JP2008272452A - ヒンジ機構およびその機構を有する乗物シート - Google Patents

ヒンジ機構およびその機構を有する乗物シート Download PDF

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Abstract

【課題】係止調節装置にも適合するヒンジ機構を提供する。
【解決手段】ヒンジ機構5は、調節装置によって互いに連結された第1および第2のフレーム7、8を備えており、その調節装置は、第1のフレーム7と一体である第1のギア歯11の組と、第1のギア歯11の組と係合する第1の移動可能な歯付要素12とを備えている。第2のフレーム8上で移動可能に取り付けられた第2の歯付要素22は、第1のフレーム7と一体の追加ギア歯23の組と係合する。
【選択図】図5

Description

本発明は、乗物シート用のヒンジ機構、およびその機構を備えたシートに関する。
より詳細には、本発明は、
回転軸周りに互いに対して回転可能に取り付けられた第1および第2のフレームと、
前記第1および第2のフレームの相対角度位置の調節を可能にするように第1および第2のフレームを共に連結するギア付の調節装置であって、
・第1および第2のフレームの一方と一体の少なくとも1組の第1のギア歯、
・前記第1のギア歯の組と係合することが可能であり、前記第1のギア歯の組に対して移動する少なくとも1つの第1の歯付要素(例えば、調節装置が係止装置である場合はカム制御された係止カムフォロワ、または調節装置がハイポサイクロイドギア装置である場合は、半径方向外側に向けられた円形ギア歯の組など)、および
・調節装置を制御するように第1の歯付要素を作動させることが可能な第1の作動装置を備えた調節装置と、
第2のフレームによって支持され、第1のフレームと一体の追加ギア歯の組と係合する第2の歯付要素と、を備えたヒンジ機構に関する。
フランス国特許出願公開第2708237号明細書は、
第1のギア歯の組が第1のフレームと一体であり、
第1の歯付要素が、半径方向外側を向いて第2のフレームと一体の、第1のギア歯の組に対する偏心円形ギア歯の組であり、かつ
第2の歯付要素が、半径方向内側を向いて第2のフレームと一体の、追加ギア歯の組に対する偏心円形ギア歯の組である、そのようなヒンジ機構の一例を記載している。
このヒンジ機構は、完全に満足なものである。より詳細には、このヒンジ機構の追加ギア歯の組および第2の歯付要素により、特にこの機構が乗物シートに使用されているときの道路事故の場合に、ヒンジ機構の機械的強度を大きくすることが可能になる。しかし、この原理は内サイクロイドギア調節装置でのみ使用することができる。
本発明の目的は、前述したタイプのヒンジ機構を改良することであり、より詳細には、内サイクロイドギア調節装置だけでなく、係止調節装置にも適合する(すなわち、互いに対する第1および第2のフレームの相対回転を選択的に固定または解放することが可能である)装置を提案することである。
この目的のため、本発明によれば、問題のタイプのヒンジ機構において、第2の歯付要素が第2のフレームに対して移動可能に取り付けられ、かつ、前記ヒンジ機構が、前記第2の歯付要素を作動させることが可能な第2の作動装置を備えていることを特徴とする。
このような装置のおかげで、調節装置が係止装置である場合でも、調節装置に対して追加の機能性(第1のフレームと第2のフレームの間の相対回転の付加的な係止、制御、その他)を与えるために、第2の歯付要素および追加ギア歯の組を使用することができる。
本発明よるヒンジ機構の種々の実施態様では、任意に、以下の1つおよび/または他の装置をさらに使用することができる。
前記追加ギア歯の組は半径方向外側に向けられている。
前記第1のギア歯の組は半径方向内側に向けられている。
前記調節装置は、互いに対する前記第1および第2のフレームの相対回転を選択的に固定または解放することが可能である。
前記第1の歯付要素は、前記第1のギア歯の組と一体でない前記2つのフレームの一方に対して移動可能に取り付けられ、前記第1の歯付要素は、前記第1の歯付要素が前記第1のギア歯の組と係合する係止位置と、前記第1の歯付要素が前記第1のギア歯の組と係合しない非係止位置の間で変位可能である。
前記第1のギア歯の組は前記第1のフレームと一体であり、前記第1の歯付要素は前記第2のフレームに対して移動可能に取り付けられている。
前記第1の作動装置は、第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり前記第1の位置に向かって弾性的に付勢された少なくとも1つの第1のカムを備え、前記第1のカムは、前記第1のカムが第1の位置にあるときには係止位置にあり、前記第1のカムが第2の位置にあるときには前記非係止位置にあるように前記第1の歯付要素に作用する。
前記第1のカムは、前記第1のカムが前記第1の位置にあるときに前記第1の歯付要素を係止位置に押し戻し、前記第1のカムが前記第2の位置にあるときに前記第1の歯付要素を前記非係止位置に向かって変位させることが可能である。
前記第1のカムは、前記第1のカムが第2の位置にあるときに前記第1の歯付要素を非係止位置に変位させることが可能な非係止プレートと一体である。
前記第2の歯付要素は、前記第2のフレームに対して、前記第2の歯付要素が前記追加ギア歯の組に係合する係止位置と、前記第2の歯付要素が前記追加ギア歯の組に係合しない非係止位置との間で移動可能に取り付けられている。
前記第2の作動装置は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり前記第2の歯付要素に作用する少なくとも1つの第2のカムを備えている。
前記第2のカムは、前記第1の位置に向かって弾性的に付勢されている。
前記第2のカムは、前記第2のカムが前記第2の位置にあるときに前記第2の歯付要素を前記非係止位置に配置し、前記第2のカムが前記第1の位置にあるときに前記第2の歯付要素を前記係止位置に向かって変位させることが可能である。
前記第2の歯付要素は、前記係止位置に向かって弾性的に付勢されている。
前記第1および第2のカムは互いに一体である。
前記第2の歯付要素は、それぞれ第1および第2の反対の角度方向を向く第1および第2の側面を有する歯を備え、前記追加ギア歯の組もまた2つの側面を有する歯を備え、前記第2の歯付要素は、前記第1の歯付要素が前記第1のギア歯の組に完全に噛み合うときに、その歯の前記第1の側面のみが前記追加ギア歯の組の歯の側面に接触するように配置されている。
前記第2の歯付要素は、前記第1の歯付要素が前記第1のギア歯の組に完全に係合しているときに、その歯が前記追加ギア歯の組の歯に完全に噛み合う位置に対して角度的にずれている。
前記第2の歯付要素は、前記第1および第2のカムが前記第2の位置から前記第1の位置に向かって変位されるときに、前記第1の歯付要素が前記第1のギア歯の組と係合した後、前記追加ギア歯の組と係合するように配置されている。
前記第2の作動装置は、前記ヒンジ機構が十分な加速度を受けたときに前記第2の歯付要素を前記係止位置に変位させることが可能である。
前記第2の作動装置は、釣り合いおもりを支持するレバーによって制御される第2のカムを備えている。
前記第2の作動装置は、所定値より大きい加速度を受けない限り、前記釣り合いおもりを前記第2の歯付要素の前記非係止位置に対応する位置に保持する保持手段を備えている。
前記第2のカムは、前記第2のカムが前記第2の位置にあるときに前記第2の歯付要素を係止位置に配置し、前記第2のカムが前記第1の位置にあるときに前記第2の歯付要素を非係止位置に配置することが可能であり、前記第2の歯付要素は前記非係止位置に向かって弾性的に付勢されている。
前記第1および第2のカムは第1および第2の連結要素と一体であり、前記第2の連結要素は、前記第1の連結要素に作用し、前記第2のカムが前記第1の位置から前記第2の位置まで変位するように作動されたときに前記第1のカムを前記第1の位置から前記第2の位置まで変位させることが可能であり、前記第1の連結要素は、前記第1のカムが前記第1の位置から前記第2の位置まで変位されるように作動されたときに、前記第2の連結要素とぶつからないように配置されている。
前記第1および第2の連結要素はレバーである。
前記第2のフレームは、前記第2の歯付要素を、前記第2の位置に向かう前記第2のカムの作動後に、前記第1のフレームと第2のフレームとの間の回転中に前記追加ギア歯の組と係合させながら案内することが可能なガイドを備えている。
前記ガイドは、第1および第2のストッパとの間で角度的に延び、前記第1のストッパの位置に切り欠きを備えており、前記切り欠きは前記第2の歯付要素を前記第1のストッパの位置だけで前記非係止位置に変位させることが可能である。
前記第2の歯付要素は横ピンを備えており、前記第2のフレームは前記第1のストッパに近接して配置された屈曲ばねを備えており、前記屈曲ばねは、前記第2の歯付要素が前記第1のストッパに向かって前記ガイド内で角度的に変位されるときに前記ピンに係合することが可能な端部斜面を備えており、前記屈曲ばねは、前記第2の歯付要素が前記第1のストッパの位置にあるときに、前記非係止位置に向かって前記第2の歯付要素を弾性的に付勢することが可能である。
前記第2の歯付要素は、前記第2のフレームに回転可能に取り付けられて前記追加ギア歯の組と係合するピニオンである。
前記第2の作動装置は、前記第2の歯付要素を駆動する電気モータを備えている。
前記第1の作動装置は、前記電気モータが動作すると前記第1の歯付要素を前記非係止位置に変位させるように、前記電気モータと同期して電気制御される。
前記第2の作動装置は、ハンドルによって作動され、前記第2の歯付要素を駆動するポンプ運動装置である。
前記ハンドルは前記第2のフレームに対して旋回可能に取り付けられ、前記ハンドルは静止位置に向かって弾性的に付勢されて、第1の角度領域では前記静止位置から始まる第1の方向に、第2の角度領域では前記静止位置から始まる前記第1の方向と反対の第2の方向に変位可能であり、前記ポンプ運動装置は、
前記ハンドルが前記第1および第2の方向の一方または他方にそれぞれ前記静止位置から離れるように移動することによって変位されるときに、第1および第2の角度的に反対の方向にそれぞれ前記第2の歯付要素を積極的に駆動することが可能であり、
前記ハンドルが前記静止位置に向かって変位されるときに、前記第2の歯付要素を駆動しないことが可能である。
前記第1の作動装置は、第1、第2および第3の位置の間で移動可能であり前記第1の位置に向かって弾性的に付勢される少なくとも1つの第1のカムを備えており、前記第2および第3の位置は前記第1の位置のどちらか側に配置され、前記第1のカムは、前記第1のカムが第1の位置にあるときには係止位置に、前記第1のカムが第1の位置にないときには非係止位置にあるように、前記第1の歯付要素に作用する。
前記第1のカムは、前記第1のカムが第1の位置にないときに前記第1の歯付要素を非係止位置に変位させることが可能な非係止プレートと一体である。
さらに、本発明の主題はまた、シートベースと、前に規定したような少なくとも1つのヒンジ機構によってシートベースに対して旋回可能に取り付けられた背もたれとを備えた乗物シートである。
本発明の他の特性および利点は、添付の図面に関して、限定ではなく例として与えたいくつかの実施形態の以下の記載により明らかになるだろう。
同じ参照記号は、異なる図において同一または同様の要素を示す。
図1は、例えば自動車のフロントシートである車両シート1を示しており、それは、例えば長手ランナ3aにより車両のフロア3に固定されたシートベース2と、例えばハンドル6または同様のものによって制御される少なくとも1つのヒンジ機構5により、水平横回転軸Y周りでシートベース2に対して旋回可能に取り付けられた背もたれ4とを備えている。
以下に記載する本発明の実施形態ではすべて、ヒンジ機構5は、
例えば背もたれ4の構造と一体であり、特に回転軸Yとほぼ垂直に延びたフランジの形で実現することができる第1の剛性金属フレーム7と、
例えばシートベース2の構造に固定され(第1のフレーム7は必要に応じてシートベース2の構造に固定することができ、第2のフレーム8は背もたれ4の構造に固定することができる)、特に回転軸Yとほぼ垂直に延びているフランジの形で実現することができる第2の剛性金属フレーム8と、
第1および第2のフレーム7、8を互いに対して保持するとともに、回転軸Y周りでのこれら2つのフレーム7、8の互いに対する相対回転を可能にし、よって、第1および第2のフレーム7、8が内部空間を定める密閉ハウジングを形成する、例えば溶接によって第2のフレーム8に固定された、例えば剛性金属ガセットであるクロージャ要素9と、
前述の内部空間内に配置され、前記第1のフレームと第2のフレームとの間の相対角度位置を調節することを可能にする調節機構10と、
を備えている(例えば、図2から5参照)。
本明細書に記載された本発明の様々な実施形態の調節機構10は、第1のフレーム7と第2のフレーム8との間の相対回転を選択的に固定または解放することが可能な固定機構であってもよい。
調整機構10は、例えばフランス国特許出願公開第2740406号明細書に記載されたタイプであってもよく、したがって、
第1および第2のフレーム7、8の一方、例えば第1のフレーム7と一体であり、特に軸Y上に中心があり半径方向内側に向けられた円形ギア歯の組であってもよい第1のギア歯11の組と、
少なくとも1つの第1の歯付要素12、例えば軸Y周りに互いに120°に配置された3つの第1の歯付要素12であって、このまたは各第1の歯付要素12が、第1のギア歯11の組と係合する係止位置と、前記第1のギア歯11の組と係合しない非係合位置の間で、第2のフレーム8に対して前記第1のギア歯の組に関して移動可能に取り付けられた第1の歯付要素12と、
を備えている(図4および5参照)。
本明細書に記載された本発明の様々な実施形態の調節機構10はしたがって、第1のフレーム7と第2のフレーム8との間の互いに対する相対回転を選択的に固定または解放することが可能な固定機構である。
本明細書に記載された様々な実施形態では、第1の歯付要素12は、回転軸Yと垂直な面内に延びて、外ギア歯13の組と、軸Yの方向に軸方向に突出して半径方向に互いにずれている第1および第2のピン14、15とを有する剛性金属プレートの形で実現される。
本明細書に記載する様々な実施形態では、調節機構10はまた、調節装置10を制御するように第1の歯付要素12を作動させることが可能である第1の作動装置を備えている。この第1の作動装置は例えば、
軸Yと垂直な面内に延びることができ、例えば軸Yに沿って延びる駆動シャフト17と一体であってもよい第1の剛性金属カム16と、
第1のカム16と一体であり、例えば第1のカム16と平行な剛性金属プレートの形であり、第1の歯付要素12の第1のピン14が中に案内される切り抜き部19を備えた非係止制御ディスク18とを備えることができる。
第1のカム16および制御ディスク18は、
第1のカム16が係止位置(図5参照)になるように、各第1の歯付要素12を外側に押し戻す第1の位置と、
第1のカム16が各第1の歯付要素12を半径方向外側に押すのを止め、かつ/または対応する切り抜き部19が、第1の歯付要素12を非係止位置に半径方向内側に変位させるように、カム効果によって第1のピン14に作用する第2の位置と、
の間で、軸Y周りに旋回可能に取り付けられている。
さらに、本明細書に記載された様々な実施形態では、第1の歯付要素12は、プレスによって第1のフレーム内に形成されたガイド20の間に、半径方向にスライド可能に取り付けられ(図5)、各第1の歯付要素の第2のピン15は、第1の歯付要素12が第1および第2のフレームの特定の相対角度位置で第1のギア歯11の組と係合するのを防ぐように、軸Y上に中心があり第1のフレーム7に属する円形斜面を支持するようになることが可能である(この円形斜面は図面には示さないが、前述したフランス国特許出願公開第2740406号明細書に記載されかつ図示されている)。
第1のカム16および制御ディスク18は、例えば、第1のフレーム7と第2のフレーム8との間の内部空間内に配置され、かつ第2のフレーム8と一体であるばね21により、その第1の位置に向かって弾性的に付勢することができる。
さらに、本発明によると、ヒンジ機構はまた、第2のフレーム8に対して移動可能に取り付けられ、かつ第2の作動装置によって制御される少なくとも1つの第2の剛性金属歯付要素を備えており、前記第2の歯付要素は、半径方向内側に向けられ、第1のフレーム7の追加の一体ギア歯23の組に係合するギア歯22aの組を備えている。
有利には、ギア歯22aおよび23の組は、互いに対応する方法で、ほぼ軸Yに垂直な共通の面内に配置することができる。
図2から6に示された本発明の第1の実施形態では、第2の歯付要素22は、前記第2の歯付要素22が追加ギア歯23の組に係合した係止位置と、前記第2の歯付要素22が前記第2の追加ギア歯23の組に係合しない非係止位置の間で、第2のフレーム8に対して移動可能に取り付けられている。問題の追加ギア歯23の組は、第1のフレーム7の外周上に形成され、半径方向外側に向けられた、軸Y上に中心がある円形ギア歯の組(完全であってもそうでなくてもよい円を形成する)であってもよい。
第2の歯付要素22は、その部分に関して、軸Yと垂直な面内に延びており、例えばプレスによってガセット9に形成されたガイド9a内で、第2のフレーム8とガセット9の間で軸Yに対してほぼ半径方向にスライド可能に取り付けられた剛性金属カムフォロワの形であってもよい。
第2の歯付要素22は、例えばガセット9上、および/または第2のフレーム8に支持されるばね24により、その係止位置に向かって弾性的に付勢されることができる。
第2の歯付要素22を制御する第2の作動装置はまた、例えば、駆動シャフト17と一体であり、したがって第1のカム16で前記第1の位置と第2の位置との間で移動可能な第2のカム25を備えることができる。
第2のカム25は、例えば、軸Yと垂直な面内に延び、軸Y上に中心がある第1および第2の円形部分26、27を備えた端縁を有し、第2の円形部分27は第1の円形部分26より大きな半径を有しかつ傾斜面28によって前記第1の円形部分26に連結されている、金属薄板の形をしていてもよい(図2参照)。
さらに、第2の歯付要素22は、軸Y方向に軸方向に突出し、第2のフレーム8に設けられた径方向開口30を通過する剛性金属ロッド29と一体である(図2および4参照)。
ばね24の効果で、ロッド29は第2のカム25の端縁に向かって押される。第2のカム25および第1のカム16が第1の位置にあるとき、ロッド29は第2のカムの端縁の第1の部分26と向かい合っており、それによって第2の歯付要素22は追加ギア歯23の組と係合することができる。
しかし、第1および第2のカム16、25が第2の角度位置に変位されると、
一方では、第1の歯付要素12は非係止位置に変位され(図6参照)、
第2のカム25の端縁の第2の部分27が、ロッド29および第2の歯付要素22を半径方向外側に押し返し、それによって前記第2の歯付要素22は再び非係止位置に配置され、したがってユーザが必要に応じて、手動動作によって、または前記背もたれ4の戻り動作によって、背もたれ4の角度位置を調節することが可能になる。
ユーザがハンドル6を解放すると、第1および第2のカム16、25は第1の位置に戻り、それによって第1の歯付要素12および第2の歯付要素22は係止位置に戻る。
第2の歯付要素22が存在するおかげで、ヒンジ機構5の機械的強度が大きくなり、シート1のユーザの安全性が良くなる。
本発明の第2の実施形態は、本発明の第1の実施形態と極めて類似しており、したがって、詳細には説明しない。
図7および8に示す本発明の第2の実施形態は、第2の歯付要素22が、第1の実施形態で占める位置に対して、回転軸Y周りで僅かに角度的にずれていることのみによって、前述の第1の実施形態と区別される。
実際、本発明の第1の実施形態では、第2の歯付要素22の位置は、第1の歯付要素12が第1のギア歯11の組と完全に係合するときにその歯が追加ギア歯23の歯の組と完全に係合するようになっているが、第2の実施形態では、第2の歯付要素22の歯は、第1の歯付要素12が第1のギア歯11の組と完全に係合するときに追加ギア歯23の組の歯と完全には係合しないようになっている。
もう一方では、第2の実施形態では、調節装置10が係止し、第1の歯付要素12の歯が第1のギア歯11の組と完全に係合すると、第1の角度方向33を向いたギア歯22aの組の歯の側面31のみが、追加ギア歯23の組の歯の側面と接触する(図8参照)。この位置では、反対の角度方向34を向いたギア歯22aの組の歯の反対の側面32は、追加ギア歯の組の歯の対応する側面に接触せず、それによってギア歯22aおよび23の組の間の接触により、第1のフレームを角度方向33に押す。この圧力は、調節装置10内に存在する可能性があるあらゆる遊びを取り除く。
本発明の第2の実施形態では、第2の歯付要素22は、第1および第2のカムが第2の位置から第1の位置まで変位するときに各第1の歯付要素12が第1のギア歯11の組と係合した後に、追加ギア歯23の組と係合するように配置することができる。
図9から11に示す本発明の第3の実施形態も、発明の第1の実施形態と極めて類似しており、したがって、詳細には説明しない。
第3の実施形態は、以下の点によってのみ第1の実施形態と区別され、それは、
ヒンジ機構が第2のカム25、またはロッド29、または開口30、またはばね24のいずれも備えておらず、
第2の歯付要素12は、通常は非係止位置にあり(前記第2の歯付要素は例えば、ガイド9a内の摩擦で垂直方向に自由にスライド可能に取り付けられ、図示した実施例と同様に、その非係止位置が低位置であるようにヒンジ機構の下部に配置することができ、変更例では、第2の歯付要素はその非係止位置に向かって弾性的に付勢されることができる)、
第2の歯付要素を制御する第2の作動装置は、シートが十分な加速度(正または負)を受けているときに前記第2の歯付要素を係止位置に変位させることが可能である。
第2の作動装置は、例えば、軸Yと平行であり、かつシート1が設置される車両の移動の方向と垂直な、水平回転軸Y1周りで第2のフレームに対して旋回可能に取り付けられた第2の剛性金属カム35を備えることができる。前記第2のカムは、例えば第2のフレーム内で回転する剛性金属シャフト36により旋回可能に取り付けることができ、前記シャフト36は、下側に延びて釣り合いおもり38を支持する剛性金属レバー37と一体であってもよい。
第2のカム35は、
レバー37が垂直方向下側に延び、第2の歯付要素がその非係止位置を保持することが可能である第1の位置(図面に示す)と、
レバー37が傾斜し、前記カムが第2の歯付要素をその係止位置に変位させる少なくとも1つの第2の位置(好ましくは2つの第2の位置、図示せず)と、
の間で、釣り合いおもりで旋回することができる。
第2のカムは、レバー37が前方に旋回したときと、後方に旋回したときの両方で、第2の歯付要素22を係止位置に押し戻すように、軸Y1を含む垂直面に対して対称の形を有することができる。
釣り合いおもりが所定値より大きい加速度を受けないように釣り合いおもり38および第2のカム35を前述の第1の位置に保持するために、保持手段を設けることができる。例えば、釣り合いおもり38は、通常は支持片40によって静止位置に保持することができるように凸状形を有し、第2のフレーム8と一体である支持片40(プラスチックまたは他の材料でできている)の相補的凹状面39上に係止することができる。釣り合いおもりが一方向またはもう一方向の十分な加速度を受けたとき、例えばシート1が設置される車両が交通事故に遭ったときに、釣り合いおもりは支持片から解放され、レバー37および第2のカム35を旋回させる。したがって、事故のまさにその瞬間に、第2のカムはしたがって、第2の歯付要素22を係止位置に位置させ、ヒンジ機構の強度を大きくして、シート上に座ったユーザの安全性を高める。
もちろん、支持片40を他の保持手段、例えば壊れやすい要素に置き換えて、釣り合いおもり38、またはレバー37、または第2のカム35、または第2の歯付要素を固定することが可能である。
さらに、釣り合いおもりを取り除き、別の手段、例えば衝撃センサ、加速度計、または同様のものに接続された電子回路によって制御された点火プリテンショナによって、レバー37を作動させることも可能である。
図12から20に示す本発明の第4の実施形態では、ヒンジ機構5は、前述したものと同様であり、したがって再び詳細には説明しない。前述のヒンジ機構5に関する違いのみを以下に説明する。
図15および16に示すように、第4の実施形態の第2の歯付要素22は、第3の実施形態と同様に通常は非係止位置にあり、第2のフレーム8内で回転する剛性金属シャフト36と一体の剛性金属カム35によって、係止位置に向かって変位させることができる。シャフト36自体は、剛性金属レバー37(図13参照)と一体であり、これは、第3の実施形態と異なって、他端が背もたれの上部でハンドル41aによって、あるいは他の方法で(図12参照)制御されるケーブル41の一端と一体の自由端に到達するまで、例えばほぼ水平方向に延びている。その実用性がこれ以降に明らかになるレバー37は、必要に応じてケーブル41およびハンドル41a以外の制御装置によって制御することができる。例えば、レバー37は制御ハンドルと直接一体化することができる。
ハンドル41a、または他の制御要素により、ユーザがシートの背もたれ4を矢印45(図12)の方向に前側に折り畳むことが可能になり(図12)、例えば、ユーザは3ドア車内のシート1の後部に位置している空間にアクセスすることが可能になる。
本質的に知られている方法では、シート1の背もたれ4を折り畳むことによりさらに、シートのランナ3aを解除することができ、ユーザは、シート1の後部に位置する空間へのアクセスをさらに良くするために、シートのシートベース2を前側に移動させることが可能になる。
図13に示すように、シャフト36およびレバー37はまた、図示した例では、静止位置でほぼ垂直方向上向きに延びて、例えばシャフト17と一体でシャフト17から下向きに延びている剛性金属プレート43によって形成された他のレバーの横縁部の一方を支持するようになる自由端に達する追加の剛性金属レバー42と一体である。プレート43およびレバー42はそれぞれ、調節機構10を解除させるための角度方向45へのシャフト17の作動がレバー42とぶつからないが、ハンドル41aの作動によりレバー37および42を方向45と反対の角度方向46に旋回させ、レバー42の自由端がプレート43、制御シャフト17、および第1のカム16を角度方向45に変位させて、調節装置10を解除するように配置された第1および第2の連結要素を形成する。
さらに、図16および17に示すように、クロージャ要素9は、ここでは、通常は静止した第2の歯付要素22によって占められる位置から始まる角度方向45に延びる、回転軸Y上に中心がある円形ガイド44を形成する拡大部分を備えている。図16に示すこの静止位置では、前記第2の歯付要素22は、第1のストッパを形成する前述のガイド9aと接触したガイド44の切り欠き44aと係合し、それによって前記第2の歯付要素が、静止位置で第1のフレーム7の追加ギア歯23の組と係合しないようにすることができる。
第2の歯付要素22は、ギア歯22aの組の反対側に、前述したガイド44と同じ半径の円形形状を有する後縁部22bを備えている。さらに、第2の歯付要素は、クロージャ要素9のプレス成形部47に、軸Yと平行に横方向に突出するピン22cを備えている。
最後に、屈曲ばね48、例えば、ばねワイヤまたはばねブレードは、通常は前述の切り欠き44a内に第2の歯付要素を保持しながら、第2の歯付要素22にその非係止位置に向かって弾性的に負荷をかけるように、ピン22c上に位置する。この屈曲ばねは、その端部の一方でクロージャ要素9に(したがって、第2のフレーム8にも)取り付けられ、その反対側の端部は角度方向45(図17参照)の角度で半径方向内側に延びる斜面48aを形成する。
本発明の第4の実施形態によるヒンジ機構は、以下の通り動作する。
ユーザがハンドル6(図1)を作動させて背もたれ4の角度位置を調節するとき、この作動により調節装置10が解除されるが、第2の歯付要素22には何も作用せず、ガイド44の切り欠き44a内に留まったままである。背もたれ4の調節はしたがって、標準的な方法で行われる。
一方、ユーザがハンドル41aを作動させると、レバー37、シャフト36、第2のカム35、およびレバー42が角度方向45(図18参照)に旋回され、それによって第2のカム35が第2の歯付要素22を、ギア歯22aの組が第1のフレーム7の追加ギア歯23の組と係合する係止位置に変位させる。さらに、レバー42の自由端はその後、レバー43を第1のカム16と一緒に角度方向45に旋回させることによるレバー43のカム効果によって作動し、それによって調節装置10を解除させる。
背もたれ4はその後、図19および20に示すように、第2の歯付要素22がガイド44の端部で第2のストッパ44bに接触するまで、角度方向45に前側に自由に旋回することができる。この動作中に、第2の歯付要素22は、円形ガイド44上に位置する後端部22bによって追加ギア歯23の組に係合されたままである。この動作中、ハンドル41aが解放された場合でも、調節装置10は、第1のフレーム7の前述した円形斜面上に位置する第1の歯付要素12のピン15によって非係止位置に維持することができる(図示しないが、例えば、前述のフランス特許第2740406号に記載されている)。背もたれが角度調節範囲内にある場合(すなわち、歯付要素12のピン15が問題の円形斜面と向き合っていない場合)にハンドル6または41aがユーザによって解放されると、背もたれは係止し、それによって背もたれが不注意に解除されたままになる偶然性が避けられる。任意に、前述の円形斜面を省くことができ、これによりハンドル6または41aが解放されるとすぐに背もたれが再係止するのが保証される。
背もたれ4がその後(ユーザによるハンドル6または41aの作動で)引き起こされると、第1のフレーム7は、第2の歯付要素がクロージャ要素の前述のガイド9aに接した切り欠き44aと向き合う位置に到達するまで、第2の歯付要素22と一緒に角度方向45と反対の角度方向46に旋回する。この位置に戻ると、屈曲ばね48の持ち上げられた自由端48aは第2の歯付要素のピン22cの上を通過し、それによって屈曲ばね48は再び第2の歯付要素22を下向きに押して切り欠き44a内で係合させる。ヒンジ機構はその後、図16に示すような静止位置に戻り、背もたれは前側に折り畳まれる前にとっていた角度位置になる。
図21から24に示す本発明の第5の実施形態では、調節装置10は前述のものと同じまたは同様であり、したがって再び説明しない。
一方、本発明のこの第5の実施形態では、第2の歯付要素50は、前述した回転軸Yと平行な回転軸Y1周りに回転することが可能なように、第2のフレーム8およびクロージャ要素9上で回転するシャフト52と一体の外部インボリュートギア歯51の組を備えたピニオンである。
ピニオンの外部ギア歯51の組は、第1のフレーム7の前述した追加ギア歯23の組と噛み合い、この追加ギア歯の組はここではインボリュートギア歯の組である。
図22に示すように、第2の歯付要素50のシャフト52は、電動ギア付モータ53によって回転可能に駆動することができる。さらに、調節装置10の駆動シャフト17は、アクチュエータ54、例えば駆動シャフト17を調節装置10の非係止位置に変位させること、または駆動シャフト17に作用しないことのいずれかが可能な電磁石を備えたアクチュエータによって回転可能に制御することができる。
図21に示すように、ヒンジ機構5は、例えば2つのスイッチ55、56(または、必要に応じて、3位置スイッチ)を備えることができる電気制御コンソール49によって制御することができる。
図24に示すように、ギア付モータ53(M)およびアクチュエータ54(DEV)は、例えば車両のバッテリー57からの直流電流を動力源とすることができる。
スイッチ55、56が静止位置にあるときは、ギア付モータ53もアクチュエータ54も電力が供給されない。
スイッチ55が作動されると、アクチュエータ54は電力が供給され、調節装置10を解除させ、ギア付モータ53は特定の極性で電力が供給され、それによって例えば、背もたれ4の前方への折り畳み方向に回転される。ユーザがスイッチ55の作動を止めるとすぐに、ギア付モータ53が停止し、アクチュエータ54は調節装置を係止位置に戻すのが可能になる。
ユーザがスイッチ56を作動させると、アクチュエータ54は(スイッチ55の作動の場合と同様に同じ極性で)電力が供給され、それによって調節装置10が解除され、ギア付モータ53はスイッチ55の作動中に得られるものと逆の極性で電力が供給され、それによってギア付モータは前述と反対の方向、すなわち例えば、背もたれ4の後方旋回方向に回転する。
本発明の第5の実施形態では、したがって、調節装置10の存在のおかげで、優れた機械的強度を有する電気制御ヒンジ機構5が得られる。
図25から27に示す本発明の第6の実施形態では、第2の歯付要素50は再び、追加ギア歯23の組と係合するピニオンであるので、ヒンジ機構5は本発明の第5の実施形態に記載したものと同様である。
一方、本発明のこの第6の実施形態では、ヒンジ機構は電気装置によって制御されるのではなく、前述したハンドル6によって作動されるポンプ運動装置によって制御される。
この種のポンプ運動装置は知られており、例えば、フランス国特許出願公開第2826320号明細書に記載されたタイプのポンプ運動装置を使用することができる。
図25に示すように、ハンドル5は回転軸Y1周りで第2のフレーム8に対して旋回可能に取り付けられており、前記ハンドル6は、静止位置Nに向かって弾性的に付勢され、第1の角度領域58では静止位置Nから始まる第1の角度方向45に、第2の角度領域59では静止位置Nから始まる第1の方向とは反対の第2の角度方向46に変位可能である。
出力要素がシャフト52と一体であるポンプ運動装置60(図27参照)は、
ハンドル6がそれぞれ第1および第2の角度方向45、46の一方または他方に静止位置Nから離れるように移動することによって変位したときに、第2の歯付要素50をそれぞれ第1および第2の反対の角度方向に積極的に駆動することが可能であり、
ハンドル6が静止位置Nに向かって変位されたときに、第2の歯付要素50を駆動しないことが可能である。
図27に示すように、ポンプ運動装置60のハウジングは、ヒンジ機構の第2のフレーム8に固定することができる。
さらに図28に示すように、調節装置10は、本発明の他の前述したすべての実施形態と同様であるが、以下のことが異なっており、
第1のカム16は、その静止位置から始まって、第1の角度方向45、または第2の角度方向46のいずれかに変位可能であるように、回転軸Y周りに3次の対称性を有し、
調節装置10は、ばね21を備えておらず、カム16はポンプ運動装置60と一体の1つまたは複数のばねによってその静止位置に単に戻され、第1のカム16は例えば、制御リング18と一体であり、回転軸Yと平行に延び、回転軸Y上に中心があり、第2のフレーム8内に配置された円の部分の形で開口61aを通過する剛性金属ロッド61によりハンドル6に連結されており、ロッド61はハンドル6と一体であるフォーク62の2つの歯の間に挿入され、フォーク62は回転軸Y1に対して半径方向に延びるスリットを形成し、
制御リング18の切り抜き部19はそれぞれ、その外側縁部に、中心切り欠きより小さい半径の2つの部分19bに面した中心切り欠き19aを備えており、各第1の歯付要素12の第1のピン14はそれぞれ、図28に示すように、調節装置10が係止されたときに中心切り欠き19aに対応している。
本発明の第6の実施形態によるヒンジ機構は以下の通りに動作する。ユーザがハンドル6を静止位置Nから離れるように移動させることによって変位させると、この動作はフォーク62を使用して制御リング18を回転可能に駆動し、それによってカム16は第1の歯付要素12を係止位置に保持せず、切り抜き部19の部分19bは別個の第1の歯付要素12のそれぞれの第1のピン14に作用して第1の歯付要素を非係止位置に変位させる。
さらに、ハンドル6の動作は、第2の歯付要素50をその回転軸Y1の周りに回転可能に駆動し、第2の歯付要素は次に、追加ギア歯23の組を使用して第1のフレーム7を軸Y周りに回転可能に駆動させる(図29参照)。
ハンドル6がユーザによって解放されると、ハンドル6は、第2の歯付要素50を駆動させることなく、しかし図28の位置に戻る第1のカム16および制御リング18を駆動させて、ポンプ運動装置60内にあるばねの効果により中立位置Nに戻って、調節装置10が係止位置に戻る。
本発明の第6の実施形態では、したがって、ポンプ運動装置によって制御され、調節装置10のおかげで優れた機械的強度を有するヒンジ機構が得られる。
もちろん、本発明によるヒンジ機構5は、背もたれの角度調節以外の応用例で使用することができる。
このようなヒンジ機構は必要に応じて、例えばシートベースの高さおよび/または角度の調節を可能にするリフト機構を制御するために、または車両シートの2つの要素の間の相対旋回動作を制御することが望ましいあらゆる他の応用例で使用することができる。
本発明によるヒンジ機構を備えることが可能な乗物シートを示す図である。 ヒンジ機構が静止位置にある、図1のシートを備えることが可能な、本発明の第1の実施形態によるヒンジ機構の一方の面の図である。 図2のヒンジ機構のもう一方の面の図である。 図3の線IV−IVに沿った断面図である。 図4の線V−Vに沿った断面図である。 作動中のヒンジ機構を示す、図5と同様の図である。 図1のシートに使用することもできる、本発明の第2の実施形態によるヒンジ機構の、図5と同様の図である。 図7のVIIIの詳細図である。 図1のシートで使用することもできる、本発明の第3の実施形態によるヒンジ機構の、図4と同様の図であり、このヒンジ機構は、より簡潔にするために図9の断面には示さない釣り合いおもりを備えている。 図9の線X−Xに沿った断面図である。 図9の線XI−XIに沿った詳細断面図である。 本発明の第4の実施形態によるヒンジ機構を備えることが可能な乗物シートの略図である。 静止位置に示した、本発明の第4の実施形態によるヒンジ機構の、図2と同様の図である。 静止位置に示した、本発明の第4の実施形態によるヒンジ機構の、図3と同様の図である。 図14の線XV−XVに沿った断面図である。 図15の線XVI−XVIに沿った断面図である。 図15の線XVII−XVIIに沿った断面図である。 背もたれの折り畳みを制御する部材の作動中のヒンジ機構を示す、図16と同様の図である。 背もたれの折り畳み後のヒンジ機構を示す、図18と同様の図である。 背もたれを折り畳んだシートを示す、図12と同様の図である。 本発明の第5の実施形態によるヒンジ機構を備えた乗物シートの略図である。 図21のシートを備えたヒンジ機構の軸方向断面図である。 図22の線XXIII−XXIIIに沿った断面図である。 図21のシートの電気回路図である。 本発明の第6の実施形態によるヒンジ機構を備えたシートの略図である。 図25のシートを備えたヒンジ機構の一方側の図であり、このヒンジ機構は静止位置で示されている。 図26の線XXVII−XXVIIに沿った断面図である。 図27の線XXVIII−XXVIIIに沿った断面図である。 作動中のヒンジ機構を示す、図28と同様の図である。
符号の説明
1 車両シート
2 シートベース
4 背もたれ
5 ヒンジ機構
6 ハンドル
7 第1の剛性金属フレーム
8 第2の剛性金属フレーム
9 クロージャ要素
9a ガイド
10 調節装置
11 第1のギア歯
12 第1の歯付要素
13 ギア歯
14 第1のピン
15 第2のピン
16 第1の剛性金属カム
17 駆動シャフト
18 制御ディスク
22、50 第2の歯付要素
22c ピン
23 追加ギア歯
25 第2のカム
31、32 側面
35 第2の剛性金属カム
36 剛性金属シャフト
37 剛性金属レバー
38 釣り合いおもり
40 軸受片
42 剛性金属レバー
43 剛性金属プレート
44 円形ガイド
44a 切り欠き
44b ストッパ
48 屈曲ばね
48a 斜面
53 電動ギア付モータ
60 ポンプ運動装置
N 静止位置
Y 回転軸

Claims (35)

  1. 回転軸(Y)周りに互いに対して回転可能に取り付けられた第1および第2のフレーム(7、8)と、
    前記第1および第2のフレーム(7、8)を互いに連結して、前記第1および第2のフレームの相対角度位置の調節を可能にするギア付の調節装置であって、前記第1および第2のフレームの一方(7)と一体の少なくとも1組の第1のギア歯(11)、前記第1のギア歯(11)の組と係合することが可能であり、前記第1のギア歯の組に対して移動可能な少なくとも1つの第1の歯付要素(12)、および前記調節装置を制御するように前記第1の歯付要素(12)を作動させることが可能な第1の作動装置(16、17、18)を備えた調節装置(10)と、
    前記第2のフレームによって支持され、前記第1のフレーム(7)と一体の追加ギア歯(23)の組と係合する第2の歯付要素(22;50)とを備えたヒンジ機構において、
    前記第2の歯付要素(22;50)が前記第2のフレーム(8)に対して移動可能に取り付けられており、かつ、前記第2の歯付要素を作動させることが可能な第2の作動装置(25;35、36、37、38;35、36、37、41;53;60)を備えていることを特徴とするヒンジ機構。
  2. 前記追加ギア歯(23)の組は半径方向外側に向けられている、請求項1に記載のヒンジ機構。
  3. 前記第1のギア歯(11)の組は半径方向内側に向けられている、請求項1に記載のヒンジ機構。
  4. 前記調節装置(10)は、互いに対する前記第1および第2のフレーム(7、8)の相対回転を選択的に固定または解放することが可能である、請求項1から3のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  5. 前記第1の歯付要素(12)は、前記第1のギア歯(11)の組と一体でない前記2つのフレームの一方(8)に対して移動可能に取り付けられ、前記第1の歯付要素は、前記第1の歯付要素(11)が前記第1のギア歯(11)の組と係合する係止位置と、前記第1の歯付要素(12)が前記第1のギア歯(11)の組と係合しない非係止位置の間で変位可能である、請求項4に記載のヒンジ機構。
  6. 前記第1のギア歯(11)の組は前記第1のフレーム(7)と一体であり、前記第1の歯付要素(12)は前記第2のフレーム(8)に対して移動可能に取り付けられている、請求項5に記載のヒンジ機構。
  7. 前記第1の作動装置は、第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり前記第1の位置に向かって弾性的に付勢された少なくとも1つの第1のカム(16)を備え、前記第1のカムは、前記第1のカムが第1の位置にあるときには係止位置にあり、前記第1のカムが第2の位置にあるときには前記非係止位置にあるように前記第1の歯付要素(12)に作用する、請求項6に記載のヒンジ機構。
  8. 前記第1のカム(16)は、前記第1のカムが前記第1の位置にあるときに前記第1の歯付要素(12)を係止位置に押し戻し、前記第1のカムが前記第2の位置にあるときに前記第1の歯付要素を前記非係止位置に向かって変位させることが可能である、請求項7に記載のヒンジ機構。
  9. 前記第1のカム(16)は、前記第1のカムが第2の位置にあるときに前記第1の歯付要素(12)を非係止位置に変位させることが可能な非係止リング(18)と一体である、請求項8に記載のヒンジ機構。
  10. 前記第2の歯付要素(22)は、前記第2のフレーム(8)に対して、前記第2の歯付要素(22)が前記追加ギア歯(23)の組に係合する係止位置と、前記第2の歯付要素(22)が前記追加ギア歯(23)の組に係合しない非係止位置との間で移動可能に取り付けられている、請求項4から9のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  11. 前記第2の作動装置は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり前記第2の歯付要素(22)に作用する少なくとも1つの第2のカム(25;35)を備えている、請求項10に記載のヒンジ機構。
  12. 前記第2のカム(25;35)は、前記第1の位置に向かって弾性的に付勢されている、請求項11に記載のヒンジ機構。
  13. 前記第2のカム(25)は、前記第2のカム(25)が前記第2の位置にあるときに前記第2の歯付要素(22)を前記非係止位置に配置し、前記第2のカム(25)が前記第1の位置にあるときに前記第2の歯付要素(22)を前記係止位置に向かって変位させることが可能である、請求項12に記載のヒンジ機構。
  14. 前記第2の歯付要素(22)は、前記係止位置に向かって弾性的に付勢されている、請求項13に記載のヒンジ機構。
  15. 前記第1および第2のカム(16、25)は互いに一体である、請求項11および12のいずれか一項、または請求項7から9のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  16. 前記第2の歯付要素(22)は、それぞれ第1および第2の反対の角度方向(33、34)を向く第1および第2の側面(31、32)を有する歯(22a)を備え、前記追加ギア歯(23)の組もまた2つの側面を有する歯を備え、前記第2の歯付要素は、前記第1の歯付要素(12)が前記第1のギア歯(11)の組に完全に噛み合うときに、その歯の前記第1の側面(31)のみが前記追加ギア歯(23)の組の歯の側面に接触するように配置されている、請求項5から9のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  17. 前記第2の歯付要素(22)は、前記第1の歯付要素(12)が前記第1のギア歯(11)の組に完全に係合しているときに、その歯(22a)が前記追加ギア歯(23)の組の歯に完全に噛み合う位置に対して角度的にずれている、請求項16に記載のヒンジ機構。
  18. 前記第2の歯付要素(22)は、前記第1および第2のカム(16、25)が前記第2の位置から前記第1の位置に向かって変位されるときに、前記第1の歯付要素(12)が前記第1のギア歯(11)の組と係合した後、前記追加ギア歯(23)の組と係合するように配置されている、請求項17に記載のヒンジ機構。
  19. 前記第2の作動装置(35、36、37、38)は、前記ヒンジ機構が十分な加速度を受けたときに前記第2の歯付要素(22)を前記係止位置に変位させることが可能である、請求項4から12のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  20. 前記第2の作動装置は、釣り合いおもり(38)を支持するレバー(37)によって制御される第2のカム(35)を備えている、請求項19に記載のヒンジ機構。
  21. 前記第2の作動装置は、所定値より大きい加速度を受けない限り、前記釣り合いおもりを前記第2の歯付要素(22)の前記非係止位置に対応する位置に保持する保持手段(40)を備えている、請求項20に記載のヒンジ機構。
  22. 前記第2のカム(35)は、前記第2のカムが前記第2の位置にあるときに前記第2の歯付要素(22)を係止位置に配置し、前記第2のカム(35)が前記第1の位置にあるときに前記第2の歯付要素(22)を非係止位置に配置することが可能であり、前記第2の歯付要素(22)は前記非係止位置に向かって弾性的に付勢されている、請求項11に記載のヒンジ機構。
  23. 前記第1および第2のカム(16、35)は第1および第2の連結要素(43、42)と一体であり、前記第2の連結要素(42)は、前記第1の連結要素(43)に作用し、前記第2のカム(35)が前記第1の位置から前記第2の位置まで変位するように作動されたときに前記第1のカム(16)を前記第1の位置から前記第2の位置まで変位させることが可能であり、前記第1の連結要素(43)は、前記第1のカム(16)が前記第1の位置から前記第2の位置まで変位されるように作動されたときに、前記第2の連結要素(42)とぶつからないように配置されている、請求項22に記載のヒンジ機構。
  24. 前記第1および第2の連結要素(43、42)はレバーである、請求項23に記載のヒンジ機構。
  25. 前記第2のフレームは、前記第2の歯付要素(22)を、前記第2の位置に向かう前記第2のカム(35)の作動後に、前記第1のフレーム(7)と第2のフレーム(8)との間の回転中に前記追加ギア歯(23)の組と係合させながら案内することが可能なガイド(44)を備えている、請求項22から24のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  26. 前記ガイド(44)は、第1および第2のストッパ(9a、44b)との間で角度的に延び、前記第1のストッパ(9a)の位置に切り欠き(44a)を備えており、前記切り欠きは前記第2の歯付要素(22)を前記第1のストッパ(9a)の位置だけで前記非係止位置に変位させることが可能である、請求項25に記載のヒンジ機構。
  27. 前記第2の歯付要素(22)は横ピン(22c)を備えており、前記第2のフレーム(8)は前記第1のストッパに近接して配置された屈曲ばね(48)を備えており、前記屈曲ばねは、前記第2の歯付要素(22)が前記第1のストッパ(9a)に向かって前記ガイド(44)内で角度的に変位されるときに前記ピン(22c)に係合することが可能な端部斜面(48a)を備えており、前記屈曲ばね(48)は、前記第2の歯付要素が前記第1のストッパの位置にあるときに、前記非係止位置に向かって前記第2の歯付要素を弾性的に付勢することが可能である、請求項26に記載のヒンジ機構。
  28. 前記第2の歯付要素は、前記第2のフレーム(8)に回転可能に取り付けられて前記追加ギア歯(23)の組と係合するピニオン(50)である、請求項5から9のいずれか一項に記載のヒンジ機構。
  29. 前記第2の作動装置は、前記第2の歯付要素(50)を駆動する電気モータ(53)を備えている、請求項28に記載のヒンジ機構。
  30. 前記第1の作動装置(16、17、18)は、前記電気モータ(53)が動作すると前記第1の歯付要素(12)を前記非係止位置に変位させるように、前記電気モータと同期して電気制御される、請求項29に記載のヒンジ機構。
  31. 前記第2の作動装置(60)は、ハンドル(6)によって作動され、前記第2の歯付要素(50)を駆動するポンプ運動装置である、請求項28に記載のヒンジ機構。
  32. 前記ハンドル(6)は前記第2のフレーム(8)に対して旋回可能に取り付けられ、前記ハンドルは静止位置(N)に向かって弾性的に付勢されて、第1の角度領域(58)では前記静止位置から始まる第1の方向(45)に、第2の角度領域(59)では前記静止位置から始まる前記第1の方向と反対の第2の方向(46)に変位可能であり、前記ポンプ運動装置(60)は、
    前記ハンドルが前記第1および第2の方向の一方または他方にそれぞれ前記静止位置(N)から離れる方向に変位されるときに、第1および第2の角度的に反対の方向にそれぞれ前記第2の歯付要素(50)を積極的に駆動することが可能であり、
    前記ハンドルが前記静止位置に向かって変位されるときに、前記第2の歯付要素(50)を駆動しないことが可能である、請求項31に記載のヒンジ機構。
  33. 前記第1の作動装置は、第1、第2および第3の位置の間で移動可能であり前記第1の位置に向かって弾性的に付勢される少なくとも1つの第1のカム(16)を備えており、前記第2および第3の位置は前記第1の位置のどちらか側に配置され、前記第1のカムは、前記第1のカム(16)が第1の位置にあるときには係止位置に、前記第1のカムが第1の位置にないときには非係止位置にあるように、前記第1の歯付要素(12)に作用する、請求項32に記載のヒンジ機構。
  34. 前記第1のカム(16)は、前記第1のカム(16)が第1の位置にないときに前記第1の歯付要素(12)を非係止位置に変位させることが可能な非係止リング(18)と一体である、請求項33に記載のヒンジ機構。
  35. シートベース(2)と、先の請求項のいずれか一項に記載した少なくとも1つのヒンジ機構(5)により前記シートベース(2)に対して旋回可能に取り付けられた背もたれ(3)とを備えた乗物シート。
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