JP2008270203A - 固体酸化物燃料電池及び水電解セル - Google Patents

固体酸化物燃料電池及び水電解セル Download PDF

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Abstract

【課題】焼結性を良好に保ちながら、導電性の向上及び密着性の向上を同時に実現するよ
うなインターコネクタの材料を提供する。
【解決手段】本発明の固体電解質燃料電池は、複数の単電池と、前記複数の単電池を電気的に接続するインターコネクタ15とを具備している。インターコネクタ15は、組成式:Sr1−3x/2LaTi1+y3−δを有する材料からなる気密性重視部分15aと、気密性重視部分15aよりも導電率が高い導電率重視部分15bとを備えている。ただし、
0.15≦x≦0.4,
0.2≦y≦0.4
である。
【選択図】図2A

Description

本発明は、固体酸化物燃料電池(SOFC)及び水電解セルに関し、特に、固体酸化物燃料電池及び水電解セルにおいて単電池又は単セルの間を電気的に結合するために使用されるインターコネクタに関する。
固体酸化物燃料電池とは、酸化物を固体電解質として使用する燃料電池であり、高い効率が得られるという利点から、広く研究・開発が進められている。図1は、固体酸化物燃料電池の構成の例を示す断面図である。図1には、円筒型の基体管1の上に、燃料極2、電解質層3、及び空気極4が順次に形成された、いわゆる円筒横縞型の固体酸化物燃料電池の構造が図示されている。基体管1としては、例えばカルシア安定化ジルコニア(CaO:ZrO)が使用され、燃料極2としては、例えば、イットリア安定化ジルコニアが添加された酸化ニッケル(YSZ:NiO)が使用される。また、電解質層3としては、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)が使用され、空気極4としては、例えば、ランタンマンガナイト(LaMnO)が使用される。基体管1の上には、燃料極2、電解質層3、及び空気極4によって形成された単電池が長手方向に並んで設けられている。基体管1の内側に燃料ガスが供給され、空気極4の外側に空気が供給されると電気化学反応が起こり、固体酸化物燃料電池は、燃料極2及び空気極4をそれぞれ負極、正極とする電池として動作する。
固体酸化物燃料電池は、単電池あたりの起電力が小さいため、複数の単電池を直列に接続することによって電圧を高めて発電を行う必要がある。隣接する単電池を接続する部材は、インターコネクタと呼ばれており、図1では符号5によって示されている。インターコネクタ5は、隣接する単電池の燃料極2と空気極4とを接続するように形成されている。円筒型固体酸化物燃料電池では、インターコネクタ5が電解質層3の一部に接触するように形成される。インターコネクタ5は、隣接する単電池の燃料極2の間において基体管1にも接触している。
インターコネクタ5として求められる特性としては、燃料ガスを漏らさないための気密性、高い導電性、及び電解質層3との密着性が挙げられる。インターコネクタ5の気密性が低いと、インターコネクタ5を通じて燃料ガスが外部に漏れてしまい、空気と混ざってしまうため好ましくない。気密性を高めるためには、インターコネクタ5の緻密性を高めることが重要であり、インターコネクタ5を緻密に焼結することが求められる。また、インターコネクタ5の導電性が低いと、インターコネクタ5の抵抗が大きくなり、燃料電池の効率が低下してしまう。加えて、電解質層3とインターコネクタ5との密着性が低く、電解質層3とインターコネクタ5との間に微小な隙間があると、この隙間から燃料ガスが僅かに漏れてしまう。
導電性が高いという利点を有するLaCrO系の材料は、インターコネクタとして現在、最も広く使用されている材料である。しかしながら、LaCrO系の材料は、焼結が難しいという難点も有している。コストを低減させるためには、インターコネクタを固体酸化物燃料電池の他の構成部材(例えば、基体管、燃料極、固体電解質、及び空気極)と同時に焼結する共焼結法を採用することが好ましい。しかし、焼結が難しいLaCrO系の材料をインターコネクタとして使用すると、共焼結法を採用することが難しくなってしまう。
焼結性に優れたSrTiO系の材料は、インターコネクタの候補として挙げられているもう一つの材料である。焼結性に優れたSrTiO系の材料は、緻密性を確保することが容易である。例えば、特許文献1は、インターコネクタとして、Sr1−xTi1−y3+δを使用することを開示している。ここで、Aは、Aサイト(Srのサイト)に入る置換元素であり、希土類、Al、又はCrであり、Bは、Bサイト(Tiのサイト)に入る置換元素であり、Nb又はTaである。特許第3453283号公報に開示されたインターコネクタは、Aサイトの元素とBサイトの元素が、化学量論組成を有していることに留意されたい。しかしながら、SrTiO系の材料は、導電性が低く、また、電解質層との密着性に乏しいという問題がある。
SrTiO系の材料の導電性の向上は、非特許文献1に開示されているように、SrTiO系のAサイトのSrの一部をLaに置換することによって実現できる。より具体的には、非特許文献1は、Sr1−3z/2LaTiOがz=0.3で導電率が最大になることを開示している。しかしながら、Sr1−3z/2LaTiOは、電解質層との密着性が十分であるとはいえない。
このような背景から、燃料ガスを漏らさないための気密性を良好に保ちながら、導電性の向上及び密着性の向上を同時に実現するようなインターコネクタの材料や構造の提供が望まれている。
特許第3453283号公報 「固体酸化物形燃料電池システム技術開発 高出力化に関する研究開発 高出力密度化に関する研究報告」、平成17年〜平成18年度成果報告集、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、平成19年3月、p.16−22
したがって、本発明の目的は、燃料ガスを漏らさないための気密性を良好に保ちながら、導電性の向上及び密着性の向上を同時に実現するようなインターコネクタの材料及び/又は構造を提供することにある。
本発明の一の観点では、固体電解質燃料電池が、複数の単電池と、前記複数の単電池を電気的に接続するインターコネクタとを具備している。前記インターコネクタは、組成式:Sr1−3x/2LaTi1+y3−δを有する材料からなる第1部分と、前記第1部分よりも導電率が高い第2部分とを備えている。ただし、
0.15≦x≦0.4,
0.2≦y≦0.4
である。
前記第2部分は、組成式:Sr1−3z/2LaTiOを有する材料からなることが好ましい。ただし、
0.2≦z≦0.4
である。
本発明の他の観点では、固体電解質燃料電池が、複数の単電池と、前記複数の単電池を電気的に接続するインターコネクタとを具備している。前記インターコネクタは、下記の組成式:
Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ
を有する材料からなる。ここで、
0.15≦x≦0.4,
0.2≦y≦0.4
である。
本発明によれば、インターコネクタの気密性を良好に保ちながら、導電性の向上及び密着性の向上を同時に実現することができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、図1の構成を有する円筒型固体酸化物燃料電池のインターコネクタ5として好適な材料が提供される。より具体的には、第1の実施形態では、インターコネクタ5が、下記の組成式:
Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ, ・・・(1a)
を有する材料で構成される。ただし、
0.15≦x≦0.4, ・・・(1b)
0.2≦y≦0.4, ・・・(1c)
である。組成式の「O3−δ」は、酸素の量を定量的に示すのではなく、単に、ストロンチウム、ランタン、チタンが充分に酸化されていることを示している。ストロンチウム、ランタン、チタンが充分に酸化されると、理論的には、3−δは、3よりも多少小さい値になる。
本実施形態のインターコネクタ5は、SrTiOを出発材料とした上で、下記のような技術的思想の下に発明されたものである。
第1に、導電率を低下させるために、Sr2+の一部がLa3+に置換されている。より具体的には、Aサイトの組成がSr1―3x/2Laとなるように、Sr2+がLa3+に置換されている。このような態様で置換されるのは、焼結阻害を防ぐためである。Sr2+をLa3+に置換する場合、電荷を調節するために、2個のLa3+が材料に取り込まれるたびに、1個のSr2+が余分になる。SrTiO系の材料は、基本的に焼結性が良好な材料であるが、過剰のSrは、焼結を阻害してしまうため好ましくない。La部分置換率xを0.4以下にして焼結性を良好に保つことは、緻密性を向上させ、もって、燃料ガスを漏らさないための気密性を向上させるために好適である。
導電性の観点から、La量には最適範囲が存在する。La量が多すぎても少なすぎても、インターコネクタの導電性は低下してしまう。0.15≦x≦0.4という条件は、インターコネクタの導電性を向上させるという観点から決定されている。
第2に、電解質層3との密着性を向上させるために、Tiが過剰に、具体的には、TiO相が現れる程度に含まれる。発明者の知見によると、敢えてTiO相を析出させることで、良好な密着性が得られる。密着性は、Ti量が多いほど高い。ただし、Ti量が多くなりすぎると、導電性が低下してしまうので、Ti量には最適範囲が存在する。0.2≦y≦0.4という条件は、密着性及び導電性を向上するという観点から決定されている。
本実施形態のインターコネクタ5は、La量及びTi量が上記のように決定されていることにより、燃料ガスを漏らさないための気密性を保ちながら、導電率の低下と密着性の向上を同時に実現している。
(第2の実施形態)
式(1a)〜(1c)で表される組成の材料からなる第1の実施形態のインターコネクタ5は、燃料ガスを漏らさないための気密性や、電解質層3に対する密着性においては優れている。しかしながら、導電性の面からは必ずしも最適であるとはいえない。第2の実施形態では、導電性を一層に向上するためのインターコネクタの構造が提供される。
図2Aは、本発明の第2の実施形態の固体電解質燃料電池の構成を示す断面図である。基体管1の上には、燃料極2、電解質層3、及び空気極4によって形成された単電池が長手方向に並んで設けられている。インターコネクタ15が、隣接する単電池の燃料極2と空気極4とを接続するように形成されている。
本実施形態では、インターコネクタ15は、基体管1に対して内側に位置する気密性重視部分15aと、外側に位置する導電性重視部分15bとで形成されている。気密性重視部分15aは、第1の実施形態のインターコネクタ5と同様に下記の組成式:
Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ, ・・・(1a)
を有する材料で構成される。ただし、
0.15≦x≦0.4, ・・・(1b)
0.2≦y≦0.4, ・・・(1c)
である。気密性重視部分15aでは、Tiが化学量論組成よりも過剰に含まれていることに留意されたい。一方、導電性重視部分15bは、下記の組成式:
Sr1−3z/2LaTiO, ・・・(2a)
を有する材料から形成されている。ただし、
0.2≦z≦0.4, ・・・(2b)
である。
インターコネクタ15が気密性重視部分15aと導電性重視部分15bの2層構造になっていることにより、燃料ガスを漏らさないための気密性の向上と、インターコネクタ15の導電性の向上とが同時に実現されている。Sr1−3x/2LaTi1+y3−δで形成された気密性重視部分15aは、燃料ガスを漏らさないための気密性や、電解質層3に対する密着性において優れている。その一方で、Sr1−3z/2LaTiOで形成されている導電性重視部分15bは、導電性の向上に寄与する。
導電性重視部分15bにおけるLa部分置換率zが、式(2b)のように定められるのは、導電性重視部分15bの導電率を向上させるために重要である。図3は、Sr1−3z/2LaTiOの導電率のLa部分置換率zに対する依存性を示すグラフである。Sr1−3z/2LaTiOの導電率は、La部分置換率zが0.3のときに最大値を取る。図3のグラフから理解されるように、La部分置換率zを0.2≦z≦0.4の範囲に調節することにより、高い導電性を導電性重視部分15bに与えることができる。
燃料ガスを漏らさないための気密性を確保するためには、図2Aに示されているように、気密性重視部分15aが隣接する単電池の電解質層3を連結するように設けられることが好ましい。このような構造では、電解質層3と気密性重視部分15aによって燃料ガスがそれらの内側に閉じ込められるため、出力を向上させることができる。
また、インターコネクタ15と電解質層3との密着性の向上の観点からは、図2Bに示されているように、気密性重視部分15aが電解質層3に接触する一方、導電性重視部分15bが電解質層3に接触しないように形成されることが好適である。ただし、本発明においては、図2Aに示されているように、導電性重視部分15bの一部が電解質層3に接触していることも許容されると理解されなくてはならない。導電性重視部分15bの一部が電解質層3に接触していても、インターコネクタ15が主として気密性重視部分15aで電解質層3に接触していれば、機能上の問題はない。
なお、上述には、固体酸化物燃料電池の構造について記載されているが、同様の構造が水蒸気から水素と酸素を生成する水電解セルに適用できることは、当業者には理解されよう。この場合、水蒸気から水素と酸素を生成する単セルが、燃料極2、電解質層3、及び空気極4によって形成され、隣接する2つの単セルがインターコネクタ5(又は15)によって電気的に接続される。
また、図1、図2A、図2Bには、円筒横縞型の固体酸化物燃料電池の構造が示されているが、本発明は、円筒縦縞型の固体酸化物燃料電池にも適用できる。図4は、第2の実施形態に記載された2層構造のインターコネクタが使用される円筒縦縞型の固体酸化物燃料電池の構造を示す鳥瞰図であり、図5は断面図である。図4に示されているように、図4、図5の円筒縦縞型の固体酸化物燃料電池は、多孔質空気極管21の上に、電解質層22と燃料極23とが積層されている。図5に示されているように、多孔質空気極管21の側面の一部分は、電解質層22によっては被覆されておらず、当該部分にインターコネクタ24が形成されている。インターコネクタ24は、気密性重視部分24aと導電性重視部分24bとで構成されている。図4、図5の構成では、導電性重視部分24bが内側に(即ち、多孔質空気極管21に接触するように)形成され、気密性重視部分24aが外側に(即ち、燃料ガスが供給される側に)形成される。
第2の実施形態と同様に、気密性重視部分24aは、下記の組成式:
Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ, ・・・(1a)
を有する材料で構成される。ただし、
0.15≦x≦0.4, ・・・(1b)
0.2≦y≦0.4, ・・・(1c)
である。一方、導電性重視部分24bは、下記の組成式:
Sr1−3z/2LaTiO, ・・・(2a)
を有する材料から形成されている。ただし、
0.2≦z≦0.4, ・・・(2b)
である。このような構成でも燃料ガスを漏らさないための気密性の向上と、インターコネクタ24の導電性の向上が同時に実現できる。
(実験1)
実験1では、図6に示されている材料0〜材料9が、第1の実施形態のインターコネクタ5の材料として評価された。評価としては、導電率の測定と、密着性の評価とが行われた。評価は、下記の手順で行われた:
(1)出発原料としては、La、SrCO、TiOが使用された。
(2)これらの原料が、所望量だけ秤量され、更に、ボールミルを用いた湿式混合法によって15時間混合された。
(3)混合された原料は、乾燥され、更に、大気中で1200℃で4時間だけ仮焼された。この仮焼により、原料中にペロブスカイト相が合成された。
(4)合成の後、再度、ボールミルによる湿式粉砕が50時間行われ、これにより、原料粉体を得た。
(5)導電率を計測するための試料片は、原料粉体を一軸プレスして、1400℃で4時間焼成することにより作製された。導電率は、4端子法によって、大気中で900℃で計測された。
(6)密着性を確認するための試料は、カルシア安定化ジルコニアで形成された基体管の上に、YSZ添加NiO膜と、8mol%のYが添加されたZrO膜と、原料粉体の膜をそれぞれ、スクリーンプリント法によって成膜して積層体を形成し、その積層体を大気中で1400℃で4時間焼成することにより作製された。この試料は、染色浸透法によって密着性の良否が判定された。
図6は、材料0〜材料9の導電率と密着性の評価の結果を示す表である。
材料0は、Sr0.85La0.1TiOの組成式を有しており、La量が比較的少なく、また、化学量論組成を有する材料である。この材料では、充分な導電率が得られず、また、密着性に乏しかった。
材料1は、Sr0.85La0.1Ti1.153−δの組成式を有する材料であり、材料4は、Sr0.325La0.45Ti1.153−δの組成式を有している材料である。材料1、材料4は、Tiの過剰量が少なく、密着性が充分でなかった。
材料7は、Sr0.85La0.1Ti1.453−δの組成式を有する材料である。材料7は、La量が少ないことに加えて、Ti量が過剰に多く、低い導電率を示した。Ti量が充分に多かったため、密着性は良好であった。
材料9は、La量が過剰であり、且つ、Ti量が過剰に多く、低い導電率を示した。Ti量が充分に多かったため、密着性は良好であった。
材料2、3、5、6、8は、それぞれ、下記の組成式を有する材料である。
材料2:Sr0.775La0.15Ti1.23−δ
材料3:Sr0.4La0.4Ti1.23−δ
材料5:Sr0.7La0.2Ti1.33−δ
材料6:Sr0.775La0.15Ti1.43−δ
材料8:Sr0.4La0.4Ti1.43−δ
材料2、3、5、6、8は、La量とTi量が適切な範囲に入っており、良好な導電率と密着性を示した。特に、材料5は、最適点に近い組成であり、最も高い導電率を示した。
上記の結果から密着性がTi量に依存していることが明らかとなったが、発明者は、Tiが過剰になったためにTiO相が材料中に形成されていることが、密着性の向上に作用するものと考えている。図7A、図7Bは、それぞれ、材料2、材料5の焼結体について測定されたX線回折パターンである。材料2、5は、いずれも、高い導電率と良好な密着性を示した本発明の材料である。図7A、図7BのX線回折パターンに示されているように、材料2、5には、いずれも、TiO相に対応するピークが明確に現れていた。これは、材料2、5に、TiO相が形成されていることを示している。一方、図8は、密着性に劣る材料0の焼結体について測定されたX線回折パターンである。図8のX線回折パターンに示されているように、材料0には、TiO相に対応するピークは現れない。このような結果は、TiO相の発生が密着性の向上に寄与していることを示唆している。
(実験2)
更に、実験2では、高い導電率と良好な密着性を有する本発明のインターコネクタ材料を適用した第1の実施形態の固体酸化物燃料電池の特性評価が行われた。特性評価は下記の手順で行われた。
(1)インターコネクタが材料0と材料5で形成されている円筒型固体酸化物燃料電池が作製された。当該円筒型固体酸化物燃料電池には、1本の基体管に22個の単電池が設けられた。円筒型固体酸化物燃料電池の全長は550mmであり、(電解質層の外表面で計測された)外径は22mmであった。
(2)より具体的には、カルシア安定化ジルコニア(CaO:ZrO)で形成された基体管の上に、YSZが添加されたNiOで形成された燃料極と、Yが8mol%だけ添加されたZrOで形成された電解質層と、材料0又は材料5を原料粉体として用いたインターコネクタとが、スクリーンプリント法によって成膜され、更に、大気中で1400℃の温度で4時間焼成された。
(3)更に、La0.5Ca0.25Sr0.25MnOで形成された空気極が形成され、これにより、円筒型固体酸化物燃料電池の作製が完了した。
(4)作製された円筒型固体酸化物燃料電池に燃料ガスと空気を供給して900℃で動作させ、円筒型固体酸化物燃料電池の電流密度に対する出力密度が計測された。
図9に示されているように、本発明の材料5をインターコネクタ5として採用した第1の実施形態の円筒型固体酸化物燃料電池燃料は、比較例の材料0をインターコネクタとして採用した円筒型固体酸化物燃料電池燃料と比較して約1割の出力向上を達成した。これは、インターコネクタ5の抵抗が低下したことに起因すると考えられる。加えて、材料5をインターコネクタ5として使用することにより、高温における燃料ガスのリークが、材料0をインターコネクタとして使用した場合と比較して約6割に低減された。これは、インターコネクタと電解質層との密着性が向上したことに起因すると考えられる。
(実験3)
実験3では、2層構造を有するインターコネクタ15を有する第2の実施形態の固体酸化物燃料電池の特性評価が行われた。特性評価の手順は、インターコネクタ15の形成以外は、実験2と同様である。インターコネクタ15の気密性重視部分15aとしては、上記の材料5、即ち、Sr0.7La0.2Ti1.33−δ(組成式(1a)のx=0.2、y=0.3の場合)が使用され、導電性重視部分15bとしては、Sr0.7La0.2TiO(組成式(2a)のz=0.2の場合)が使用された。以下では、このようなインターコネクタ15の構造を「Sr0.7La0.2Ti1.33−δ/Sr0.7La0.2TiO構造」という)。Sr0.7La0.2Ti1.33−δ/Sr0.7La0.2TiO構造のインターコネクタ15を有する円筒型固体酸化物燃料電池に燃料ガスと空気を供給して900℃で動作させ、円筒型固体酸化物燃料電池燃料の電流密度に対する出力が計測された。
図10は、Sr0.7La0.2Ti1.33−δ/Sr0.7La0.2TiO構造のインターコネクタ15を有する円筒型固体酸化物燃料電池の特性を示すグラフである。対比のために、図10のグラフには、本発明の材料5(Sr0.7La0.2Ti1.33−δ)を単層のインターコネクタ5として使用した第1の実施形態の円筒型固体酸化物燃料電池燃料の特性も図示されている。図10から理解されるように、Sr0.7La0.2Ti1.33−δ/Sr0.7La0.2TiO構造のインターコネクタ15を使用することで、出力において10%を超える改善が見られた。
図1は、第1の実施形態の円筒横縞型の固体酸化物燃料電池の構成の例を示す断面図である。 図2Aは、第2の実施形態の円筒横縞型の固体酸化物燃料電池の構成の例を示す断面図である。 図2Bは、第2の実施形態の円筒横縞型の固体酸化物燃料電池の構成の他の例を示す断面図である。 図3は、Sr1−3z/2LaTiOのLa部分置換量zと導電率の関係を示すグラフである。 図4は、円筒縦縞型の固体酸化物燃料電池の構成の例を示す鳥瞰図である。 図5は、円筒縦縞型の固体酸化物燃料電池の構成の例を示す断面図である。 図6は、本発明及び比較例のインターコネクタ材料についての、導電率と密着性の評価の結果を示す表である。 図7Aは、本発明に係る材料の焼結体のX線回折パターンを示すグラフである。 図7Bは、本発明に係る他の材料の焼結体のX線回折パターンを示すグラフである。 図8は、比較例に係る材料の焼結体のX線回折パターンを示すグラフである。 図9は、本発明と比較例の材料をインターコネクタとして使用したときの、電流密度と出力密度の関係を示すグラフである。 図10は、Sr0.7La0.2Ti1.33−δ/Sr0.7La0.2TiO構造のインターコネクタを有する円筒型固体酸化物燃料電池の出力特性を示すグラフである。
符号の説明
1:基体管
2:燃料極
3:電解質層
4:空気極
5、15:インターコネクタ
15a:気密性重視部分
15b:導電性重視部分
21:多孔質空気極管
22:電解質層
23:燃料極
24:インターコネクタ
24a:気密性重視部分
24b:導電性重視部分

Claims (8)

  1. 複数の単電池と、
    前記複数の単電池を電気的に接続するインターコネクタ
    とを具備し、
    前記インターコネクタは、
    組成式:Sr1−3x/2LaTi1+y3−δを有する材料からなる第1部分と、
    前記第1部分よりも導電率が高い第2部分
    とを備えた
    固体電解質燃料電池。
    ただし、
    0.15≦x≦0.4,
    0.2≦y≦0.4
    である。
  2. 請求項1に記載の固体電解質燃料電池であって、
    前記第2部分は、組成式:Sr1−3z/2LaTiOを有する材料からなる
    固体電解質燃料電池。
    ただし、
    0.2≦z≦0.4
    である。
  3. 請求項2に記載の固体電解質燃料電池であって、
    前記複数の単電池のそれぞれは、安定化ジルコニアで形成された電解質層を含み、
    前記第1部分は、前記複数の単電池の隣接する2つの単電池の前記電解質層の間を連結するように設けられている
    固体電解質燃料電池。
  4. 請求項3に記載の固体電解質燃料電池であって、
    前記第1部分が前記電解質層に接触している一方、前記第2部分が前記電解質層に接触しないように形成される
    固体電解質燃料電池。
  5. 複数の単電池と、
    前記複数の単電池を電気的に接続するインターコネクタ
    とを具備し、
    前記インターコネクタは、下記の組成式:
    Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ
    を有する材料からなる
    固体電解質燃料電池。
    ただし、
    0.15≦x≦0.4,
    0.2≦y≦0.4
    である。
  6. 請求項1に記載の固体電解質燃料電池であって、
    前記複数の単電池のそれぞれは、安定化ジルコニアで形成された電解質層を含み、
    前記インターコネクタは、前記電解質層に接触している
    固体電解質燃料電池。
  7. 複数の単セルと、
    前記複数の単セルを電気的に接続するインターコネクタ
    とを具備し、
    前記インターコネクタは、
    組成式:Sr1−3x/2LaTi1+y3−δを有する材料からなる第1部分と、
    前記第1部分よりも導電率が高い第2部分
    とを備えた
    水電解セル。
    ただし、
    0.15≦x≦0.4,
    0.2≦y≦0.4
    である。
  8. 複数の単セルと、
    前記複数の単セルを電気的に接続するインターコネクタ
    とを具備し、
    前記インターコネクタは、下記の組成式:
    Sr1−3x/2LaTi1+y3−δ
    を有する材料からなる
    水電解セル。
    ただし、
    0.15≦x≦0.4,
    0.2≦y≦0.4
    である。
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