JP2008273738A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 移動式リフトクレーンを組立設置する方法において、
   ａ）可動地面係合部材を有する当該移動式リフトクレーンの車体であって、前記地面係合部材に対して旋回可能となるように前記車体に回転可能に接続されている旋回体と、該旋回体の前方部分に旋回可能となるように接続することができるブームと、少なくとも１つの油圧シリンダとを有する車体、を提供する段階と、
   ｂ）１つのマストを、その第１端部において、前記旋回体に枢動可能に接続する段階と、
   ｃ）１つの背面連結部材を、前記マストの前記第１端部から離れた位置で前記マストに枢動可能に接続する段階と、
   ｄ）前記油圧シリンダを使用して前記マストを前記第１端部の周りで回転させて前記マストを持ち上げ、それに伴い背面連結部材を持ち上げる段階と、
   ｅ）前記背面連結部材を前記旋回体に接続することにより、前記ブームが動かされる当該クレーンの作業状態の間、前記マストを直立位置に保持できるようにする段階と、
   から成る方法。
2. アームをその第１端部において、前記旋回体に枢動可能に接続し、前記油圧シリンダを、その第１端部が前記旋回体に、第２端部を前記回転アームに接続し、該油圧シリンダが伸縮される時に前記アームを該アームの前記第１端部の周りで枢動させるようにする、請求項１に記載の方法。
3. マスト係合部材が、前記油圧シリンダによって支持されており、前記シリンダが前記マストを持ち上げる段階において、前記マスト係合部材が、前記マストと係合するようにする、請求項１に記載の方法。
4. 前記アームが、前記旋回体と前記油圧シリンダとの間に接続されている枢動フレームを備えるようにする、請求項２に記載の方法。
5. 前記マスト係合部材は、マストと係合するローラーを備えている、請求項３に記載の方法。
6. ａ）可動地面係合部材を有する車体と、
   ｂ）前記地面係合部材に対して旋回可能となるように前記車体に回転可能に接続されている旋回体と、
   ｃ）前記旋回体の前側部分に枢動可能に取り付けられているブームと、
   ｄ）第１端部及び第２端部を有し、第１端部が前記旋回体に取り付けられているマストと、
   ｅ）第１端部及び第２端部を有し、該第１端部が前記旋回体に枢動可能に接続されている少なくとも１つの油圧シリンダであって、前記マストの前記第２端部を、前記マストがほぼ水平状態にある位置から、当該クレーンの作業状態にあるときに、前記マストが保持される直立位置へ起すことができるように配置及び構成されている油圧シリンダと、
   ｆ）前記旋回体と前記直立位置とされたマストの前記第２端部の隣接した部分に接続されて、前記マストを直立位置に固定する背面連結部材と、
   を備えている移動式リフトクレーン。
7. 第１端部が前記旋回体に、第２端部が前記油圧シリンダに枢動可能に接続されている少なくとも１つのアームを、更に備えて、前記油圧シリンダ内のピストンの伸縮によって、前記アームの前記第２端部が上下するようになっており、前記アームとシリンダは、更に、少なくとも１つのマスト係合部材を支持しており、前記マスト係合部材は、前記マストが組立設置状態にある時に、前記アームの前記第２端部を起こすと、該マスト係合部材が前記マストを押し上げるように配置されている、請求項６に記載の移動式リフトクレーン。
8. 前記少なくとも１つのアームは、前記旋回体と油圧シリンダの間に接続されている枢動フレームを備えている、請求項７に記載の移動式リフトクレーン。
9. 前記マスト係合部材は、マストと係合する少なくとも１つのローラーを備えている、請求項７に記載の移動式リフトクレーン。
10. 前記背面連結部材は、前記マストとの接続部より前方の箇所で前記旋回体に接続されている、請求項６に記載の移動式リフトクレーン。
11. カウンタウエイトユニットと、前記カウンタウエイトユニットを支持して前記マストの最上部に隣接する部分に接続されている引張部材と、を更に備えている、請求項６に記載の移動式リフトクレーン。
12. 前記油圧シリンダは、前記旋回体と前記カウンタウエイトユニットとの間に接続されているカウンタウエイト移動構造の一部を構成し、前記カウンタウエイトユニットは、前記マストの最上部より前方の第１位置と、前記マストの最上部より後方の第２位置との間で動かされ保持されるようになっている、請求項１１に記載の移動式リフトクレーン。