JP2008274788A - エンジンの燃焼室構造 - Google Patents

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朋之 村岡
Shinichi Murata
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Abstract

【課題】吸入吸気量の流量係数を維持しつつ筒内流動を効果的に生成するエンジンの燃焼室構造を提供する。
【解決手段】吸気穴部10の外縁のうち排気穴部11が形成される側とは反対側の外縁に沿って、吸気バルブ14のリフト量が小さいときに燃焼室7内への吸気の流動を抑制するよう燃焼室7に向けて突出形成されたシュラウド部20を設けると共に、吸気穴部10の外縁のうち排気穴部が形成される側の外縁に、燃焼室7内への吸気の流動を促進させ、かつ流量を増加するような凹部形状に形成されたガイド部21を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの燃焼室構造に関する。
従来、吸気バルブや排気バルブのリフトタイミングやリフト量を変更する連続可変バルブリフト機構を備えてエンジン出力や燃費等を向上させたエンジンが広く採用されている。そして、近年、エンジンの燃焼室の上部壁面にバルブ近傍で突設させたシュラウド部を形成し、吸気バルブの低リフト時における正タンブル流を強化する技術が開示されている(特許文献1)。シュラウド部の形成は、可変バルブリフト機構を持たない通常のエンジン、リフト量を段階的に変更可能な可変バルブリフト機構を持ったエンジンにも有効であるが、特に、リフト量を連続的に変更可能な連続可変バルブリフト機構を有するエンジンにおいて効果的である。いわゆる、特許文献1に示された技術は、吸気バルブの低リフト時に燃焼室内の流動を促進して、エンジンの燃焼安定性や燃費を向上させることができるものである。そして、低リフト時において筒内流動を強化し、高リフト時において高流量を維持できれば、可変バルブリフト機構との組合せにおいて、燃費と高出力とを両立することができる。
特開2006−329131号公報
特許文献1では、図12に示すように、シリンダヘッド3の吸気ポート12とシリンダブロック2の燃焼室7とを連通させる吸気穴部10において、正タンブル流(図中のTB+)の流動方向の反対側を吸気穴部10の外縁に沿って突設されたシュラウド部20により閉塞することで、逆タンブル流(図中のTB-)の筒内流動を抑制して、その結果、正タンブル流の筒内流動を強化するようにしている。この場合、シュラウド部20と吸気バルブ14の傘部14bの最外径とを近接させる必要があり、シュラウド部20を形成する吸気案内加工40と吸気バルブ14の傘部14bとの間隔をできるだけ小さくする、即ち、吸気案内加工40の加工半径Rを吸気バルブ14の傘部14bの半径に近付けることが効果的であった。なお、吸気案内加工40の加工半径Rは、吸気バルブ14の軸部14aの軸中心C1を加工中心として形成される。
しかしながら、吸気案内加工40の加工半径Rを小さくすると、シュラウド部20の反対側においても、吸気案内加工40と吸気バルブ14の傘部14bとの間隔が小さく(狭く)なり、その結果、吸気の流れが抑制され、流動生成が制限されてしまう。更には、流量係数が低下し、全開時(バルブリフト量最大時)の吸気量が減じて、出力が低下する問題があった。
つまり、シュラウド部20による吸気の流動強化と流量増加(出力向上)は、相反する関係にあるため、これらのバランスを考える必要があり、設計の自由度も低かった。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、吸入吸気量の流量係数を維持しつつ筒内流動を効果的に生成することができるエンジンの燃焼室構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
吸気ポートと燃焼室とを連通させる吸気穴部と、排気ポートと前記燃焼室とを連通させる排気穴部とが形成されたシリンダヘッドと、
前記吸気穴部を開閉する吸気バルブと、
前記吸気バルブのリフト量を変更可能な可変バルブリフト機構とを備えたエンジンの燃焼室構造において、
前記吸気穴部の外縁のうち前記排気穴部が形成される側とは反対側の外縁に沿って、前記吸気バルブの低リフト時における前記燃焼室内への吸気の流動を抑制するよう前記燃焼室に向けて突出形成されたシュラウド部を設けると共に、
前記吸気穴部の外縁のうち前記排気穴部が形成される側の外縁に、前記燃焼室内への吸気の流動を促進させ、かつ流量を増加するような凹部形状に形成されたガイド部を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第1の発明に記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記シュラウド部は、前記吸気バルブのバルブ軸中心を加工中心として、第1所定加工半径で切削加工されて形成され、
前記ガイド部は、前記第1所定加工半径以下の加工半径で切削加工されて形成されることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第2の発明に記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気穴部側にオフセットされた位置を加工中心として切削加工されて形成されることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
上記課題を解決する第4の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第3の発明に記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部の加工中心は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気バルブのバルブ軸中心に向かう方向へオフセットされることを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第3の発明に記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部の加工中心は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気バルブのバルブ軸中心に向かう方向に対して傾けた方向へオフセットされることを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第3から第5の発明のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記吸気穴部を複数有する場合、前記吸気穴部毎にオフセット量が異なることを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第2から第6の発明のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部は、前記ガイド部の切削角度を、前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面と前記バルブシートの切削面がなす角度より小さくしたことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第2から第7の発明のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部と前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面とが交差する部分を切削加工して、前記ガイド部と前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面とを滑らかにつながるようにしたことを特徴とする。
上記課題を解決する第9の発明に係るエンジンの燃焼室構造は、
上記第2から第8の発明のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼室構造において、
前記ガイド部は、同ガイド部内の湾曲部分が前記燃焼室壁面と交差するように設定されることを特徴とする。
第1〜第3の発明によれば、筒内流動の強化と流量係数の向上を両立することができる。その結果、流動強化により、燃焼ロバスト性が高まり、又、高い流量特性により、出力性能も高まり、燃費、排ガスの良化と全開時の性能向上も同時に達成することができる。
第4〜第6の発明によれば、オフセットの設定により、筒内流動の指向性を高めることができる。
第7〜第9の発明によれば、ガイド部での吸気ポート側からの流れをスムーズにすることができ、筒内流動の強化と流量係数の向上を更に高めることが可能となる。
以下、図1〜図11を用いて、本発明に係るエンジンの燃焼室構造の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るエンジンの燃焼室構造の実施形態の一例を示す断面図である。又、図2は、図1に示した燃焼室構造における吸気穴部近傍の構造を拡大した断面図であり、図3は、図1に示した燃焼室構造において、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図であり、図4、図5は、図3に示したシリンダヘッドのガイド部の形成方法を説明する平面図である。なお、ここでは、吸気管噴射式のエンジンを前提に説明を行うが、筒内噴射式のエンジンへも適用可能である。
最初に、図1〜図3を参照して、本実施形態のエンジンの燃焼室構造の概略を説明する。
エンジン1は、主に、シリンダブロック2とシリンダヘッド3とから構成される。シリンダブロック2には、円筒状壁面からなるシリンダ4が形成されており、シリンダヘッド3には、例えば、ペントルーフ形状の燃焼室壁面が形成されている。
具体的には、シリンダヘッド3には、その下端面3aに対して傾斜する吸気側燃焼室基準壁面5(以降、吸気側斜面と呼ぶ。)と、下端面3aに対して吸気側斜面5とは逆に傾斜する排気側燃焼室基準壁面6(以降、排気側斜面と呼ぶ。)が形成されており、吸気側斜面5及び排気側斜面6の下端部には、シリンダブロック2側のシリンダ4の内壁と同一面となるように、下端面3aに対して垂直な垂直壁面9が形成されている。そして、燃焼室7は、これらのシリンダ4、吸気側斜面5、排気側斜面6、垂直壁面9及び図示しないピストンの上面とで囲まれた空間により構成されることになり、燃焼室7の最上部となる頂部8から傾斜して設けられた吸気側斜面5及び排気側斜面6により、燃焼室7の上壁をペントルーフ形状としている。
吸気側斜面5には、シリンダヘッド3に形成された吸気ポート12と燃焼室7とを連通する2つの吸気穴部10が形成されており、又、排気側斜面6にも、シリンダヘッド3に形成された排気ポート13と燃焼室7とを連通する2つの排気穴部11が形成されている。更に、頂部8には、図示しない点火プラグを燃焼室7に配置するためのプラグ穴17が形成されている。
吸気穴部10には、同吸気穴部10を開閉する吸気バルブ14が設けられており、又、排気穴部11には、同排気穴部11を開閉する排気バルブ15が設けられている。これらの吸気バルブ14、排気バルブ15は、図示しないカムの動きに追従して、所定のリフト動作を行うように構成されている。
吸気バルブ14は、リフト方向に延在する軸部14aとその軸部14aの燃焼室7側端部に配設された傘部14bとを有し、傘部14bにより吸気穴部10が燃焼室7側で開閉される構成となっている。一方、排気バルブ15は、吸気バルブ14同様、リフト方向に延在する軸部15aとその軸部15aの燃焼室7側端部に配設された傘部15bとを有し、傘部15bにより排気穴部11が燃焼室7側で開閉される構成となっている。
本実施形態においては、吸気バルブ14を連続可変バルブリフト機構16により駆動して、そのリフト量(開閉弁量)を連続的に変更できるように構成されている。
ここで、連続可変バルブリフト機構16を簡単に説明すると、連続可変バルブリフト機構16は、吸気バルブ14を開閉駆動する際、そのリフト量を連続的(無段階)に変更するものである。これは、吸気バルブ14と機械的に接続されたリンク機構(図示省略)の変位量を、アクセルペダルの踏込み量に応じて連続的に変更することにより、吸気バルブ14のリフト量の連続的な変更を実現している。なお、リフト量を連続的に変更可能な連続可変バルブリフト機構16に代えて、リフト量を段階的に変更可能なバルブリフト機構を用いてもよい。
又、吸気ポート12には、図示しない燃料噴射装置が設けられており、吸気バルブ14の傘部14bに向けて燃料が噴射されるようになっている。これは、燃焼室7内での燃焼により熱せられた吸気バルブ14の傘部14bに向けて燃料を噴射することにより、燃料の気化を促進するためである。
なお、シリンダヘッド3の側方に、新気を取り入れると共に吸気ポート12と連通する空気取り入れ口を設けてもよい。シリンダヘッド3の側方に設けられた空気取り入れ口と、下端面3aに対して傾斜して設けられた吸気側斜面5により、吸気穴部10から吸入される吸気を、燃焼室7に対して斜めに導入することができ、これにより、正タンブル流TB+を、強化することができる。
シリンダヘッド3の燃焼室7側にある吸気側斜面5には、吸気穴部10の外縁に、吸気穴部10を介して吸気ポート12から燃焼室7内に流入される吸気の流動を抑制するためのシュラウド部20が設けられている。具体的には、シュラウド部20は、断面視においては、図1、図2に示すように、吸気穴部10の外縁において、排気穴部11が形成されている側とは反対側の外縁に、吸気側斜面5から燃焼室7側に突き出るように形成されている。つまり、垂直壁面9近傍の外縁に、シュラウド部20が設けられている。又、シュラウド部20は、平面視においては、図3に示すように、2つの吸気バルブ14の中心点C1間を結んだ線(基準線)Lに対して、排気穴部11が形成されている側とは反対側(図面右側)で吸気穴部10の外縁の形状に沿うように同外縁の約半周に亘って設けられる。
なお、以降、上記基準線Lを基準として吸気穴部10の排気穴部11が形成されている側(図面左側)を排気側、排気穴部11とは反対側(図面右側)を吸気側と呼ぶこととする。
又、このシュラウド部20は、その突き出した高さが、シリンダヘッド3の下端面3aを越えて、シリンダブロック2側へ突き出さないように形成されている。これは、連続可変バルブリフト機構16による吸気バルブ14のリフト量が小さいとき(低リフト時)にのみ、シュラウド部20近傍において、吸気ポート12から燃焼室7内への吸気の流動を抑制するためである。
なお、シュラウド部20は、基準線Lに対して、排気穴部11が形成されている側とは反対側、即ち、吸気穴部10の吸気側に形成されていればよく、例えば、吸気穴部10の外縁に沿って、円弧状にシュラウド部20を設けるようにしてもよいし、吸気穴部10の外縁の一部分にだけ設けてもよい。
このシュラウド部20は、燃焼室7内でタンブル流(縦渦流とも呼ぶ。)の生成を促進する目的で形成されたものである。ここで、タンブル流について簡単に説明すると、タンブル流は、燃焼室7内において、ピストンの往復運動方向に対して直交する方向に回転中心を有する渦流であり、正タンブル流と逆タンブル流がある。例えば、図1を参照すると、正タンブル流TB+は、吸気穴部10から頂部8、排気側斜面6を経由して燃焼室7の下方へ向けて、反時計回り(正方向)に流れるものである。又、逆タンブル流TB-は、吸気穴部10から直接的に燃焼室7下方へ向けて、時計回り(逆方向)に流れるものである。
そして、このシュラウド部20は、正タンブル流TB+の生成を促進するものであり、特に、吸気バルブ14のリフト量が少ないときに、逆タンブル流TB-の発生を抑制することにより、相対的に正タンブル流TB+の生成を強化するものである。いわゆる、吸気穴部10の吸気側、即ち、シュラウド部20が設けられた側での燃焼室7内への吸気の流入(流動)を抑制することで、逆タンブル流TB-の発生を抑えている。
図2に示すように、シュラウド部20は、バルブシート18周りを加工する吸気案内加工40にて切削加工されており、吸気穴部10の外縁の形成と同時に切削されて形成される。なお、このとき同時にバルブシート18も共に切削加工されている。
前述したように、正タンブル流TB+の生成を効果的に促進するには、シュラウド部20と傘部14bの最外径とを近接させる必要があり、そのためには、吸気案内加工40の加工半径R、即ち、シュラウド部20の加工半径Rをできるだけ、吸気バルブ14の傘部14bの半径に近付けることが望ましい。ところが、吸気案内加工40の加工半径Rを小さくすると、シュラウド部20の反対側(吸気穴部10の排気側)、つまり、正タンブル流TB+側においても、吸気案内加工40により形成される吸気穴部10の外縁と傘部14bとの間隔が小さく(狭く)なり、その結果、正タンブル流TB+側でも吸気の流れが抑制され、流動生成が制限されてしまい、更には、全体的に流量係数が低下し、全開時の吸気量が減じて、出力が低下するという弊害が生じていた。
可変バルブリフト機構を備えるエンジンにおいては、特に、低リフト時において筒内流動を強化し、高リフト時において高流量を維持できれば、燃費と高出力とを両立することができるので、シュラウド部20の効果を損なうことなく、上記弊害を抑制する、つまり、流量係数を落とすことなく流動強化を図る必要がある。
そこで、本発明においては、低リフト時の正タンブル流TB+の流動を促進するとともに、全開時(高リフト時)の流量(係数)を増加させるためのガイド部21を設けている。具体的には、吸気穴部10の外縁において、基準線Lに対して、吸気穴部10の排気側、つまり、シュラウド部20が配設されている側とは反対側で頂部8近傍に、ガイド部21を設けている。このガイド部21は、図2に示すように、吸気穴部10からさらに排気側にシリンダヘッド3側へ凹部形状に湾曲するよう形成されており、平面視から見ると図3に示すように、吸気穴部10の外縁に沿って三日月状に形成されている。そして、吸気穴部10の排気側の外縁を排気穴部11側に拡げたような構成となっている。つまり、吸気穴部10のシュラウド部20とは反対側(排気側)において、傘部14bとの間隔を拡げる凹状のガイド部21を設けることで、吸気穴部10の排気側での吸気の流入をスムーズに案内して積極的に排気側(正タンブル流TB+側)に導くような構成としている。これにより、吸気バルブ14の低リフト時において、正タンブル流TB+の促進を図るとともに、高リフト時の吸気流量を増加させ、高流量係数と流動強化の両立を図っている。
次に、図4、図5も参照して、シュラウド部20とガイド部21の加工について簡単に説明する。
シリンダヘッド3の吸気側斜面5は、吸気穴部10の吸気側の周囲が燃焼室7側に突出するように盛り上がった形状にあらかじめ形成されており、吸気穴部10を中心に吸気案内加工40を実施することで、吸気穴部10の吸気側に凸状のシュラウド部20を形成し、その後、吸気穴部10の排気側にオフセットさせた位置で吸気案内加工23を実施することで凹状のガイド部21を形成している。
詳しくは、吸気案内加工40では、吸気バルブ14の軸部14aの軸中心C1(バルブ軸中心)を加工中心として所定の加工半径R(第1加工半径)で切削加工され、吸気穴部10の外縁とともにシュラウド部20が形成される。このとき、シュラウド部20の吸気穴部10の外縁に沿った面が所定の加工半径R(第1の加工半径)からなる円弧面に形成される。
そして、吸気案内加工23では、バルブ軸中心C1からシュラウド部20とは反対側、つまり、吸気穴部10のバルブ軸中心C1から排気側へオフセットした位置を加工中心C2として、吸気案内加工40の加工半径R(第1加工半径)以下に設定された所定の加工半径Ro(Ro≦R)で切削加工されてガイド部21が形成される。このとき、吸気穴部10の排気側の外縁が拡がるように切削され、ガイド部21は、その外縁がシュラウド部20の加工半径R(第1加工半径)以下の所定の加工半径Ro(Ro≦R)からなる円弧状に形成される。なお、本実施形態の場合、加工中心C2は、吸気穴部10のバルブ軸中心C1から排気穴部11の排気バルブ15のバルブ軸中心C3への直行方向へオフセットされている。
又、ガイド部21の加工半径Roは、加工工具の形状を変更したり、吸気案内加工23の送り量や追い込み量を調整することで自在に設定することが可能である。もちろん、ガイド部21の加工半径Roをシュラウド部20の加工半径Rと同じにする場合は、吸気案内加工40の設定をそのまま利用してもよい。従って本実施形態では、バルブシート18周りを加工する加工装置を、そのまま使用することができる。
このように、ガイド部21を形成することにより、シュラウド部20の反対側、つまり、正タンブル流TB+側において、ガイド部21の外縁と傘部14bとの間隔が大きくなり、筒内流動(タンブル比)を強化すると共に流量係数も向上することになる。
又、ガイド部21は、その加工半径Roをシュラウド部20の加工半径R(第1の加工半径)以下としているので、ガイド部21が吸気穴部10の吸気側に形成されることがなく、基準線Lより吸気側での吸気の流動をより一層抑制することができるよう構成されている。
図4は、ガイド部21の加工半径Ro、即ち、吸気案内加工23での加工半径Roを、シュラウド部20を加工する吸気案内加工40の加工半径R(第1加工半径)と同じとした場合であり、ガイド部21は、吸気穴部10の外縁において、排気穴部11が形成されている側(排気側)の略半周に渡って外縁が広がるように形成される。この場合、シュラウド部20との相乗効果により筒内流動のタンブル要素が強化されるとともに、吸気穴部10からの全体的な吸気量が増加され、流量係数が向上する。一方、図5は、吸気案内加工23での加工半径Roを、吸気案内加工40の加工半径R(第1加工半径)より小さくした場合の一例であり、ガイド部21は、吸気穴部10の外縁において、排気側の1部分が排気穴部11側に向けて突出するように形成される。この場合、流量係数向上とともに流入される吸気の指向性が高められ、筒内流動のタンブル要素をより一層強化することができる。
更に、本発明のガイド部21は、以下の特徴を備えている。
図6、図7は、ガイド部21の構造を拡大した断面図であり、これら図6、図7を用いて説明する。
図6に示すように、ガイド部21は、同ガイド部21を形成する吸気案内加工23を行う際、吸気側斜面5に対するバルブシート18の面角度θB、つまり、バルブシート18と吸気バルブ14の傘部14bが当接する面の切削角度より、吸気側斜面5に対するガイド部21の面角度θG、つまり、ガイド部21の切削角度が小さくなるよう加工されている。これにより、吸気の流れを阻害しないレイアウトとしている。
又、本実施形態においては、ガイド部21が、排気側斜面6側にまで達するよう構成されているが、ガイド部21は、同ガイド部21の湾曲部分(隅R部分)21aがシリンダヘッド3の燃焼室壁面(排気側斜面6)と交差するよう設定されている。即ち、湾曲部分21aが排気側斜面6と交差するように、吸気案内加工23における加工深さや湾曲部分21aの曲率が設定されている。これにより、ガイド部21と燃焼室壁面(排気側斜面6)とがなす角度が鈍角となり、ガイド部21と燃焼室壁面(排気側斜面6)との段差部において吸気の流れに乱れが生じるのを抑制している。
又、図7に示すように、ガイド部21とシリンダヘッド3の燃焼室壁面(排気側斜面6)とが交差する部分に残されるエッジ部41を切削加工により除去することで、吸気ポート12から燃焼室7へ流入する吸気の流れ方向に対して、この部分をスムーズな形状としている。即ち、吸気の流れを阻害する部分を削除することで、整流して、より一層吸気の乱れを抑えることができる。
上記のように、ガイド部21を吸気ポート12から燃焼室7へ流入する吸気の流れ方向を阻害しない形状とし、吸気がスムーズに流れるように構成しているので、タンブル強化と高流量化を両立させることができる。
なお、上記実施形態では、ガイド部21が排気側斜面6側まで延びて形成された構成のもので説明したが、上述したガイド部21の特徴は、ガイド部21が吸気側斜面5に形成される場合(図8参照)、つまりガイド部21の湾曲部分21aが吸気側斜面5と交差するような構成の場合であっても同じである。
ガイド部21の効果は、従来の燃焼室構造のエンジンと、本実施形態の燃焼室構造のエンジンとを比較実験してみると、その違いが明らかとなる。そこで、これらを比較実験したものが図9のグラフである。この図9では、吸気バルブのリフト量に対して、燃焼室構造における気流流動の度合い(タンブル比)と流入吸気量の変化を調べた。なお、比較実験は、シュラウド部もガイド部もない燃焼室構造のエンジン[(1):ベース]と、シュラウド部のみを追加した燃焼室構造のエンジン[(2):(1)+シュラウド追加]と、シュラウド部もガイド部もある燃焼室構造のエンジン、つまり、本実施形態の燃焼室構造のエンジン[(3):(2)+ガイド加工]を対象とした。
図9のグラフから明らかなように、特に低リフト時において、[(1):ベース]の場合に対して、[(2):(1)+シュラウド追加]の場合もタンブル比が強化されているが、[(3):(2)+ガイド加工]の場合は、それ以上に、タンブル比が強化されていることがわかる。又、流量に関しては、[(1):ベース]の場合に対して、[(2):(1)+シュラウド追加]の場合は流量が全域で低下しているが、[(3):(2)+ガイド加工]の場合は、[(1):ベース]の場合と略同等の流量を全域で得ており、[(2):(1)+シュラウド追加]と比較して、流量が全域で向上していることがわかる。つまり、ガイド部21を形成することにより、筒内流動の強化と流量係数の向上を両立することができ、その結果、流動強化により、燃焼ロバスト性が高まり、燃費、排ガスの良化と全開時の性能向上も同時に達成することができる。
なお、タンブル比とは、燃焼室内7で1吸気行程中に生じる気流の回転数を示す値であり、このタンブル比は、その絶対値が大きくなればなるほど燃焼室7内での気流の流動が良好であることを示す。正のタンブル比は、正タンブルであることを示し、負のタンブル比は逆タンブルであることを示している。又、流量とは、吸気穴部10を通じて燃焼室7へ流入する吸気の流量であり、その値が高ければ高いほど、燃焼室7へ吸気が流入し易いことを、つまり、流量係数が向上していることを示している。又、高リフト域では、そのときのタンブル比を抑制することで、流量係数を増大させることができる。
又、上述したように、ガイド部21の加工は容易で低コストであり、バルブシート18とシリンダヘッド3とを一体で加工するので、余分な段差もなくなる。その結果、吸気の流れがスムーズとなり、流動強化と流量係数の向上を安定して得ることができ、ロバスト性も高まる。加えて、ガイド部21の形成の際に、バルブシート18周りを加工する加工装置から他の加工装置に変更する必要がないため、その生産性も高めることができる。
次に、図10、図11を用いて、本発明に係る他の実施形態について説明する。
なお、図10、図11に示す実施形態は、上述した実施形態とは、ガイド部21の配置構成を変更したものであり、同一の符号を用いて説明する。
図10は、2つの吸気穴部10にそれぞれ異なる大きさのガイド部21を設けた場合の一例であり、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図である。
図10に示すように、本実施形態では、2つの吸気穴部10のうち、一方(図面上方)の吸気穴部10に設けたガイド部21よりも他方(図面下方)の吸気穴部10に設けたガイド部21を小さく形成している。
このような構成とするには、それぞれのガイド部21を異なる加工半径Roで加工する、もしくは、加工半径Roは同じで加工中心C2のオフセット量をそれぞれ異なるように設定して加工すればよい。なお、オフセット方向は、上述の実施形態と同様バルブ軸中心C1からバルブ軸中心C3へ向かう直行方向であり、加工半径Roは、吸気案内加工40の加工半径R(シュラウド部20の加工半径)以下である。この場合でも、ガイド部21を加工する際、加工中心をオフセットしたり、加工半径を変更したりすれば、バルブシート18周りを加工する加工装置を、そのまま使用することができる。
このように、吸気穴部10毎に、大きさの異なるガイド部21を設けることにより、筒内流動にスワール要素を加えることができる。その結果、筒内流動の設計自由度が高められ、燃費、排ガスの良化と全開時の性能向上のバランスを設定することができる。なお、一方の吸気穴部10にのみガイド部21を設け、他方の吸気穴部10にはガイド部を設けない構成としてもよい。
図11は、2つの吸気穴部10にそれぞれ配置方向(突出方向)の異なるガイド部21を設けた場合の一例であり、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図である。
図11に示すように、本実施形態では、2つの吸気穴部10に設けたガイド部21を吸気穴部10のバルブ軸中心C1から排気穴部11のバルブ軸中心C3へ向かう方向に対して傾けた方向(ここでは、図面左斜め下方側)に配置(突出)するように形成している。
この構成では、加工中心C2のオフセット方向が、吸気穴部10のバルブ軸中心C1から排気穴部11のバルブ軸中心C3へ向かう直行方向ではなく、その直行方向から所定角度傾いた方向(ここでは、図面左斜め下方)となっている。なお、ガイド部21における加工半径Roは、吸気案内加工40の加工半径R以下である。この場合でも、ガイド部21を加工する際、加工中心をオフセットしたり、加工半径を変更したりすれば、バルブシート18周りを加工する加工装置を、そのまま使用することができる。
このように、吸気穴部10の外縁において、ガイド部21を吸気穴部10のバルブ軸中心C1から排気穴部11のバルブ軸中心C3へ向かう直行方向からずらした位置(方向)に設けることにより、筒内流動にスワール要素を加えることができる。その結果、筒内流動の設計自由度が高められ、燃費、排ガスの良化と全開時の性能向上のバランスを設定することができる。なお、2つのガイド部21のオフセット方向が同じ方向のものについて説明したが、それぞれのオフセット方向が吸気穴部10毎に異なる構成としてもよい。又、一方の吸気穴部10にのみガイド部21を設けたり、ガイド部21の大きさを吸気穴部10毎に変えるようにしてもよい。
なお、上述した各実施形態では、吸気案内加工23、即ち、ガイド部21の加工方向が吸気バルブ14の軸方向と同一方向のものについてのみ説明したが、ガイド部21の加工方向は、必ずしも吸気バルブ14の軸方向と同一方向でなくともよく、ガイド部21の加工半径Roがシュラウド部20の加工半径R(第1の加工半径)以下であれば、吸気案内加工23の加工方向を吸気バルブ14の軸部14aに対して傾けた方向に設定してもよい。
本発明に係るエンジンの燃焼室構造は、吸気管噴射式のエンジンだけでなく、筒内噴射式のエンジンへも適用可能である。
本発明に係るエンジンの燃焼室構造の実施形態の一例を示す断面図である。 図1に示した燃焼室構造における吸気穴部近傍の構造を拡大した断面図である。 図1に示した燃焼室構造において、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図である。 図3に示したシリンダヘッドのガイド部の形成方法の一例を説明する平面図である。 図3に示したシリンダヘッドのガイド部の形成方法の他の一例を説明する平面図である。 本発明に係るエンジンの燃焼室構造におけるガイド部の構造を拡大した断面図である。 本発明に係るエンジンの燃焼室構造におけるガイド部の構造を拡大した断面図である。 本発明に係るエンジンの燃焼室構造におけるガイド部の構造を拡大した断面図である。 吸気バルブのリフト量に対する燃焼室内の気流流動の度合い(タンブル比)と燃焼室内に流入する吸気の流量とを示すグラフである。 本発明に係るエンジンの燃焼室構造の実施形態の他の一例を示すものであり、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図である。 本発明に係るエンジンの燃焼室構造の実施形態の他の一例を示すものであり、シリンダヘッドをシリンダブロック側から見た平面図である。 従来のエンジンの燃焼室構造における吸気穴部近傍の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 シリンダ
5 吸気側斜面(吸気側燃焼室壁面)
6 排気側斜面(排気側燃焼室壁面)
7 燃焼室
8 頂部
9 垂直壁面
10 吸気穴部
11 排気穴部
12 吸気ポート
13 排気ポート
14 吸気バルブ
15 排気バルブ
16 連続可変バルブリフト機構
20 シュラウド部
21 ガイド部
23、40 吸気案内加工

Claims (9)

  1. 吸気ポートと燃焼室とを連通させる吸気穴部と、排気ポートと前記燃焼室とを連通させる排気穴部とが形成されたシリンダヘッドと、
    前記吸気穴部を開閉する吸気バルブと、
    前記吸気バルブのリフト量を変更可能な可変バルブリフト機構とを備えたエンジンの燃焼室構造において、
    前記吸気穴部の外縁のうち前記排気穴部が形成される側とは反対側の外縁に沿って、前記吸気バルブの低リフト時における前記燃焼室内への吸気の流動を抑制するよう前記燃焼室に向けて突出形成されたシュラウド部を設けると共に、
    前記吸気穴部の外縁のうち前記排気穴部が形成される側の外縁に、前記燃焼室内への吸気の流動を促進させ、かつ流量を増加するような凹部形状に形成されたガイド部を設けたことを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  2. 請求項1に記載のエンジンの燃焼室構造において、
    前記シュラウド部は、前記吸気バルブのバルブ軸中心を加工中心として、第1所定加工半径で切削加工されて形成され、
    前記ガイド部は、前記第1所定加工半径以下の加工半径で切削加工されて形成されることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  3. 請求項2に記載のエンジン燃焼室構造において、
    前記ガイド部は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気穴部側にオフセットされた位置を加工中心として切削加工されて形成されることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  4. 請求項3に記載のエンジンの燃焼室構造において、
    前記ガイド部の加工中心は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気バルブのバルブ軸中心に向かう方向へオフセットされることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  5. 請求項3に記載のエンジンの燃焼室構造において、
    前記ガイド部の加工中心は、前記吸気バルブのバルブ軸中心から前記排気バルブのバルブ軸中心に向かう方向に対して傾けた方向へオフセットされることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか1つの請求項に記載されたエンジンの燃焼室構造において、
    前記吸気穴部を複数有する場合、前記吸気穴部毎にオフセット量が異なることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1つの請求項に記載されたエンジンの燃焼室構造において、
    前記ガイド部は、前記ガイド部の切削角度を、前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面と前記バルブシートの切削面がなす角度より小さくしたことを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  8. 請求項2から請求項7のいずれか1つの請求項に記載されたエンジンの燃焼室構造において、
    前記ガイド部と前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面とが交差する部分を切削加工して、前記ガイド部と前記吸気穴部周囲の燃焼室壁面とを滑らかにつながるようにしたことを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
  9. 請求項2から請求項8のいずれか1つの請求項に記載されたエンジンの燃焼室構造において、
    前記ガイド部は、同ガイド部内の湾曲部分が前記燃焼室壁面と交差するように設定されることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
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