JP2008123355A - パスワード設定のあるボックスのジョブ検索方法 - Google Patents

パスワード設定のあるボックスのジョブ検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 異なるパスワードの設定された複数のボックスに対してジョブ検索を行うときのパスワード入力の手間を削減することを目的とする。
【解決手段】 ボックスにパスワードが設定されているかを判定する手段と、パスワードのリストを用いてボックスに設定されているパスワードと一致するかを判定する手段と、パスワードのリスト内のパスワードとボックスに設定されているパスワードが一致しない場合にパスワードを入力する手段と、入力されたパスワードが、ボックスに設定されているパスワードと一致するかを判定する手段と、一致したパスワードをパスワードのリストに記憶する手段を有する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、パスワードが設定されたボックスを対象としたジョブ検索方法に関する特許である。
印刷装置にはジョブを保存する為の管理装置が組み込まれており、ジョブの再利用が可能となっている。ジョブの再利用を容易にするために、印刷システムにはジョブの検索機能が搭載されている。
ジョブを保存するジョブ管理装置の一種に、ボックスがある。ボックスは記憶領域を複数のキューに分けて、ジョブをキューごとに管理するものである。ボックスは各々にパスワードを設定することが可能である。パスワードの設定されているボックスを含むジョブ管理装置に保存されているジョブを検索するときには、一つ一つのボックスに対してパスワードの入力が求められる。パスワードが設定されているボックスが多く存在するボックスのジョブを検索するときにはパスワード入力にかかる手間が大きい。
そこで、パスワード入力の手間を軽減する方法として、特許文献1が知られている。
特許文献1には、パスワードが設定されているボックスに対して、「検索しない」、「パスワードの入力を求める」、「全て同じパスワードを適用する」などの処理を指定することができる。これにより、1つ1つのボックスにパスワードを入力する他に、パスワードが設定されていないボックスのみを検索したり、一つのパスワードをパスワードが設定されている全てのボックスに対して適用してアクセスを試みたりすることが可能となる。
特開2003-085179号公報
しかし、特許文献1の方法では、全てのボックスのアクセスに1つのパスワードを適用するため、異なるパスワードが設定されている複数ボックスに対してジョブ検索を行うときのパスワード入力の手間を削減することはできなかった。
上記課題を解決する為に本発明は、
ジョブ管理手段内のパスワードを各々に設定することが可能な一又は複数のキューに保持されているジョブを検索するジョブ検索方法であって、
前記ジョブ管理手段内の前記キューにパスワードが設定されているかを判定するパスワード設定判定手段と、
前記パスワード設定判定手段によりパスワードが設定されていると判定された場合にパスワードのリストを用いて前記キューに設定されているか否かを判定するパスワードリスト一致判定手段と、
前記パスワード一致判定手段により前記パスワードのリスト内のパスワードと前記キューに設定されているパスワードが一致しないと判定された場合にパスワードを入力するパスワード入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力された前記パスワードが、前記キューに設定されているパスワードと一致するかを判定するパスワード一致判定手段と、
前記パスワード一致判定手段により一致すると判定された前記パスワードを前記パスワードのリストに記憶するパスワード記憶手段
を有する。
異なるパスワードが設定されている複数ボックスに対して、1度のパスワード入力でジョブ検索を行うことができるため、操作性のよいボックスジョブの検索を行うことが可能となる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<システム構成>
図1は、本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図である。図1において、101は情報処理装置であるネットワークコンピュータで、ネットワークケーブルによって、ネットワーク104に接続される。後述する外部デバイスであるネットワークプリンタ(印刷装置)102、103と通信可能であり、ネットワーク104に接続されている複数の印刷装置を管理している。
構成としては、ネットワークコンピュータ101は、一般的な情報処理装置であり、印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。
さらに、本実施形態におけるネットワークコンピュータ101は、印刷要求が出された印字データを含むジョブを格納して印刷したり、ネットワークプリンタ102、103のステータスやジョブの各種情報を取得し、通知したりする機能を備えている。
102、103はネットワークプリンタであり、ネットワークインタフェースを介してネットワーク104と接続される。ネットワークプリンタ102、103は、ネットワークコンピュータから送信される印字データを含むジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して1ページ毎に印刷する。またネットワークプリンタ102、103は、ISO10175(DPA:Document Printing Application)で規定されているジョブの管理機能をネットワークコンピュータ101へ提供する事が可能である。
また、ネットワークコンピュータ101で実施される機能或いはその一部を、ネットワークプリンタ102、103或いはそのネットワークインタフェースカード上に持たせる構成としても良い。
104はネットワークであり、ネットワークコンピュータ101、ネットワークプリンタ102、103等と接続している。ネットワーク104は無線でも有線でもよい。
また、図中ではネットワークコンピュータ101は1台しか示されていないが実際には複数台のネットワークコンピュータが接続されていてもよい。ネットワークプリンタ102、103においても、実際には2台に限らず、1台または複数台のネットワークプリンタが接続されていてもよい。更に、このネットワークプリンタ102、103は、電子写真方式のレーザービームプリンタ/複写機/デジタル複合機/ファクシミリや、インクジェット方式のプリンタ/デジタル複合機など様々な記録方式の画像形成装置が適用されることはいうまでもない。
<情報処理装置の構成>
図2は情報処理装置の構成を示す図であり、図1に示したネットワークコンピュータ101のハードウェア構成を示すブロック図である。
200は情報処理装置の制御手段であるCPUであり、ハードディスク205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラムなどを実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイルなどを一時的に格納する制御を行う。
201は記憶手段であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラムなどのプログラム、文書管理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データなどの各種データを記憶する。
202は一時記憶手段であるRAMであり、CPU200の主メモリやワークエリアなどとして機能する。
203は記憶媒体読み込み手段としてのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
204は記憶媒体であるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)であり、情報処理装置が読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体である。
205は外部記憶手段のひとつであり、大容量メモリとしても機能するハードディスクであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、および関係プログラムなどを格納している。さらに、スプール手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段は、クライアントではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバではサーバスプーラのことである。
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザがネットワークコンピュータ101に対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタ102、103の状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、クライアントやプリントサーバである情報処理装置内のデータの流れを司るものである。209は入出力手段であるインタフェースであり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部デバイスとのデータのやり取りを行う。
<メモリマップなどの説明>
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
本実施形態では、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本ネットワークプリンタ制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカード等であってもよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶこともある。印刷制御プログラムは、クライアントにおいてジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序の変更を指示するための制御を行うプログラムを含む。また、印刷制御プログラムは、プリントサーバにおいて、ジョブの順序制御を行ったり、ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。また、このような制御を行う本実施形態の印刷制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールを別々に分けてもよい。或いは、一つの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアント用として機能したり、またはプリントサーバ用として機能したりするようにしてもよい。あるいは一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持つモジュールと、プリントサーバ用として機能するモジュールをともにインストールし、同時に、あるいは時分割で擬似的に平行動作させる構成をとることも可能である。
301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。302はオペレーティングシステム(OS)、303はネットワークプリンタ制御プログラムであり、それぞれRAM202上に確保された領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本実施形態のネットワークプリンタ制御プログラム303等を実行する際に利用される作業領域が確保されている。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。図4において、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、404はその関連データである。403のネットワークプリンタ制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施例では、クライアント、サーバ共、同様の構成をとっている。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示し、図2と同一の符号を付してある。同図において、FD204には、本実施形態で説明するネットワークプリンタ制御プログラム及び関係データを格納している。
<印刷制御システム>
図6は本発明を適用した情報処理装置上のネットワークプリンタ制御プログラム303および、関連データ304の論理構造を示すブロック図である。図において、101はネットワークコンピュータであり、ネットワークプリンタ102、103と、双方向通信が可能な通信ケーブル104によって、直接或いはインターネット・イントラネット等のネットワークを介して物理的或いは論理的に接続されている。
ネットワークコンピュータ101において、11はジョブ生成部であり、ワープロや表計算等のドキュメントから印刷装置に応じた形式のジョブデータに変換すると共に、データ送信管理部12にジョブデータを転送する。
12はデータ送信管理部であり、ジョブ生成部11で作成されたジョブデータをLPRやIEEE1284等の通信プロトコルを使用して順次ネットワークプリンタ102、103へ転送する。
13は表示手段であり、検索条件の指定や、ジョブ管理部内のキューのアクセスに必要なパスワードなどの入力を行う。また、検索処理を実行後に検索結果のジョブリストを表示する。
15はジョブ検索部であり、ネットワークプリンタ102、103上のジョブを検索するときには102、103上のジョブ抽出部29に、検索要求を発行する。検索要求には、検索条件が含まれる。ジョブ検索部15はプリンタ管理部16を介して、検索要求を外部デバイスに発行する。また、ジョブ検索部15は、ネットワークコンピュータ102、103上のジョブ管理部23上に構成されるキューに設定されているパスワードのリストや、キューと対応づけたパスワードのリスト、パスワードリストに設定されているマスターパスワードの情報を管理する。
16はプリンタ管理部である。プリンタ管理部16では、ネットワークに接続されているプリンタとプリンタ内のジョブ管理手段を管理している。
なお、ネットワークコンピュータ101上の何れかのコンポーネント或いはすべてのコンポーネント或いはそれらの一部機能はホストコンピュータ上に構成されるばかりではなく、プリンタ102、103上、或いはサーバコンピュータ等の他の情報処理装置上に構成されても逸脱することなく本発明を適用することが可能である。
プリンタ102、103において、21はデータ受信管理部であり、ネットワークコンピュータ101より入力される、ジョブデータ及び属性を受け取り管理する。このデータ受信管理部21は、コンピュータ101からのデータを受け取り一時的に貯えておくための受信バッファ211を備えている。
22は言語解析部である。ジョブデータの内容を詳しく解析し、その命令に従ってジョブ管理や描画出力等の関連する制御コマンドを実行する。ここでは、データ受信管理部21上の受信バッファ211からコマンド群を一つ一つ順番に受け取り、その内容をプリンタ制御言語の記述ルールに従って調査し、そのコマンドがどのような処理を要求しているかを判別する。
この判別の結果、そのコマンドがジョブの開始、終了宣言といったジョブ関係のコマンドであった場合や、用紙サイズ、枚数等、ステープル等のジョブ属性であった場合には、ジョブ管理部23に対して該当するジョブ管理命令を発行する。
そのコマンドが文字や図形やイメージなどの描画を指令するものであった場合には、描画出力部24に対して、該当する描画出力を指令する。
23はジョブ管理部である。ジョブ管理部23では、言語解析部22からのジョブ管理命令に従って、クライアントから送られてきたジョブの属性をジョブ単位にスケジュールし管理する。
ジョブ管理部23では、ジョブ管理部23上のジョブ情報管理メモリ231上にジョブ管理テーブルを保持し、ジョブ単位の制御を行っている。ジョブ管理テーブル上のジョブ情報は、ジョブ開始命令で初期化生成されジョブ終了命令で確定する。また、ジョブ終了命令を受け取ったか否かに係わらず、後続するジョブデータ或いは、ネットワークコンピュータ101からの指示により、ジョブ属性の変更や、スケジュール(印刷順序)の優先順位変更或いは印刷のキャンセル(ジョブデータの削除)等を行う事が可能である。ジョブ管理部23では実行するジョブのジョブ属性に応じて、使用する用紙や排紙ビンの選択命令をプリンタ制御部25に対して発行したり、プリンタ装置の状態をプリンタ制御部25経由で取得して実行中のジョブの状態を常に監視し、エラー発生時等、必要に応じて通知ステータスを生成する。また、図7に示すようにジョブ管理部23内には一又は複数のキュー701が構成される。ジョブ管理部23内のキュー701の各々にはパスワードを設定することが可能である。ジョブ管理部23は、各々のキュー701のパスワード設定有無を示すパスワード設定データ702と、各々のキュー701に設定されているパスワードの情報であるパスワードデータ703を有している。ジョブ管理部23は、各々のキュー701のパスワード設定有無をパスワード設定データ702によって判定したり、指定されたパスワードがキューのパスワードと一致するかをパスワードデータ703によって判定したりする。
24はプリンタ出力を行うための文字や図形やイメージなどの描画展開を行い出力するための描画出力部である。ここでは、言語解析部22からの描画出力命令に従って、該当する文字パターンを作成したり、図形の計算やイメージデータの展開処理などを行い、出力データ形式に展開した上で、プリンタエンジン26に送出する。
プリンタエンジン26は、例えばレーザビームプリンタエンジンなどのような装置で描画出力部24から受け取った出力展開データに従い、電子写真方式などの仕組みを用いて、実際のプリント出力処理を行う。
また、プリンタエンジン26は記録紙の残量検知手段を持ち、用紙がセットされていない場合には常に警告信号を後述のプリンタ制御部25へ送出している。また展開・印刷処理に際して用紙が無い場合には、プリンタドラム等の記録手段を停止させ割り込み等の手段でプリンタ制御部25へエラーを送出する。
プリンタ制御部25では、ジョブ管理部23からのプリンタ装置制御命令に従い、例えば使用する用紙の選択を行ったり、プリンタ装置の初期化などと言ったプリンタ装置の制御を行ったりする。またプリンタ制御部25では給紙カセットの状態やドアオープン、トナー無しなどプリンタ装置全般の状態を常時監視しており、必要に応じて他のコンポーネントへプリンタ装置の状態を通知している。
用紙残量やエラー状態など最新のプリンタ装置の状態は、プリンタ制御部25内に設けられた、プリンタ情報管理メモリ251内に保存されている。
27はステータス応答処理部である。ここでは、ジョブ管理部23から受け取ったステータス応答要求指令に従い、プリンタの内部形式で表現されたステータス通知を、ネットワークコンピュータ101で理解可能な外部表現へ変換し、ステータス応答情報を作成する。そしてのこの結果をデータ送信管理部28へ伝達する。
データ送信管理部28では、ステータス応答部27から返されたこのステータス応答情報を受け取ると、送信バッファなどに一時的に蓄え、通信手段104を経由してコンピュータ101に対して返信する。
29はジョブ抽出部であり、コンピュータ101上のジョブ検索部15の発行した検索要求に含まれる検索条件に従い、ジョブ管理部23からジョブを抽出する。そして、抽出したジョブのリストはデータ送信管理部28へ伝達する。
なお、印刷装置102、103上の何れかのコンポーネント或いはすべてのコンポーネント或いはそれらの一部機能はクライアントコンピュータ上や或いはサーバコンピュータ等の他の情報処理装置上に構成されても逸脱することなく本発明を適用することが可能である。
<実施形態>
まず、検索処理全体の流れを、図8のフローチャートを用いて説明する。
はじめにS801で、コンピュータ101上の表示部13にて検索条件の指定を行う。
表示部13に表示する検索条件指定ダイアログについて、図21を用いて説明する。
検索文字列指定部2101に文字列を入力する。
検索対象属性指定部2102にて、指定した文字列と比較を行いたい文字列型のジョブ属性を指定する。文字列型のジョブ属性には、「ジョブ名」、「ユーザ名」があげられる。
検索対象ジョブ管理部指定部により、ジョブの検索範囲となるジョブ管理手段を指定する。ジョブ管理手段は、「クライアントPC」、「ホールド(プリンタ)」、「ボックス(プリンタ)」を選択することで指定する(2103)。他には、プリンタを指定することで、プリンタ内のジョブ管理手段に限定する指定を行うことができる(2105)。
また、「ボックス」の検索を行うときには、「全てのボックス」、「お気に入りのみ」のいずれかを選択する(2104)。ボックスジョブ管理部23は、複数のボックス701(キュー)で構成されている。特定のボックス701をお気に入りとしてリスト(図22に例示)に登録する。図22の例では、BOX1、BOX2、BOX4が登録されている。「お気に入りのみ」を選択することで、お気に入りリストに登録されている特定のボックス701のみを検索対象として指定することができる。
つぎにS802にて、表示部13に検索結果として表示するための検索結果ジョブリストの初期化を行う。
S803では、ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15にてパスワードを記憶するためのパスワードリストの初期化を行う。
S804からS807のループでは、ネットワークプリンタ102、103上の各ジョブ抽出部29においてジョブの抽出を行い、ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15にて抽出結果をマージする。
ジョブ抽出処理S805の詳細は後述する。
S806にて、各ジョブ抽出部29が抽出したジョブのリストを、ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15が検索結果ジョブリストに追加する。
ジョブ抽出処理S805の詳細を、図9のフローチャートを用いて説明する。
S901においてネットワークプリンタ102、103上のジョブ抽出部29における検索条件にマッチするジョブのリストである抽出ジョブリストの初期化を行う。
S902からS910のループにおいて、ネットワークプリンタ102、103上のジョブ抽出部29は検索対象ボックス701の各々において検索処理を行う。
S903では、プリンタ102、103上のジョブ管理部23がパスワード設定データ702を用いて、ボックス701のパスワード設定の有無を判定する。パスワードが設定されていると判定されたときにはS904へと進み、パスワードが設定されていないと判定されたときにはS907へと進む。
図16にパスワード設定データ702の一例を示す。パスワード設定データ702はジョブ管理部23内の全ボックスについてパスワード設定の有無の情報を持つ。図16の例では、BOX1、BOX2、BOX4にパスワードが設定されており、BOX3、BOX5、BOX6にはパスワードが設定されていない。
つぎに、S904において、ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15が有するパスワードリストの中のパスワードが、ボックス701に設定されているパスワードと一致するかを判定する。
図18にパスワードリストの一例を示す。
パスワードリスト一致判定S904の詳細は、図10のフローチャートに示す。S1001からS1003のループにおいて、パスワードリスト内のパスワードとボックス701に設定されているパスワードが一致するかを判定する。
S1002において、プリンタ102、103上のジョブ管理部23は、パスワードデータ703を用いて、パスワードがボックス701に設定されているパスワードと一致するかを判定する。一致した場合には一致するパスワードをリストがもつとしてパスワードリスト一致判定を終了する。一致しなかった場合にはS1003へと進む。パスワードリスト内の全てのパスワードが一致しなかった場合には、一致するパスワードをリストがもたないとしてパスワードリスト一致判定を終了する。
パスワードデータの一例を図17に示す。図17の例では、BOX1に設定されているパスワードは“1111"、BOX2に設定されているパスワードは“2222”、BOX4に設定されているパスワードは“3333”である。パスワードの設定されていないボックスのパスワード欄には“−”が記されている。
BOX4を例にとると、BOX4に設定されているパスワード“3333”は、パスワードリストの3行目と一致する。
S905において、パスワードリスト一致判定S904の結果を判定する。パスワードリスト一致判定S904の判定結果が一致の場合はS908へと進み、不一致の場合はS906へと進む。
S906では、パスワード入力処理を行う。
パスワード入力処理S906の詳細を、図11のフローチャートを用いて説明する。
S1101において、コンピュータ101上の表示部13にてパスワードの入力をユーザに求める。
表示部13に表示するパスワード入力ダイアログについて、図23を用いて説明する。
ユーザはパスワード入力部2301にパスワードを入力し、OKボタン2302又はスキップボタン2303を押して、S1102へと進む。S1102において、押されたボタンがOKボタン2302だった場合はS1103へと進む。スキップボタン2303だった場合は、パスワード入力処理をキャンセルして終了する。
S1103において、ネットワークプリンタ102、103上のジョブ管理部23が入力されたパスワードとボックス701のパスワードとが一致するかを判定する。一致すると判定された場合にはS1104へと進み、一致しないと判定された場合にはS1101へ戻り、パスワードの入力を再度求める。
つづくS1104では、S1103にてボックス701に設定されているパスワードと一致すると判定されたパスワードを、ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15がパスワードリストに追加保存する。
S907は、パスワード入力処理S906が完了しているか又はキャンセルされたかを判定する。完了している場合はS908へと進み、キャンセルされた場合はS910へと進む。
S908では、ネットワークプリンタ102、103上のジョブ抽出部29が各ボックス内の検索処理を行い、S909で各ボックス内のジョブ検索結果を検索結果リストに追加する。
第1の実施形態では、1つのパスワードリストを用いており、検索処理の度に初期化を行っていた。しかし、パスワードリストを複数保存し、次回以降の検索処理にパスワードリストを選択して利用してもよい。パスワードリストを選択する際には、マスターパスワードの入力を求める。ネットワークコンピュータ101上のジョブ検索部15において、パスワードリストに設定したマスターパスワードを保持する。本発明の第2の実施形態における検索処理全体の流れを、図12のフローチャートに示す。図12のフローチャートは、第1の実施形態のフローチャートである図8とほぼ同じ処理の流れである。第2の実施形態と第1の実施形態における相違点をあげる。第2の実施形態では、パスワードリスト初期化処理S803を有さず、パスワードリスト選択処理S1201を有する。
パスワードリスト選択処理S1201の詳細を、図13のフローチャートを用いて説明する。
まず、S1301において、パスワードリストの利用に必要なマスターパスワードを入力する。マスターパスワードを入力するマスターパスワード入力ダイアログを図19に示す。マスターパスワード入力部1901にマスターパスワードを入力し、OKボタン1902又はキャンセルボタン1903を押して、S1302へと進む。
S1302においては、OKボタン2502とキャンセルボタン2503のキャンセルボタン2503のいずれが押されたかを判断する。OKボタン2502が押された場合はS1303へと進み、キャンセルボタン2503が押された場合はパスワードリスト選択処理をキャンセルして終了する。
S1303では、コンピュータ101上のジョブ検索部15が、S1301にて入力されたマスターパスワードとパスワードリストに設定されているマスターパスワードが一致するかを判定する。一致すると判定された場合にはS1304へと進み、一致しないと判定された場合はS1301へ戻り、マスターパスワードの入力を再度求める。
S1304では、コンピュータ101上の表示部13にて利用したいパスワードリストを選択する。
表示部13にて表示するパスワードリスト選択ダイアログを図24に示す。パスワードリスト一覧2401から利用したいパスワードリストを選択し、OKボタン2402を押して、パスワード選択処理を終了する。参照ボタン2403を押すことで、パスワードリストの中身を確認できる。
第1の実施形態、第2の実施形態においては、パスワードリストにはパスワードのみが記憶される。しかし、パスワードリストに、パスワードをボックス701に対応付けて記憶してもよい。また、パスワードリストはコンピュータ101上のジョブ検索部15にて管理しているので、ボックス701と対応付けたパスワードリストは印刷装置別にしてもよいし、異なる印刷装置上のボックス701を混在させてもよい。
パスワードとボックス701を対応付けたパスワードリストの一例を図20に示す。図20の例では、BOX1−プリンタAに対応付けられているパスワードは“1111”、BOX2−プリンタAに対応付けられているパスワードは“2222”、BOX5−プリンタBに対応付けられているパスワードは“5555”である。図20の対応付けパスワードリストは、プリンタAとプリンタBのボックス701を混在させている。
本発明の第3の実施形態におけるジョブ抽出処理S805の処理の流れを、図14のフローチャートに示す。図14のフローチャートは、第1の実施形態及び第2の実施形態におけるジョブ抽出処理S805のフローチャートである図9とほぼ同じ処理の流れである。第3の実施形態と第2の実施形態における相違点をあげる。第3の実施形態では、パスワードリスト一致判定S905を有さず、代わりに、対応付けパスワード一致判定S1401を有する。さらに対応付けパスワード一致判定S1401により、不一致と判定された場合は、そのボックス701をスキップして、S910へと進む。
対応付けパスワード一致判定S1401の詳細を、図15のフローチャートに示す。
S1501において、対応付けパスワードリストに、ボックス701に対応付けられたパスワードが存在するか判断する。対応付けられたパスワードがある場合はS1502へと進み、ない場合は対応付けパスワードに一致するパスワードがなかったとして対応付けパスワード一致判定を終了する。
S1502において、対応付けられたパスワードとボックス701に設定されているパスワードが一致するかを判定する。一致すると判定された場合は対応付けパスワードリストに一致するパスワードがあったとして、一致しないと判定された場合は対応付けパスワードリストに一致するパスワードがなかったとして、対応付けパスワードリスト一致判定を終了する。
本発明の印刷システムの構成を示すシステム構成図である。 図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図である。 本発明におけるジョブ検索プログラムの構成を示す図である。 ボックスジョブ管理部の構成を示す図である。 第1の実施形態における検索処理全体の処理の流れを示すフローチャートである。 図8に示したジョブ抽出処理S805の処理の流れを示すフローチャートである。 図9に示したパスワードリスト一致判定S904の処理の流れを示すフローチャートである。 図9に示したパスワード入力処理S906の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態における検索処理全体の流れを示すフローチャートである。 図12に示したパスワードリスト選択処理S1201の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるジョブ抽出処理S805の処理の流れを示すフローチャートである。 図14に示した対応付けパスワード一致判定S1401の処理の流れを示すフローチャートである。 図6に示したジョブ管理部23の有するパスワード設定データ702の一例を示す図である。 図6に示したジョブ管理部23の有するパスワードデータ703の一例を示す図である。 パスワードリストの一例を示す図である。 マスターパスワードの入力を求めるマスターパスワード入力ダイアログの図である。 対応づけパスワードリストの一例を示す図である。 検索条件の指定を求める検索条件指定ダイアログの図である。 特定のボックスをお気に入りとして登録したお気に入りボックスリストの一例である。 パスワードの入力を求めるパスワード入力ダイアログの図である。 利用するパスワードリストを選択するパスワードリスト選択ダイアログの図である。
符号の説明
101 ネットワークコンピュータ
102 ネットワークプリンタ
303 本発明を実施したプリンタ制御プログラム
304 本発明を実施したネプリンタ制御プログラムの関連データ
15 ジョブ検索部
23 ジョブ管理部
29 ジョブ抽出部
701 ボックス
702 パスワード設定データ
703 パスワードデータ

Claims (4)

  1. ジョブ管理手段内のパスワードを各々に設定することが可能な一又は複数のキューに保持されているジョブを検索するジョブ検索方法であって、
    該ジョブ検索方法は、
    前記ジョブ管理手段内の前記キューにパスワードが設定されているかを判定するパスワード設定判定手段と、
    前記パスワード設定判定手段によりパスワードが設定されていると判定された場合にパスワードのリストを用いて前記キューに設定されているか否かを判定するパスワードリスト一致判定手段と、
    前記パスワード一致判定手段により前記パスワードのリスト内のパスワードと前記キューに設定されているパスワードが一致しないと判定された場合にパスワードを入力するパスワード入力手段と、
    前記パスワード入力手段により入力された前記パスワードが、前記キューに設定されているパスワードと一致するかを判定するパスワード一致判定手段と、
    前記パスワード一致判定手段により一致すると判定された前記パスワードを前記パスワードのリストに記憶するパスワード記憶手段
    を有することを特徴とするジョブ検索方法。
  2. 請求項1に記載されたジョブ検索方法であって、
    さらに、
    マスターパスワードを設定して、前記パスワード記憶手段により前記パスワードを記憶した前記パスワードのリストを複数保存するパスワードリスト保存手段と、
    前記パスワードリスト保存手段により保存した前記パスワードのリストに設定したマスターパスワードを入力するマスターパスワード入力手段と、
    前記マスターパスワード入力手段により入力された前記マスターパスワードと、前記パスワードリスト保存手段により前記パスワードリストに設定された前記マスターパスワードが一致するかを判定するマスターパスワード一致判定手段
    を有することを特徴とするジョブ検索方法。
  3. 請求項1又は2に記載されたジョブ検索方法であって、
    前記パスワード記憶手段は、
    前記パスワード一致判定手段により一致すると判定された前記パスワードと、前記キューを対応付けてリストに記憶する対応付けパスワード記憶手段
    を有し、
    さらに、
    前記対応付けパスワード記憶手段により記憶された前記パスワードが、対応付けられている前記キューのパスワードと一致するかを判定する対応付けパスワードリスト一致判定手段と、
    前記対応付けパスワード記憶手段によりパスワードが対応付けられていない前記キューはスキップするキュースキップ手段
    を有することを特徴とするジョブ検索方法。
  4. 請求項1乃至3に記載の
    前記ジョブ管理装置内の前記キューは印刷装置のボックスであること
    を特徴とするジョブ検索方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104966017A (zh) * 2015-07-13 2015-10-07 广东欧珀移动通信有限公司 一种密码输入保护系统和方法

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