明する。
〈掃気開始判断機能〉
制御部17は、例えば運転者がイグニッションスイッチをOFFにすること等によって出力されるシステムの停止要求を受けたときに、燃料ガス供給路21、燃料電池13に形成される図示せぬ通路および燃料ガス排出路24(以下、これらを含めて単に「アノード極」という)内の掃気を行うか否かを判断する機能を備えている。なお、掃気を行うか否かの判断は、具体的には、例えば温度センサで検出する外気温が所定値以下であるか否か(流路内に残存する水が凍る可能性があるか否か)を判断することにより行うことができる。また、ネットワークを通じて外部から気象予報データを取得して、このデータに基づいて掃気を行うか否かの判断を行うことができる。
〈記憶機能〉
制御部17は、前記したようにシステムの停止時においてアノード極の掃気を行ったときは、掃気の有無を示す情報(掃気情報)に値として「1」を設定して図示せぬ記憶部(メモリ)に記憶させるとともに、掃気を行わなかったときは、掃気情報の値として「0」を設定して記憶部に記憶させる機能を備えている。なお、掃気情報は、システムの停止の度に書き換えられることになる。
〈ソーク時間算出機能〉
制御部17は、燃料電池13の停止処理が完了したときに、その内部に備えた図示せぬ時計を用いて燃料電池13の停止から起動までの経過時間(ソーク時間)を算出する機能を備えている。例えば、制御部17が、停止処理完了時の時刻を時計により決定して記憶部に記憶しておけば、起動時(イグニッションスイッチON時)の時刻と記憶しておいた停止処理完了時の時刻との差からソーク時間を算出することができる。
〈掃気確認機能〉
制御部17は、例えば運転者がイグニッションスイッチをONにすること等によって出力されるシステムの起動要求を受けたときに、前記記憶部に記憶した掃気情報に基づいて、燃料電池13の前回の停止時において掃気が行われているか否かを判断する機能を備えている。
〈排気量決定機能〉
制御部17は、燃料電池13の起動時に、燃料電池13の前回の停止時において掃気が行われていると判断すると、燃料ガス排出路24から排出するアノード極内の残ガスの総排気量が、掃気が行われていないと判断したときよりも多くなるように、その総排気量を決定する機能を備えている。さらに、この制御部17は、燃料電池13の起動時に、燃料電池13の前回の停止時において掃気が行われていないと判断すると、前記したソーク時間算出機能によって算出されたソーク時間に基づいて、総排気量を決定する機能を備えている。
〈弁等の制御機能〉
制御部17は、前記した排気量決定機能によってアノード極内の残ガスの総排気量を決定すると、この総排気量に基づいてパージ弁16の開度、開弁時間、または開閉回数等を適宜調整することで、その総排気量に相当する量だけアノード極内の残ガスをパージさせる機能を備えている。
≪停止時のシステムの動作≫
以下に、燃料電池13の停止時における制御部17の動作について図2に示すフローチャートや図1を参照して説明する。参照する図面において、図2は燃料電池の停止時における制御部の動作を示すフローチャートである。
制御部17は、システムの停止要求を受けると(ステップS1:Yes)、遮断弁14を閉塞させ(ステップS2)、例えば温度センサで得られる外気温を判断して燃料電池13のアノード極内の掃気を行うか否かを判断する(ステップS3)。
制御部17は、ステップS3において掃気を行わないと判断すると(No)、アノード極内の圧力PHが所定値P1になるまで燃料電池13による発電を続行させる(ステップS4)。これにより、アノード極内に残された水素が発電により消費されるので、アノード極内の圧力が低下する。アノード極内の圧力PHが所定値P1になったら負荷31への電流の供給をOFFにすることで(ステップS5)、燃料電池13による発電を停止させる。これにより、燃料電池1における水素と酸素の消費が停止されるので、アノード極内の圧力の低下は停止する。ステップS5の後において、制御部17は、所定時間T1が経過したと判断すると(ステップS6:Yes)、コンプレッサ12によるカソード側の掃気が完了したと判断して、パージ弁16を開放(ON)させる(ステップS7)。アノード極内の水素ガスの残圧(所定値P1)が大気圧以上であることから、このステップS7により、アノード極内の水素がクロスリークによる不純ガス等とともに系外に排出される。このステップS7の後、掃気の有無を示す掃気情報に「0」を設定し、制御部17の記憶部に記憶する(ステップS8)。つまり、アノード極を空気で掃気しなかったことを記憶部に記憶する。
なお、ステップS7で開始されるパージは、後記するように、アノード極内の圧力PHが所定値PH3になるまで行われる(ステップS15、S16)。
ところで、前記したステップS3において、制御部17は、アノード極内の掃気を行うと判断すると(Yes)、アノード極内の圧力PHが前記所定値P1よりも低い圧力となる所定値P2になるまで燃料電池13による発電を続行させ(ステップS9)、所定値P2になったら負荷31をOFFにすることで(ステップS10)、燃料電池13による発電を停止させる。これにより、燃料電池1における水素と酸素の消費が停止されるので、アノード極内の圧力の低下は停止する。ちなみに、アノード極内の掃気を行わない場合の所定値P1(ステップS4参照)よりもアノード極内の掃気を行う場合の所定値P2(ステップS9参照)の方が小さな値になっているのは、アノード極内の掃気を行うことにより系外に排出される水素の量を少なくするためである。なお、負荷31がバッテリの場合は、発電した電力はバッテリにより蓄電されることになる。
ステップS10の後、制御部17は、切替弁15およびパージ弁16をともに開放(ON)させることで(ステップS11)、コンプレッサ12からの空気をアノード極側およびカソード極側の両方に供給させる。これにより、これらの系内がともに掃気されることとなる。もちろん、コンプレッサ12から供給される空気の全量がアノード極内の掃気に使われるように、カソード極の手前に遮断弁を設けるようにしてもよい。
ステップS11の後において、制御部17は、所定時間T2が経過したと判断すると(ステップS12:Yes)、アノード極側およびカソード側の掃気が完了したと判断して、切替弁15を閉じる(ステップS13)。これにより、コンプレッサ12からアノード極側への空気の供給が止められることとなる。ステップS13の後、掃気の有無を示す掃気情報に「1」を設定し、制御部17の記憶部に記憶する(ステップS14)。つまり、アノード極内を空気で掃気したことを記憶部に記憶する。
そして、ステップS14の後や、前記したステップS8の後、制御部17は、アノード極内の圧力PHが前記した所定値P1,P2より低く大気圧より高い値となる所定値P3以下であるか否かを判断する(ステップS15)。ステップS15において、圧力PHが所定値P3以下であると判断されると(Yes)、制御部17はパージ弁16を閉じた後(ステップS16)、コンプレッサ12による空気の供給を停止させて(ステップS17)、このフローチャートによる動作を終了させる。ちなみに、図1のシステム構成の燃料電池システム1では、このフローチャートの動作を実行しても、アノード極内の圧力PHが大気圧以下になることはないといえる。
≪起動時のシステムの動作≫
続いて、燃料電池13の起動時における制御部17の動作について図3に示すフローチャート、図4に示すマップや図1を参照して説明する。参照する図面において、図3は燃料電池の起動時における制御部の動作を示すフローチャートであり、図4は総排気量を決定するために利用するマップである。
制御部17は、図3に示すように、例えば運転者がイグニッションスイッチ(図示せず)をONにすることによって各種機能を準備する(ステップS21)。具体的には、制御部17のROMに書き込まれているプログラムやマップ等をCPUに読み込み、前記した各機能を準備する。これにより、制御部17が機能し、遮断弁14を開放させて高圧水素タンク11から燃料電池13のアノード極へ水素ガスを供給させるとともに(ステップS22)、コンプレッサ12を駆動させることによって燃料電池13のカソード極へ空気を供給させる(ステップS23)。
ステップS23の後、制御部17は、燃料電池13の前回の停止時においてアノード極内の掃気を行ったか否かを判断する(ステップS24)。つまり、前記したステップS8またはステップS14で記憶した掃気情報の値が「0」か「1」のどちらであるかを判断する。そして、ステップS24において、制御部17は、掃気情報の値が「0」であり、掃気を行っていないと判断すると(No)、図4のマップ(破線で示す方)を参照してソーク時間に応じた総排気量を決定する(ステップS25)。また、制御部17は、このステップS24において、掃気情報の値が「1」であり、掃気を行ったと判断すると(Yes)、図4のマップを参照して、掃気を行っていないと判断したときの総排気量(図4の破線)よりも多い(多めの)総排気量(図4の実線)を決定する(ステップS26)。なお、掃気を行ったと判断したときの総排気量は、図4に実線で示すように、ソーク時間に関係なく、常に一定となっている。これは、空気による掃気により、アノード極内が空気に置換されているからである。ちなみに、停止時に掃気を行わなかった場合について、ソーク時間が長いほど総排気量が多くなっているのは、ソーク時間が長いほどクロスリーク量が多くなり、燃料電池13の内部、つまりアノード極内の水素濃度が低下しているからである。
なお、ステップS22の前に、ステップS24〜S27を行ってもよい。
ステップS25またはステップS26の後、制御部17は、パージ弁16を開き(ステップS27)、このパージ弁16から前記総排気量に相当する量の残ガスが排出されたか否かを前記総排気量に基づいて判断する(ステップS28)。なお、このステップS28においては、制御部17は、例えばパージ弁16を開いてから所定時間が経過したか否かや、燃料ガス排出路24内に設けた流量センサで検出される値に基づいて算出される総排気量が所定値となったか否か等を判断している。
そして、ステップS28において、制御部17は、まだ総排気量に相当する量の残ガスが排出されていないと判断すると(No)、再度ステップS28の処理を繰り返す。また、ステップS28において、制御部17は、総排気量に相当する量の残ガスが排出されたと判断すると(Yes)、パージ弁16を閉じ(ステップS29)、その後、負荷31をONにすることで燃料電池13による発電を開始させて(ステップS30)、このフローチャートによる動作を終了させる。
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
燃料電池13の停止時においてアノード掃気処理が行われた場合は、燃料電池13の内部(アノード極内)の水分が排出されるので、寒冷地での停止時における水分の凍結による燃料電池13の損傷を防ぐことができる。また、アノード極内から水素(燃料ガス)を排出して空気(不活性ガス)に置換することで、燃料電池13の性能を良好な状態に永く維持することができる。
アノード掃気処理を行わなかった場合は、燃料電池13の停止中におけるクロスリークを考慮してソーク時間に基づいて排出する残ガスの総排気量を決定するので、特にソーク時間が短い場合等、アノード極内に残存する水素ガスを無駄に捨てずに済み、その分燃費を向上させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
本実施形態では、燃料電池13の起動時において水素ガスの供給の後、空気の供給を行うこととしたが、本発明はこれに限定されず、これとは逆または同時であってもよい。
本実施形態では、図4に示すマップの縦軸を総排気量とすることで、制御部17がソーク時間等に基づいてアノード極内の残ガスの総排気量を決定するようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えばマップの縦軸をパージ弁16の開弁時間とすることで、制御部17が開弁時間を決定するようにしてもよい。また、マップは、関数でもテーブルでもよい。
本実施形態では、記憶部に掃気情報を記憶しておくこととしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばアノード極内に存在するガスの濃度を検出する濃度センサ或いはアノード極から排出されるガスの濃度を検出する濃度センサを設けておくことで、制御部17が濃度センサで検出した信号を参照し、停止時に掃気が行われたか否かを判断するようにしてもよい。なお、濃度センサは、水素濃度を検出するものでも、酸素濃度を検出するものでも、窒素濃度を検出するものでもよい。また、掃気を行った場合と行わなかった場合とで、燃料電池13の内部(アノード極内)の水分量が異なることから、アノード極内の掃気を行ったか行わなかったかは、アノード極内に存在するガスや排出されるガスにおける水蒸気の濃度を検出して判断してもよい。
本実施形態では、掃気ガスとしてコンプレッサ12から送り出す空気を利用したが、本発明はこれに限定されず、例えば窒素ガスを掃気ガスとして利用してもよい。ただし、この場合は、コンプレッサ12の他に、窒素タンク等の窒素ガスを供給するための装置を別個に用意する必要があるため、本実施形態のような構造にする方がコンパクト化の点で望ましい。
また、停止時にアノード極内を掃気するか否かは、人間の判断により行うこととしてもよい。ちなみに、操作スイッチ等の入力手段を制御部17に備えることとして、この入力手段を介して、人間の判断を制御部17に入力することができる。
また、停止時にアノード極内を空気ではなく、水素(燃料ガス)で掃気(パージ)した場合は、掃気を行わなかった場合と同様の起動時の動作を行うこととしてもよい。
本実施形態に係る燃料電池システムを示す構成図である。 燃料電池の停止時における制御部の動作を示すフローチャートである。 燃料電池の起動時における制御部の動作を示すフローチャートである。 総排気量を決定するために利用するマップである。
符号の説明
1 燃料電池システム
11 高圧水素タンク
12 コンプレッサ
13 燃料電池
14 遮断弁
15 切替弁
16 パージ弁
17 制御部
21 燃料ガス供給路
21A 圧力センサ
22 空気供給路
23 掃気用流路
24 燃料ガス排出路
31 負荷

Claims (4)

  1. アノード極に供給される燃料ガスおよびカソード極に供給される酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池と、
    前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、
    前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、
    前記燃料ガス流通路および前記アノード極を掃気ガスにより掃気する掃気手段と、
    前記燃料電池の起動時に、前記燃料ガス流通路内と前記アノード極内の残ガスを排出する排出手段とを備えた燃料電池システムであって、
    前記燃料電池の起動時に、前記燃料電池の前回の停止時において前記掃気手段による掃気が行われているか否かを判断し、掃気が行われていると判断すると、掃気が行われていないと判断したときよりも多めに前記排出手段による残ガスの排出を行わせる排気量変更手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
    前記排気量変更手段は、
    前記燃料電池の起動時に、前記燃料電池の前回の停止時において掃気が行われていないと判断すると、前記燃料電池の停止から起動までの経過時間に基づいて前記排出手段で排出させる残ガスの総排気量を決定することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムであって、
    前記掃気ガスは、前記酸化剤ガスであり、
    前記掃気手段は、前記酸化剤ガスで前記燃料ガス流通路および前記アノード極内を掃気することを特徴とする燃料電池システム。
  4. アノード極に供給される燃料ガスおよびカソード極に供給される酸化剤ガスとの反応により発電する燃料電池と、
    前記燃料ガスが流通する燃料ガス流通路と、
    前記酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路と、
    前記燃料ガス流通路および前記アノード極を掃気ガスにより掃気する掃気手段と、
    前記燃料電池の起動時に、前記燃料ガス流通路および前記アノード極内の残ガスを排出する排出手段と、
    前記燃料電池の起動を制御する制御部と
    を備えた燃料電池システムの起動方法であって、
    前記制御部が、前記燃料電池の起動に際して、前記燃料電池の前回の停止時において前記掃気手段による掃気が行われているか否かを判断する掃気判断工程と、
    前記掃気判断工程において掃気が行われていると判断されると、掃気が行われていないと判断されたときよりも多めに前記排出手段による残ガスの排出を行わせる排気量変更工程と、を備えたことを特徴とする燃料電池システムの起動方法。
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