JP2008271957A - ハナビラタケ、及びベータグルカンの生産方法。 - Google Patents
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Abstract
ハナビラタケの発芽量を多くし、生産期間を短くし生産量を上げる方法を見出す。またカビの汚染を防ぐと共に、食べた時シャキシャキ感のあるハナビラタケを生産する。ベータグルカンの含有量の多いハナビラタケを生産する。
【解決手段】
発芽量を多くする為に、前記の茸の栽培ビンのビン口の中の菌床の表面を押圧して培養速度を促進する為の空気穴を埋める押菌工程、その後、ハナビラ茸とは異種の第二の菌糸を振りかけて多くの原基が発生させる工程を設けた。芽出し時に栽培ビンのキャップを除去し、前記栽培ビンまたはコンテナの上方から通気性と光の透過性のある高分子材料またはポリエチレンの袋またはカバーケースを被せて、ハナビラタケの子実体を育成できる様にした。また、バナナをミキサーにて砕いて培地にまぜ、バナナやハチミツを多く培地に加え攪拌させ、ベータグルカンの量の多いハナビラタケを得る。
【選択図】図3
Description
ハナビラタケはハナビラマイタケとも呼ばれ、一般の茸と同様に食用の食品に用いられる。毒性もない。
また、ベータグルカン(1−3)Dを多量に含むことは学会等で知られている。
今までのデータでは、ベータグルカンの含有量の最高値は100グラム中、43.5グラム含まれていると言うデータがあり、生活習慣病の防止、免疫力の向上、抗癌、抗腫瘍作用のある健康食品として、将来的には薬用としても用いられる方向性がある。
しかしながらハナビラタケは一般の茸に比べて成長が遅く、カビに汚染され易く、培地成分によりその組成が大きく変化し、人工栽培は非常に困難であるとされていた。実際に栽培を行うと、接種から刈り取りまで4ヶ月間位掛かり、カビに汚染され易く、今まで容易に産業的生産を行うことはできなかった。
そこで本発明者は、従来の栽培方法を見直し、比較的短期間で大量生産が可能で、且つ収穫が多くでカビの拡散を完全に防止でき、自然界で生えているハナビラタケに近い歯ごたえのある茸に育成させ、更にベータグルカンの量を多く含むハナビラタケの生産方法を見出す課題を解決したことをここに記す。
ハナビラタケの大量生産過程の工程においては、効率のよい機械生産工程とした。
本出願の請求項の内容や明細の内容については、多数のハナビラタケを実際に生産して実験を繰り返し行った結果による数値、工程順序としての発明の内容を示す。
また次の様にハナビラタケについて公開されている特許文献を明示する。
よって、このカビの汚染を防ぐ方法を見出さなければならない。
また、茸が各種成分をよく吸収できる方法を見出す。
栽培ビンの中の培地の上部の菌床を空気穴が上部から見えない状態に平らに広くする事ができ、子実体が発芽できる培地の面積を広く取れ、ハナビラタケの発芽量を多くすることができる様になった。
接種から刈り取りまでの期間を4ヶ月間から3ヶ月間とすることができた。
また湿度を一定に保てるので、ハナビラタケの成長が早い。
茸は一般に培地成分により茸の成分も変化する。よって、バナナや、ハチミツを培地に多量に加えると、ベータグルカン(1−3)Dの量を増やす事ができる事が実験でわかった。
よってベータグルカン(1−3)Dを多く含むハナビラタケを大量生産できる方法を見出した。
略1.0〜1.5立方メートルの培地に対してバナナを5キログラム、ハチミツを3キログラム以上含ませると、100グラムのハナビラタケの粉末において、ベータグルカン(1−3)Dを約50グラム以上を含んだハナビラタケを栽培可能とすることができる。
培地の攪拌工程、栽培ビンへの培地詰め工程、培地の殺菌工程、ハナビラタケの菌糸の接種工程、培養工程、押菌工程、第二の菌糸の接種工程、芽出工程、袋またはカバーケース掛工程、育成工程、刈取工程の各工程の組み合わせにより、数種類の工程順序がある。更にベータグルカンの粉末を得る、乾燥、破砕工程がある。
オガに対する水分の含有量は、オガを手に握り絞めて、手の指のすきまから水分がニジミ出る位を60〜65%の湿度の目安としている。
なおオガは、外の雨を含まない状態にての保存のものを用いた。オガの容積は、水分の含みにより、かなり異なる。
栽培ビン2に培地13を詰める際は、茸の栽培ビン2のビン口の培地の上の菌床部分に、1個以上の空気穴14を設けて培地13を栽培ビン2の中に充填する。この様に1個以上の空気穴14を培地13に設けるのは、培地13の下部の中まで空気の流通をよくして、後にハナビラタケの菌糸を培地13の菌床の表面に接種して、培地内に菌糸が成長し培地の中に菌子が一杯になるまでの日数を短くする培養日数の短縮の効果がある。
また空気の還流する穴としているが、この空気穴に接種の際、ハナビラタケの種菌が落下し、空気穴の下部から種菌からの菌糸が広がる効果がある。
1個以上の空気穴14を設けて栽培ビン2の中に培地13を充填した後に、空気の流通を確保したキャップ17を被せる。
詰め機においては、1つのコンテナ3に入っている16本の栽培ビン2毎に一度に培地13を詰め充填し、キャップ被せ機によりキャップ17を被せる事を自動的に行なう。
栽培ビン2の中に培地13を詰める際は、栽培ビン2の中に培地が十分に詰まっていない状態の軽詰めにならない様にする。培養工程25にて、栽培ビン2の中の軽詰めのスキマ部分に子実体ができ、芽出し後のハナビラタケの菌床の表面より上の部分の成長が阻害されやすい。
殺菌後は、自然空冷を行ない、急激な空冷にて、外気が栽培ビン2の中に吸入されるのを防ぐ必要がある。これはカビ等の菌糸が栽培ビンの中に吸収を防ぐものである。
殺菌後は自然に温度が下がるまで蒸らしを行い、外気が栽培ビン2の中に進入しない様にすると殺菌力は更に強まる。
図7は栽培ビン2に空気穴14を設けて培地13を充填しハナビラタケの菌子の種菌15を接種した状態の断面図である。15は接種したハナビラタケの種菌である。16は空気穴14の中に落ちたハナビラタケの種菌である。
接種終了後は直ぐ栽培ビン用キャップ17を閉める。
栽培ビン用キャップ17には、空気の流通穴があり、この栽培ビン用キャップ17により、栽培ビン2の中と外気が遮断されることはない。
ハナビラタケの菌子の接種工程24においては、ハナビラタケの菌糸が接種される前に、カビ等が栽培ビン2の中に入らない様に、細心の注意が必要である。
また、接種の際は、空気冷やして空気を重くし、対流を防ぐため、ハナビラタケの菌子の接種工程24においては室温を摂氏10度以下として空気の移動を最小限にしなければならない。外気の流入は厳禁で、流入させる場合は雑菌が室内に入らない様に十分なフイルタを用いる。
なお接種は、他の栽培ビンの培地13の種菌を用いてもよいし、液体にて培養した種菌、液体接種で行なってもよい。
栽培ビン2の中のハナビラタケの菌糸の広がりは、外見から色具合で確認することができる。
培養工程25は、通常培養室なる場所を確保し、温度、酸素を一定に維持する。
温度は高い温度または低い温度でも、ハナビラタケの菌糸の伸びは阻害される。
酸素を一定に維持するのは、外気を取り入れ且つ場所の培養室内の空気を攪拌または対流をさせる必要がある。
空気は二酸化炭素が増さない様にすべきで、高い湿度(70%以上)は、培養中の栽培ビンの中にカビの発生を見出し易い。しかしながら適度の湿度40%以上は確保し、カビの発生にてその胞子が乾燥して粉散しない様にしなければならない。
よって培養室の湿度は、カビの発生にて胞子が乾燥にて空気中に粉散しない湿度としなければならない。よって30%以上〜70%以下が好ましい。
また、過度な光を培養中に照射すると、栽培ビン2の中に子実体を作りやすい。
この押し菌工程は請求項1から4までの工程にも用いることができる。請求項1から4までの工程以外の生産工程においても、用いることができる。
請求項1〜4までの押菌工程は、見方によれば空気穴の穴埋工程とも言えるし、押菌と空気穴の穴埋工程が一緒になったものとも言える。空気穴のある栽培ビンの中の培地を押しても、栽培ビンの中の培地の詰まり度合いが高い場合、押しても培地の移動がよくなく、空気穴が埋まらない場合も有り得る。
この押菌工程26は、通常、栽培ビン2のハナビラタケの菌糸が、熟成をしてから行なうが、この状態に限られることはない。
熟成とは、菌糸が栽培ビン2の中の培地一杯に成長して行き渡る状態を言う。
栽培ビン2の中の空気穴14の開いた培地13の上部を、略円盤状の回転体または円柱状、円錐状の回転体12を回しながら押し付け、培地の上部の穴の部分18を埋め略平にする。
図8は押菌工程26の栽培ビン2の断面図を示す。栽培ビン2の中に空気穴14を設けながら充填された培地13がある。この栽培ビン2の口の中の培地13の上部の菌床になる部分を回転体12により、培地の菌床部分に押し付けて、空気穴14の上部の空気穴の部分を埋めた培地18にてふさいでしまう。培地13は、適度な水分を含んでいるので、空気穴の部分を埋めた培地18により、ビン口の中の上部の菌床の部分は略平らとなる。なお回転体12の回転方向は左右どちらでもよく、また完全に一回転しない状態の繰り返し(ウエスト動作)でもよい。
培養は後の芽出し工程28において、原基の発芽日を略同じくするため、また同日に同ロット毎のハナビラタケの刈り取りが行なえる様に育成するために、栽培効率上、培養室の、環境条件は温度、光、酸素を一定に保ち、栽培ビンの中の菌糸の伸びを一定にする必要がある。
酸素濃度を一定に保つには、外気を取り込むと共に、空気を培養室内で対流、攪拌させる必要がある。
他の茸の通常の栽培においては、押菌工程は行なわなく、菌掻工程があり、この菌掻き工程においては栽培ビンの菌床の上部の培地を掻き取ったりして、茸の芽を出させるために菌糸を刺激する方法を用いている。
押菌工程は、栽培ビンの中の培地の菌床の表面を刺激して、菌糸の子実体を発生させるためでもあるので、菌掻き工程の目的も兼ねるものとも言える。
この第二の菌子の接種を行なって、菌糸の培養の状態、光、酸素、温度状態を均一に保つことにより、ハナビラタケは数日以内の略同日に原基である芽を出すことになる。
第二の菌糸の接種においても、通常の接種機を改造して用いる。
この第二の菌の接種工程27は請求項1から4までの工程にも用いることができる。
図9は、空気穴14を設けた栽培ビン2の中の培地の上部の菌床の部分に、第二の菌
19を接種した状態の断面図を示す。
また請求項5に示す一連の工程は、開示されているハナビラタケの一般的生産に限らず、前記請求項1から4までの工程にも用いることができる。
通常の茸栽培の芽出工程においては、栽培ビン2の口に取り付けられていた栽培ビン用キャップ17を栽培ビン2から外すか、除去している。
袋掛工程29では、栽培ビン2に被せる袋1,4、5、6または各種カバーケース1,4,10,11は、光の透過性と通気性のある高分子材料またはポリエチレン製の物を被せ、光を照射しつつ前記の袋の中でハナビラタケの子実体を育成するものとする。
ポリエチレン5,6には、目に見えない穴が開いていて、空気分子を通すものを用いる。
水分により目に見えないポリエチレン、袋およびカバーケースの穴が塞がれる恐れが考えたが、実験を行なった結果、目に見えない穴が完全に塞がれる事はない。よって上記の効果が期待できる。
図1、図2は栽培ビン2に被せられた高分子材またはポリエチレンで出来た多角形の袋1、4または円柱のカバーケース1、4である。
カバーケース1は天井部分を有している。
袋5を被せた栽培ビン2はそれぞれコンテナ3に戻される。
図3は、栽培ビン2に通常の高分子材のポリエチレンの袋5を被せた状態である。
この様に高分子材料またはポリエチレン材の袋5、被い6またはカバーケース1,4、10,11を栽培ビン2または1個以上のコンテナを被うことにより、茸自体から発する水分によって袋内、囲い内の湿度を保ち、高分子材料またはポリエチレンの袋5、被い6カバーケース1,4,10,11の囲いの内側の湿度を保てる。よって袋またはカバーケースを用いる。
図5は栽培ビン2の入っているコンテナ3に成形した高分子材の袋またはカバーケース10を掛けた状態である。カバーケース10はコンテナ3の側面の穴7を被わない様に、コンテナ3の上にカバーケース10が乗せる様になっているが、カバーケース10はコンテナ3の下部まで被う様にしてもよい。
図6は成形され区切りのあるカバーケース11を示す。
栽培ビン2の内径58ミリ、高さは165ミリのものを用いた時は、ポリエチレンの大きさは市販のものでは厚さが 略0.03ミリであり、福助工業製の規格No12で、幅230ミリ、340ミリの透明な袋を用いるのが適当である。このサイズの袋の中でハナビラタケが成長する。ハナビラタケが刈り取りまでできる様に大きく成長したときを考慮して、袋5の大きさを選定する。ポリエチレン、高分子材料において、袋のサイズ大きさは、これに限ることなしに、通気性のある適選なものを用いる。
厚さは空気を通す厚さがよく、ポリエチレン材、高分子材なら何でもよい。
高分子材またはポリエチレン袋、囲いは着色でもよく、紫外線を通すものがよい。
コンテナを囲うカバーケース10,11においても、同様に通気性のものを用いるとよいが、空間が広い為、通気性は必ずしも必要でない。二酸化炭素は重い為、カバーケースの中に留まらない。
ハナビラタケは高温性の茸であり、雰囲気温度が例えば摂氏20〜26度とカビが繁殖がしやすく、周りにある栽培ビン2の茸にもカビが感染しやすい問題点があった。
育成工程30は通常、育成室を設け行うが、芽出室と場所を同じくしてよい。
芽出室、育成室においては、光をハナビラタケの原基に与える発光設備が必要である。原基が成長して葉ボタン状に成長してからも、継続して光を与えた。光は蛍光灯でもよい。
生産された粉末は容器詰め工程34にて各種容器、袋に収納される。
本発明の工程によれば、新たな工程である押菌工程26、第二の菌糸の接種工程27、袋掛工程29を用いる。
これらにより、ハナビラタケの独自の生産方法として確立した。
図10と請求項1に示す、培地の攪拌工程21、栽培ビンへの培地詰め工程22、殺菌工程23、ハナビラタケの菌糸の接種工程24、培養工程25、押菌工程26、芽出工程28、育成工程30、刈取工程31の順序からなるハナビラタケの生産方法。
図11と請求項2に示すハナビラタケの生産方法の工程においては、本発明の押菌工程26と第二の菌子の接種工程27を取り入れた、
図12と請求項3に示すハナビラタケの生産方法の工程においては、本発明の押菌工程26と袋掛工程29を取り入れた、
図13と請求項4に示すハナビラタケの生産方法の工程においては、本発明の押菌工程26と第二の菌糸の接種工程27と袋掛工程29を取り入れた、
なお図10、図11、図12、図13においては、説明上29袋掛工程と記したが、請求項6,7,8,9のポリエチレン、高分子材料、カバーケース、袋掛け等も含むものとする。
高温性の茸のために、カビ等の発生度合いが高く、ベンレート、オスバンの消毒を中心に行なうが、食品故に消毒剤を用いるにも、限度があり、新しいハナビラタケの工程により、カビ等も防ぐことが出来る。
略1.0〜1.5立方メートルの培地のオガにつき、バナナを4〜5キログラムを加えたり、ハチミツを2〜3キログラムを加えてベータグルカン(1−3)Dを多く含ませることができる。
ベータグルカン(1−3)Dの量は、100グラムのハナビラタケを乾燥して粉砕した計った結果、100グラム中約50グラム以上を含ませることができた。
このベータグルカン(1−3)Dの値は、ハナビラタケの上部より、培地の近くの根の部分に多く含まれる。
なお、請求項1から請求項4における工程においては、請求項11、請求項12の成分量に縛られる事はない。
上記生産方法で出来たハナビラタケを刈取り、乾燥し、粉砕して生産するベータグルカン(1−3)Dをこの様に多量に得ることができる。
このベータグルカン(1−3)Dは、健康補助食品としても摂取できる。
また認可された後は、特殊な目的な医薬、免疫を上げる薬、抗腫瘍剤等の薬とすることができる作用がある。
ここでは、例示として代表的なベータグルカン(1−3)Dを示したが、ベータグルカン(1−6)Dも含むことより、ベータグルカン(1−6)Dを含んでも何ら権利の範囲は変わりはない。
薬品、健康補助食品においては、粒状化、錠剤化はもちろん、カプセル化された組成物として、商品化される。また、添加物として、多糖類、糖類の誘導体を含む上記作用のある薬品として用いられる。
2.栽培ビン
3.コンテナ
4.円柱の袋またはカバーケース
5.高分子材またはポリエチレンの袋
6.高分子材またはポリエチレンの袋または被い
7.コンテナの通気部分
8.底部
9.支え
10.コンテナ用のカバーケース
11.内側に区切りのあるコンテナ用のカバーケース
12.回転体
13.培地
14.空気穴
15.接種したハナビラタケの種菌
16.空気穴の中に落ちたハナビラタケの種菌
17.栽培ビン用キャップ
18.空気穴を埋めた培地部分
19.第二の菌子
21.培地の攪拌工程
22.栽培ビンへの培地詰め工程
23.培地の殺菌工程
24.ハナビラタケの菌糸の接種工程
25.培養工程
26.押菌工程
27.第二の菌糸の接種工程
28.芽出工程
29.袋掛工程
30.育成工程
31.刈取工程
32.乾燥工程
33.破砕工程
34.容器詰め工程
Claims (14)
- 培地の攪拌工程、栽培ビンへの培地詰め工程、殺菌工程、ハナビラタケの菌糸の接種工程、培養工程、押菌工程、芽出工程、育成工程、刈取工程の順序からなる事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 培地の攪拌工程、栽培ビンへの培地詰め工程、殺菌工程、ハナビラタケの菌糸の接種工程、培養工程、押菌工程、第二の菌糸の接種工程、芽出工程、育成工程、刈取工程の順序からなる事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 培地の攪拌工程、栽培ビンへの培地詰め工程、殺菌工程、ハナビラタケの菌糸の接種工程、培養工程、押菌工程、芽出工程、袋またはカバーケース掛工程、育成工程、刈取工程の順序からなる事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 培地の攪拌工程、栽培ビンへの培地詰め工程、殺菌工程、ハナビラタケの菌糸の接種工程、培養工程、押菌工程、第二の菌糸の接種工程、芽出工程、袋またはカバーケース掛工程、育成工程、刈取工程の順序からなる事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 茸の栽培ビンに1個以上の空気穴を設けて充填された培地に、ハナビラタケの菌糸を接種して培養し、前記茸の栽培ビンのビン口の中の前記培地の菌床の表面を押圧し前記空気穴を埋める押菌工程を用いる事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 芽出時に栽培ビンのキャップを除去し、前記栽培ビンの上方から光の透過性と通気性のある高分子材料の袋またはカバーケースを被せ、光を照射しつつ前記の袋の中で子実体を育成する事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 芽出時に栽培ビンのキャップを除去し、前記栽培ビンの上方から光の透過性と通気性のあるポリエチレンの袋またはカバーケースを被せ、光を照射しつつ前記袋の中で子実体を育成する事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 芽出時に栽培ビンのキャップを除去し、コンテナに光の透過性と通気性のある高分子材料で覆って、光を照射しつつ子実体を育成することを特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 芽出時に栽培ビンのキャップを除去し、コンテナに光の透過性と通気性のあるポリエチレンで覆って、光を照射しつつ子実体を育成することを特徴とするハナビラタケの生産方法。
- バナナをミキサーにて砕いて培地に混ぜて攪拌させて培地を作る事を特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 培地の攪拌工程において、略1.0〜1.5立方メートルの培地にバナナを4キログラム以上を加えてベータグルカン(1−3)Dを多く含ませることを特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 培地の攪拌工程において、略1.0〜1.5立方メートルの培地にハチミツを2キログラム以上を加えてベータグルカン(1−3)Dを多く含ませることを特徴とするハナビラタケの生産方法。
- 前記請求項1から12までのいずれかのハナビラタケの生産方法で出来たハナビラタケ。
- 前記請求項1から12までのいずれかの生産方法で出来たハナビラタケを刈取り、乾燥し、粉砕して生産するハナビラタケの生産方法から出来たベータグルカン。
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