JP6121826B2 - 電解装置 - Google Patents

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本発明は、電解セルスタック装置および電解装置に関する。
現在、水素(H)を製造する技術として、電解セルを用いた水電解装置が提唱されている。
このような水電解装置としては、固体高分子形の電解質膜の両側に電極体が設けられ、これらの両側に給電体を配設してなるユニットを積層し、この積層方向の両端に電圧をかけることで、アノード側給電体に供給された水が分解されて、水素が生成されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年水素を製造する他の方法として、固体酸化物形の電解質膜を備える電解セル(SOEC)を用いる高温水蒸気電解法も提唱されている。
特開2012−41568号公報
このような電解装置においては、より高濃度の水素が回収できることが求められているが、例えば電解セルを、水蒸気を含むガスを供給するためのマニホールドにシール材等にて固定している場合に、このシール材にクラック等が入り、外部の空気が入り込むことで、水素の濃度が低下するおそれがあった。
本発明は、高濃度の水素を回収することが可能な電解セルスタック装置およびそれを備える電解装置を提供することを目的とする。
本発明の電解装置は、カソードと固体電解質とアノードとを有する電解セルを複数個備える電解セルスタックと、前記電解セルに水蒸気を含むガスを供給する水蒸気含有ガス導入部と、水素を含むガスを回収する水素含有ガス導出部と、該水素含有ガス導出部に配置された燃焼部材と、該燃焼部材近傍における前記水素含有ガス導出部に設けられ、前記燃焼部材近傍の温度を計測するための温度計測装置と、水蒸気を含むガスを前記水蒸気含有ガス導入部に供給する水蒸気含有ガス供給装置と、前記電解セルに電流を供給する電流供給装置と、前記温度計測装置により測定された温度に基づいて、水蒸気含有ガス供給装置及び電流供給装置のうち少なくとも一つを制御する制御装置と、を備え、該制御装置が前記温度計測装置により測定された温度が所定の温度を超えた場合には前記水蒸気含有ガス供給装置及び前記電流供給装置のうち少なくとも一つを停止することを特徴とする。
本発明の電解セルスタック装置は、水素含有ガス導出部に燃焼部材が配置されていることにより、外部の空気が入り込んだ場合に、その空気を構成する酸素を燃焼させることで、高濃度の水素を回収することが可能な電解セルスタック装置とすることができる。
また、本発明の電解装置は、上記の電解セルスタック装置を収納容器内に収納してなることで、高濃度の水素を回収することが可能な電解装置とすることができる。
電解セルスタック装置の一例を示す斜視図である。 図1に示す電解セルスタック装置を一部省略して示す平面図である。 図1に示す電解セルスタック装置の電解セルの長手方向に沿った断面図である。 電解セルスタック装置の他の一例を示す斜視図である。 図4に示す電解セルスタック装置の電解セルの長手方向に沿った断面図である。
図1は、本実施形態の電解セルスタック装置の一例を示す斜視図であり、図2は図1に示す電解セルスタック装置のうち、蓋部材を省略して示し、かつ一部を抜粋して示す平面図である。なお、以下の説明において、同一のものについては、同一の符号を用いて説明するものとする。
図1および図2に示す電解セルスタック装置においては、複数個の電解セル2を立設させた状態で一列に配列して電気的に接続された電解セルスタック(以下、単にセルスタックという場合がある。)3を備え、該セルスタック3を構成する電解セル2の下端をガラスシール材等の絶縁性接合材(図示せず)で、金属等で形成されたマニホールド7に固定されている。なお、電解セル2の上端には、内部に空間を有し、ガスを折り返すための蓋部材5が設けられている。なお、蓋部材4については後述する。
また、セルスタック3の両端部には、セルスタック3(電解セル2)に電流を流すための導電部6を有する端部導電部材5が配置されており、各電解セル2が電気的に接続している例を示している。なお、詳細は後述するが、図1、図2に示す電解セル2として、縦縞型の電解セル2を備えている。
また、マニホールド7の内部構造については後述するが、マニホールド7の内部に水蒸気含有ガス導入部を構成し、水蒸気を含むガスを供給するための水蒸気含有ガス供給管8と、水素含有ガス導出部を構成し、電解セル2にて生成された水素を含むガスを回収するための回収管9とが、マニホールド7の一端側にそれぞれ接続されている。なお後述するが、マニホールド7の内部が、水蒸気含有ガス導入部を構成し、電解セル2に水蒸気を含むガスを供給するための水蒸気含有ガス供給部と、水素含有ガス導出部を構成し、電解セル2にて生成された水素を含むガスを回収する回収部とに区分されている。
言い換えると、本実施形態の電解セルスタック装置1においては、水素含有ガス導入部が、水素含有ガス供給部と、水蒸気含有ガス供給管8とで構成され、水蒸気含有ガス導入部が、回収部と回収管9とで構成されている。なお、マニホールド7には、後述する温度センサ24が設けられている。
続いて図2に示す縦縞型の電解セル2について説明する。
図2は、図1に示す電解セルスタック装置を一部省略して示す平面図である。なお、図2においては、電解セル2の各構成を一部拡大等して示している。
図2に示す電解セル2は、中空平板型の電解セル2で、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状をした多孔質の支持体11を備えている。
支持体11の内部には、適当な間隔で複数の流通孔16が長手方向に沿って一端から他端に貫通するように形成されており、電解セル2は、この支持体11上に各種の部材が設けられた構造を有している。なお、流通孔16は、電解セル2の断面において円形状とす
ることがよい。
支持体11は、図2に示されている形状から理解されるように、互いに平行な一対の平坦面nと、一対の平坦面nの両端をつなぐ側面(弧状部)mとで構成されている。平坦面nの両面は互いにほぼ平行に形成されており、平坦面nの一方の表面(下面)と両側の側面mを覆うように多孔質なカソード12(内側電極層)が設けられており、さらに、このカソード12を覆うように、緻密質な固体電解質層13が積層されている。また、固体電解質層13の上には、カソード12と対面するように、多孔質なアノード14(外側電極層)が積層されており、カソード12、固体電解質層13およびアノード14が重なっている部分が、電解素子部となる。また、カソード12および固体電解質層13が積層されていない他方の平坦面nには、インターコネクタ15が形成されている。
図2から明らかなように、固体電解質層13(およびカソード12)は、平坦面nの両端をつなぐ弧状の側面mを経由して他方の平坦面n側に延びており、インターコネクタ15の両端部がカソード12および固体電解質層13の両端部と重なって配置されている。なお、インターコネクタ15の両端部を、固体電解質層13の両端部上に積み重なるように配置することもできる。
また、図2には示していないが、インターコネクタ15と支持体11との間には、インターコネクタ15と支持体11とを強固に接合するための密着層を設けることができ、固体電解質層13とアノード14との間には、カソード12とアノード14との成分が反応して抵抗の高い反応生成物が生じることを抑制するための反応防止層を設けることができる。
ここで、電解セル2においては、支持体11内の流通孔16に水蒸気を含むガスを流し、所定の作動温度まで加熱するとともに、所定の電圧を、導電部6を有する端部導電部材5を介して付加することにより、電解反応を生じることができる。なお、電圧は、支持体11上に積層されたインターコネクタ15を介して電解セル2に電流を流すことで付加される。以下に、電解セル2を構成する各構成について順に説明する。
支持体11は、水蒸気を固体電解質層13まで透過させるために水蒸気を含むガスを透過するガス透過性を有すること、インターコネクタ15を介して電流を流すために導電性であることが要求されることから、例えば、鉄族金属成分と特定の希土類酸化物とにより形成されることが好ましい。
鉄族金属成分としては、鉄族金属単体、鉄族金属酸化物、鉄族金属の合金もしくは合金酸化物等が挙げられる。より詳細には、例えば、鉄族金属としてはFe、Ni(ニッケル)およびCoを用いることができ、特には安価であることおよび水素を含むガス中で安定であることから、鉄族成分/鉄族金属酸化物としてNiおよび/またはNiOを含有していることが好ましい。なお、Niおよび/またはNiOに加えてFeやCoを含有してもよい。なお、NiOは、電解反応により生じたHにより還元されて、一部もしくは全部がNiとして存在する。
また、特定の希土類酸化物とは、支持体11の熱膨張係数を固体電解質層13の熱膨張係数に近づけるために使用されるものであり、Y、Lu(ルテチウム)、Yb、Tm(ツリウム)、Er(エルビウム)、Ho(ホルミウム)、Dy(ジスプロシウム)、Gd、Sm、Pr(プラセオジム)からなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物が、上記鉄族成分との組み合わせで使用することができる。このような希土類酸化物の具体例としては、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prを例示することができ、
鉄族金属の酸化物との固溶、反応が殆どなく、また、熱膨張係数が固体電解質層13とほとんど同程度であり、かつ安価であるという点から、Y、Ybが好ましい。
ここで、支持体11の良好な導電率を維持し、かつ熱膨張係数を固体電解質層13と近似させるという点で、鉄族金属成分と希土類酸化物成分とが、焼成−還元後における体積比率で35:65〜65:35の体積比で存在することが好ましい。なお、鉄族金属成分としてNiを、希土類酸化物成分としてYを用いる場合には、Ni/(Ni+Y)が79〜93モル%となるように含有することが好ましい。なお、支持体11中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で、他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
また、支持体11は、ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあることが好ましい。また、支持体11の導電率は、50S/cm以上、より好ましくは300S/cm以上、特に好ましくは440S/cm以上とすることがよい。
なお、支持体11の平坦面nの長さ(支持体11の幅方向の長さ)は、通常、15〜35mm、側面mの長さ(弧の長さ)は、2〜8mmであり、支持体11の厚み(平坦面nの両面間の厚み)は1.5〜5mmであることが好ましい。
カソード12は、電極反応を生じさせるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスにより形成することが好ましい。例えば、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶したCeOと、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。なお、希土類元素としては、支持体11において例示した希土類元素を用いることができ、例えばYが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
カソード12中の希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeOの含量と、NiあるいはNiOの含量とは、焼成−還元後における体積比率で、35:65〜65:35の体積比で存在することが好ましい。さらに、このカソード12の開気孔率は、15%以上、特に20〜40%の範囲にあるのが好ましく、その厚みは、1〜30μmであるのが好ましい。例えば、カソード12の厚みがあまり薄いと、性能が低下するおそれがあり、またあまり厚いと、固体電解質層13とカソード12との間で熱膨張差による剥離等を生じるおそれがある。
また、図2の例では、カソード12は、一方の平坦面n(図2において左側に位置する平坦面n)から側面mを介して他方の平坦面n(図2において右側に位置する平坦面n)にまで延びているが、アノード14に対面する位置に形成されていればよいため、例えばアノード14が設けられている側の平坦面nにのみカソード12が形成されていてもよい。すなわち、カソード12は平坦面nにのみ設けられ、固体電解質層13がカソード12上、両側面m上およびカソード12が形成されていない他方の平坦面n上に形成された構造をしたものであってもよい。
固体電解質層13は、3〜15モル%のY(イットリウム)、Sc(スカンジウム)、Yb(イッテルビウム)等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスを用いるのが好ましい。また、希土類元素としては、安価であるという点からYが好ましい。さらに、固体電解質層13は、水蒸気の透過を防止するという点から、相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上の緻密質であることが望ましく、かつその厚みが5〜50μmであることが好ましい。
なお、固体電解質層13と後述するアノード14の間に、固体電解質層13とアノード14との接合を強固とするとともに、固体電解質層13の成分とアノード14との成分とが反応して電気抵抗の高い反応生成物が生じることを抑制する目的で反応防止層を備えることもできる。
ここで、反応防止層としては、Ce(セリウム)と他の希土類元素とを含有する組成にて形成することができ、例えば、(CeO1−x(REO1.5、REはSm、Y、Yb、Gdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.3を満足する数、で表される組成を有していることが好ましい。さらには、電気抵抗を低減するという点から、REとしてSmやGdを用いることが好ましく、例えば10〜20モル%のSmO1.5またはGdO1.5が固溶したCeOからなることが好ましい。
また、固体電解質層13とアノード14とを強固に接合するとともに、固体電解質層13の成分とアノード14の成分とが反応して電気抵抗の高い反応生成物が生じることをさらに抑制する目的で、反応防止層を2層から形成することもできる。
アノード14としては、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスにより形成することが好ましい。かかるペロブスカイト型酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにSr(ストロンチウム)とLa(ランタン)が共存するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好ましく、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaCoO系酸化物が特に好ましい。なお、上記ペロブスカイト型酸化物においては、Bサイトに、Co(コバルト)とともにFe(鉄)やMn(マンガン)が存在しても良い。
また、アノード14は、酸素ガスの透過性を有する必要があり、従って、アノード14を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。さらに、アノード14の厚みは、電解セル2の導電性の観点から30〜100μmであることが好ましい。
また、支持体11のアノード14側と反対側の平坦面n上には、インターコネクタ15が積層されている。
インターコネクタ15としては、導電性セラミックスにより形成されることが好ましいが、水素を含むガスおよび酸素を含むガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、耐還元性、耐酸化性を有する導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)を使用することが好ましい。さらには、特に支持体11と固体電解質層13との熱膨張係数を近づける目的から、BサイトにMgが存在するLaCrMgO系酸化物を用いることが好ましい。なおMgの量は、インターコネクタ15の熱膨張係数が、支持体11および固体電解質層13の熱膨張係数に近づくように、具体的には10〜12ppm/Kとなるように適宜調整することができる。
また、支持体11とインターコネクタ15との間には、インターコネクタ15と支持体11との間の熱膨張係数差を軽減する等のための密着層を設けることもできる。
このような密着層としては、カソード12と類似した組成とすることができる。例えば、希土類酸化物、希土類元素が固溶したZrO、希土類元素が固溶したCeOのうち少なくとも1種と、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。より具体的には、例えばYとNiおよび/またはNiOからなる組成や、Yが固溶したZrO
(YSZ)とNiおよび/またはNiOからなる組成、Y、Sm、Gd等が固溶したCeOとNiおよび/またはNiOからなる組成から形成することができる。なお、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeOの含量と、NiあるいはNiOの含量とは、焼成−還元後における体積比率で、40:60〜60:40の体積比で存在することが好ましい。
なお、図2に示す電解セルスタック装置1においては、一方の電解セル2のインターコネクタ15に、隣接する他方の電解セル2のアノード14が接合し、これにより電解セル2同士が電気的に接続されている。なお、一方の電解セル2のインターコネクタ15と、他方の電解セル2のアノード14とが電気的に接続されればよく、例えば間に集電部材(導電部材)を介して電気的に接続してもよい。
このような電解セルスタック3では、アノード14が形成されていない電解セル2を用い、一方の電解セル2のインターコネクタ15にアノード14を構成するペーストを塗布し、隣接する他方の電解セル2の固体電解質層13に、アノード14を形成する前記ペーストを塗布し、ペーストが塗布された面同士を付着させ、熱処理することにより、隣接する一方の電解セル2のインターコネクタ15と、他方の電解セル2のアノード14とが直接接合し、電気的に接続することができる。
そして、アノード14は、上記したように、所定の気孔率を有するため、多くの気孔が連通し、アノード14内にガス通路が形成されており、電解反応で生じた酸素を、アノード14内に形成されたガス通路を介してアノード14外に放出することができ、より簡単な構造で、電解セル2からのガスを排出できるとともに、複数の電解セル2を電気的に接続できる。
なお、電解セル2は、図2に示したように支持体11の上にカソード12を設けた例のほか、支持体11がカソード12を兼ねる構成の電解セル2とすることもできる。
このように電解セル2の一端を、絶縁性の接合材10(ガラスシール材等)を用いてマニホールド8に固定し、電解セル2の他端に蓋部材4を接合することで、本実施形態の電解セルスタック装置1が構成される。
図3は、図1に示す電解セルスタック装置の電解セルの長手方向に沿った断面図である。
図3において、電解セル2の流通孔16が往路側流通孔20と復路側流通孔21とされて、蓋部材4を介して電解セル2にて折り返された構造とされている。
蓋部材4は、図1に示す電解セル2の他端部(上端部)に、往路側流通孔21を流通したガスを、復路側流通孔22に流通させるための空間17を有している。すなわち、蓋部材4の内面は、電解セル2の他端(上端)と所定の距離を有する形状とされており、この内面と電解セル2の他端との間が空間17とされている。
蓋部材4としては、耐熱性を有する材料より作製することができ、例えばセラミックや金属等で作製することができる。ただし、蓋部材4を金属より構成する場合には、蓋部材4と電解セル2とは絶縁することが好ましい。それゆえ、例えば蓋部材4と電解セル2とを隙間を空けて配置し、例えばガラス等の絶縁性の接着剤にて固定するほか、蓋部材4の内面が電解セル2に接触することを防ぐ目的で、電解セル2の他端(上端)に絶縁性からなる環状もしくは筒状の部材を配置するほか、蓋部材4の内面に絶縁性のコーティングを施すなどして、蓋部材4と電解セル2とを絶縁することが好ましい。それにより、蓋部材
4と電解セル2との絶縁性を確保しつつ、流通孔16を流れる水蒸気を含むガス等が漏出することを抑制できる。なお、蓋部材4と電解セル2との間に、絶縁性からなる環状もしくは筒状の部材を配置する場合には、この環状または筒状の内側が空間17となる。
そして、電解セル2に設けられた往路側流通孔21に対して、電解セル2の下方より水蒸気を含むガスを供給することで、電解反応により水素が生成される。
具体的には、電解セル2を600〜1000℃に加熱し、かつ電圧を1.0〜1.5V(電解セル2本あたり)で付加することで、電解セル2の下方より供給された水蒸気の一部もしくは全部が、カソード12とアノード14とにおいて下記の反応式で示す反応が生じ、水素と酸素に分解される。
カソード:HO+2e → H+O2−
アノード:O → 1/2O+2e
すなわち、本実施形態の電解セルスタック装置1では、貫通孔が設けられた支持体11を備える電解セル2の上端部に、蓋部材5を配置し、かつ電解セル2の下端部をマニホールド7に固定するだけの構成とすることで、簡単な構造の電解セルスタック装置1とすることができる。
一方、マニホールド7の内部に3仕切部材18が配置されており、それにより、図5において向かって左側が水蒸気含有ガス供給部19とされ、右側が主に水素を含むガスの回収部20とされている。
そして、電解セル2に設けられた往路側流通孔21の下端と、水蒸気含有ガス供給部19とが連通しており、それにより、水蒸気含有ガス供給部19に供給された水蒸気を含むガスが、往路側流通孔21を上方に向けて流れる間に、水蒸気の一部もしくは全部が電解反応を生じることで水素を含むガスとなる。
そして、電解反応により生じた水素や反応に使用されなかった水蒸気を含むガスは、続けて往路側流通孔21の上方より、蓋部材4の空間17に流れる。そして、空間17に流れたガスは、続いて復路側流通孔22に流れ、復路側流通孔22を下方に向けて流れることとなる。
一方、復路側流通孔22の下端は、回収部20と連通している。それにより、空間17を介して、復路側流通孔22に流れ、該復路側流通孔22を下方に向けて流れた後、回収部20に流れることとなる。それゆえ、回収部20に流れたガスを、回収管9を介して回収することで、効率よく水素を含むガスを回収することができる。なお、この復路側流通孔22を下方に向けて流れる間にも、ガスに含まれる反応を生じなかった水蒸気の一部または全部が電解反応を生じ、水素を生成することができる。
なお、水素含有ガス導出部は、回収部20と回収管9とで構成されており、水蒸気含有ガス導入部は、水蒸気含有ガス供給部19と水蒸気含有ガス供給管8とで構成されている。
また、蓋部材4の内面は、往路側流通孔21を流れた水素を含むガスが効率よく復路側流通孔22に流れるように、円弧状とすることもできる。
なお、図3においては、電解セル2が、水蒸気含有ガス供給部19と連通する往路側流通孔21の体積の合計が、回収部20と連通する復路側流通孔22の体積の合計よりも多くなるように、マニホールド7に固定されている例を示している。
具体的には、図3に示す電解セルスタック装置1においては、電解セル2にほぼ同じ体積の流通孔16が複数設けられており、水蒸気含有ガス供給部19に連通する往路側流通孔21の数(図3においては4本)が、回収部20と連通する復路側流通孔22(図3においては2本)の数よりも多くなるように、マニホールド7に固定されている例を示している。
水蒸気を含むガスが、復路側流通孔22を流れる間も電解反応は生じるものの、水蒸気をより多く含むガスが流れる往路側流通孔21の体積の合計が、復路側流通孔22の体積の合計よりも多くなるように、電解セル2をマニホールド7に固定することにより、より効率よく電解反応を行なうことができ、水素の生成(回収)効率を向上することができる。それにより、電解セルスタック装置1をさらに小型化することができる。
ところで、このようなセルスタック装置1においては、例えば水蒸気含有ガス供給部19と電解セル2とを接合する絶縁性の接合材にクラック等が生じる場合がある。この場合、このクラック等より外気(空気)が侵入し、回収部20にて回収される水素濃度が低下するおそれがある。特に水素を生成する電解セルスタック装置1においては、高濃度の水素を生成できることが要求されているため、このような場合においても少しでも水素の濃度が高濃度となることが要求される。
それゆえ、本実施形態の電解セルスタック装置1においては、回収部20に、燃焼部材が配置されている。ここで、燃焼部材の働きにより、クラック等から侵入した空気を構成する酸素が、回収部20にて回収される水素を含むガスと反応(燃焼)することで、回収される水素の量は若干減少するものの、水素濃度を向上することができる。
なお、燃焼部材としては、例えば、白金線や白金メッシュのほか、燃焼触媒等を用いることができる。なお、クラック等から侵入した空気を構成する酸素の量が少ない場合に、より効率よく燃焼させるにあたっては、燃焼触媒を用いることが好ましく、図2においては、回収部20に燃焼触媒23を設けた例を示している。
なお、燃焼触媒23としては、例えば、γ−アルミナやα−アルミナやコージェライト等の多孔質担体に白金やパラジウム等の貴金属類等の触媒を担持させた燃焼触媒等の一般的に公知のものを使用することができる。
また、回収部20には、回収部20の温度を計測するための温度計測装置として、温度センサ(熱電対等)24が設けられている。
上述のように、本実施形態の電解セルスタック装置1においては、例えば水蒸気含有ガス供給部19と電解セル2とを接合する絶縁性の接合材にクラック等が生じた場合に、回収部20に設けられた燃焼触媒23により、クラック等から侵入した空気を構成する酸素が、回収部20にて回収される水素を含むガスと反応(燃焼)することで、回収される水素の量は若干減少するものの、水素濃度を向上することができる。
しかしながら、その燃焼触媒23による燃焼が多いと、水素を含むガスの回収量が少なくなるため、ある程度の量を超えた場合においては、運転を停止することが好ましい。ここで、燃焼触媒23での燃焼に伴って回収部20の温度が上昇することから、回収部20の温度が所定の温度以上となった場合には、運転を停止するとともに、新たな電解セルスタック装置1を用いることにより、より効率的に運転を行なうことができる。それゆえ、例えば後述する電解装置においては、温度センサ24により測定された温度に基づいて、水蒸気を含むガスや電流を供給する各供給装置の動作を制御する制御装置を備え、制御装置が温度センサ24により測定された温度が所定の温度を超えた場合には、水蒸気や電流
を供給する各供給装置を停止することが好ましい。なお、この所定の温度とは、燃焼触媒の種類や設置位置に応じて適宜設定することができるが、触媒として白金を用いる場合は、例えば200℃以上の範囲で設定すればよく、触媒としてパラジウムを用いる場合は800℃以上の範囲で設定すればよい。またこれ以外にも、例えば定常運転時の温度を基準として、所定温度上昇した際に、水蒸気や電流を供給する供給装置を停止してもよい。この場合の所定温度とは、例えば定常運転時と比較して50〜100℃高い温度等、燃焼触媒の種類や設置位置に応じて適宜設定することができる。
なお、制御装置はマイクロコンピュータを有しており、入出力インターフェイス、CPU、RAMおよびROMを備えている。なお、CPUは、電解セル装置の運転を実施するものであり、RAMはプログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものであり、ROMはプログラムを記憶するものである。
また、上述の例では燃焼触媒23を、回収部20に設けた例を示しているが、水素含有ガス導出部に燃焼部材が設けられていればよく、例えば図1に示す回収管9に燃焼触媒23を設けてもよい。
図4は、本実施形態の電解セルスタック装置の他の一例を示す斜視図であり、図5は図4に示す電解セルスタック装置の電解セルの長手方向に沿った断面図である。
本実施形態の電解セルスタック装置25は、図1〜図3に示す電解セルスタック装置1と比較して、電解セルスタック3の上方に電解反応により生じた水素を含むガスを回収するための回収部である第2のマニホールド26が設けられている。
図5を用いて説明すると、図3に示した電解セルスタック装置1とは異なり、電解セル2の一端部が固定される第1のマニホールド29は、内部に仕切部材18を有しておらず、内部が全て水素含有ガス導入部を構成する水蒸気含有ガス供給部30とされている。そして、水蒸気含有ガス供給部30に供給された水蒸気を含むガスが、全ての流通孔16を上方に向けて流れる間に、水蒸気の一部もしくは全部が電解反応を生じることで水素を含むガスとなる。
一方、電解セル2の他端側には、絶縁性の接着材にて箱状の第2のマニホールド26が接合されており、その内側が水素含有ガス導出部を構成する回収部31である空間とされ、回収部31には燃焼触媒23が配置されている。あわせて、回収部31に温度計測装置である温度センサ28が設けられているほか、第2のマニホールド26にて回収された水素を含むガスを回収するための回収管27が接続されている。なお、温度センサ28の動作は上述した電解セルスタック装置1と同様である。
流通孔16を上方に向けて流れた水素を含むガスは、回収部31に流れて、第2のマニホールド26に接合された回収管9を介して回収される。
なお、本実施形態においては、水素含有ガス導入部が、第1のマニホールド29と水蒸気含有ガス供給管8とで構成され、水素含有ガス導出部が、第2のマニホールド26と回収管27とで構成されている。
ここで、本実施形態の電解セルスタック装置25においては、例えば水蒸気含有ガス供給部30と電解セル2とを接合する絶縁性の接合材にクラック等が生じた場合に、このクラック等より外気(空気)が侵入し、回収部31にて回収される水素濃度が低下するおそれがある。しかしながら、回収部31に燃焼部材である燃焼触媒23を設けることにより、クラック等から侵入した空気を構成する酸素が、回収部31にて回収される水素を含む
ガスと反応(燃焼)することで、回収される水素の量は若干減少するものの、水素濃度を向上することができる。
そして、上述した電解セルスタック装置1、25を収納容器内に収納することで、高濃度の水素を回収することが可能な電解装置とすることができる(図示せず)。なお、収納容器内には、電解セル2の温度を上昇し、高温に保持するためのヒータ等の熱源装置を備えていることが好ましい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上述の例において、電解セル2として縦縞型の電解セル2を用いて説明したが、支持体上に、カソード、固体電解質層、アノードが順に配置された電解素子部を複数設けてなる、いわゆる横縞型の電解セルを用いることもできる。
また、例えば電解セル2がNiを含んでなる場合には、電解セル2に水蒸気のみを供給すると、Niが水蒸気により酸化されるおそれがある。Niが酸化されると、Niを含有する支持体やカソードが酸化により体積変化を引き起こし、これに伴って固体電解質に過度な応力が発生することにより、固体電解質が破壊されることがある。これにより固体電解質のクロスリークが発生し、電解セル2の性能が大幅に劣化する。それゆえ、これを回避するために、水蒸気に加えてさらに少量の水素を供給することで、電解セル2の酸化を抑制することができる。そのため、回収管9より回収された水素を含むガスの一部をマニホールド7に供給するほか、外部より水素を供給するための水素供給管をマニホールド7に接続することもできる。
1、25:電解セルスタック装置
2:電解セル
3:電解セルスタック
4:蓋部材
7:マニホールド
8:水蒸気含有ガス供給管
9、27:回収管
10:接合材
11:支持体
12:カソード
13:固体電解質層
14:アノード
16:流通孔
20、31:回収部
23:燃焼触媒
24、28:温度センサ
26:第2のマニホールド
29:第1のマニホールド

Claims (4)

  1. カソードと固体電解質とアノードとを有する電解セルを複数個備える電解セルスタックと、
    前記電解セルに水蒸気を含むガスを供給する水蒸気含有ガス導入部と、
    水素を含むガスを回収する水素含有ガス導出部と、
    該水素含有ガス導出部に配置された燃焼部材と、
    該燃焼部材近傍における前記水素含有ガス導出部に設けられ、前記燃焼部材近傍の温度を計測するための温度計測装置と、
    水蒸気を含むガスを前記水蒸気含有ガス導入部に供給する水蒸気含有ガス供給装置と、
    前記電解セルに電流を供給する電流供給装置と、
    前記温度計測装置により測定された温度に基づいて、水蒸気含有ガス供給装置及び電流供給装置のうち少なくとも一つを制御する制御装置と、を備え、
    該制御装置が前記温度計測装置により測定された温度が所定の温度を超えた場合には前記水蒸気含有ガス供給装置及び前記電流供給装置のうち少なくとも一つを停止することを特徴とする電解装置。
  2. 前記燃焼部材が、燃焼触媒であることを特徴とする請求項1に記載の電解装置。
  3. 前記電解セルの一端部を固定するマニホールドを備え、該マニホールドは内部が、前記水蒸気含有ガス導入部を構成し、前記電解セルに水蒸気を含むガスを供給するための水蒸気含有ガス供給部と、前記水素含有ガス導出部を構成し、前記水素を含むガスを回収するための回収部とを有しており、該回収部に前記燃焼部材及び前記温度計測装置が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電解装置。
  4. 前記水蒸気含有ガス導入部を構成し、前記電解セルの一端部を固定するとともに、内部が前記電解セルに水蒸気を含むガス供給するための水蒸気含有ガス供給部とされた第1のマニホールドと、前記水素含有ガス導出部を構成し、前記電解セルの他端部を固定するとともに、内部が前記水素を含むガスを回収するための回収部とされた第2のマニホールドとを備え、前記回収部に前記燃焼部材及び前記温度計測装置が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電解装置。
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