WO2022191069A1 - メタン製造システム及びメタン製造方法 - Google Patents

メタン製造システム及びメタン製造方法 Download PDF

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Abstract

メタン製造システム(1)は、共電解/改質セル(32)と、共電解/改質セル(32)の作動温度を制御する制御部(60)とを備える。共電解/改質セル(32)は、CO及びHOからH及びCOを第1電極(2)において生成する共電解モードと、共電解モードで生成されたH及びCOからCHを第1電極(2)において生成する改質モードとのいずれかで作動する。制御部(60)は、改質モードにおける共電解/改質セル(32)の作動温度を、共電解モードにおける共電解/改質セル(32)の作動温度より低くする。

Description

メタン製造システム及びメタン製造方法
 本発明は、メタン製造システム及びメタン製造方法に関するものである。
 特許文献1には、HOを電気分解する水素極と、O2-を伝導可能な電解質と、電解質を介して水素極より伝達されるO2-からOを生成する酸素極とを備える固体酸化物形電解セル(以下、「SOEC」と略称する。)が開示されている。
 特許文献2には、SOECの水素極においてCO及びHOを共電解することによってH及びCOを生成できることが開示されている。
特開2018-154864号公報 特開2019-175636号公報
 ところで、SOECを用いた共電解によってCO及びHOから生成されたH及びCOを燃料として活用するには、改質装置を用いてH及びCOからCHを生成することが有効である。
 しかしながら、SOECが設置されたプラントから改質装置が設置されたプラントまでH及びCOを輸送するには、H及びCOそれぞれを分離して液化する必要がある。
 そのため、H及びCOの生成とCHの生成とをオンサイト(すなわち、一施設内)で実施したいという要望がある。
 本発明は、上述した状況に鑑みてなされたものであり、H及びCOの生成とCHの生成とをオンサイトで実施可能なメタン製造システム及びメタン製造方法の提供を課題とする。
 本発明に係るメタン製造システムは、共電解/改質セルと、共電解/改質セルの作動温度を制御する制御部とを備える。共電解/改質セルは、第1電極と、第2電極と、第1電極及び第2電極の間に配置される電解質とを有する。共電解/改質セルは、CO及びHOからH及びCOを第1電極において生成する共電解モードと、共電解モードで生成されたH及びCOからCHを第1電極において生成する改質モードとのいずれかで作動する。制御部は、改質モードにおける共電解/改質セルの作動温度を、共電解モードにおける共電解/改質セルの作動温度より低くする。
 本発明によれば、H及びCOの生成とCHの生成とをオンサイトで実施可能なメタン製造システム及びメタン製造方法を提供することができる。
図1は、メタン製造システムの構成を示すブロック図である。 図2は、共電解/改質装置の斜視図である。 図3は、共電解/改質装置の断面図である。 図4は、共電解/改質セルの斜視図である。 図5は、共電解/改質セルの断面図である。 図6は、メタン製造方法を説明するためのフロー図である。
 (メタン製造システム)
 図1は、本実施形態に係るメタン製造システム1の構成を示すブロック図である。
 メタン製造システム1は、CO供給装置10、HO供給装置20、共電解/改質装置30、貯留/供給部40、メタン貯留部50及び制御部60を備える。
 CO供給装置10は、第1配管L1を介して共電解/改質装置30に接続される。後述する各共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、CO供給装置10は、共電解/改質装置30にCO(二酸化炭素)を供給する。CO供給装置10から共電解/改質装置30へのCO供給量は一定であることが好ましい。これによって、共電解/改質装置30の各共電解/改質セル32において生成されるCO(一酸化炭素)の不均化反応に起因してC(固体炭素)及びCOが生成されてしまうことを抑制できる。その結果、後述する各共電解/改質セル32の第1電極2の電極活性が低下してしまうことを抑制できる。後述する各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、CO供給装置10は、共電解/改質装置30にCOを供給しない。
 HO供給装置20は、第1配管L1を介して共電解/改質装置30に接続される。各共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、HO供給装置20は、共電解/改質装置30にHO(水分)を供給する。HO供給装置20から共電解/改質装置30に供給されるHOは、全部または大部分が気体(水蒸気)であるが、一部は液体(水)であってもよい。各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、HO供給装置20は、共電解/改質装置30にHOを供給しない。
 共電解/改質装置30は、マニホールド31及び複数の共電解/改質セル32を有する。
 マニホールド31は、各共電解/改質セル32へのガスの分配と、各共電解/改質装置からのガスの回収とが可能な構成を有する。マニホールド31は、ガス供給室31a及びガス回収室31bを内部に有する。ガス供給室31aとガス回収室31bとは、互いに気密に分離されている。
 ガス供給室31aには、第1配管L1が接続される。共電解モードにおいて、ガス供給室31aには、第1配管L1からCO及びHOが供給される。改質モードにおいて、ガス供給室31aには、第1配管L1からH及びCOが供給される。
 ガス回収室31bは、各共電解/改質セル32において生成されるガスを回収する。ガス回収室31bには、第2配管L2が接続される。共電解モードにおいて、第2配管L2には、ガス回収室31bからH及びCOが排出される。改質モードにおいて、第2配管L2には、ガス回収室31bからCH及びHOが排出される。ガス回収室31bには、改質触媒が配置されていてもよい。改質触媒は、ペレット状であってもよい。改質触媒は、ガス回収室31bに充填されていてもよい。改質触媒としては、例えばRu/Al、Ni/Alなどを用いることができる。
 各共電解/改質セル32の基端部は、マニホールド31によって支持される。各共電解/改質セル32の先端部は、自由端である。共電解/改質セル32の個数は、特に制限されず1以上であればよい。
 各共電解/改質セル32は、CO及びHOからH(水素)、CO及びO(酸素)を生成する共電解モードと、共電解モードで生成されたH及びCOからCH(メタン)を生成する改質モードとのいずれかで作動する。本明細書において、共電解とは、CO及びHOを共に電気分解することによってH、CO及びOを生成することを意味する。本明細書において、改質とは、H及びCOからCH及びHOを生成することを意味する。
 共電解モードにおいて、各共電解/改質セル32は、高温(例えば、600℃~850℃)で作動する。共電解モードにおける各共電解/改質セル32の作動温度は、700℃以上850℃以下が好ましい。作動温度を700℃以上とすることによって、熱力学平衡的にCO濃度を高くすることができる。作動温度を850℃以下とすることによって、インターコネクタを通じて流入する酸化物イオン量を抑制することができる。
 改質モードにおいて、各共電解/改質セル32は、共電解モードの作動温度より低温(例えば、200℃~500℃)で作動する。改質モードにおける各共電解/改質セル32の作動温度は、350℃以上400℃以下が好ましい。作動温度を350℃以上とすることによって、支持基板35の構成材料が炭酸塩へと相変態することを抑制することができる。作動温度を400℃以下とすることによって、生成されたCHがH及びCOに再び改質されてしまうことを抑制できる。
 本明細書において、共電解/改質セル32の作動温度とは、共電解/改質セル32の長手方向(x軸方向)中央の温度を意味する。各共電解/改質セル32の作動温度は、制御部60によって制御される。
 共電解モードにおいて、各共電解/改質セル32には、ガス供給室31aからCO及びHOが供給される。各共電解/改質セル32では、第1電極2においてCO及びHOからH、CO及びO2-(酸素イオン)が生成され、第2電極4においてO2-からOが生成される。生成されたH及びCOは、ガス回収室31bに回収された後、第2配管L2から排出される。
 改質モードにおいて、各共電解/改質セル32には、ガス供給室31aからH及びCOが供給される。各共電解/改質セル32では、第1電極2においてH及びCOからCH及びHOが生成される。生成されたCH及びHOは、ガス回収室31bに回収された後、第2配管L2から排出される。
 共電解/改質装置30の構成の一例については後述する。
 貯留/供給部40は、共電解/改質装置30に接続される。本実施形態において、貯留/供給部40は、第2配管L2及び第3配管L3を介して共電解/改質装置30に接続される。具体的には、貯留/供給部40は、第2配管L2によって共電解/改質装置30のガス回収室31bと直接的に接続され、第3配管L3によって共電解/改質装置30のガス供給室31aと直接的に接続される。
 各共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、貯留/供給部40は、第2配管L2を介してガス回収室31bから排出されるH及びCOを貯留する。従って、共電解/改質装置30において生成されたH及びCOは、組成が変更されることなくそのまま貯留/供給部40に貯留される。
 各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、貯留/供給部40は、第3配管L3を介して、貯留されたH及びCOをガス供給室31aに供給する。従って、共電解/改質装置30において生成されたH及びCOは、組成が変更されることなくそのまま共電解/改質装置30に戻される。各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、貯留/供給部40は、共電解/改質装置30から排出されるガスを受け入れない。
 メタン貯留部50は、共電解/改質装置30に接続される。本実施形態において、メタン貯留部50は、第2配管L2を介して共電解/改質装置30に接続される。具体的には、メタン貯留部50は、第2配管L2によって共電解/改質装置30のガス回収室31bと直接的に接続される。
 各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、メタン貯留部50は、第2配管L2を介してガス回収室31bから排出されるCH及びHOを貯留する。一方、各共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、メタン貯留部50は、共電解/改質装置30から排出されるガスを受け入れない。
 制御部60は、各共電解/改質セル32の作動温度を制御する。制御部60は、例えば、電流値、後述する第1電極2に供給されるガス量、第1電極2に供給されるガス量の少なくとも一つを調整することによって、各共電解/改質セル32の作動温度を制御することができる。本実施形態において、制御部60は、改質モードにおける共電解/改質セル32の作動温度を、共電解モードにおける共電解/改質セル32の作動温度より低くする。
 制御部60は、各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、第3配管L3に配置されたポンプ60aを駆動させる。これによって、貯留/供給部40に貯留されたH及びCOが、第3配管L3を介して共電解/改質装置30のガス供給室31aに供給される。制御部60は、各共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、ポンプ60aを駆動させない。
 (共電解/改質装置30の構成)
 図2は、共電解/改質装置30の斜視図である。図3は、共電解/改質装置30の断面図である。図4は、共電解/改質セル32の斜視図である。図2では、一部の共電解/改質セル32が省略されている。
 [マニホールド31]
 図2及び図3に示すように、マニホールド31は、マニホールド本体部33及び仕切板34を有する。
 マニホールド本体部33は、中空状に形成される。仕切板34は、マニホールド本体部33の内部に配置される。仕切板34は、ガス供給室31aとガス回収室31bとを気密に分離する。
 マニホールド本体部33は、天板部33aを有する。図3に示すように、天板部33aには、複数の貫通孔33bが形成される。各貫通孔33bは、マニホールド本体部33の長手方向(z軸方向)に所定間隔で並ぶ。各貫通孔33bは、マニホールド本体部33の幅方向(y軸方向)に延びる。本実施形態において、各貫通孔33bは、ガス供給室31a及びガス回収室31bの両方に連通する長孔であるが、ガス供給室31aに連通する孔とガス回収室31bに連通する孔とに分かれていてもよい。
 [共電解/改質セル32]
 図2及び図3に示すように、各共電解/改質セル32は、マニホールド31から離れる方向に延びる。各共電解/改質セル32の基端部は、接合材(不図示)などによって天板部33aの貫通孔33bに固定される。各共電解/改質セル32の基端部は、貫通孔33bの内側に挿入されてもよいし、貫通孔33bの外側に出ていてもよい。
 各共電解/改質セル32は、主面同士が対向するように配置される。各共電解/改質セル32は、マニホールド31の長手方向(z軸方向)に沿って所定間隔で並べられる。すなわち、共電解/改質セル32の配列方向は、マニホールド31の長手方向に沿っている。各共電解/改質セル32は、図示しない集電部材によって電気的に直列に、又は、直列と並列を併用する形で接続される。
 図3及び図4に示すように、共電解/改質セル32は、支持基板35、連通部材36、被覆層37及び複数の素子部38を有する。本実施形態に係る共電解/改質セル32は、いわゆる横縞型の固体酸化物形電解セル(SOEC)である。
 支持基板35は、板状である。本実施形態では、図3の上下方向(x軸方向)が支持基板35の長手方向であり、図3の左右方向(y軸方向)が支持基板35の幅方向である。
 支持基板35の内部には、複数の第1ガス流路35aと複数の第2ガス流路35bとが形成される。各第1ガス流路35a及び各第2ガス流路35bそれぞれは、共電解/改質セル32の基端部から先端部に向かって支持基板35内を延びる。各第1ガス流路35a及び各第2ガス流路35bそれぞれは、支持基板35を貫通する。各第1ガス流路35aは、支持基板35の幅方向において互いに間隔をあけて配置される。各第2ガス流路35bは、支持基板35の幅方向において互いに間隔をあけて配置される。本実施形態では、各第1ガス流路35aの内径が各第2ガス流路35bの内径より大きいが、各第1ガス流路35a及び各第2ガス流路35bそれぞれの内径は特に制限されない。
 各第1ガス流路35aは、ガス供給室31aに開口する。各第1ガス流路35aには、ガス供給室31aからガスが流入する。各第2ガス流路35bは、ガス回収室31bに開口する。各第2ガス流路35bからは、ガス回収室31bにガスが流出する。
 支持基板35は、素子部38同士の短絡を防ぎつつガスを透過できるように、電子伝導性を有さない多孔質材料によって構成される。支持基板35は、例えば、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)、8YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、Y(イットリア)、MgO(酸化マグネシウム)、MgAl(マグネシアアルミナスピネル)あるいはこれらの複合物などによって構成することができる。支持基板35の気孔率は、20~60%とすることができる。なお、本明細書に記載の気孔率は、アルキメデス法によって測定される値である。
 連通部材36は、支持基板35の先端部に取り付けられる。連通部材36は、例えば、支持基板35と同様の多孔質材料によって構成することができる。連通部材36は、連通流路36aを内部に有する。連通流路36aは、各第1ガス流路35aと各第2ガス流路35bとに連通する。
 被覆層37は、支持基板35及び連通部材36の外表面を被覆する。被覆層37は、支持基板35及び連通部材36よりも緻密である。被覆層37の気孔率は、0~7%程度とすることができる。被覆層37は、後述する電解質3に使用される材料や結晶化ガラス等によって構成することができる。
 各素子部38は、支持基板35に支持される。素子部38は、支持基板35の両主面上に配置されていてもよいし、いずれか一方の主面のみに配置されていてもよい。
 [素子部38]
 図5は、第1ガス流路35aに沿って切断した共電解/改質セル32の断面図である。
 各素子部38は、第1電極2、電解質3、第2電極4、反応防止膜5及びインターコネクタ6を有する。
 共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、第1電極2は、下記(1)式に示す共電解の化学反応に従って、CO及びHOからH、CO及びO2-を生成する。
 ・第1電極2(共電解モード):CO+HO+4e→CO+H+2O2-・・・(1)
 共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、第1電極2は、下記(2)式に示す共電解の化学反応に従って、H及びCOからCH及びHOを生成する。
 ・第1電極2(改質モード):3H+CO→CH+HO・・・(2)
 第1電極2は、第1電極基体21及び第1電極活性部22を有する。
 第1電極基体21は、支持基板35上に配置される。本実施形態において、第1電極基体21は、支持基板35の表面に形成された凹部に埋設されているが、支持基板35の表面上に載置されていてもよい。第1電極基体21の厚さは、50~500μmとすることができる。
 第1電極基体21は、電子伝導性を有する多孔質材料によって構成される。第1電極基体21は、第1電極活性部22より高い電子伝導性を有することが好ましい。第1電極基体21は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。第1電極基体21は、例えば、NiO及び8YSZの複合物、NiO及びYの複合物、NiO及びCSZの複合物などによって構成することができる。
 第1電極活性部22は、第1電極基体21上に配置される。第1電極活性部22の厚さは、5~100μmとすることができる。第1電極活性部22は、酸素イオン伝導性及び電子伝導性を有する。第1電極活性部22は、第1電極基体21より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。第1電極活性部22は、例えば、NiO及び8YSZの複合物、NiO及びGDC(Ce,Gd)O、ガドリニウムドープセリア)の複合物などによって構成することができる。
 電解質3は、第1電極2と第2電極4との間に配置される。電解質3は、第1電極2において生成されたO2-を第2電極4に伝達させる。電解質3は、第1電極2上に配置される。本実施形態において、電解質3は、2つのインターコネクタ6の間を支持基板35の長手方向に延びる。電解質3の厚さは、例えば、3~50μmとすることができる。
 電解質3は、酸素イオン伝導性を有し、かつ、電子伝導性を有さない緻密材料によって構成される。電解質3は、支持基板35よりも緻密である。電解質3の気孔率は、例えば、0~7%とすることができる。電解質3は、例えば、8YSZ、LSGM(ランタンガレート)などによって構成することができる。
 共電解/改質セル32が共電解モードで作動する場合、第2電極4は、下記(3)式に示す化学反応に従って、電解質3を介して第1電極2より伝達されるO2-からOを生成する。
 ・第2電極4(共電解モード):2O2-→O+4e・・・(3)
 共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、第2電極4は特に機能しない。
 第2電極4は、第2電極活性部41及び第2電極基体42を有する。
 第2電極活性部41は、反応防止膜5上に配置される。第2電極活性部41の厚さは、例えば、10~100μmとすることができる。
 第2電極活性部41は、酸素イオン伝導性及び電子伝導性を有する多孔質材料によって構成される。第2電極活性部41は、第2電極基体42より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。第2電極活性部41は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)、LSF=(La,Sr)FeO(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)、SSC=(Sm,Sr)CoO3(サマリウムストロンチウムコバルタイト)などによって構成することができる。
 第2電極基体42は、第2電極活性部41上に配置される。第2電極基体42は、インターコネクタ6を介して隣の素子部38の第1電極基体21と電気的に接続される。第2電極基体42の厚さは、例えば、50~500μmとすることができる。
 第2電極基体42は、電子伝導性を有する多孔質材料によって構成される。第2電極基体42は、第2電極活性部41より高い電子伝導性を有することが好ましい。第2電極基体42は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。第2電極基体42は、例えば、LSCF、LSC、Ag(銀)、Ag-Pd(銀パラジウム合金)などによって構成することができる。
 反応防止膜5は、電解質3と第2電極活性部41との間に配置される。反応防止膜5は、電解質3及び第2電極活性部41に含まれる物質が反応して電気抵抗の大きな反応層が形成されることを抑制する。反応防止膜5の厚さは、例えば、3~50μmとすることができる。反応防止膜5は、緻密材料によって構成される。反応防止膜5は、例えば、GDCによって構成することができる。
 インターコネクタ6は、第2電極基体42に接続されるとともに、隣の素子部38の第1電極基体21に接続される。インターコネクタ6の厚さは、例えば、10~100μmとすることができる。インターコネクタ6は、電子伝導性を有する緻密材料によって構成される。インターコネクタ6は、支持基板35より緻密である。インターコネクタ6の気孔率は、0~7%とすることができる。インターコネクタ6は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)などによって構成することができる。
 (メタン製造方法)
 図6は、共電解/改質セル32を用いたメタン製造方法を説明するためのフロー図である。
 ステップS1において、共電解/改質セル32は、CO及びHOを共電解することによってH及びCOを第1電極2において生成する(共電解工程)。
 ステップS2において、貯留/供給部40は、共電解/改質セル32において生成されたH及びCOを貯留する(第1貯留工程)。
 ステップS3において、貯留/供給部40は、貯留したH及びCOを共電解/改質セル32に供給する(供給工程)。
 ステップS4において、共電解/改質セル32は、H及びCOを改質することによってCHを生成する(改質工程)。
 ステップS5において、メタン貯留部50は、共電解/改質セル32において生成されたCHを貯留する(第2貯留工程)。
 (特徴)
 メタン製造システム1は、共電解/改質セル32と、共電解/改質セル32の作動温度を制御する制御部60とを備える。共電解/改質セル32は、CO及びHOからH及びCOを第1電極2において生成する共電解モードと、共電解モードで生成されたH及びCOからCHを第1電極2において生成する改質モードとのいずれかで作動する。制御部60は、改質モードにおける共電解/改質セル32の作動温度を、共電解モードにおける共電解/改質セル32の作動温度より低くする。
 このように、共電解/改質セル32において生成されたH及びCOを用いて、CHを共電解/改質セル32においてオンサイトで生成することができる。従って、共電解装置が設置されたプラントから改質装置が設置されたプラントまでH及びCOを輸送する必要がない。
 (実施形態の変形例)
 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
 [変形例1]
 上記実施形態において、共電解/改質セル32は、横縞型のSOECであることとしたが、これに限られない。共電解/改質セル32は、縦縞型(中空平板型)、平板型、円筒型などのSOECであってもよい。縦縞型のSOECの構成は、例えば特開特開2015-125897号公報に記載されている。平板型のSOECの構成は、例えば特開2020-177839号公報に記載されている。円筒型SOECの構成は、例えば特開特開2008-270203号公報に記載されている。ただし、横縞型のSOECは、他のSOFCに比べてHOの利用効率が高いため特に好ましい。
 [変形例2]
 上記実施形態において、素子部38は、第1電極2、電解質3、第2電極4、反応防止膜5及びインターコネクタ6を有することとしたが、少なくとも第1電極2、電解質3及び第2電極4を有していればよい。
 [変形例3]
 上記実施形態において、制御部60は、各共電解/改質セル32が改質モードで作動する場合、第3配管L3に配置されたポンプ60aを駆動させることによって、貯留/供給部40から共電解/改質装置30にH及びCOを供給することとしたが、これに限られない。例えば、貯留/供給部40に貯留されたH及びCOが加圧されている場合、制御部60は、ポンプ60aに代えて設けられた流量調整弁の開度を調整することによって、貯留/供給部40から共電解/改質装置30にH及びCOを供給してもよい。
1   メタン製造システム
10  CO供給装置
20  HO供給装置
30  共電解/改質装置
31  マニホールド
32  共電解/改質セル
38  素子部
2   第1電極
3   電解質
4   第2電極
40  貯留/供給部
50  メタン貯留部
60  制御部
L1  第1配管
L2  第2配管
L3  第3配管

Claims (6)

  1.  第1電極と、第2電極と、前記第1電極及び第2電極の間に配置される電解質とを有する共電解/改質セルと、
     前記共電解/改質セルの作動温度を制御する制御部と、
    を備え、
     前記共電解/改質セルは、CO及びHOからH及びCOを前記第1電極において生成する共電解モードと、前記共電解モードで生成されたH及びCOからCHを前記第1電極において生成する改質モードとのいずれかで作動し、
     前記制御部は、前記改質モードにおける前記共電解/改質セルの作動温度を、前記共電解モードにおける前記共電解/改質セルの作動温度より低くする、
    メタン製造システム。
  2.  前記共電解モードにおける前記共電解/改質セルの作動温度は、700℃以上850℃以下であり、
     前記改質モードにおける前記共電解/改質セルの作動温度は、350℃以上400℃以下である、
    請求項1に記載のメタン製造システム。
  3.  前記共電解/改質セルが前記共電解モードで作動する場合、前記第1電極において生成されたH及びCOを貯留し、前記共電解/改質セルが前記改質モードで作動する場合、貯留されたH及びCOを前記第1電極に供給する貯留/供給部を備える、
    請求項1又は2に記載のメタン製造システム。
  4.  第1電極と、第2電極と、前記第1電極及び第2電極の間に配置される電解質とを有する共電解/改質セルを用いたメタン製造方法であって、
     CO及びHOからH及びCOを前記第1電極において生成する共電解工程と、
     前記共電解工程で生成されたH及びCOからCHを前記第1電極において生成する改質工程と、
    を備えるメタン製造方法。
  5.  前記共電解工程で生成されたH及びCOを貯留する第1貯留工程をさらに備え、
     前記改質工程では、前記貯留工程で貯留されたH及びCOからCHを生成する、
    請求項4に記載のメタン製造方法。
  6.  前記改質工程で生成されたCHを貯留する第2貯留工程をさらに備える、
    請求項5に記載のメタン製造方法。
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