JP2008267124A - 真空式下水道システムの真空弁ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】汚水流入管12の汚水槽1内への開口端12bを開閉するバタフライ弁2が設けられている。そして、真空弁15が閉弁しているときバタフライ弁2で開口端12bを開かせ、且つ真空弁15が開弁したとき開口端12aをバタフライ弁2により閉成させる弁駆動装置3が設けられている。
【選択図】図1
Description
<弁駆動装置>
また、流入弁2に対向する位置には、弁駆動手段たる弁駆動装置3が配設されている。この弁駆動装置3は、図示しないブラケット等により下ケース1aに固定されている。
<真空弁15>
この真空弁15は、図1、図4に示す如く、真空弁本体15aを有する。この真空弁本体15aは第1,第2のハウジング21,22を備え、第1,第2のハウジング21,22はバンドクランプ23によって一体化されている。また、真空弁15は、弁体24と、弁作動室25と、バネ26と、コントローラ部27を有している。尚、弁体24は上述の吸込管13と真空下水管14との連絡部(弁通路)を構成する連絡通路28,28′間を開閉するようになっている。この連絡通路28,28′はパイプ部28a,28a′内に形成されている。この連絡通路28には真空下水管14が接続され、連絡通路28′には吸込管13が接続される。
[作用]
次に、このような構成の真空弁ユニットの作用を説明する。
(変形例1)
以上説明した実施例では、汚水ます11内の汚水を真空下水管14に排出する際、作動室25を構成する上室25aから弁駆動装置3の負圧室9に真空圧を作用させるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
(変形例2)
また、図9に示したように、汚水槽1内において、汚水流入管12の端部12aを下方に向かう段差管部12a1と汚水流入管端部12a方向に向かう水平部12a2からL字状に形成した構成としても良い。
(変形例3)
また、図10に示したように空気取り入れ管1dは、中ケース1bを貫通する横引き管1d1と、横引き管1d1に連設された立ち上がり管1d2を有する。そして、空気取り入れ管(空気吸込管)1dの径Dを汚水流入管12の径dよりも大きく形成することにより、空気取り入れ管1dの断面積を汚水流入管12の断面積よりも大きく形成している。
(変形例4)
更に、図11に示したように空気取り入れ管1dの横引き管1d1の径を汚水流入管12の径よりも大きくした構成でも、同様な効果を期待できる。
(変形例5)
また、図12に示したように空気取り入れ管1dの横引き管1d1を複数設けて、複数の横引き管1d1を立ち上がり管1d2に合流させることにより、空気取り入れ管(空気吸込管)1dの汚水槽1への接続部側の断面積は汚水流入管12の断面積よりも大きく形成している。
(その他)
また、図13は、後述する変形例6〜8を説明するために、上述した真空弁ユニット10と各家庭内に設けられるトイレのトラップ200との関係を概略的に示したものである。この図13では上述した真空弁ユニット10の構成の一部の図示を省略しているが、基本的には従来の構成の真空弁ユニット10が用いられる。
(変形例6)
この変形例6では、図13の口径が一様な吸込管13に代えて図14に示した吸込管13が用いられる。この図14の吸込管13の下端部にはテーパ部13aを介して縮径部13bが設けられている。
(変形例7)
図13に示した口径が一様な吸込管13に代えて、図15に示したような吸込管13を用いることもできる。この図15の吸込管13は、下部側の拡径部13cと上部(真空弁側)の縮径部13dを有する。この拡径部13cの長さを縮径部13dの長さよりも十分長くしている。本例では、拡径部13cの長さは吸込管13の大半を占めている。
(変形例8)
更に、図13に示した口径が一様な吸込管13に代えて、図16に示したような吸込管13を用いることもできる。この図16は、上述した変形例6,7を組み合わせた例を示したものである。この図16にいおいては、吸込管13の途中に拡径部13eを設けることにより、吸込管13における拡径部13eの上下の部分を縮径部13f,13gとしたもので、この縮径部13f,13gの口径は同じに設定されている。この変形例8で変形例6,7を組み合わせた作用を有する。
1d・・・空気取り入れ管
2・・・流入弁(バタフライ弁)
3・・・弁駆動装置(弁駆動手段)
7・・・ロッド
11・・・汚水ます
12・・・汚水流入管
12b・・・開口端
13・・・吸込管(汚水吸込パイプ、汚水吸込管)
13b・・・縮径部
13c,13e・・・拡径部
13g・・・縮径部
14・・・真空下水管
15・・・真空弁
28,28′・・・連絡通路(弁通路)
60・・・ダイヤフラム(検出手段)
68・・・検知弁
Claims (5)
- 建物から排出される汚水を自然流下させる流入管が下部に接続され且つ上部に真空下水管の端部が配設された汚水槽と、前記汚水槽の下部の汚水貯留部に下端部が配設された汚水吸込管と、前記汚水槽に接続された空気取り入れ管と、前記汚水吸込管の上端部と前記真空下水管とを接続する真空弁と、前記汚水貯留部内の汚水が所定量以上になったのを検出する汚水検出手段と、前記汚水が所定量以上になったのを前記検出手段が検出したとき前記真空弁を開弁させる弁駆動手段を備える真空式下水道システムの真空弁ユニットにおいて、
前記流入管の開口端を開閉する流入弁が設けられていると共に、前記真空弁が閉弁したとき前記流入弁で前記開口端を開かせ、且つ前記真空弁が開弁したとき前記開口端を前記流入弁により閉成させる弁駆動手段が設けられていることを特徴とする真空式下水道システムの真空弁ユニット。 - 請求項1に記載の真空式下水道システムの真空弁ユニットにおいて、前記真空弁は弁通路の途中に配設された弁体及び前記弁体を駆動して前記弁通路の途中を開閉させる作動室を備えると共に、前記作動室に作用する圧力で動作するアクチュエータが前記弁駆動手段として設けられていることを特徴とする真空式下水道システムの真空弁ユニット。
- 請求項1又は2に記載の真空式下水道システムの真空弁ユニットにおいて、前記開口端は斜め下方に向けて傾斜させられていることを特徴とする真空式下水道システムの真空弁ユニット。
- 請求項1〜3のいずれか一つに記載の真空式下水道システムの真空弁ユニットにおいて、前記流入管の端部はL字状の段差を有することを特徴とする真空式下水道システムの真空弁ユニット。
- 建物から排出される汚水を自然流下させる流入管が下部に接続され且つ上部に真空下水管の端部が配設された汚水槽と、前記汚水槽の下部の汚水貯留部に下端部が配設された汚水吸込管と、前記汚水槽に接続された空気取り入れ管と、前記汚水吸込管の上端部と前記真空下水管とを接続する真空弁と、前記汚水貯留部内の汚水が所定量以上になったのを検出する汚水検出手段と、前記汚水が所定量以上になったのを前記検出手段が検出したとき前記真空弁を開弁させる弁駆動手段を備える真空式下水道システムの真空弁ユニットにおいて、
前記真空弁の開弁時に前記真空下水管の真空圧が前記汚水吸込管に作用したとき、該真空圧により前記汚水槽内の汚水が前記汚水吸込管に吸い込まれると共に、該汚水の前記汚水吸込管への吸い込みに伴い前記汚水槽内に負圧が発生して、該負圧により空気が前記空気取り入れ管から前記汚水槽内に流入する際、
前記汚水吸込管へ吸い込まれる汚水の流速を減速させる縮径部及び/又は拡径部を前記汚水吸込管に設けたことを特徴とする真空式下水道システムの真空弁ユニット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021008810A (ja) * | 2020-10-01 | 2021-01-28 | 株式会社荏原製作所 | 悪臭防止型排水設備 |
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JPH0559762A (ja) * | 1991-09-02 | 1993-03-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 汚水ますユニツトの構造 |
JPH07303876A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-21 | Asahi Tec Corp | 生活排水送出装置 |
JPH10237939A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 真空弁ユニット |
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2008
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