JP2008276494A - 情報処理装置及びジョブ管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クライアントPC上にジョブデータを保存するときに、全ジョブデータを保存するのでは、再印刷を行わないことが予め分かっているジョブデータも保存され、データ量が大きくなり、必要なジョブを多く保存することができない。
【解決手段】 印刷装置へジョブを送信するステップS1203と、印刷装置からジョブの終了結果を取得するステップS1206と、ジョブの出力方法を特定するステップS1401と、特定された出力方法と取得された終了結果に基づき、出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブを保存するか削除するかを定義する保存条件を参照するステップS1402と、参照された保存条件にしたがって、送信したジョブを保存または削除するステップS1404,S1405を有する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、印刷装置で印刷出力される印刷ジョブ技術に関する。
クライアントPC上に印刷装置へ送信したジョブを保存しておき、後に印刷装置へ再び送信してジョブを実行させる再印刷が従来より知られている。また、再印刷のために印刷装置のハードディスクに印刷ジョブを保存しておき、後に保存されていた印刷ジョブに再印刷指示を行う仕組みが、例えば特許文献1で知られている。
特許文献1は、複数のジョブを印刷装置に備えられたハードディスクに保存し、後にユーザ所望の印刷ジョブに対して再印刷指示を行う技術を開示している。
また、特許文献2は、クライアントPC上に保存されているジョブの総数が大きくなることを防ぎ、より多くのジョブデータを効率よく保存するために、不必要なジョブデータをユーザが手動で削除する技術を開示している。
特開2006−228011 特開平11−305976
クライアントPC上にジョブデータを保存するときに、全ジョブデータを保存するのでは、再印刷を行わないことが予め分かっているジョブデータも保存され、データ量が大きくなり、必要なジョブを多く保存することができない。さらに、ジョブデータの総数が増えると再印刷を行いたいジョブを探すのに時間がかかってしまう。個々のジョブデータを不要か必要かユーザが判断し、手動で削除するのも手間がかかる。
上記課題を解決する為に本発明の情報処理装置は、印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能な情報処理装置であり、印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得する取得手段と、前記ジョブの出力方法を特定する特定手段と、ジョブの出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブデータを保存するか削除するかを定義した保存設定を記憶し、前記特定手段で特定された出力方法と前記取得手段により取得された終了結果に基づき前記保存設定を参照する参照手段と、前記参照手段により参照された保存設定にしたがって、送信した前記ジョブを保存または削除する保存制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明のジョブ管理方法は、印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能な情報処理装置におけるジョブ管理方法であり、印刷装置へジョブを送信するステップと、印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得するステップと、前記ジョブの出力方法を特定するステップと、特定された出力方法と取得された終了結果に基づき、出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブを保存するか削除するかを定義した保存条件を参照するステップと、参照された前記保存条件にしたがって、送信したジョブを保存または削除するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能なにおけるジョブ管理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、該ジョブ管理方法は、印刷装置へジョブを送信するステップと、印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得するステップと、前記ジョブの出力方法を特定するステップと、特定された出力方法と取得された終了結果に基づき、出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブを保存するか削除するかを定義した保存条件を参照するステップと、参照された前記保存条件にしたがって、送信したジョブを保存または削除するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの出力方法と終了結果に応じて、ユーザの設定したとおりにジョブデータの保存制御を行うことができる。これによって、個々のジョブデータを不要か必要かユーザが判断し、手動で削除するのも手間をかけずに、必要なジョブを多く保存することができる。
[実施例1]
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<システム構成>
図1は、本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図である。
図1において、101は情報処理装置で、ネットワークケーブルによって、ネットワーク104に接続される。後述する外部デバイスである印刷装置102、103と通信可能であり、ネットワーク104に接続されている複数の印刷装置を管理している。
情報処理装置101は、一般的な情報処理装置であり、印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。
さらに、本実施形態における情報処理装置101は、印刷要求が出された印字データを含む印刷ジョブを印刷装置102、103に送信したり、印刷装置102、103のステータスやジョブの各種情報を取得し、通知したりする機能を備えている。
102、103は印刷装置であり、ネットワークケーブルを介してネットワーク104と接続される。印刷装置102、103は、情報処理装置101から送信される印刷データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して1ページ毎に印刷する。(また印刷装置102、103は、ISO10175(DPA:Document Printing Application)で規定されているジョブの管理機能を情報処理装置101へ提供する事が可能である。)
また、情報処理装置101で実施される機能或いはその一部を、印刷装置102、103或いはそのネットワークインタフェースカード上に持たせる構成としても良い。
104はネットワークであり、情報処理装置101、印刷装置102、103等と接続している。ネットワーク104は無線でも有線でもよい。
また、図中では情報処理装置101は1台しか示されていないが実際には複数台の情報処理装置が接続されていてもよい。印刷装置102、103においても、実際には2台に限らず、1台または複数台の印刷装置が接続されていてもよい。更に、この印刷装置102、103は、電子写真方式のレーザービームプリンタや、インクジェット方式のプリンタなど様々な方式の印刷装置が適用される。
<情報処理装置の構成>
図2は情報処理装置の構成を示す図であり、図1に示した情報処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
200は情報処理装置の制御手段であるCPUであり、ハードディスク205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや印刷制御プログラムなどを実行する。また、後述するRAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイルなどを一時的に格納する制御を行う。
201は記憶手段であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラムなどのプログラム、文書管理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データなどの各種データを記憶する。
202は一時記憶手段であるRAMであり、CPU200の主メモリやワークエリアなどとして機能する。
203は記憶媒体読み込み手段としてのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
204は記憶媒体であるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体である。
205は外部記憶手段のひとつであり、大容量メモリとしても機能するハードディスクであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、印刷制御プログラム、および関係プログラムなどを格納している。さらに、スプール手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段は、クライアントではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバではサーバスプーラのことである。
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザが情報処理装置101に対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、印刷装置102、103から取得したジョブの状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、情報処理装置101内のデータの流れを司るものである。209は入出力手段であるインタフェースであり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部デバイスとのデータのやり取りを行う。
<メモリマップなどの説明>
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記印刷制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
本実施形態では、FD204から印刷制御プログラムおよび関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示す。これ以外にも、FD204から印刷制御プログラムを動作させる度に、既に印刷制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、印刷制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカード等であってもよい。さらに、印刷制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、印刷制御プログラムは、クライアントにおいて印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序の変更を指示したりするための制御を行うプログラムを含む。また、印刷制御プログラムは、プリントサーバにおいて、印刷ジョブの順序制御を行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知したりするためのプログラムを含んでいる。また、このような制御を行う本実施形態の印刷制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールを別々に分けてもよい。或いは、一つの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアント用として機能したり、またはプリントサーバ用として機能したりするようにしてもよい。あるいは一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持つモジュールと、プリントサーバ用として機能するモジュールをともにインストールし、同時に、あるいは時分割で擬似的に平行動作させる構成をとることも可能である。
301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。302はオペレーティングシステム(OS)、303は印刷制御プログラムであり、それぞれRAM202上に確保された領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本実施形態の印刷制御プログラム303等を実行する際に利用される作業領域が確保されている。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。図4において、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラム、404はその関連データである。403の印刷制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施例では、クライアント、サーバ共、同様の構成をとっている。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示し、図2と同一の符号を付してある。同図において、FD204には、本実施形態で説明する印刷制御プログラム及び関係データを格納している。
<印刷制御システムのソフトウェア機能ブロック図の説明>
図6は本実施形態における印刷制御システムのソフトウェア機能ブロック図である。図6において、101は情報処理装置であり、印刷装置102、103と、双方向通信が可能な通信ケーブルによって、直接或いはインターネット・イントラネット等のネットワークを介して物理的或いは論理的に接続されている。図6中における101乃至104の符号は図1における符号と対応している。以下、ネットワークコンピュータ側及び印刷装置側のそれぞれに分けて説明を順次行う。
1.情報処理装置ソフトウェア機能ブロックの説明
情報処理装置101において、11は表示制御部であり、印刷装置102、103から取得した情報をディスプレイに表示したり、ユーザからジョブの設定やジョブの実行指示などの入力を受け付ける。また、ジョブの処理結果は表示制御部11によりディスプレイに表示される。
12はジョブ生成部であり、後述するジョブ管理部14のジョブ生成指示により、ワープロや表計算等のドキュメントから印刷装置に応じた形式のジョブデータに変換すると共に、データ送信管理部16にジョブデータを転送する。また、ジョブ生成部12にて生成したジョブデータはジョブデータ保持部13に保存される。
13はジョブデータ保持部であり、ジョブ生成部12で生成されたジョブデータと、ジョブ属性に設定されている値の情報であるジョブ設定情報702を保存する。ジョブデータ保持部13は、ジョブ管理部14からジョブ設定情報取得要求を受け取ったときに、ジョブ設定情報702を返信する。131はジョブデータメモリであり、ジョブ生成部12にて生成されたジョブデータとジョブ設定情報702を保存する。ジョブ設定情報702は複数のジョブ属性からなり、ジョブごとに管理されている。ジョブ設定情報702はジョブデータの生成と同時に生成され、ジョブデータの削除と同時に削除される。
14はジョブ管理部である。ジョブ管理部14では、印刷装置102、103内のジョブのジョブ設定情報やジョブ終了通知をデータ送信管理部16、データ受信管理部17を介して取得する。また、印刷装置102、103内のジョブの実行・停止・中止などのジョブ操作コマンドやジョブの実行結果問合せコマンドを発する。さらに、ジョブデータ保持部13に保持されているジョブの情報を取得することができる。印刷装置102、103上のジョブデータ保持部25又は情報処理装置101上のジョブデータ保持部13に保存されているジョブは、ジョブ管理部14から発される再印刷コマンドにより、再印刷を実行することができる。141はジョブ実行情報メモリであり、印刷実行コマンドが発行されたジョブのジョブデータID、ジョブ名、ユーザ名、出力方法、実行ジョブIDからなるジョブ実行情報701が記憶されている。ジョブ管理部14は、印刷装置102、103からジョブ終了通知を受け取ると、保存制御部15にジョブデータIDと終了結果を通知する。印刷装置102、103から受け取るジョブ終了通知は、実行ジョブIDと終了結果からなる。また、ジョブ管理部14はジョブ実行情報701のリストにて実行中であるはずのジョブが印刷装置内の実行ジョブのリストにないと、ジョブは終了していると判断し、印刷装置へ終了結果の問い合わせを行う。
15は保存制御部である。ジョブ管理部14が印刷装置102、103からジョブの終了通知を受け取ると、保存制御部15はジョブ管理部14からジョブデータIDと終了結果を受け取る。151は保存設定情報メモリであり、ジョブの出力方法と終了結果に基づいた条件毎に保存設定情報が記憶されている。ジョブ保存制御部15は、ジョブ管理部14から受け取ったジョブデータIDを元に、該当ジョブのジョブ設定情報702から出力方法を特定する。特定した出力方法とジョブ管理部14から受け取った終了結果から、条件定義情報704に定義された該当条件のいずれであるかを判断する。条件別保存設定情報703から該当条件の保存設定を参照し、保存設定にしたがって、ジョブデータを削除したり保存したりする。
16はデータ送信管理部であり、ジョブ管理部14は、ジョブの投入やジョブ操作コマンド、ジョブ設定情報取得コマンド、ジョブの終了結果問い合わせコマンドをデータ送信管理部16を介して印刷装置102、103へと送信する。
17はデータ受信管理部であり、ジョブ管理部14は、ジョブ設定情報取得コマンドやジョブ操作コマンドに対するリプライをデータ受信管理部17を介して印刷装置102、103から受信する。
なお、情報処理装置101上の何れかのコンポーネント或いはすべてのコンポーネント或いはそれらの一部機能はホストコンピュータ上に構成されるばかりではない。印刷装置102、103上、或いはサーバコンピュータ等の他のコンピュータ上に構成されても逸脱することなく本発明を適用することが可能である。
2.印刷装置側ソフトウェア機能ブロックの説明
印刷装置102、103において、21はデータ受信管理部であり、情報処理装置101より入力される、ジョブデータ、ジョブの操作コマンドやジョブ設定情報取得コマンドを受け取る。
22は言語解析部である。ジョブデータの内容を詳しく解析し、ジョブの設定に従ってジョブ管理や描画出力等に関連する制御コマンドを実行する。言語解析部22では、データ受信管理部21からコマンド群を一つ一つ順番に受け取り、受け取ったコマンドがどのような処理を要求しているかをプリンタ制御言語の記述ルールに従って判別する。
判別の結果、コマンドがジョブの開始、終了といったジョブ操作関係のコマンドであった場合や、用紙サイズ、枚数等、ステープル等のジョブ属性であった場合には、ジョブ制御部23に対して該当するジョブ制御命令を発行する。そのコマンドが文字や図形やイメージなどの描画を指令するものであった場合には、描画出力部24に対して、該当する描画出力を指令する。
23はジョブ制御部である。ジョブ制御部23では、言語解析部22からのジョブ制御命令に従って、情報処理装置101から送られてきたジョブをジョブ単位にスケジュールし制御する。ジョブ制御部23では、ジョブ開始命令を受け取ると、ジョブデータをジョブデータ保持部25に保存する。ジョブデータはジョブ開始命令で生成され、ジョブ終了命令で確定する。また、ジョブ終了命令を受け取ったか否かに関わらず、ジョブデータ保持部25に保存されたジョブは、情報処理装置101からの指示により、再印刷の実行が可能である。また、ジョブ属性の変更、スケジュール(印刷順序)の優先順位変更或いは印刷のキャンセル(ジョブデータの削除)等を行う事も可能である。ジョブ制御部23では実行するジョブの属性に応じて、使用する用紙や排紙ビンの選択命令をプリンタ制御部26に対して発行し、印刷装置の状態をプリンタ制御部26経由で取得して実行中のジョブの状態を常に監視する。そして、エラー発生時等、必要に応じて通知ステータスを生成する。情報処理装置101からのジョブの再印刷コマンドを受け取ると、ジョブ制御部23はジョブデータ保持部25よりジョブデータを取得し、ジョブの再印刷を実行する。
25はジョブデータ保持部であり、ジョブデータと、ジョブデータ保持部25に保存されているジョブの設定情報であるジョブ設定情報702をもつ。251はジョブデータメモリであり、ジョブデータとジョブ設定情報702を保存する。ジョブデータ保持部25は、情報処理装置101からジョブ情報取得コマンドを受け取ったときに、ジョブ設定情報702を返信する。さらに、ジョブ制御部23からの再印刷実行コマンドを受け取ると、該当するジョブデータの再印刷を実行することができる。
24はプリンタ出力を行うための文字や図形やイメージなどの描画展開を行い出力するための描画出力部である。ここでは、言語解析部22からの描画出力命令に従って、該当する文字パターンを作成したり、図形の計算やイメージデータの展開処理などを行い、出力データ形式に展開した上で、プリンタエンジン27に送出したりする。
プリンタエンジン27は、例えばレーザビームプリンタエンジンなどのような装置で描画出力部24から受け取った出力展開データに従い、電子写真方式などの仕組みを用いて、実際のプリント出力処理を行う。また、プリンタエンジン27は記録紙の残量検知手段を持ち、用紙がセットされていない場合には常に警告信号を後述のプリンタ制御部26へ送出している。また展開・印刷処理に際して用紙が無い場合には、プリンタドラム等の記録手段を停止させ割り込み等の手段でプリンタ制御部26へエラーを送出する。
プリンタ制御部26では、ジョブ制御部23からのプリンタ制御命令に従い、例えば使用する用紙の選択を行ったり、プリンタの初期化などと言ったプリンタの制御を行ったりする。またプリンタ制御部26では給紙カセットの状態やドアオープン、トナー無しなどプリンタ全般の状態を常時監視しており、必要に応じて他のコンポーネントへプリンタの状態を通知している。用紙残量やエラー状態など最新のプリンタの状態は、プリンタ制御部26内に設けられた、プリンタ情報管理メモリ261内に保存されている。
28はステータス応答処理部である。ここでは、ジョブ制御部23から受け取ったステータス応答要求指令に従い、プリンタの内部形式で表現されたステータス通知を、情報処理装置101で理解可能な外部表現へ変換し、ステータス応答情報を作成する。そしてこの結果をデータ送信管理部29へ伝達する。
データ送信管理部29では、ステータス応答処理部28から返されたこのステータス応答情報を受け取ると、送信バッファなどに一時的に蓄え、通信手段104を経由して情報処理装置101に対して送信する。
なお、印刷装置102、103上の何れかのコンポーネント或いはすべてのコンポーネント或いはそれらの一部機能はホストコンピュータ上や或いはサーバコンピュータ等の他のコンピュータ上に構成されても逸脱することなく本発明を適用することが可能である。
<管理情報の説明(図7)>
図7は、ジョブ実行情報701、ジョブ設定情報702、条件別保存設定情報703、条件定義情報704の配置を示す図である。
ジョブ実行情報701は、ジョブ管理部14にて保持される。ジョブ実行情報701は、印刷装置へジョブを投入し、ジョブデータの保存処理が終了していないジョブの情報である。ジョブ管理部14はジョブ生成部12にジョブ生成命令を発し、生成されたジョブデータを印刷装置へ送信する。ジョブ管理部14はジョブ生成命令を発するときに、ジョブ実行情報701を生成する。ジョブ実行情報701は、ジョブデータID、実行ジョブIDからなる。実行ジョブIDは印刷装置内で実行中のジョブを特定するIDで、ジョブデータを送信後、印刷装置102、103から受け取ったIDが記録される。
ジョブ設定情報702は、ジョブデータ保持部13にて保持される。ジョブデータ保持部13はジョブ生成部12からジョブデータの生成命令を受けると、ジョブデータを生成し、ジョブデータメモリ131に保存する。ジョブデータ保持部13はジョブデータの生成と同時に、ジョブ設定情報702を生成し、保持する。ジョブデータ保持部13は、ジョブ管理部14又は保存制御部15からジョブデータの削除命令を受け取ると、該当するジョブのジョブデータとジョブ設定情報702を削除する。ジョブ設定情報702は、ジョブデータIDと複数のジョブ属性からなる。たとえば、ユーザ名、ジョブ名、出力方法などといったジョブ属性がジョブ設定情報702に含まれる。
条件別保存設定情報703は、ジョブ保存制御部15にて保持される。条件別保存設定情報703は、あらかじめ定義された条件と、各条件に対する保存設定からなる。ジョブ保存制御部15は、ジョブ管理部14からジョブの終了結果と出力方法を受け取ると、ジョブの終了結果と出力方法より該当する条件を導き出す。そして、条件に対応する保存設定を参照し、保存設定がOFFであれば該当するジョブを削除する指示をジョブデータ保持部13に対して発する。保存設定がONであれば該当するジョブをそのまま保存する。
条件定義情報704は、ジョブの終了結果と出力方法の組み合わせを定義した情報である。条件別保存設定情報703は、条件定義情報704により定義された条件ごとの保存設定をもつ。
<ジョブ実行情報リストの一例(図8)>
図8は、ジョブ管理部14のもつジョブ実行情報リストの一例である。ジョブ実行情報701は、ジョブデータID801、実行ジョブID802、終了結果803をもつ。ジョブ実行情報701は、ジョブ管理部14がジョブ生成命令を発するときに同時に生成される。ジョブデータID801は、ジョブデータ保持部13に保存されているジョブデータの識別子である。ジョブ管理部14が生成したジョブデータを印刷装置102、103に送信すると、ジョブデータの受信が完了した印刷装置から実行ジョブIDが返る。ジョブ管理部14は、実行ジョブID802に印刷装置から受け取ったIDを記録する。また、終了結果803には、印刷装置から取得したジョブの終了結果を記録する。
<ジョブ設定情報リストの一例(図9)>
図9は、ジョブデータ保持部13のもつジョブ設定情報702のリストの一例である。ジョブデータ保持部13に保存されているジョブデータの設定情報は同ジョブデータ保持部のジョブ設定情報702として記録される。ジョブ管理部14や保存制御部15は、ジョブ設定情報702を参照する。
図9に示した例において、ジョブ設定情報702は、ジョブデータID901と3つのジョブ属性(ジョブ名902、ユーザ名903、出力方法904)をもつ。ジョブ名902とユーザ名903はユーザが任意に指定可能な文字列である。出力方法904は、「印刷」、「ホールド」、「ボックスに保存」の3つがあり、3つの中から1つが指定される。
<条件定義情報の一例(図10のA)>
図10のAは、保存制御部15のもつ条件定義情報704の一例である。条件定義情報704は、条件別保存設定情報703の条件1001の定義情報である。条件1001は、ジョブの終了結果1002と出力方法1003の組み合わせにより定義され、「印刷終了」、「ホールド終了」、「ボックス保存終了」、「キャンセル」、「エラー」、「不明」がある。図中の出力方法「ANY」は出力方法は「印刷」、「ホールド」、「ボックス保存」のいずれでも問わないことを意味する。また、図中の終了結果「取得できない」は、印刷装置からジョブの終了結果を取得できなかった(終了結果は不明である)ことを意味する。
<条件別保存設定情報の一例(図10のB)>
図10のBは、保存制御部15のもつ条件別保存設定情報703の一例である。条件1001は、図10のBで定義されている条件1001である。保存設定1003は「ON」と「OFF」があり、「ON」のときはジョブデータをそのまま保存し、「OFF」の場合はジョブデータを削除する。
<ジョブ終了通知の一例(図11)>
図11は、ジョブが終了したときに、印刷装置102、103が情報処理装置101に送信するジョブ終了通知の一例である。ジョブ終了通知は、実行ジョブID1101と終了結果1102からなる。終了結果1102には、「完了」、「エラー」、「キャンセル」がある。
<ジョブ実行時のフローチャート(図12)>
本発明の第一の実施形態について、図12のフローチャートを用いて説明する。
まず、S1201において、ジョブ管理部14はジョブ生成部12にジョブ生成命令を発する。
つづくS1202において、ジョブ管理部14はジョブ実行情報701を生成する。
S1203において、ジョブ管理部14は印刷装置へS1201にて生成したジョブを投入する。
S1204において、ジョブ管理部14は印刷装置よりジョブの送信完了通知を受信し、実行ジョブIDを取得する。
S1205において、ジョブ管理部14は印刷装置から取得した実行ジョブIDをジョブ実行情報701に記録する。
S1206において、ジョブ管理部14はジョブの監視を行う。ジョブの監視処理S1206の詳細は後述する。
S1207において、ジョブ管理部14は保存制御部15に保存処理の実行を命令する。保存制御処理S1207の詳細は後述する。
S1208において、ジョブ管理部14はS1202にて作成したジョブ実行情報701を削除する。
<ジョブの監視処理S1206の詳細(図13)>
ジョブの監視処理S1206の詳細について、図13のフローチャートを用いて説明する。
S1301からS1305のループにおいて、ジョブ管理部14は、投入したジョブの終了通知を受け取るまで、印刷装置から実行ジョブIDのリストを取得し、投入した実行ジョブIDが含まれることを確認する。
S1302において、ジョブ管理部14は印刷装置から実行中であるジョブの実行ジョブIDのリストを取得する。
S1303において、ジョブ管理部14は、S1302にて取得した実行ジョブIDのリストに、監視対象ジョブの実行ジョブIDがあるか判断する。あればS1304へと進む。なければS1306へと進む。
S1304において、ジョブ管理部14は、印刷装置から監視対象ジョブの終了通知を受け取ったか判断する。まだ受け取っていない場合はS1305へ進み、ジョブの監視を継続する。受け取った場合はS1308へと進み、終了結果を実行ジョブ情報701の終了結果に記録する。
S1306において、印刷装置にジョブの終了結果を問い合わせる。
S1307において、S1306の問合せの結果、終了結果が取得できた場合はS1308へと進む。取得できなかった場合はS1309へと進む。
S1309において、実行ジョブ情報701の終了結果を「不明」として記録する。監視対象ジョブは終了しているにも関わらず、印刷装置に問い合わせても終了結果を取得できなかったためである。
<保存制御処理S1207の詳細(図14)>
保存制御処理S1207の詳細について、図14のフローチャートを用いて説明する。
S1401において、保存制御部15は、ジョブデータ保持部13に問合せ、ジョブの出力方法を特定する。
S1402において、保存制御部15は、保存条件を参照する。保存条件参照処理S1402の詳細は後述する。
S1403において、保存制御部15は、S1402にて参照した保存条件の設定に応じて、OFFであればS1404へ進み、ジョブデータを削除する。ONであればS1405へと進み、ジョブデータを保存する。
<保存条件参照処理S1402の詳細(図15)>
保存条件参照処理S1402の詳細について、図15のフローチャートを用いて説明する。
S1501において、保存制御部15は、該当条件名を初期化する。
S1502において、終了結果が完了であればS1503へと進み、完了以外であればS1507へと進む。
S1503において、出力方法がいずれであるか判断する。出力方法が「印刷」であればS1504へと進み、該当条件名に「印刷終了」をセットする。終了結果が「ホールド」であればS1505へと進み、「ホールド終了」をセットする。終了結果が「ボックス保存」であればS1506へと進み、「ボックス保存終了」をセットする。
S1508にて、該当条件名の保存設定を参照する。
<保存条件指定UIの説明(図16)>
図16は保存条件指定UIの一例である。図16を用いて、条件別保存設定情報703の指定方法を説明する。
各条件に対応するチェックボックス(1601)がユーザによりチェックされる。チェックされている状態は保存設定がONであることを意味し、チェックされていない状態は保存設定がOFFであることを意味する。
以上によって、ジョブの終了結果と出力方法の組み合わせを条件に、ジョブデータの保存処理の制御を行うことができる。実施例1により、ユーザが保存を意図した条件を満たすジョブのジョブデータは保存され、ユーザが保存を必要としないと定義した条件を満たすジョブのジョブデータは削除される。
[実施例2]
実施例1では、ジョブの終了結果と出力方法によって、ジョブデータを保存するかしないかを設定した。しかし、ジョブの性質(重要度、変更予定の有無など)によって、ジョブデータを保存する必要が高い場合もある。そこで、ジョブごとに保存設定を指定するようにしてもよい。
実施例2では、予め定義した条件毎の保存設定とは別に、ジョブ個々に保存設定をもつ。ジョブ実行情報701にジョブ単位保存設定を加え、ジョブが終了するとジョブデータID、終了結果と合わせて、ジョブ単位保存設定を保存制御部15に渡してジョブデータの保存処理を依頼する。条件別保存設定とジョブ単位保存設定のON/OFFが一致しない場合は、保存設定「ON」が優先される。
<実施例2におけるジョブ実行情報701の一例(図17)>
図17は、実施例2におけるジョブ実行情報701の一例である。実施例1におけるジョブ実行情報701に加え、ジョブ単位保存設定1701が新たな項目として追加されている。ジョブ単位保存設定1701は、ジョブ個々の保存・非保存を設定したものである。ジョブ単位保存設定1701がONであればジョブデータを保存し、OFFであれば条件別保存設定に従う。
<実施例2における保存制御処理S1207の詳細(図18)>
本発明の実施例2における保存制御処理S1207の流れを、図18のフローチャートに示す。
実施例2における保存制御処理S1207は、実施例1における保存制御処理S1207とほぼ同じ処理であるが、一部異なる処理を行う。比較すると、実施例2における保存制御処理S1207は、実施例1における保存制御処理S1207の有さないステップS1801とS1802を有する。
S1801では、ジョブ管理部14に該当するジョブのジョブ単位保存設定1607を問い合わせる。ジョブ管理部14は該当するジョブのジョブ実行情報701のジョブ単位保存設定1701を返信する。
S1802では、S1801において取得したジョブ単位保存設定1701に従う。OFFであればS1401へと進み、保存条件に従う。ONであればS1405へと進み、ジョブデータを保存する。
<新規ジョブの投入画面の説明(図19)>
図19は、実施例2における新規ジョブの投入画面の一例である。新規ジョブの投入画面により、ジョブ単位保存設定1701の設定を行う。新規ジョブの投入画面の説明を、図19を用いて行う。
投入ファイルはエディットボックス1901にて指定される。ジョブを投入する先のプリンタはコンボボックス1902にて指定される。コンボボックス1902には予め登録されたプリンタの名前が表示される。ジョブチケットはエディットボックス1903にて指定される。
印刷設定ボタン1904が押されると、詳細な印刷設定を行う為のUIが表示される。
ジョブ名はエディットボックス1905にて、ユーザ名はエディットボックス1906にて任意の文字列が指定される。
出力方法はコンボボックス1907にて、「印刷」、「ホールド」、「ボックス保存」から指定される。
部数はエディットボックス1908にて任意の正整数が指定される。
印刷範囲はラジオボタン1909にて、「すべて」または「ページ指定」が選択される。
ジョブ単位保存設定は、チェックボックス1910にて指定される。チェックされていればジョブ単位保存設定はON、チェックが外れていればジョブ単位保存設定はOFFとなる。
「ジョブチケットを保存」ボタン1911が押されると、編集したジョブチケットを保存する。
OKボタン1912を押すと、ジョブが印刷装置へ投入される。
キャンセルボタン1913を押すと、ジョブを投入せずに画面を閉じる。
印刷システムの全体構成を示すシステム構成図の一例である。 図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図である。 本発明における印刷制御プログラムの構成を示す図である。 図6に示したジョブデータ保持部13、ジョブ管理部14と保存制御部15の持つ情報を示す図である。 図7に示したジョブ管理部14のもつ実施例1におけるジョブ実行情報701の一例を示す図である。 図7に示したジョブデータ保持部13のもつジョブ設定情報702の一例を示す図である。 図7に示した保存制御部のもつ条件定義情報704と条件別保存設定情報703の一例を示す図である。 情報処理装置101が印刷装置102、103から受信するジョブ終了通知の一例を示す図である。 第1の実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 図12に示したジョブの監視処理S1206の処理の流れを示すフローチャートである。 図12に示した保存制御処理S1207の処理の流れを示すフローチャートである。 図12に示した保存条件参照処理S1402の処理の流れを示すフローチャートである。 条件別保存設定を設定するUIの図である。 実施例2におけるジョブ実行情報701の一例を示す図である。 実施例2における保存制御処理S1207の処理の流れを示すフローチャートである。 ジョブ単位保存設定を指定することが可能な新規ジョブの投入画面である。
符号の説明
101 情報処理装置
102 印刷装置
303 本発明を実施した印刷制御プログラム
304 本発明を実施した印刷制御プログラムの関連データ
13 ジョブデータ保持部
14 ジョブ管理部
15 保存制御部
131 ジョブデータメモリ
141 ジョブ実行情報メモリ
151 保存設定情報メモリ

Claims (5)

  1. 印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能な情報処理装置であり、
    印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得する取得手段と、
    前記ジョブの出力方法を特定する特定手段と、
    ジョブの出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブデータを保存するか削除するかを定義した保存設定を記憶し、前記特定手段で特定された出力方法と前記取得手段により取得された終了結果に基づき前記保存設定を参照する参照手段と、
    前記参照手段により参照された保存設定にしたがって、送信した前記ジョブを保存または削除する保存制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. さらに、ジョブ単位で保存設定を指定する指定手段を有し、
    前記保存制御手段は、指定されたジョブ単位の保存設定においてジョブデータを保存することが指定されたときは前記ジョブを保存し、保存しないことが指定されたときは請求項1に記載の保存条件にしたがって前記ジョブを保存または削除することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能な情報処理装置におけるジョブ管理方法であり、
    印刷装置へジョブを送信するステップと、
    印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得するステップと、
    前記ジョブの出力方法を特定するステップと、
    特定された出力方法と取得された終了結果に基づき、出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブを保存するか削除するかを定義した保存条件を参照するステップと、
    参照された前記保存条件にしたがって、送信したジョブを保存または削除するステップと、
    を有することを特徴とするジョブ管理方法。
  4. さらに、ジョブ単位で保存設定を指定するステップを有し、
    指定されたジョブ単位の保存設定においてジョブデータを保存することが指定されたときは前記ジョブを保存し、保存しないことが指定されたときは請求項3に記載の保存条件にしたがって前記ジョブを保存または削除することを特徴とする請求項3記載の管理方法。
  5. 印刷装置へ送信したジョブを装置内に保存することが可能なにおけるジョブ管理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、該ジョブ管理方法は、
    印刷装置へジョブを送信するステップと、
    印刷装置から前記ジョブの終了結果を取得するステップと、
    前記ジョブの出力方法を特定するステップと、
    特定された出力方法と取得された終了結果に基づき、出力方法と終了結果の組み合わせに応じてジョブを保存するか削除するかを定義した保存条件を参照するステップと、
    参照された前記保存条件にしたがって、送信したジョブを保存または削除するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
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