JP2008271807A - 海苔製造機 - Google Patents

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Abstract

【課題】海苔製造機のランニングコストを低減すること。
【解決手段】本発明では、海苔生地を抄製した海苔簀(4)を搬送しながら海苔生地を乾燥させる乾燥室(11)と、外気を加熱して乾燥室(11)に供給する加熱室(14,15)とを並設するとともに、始端部に燃焼バーナー(19)を連通させ終端部に排気筒(32)を連通させた加熱ダクト(20)を加熱室(14,15)の内部に海苔簀(4)の搬送方向と平行に配設し、加熱室(14,15)の吸入口(22)から吸入した外気を内部の加熱ダクト(20)で加熱して供給口(24)から乾燥室(11)の内部に供給するように構成した海苔製造機(1)において、加熱ダクト(20)と排気筒(32)との間に燃焼バーナー(19)の排気で外気を加熱する予熱装置(16,17)を形成し、この予熱装置(16,17)を加熱室(14,15)の吸入口(22)の近傍に配置して、加熱室(14,15)の吸入口(22)から吸入される外気を予熱装置(16,17)で予め加熱するように構成することにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造するための海苔製造機に関するものである。
従来より、食用に供される乾燥海苔は、水分を多く含んだ海苔生地を乾燥させることによって製造されており、そのために、海苔製造機が広く用いられている。
この海苔製造機は、スノコ状の海苔簀に海苔生地を抄製する抄製装置に海苔生地を乾燥させる乾燥装置を連設し、抄製装置で抄製した海苔生地を海苔簀ごと乾燥装置に受け渡し、乾燥装置によって海苔簀に抄製した海苔生地を乾燥させるようにしている。
この乾燥装置は、海苔生地を抄製した海苔簀を搬送しながら海苔生地を乾燥させる乾燥室と、外気を加熱して乾燥室に供給する加熱室とを並設するとともに、始端部に燃焼バーナーを連通させ終端部に排気筒を連通させた加熱ダクトを加熱室の内部に海苔簀の搬送方向と平行に配設し、加熱室の吸入口から吸入した外気を内部の加熱ダクトで加熱して供給口から乾燥室の内部に供給するように構成している(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2001−321132号公報
ところが、上記従来の海苔製造機では、外気を加熱室で加熱しなければならず、外気の温度が低い場合には、燃焼バーナーの出力を増大させて加熱ダクトの外周温度を上昇させなければならず、燃料消費が増大し海苔製造機に要するランニングコストが増大してしまうおそれがあった。
また、上記従来の海苔製造機では、加熱ダクトの終端部に排気筒を接続して、燃焼バーナーの排気をそのまま外部へ排出するようにしていたために、加熱室での熱効率が低く、その分だけ海苔製造機に要するランニングコストが増大してしまうおそれがあった。
さらに、上記従来の海苔製造機では、始端部に燃焼バーナーを連通させ終端部に排気筒を連通させた加熱ダクトを加熱室の内部に海苔簀の搬送方向と平行に配設していたために、加熱ダクトの始端部側と終端部側とでは、燃焼バーナーに近い始端部側のほうが温度が高くなっており、それによって、乾燥室の内部に供給される加熱空気も加熱ダクトの始端部側のほうが終端部側よりも高くなってしまい、乾燥室の内部において海苔簀の搬送方向に沿って不均一な温度分布が形成されて、乾燥室における乾燥効率が低減し、その分だけ海苔製造機に要するランニングコストが増大してしまうおそれがあった。しかも、上記従来の海苔製造機では、不均一な温度分布に起因して、乾燥海苔の乾燥不良が生じ、乾燥海苔の商品価値を低減させてしまうおそれもあった。
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔生地を抄製した海苔簀を搬送しながら海苔生地を乾燥させる乾燥室と、外気を加熱して乾燥室に供給する加熱室とを並設するとともに、始端部に燃焼バーナーを連通させ終端部に排気筒を連通させた加熱ダクトを加熱室の内部に海苔簀の搬送方向と平行に配設し、加熱室の吸入口から吸入した外気を内部の加熱ダクトで加熱して供給口から乾燥室の内部に供給するように構成した海苔製造機において、加熱ダクトと排気筒との間に燃焼バーナーの排気で外気を加熱する予熱装置を形成し、この予熱装置を加熱室の吸入口の近傍に配置して、加熱室の吸入口から吸入される外気を予熱装置で予め加熱するように構成することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、予熱装置を加熱室の吸入口と直交させて配置することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、予熱装置の側壁と乾燥室の側壁とで加熱室の吸入口の上流側を囲繞することにした。
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項1〜請求項3のいずれかに係る本発明において、予熱装置に外気を吸入又は排出する複数のファンを海苔簀の搬送方向と平行に間隔を開けて配置し、乾燥室の内部温度が海苔簀の搬送方向に沿って均一となるように各ファンを駆動制御することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、加熱ダクトと排気筒との間に燃焼バーナーの排気で外気を加熱する予熱装置を形成し、この予熱装置を加熱室の吸入口の近傍に配置して、加熱室の吸入口から吸入される外気を予熱装置で予め加熱するように構成しているために、加熱室において外気を加熱するための負荷を軽減することができ、加熱室での加熱効率を向上させることができるので、燃焼バーナーでの燃料消費を低減して海苔製造機に要するランニングコストを低減することができる。
特に、予熱装置を加熱室の吸入口と直交させて配置した場合には、加熱室の吸入口から外気を吸入するに際して予熱装置が邪魔にならず、加熱室の吸入口から外気を良好に吸入することができる。
また、予熱装置の側壁と乾燥室の側壁とで加熱室の吸入口の上流側を囲繞した場合には、加熱室の吸入口の上流側において予熱装置の側壁と乾燥室の側壁とを整流用のダクトとして機能させることができ、これによっても、加熱室の吸入口から外気を良好に吸入することができる。
また、予熱装置に外気を吸入又は排出する複数のファンを海苔簀の搬送方向と平行に間隔を開けて配置し、乾燥室の内部温度が海苔簀の搬送方向に沿って均一となるように各ファンを駆動制御した場合には、乾燥室の内部において海苔簀の搬送方向に沿う温度分布を均一なものにすることができるので、乾燥室における乾燥効率を向上させることができ、海苔製造機に要するランニングコストを低減することができるとともに、不均一な温度分布に起因する乾燥不良の発生を未然に防止することができ、乾燥海苔の商品価値を向上させることができる。
以下に、本発明に係る海苔製造機の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1〜図4に示すように、海苔製造機1は、海苔生地の抄製を行う抄製装置2と海苔生地の乾燥を行う乾燥装置3とを連設した構成となっている。
抄製装置2は、複数枚の海苔簀4を並設した簀枠5を搬送するための無端状の搬送機構6を内蔵しており、搬送機構6の搬送経路に沿って、海苔簀4に海苔生地を抄くための抄き機構7と、吸引によって海苔生地の脱水を行うための吸引脱水機構8と、スポンジの押圧によって海苔生地の脱水を行う押圧脱水機構9と、海苔簀4から乾燥海苔を剥離するための剥離機構10とを順に配置している。
そして、抄製装置2は、搬送機構6で簀枠5ごと海苔簀4を搬送しながら、抄き機構7で海苔簀4に海苔生地を抄製し、吸引脱水機構8と押圧脱水機構9とで海苔生地の脱水を行い、その後、乾燥装置3に簀枠5ごと受け渡すとともに、乾燥装置3で乾燥した後の簀枠5を再び受け取り、剥離機構10で海苔簀4から乾燥海苔を剥離するように構成している。
乾燥装置3は、前後方向に伸延させた矩形箱型状の乾燥室11の内部に簀枠5を搬送するための搬送機構12,13を上下に収容するとともに、乾燥室11の右側部に前後方向に伸延させた矩形箱型状の加熱室14,15を前後に並設し、さらには、加熱室14,15の上部に予熱装置16,17を取付けている。
そして、乾燥装置3は、外気の一部を予熱装置16,17で予熱するとともに、一部を予熱した外気を加熱室14,15で加熱して乾燥室11に供給し、乾燥室11の内部において搬送機構12,13で簀枠5ごと海苔簀4を2往復搬送しながら、加熱室14,15から供給される加熱空気で海苔生地の乾燥を行うように構成している。なお、上段の搬送機構12の前端上部で抄製装置2から簀枠5を受け取り、上段の搬送機構12で簀枠5を1往復搬送し、上段の搬送機構12の前端下部から下段の搬送機構13の前端上部に簀枠5を受け渡し、下段の搬送機構13で簀枠5を1往復搬送し、その後、下段の搬送機構13の前端下部で抄製装置2へ簀枠5を受け渡すようにしている。
以下に、加熱室14,15と予熱装置16,17の具体的な構造についてそれぞれ説明する。なお、前後の加熱室14,15と前後の予熱装置16,17は前後対称の構造となっているために、前側の加熱室14と予熱装置16の構造について以下に説明する。
まず、加熱室14の構造について説明すると、加熱室14は、図5〜図7に示すように、前後方向に伸延させた矩形箱型状のケーシング18の前端下部に燃焼バーナー19を取付けるとともに、ケーシング18の内側に円筒状の加熱ダクト20と排気ダクト21とを加熱ダクト20を下側にして上下に取付け、ケーシング18の前端部において加熱ダクト20の始端部に燃焼バーナー19を連通連結するとともに、ケーシング18の後端部において加熱ダクト20の終端部に排気ダクト21の始端部を連通連結し、排気ダクト21の終端部をケーシング18の前端上部から外部に突出させている。これにより、加熱室14は、内部に加熱ダクト20を搬送機構12,13による海苔簀4の搬送方向(前後方向)と平行に配設している。
また、加熱室14は、ケーシング18の上部に4個の円形開口状の吸入口22を前後に間隔を開けて形成するとともに、各吸入口22に吸入用のファン23を取付け、一方、ケーシング18の左側下部に乾燥室11に連通する4個の矩形開口状の供給口24を前後に間隔を開けて形成し(図3,4参照。)、各供給口24に4枚の整流板25を上下に間隔を開けて取付けている。
そして、加熱室14は、燃焼バーナー19によって加熱ダクト20の外周部を加熱し、ファン23の作用で吸入口22から外気を吸入し、内部において加熱ダクト20によって外気を加熱し、その加熱した外気(加熱空気)を供給口24から乾燥室11に供給するようにしている。なお、加熱室14は、燃焼バーナー19によって生じた排気を加熱ダクト20から排気ダクト21を介して外部に排出するようにしている。
次に、予熱装置16の構造について説明すると、予熱装置16は、左右方向に伸延させた矩形箱型状の吸排気部26と前後方向に伸延させた矩形箱型状の熱交換部27とによって平面視で略L字状にケーシング28を形成し、加熱室14のケーシング18の上端縁部に加熱室14の吸入口22の上方を開放した状態でケーシング28を取付けており、これにより、予熱装置16を加熱室14の吸入口22と直交させて配置するとともに、前後の予熱装置16,17の内側の側壁と乾燥室11の右側(外側)の側壁とで加熱室14の吸入口22の上流側を囲繞するようにしている。
この予熱装置16は、吸排気部26の内部に水平板状の隔壁29を形成して吸排気部26の内部を吸入ダクト30と排出ダクト31とに上下に区画するとともに、吸排気部26の左側下部に加熱室14の排気ダクト21の終端部を接続して排気ダクト21と吸入ダクト30とを連通連結する一方、吸排気部26の左側上部に上下方向に伸延させた排気筒32の始端部を接続して排出ダクト31と排気筒32とを連通連結している。
また、予熱装置16は、熱交換部27の後端部に垂直板状の隔壁33を形成して熱交換部27の内部に熱交換室34と上下方向に連通する連通ダクト35とを前後に形成するとともに、この連通ダクト35と吸排気部26の吸入ダクト30及び排出ダクト31との間にそれぞれ6本の円筒状の熱交換パイプ36を架設して、この熱交換パイプ36を介して吸排気部26の吸入ダクト30と熱交換部27の連通ダクト35及び吸排気部26の排出ダクト31と熱交換部27の連通ダクト35とをそれぞれ連通連結している。
また、予熱装置16は、熱交換部27の右側(外側)下部に4個の円形開口状の吸入口37を前後に間隔を開けて形成するとともに、各吸入口37に吸入用のファン38を取付ける一方、熱交換部27の左側(内側)上部に4個の矩形開口状の排出口39を前後に間隔を開けて形成しており、これらの吸入口37(ファン38)や排出口39を加熱室14の吸入口22(ファン23)や供給口24と左右に一直線上に配置して前後方向に対向するようにしている。これにより、予熱装置16は、外気を吸入するファン38を搬送機構12,13による海苔簀4の搬送方向(前後方向)と平行に間隔を開けて配置している。
さらに、予熱装置16は、各ファン38に制御装置40を接続するとともに、この制御装置40に乾燥室11の内部に搬送機構12,13による海苔簀4の搬送方向(前後方向)に間隔を開けて配置した8個の温度センサー41を接続しており、制御装置40によって温度センサー41から乾燥室11の内部の海苔簀4の搬送方向に沿った温度分布を計測できるようにするとともに、各温度センサー41で計測した温度に応じて各ファン38で吸引・排出する外気の風量を駆動制御できるようにしている。
そして、予熱装置16は、加熱室14の排気ダクト21から排出される燃焼バーナー19の排気を吸排気部26の吸入ダクト30から吸入するとともに、熱交換部27の熱交換パイプ36から連通ダクト35を介して再び熱交換パイプ36へと流通させ、吸排気部26の排出ダクト31から排気筒32へ排出するようにしており、これにより、熱交換部27の熱交換室34の内部を燃焼バーナー19の排気の余熱で昇温させるようにしている。
また、予熱装置16は、ファン38の作用で吸入口37から吸入した外気を熱交換部27の熱交換室34の内部で加熱して排出口39から排出するようにしている。これにより、予熱装置16は、乾燥装置3の加熱室14の吸入口22から吸入される外気の一部を予め加熱するようにしている。
さらに、予熱装置16は、各温度センサー41によって計測した温度が所定温度差内に収まるように制御装置40によって温度が低い部分のファン38の出力を増加させるとともに温度が高い部分のファン38の出力を低下させて、乾燥室11の内部の海苔簀4の搬送方向に沿った温度分布が均一となるようにファン38を駆動制御しながら、加熱室14の吸入口22から吸入される外気の一部を予め加熱するようにしている。
以上に説明したように、上記海苔製造機1では、海苔生地を抄製した海苔簀4を搬送しながら海苔生地を乾燥させる乾燥室11と、外気を加熱して乾燥室11に供給する加熱室14とを並設するとともに、始端部に燃焼バーナー19を連通させ終端部に排気筒32を連通させた加熱ダクト20を加熱室14の内部に海苔簀4の搬送方向と平行に配設し、加熱室14の吸入口22から吸入した外気を内部の加熱ダクト20で加熱して供給口24から乾燥室11の内部に供給するように構成している。
しかも、上記海苔製造機1では、加熱ダクト20と排気筒32との間に燃焼バーナー19の排気で外気を予め加熱する予熱装置16を形成し、この予熱装置16を加熱室14の吸入口22の近傍に配置して、加熱室14の吸入口22から吸入される外気を予熱装置16で予め加熱するように構成している。
そのため、上記構成の海苔製造機1では、加熱室14の内部で加熱される外気の一部を予熱装置16によって燃焼バーナー19の排気の余熱を有効に利用して加熱することができ、これにより、加熱室14において外気を加熱するための負荷を軽減することができ、加熱室14での加熱効率を向上させることができるので、燃焼バーナー19での燃料消費を低減して海苔製造機1に要するランニングコストを低減することができる。
また、上記海苔製造機1では、予熱装置16を加熱室14の吸入口22と直交させて配置した構成としている。
そのため、上記構成の海苔製造機1では、加熱室14の吸入口22の上流側を広く開放することができ、加熱室14の吸入口22から外気を吸入するに際して予熱装置16が邪魔(障害)にならず、予熱装置16を装着した場合でも加熱室14での外気の吸引抵抗を増大させてしまうことがなく、加熱室14の吸入口22から外気を良好に吸入することができる。
また、上記の海苔製造機1では、予熱装置16の側壁と乾燥室11の側壁とで加熱室14の吸入口22の上流側を囲繞した構成としている。
そのため、上記構成の海苔製造機1では、加熱室14の吸入口22の上流側において予熱装置16の側壁と乾燥室11の側壁とを整流用のダクトとして機能させることができ、加熱室14の吸入口22の近傍での横風などの影響を受けることがなく、加熱室14の吸入口22から外気を良好に吸入することができる。
さらに、上記海苔製造機1では、予熱装置16に外気を吸入(排出する構成でも可能。)する複数のファン38を海苔簀4の搬送方向と平行に間隔を開けて配置し、乾燥室11の内部温度が海苔簀4の搬送方向に沿って均一となるように各ファン38を駆動制御するように構成している。
そのため、上記構成の海苔製造機1では、乾燥室11の内部において海苔簀4の搬送方向に沿う温度分布を均一なものにすることができるので、乾燥室11における乾燥効率を向上させることができ、海苔製造機1に要するランニングコストを低減することができるとともに、不均一な温度分布に起因する乾燥不良の発生を未然に防止することができ、乾燥海苔の商品価値を向上させることができる。
海苔製造機を示す平面図。 同右側面図。 同断面模式図。 同正面図。 予熱装置を示す平面図。 同右側面図。 同正面図。
符号の説明
1 海苔製造機 2 抄製装置
3 乾燥装置 4 海苔簀
5 簀枠 6 搬送機構
7 抄き機構 8 吸引脱水機構
9 押圧脱水機構 10 剥離機構
11 乾燥室 12,13 搬送機構
14,15 加熱室 16,17 予熱装置
18 ケーシング 19 燃焼バーナー
20 加熱ダクト 21 排気ダクト
22 吸入口 23 ファン
24 供給口 25 整流板
26 吸排気部 27 熱交換部
28 ケーシング 29 隔壁
30 吸入ダクト 31 排出ダクト
32 排気筒 33 隔壁
34 熱交換室 35 連通ダクト
36 熱交換パイプ 37 吸入口
38 ファン 39 排出口
40 制御装置 41 温度センサー

Claims (4)

  1. 海苔生地を抄製した海苔簀を搬送しながら海苔生地を乾燥させる乾燥室と、外気を加熱して乾燥室に供給する加熱室とを並設するとともに、始端部に燃焼バーナーを連通させ終端部に排気筒を連通させた加熱ダクトを加熱室の内部に海苔簀の搬送方向と平行に配設し、加熱室の吸入口から吸入した外気を内部の加熱ダクトで加熱して供給口から乾燥室の内部に供給するように構成した海苔製造機において、
    加熱ダクトと排気筒との間に燃焼バーナーの排気で外気を加熱する予熱装置を形成し、この予熱装置を加熱室の吸入口の近傍に配置して、加熱室の吸入口から吸入される外気を予熱装置で予め加熱するように構成したことを特徴とする海苔製造機。
  2. 予熱装置を加熱室の吸入口と直交させて配置したことを特徴とする請求項1に記載の海苔製造機。
  3. 予熱装置の側壁と乾燥室の側壁とで加熱室の吸入口の上流側を囲繞したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔製造機。
  4. 予熱装置に外気を吸入又は排出する複数のファンを海苔簀の搬送方向と平行に間隔を開けて配置し、乾燥室の内部温度が海苔簀の搬送方向に沿って均一となるように各ファンを駆動制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の海苔製造機。
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