JP2008267700A - 冷却加熱装置 - Google Patents

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毅 坂口
Yukio Yamaguchi
幸雄 山口
Makoto Kimura
誠 木村
Mototaka Tachika
基孝 田近
Yoshitaka Watanabe
佳孝 渡邊
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Abstract

【課題】収納部の加熱効率を向上させることにより省エネルギー化を図ることのできる冷却加熱装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を所定時間T1行ってからヒートポンプ運転に切り換える冷却防止運転を行うようにしたので、圧縮機41が停止することによって冷えた冷媒が第1及び第2の放熱器36a,6b流入することはなく、冷えた冷媒による加熱する収納部30a,30bの冷却を防止して収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の収納部を有し、一部の収納部を加熱すると同時にその他の収納部を加熱することのできる冷却加熱装置に関するものである。
従来、この種の冷却加熱装置としては、物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備え、圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させるとともに、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記冷却加熱装置では、冷却する収納部の温度が設定温度に達すると圧縮機を停止し、冷却する収納部の温度が所定温度以上になると圧縮機を運転するように、圧縮機の運転と停止が繰り返される。
特開2004−078440号公報
従来の冷却加熱装置では、冷却する収納部の温度が設定温度に達して圧縮機が停止すると冷媒の温度が低下するため、再び圧縮機の運転を開始したときに加熱する収納部を冷却してしまう。また、加熱する収納部はヒートポンプ運転及び電熱ヒータによって加熱されるようになっているため、電熱ヒータの熱量によってヒートポンプ運転の加熱負荷が小さくなることによりヒートポンプ運転の効率が低下したり、電熱ヒータの運転率が高くなったりする。これにより、加熱する収納部の加熱効率が低下し、省エネルギー化を図ることができない。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納部の加熱効率を向上させることにより省エネルギー化を図ることのできる冷却加熱装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備えた冷却加熱装置において、前記圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転用の冷媒流路と、圧縮機から吐出した冷媒を、物品を加熱する収納部に設けられた一部の熱交換器に流通させることなく、放熱器を介して物品を冷却する収納部に設けられたその他の熱交換器に流通させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部の冷却のみを行う冷却運転用の冷媒流路とを切り換える流路切換手段と、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機の運転を再開する際に、流路切換手段によって冷却運転用の冷媒流路に切り換え、所定の条件を満たしたときにヒートポンプ運転用の冷媒流路に切り換える制御手段とを備えている。
これにより、圧縮機の停止によって冷えた冷媒が加熱する収納部に設けられたその他の熱交換器に流入することはなく、冷えた冷媒による加熱する収納部の冷却が防止され、収納部の加熱効率が向上する。
また、本発明は前記目的を達成するために、物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備え、圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転を行う冷却加熱装置において、加熱する収納部に設けられたヒータと、ヒートポンプ運転を開始してから所定の条件を満したときにヒータを運転する制御手段を備えている。
これにより、収納部の加熱負荷が大きい状態でヒートポンプ運転を行われることから、ヒートポンプ運転の効率を向上させることが可能となり、収納部の加熱効率が向上する。
また、本発明は前記目的を達成するために、物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備え、圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転を行う冷却加熱装置において、加熱する収納部に設けられたヒータと、加熱する収納部の温度を検出する収納部用温度センサと、ヒートポンプ運転及びヒータによって収納部を加熱する際に、収納部用温度センサの検出温度が第1の所定温度となると、ヒータを停止し、収納部用温度センサの検出温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度となると、ヒートポンプ運転を停止する制御手段とを備えている。
これにより、収納部がヒータよりもヒートポンプ運転によって主に加熱されることから、ヒータの運転率を低下させることが可能となり、収納部の加熱効率が向上する。
本発明によれば、収納部の加熱効率を向上させることができるので、省エネルギー化を図ることが可能となる。
図1乃至図11は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は自動販売機の全体斜視図、図2は自動販売機の正面断面図、図3は自動販売機の側面断面図、図4は冷媒回路を示す自動販売機の概略構成図、図5は制御系を示すブロック図、図6は冷却防止運転に関するフローチャート、図7はヒートポンプ運転と電熱ヒータの運転に関するフローチャート、図8は圧縮機及び電熱ヒータの運転の停止動作に関するフローチャート、図9は除霜運転に関するフローチャート、図10は機械室用送風機の運転に関するフローチャート、図11は電磁弁の動作に関するフローチャートである。
この冷却加熱装置としての自動販売機は、前面を開口した自動販売機本体10と、自動販売機本体10の前面を開閉する外扉20とを備えている。
自動販売機本体10は、内部を上下に仕切ることにより、上部に商品収納部30が設けられ、下部に機械室40が設けられている。
外扉20は、販売商品の商品サンプルを収納して展示するためのサンプル展示部21、商品選択スイッチ22、硬貨投入口23、紙幣投入口24、返却レバー25、硬貨返却口26及び商品取出口27が前面に設けられている。外扉20は、左右方向の一端側が自動販売機本体10の左右方向の一端側に回転自在に支持されている。
商品収納部30は、上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱材31によって形成され、商品収納部30の前面側は、断熱性の内扉32によって開閉されるようになっている。また、商品収納部30は、断熱性の仕切板33によって左右に仕切られており、第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cが設けられている。第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cのそれぞれには、商品を上下に積み重ねて収納し、下端側から商品を一つずつ搬出可能な商品収納コラム34が複数設けられている。
第1の収納部30aには、第1の収納部30aに収納された商品を冷却するための熱交換器としての第1の蒸発器35aと、第1の収納部30aに収納された商品を加熱するための熱交換器としての第1の放熱器36aと、第1の蒸発器35aまたは第1の放熱器36aを流通する冷媒と熱交換する空気を流通させるための熱交換器用送風機としての第1の送風機37aと、第1の放熱器36aによって商品を加熱する際に不足する熱量を補うための第1の電熱ヒータ38aとが設けられている。
第2の収納部30bには、第2の収納部30bに収納された商品を冷却するための熱交換器としての第2の蒸発器35bと、第2の収納部30bに収納された商品を加熱するための熱交換器としての第2の放熱器36bと、第2の蒸発器35bまたは第2の放熱器36bを流通する冷媒と熱交換する空気を流通させるための熱交換器用送風機としての第2の送風機37bと、第2の放熱器36bによって商品を加熱する際に不足する熱量を補うための第2の電熱ヒータ38bとが設けられている。
第3の収納部30cには、第3の収納部30cに収納された商品を冷却するための熱交換器としての第3の蒸発器35cと、第1の蒸発器35a、第2の蒸発器35b及び第3の蒸発器35cから流出する冷媒に更に吸熱させるための第4の蒸発器35dと、第3の蒸発器35c及び第4の蒸発器35dを流通する冷媒と熱交換する空気を流通させるための熱交換器用送風機としての第3の送風機37cとが設けられている。また、第4の蒸発器35dは、第3の蒸発器35cの空気流通方向上流側に配置されている。
本実施形態において、第1の収納部30a及び第2の収納部30bは、冷却または加熱の切換が可能であり、第3の収納部30cは冷却専用となっている。
機械室40は、外気が内部を流通可能なように吸気口及び排気口が設けられている。機械室40内には、冷媒を圧縮するための圧縮機41と、機械室40内を流通する空気中に廃熱を放出するための放熱器としての第3の放熱器42と、機械室40内に外部の空気を流通させるための放熱器用送風機としての第1の機械室用送風機43及び放熱器用送風機または圧縮機用送風機としての第2の機械室用送風機44が設けられている。
圧縮機41は、低段側圧縮部41aと高段側圧縮部41bを有する二段圧縮機からなり、吸入した冷媒を低段側圧縮部41aにおいて圧縮し、低段側圧縮部41aにおいて圧縮された冷媒を更に高段側圧縮部41bにおいて圧縮して吐出するものである。二段圧縮機は、冷媒を二段階に圧縮することから、高い動作圧力及び高い差圧に対応することが可能であり、例えば二酸化炭素等を冷媒として用いた冷媒回路に適用される。また、圧縮機41は、電動のモータによって駆動するようになっており、インバータ制御等によってモータの回転数を変更することによって冷媒の吐出量を変更することが可能となっている。
第1の機械室用送風機43及び第2の機械室用送風機44は、それぞれ電動モータによって駆動するようになっており、第3の放熱器42を流通する冷媒と熱交換する空気を流通させるようになっている。また、第2の機械室用送風機44の空気流通方向下流側には、圧縮機41が配置されており、第2の機械室用送風機44によって圧縮機41が冷却されるようになっている。
また、商品収納部30及び機械室40には、図4に示すような冷媒回路50が構成され、自然系冷媒であり高圧側が超臨界状態となる二酸化炭素が冷媒として用いられる。冷媒回路50は、第1の蒸発器35a、第2の蒸発器35b、第3の蒸発器35c、第4の蒸発器35d、第1の放熱器36a、第2の放熱器36b、圧縮機41、第4の蒸発器35dから流出する冷媒と第3の放熱器42から流出する冷媒とを熱交換するための第1の内部熱交換器51、第1の内部熱交換器51を流出して圧縮機41に吸入される冷媒と第1の放熱器36a及び第2の放熱器36bから流出する冷媒とを熱交換するための第2の内部熱交換器52、冷媒の流量を変更可能な電動の減圧手段としての第1〜第3の膨張弁53a,53b,53c、冷媒の流路を開閉するための開閉弁としての第1〜第6の電磁弁54a,54b,54c,54d,54e,54fを有し、銅管またはステンレス管によって接続されている。
圧縮機41の冷媒吐出側は、第1の放熱器36a及び第2の放熱器36bのそれぞれの冷媒流入側に並列に接続され、第1の放熱器36a及び第2の放熱器36bの冷媒流入側の流路には、それぞれ第1の電磁弁54a及び第2の電磁弁54bが設けられている。第1の放熱器36a及び第2の放熱器36bの冷媒流出側は、第2の内部熱交換器52の高圧冷媒流入側に並列に接続され、第2の内部熱交換器52の高圧冷媒流出側は、第3の放熱器42の冷媒流入側に接続されている。また、第3の放熱器42の冷媒流入側の流路には、圧縮機41の冷媒吐出側が第3の電磁弁54cを介して接続されている。第3の放熱器43の冷媒流出側は、第1の内部熱交換器51の高圧冷媒流入側に接続され、第1の内部熱交換器51の高圧冷媒流出側は、第1の蒸発器35a、第2の蒸発器35b及び第3の蒸発器35cそれぞれの冷媒流入側に並列に接続されている。第1の蒸発器35a、第2の蒸発器35b及び第3の蒸発器35cの冷媒流入側の流路には、それぞれ第1の膨張弁53a、第2の膨張弁53b及び第3の膨張弁53cが設けられ、第1の膨張弁53a、第2の膨張弁53b及び第3の膨張弁53cの上流側の流路には、それぞれ第4の電磁弁54d、第5の電磁弁54e及び第6の電磁弁54fが設けられている。第1の蒸発器35a、第2の蒸発器35b及び第3の蒸発器35cそれぞれの冷媒流出側は、第4の蒸発器35dの冷媒流入側に並列に接続され、第4の蒸発器35dの冷媒流出側は、第1の内部熱交換器51の低圧冷媒流入側に接続されている。第1の内部熱交換器51の低圧冷媒流出側は、第2の内部熱交換器52の低圧冷媒流入側に接続され、第2の内部熱交換器52の低圧冷媒流出側は、圧縮機41の冷媒吸入側に接続されている。
また、この自動販売機は、第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cの温度をそれぞれ制御するための制御部60を備えている。
制御部60は、マイクロコンピュータによって構成され、そのメモリには、第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cの温度をそれぞれ制御するためのプログラムが記憶されている。また、制御部60には、図5に示すように、第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、第1の電熱ヒータ38a、第2の電熱ヒータ38b、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44、第1〜第3の膨張弁53a,53b,53c、第1〜第6の電磁弁54a,54b,54c,54d,54e,54f、各収納部30a,30b,30c内の温度を検出するための収納部用温度センサとしての第1〜第3の温度センサ61a,61b,61c、機械室40内を流通する外気の温度を検出するための機械室用温度センサとしての第4の温度センサ62が接続されている。制御部60は、第1〜第4の温度センサ61a,61b,61c,62の検出信号を受信し、第1〜第4の温度センサ61a,61b,61c,62の検出信号に応じた出力信号を第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、第1の電熱ヒータ38a、第2の電熱ヒータ38b、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44、第1〜第3の膨張弁53a,53b,53c、第1〜第6の電磁弁54a,54b,54c,54d,54e,54fに送信するようになっている。
以上のように構成された自動販売機において、第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cを全て冷却する場合、制御部60は、第1の電磁弁54a及び第2の電磁弁54bを閉鎖し、第3の電磁弁54c、第4の電磁弁54d、第5の電磁弁54e及び第6の電磁弁54fを開放し、第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44を運転する。
圧縮機41から吐出された冷媒は、第3の電磁弁54c、第3の放熱器42、第1の内部熱交換器51の高圧側を順次流通し、分岐されて第4の電磁弁54d、第5の電磁弁54e及び第6の電磁弁54fが設けられた流路に流入する。第4の電磁弁54dが設けられた流路を流通する冷媒は、第1の膨張弁53a、第1の蒸発器35aを流通して第4の蒸発器35dに流入し、第5の電磁弁54eが設けられた流路を流通する冷媒は、第2の膨張弁53b、第2の蒸発器35bを流通して第4の蒸発器35dに流入し、第6の電磁弁54fが設けられた流路を流通する冷媒は、第3の膨張弁53c、第3の蒸発器35cを流通して第4の蒸発器35dに流入する。第4の蒸発器35dから流出した冷媒は、第1の内部熱交換器51の低圧側及び第2の内部熱交換器52の低圧側を通って圧縮機41に吸入される。
このときの各収納部30a,30b,30cの温度制御は、それぞれ第1〜第3の蒸発器35a,35b,35cの冷媒流入側に設けられた第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fの開閉によって行われる。即ち、例えば、第1の収納部30aに関して、第1の温度センサ61aの検出温度が所定温度以下になると、第4の電磁弁54dによって冷媒流路を閉鎖し、第1の温度センサ61aの検出温度が所定温度よりも高くなると、それぞれ第4の電磁弁54dによって冷媒流路を開放する。また、第1〜第3の温度センサ61a,61b,61cの全ての検出温度が同時に所定温度以下になる場合には、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fによって冷媒流路を閉鎖するとともに、圧縮機41を停止して冷媒回路50の冷媒の流通を停止する。そして、第1〜第3の温度センサ61a,61b,61cのうちいずれかの検出温度が所定温度よりも高くなると、それに対応する第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fによって冷媒流路を開放するとともに、圧縮機41を運転して冷媒回路50に冷媒を流通させる。
また、第1及び第2の収納部30a,30bに対応する第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度が所定温度に達して第4及び第5の電磁弁54d,54eによって冷媒流路を閉鎖する場合には、第1及び第2の収納部30a,30bに設けられた第1及び第2の送風機37a,37bは運転を停止するが、第3の収納部30cの第3の温度センサ61cの検出温度が所定温度に達して第6の電磁弁54fによって冷媒流路を閉鎖する場合に、圧縮機41が運転している場合には、第3の送風機37cの運転を継続する。これにより、第1の蒸発器35a及び第2の蒸発器35bの一方または両方を流通する冷媒は、第4の蒸発器35dにおいて更に第1の収納部30aの空気から吸熱する。
また、第1の収納部30aを加熱し、第2の収納部30b及び第3の収納部30cを冷却する場合、制御部60は、第2の電磁弁54b、第3の電磁弁54c及び第4の電磁弁54dを閉鎖し、第1の電磁弁54a、第5の電磁弁54e及び第6の電磁弁54fを開放し、第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44を運転する。
圧縮機41から吐出された冷媒は、第1の電磁弁54a、第1の放熱器36a、第2の内部熱交換器52の高圧側、第3の放熱器42、内部熱交換器51の高圧側を流通し、分岐されて第5の電磁弁54e及び第6の電磁弁54fが設けられた流路に流入する。第5の電磁弁54eが設けられた流路を流通する冷媒は、第2の膨張弁53b、第2の蒸発器35bを流通して第4の蒸発器35dに流入し、第6の電磁弁54fが設けられた流路を流通する冷媒は、第3の膨張弁53c、第3の蒸発器35cを流通して第4の蒸発器35dに流入する。第4の蒸発器35dから流出した冷媒は、第1の内部熱交換器51の低圧側及び第2の内部熱交換器52の低圧側を通って圧縮機41に吸入される。
また、第2の収納部30bを加熱し、第1の収納部30a及び第3の収納部30cを冷却する場合、制御部60は、第1の電磁弁54a、第3の電磁弁54c及び第5の電磁弁54eを閉鎖し、第2の電磁弁54b、第4の電磁弁54d及び第6の電磁弁54fを開放し、第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44を運転する。
更に、第1の収納部30a及び第2の収納部30bを加熱し、第3の収納部30cを冷却する場合、制御部60は、第3の電磁弁54c、第4の電磁弁54d及び第5の電磁弁54eを閉鎖し、第1の電磁弁54a、第2の電磁弁54b及び第6の電磁弁54fを開放し、第1の送風機37a、第2の送風機37b、第3の送風機37c、圧縮機41、第1の機械室用送風機43、第2の機械室用送風機44を運転する。
このように、第1の収納部30a及び第2の収納部30bの一方または両方を加熱し、それ以外の収納部を冷却するヒートポンプ運転を行う場合、冷却する収納部の温度制御は、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fのうち対応する電磁弁の開閉によって行い、加熱する収納部の温度制御は、それぞれ第1及び第2の電磁弁54a,54bのうち対応する電磁弁の開閉と第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bのうち対応する電熱ヒータへの通電及び通電の停止によって行われる。即ち、冷却する収納部の温度センサの全ての検出温度が同時に所定温度以下となる場合には、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fのうち対応する電磁弁によって冷媒流路を閉鎖するとともに、圧縮機41を停止するが、圧縮機41が停止中の加熱する収納部は、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bのうち対応する電熱ヒータによって加熱され、対応する電熱ヒータへの通電及び通電の停止によって温度が制御される。
また、ヒートポンプ運転は、運転効率が高くなる外気温度の範囲、即ち、第4の温度センサ62の検出温度Tが所定温度範囲(例えば0℃〜28℃)のときのみ行い、第4の温度センサ62の検出温度Tが所定温度範囲外のときには加熱する第1及び第2の収納部30a,30bを第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bによって加熱する。
また、ヒートポンプ運転時や冷却負荷が小さい場合など、冷媒の吸熱量が不足する場合には、第4の蒸発器35dにおいて冷媒が吸熱することから、圧縮機41の起動時の吐出冷媒温度が短時間で上昇し、加熱能力が向上する。
また、例えば、第1及び第2の収納部30a,30bを加熱し、第3の収納部30cを冷却するヒートポンプ運転中において、第3の収納部30cの第3の温度センサ61cの検出温度t1が所定温度ta1以下となって圧縮機41の運転を停止すると、冷媒回路50の冷媒の温度が低くなる。その後、第3の温度センサ61cの検出温度t1が設定温度tb1(ta1≦tb1)より高くなって停止している圧縮機41を再び運転すると、冷えた冷媒が加熱する収納部30a,30bの放熱器36a,36bに流入し、冷えた冷媒によって加熱する収納部30a,30bが冷却される。このような加熱する第1及び第2の収納部30a,30bの冷却を防止するために冷却防止運転を行う。冷却防止運転に関する制御部60の動作を、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、第3の収納部30cの第3の温度センサ61cの検出温度t1が設定温度ta1以下となると(ステップS1)、圧縮機41及び第1及び第2の機械室用送風機43,44を停止する(ステップS2)。次に、第3の温度センサ61cの検出温度t1が設定温度tb1(ta1≦tb1)より高くなると(ステップS3)、圧縮機41を運転し、第3の膨張弁53cの弁開度を小さくし、第1及び第2の電磁弁54a,54bを閉鎖して第3の電磁弁54cを開放する(ステップS4)。圧縮機41の運転を開始してから所定時間T1が経過すると(ステップS5)、第3の膨張弁53cの弁開度を大きくして通常の弁開度に戻し、第1及び第2の電磁弁54a,54bを開放して第3の電磁弁54cを閉鎖し、第1及び第2の機械室用送風機43,44の一方または両方の運転を開始する(ステップS6)。
ここで、第1及び第2の機械室用送風機43,44は、運転を停止することなく、回転数を低下させて送風量を減少させるようにしてもよい。
次に、例えば、第1及び第2の収納部30a,30bを加熱する際のヒートポンプ運転と第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転に関する制御部60の動作を、図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、圧縮機41及び第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bが停止した状態において、前述したように圧縮機41を運転して冷却防止運転を行い(ステップS11)、その後ヒートポンプ運転を行う(ステップS12)。圧縮機41の運転を開始してから所定時間T2が経過すると(ステップS13)、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転を開始する(ステップS14)。
また、制御部60は、図8に示すように、例えば、第1及び第2の収納部30a,30bの加熱をヒートポンプ運転と第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bによって行っているとき(ステップS21)、第1及び第2の収納部30a,30bの温度が上昇して、第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度t2が第1の設定温度ta2以上になると(ステップS22)、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転を停止し(ステップS23)、第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度t2が第1の所定温度ta2よりも高い第2の所定温度tb2以上になると(ステップS24)、圧縮機41を停止する(ステップS25)。
また、この自動販売機は、冷却している第3の収納部30cの第3の蒸発器35cに付着する霜を取り除くために、所定時間毎(例えば3時間毎)に圧縮機41を停止して所定時間(例えば20分間)第3の送風機37cを運転するようになっている。このとき、制御部60は、図9に示すように、除霜運転の開始予定時刻になると(ステップS31)、圧縮機41の運転状態を検知し(ステップS32)、圧縮機41が運転していない状態を検知してから除霜運転を開始する(ステップS33)。
また、ヒートポンプ運転時における第1及び第2の機械室用送風機43,44の運転に関して制御部60は、図10に示すように、第4の温度センサ62の検出温度t3が所定温度ta3(例えば20℃)以下のときには(ステップS41)、第1の機械室用送風機43のみを運転し(ステップS42)、第4の温度センサ62の検出温度t3が所定温度tb3(ta3≦tb3)より高くなると(ステップS43)、第1の機械室用送風機43及び第2の機械室用送風機44を運転する(ステップS44)。これにより、外気温に応じて圧縮機41が第2の機械室用送風機44によって冷却される。
また、ヒートポンプ運転時において、第1〜第3の収納部30a,30b,30cが所定温度に達して圧縮機41を停止する際に、制御部60は、図11に示すように、圧縮機41が停止すると(ステップS51)、第1及び第2の電磁弁54a,54b、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fを開放し(ステップS52)、所定時間T3が経過すると(ステップS53)、第1及び第2の電磁弁54a,54b、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fを閉鎖する(ステップS54)。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を所定時間T1行ってからヒートポンプ運転に切り換える冷却防止運転を行うようにしたので、圧縮機41が停止することによって冷えた冷媒が第1及び第2の放熱器36a,6b流入することはなく、冷えた冷媒による加熱する収納部30a,30bの冷却を防止して収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることができる。
また、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を所定時間T1行ってからヒートポンプ運転に切り換えるまでの間、第1及び第2の機械室用送風機43,44を停止するようにしたので、圧縮機41から吐出した冷媒の放熱量を減らすことができ、冷媒の温度を速やかに所定温度に昇温することが可能となる。
また、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を所定時間T1行ってからヒートポンプ運転に切り換えるまでの間、第1〜第3の膨張弁53a,53b,53cを通過する冷媒の流量をヒートポンプ運転時の冷媒の流量よりも減らすようにしたので、圧縮機41に吸入される冷媒の流量を減らすことができ、冷媒の温度を速やかに所定温度に昇温することが可能となる。
また、停止している圧縮機41を運転してヒートポンプ運転を開始してから所定時間経過T2後に、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bによって第1及び第2の収納部30a,30bを加熱するようにしたので、第1及び第2の収納部30a,30bの加熱負荷が大きい状態でヒートポンプ運転を行うことから、ヒートポンプ運転の効率を向上させて加熱する第1及び第2の収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、ヒートポンプ運転と第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bによって収納部30a,30bを加熱する際に、第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度t2が第1の所定温度ta2となると、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bを停止し、第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度t2が第1の所定温度ta2よりも高い第2の所定温度tb2となると、ヒートポンプ運転を停止するようにしたので、収納部30a,30bが第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bよりもヒートポンプ運転によって主に加熱されることから、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転率を低下させることにより、収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、除霜運転の開始予定時間に、圧縮機41が運転している場合に、圧縮機41が停止するタイミングで除霜運転を開始するようにしたので、圧縮機41の運転及び運転の停止の切り換え回数を減少させることができ、運転効率を向上させることによって省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、第4の温度センサ62の検出温度t3が所定温度tb3以上になると、第2の機械室用送風機44を運転し、第4の温度センサ62の検出温度t3が所定温度ta3よりも低くなると、第2の機械室用送風機44の運転を停止するようにしたので、高い外気温によって高温となる圧縮機41を冷却することができ、冷却運転の効率を向上させることが可能となる。
また、ヒートポンプ運転中において、第1〜第3の収納部30a,30b,30cが所定温度に達して圧縮機41を停止する際に、圧縮機41が停止すると、第1及び第2の電磁弁54a,54b、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fを開放し、所定時間T3が経過すると、第1及び第2の電磁弁54a,54b、第4〜第6の電磁弁54d,54e,54fを閉鎖するようにしたので、冷媒回路50内の圧力バランスを調整することができ、圧力バランスが崩れることによる異音の発生を防止することが可能となる。
図12乃至図14は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図12は制御系を示すブロック図、図13は冷却防止運転に関するフローチャート、図14はヒートポンプ運転と電熱ヒータの運転制御に関するフローチャートである。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この自動販売機は、冷媒回路50の圧縮機41の吐出側を流通する冷媒の温度を検出するための吐出冷媒用温度センサとしての第5の温度センサ63を備えている。第5の温度センサは、図12に示すように、制御部60に接続され、検出信号を制御部60に送信するようになっている。
本実施形態における冷却防止運転に関する制御部60の動作を、図13のフローチャートを用いて説明する。
まず、第3の収納部30cの第3の温度センサ61cの検出温度t4が設定温度ta4以下となると(ステップS61)、圧縮機41及び第1及び第2の機械室用送風機43,44を停止する(ステップS62)。次に、第3の温度センサ61cの検出温度t4が設定温度tb4(ta4≦tb4)より高くなると(ステップS63)、圧縮機41を運転し、第3の膨張弁53cの弁開度を小さくし、第1及び第2の電磁弁54a,54bを閉鎖して第3の電磁弁54cを開放する(ステップS64)。第5の温度センサ63の検出温度t5が設定温度ta5以上となると(ステップS65)、第3の膨張弁53cの弁開度を大きくして通常の弁開度に戻し、第1及び第2の電磁弁54a,54bを開放して第3の電磁弁54cを閉鎖し、第1及び第2の機械室用送風機43,44の一方または両方の運転を開始する(ステップS66)。
次に、例えば、第1及び第2の収納部30a,30bを加熱する際のヒートポンプ運転と第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転に関する制御部60の動作を、図14のフローチャートを用いて説明する。
まず、圧縮機41及び第1及び第2の電熱ヒータ38a,8bが停止した状態において、前述したように圧縮機41を運転して冷却防止運転を行い(ステップS71)、その後ヒートポンプ運転を行う(ステップS72)。次に、第1及び第2の温度センサ61a,61bの検出温度t6が設定温度ta6以上になると(ステップS73)、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bの運転を開始する(ステップS74)。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を圧縮機41から吐出される冷媒の温度が所定温度ta5以上になってからヒートポンプ運転に切り換える冷却防止運転を行うようにしたので、圧縮機41が停止することによって冷えた冷媒が第1及び第2の放熱器36a,6b流入することはなく、加熱する第1及び第2の収納部30a,30bの冷却を防止して第1及び第2の収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることができる。
また、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を所定時間行ってからヒートポンプ運転に切り換えるまでの間、第1及び第2の機械室用送風機43,44の運転を停止するようにしたので、圧縮機41から吐出した冷媒の放熱量を減らすことができ、冷媒の温度を速やかに所定温度ta5に昇温することが可能となる。
また、ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機41の運転を再開する際に、冷却する収納部のみの冷却運転を圧縮機41から吐出される冷媒の温度が所定温度ta5以上になってヒートポンプ運転に切り換えるまでの間、第1〜第3の膨張弁53a,53b,53cを通過する冷媒の流量をヒートポンプ運転時の冷媒の流量よりも減らすようにしたので、圧縮機41に吸入される冷媒の流量を減らすことができ、冷媒の温度を速やかに所定温度ta5に昇温することが可能となる。
また、停止している圧縮機41を運転してヒートポンプ運転を開始してから収納部30a,30bの温度が所定温度ta6になった後に、第1及び第2の電熱ヒータ38a,38bによって収納部30a,30bを加熱するようにしたので、収納部30a,30bの加熱の負荷が大きい状態でヒートポンプ運転を行うことから、ヒートポンプ運転の効率を向上させて収納部30a,30bの加熱効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることが可能となる。
尚、前記実施形態では、冷媒回路50を循環する冷媒として高圧側が超臨界状態となる二酸化炭素を用いたものを示したが、例えばフルオロカーボン等の他の冷媒を用いても同様の効果を得ることが可能である。
本発明の第1の実施形態を示す自動販売機の全体斜視図 自動販売機の正面断面図 自動販売機の側面断面図 冷媒回路を示す自動販売機の概略構成図 制御系を示すブロック図 冷却防止運転に関するフローチャート ヒートポンプ運転と電熱ヒータの運転に関するフローチャート 圧縮機及び電熱ヒータの運転の停止動作に関するフローチャート 除霜運転に関するフローチャート 機械室用送風機の運転に関するフローチャート 電磁弁の動作に関するフローチャート 本発明の第2の実施形態を示す制御系を示すブロック図 冷却防止運転に関するフローチャート ヒートポンプ運転と電熱ヒータの運転制御に関するフローチャート
符号の説明
30…商品収納部、30a…第1の収納部、30b…第2の収納部、30c…第3の収納部、35a…第1の蒸発器、35b…第2の蒸発器、35c…第3の蒸発器、36a…第1の放熱器、36b…第2の放熱器、36c…第3の放熱器、37a…第1の送風機、37b…第2の送風機、37c…第3の送風機、38a…第1の電熱ヒータ、38b…第2の電熱ヒータ、40…機械室、41…圧縮機、42…第3の放熱器、43…第1の機械室用送風機、44…第2の機械室用送風機、50…冷媒回路、53a…第1の膨張弁、53b…第2の膨張弁、53c…第3の膨張弁、54a…第1の電磁弁、54b…第2の電磁弁、54c…第3の電磁弁、54d…第4の電磁弁、54e…第5の電磁弁、54f…第6の電磁弁、60…制御部、61a…第1の温度センサ、61b…第2の温度センサ、61c…第3の温度センサ、62…第4の温度センサ、63…第5の温度センサ。

Claims (12)

  1. 物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備えた冷却加熱装置において、
    前記圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転用の冷媒流路と、圧縮機から吐出した冷媒を、物品を加熱する収納部に設けられた一部の熱交換器に流通させることなく、放熱器を介して物品を冷却する収納部に設けられたその他の熱交換器に流通させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部の冷却のみを行う冷却運転用の冷媒流路とを切り換える流路切換手段と、
    ヒートポンプ運転中に停止した圧縮機の運転を再開する際に、流路切換手段によって冷却運転用の冷媒流路に切り換え、所定の条件を満たしたときにヒートポンプ運転用の冷媒流路に切り換える制御手段とを備えた
    ことを特徴とする冷却加熱装置。
  2. 前記放熱器を流通する冷媒と熱交換する空気を流通させるための放熱器用送風機と、
    冷却運転用の冷媒流路からヒートポンプ運転用の冷媒流路に切り換えるまでの間、放熱器用送風機の送風量をヒートポンプ運転時の送風量よりも減少させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却加熱装置。
  3. 冷却する収納部の熱交換器に流入する冷媒の流量を可変に設けるとともに、冷媒を減圧する減圧手段と、
    冷却運転用の冷媒流路からヒートポンプ運転用の冷媒流路に切り換えるまでの間、減圧手段を通過する冷媒の流量をヒートポンプ運転時の冷媒の流量よりも減少させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却加熱装置。
  4. 前記所定の条件を、圧縮機の運転開始から所定時間経過後とした
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の冷却加熱装置。
  5. 圧縮機から吐出される冷媒の温度を検出する吐出冷媒用温度センサを備え、
    前記所定の条件を、吐出冷媒用温度センサの検出温度が所定温度以上の温度を検出したときとした
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の冷却加熱装置。
  6. 物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備え、圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転を行う冷却加熱装置において、
    加熱する収納部に設けられたヒータと、
    ヒートポンプ運転を開始してから所定の条件を満したときにヒータを運転する制御手段を備えた
    ことを特徴とする冷却加熱装置。
  7. 前記所定の条件を、ヒートポンプ運転の開始から所定時間経過後とした
    ことを特徴とする請求項6記載の冷却加熱装置。
  8. 加熱する収納部の温度を検出する収納部用温度センサを備え、
    前記所定の条件を、収納部用温度センサの検出温度が所定温度以上の温度を検出したときとした
    ことを特徴とする請求項6記載の冷却加熱装置。
  9. 物品を収納する複数の収納部と、各収納部に設けられた熱交換器、収納部外に設けられた放熱器及び圧縮機を有する冷媒回路とを備え、圧縮機から吐出した冷媒を一部の熱交換器において放熱させることにより、一部の熱交換器が設けられた収納部を加熱し、一部の熱交換器において放熱した冷媒をその他の熱交換器において吸熱させることにより、その他の熱交換器が設けられた収納部を冷却するヒートポンプ運転を行う冷却加熱装置において、
    加熱する収納部に設けられたヒータと、
    加熱する収納部の温度を検出する収納部用温度センサと、
    ヒートポンプ運転及びヒータによって収納部を加熱する際に、収納部用温度センサの検出温度が第1の所定温度となると、ヒータを停止し、収納部用温度センサの検出温度が第1の所定温度よりも高い第2の所定温度となると、ヒートポンプ運転を停止する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする冷却加熱装置。
  10. 熱交換器を流通する冷媒と熱交換する空気を流通させる熱交換器用送風機と、
    前記圧縮機を停止して物品を冷却する収納部の熱交換器用送風機を運転することにより熱交換器に付着する霜を取り除く除霜運転を所定時間毎に行う制御手段と、
    除霜運転の開始予定時間に、圧縮機が運転している場合に、圧縮機が停止するタイミングで除霜運転を開始する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の冷却加熱装置。
  11. 前記圧縮機が配置された空間の温度を検出する機械室用温度センサと、
    圧縮機を冷却する空気を流通させる圧縮機用送風機と、
    機械室用温度センサの検出温度が所定温度以上になると圧縮機用送風機を運転し、機械室用温度センサの検出温度が所定温度よりも低くなると圧縮機用送風機を停止する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の冷却加熱装置。
  12. 前記各熱交換器の冷媒流入側の冷媒回路に、流路を開閉する開閉弁を設け、
    ヒートポンプ運転中において、圧縮機を停止して各開閉弁を閉鎖する際に、開閉弁を開放し、所定時間経過後に開閉弁を閉鎖する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の冷却加熱装置。
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