JP2008274909A - エンジンのポンプ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの冷間始動時などのウォータポンプの駆動停止を可能とし、かつオイルポンプおよびウォータポンプの双方の要求流量を満たすことができるエンジンのポンプ駆動装置を提供する。
【解決手段】エンジン1を冷却する冷却水を送給するウォータポンプ21と、エンジン1にオイルを送給するオイルポンプ22とを単一のモータ23により駆動するようにしたエンジンのポンプ駆動装置を前提とする。そして、オイルポンプ22を、モータ23の出力軸231に連結している一方、ウォータポンプ21を、モータ23の出力軸231からの駆動力を断接可能とする電磁クラッチ4と、モータ23の出力軸231の回転数を減速させる減速ギヤ機構3とを介してモータ23の出力軸231に連結している。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン1を冷却する冷却水を送給するウォータポンプ21と、エンジン1にオイルを送給するオイルポンプ22とを単一のモータ23により駆動するようにしたエンジンのポンプ駆動装置を前提とする。そして、オイルポンプ22を、モータ23の出力軸231に連結している一方、ウォータポンプ21を、モータ23の出力軸231からの駆動力を断接可能とする電磁クラッチ4と、モータ23の出力軸231の回転数を減速させる減速ギヤ機構3とを介してモータ23の出力軸231に連結している。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンのポンプ駆動装置に関し、詳しくは互いに要求流量が異なる電動式ポンプを単一のモータにより駆動するものに係る。
従来より、互いに要求流量が異なる電動式ポンプ、つまりエンジンを冷却する冷却水を送給する電動式ウォータポンプと、エンジンに潤滑油を送給する電動式オイルポンプとを、単一のモータの出力軸にそれぞれ連結して該モータにより駆動するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、エンジンの冷間始動時に電動式ウォータポンプの駆動(回転)を停止させて、暖機性能を高めたいといった要求がある。その場合、上記従来のもののように、電動式ウォータポンプと電動式オイルポンプとが単一のモータの出力軸に連結されていると、電動式ウォータポンプおよび電動式オイルポンプが共にモータの回転数と同じ回転数で回転することになる。そのため、エンジンの冷間始動時に不要な電動式ウォータポンプを駆動させることによるモータの駆動力損失によって燃費が悪化することになる。しかも、エンジンの冷間始動時に電動式ウォータポンプから送給される冷却水によってエンジンの暖機に遅れが生じるばかりでなく触媒の暖機にも遅れが生じる。更に、エンジンの暖機遅れに伴って潤滑油の粘度も低くなり難い上、フリクションの低下による燃費の悪化も懸念され、エミッションの悪化を招くことになる。
そこで、電動式ウォータポンプの駆動軸に設けたプーリと、電動式オイルポンプの駆動軸に設けたプーリと、モータの出力軸に設けたプーリとをベルトを介して動力伝達可能に連結するとともに、電動式ウォータポンプの駆動軸に、プーリおよびベルトを介して伝達されるモータからの駆動力を断接可能とするクラッチを設け、エンジンの冷間始動時などにクラッチを遮断することで、電動式ウォータポンプの駆動(回転)を停止し、モータの駆動力損失およびフリクションの低下による燃費の悪化を防止しつつ、エンジンおよび触媒の暖機性能を高めるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−147127号公報
特開2004−176623号公報
ところが、上記後者のものでは、クラッチなどの駆動力断接機構により電動式ウォータポンプの駆動軸に対するモータからの駆動力の断接が行えるものの、電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの要求する流量(送給量)に差があるため、モータからの出力が電動式オイルポンプが要求する流量に見合った回転数に設定されていると、電動式ウォータポンプが要求する流量が過不足し、電動式ウォータポンプの要求に応えることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの冷間始動時などの電動式ウォータポンプの駆動停止を可能とし、かつ電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの双方の要求流量を満たすことができるエンジンのポンプ駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、エンジンに冷却水を送給する電動式ウォータポンプと、上記エンジンに潤滑油を送給する電動式オイルポンプとを単一のモータにより駆動するようにしたエンジンのポンプ駆動装置を前提とする。そして、上記電動式オイルポンプを、上記モータの出力軸に連結している一方、上記電動式ウォータポンプを、上記出力軸からの駆動力を断接可能とする駆動力断接機構と、上記出力軸の回転数を増減可能とする回転数増減機構とを介して上記モータの出力軸に連結している。
この特定事項により、電動式オイルポンプが連結されたモータの出力軸と電動式ウォータポンプとの間には、モータの出力軸からの駆動力を断接可能とする駆動力断接機構、およびモータの出力軸の回転数を増減可能とする回転数増減機構が設けられているので、エンジンの冷間始動時などに駆動力断接機構によりモータの出力軸からの駆動力を遮断することで、電動式ウォータポンプの駆動(回転)を停止して暖機性能を高めることが可能となる。
一方、暖機の完了後などに駆動力断接機構によりモータの出力軸からの駆動力を接続し、モータの出力軸から電動式ウォータポンプに伝達される回転数を回転数増減機構により増減させることで、電動式ウォータポンプが要求する流量が確保される。これにより、電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの要求する流量(送給量)に差があっても、その両ポンプの要求流量の差が回転数増減機構による回転数の増減により解消され、電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの双方の要求流量を満たすことが可能となる。
より具体的には、以下の構成が挙げられる。つまり、上記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、このエンジン回転数検出手段により検出されたエンジンの回転数に応じて上記モータの目標回転数を決定するモータ目標回転数決定手段と、上記モータ目標回転数決定手段により決定された目標回転数に応じて上記モータの実回転数をフィードバック制御する制御手段とを備えている。
この特定事項により、駆動力断接機構によるモータの出力軸からの駆動力の断接によりモータの負荷が変動して実回転数が変動しても、モータの実回転数は、エンジンの回転数に応じて決定されたモータの目標回転数に応じてフィードバック制御され、速やかに元の回転数に収束する。
また、より具体的には、以下の構成が挙げられる。つまり、上記モータの目標回転数に応じた上記モータの目標トルクを、上記電動式ウォータポンプに対し上記出力軸からの駆動力が上記駆動力断接機構により接続されている状態と、上記電動式ウォータポンプに対し上記出力軸からの駆動力が上記駆動力断接機構により遮断されている状態とに応じてそれぞれ決定するモータ目標トルク決定手段を備え、上記駆動力断接機構による出力軸からの駆動力の断接を行う際に、上記モータ目標トルク決定手段により決定された断接前のモータの目標トルクを上記モータ目標トルク決定手段により決定された断接後のモータの目標トルクに切り換え、この切り換えられた断接後のモータの目標トルクに応じて上記モータの目標回転数をフィードフォワード制御している。
この特定事項により、駆動力断接機構によるモータの出力軸からの駆動力の断接によりモータの実回転数が変動する際に、断接前のモータの目標トルクから切り換えた断接後のモータの目標トルクに応じてモータの目標回転数がフィードフォワード制御されるので、駆動力断接機構の断接により略不連続に大きく変化するモータの実回転数の変化が事前に回避され、このモータの実回転数の略不連続な変化によって発生していたモータ音や振動などによる運転者への不快感が解消される。しかも、エンジンの回転数が変動する加減速時などにおいても駆動力断接機構の断接によってモータの実回転数が略不連続に大きく変化することが抑制され、加減速時などにおけるモータの実回転数の制御精度の悪化を未然に防止することが可能となる。
また、より具体的には、以下の構成が挙げられる。つまり、冷却水の温度変化に応じた粘度および潤滑油の温度変化に応じた粘度をそれぞれ決定する粘度決定手段と、上記粘度決定手段により決定された冷却水の粘度に基づいてモータの目標トルクを補正する補正係数を決定する冷却水粘度補正係数決定手段と、上記粘度決定手段により決定された潤滑油の粘度に基づいてモータの目標トルクを補正する補正係数を決定する潤滑油粘度補正係数決定手段とを備え、上記制御手段は、上記冷却水粘度補正係数決定手段および上記潤滑油粘度補正係数決定手段により決定された補正係数によってモータの目標トルクを補正している。
この特定事項により、冷却水の温度変化に応じた粘度に基づく補正係数および潤滑油の温度変化に応じた粘度に基づく補正係数によってモータの目標トルクが補正されるので、冷却水および潤滑油の温度変化に応じた粘度変化によるモータの負荷の変化が反映され、制御手段によるモータの実回転数の制御精度を向上させることが可能となる。その上、駆動力断接機構の断接によるモータの実回転数の変化もスムーズに抑制され、このモータの実回転に伴うモータ音や振動などによる運転者への不快感もより一層解消される。
そして、電動式ウォータポンプ、電動式オイルポンプおよびモータのエンジンへの組み付けを特定するものとして以下の構成が挙げられる。つまり、上記電動式ウォータポンプと上記電動式オイルポンプと上記モータとを、単一のブラケットに一体的に設け、このブラケットを上記エンジンに取り付けることによってエンジンに対する組み付けを行っている。
この特定事項により、電動式ウォータポンプ、電動式オイルポンプおよびモータをサブアッセンブリしたものがエンジンに簡単に組み付けられ、エンジンの生産性が飛躍的に向上する。その上、電動式ウォータポンプ、電動式オイルポンプおよびモータの組み付け工数の削減に伴ってポンプ周りの冷却水および潤滑油の洩れといった品質低下が防止され、電動式ウォータポンプ、電動式オイルポンプおよびモータの品質の向上を図ることが可能となる。
更に、より具体的には、以下の構成が挙げられる。つまり、上記ブラケットに、上記モータへの電源を変換するインバータも一体的に設け、上記インバータに、上記電動式ウォータポンプからの冷却水をダイレクトに送給している。
この特定事項により、ブラケットにインバータも取り付けられ、エンジンコンパートメント内でのインバータの取付スペースを考慮する必要がなくなって、インバータの組付性の向上を図ることが可能となる。
しかも、電動式ウォータポンプからの冷却水がインバータにダイレクトに送給されているので、インバータの冷却効率を高めることが可能となる上、インバータへの冷却水経路を別途外部に設ける必要がなくなってインバータ周りを簡素なものにすることが可能となる。
以上、要するに、電動式オイルポンプを連結したモータの出力軸と電動式ウォータポンプとの間に、駆動力断接機構および回転数増減機構を設けることで、エンジンの冷間始動時などに駆動力断接機構によりモータの出力軸からの駆動力を遮断して、電動式ウォータポンプの駆動停止により暖機性能を高めることができる。一方、暖機の完了後などに駆動力断接機構によりモータの出力軸からの駆動力を接続すると共に電動式ウォータポンプに伝達される回転数を回転数増減機構により増減させて電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの要求回転差を回転数増減機構により解消し、電動式ウォータポンプの要求流量を確保して、電動式オイルポンプおよび電動式ウォータポンプの双方の要求流量を満たすことができる。
以下、本発明の実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のエンジンのポンプ駆動装置を概略的に示しており、このエンジン1の一側面には、エンジン1を冷却する冷却水を送給する電動式のウォータポンプ21と、エンジン1に潤滑油としてのオイルを送給する電動式のオイルポンプ22と、単一のモータ23とが組み付けられている。
上記モータ23は、電動式のものであって、エンジン1の一側面における後側(図1では右側)寄りの上下方向中央付近に設けられている。このモータ23には出力軸231が前方(図1では左方)に向かって突設され、この出力軸231に上記オイルポンプ22が連結されている。つまり、オイルポンプ22は、エンジン1の一側面における中央部位付近に設けられ、モータ23の出力軸231からの出力(回転)により駆動するように連結されている。この場合、モータ23の出力軸231は、オイルポンプ22を貫通してさらに前方に延びている。
上記オイルポンプ22の前方には、第1ギヤ31が設けられている。この第1ギヤ31は、エンジン1の一側面における前側寄りの上下方向中央付近においてモータ23の出力軸231と同軸上に配された軸32の前端に回転一体に連結されている。
上記ウォータポンプ21は、エンジン1の一側面における略中央寄りの下部位置に設けられている。上記ウォータポンプ21にはポンプ軸211が前方に向かって突設され、このポンプ軸211の前端には、第2ギヤ33が回転一体に連結されている。
そして、上記モータ23の出力軸231の前端と、上記軸32の後端との間には、モータ23の出力軸231からの駆動力を断接可能とする駆動力断接機構としての電磁クラッチ4が設けられている。また、上記軸32の前端の第1ギヤ31と、上記ウォータポンプ21のポンプ軸211の前端の第2ギヤ33とは互いに噛み合っている。第2ギヤ33は第1ギヤ31よりも大径に形成されており、この2つのギヤ31,33によって、モータ23の出力軸231からの回転数を減速する回転数増減機構としての減速ギヤ機構3が構成されている。この場合、ウォータポンプ21は、電磁クラッチ4と減速ギヤ機構3とを介してモータ23の出力軸231に連結されている。
上記モータ23、電磁クラッチ4および減速ギヤ機構3は、CPUを備えた制御手段としてのエンジンECUにより制御されている。このエンジンECUには、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数検出手段としての回転数センサからの検出信号と、エンジン1を冷却する冷却水の温度を検出する水温センサからの検出信号とが入力されている。また、エンジンECUは、図2に示すように、上記回転数センサにより検出されたエンジン1の回転数Neに応じて上記モータ23の目標回転数Nmを決定するモータ目標回転数決定手段としてのモータ目標回転数決定マップを備えている。そして、エンジンECUでは、上記モータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じて上記モータ23の実回転数をフィードバック制御している。
次に、電磁クラッチ4を断接した際のエンジンECUによるモータ23の制御の流れを図3のフローチャートに沿って説明する。
まず、図3のフローチャートのステップST1において、回転数センサにより検出したエンジン1の回転数Neを取得する。次いで、ステップST2において、モータ目標回転数決定マップよりエンジン1の回転数Neに応じたモータ23の目標回転数Nmを読み込む。それから、ステップST3において、水温センサにより検出した冷却水の温度Twを取得する。
その後、ステップST4において、上記ステップST3で取得した冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hot(例えば80°C)よりも低いか否かを判定する。この ステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hotよりも高いNOの場合には、ステップST5において、電磁クラッチフラグをONにして、ステップST6に進む。このステップST6では、上記ステップST5で電磁クラッチフラグがONとなるために、電磁クラッチ4を駆動実行とする。つまり、電磁クラッチ4を接続する。
しかる後、ステップST7において、モータ23の出力軸231からの駆動力を減速ギヤ機構3(第1ギヤ31および第2ギヤ33)を介して減速させた状態でウォータポンプ21に伝達するとともに、モータ23の実回転数をモータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じてフィードバック制御する。
一方、上記ステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hotよりも低いYESの場合には、ステップST8において、電磁クラッチフラグをOFFにして、上記ステップST6に進む。このとき、ステップST6では、上記ステップST8で電磁クラッチフラグがOFFとなるために、電磁クラッチ4を駆動不実行とする。つまり、電磁クラッチ4を遮断する。
このように、上記実施例1では、オイルポンプ22が連結されたモータ23の出力軸231とウォータポンプ21との間には、モータ23の出力軸231からの駆動力を断接可能とする電磁クラッチ4、およびモータ23の出力軸231の回転数を減速する減速ギヤ機構3が設けられているので、エンジン1の冷間始動時(例えば、冷却水の温度が80度以下であるとき)などに電磁クラッチ4の駆動不実行によりモータ23の出力軸231からの駆動力を遮断することで、ウォータポンプ21の駆動(回転)を停止して暖機性能を高めることができる。
一方、暖機の完了後(例えば、冷却水の温度が80度以上となった後)などに電磁クラッチ4の駆動実行によりモータ23の出力軸231からの駆動力を接続し、モータ23の出力軸231からウォータポンプ21に伝達される回転数を減速ギヤ機構3により減速させることで、ウォータポンプ21が要求する流量が確保される。これにより、オイルポンプ22およびウォータポンプ21の要求する流量(送給量)に差があっても、その両ポンプ21,22の要求流量の差が減速ギヤ機構3による回転数の減速により解消され、オイルポンプ22およびウォータポンプ21の双方の要求流量を満たすことができる。
また、エンジンECUのモータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じてモータ23の実回転数がフィードバック制御されているので、電磁クラッチ4によるモータ23の出力軸231からの駆動力の断接によりモータ23の負荷が変動して実回転数が変動しても、エンジン1の回転数Neに応じて決定されたモータ23の目標回転数Nmに応じてモータ23の実回転数がフィードバック制御されて速やかに元の回転数に収束させることができる。
次に、本発明の実施例2を図4ないし図7に基づいて説明する。
この実施例では、エンジンECUによるモータ23の制御精度をより高める制御が付加されている。なお、本実施例における各構成要件については、上記実施例1の場合と同じであり、同一部分については同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
すなわち、この実施例2では、図4に示すように、エンジンECUは、モータ目標トルク決定手段としてのモータ目標トルク決定マップを備えている。このモータ目標トルク決定マップでは、ウォータポンプ21に対しモータ23の出力軸231からの駆動力が電磁クラッチ4により接続されている状態での特性(図4に破線で示す)と、ウォータポンプ21に対しモータ23の出力軸231からの駆動力が電磁クラッチ4により遮断されている状態での特性(図4に実線で示す)とに応じてモータ23の目標回転数Nmに応じたモータ23の目標トルクTRmがそれぞれ決定される。
そして、エンジンECUでは、電磁クラッチ4によるモータ23の出力軸231からの駆動力の断接を行う際に、上記モータ目標トルク決定マップによりそれぞれ決定された、断接前のモータ23の目標トルクTRm#OFF(またはTRm#ON)を断接後のモータ23の目標トルクTRm#ON(またはTRm#OFF)に近付けるように、モータ23の目標回転数Nmをフィードフォワード制御している。
次に、電磁クラッチ4を断接した際のエンジンECUによるモータ23の制御の流れを図5のフローチャートに沿って説明する。なお、ステップST1ないしステップST4は、図3のフローチャートのステップST1ないしステップST4と同じであるので、同一のステップ番号を付してその詳細な説明は省略する。
図5のフローチャートのステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hot(例えば80°C)よりも高いNOの場合には、ステップST11において、モータ目標トルク決定マップによりそれぞれモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、断接後となる接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONおよび断接前となる遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFのうち、接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONを遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFに代えて読み込む。その後、ステップST12において、電磁クラッチフラグをONにして、ステップST13に進む。このステップST13では、上記ステップST12で電磁クラッチフラグがONとなるために、電磁クラッチ4を駆動実行(接続)させる。
しかる後、ステップST14において、上記ステップST11で読み込んだ接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONに近付くように目標回転数Nmがフィードフォワード制御されたモータ23の出力軸231からの駆動力を減速ギヤ機構3(第1ギヤ31および第2ギヤ33)を介して減速させた状態でウォータポンプ21に伝達するとともに、モータ23の実回転数をモータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じてフィードバック制御する。
一方、上記ステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hotよりも低いYESの場合には、ステップST15において、モータ目標トルク決定マップによりそれぞれモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、断接前となる遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFを読み込む。その後、ステップST16において、電磁クラッチフラグをOFFにして、ステップST13に進む。
この場合、ステップST4において、所定の冷却水の温度Tw#hotよりも高かった冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hotよりも低くなったと判定されたときは、ステップST15に進んで、モータ目標トルク決定マップによりそれぞれモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、断接前となる接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONおよび断接後となる遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFのうち、遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFを接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONに代えて読み込む。その後、ステップST16において、電磁クラッチフラグをOFFにして、ステップST13に進む。このステップST13では、上記ステップST16で電磁クラッチフラグがOFFとなるために、電磁クラッチ4を駆動不実行(遮断)させる。しかる後、ステップST14において、上記ステップST15で読み込んだ遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFに応じて目標回転数Nmがフィードフォワード制御されたモータ23の出力軸231からの駆動力をオイルポンプ22にのみ伝達するとともに、モータ23の実回転数をモータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じてフィードバック制御する。
このように、上記実施例2では、電磁クラッチ4によるモータ23の出力軸231からの駆動力の断接によりモータ23の実回転数が変動する際に、断接前のモータ23の目標トルクTRm#OFF(またはTRm#ON)から切り換えた断接後のモータの目標トルクTRm#ON(またはTRm#OFF)に応じてモータ23の目標回転数Nmがフィードフォワード制御されるので、図6に細線で示すように、電磁クラッチ4の断接により略不連続に大きく変化するモータ23の実回転数の変化が、図6に太線で示すように、モータ23の目標回転数Nm(図6に破線で示す)に沿って事前に回避され、このモータ23の実回転数の略不連続な変化によって発生していたモータ音や振動などによる運転者への不快感を解消することができる。
しかも、エンジン1の回転数Neが変動する加減速時などにおいても、図7に細線で示すように、電磁クラッチ4の断接によってモータ23の実回転数が略不連続に大きく変化することが、図7に太線で示すように、モータ23の目標回転数Nm(図7に破線で示す)に沿って事前に抑制され、モータ23の実回転数の制御精度の悪化を未然に防止することができる。
次に、本発明の実施例3を図8ないし図10に基づいて説明する。
この実施例では、エンジンECUによるモータ23の制御精度をより高める制御がさらに付加されている。なお、本実施例における各構成要件については、上記実施例1の場合と同じであり、同一部分については同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
すなわち、この実施例3では、図8に示すように、エンジンECUは、粘度決定手段としての動粘度決定マップを備えている。この動粘度決定マップでは、冷却水の温度変化に応じた動粘度(図8に実線で示す)と、オイルの温度変化に応じた動粘度(図8に実線で示す)とがそれぞれ決定される。
また、図9に示すように、エンジンECUは、冷却水粘度補正係数決定手段および潤滑油粘度補正係数決定手段としての粘度補正係数決定マップを備えている。この粘度補正係数決定マップでは、上記粘度決定マップにより決定された冷却水の粘度に基づいてモータ23の目標トルクTRmを電磁クラッチ4による駆動力の接続時に補正するモータトルク補正係数k#w(図9に破線で示す)と、上記粘度決定マップにより決定されたオイルの粘度に基づいてモータ23の目標トルクTRmを補正するモータトルク補正係数k#oil(図9に実線で示す)とがそれぞれ決定される。
そして、エンジンECUは、電磁クラッチ4によるモータ23の出力軸231からの駆動力の断接を行う際に、上記粘度補正係数決定マップにより決定されたモータトルク補正係数k#w,k#oilによってモータ23の目標トルクTRm(TRm#ONまたはTRm#OFF)を補正している。
次に、電磁クラッチ4を断接した際のエンジンECUによるモータ23の制御の流れを図10のフローチャートに沿って説明する。なお、ステップST1ないしステップST4は、図3のフローチャートのステップST1ないしステップST4と同じであるので、同一のステップ番号を付してその詳細な説明は省略する。
図10のフローチャートのステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hot(例えば80°C)よりも高いNOの場合には、ステップST21において、モータ目標トルク決定マップによりモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、断接後となる接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONを読み込む。次いで、ステップST22において、モータ目標トルク決定マップによりモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、断接前となる遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFを読み込む。
その後、ステップST23において、粘度決定マップより冷却水の温度変化に応じて決定したオイルの動粘度に基づいてモータ23の目標トルクTRmを補正するオイルのモータトルク補正係数k#oilを決定する。次いで、ステップST24において、粘度決定マップより冷却水の温度変化に応じて決定した冷却水の動粘度に基づいてモータ23の目標トルクTRmを補正する冷却水のモータトルク補正係数k#wを決定する。
しかる後、ステップST25において、上記ステップST21において読み込んだモータ23の目標トルクTRmを補正して補正目標トルクTRm#hを算出する。具体的には、遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFとオイルのモータトルク補正係数k#oilとの積と、接続時のモータ23の目標トルクTRm#ONと遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFとの差と冷却水のモータトルク補正係数k#wとの積との和により、モータ23の目標トルクTRmを補正した補正目標トルクTRm#hを算出する。この場合、目標目標トルクTRm#hの算出式としては、TRm#h=TRm#OFF×k#oil+(TRm#ON−TRm#OFF)×k#wを用いる。
その後、ステップST26において、電磁クラッチフラグをONにして、ステップST27に進む。このステップST27では、上記ステップST26で電磁クラッチフラグがONとなるために、電磁クラッチ4を駆動実行(接続)させる。しかる後、ステップST28において、上記ステップST25において補正した接続時のモータ23の目標トルクTRm#hに近付くように目標回転数Nmがフィードフォワード制御されたモータ23の出力軸231からの駆動力を減速ギヤ機構3(第1ギヤ31および第2ギヤ33)を介して減速させた状態でウォータポンプ21に伝達するとともに、モータ23の実回転数をモータ目標回転数決定マップにより決定された目標回転数Nmに応じてフィードバック制御する。
一方、上記ステップST4の判定が、冷却水の温度Twが所定の冷却水の温度Tw#hotよりも低いYESの場合には、ステップST29において、モータ目標トルク決定マップによりモータ23の目標回転数Nmに応じて決定された、遮断時のモータ23の目標トルクTRm#OFFを読み込む。その後、ステップST30において、粘度決定マップより冷却水の温度変化に応じて読み込んだオイルの動粘度に基づいてモータ23の目標トルクTRmを補正するオイルのモータトルク補正係数k#oilを粘度補正係数決定マップから読み込む。
しかる後、ステップST31において、モータ23の目標トルクTRmを補正して補正目標トルクTRm#hを算出する。具体的には、上記ステップST29において読み込んだモータ23の目標トルクTRmと、上記ステップST30において読み込んだオイルのモータトルク補正係数k#oilとの積により算出する。この場合、目標目標トルクTRm#hの算出式としては、TRm#h=TRm×k#oilを用いる。
その後、ステップST32において、電磁クラッチフラグをOFFにして、ステップST27に進む。
このように、上記実施例3では、冷却水の温度変化に応じた動粘度に基づくモータトルク補正係数k#wおよびオイルの温度変化に応じた動粘度に基づくモータトルク補正係数k#oilによってモータ23の目標トルクTRmが補正されるので、冷却水およびオイルの温度変化に応じた粘度変化によるモータ23の負荷の変化が反映され、エンジンECUによるモータ23の実回転数の制御精度を向上させることができる。その上、電磁クラッチ4の断接によるモータ23の実回転数の変化もスムーズに抑えられ、このモータ23の実回転数に伴うモータ音や振動などによる運転者への不快感もより一層解消することができる。
次に、本発明の実施例4を図11に基づいて説明する。
この実施例では、モータ23、オイルポンプ22およびウォータポンプ21のエンジン1に対する組み付け手法を変更している。なお、本実施例における各構成要件については、上記実施例1の場合と同じであり、同一部分については同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
すなわち、この実施例4では、図11に示すように、ウォータポンプ21、オイルポンプ22およびモータ23は、板状のブラケット11に一体的に組み付けられている。このブラケット11には、モータ23への電源を変換するインバータ24も一体的に組み付けられている。そして、ブラケット11には、ウォータポンプ21からインバータ24に向かって延びる冷却水通路25が設けられている。そして、ウォータポンプ21、オイルポンプ22、モータ23、インバータ24および冷却水通路25は、ブラケット11をエンジン1の一側面に取り付けることによってエンジン1に対する組み付けがなされている。この場合、ウォータポンプ21からの冷却水は、インバータ24にダイレクトに送給され、このインバータ24を介した冷却水がエンジン1に送給されるようになっている。
したがって、上記実施例4では、ウォータポンプ21、オイルポンプ22、モータ23、インバータ24および冷却水通路25をサブアッセンブリしたものがブラケット11によってエンジン1に簡単に組み付けられ、エンジン1の生産性を飛躍的に向上させることができる。その上、ウォータポンプ21、オイルポンプ22、モータ23、インバータ24および冷却水通路25の組み付け工数の削減に伴ってポンプ21,22周りの冷却水およびオイルの洩れといった品質低下が防止され、ウォータポンプ21、オイルポンプ22、モータ23、インバータ24および冷却水通路25の品質の向上を図ることができる。
しかも、ブラケット11にインバータ24も組み付けられ、エンジンコンパートメント内でのインバータ24の取付スペースを考慮する必要がなくなって、インバータ24の組付性の向上を図ることもできる。
更に、ウォータポンプ21からの冷却水が冷却水通路25を介してインバータ24にダイレクトに送給されているので、インバータ24の冷却効率を高めることができる上、インバータ24への冷却水経路25を別途外部に設ける必要がなくなってインバータ24周りを簡素なものにすることができる。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、上記各実施例では、回転数増減機構として減速ギヤ機構3を用いたが、第1および第2ギヤ31,33に代えて径の異なるプーリを設け、このプーリ間にベルトを掛け渡して回転数増減機構が構成されていてもよい。また、径の異なるギヤ間にチェーンが巻き掛けられて回転数増減機構が構成されていてもよい。しかも、回転数増減機構として増速ギヤ機構が用いられていてもよい。
更に、上記各実施例では、駆動力断接機構として電磁クラッチ4を用いたが、駆動力が断接可能であればどのような機構が用いられていてもよい。
1 エンジン
11 ブラケット
21 ウォータポンプ(電動式ウォータポンプ)
22 オイルポンプ(電動式オイルポンプ)
23 モータ
231 出力軸
24 インバータ
25 冷却水通路
3 減速ギヤ機構(回転数増減機構)
4 電磁クラッチ(駆動力断接機構)
TRm モータの目標トルク
Ne エンジンの回転数
Nm モータの目標回転数
Tw 冷却水の温度
k#w 冷却水のモータトルク補正係数
k#oil オイルのモータトルク補正係数
11 ブラケット
21 ウォータポンプ(電動式ウォータポンプ)
22 オイルポンプ(電動式オイルポンプ)
23 モータ
231 出力軸
24 インバータ
25 冷却水通路
3 減速ギヤ機構(回転数増減機構)
4 電磁クラッチ(駆動力断接機構)
TRm モータの目標トルク
Ne エンジンの回転数
Nm モータの目標回転数
Tw 冷却水の温度
k#w 冷却水のモータトルク補正係数
k#oil オイルのモータトルク補正係数
Claims (6)
- エンジンに冷却水を送給する電動式ウォータポンプと、上記エンジンに潤滑油を送給する電動式オイルポンプとを単一のモータにより駆動するようにしたエンジンのポンプ駆動装置であって、
上記電動式オイルポンプは、上記モータの出力軸に連結されている一方、
上記電動式ウォータポンプは、上記出力軸からの駆動力を断接可能とする駆動力断接機構と、上記出力軸の回転数を増減可能とする回転数増減機構とを介して上記モータの出力軸に連結されていることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。 - 請求項1に記載のエンジンのポンプ駆動装置において、
上記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
このエンジン回転数検出手段により検出されたエンジンの回転数に応じて上記モータの目標回転数を決定するモータ目標回転数決定手段と、
上記モータ目標回転数決定手段により決定された目標回転数に応じて上記モータの実回転数をフィードバック制御する制御手段と
を備えていることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。 - 請求項2に記載のエンジンのポンプ駆動装置において、
上記モータの目標回転数に応じた上記モータの目標トルクを、上記電動式ウォータポンプに対し上記出力軸からの駆動力が上記駆動力断接機構により接続されている状態と、上記電動式ウォータポンプに対し上記出力軸からの駆動力が上記駆動力断接機構により遮断されている状態とに応じてそれぞれ決定するモータ目標トルク決定手段を備え、
上記制御手段は、上記駆動力断接機構による出力軸からの駆動力の断接を行う際に、上記モータ目標トルク決定手段により決定された断接前のモータの目標トルクを上記モータ目標トルク決定手段により決定された断接後のモータの目標トルクに切り換え、この切り換えられた断接後のモータの目標トルクに応じて上記モータの目標回転数をフィードフォワード制御していることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。 - 請求項2または請求項3に記載のエンジンのポンプ駆動装置において、
冷却水の温度変化に応じた粘度および潤滑油の温度変化に応じた粘度をそれぞれ決定する粘度決定手段と、
上記粘度決定手段により決定された冷却水の粘度に基づいてモータの目標トルクを補正する補正係数を決定する冷却水粘度補正係数決定手段と、
上記粘度決定手段により決定された潤滑油の粘度に基づいてモータの目標トルクを補正する補正係数を決定する潤滑油粘度補正係数決定手段とを備え、
上記制御手段は、上記冷却水粘度補正係数決定手段および上記潤滑油粘度補正係数決定手段により決定された補正係数によってモータの目標トルクを補正していることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのポンプ駆動装置において、
上記電動式ウォータポンプと上記電動式オイルポンプと上記モータとは、単一のブラケットに一体的に設けられ、このブラケットを上記エンジンに取り付けることによってエンジンに対する組み付けがなされていることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。 - 請求項5に記載のエンジンのポンプ駆動装置において、
上記ブラケットには、上記モータへの電源を変換するインバータも一体的に設けられ、
上記インバータには、上記電動式ウォータポンプからの冷却水がダイレクトに送給されていることを特徴とするエンジンのポンプ駆動装置。
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