JP2000248607A - 真空弁ユニット - Google Patents

真空弁ユニット

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JP2000248607A
JP2000248607A JP11054382A JP5438299A JP2000248607A JP 2000248607 A JP2000248607 A JP 2000248607A JP 11054382 A JP11054382 A JP 11054382A JP 5438299 A JP5438299 A JP 5438299A JP 2000248607 A JP2000248607 A JP 2000248607A
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JP
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vacuum
suction pipe
pipe
valve
sewage
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JP11054382A
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English (en)
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Tetsushi Otsuka
哲史 大塚
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚水を吸い込まないときに吸込管内の汚水が
残らず、吸込管内に汚水内の浮遊者の付着を防ぐと共
に、ウォーターハンマーの発生を防止することのできる
真空弁ユニットを提供する。 【解決手段】 吸込管4の真空弁5近傍の管壁に通気孔
49と、この通気孔49を開閉する真空補助弁8を設け
る。そして、真空弁が吸込管4と接続管との間を閉じて
いるときには、真空補助弁8が通気孔49を開け、真空
弁が吸込管4と接続管との間を開いたときには、真空補
助弁8が通気孔49を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空式下水道システ
ムに使用する真空弁ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】真空式下水道システムは、各家庭で発生
する汚水を、自然流下によって貯水タンク内に貯留し、
この貯水タンクの中に貯留された汚水が所定の水位以上
になると、この汚水を、貯水タンク内の大気と真空下水
管内の真空との圧力差を利用して吸引し、真空下水管を
経て公共下水管渠や下水処理場に搬送するシステムであ
る。かかる真空式下水道システムには、特開平3−43
527号公報に記載されているように、汚水を吸引した
後に空気を吸引して、管路の汚水を搬送する気液分離吸
引方式と、特開平5−33380号公報に記載あるよう
に、汚水と空気とを同時に吸引して搬送する気液同時吸
引方式とがある。
【0003】この気液分離吸引方式と気液同時吸引方式
のいずれも、常時、真空弁が汚水の通路を閉じていて、
貯水タンク内に貯留された汚水が所定の水位に達する
と、水位検出器がこれを感知して真空弁が汚水の通路を
開け、貯水タンク内に貯留された汚水を真空下水管に搬
送するようになっている。この真空弁を開閉させる装置
として真空弁ユニットがある。従来の真空弁ユニット
は、通常、貯水タンク、真空弁、水位検出器、吸込管や
接続管等の配管弁類、その他の器具類等で構成されてい
る。
【0004】この真空弁ユニットの一例を図4および図
5を参照しながら説明する。図4は、従来の気液同時吸
引方式の真空弁ユニットを示すもので、(イ)は汚水が
流入している状態を示す貯水タンクの断面を示す説明
図、(ロ)は汚水と空気の吸引開始の状態を示す貯水タ
ンクの断面を示す説明図、(ハ)は汚水と空気の吸引終
了の状態を示す貯水タンクの断面を示す説明図、図5は
真空弁を示す断面図である。
【0005】貯水タンク7はコンクリート製の貯水タン
クであって、図4に示すように、側壁に汚水を流入させ
る流入管2と、真空下水管に接続されている接続管3と
が設けられ、この貯水タンク1内に吸込管4が吸込口を
底部近傍に開口させて立設され、この吸込管4と接続管
とが接続されている。又、この吸込管4の吸込口近傍に
取り付けられた吸気管45が、先端を大気中に開口させ
て立設されている。尚、気液分離吸引方式の真空弁ユニ
ットではこの吸気管45が取り付けられてない。
【0006】この吸引管4と接続管3との間には、吸引
管4と接続管3との間を開閉する真空弁5が取り付けら
れている。この真空弁5は、図5に示すように、吸込管
4と接続管3との間には弁座34が設けられていて、弁
座34に取り付けられたシリンダー52と、シリンダー
52の上方の真空室53と下方の大気圧室54とに仕切
るベローズ551とピストン55と、先端に弁51が取
り付けられ、中間部が大気圧室54の下壁56を通過
し、後端がピストン55に取り付けられたシャフト57
と、真空室53に設けられたスプリングバネ58とから
なる。そして、真空室53に設けられたスプリングバネ
58がピストン55を押すことによって、このピストン
に取り付けられたシャフト57を下方に押し、その結
果、シャフト57の先端に取り付けられた弁51が弁座
34を押して、吸込管4と接続管3とを閉じている。
尚、大気圧室54には通気口59が設けられていて、大
気圧室54は大気圧になっている。そして、この真空室
53と接続管3とが真空チューブ63によって通じてい
る。
【0007】この貯水タンク1の中には水位検出器6が
取り付けられていて、この水位検出器6が真空弁5の真
空室53と接続管3とに通じている真空チューブ63に
設けられている図示あない弁を開閉する。この水位検出
器6には、パイプ方式と浮き玉方式とがあるが、図4に
は、パイプ方式が図示されている。パイプ方式は、下方
が開口し、上方に真空チューブ63を開閉する弁が設け
られたパイプであり、開口を貯水タンク1の底部近傍に
保持させて立設されている。
【0008】そして、貯水タンク内の汚水の水位が上昇
すると、汚水が開口を塞ぎ、更に、汚水の水位が上昇す
ると、パイプ61内の空気圧が次第に上昇し、水位が所
定の高さに達すると、パイプ内の圧力に連動して上方の
弁が開くようになっている。又、浮き玉方式は、下端に
浮き玉が取り付けられ、上方に弁が設けられた棒状体
で、浮き玉を汚水の水面に浮かべて立設されたものであ
り、汚水の水位が上昇すると、浮き玉が棒状体と共に上
昇し、この浮き玉が所定の高さに達すると、棒状体に連
動して真空チューブ63の弁を押し開くようになってい
る。
【0009】次に、この真空弁ユニットの稼働状態を説
明する。先ず、図4(イ)に示すように、貯水タンク1
内の汚水が少ないときには、真空弁5が吸込管4と接続
管3との間を閉じている。従って、真空下水管に通ずる
接続管3の先端は真空弁5で塞がれていて、真空下水管
内の真空が保たれている。そして、家庭等で発生した汚
水が流入管2を通って自然流下方式で貯水タンク1内に
流れ込み、貯水タンク1内の汚水7の水位が所定の高さ
に達すると、図4(ロ)に示すように、水位検出器6が
感知し、真空チューブ63の弁を開ける。
【0010】すると、真空弁5の真空室53と接続管3
とが真空チューブ63によって連通し、接続管3内の真
空によって真空チューブ63を通じて真空弁5の真空室
53内の空気が接続管3内に流れ、この真空室53内が
真空になる。その結果、ピストン55が吸い上げられて
上方に移動し、このピストン55に連結されたシャフト
57とこのシャフト57の先端に取り付けられた弁51
がスプリングバネ58の力に抗して上方に移動して吸込
管4と接続管3との間が開き、貯水タンク1内の汚水が
吸込管4、接続管3を通って真空になっている真空下水
管内に吸い込まれる。
【0011】この際、気液同時吸引方式では、汚水が吸
い込まれると同時に吸気管45の開口から空気も同時に
吸い込んで、汚水と空気の両方が接続管3から真空下水
管に流れてゆく。又、気液分離吸引方式では、吸気管4
5がないから、汚水だけが真空下水管内に吸い込まれ
る。
【0012】貯水タンク1内の汚水が、図4(ハ)に示
すように、吸込管4の開口の高さ以下になると、ここか
ら汚水と共に空気も同時に吸い込まれるようになると、
直ちにまたは所定時間が経過した後に、水位検出器6が
真空チューブ63の弁を閉じ、その結果、接続管3と真
空弁5の真空室53との間が閉じられ、吸込管4内と接
続管3内の気圧が大気圧に近づき、その結果、真空弁5
の真空室53内も大気圧に近づき、ピストン55を吸い
上げていた力が弱まり、スプリングバネ58が元の状態
に戻ろうとする弾性によって弁51が接続管3と吸込管
4との間を閉じる。
【0013】尚、気液分離吸引方式では、吸気管45が
ないので、水位検出器6が真空チューブ63の弁を閉じ
る時間を遅らす等して、吸込管45の開口から吸引する
空気量を気液同時吸引方式より多くなるように設計され
ている。この吸い込まれた空気は真空の管路内で膨張
し、汚水だけが流れるときより速い速度で真空下水管内
を搬送される。このように真空下水道システムでは、真
空の形成と空気の吸引とがシステムの重要な要因となっ
ている。
【0014】この空気の吸引は上記のように真空弁ユニ
ットの真空弁の作動によって行われ、この真空弁ユニッ
トにおける吸引汚水と空気との比率は1:3が最もよい
とされていて、通常、40リットルの汚水に対して12
0リットルの空気を吸引するように設計されている。但
し、真空弁ユニットの設置されている場所における真空
下水管内の圧力や配管形態等によって設置場所毎に吸引
空気量を変化させることが多い。尚、従来の気液同時吸
引方式でも、空気の吸引量が不足することがあり、空気
を追加吸引する「分離・同時吸引併用方式」を採用する
ことがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、気液分
離吸引方式は勿論、気液分離吸引方式でも、真空弁が開
いているときには、貯水タンク内の大気圧と真空下水管
内の真空との圧力差によって、汚水が吸込管内を上昇さ
せてこの汚水を真空下水管内に搬送し、最後に、汚水が
空気と一緒に吸引され搬送しているが、真空弁が吸込管
と接続管との間を閉じたときには、この汚水と同時に吸
引する空気の作用で、通常、この吸込管内に汚水が残ら
ないようになっている。
【0016】しかしながら、大量の連続汚水の流入や、
他の近隣真空弁の作動、偶発的なウォーターブロークな
どによって、真空度が通常よりも低下した場合真空弁が
空気を吸い込むに至らず、真空弁が吸込管と接続管との
間を閉じた後でも、吸込管内に汚水が上昇した状態で残
ることがある。特に、気液分離吸引方式では、汚水が上
昇した状態で残る場合がある。このように、汚水が吸込
管内に残っていると、汚水内の浮遊物等が吸込管の側壁
に付着し、汚水の流れを悪くしたり、汚水吸引終了時に
ウォーターハンマーが発生し、真空弁が破損したり、管
にひび割れが発生する恐れがある。
【0017】そこで、本発明の目的は、汚水を吸い込ま
ないときに吸込管内の汚水が残らず、吸込管内に汚水内
の浮遊物等の付着を防ぐと共に、ウォーターハンマーの
発生を防止することのできる真空弁ユニットを提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、貯水タンク内の汚水を吸い込む吸込管と、この吸込
管と真空下水管とを接続する接続管と、この吸込管と真
空下水管との間を開閉する真空弁と、貯水タンク内の汚
水の水位を検出する水位検出器とからなる真空弁ユニッ
トにおいて、前記吸込管には、真空弁近傍の管壁に穿設
された通気孔と、この通気孔を開閉する真空補助弁とが
設けられ、前記真空弁が吸込管と接続管との間を閉じて
いるときには、前記真空補助弁が吸込管の管壁に穿設さ
れた通気孔を開け、汚水の水位が所定の高さに達したこ
とを水位検出器が感知して前記真空弁が吸込管と接続管
との間を開けたときには、真空補助弁が吸込管の管壁に
穿設された通気孔を閉じる構造になされているものであ
る。
【0019】請求項1記載の発明では、真空弁が吸込管
と接続管との間を閉じているときには、真空補助弁が吸
込管の管壁に穿設された通気孔を開け、真空弁が吸込管
と接続管との間を開けたときには、真空補助弁が吸込管
の管壁に穿設された通気孔を閉じる構造になされている
が、このように真空補助弁を開閉させる構造としては、
真空弁の開閉を感知するセンサーを設けていて、このセ
ンサーによって弁、例えば、電磁弁、空気弁、油圧弁等
を閉開する構造にしていてもよいし、真空弁の開閉と真
空補助弁の閉開とを機械的に連動させてもよい。しか
し、真空弁が開閉されるときには、真空弁の真空室が真
空になったり大気圧になったりするので、請求項2記載
のように、この圧力の変化を利用すると便利である。
【0020】即ち、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に係り、前記真空補助弁は、吸込管の管壁に穿
設された通気孔を覆う箱体のハンジングと、このハウジ
ングを上室と下室に仕切る柔軟な膜のダイヤフラムと、
上室から真空弁の真空室に通ずるホースと、下室から大
気に通ずる通気口と、下室に設けられたシャフトと、上
室に設けられたスプリングバネとからなり、前記シャフ
トは、下端に通気孔を開閉する弁を備え、上端がダイヤ
フラムに取り付けられ、前記スプリングバネはこのシャ
フトを上室から押すものであり、真空弁の真空室内が大
気圧のときには、スプリングバネがシャフトを押して弁
を吸込管内に押し込めて、吸込管の管壁に穿設された通
気孔が開けられ、真空弁の真空室内が真空になり、真空
弁が吸込管と接続管との間を開けたときには、この真空
室とホースで通じている上室内が真空になり、スプリン
グバネを縮めながらダイヤフラムが上方に吸い上げら
れ、このダイヤフラムに取り付けられているシャフトが
ダイヤフラムと共に上方に移動し弁が通気孔を閉じる構
造になされているものである。
【0021】(作用)請求項1記載の発明の作用を真空
弁ユニットの稼働状態に沿って説明する。先ず、真空弁
ユニットでは、図4(イ)に示すように、貯水タンク内
の汚水が所定の水位(高レベル)になるまでの真空弁が
接続管と吸込管との間を閉じて、汚水が吸引されていな
い状態について説明する。
【0022】請求項1記載の発明では、吸込管には、真
空弁近傍の管壁に穿設された通気孔と、この通気孔を開
閉する真空補助弁とが設けられている。そして、真空弁
が吸込管と接続管との間を閉じて、吸込管が汚水を吸引
しないときには、真空補助弁が吸込管の管壁に穿設され
た通気孔を開けている構造になっているから、吸込管の
真空弁近傍(通常吸込管の最も高い場所になっている)
の管壁に穿設された通気孔は開いていて、吸込管内は、
この穿設された通気孔から空気が入り大気圧になってい
る。
【0023】従って、この吸込管の管内に汚水を吸い込
まないし、汚水吸引中に汚水が吸込管の中を上昇し、汚
水吸引終了後にこの汚水が吸込管の中に残っていても、
通気孔が開いているので落下し、この吸込管内には汚水
が残らない。このように吸込管が汚水を吸引しないとき
には、吸込管内の汚水が残らないので、吸込管内に汚水
内の浮遊物等の付着が防止できるし、又、汚水の吸引開
始時に、ウォーターハンマーが発生しない。
【0024】次に、図4(ロ)に示すように、貯水タン
ク内に汚水が溜まり、汚水の水位が所定の高さに達した
ことを水位検出器が感知して真空弁が吸込管と接続管と
の間を開き、吸込管から貯水タンクの中の汚水を吸引し
ている(貯水タンクの汚水が吸込管の下端(低レベル)
になるまで吸引されている)ときの状態について説明す
る。
【0025】請求項1記載の発明では、貯水タンク内に
汚水が溜まり、汚水の水位が所定の高さに達したことを
水位検出器が感知して真空弁が吸込管と接続管との間を
開いたときには、真空補助弁が吸込管の管壁に穿設され
た通気孔を閉じる構造になっているから、真空弁が吸込
管と接続管との間を開いたときには、真空補助弁が吸込
管の管壁に穿設されている通気孔を閉じる。
【0026】その結果、接続管内と吸込管内とは大気と
閉鎖された空間となり、しかも、真空弁が開いているの
で、真空下水管内の真空によって接続管内と吸込管内の
空気が吸引され、吸込管内が真空になり、汚水が吸込
管、接続管を通って、真空下水管に流れてゆく。このよ
うに、吸込管の管壁に通気孔が設けられていても、吸込
管が汚水を吸引するときにはこの通気孔が閉じて、吸込
管から貯水タンクの中の汚水を支障なく吸引することが
できる。
【0027】請求項2記載の発明の作用を真空弁ユニッ
トの稼働状態に沿って説明する。先ず、真空弁ユニット
では、図4(イ)に示すように、貯水タンク内の汚水が
所定の水位(高レベル)になるまで、真空弁が接続管と
吸込管との間を閉じて、汚水が吸引されていない状態に
ついて説明する。請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明に使用する真空補助弁が、吸込管の管壁に穿設
された通気孔を覆う箱体のハンジングと、このハウジン
グを上室と下室に仕切る柔軟な膜のダイヤフラムと、上
室から真空弁の真空室に通ずるホースと、下室から大気
に通ずる通気口と、下室に設けられたシャフトと、上室
に設けられたスプリングバネとからなり、シャフトは、
下端に通気孔を開閉する弁を備え、上端がダイヤフラム
に取り付けられ、スプリングバネはこのシャフトを上室
から押す構造になっている。
【0028】そして、真空弁の真空室内が大気圧で、吸
込管が汚水を吸引しないときには、スプリングバネがシ
ャフトを押して弁を吸込管内に押し込めて、吸込管の管
壁に穿設された通気孔が開けられているから、真空弁の
真空室に連通している上室が大気圧になり、スプリング
バネがシャフトを押して、このシャフトの先端に設けら
れている弁を吸込管の中に押し込めている。
【0029】従って、吸込管の管壁に穿設された通気孔
が開いていて、吸込管内はこの通気孔から空気が入り大
気圧になり、この吸込管の中に汚水が吸引されてない
し、汚水吸引中に吸込管の中に汚水が上昇し、汚水吸引
終了後にこの汚水が吸込管の中に残っていても、通気孔
が開いているので落下し、この吸込管内には汚水が残ら
ない。このように吸込管が汚水を吸引しないときには、
吸込管内の汚水が残らないので、吸込管内に汚水内の浮
遊物等の付着が防止できるし、又、汚水の吸引開始時
に、ウォーターハンマーが発生しない。
【0030】次に、図4(ロ)に示すように、貯水タン
ク内に汚水が溜まり、汚水の水位が所定の高さに達した
ことを水位検出器が感知して真空弁が吸込管と接続管と
の間を開き、吸込管から貯水タンクの中の汚水を吸引し
ている(貯水タンクの汚水が吸込管の下端(低レベル)
になるまで吸引されている)ときの状態について説明す
る。
【0031】請求項2記載の発明では、真空弁の真空室
内が真空になり、真空弁が吸込管と接続管との間を開け
たときには、この真空室とホースで通じている上室内が
真空になり、スプリングバネを縮めながらダイヤフラム
が上方に吸い込まれ、このダイヤフラムに取り付けられ
ているシャフトがダイヤフラムと共に上方に移動し弁が
閉じる構造になっているから、真空補助弁が吸込管の真
空弁近傍に穿設された通気孔を閉じる。
【0032】このように、通気孔が閉じると、接続管内
と吸込管内とは大気と閉鎖された空間となり、しかも、
真空弁が開いているので、真空下水管内の真空によって
接続管内と吸込管内の空気が吸引され、吸込管内が真空
になり、汚水が吸込管、接続管を通って、真空下水管に
流れてゆく。このように、吸込管の管壁に通気孔が設け
られていても、吸込管が汚水を吸引するときにはこの通
気孔が閉じて、吸込管から貯水タンクの中の汚水を支障
なく吸引することができる。
【0033】請求項2記載の発明では、上記のように、
真空弁の真空室の圧力の変化を利用して吸込管の管壁に
穿設された通気孔の開閉を行うことができるので、便利
である。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は本発明の一実施例を示すもので、図1
は真空弁ユニットの断面図、図2は真空弁の真空室が大
気圧のときの図1のA部分を示す拡大断面図、図3は真
空弁の真空室が真空のときの図1のA部分を示す拡大断
面図である。
【0035】図1〜図3において、Uは真空弁ユニット
であり、この真空弁ユニットUは、貯水タンク1、流入
管2、接続管3、吸込管4、真空弁5、真空補助弁8、
水位検出器9とからなる。この真空弁ユニットUを、図
4および図5に示す従来の真空弁ユニットと比較する
と、貯水タンク1が繊維強化プラスチック(FRP)製
貯水タンクであること、吸込管4の真空弁5近傍に真空
補助弁8が設けられていること、水位検出器9が浮き玉
方式であることが異なる。
【0036】従って、この真空補助弁8と水位検出器9
を中心にして説明する。尚、図4および図5に示す真空
弁ユニットとほぼ同じ作用をする部位は同じ番号を付
し、従来と同じときには、随時、図4および図5を参照
しながら説明する。
【0037】吸込管4の真空弁5近傍の側壁には、通気
孔49が設けられ、この通気孔49の周縁部には弁座ゴ
ム48が取り付けられている。真空補助弁8は、図2お
よび図3に示すように、ハウジング81とダイヤフラム
84とホース85と通気口86とシャフト87とスプリ
ングバネ88と弁89とからなる。
【0038】ハウジング81は吸込管4の管壁に穿設さ
れた通気孔49を覆う箱体であって、このハウジング8
1の内部にはほぼ水平な柔軟な膜であるダイヤフラム8
4が設けられていて、このダイヤフラム84によって、
このハウジング81が上室82と下室83に仕切られて
いる。ホース85は上室82に設けられた通孔と、図5
に示す真空弁5の真空室53とに通じさせるものであ
る。従って、真空室53内が真空になると、上室82内
も真空になり、真空室53内が大気圧になると上室82
内も大気圧になるようになっている。
【0039】通気口86は下室83から大気に通ずもの
であり、従って、下室83内は大気圧になっている。シ
ャフト87の下端には弁89が設けられ、上端は、下端
の弁89を吸込管4の中に挿入した状態にして、ダイヤ
フラム84に取り付けられている。スプリングバネ88
は上室82の上壁とダイヤフラム84のシャフト87が
取り付けられている部分との背後の間に設けられてい
て、シャフト87を背後から押している。
【0040】従って、真空弁5の真空室53内が大気圧
のときには、このスプリングバネ88に押されてシャフ
ト87の先端に取り付けられている弁が吸込管4内に押
し込められて、吸込管4の管壁に穿設された通気孔49
が開けられている。そして、真空弁5の真空室53内が
真空になると、この真空室53とホース85で通じてい
る上室82内が真空になり、スプリングバネ88を縮め
ながらダイヤフラム84が上方に吸い込まれ、このダイ
ヤフラム84に取り付けられているシャフト87がダイ
ヤフラム84と共に上方に移動し、弁89が弁座48に
密着して弁89が閉じるようになっている。
【0041】水位検出器9は浮き玉方式の水位検出器で
あって、棒状体91の下端に浮き玉92が取り付けら
れ、この棒状体91の上端部が弁室93の中に挿入され
ている。この弁室93の中には図示しない弁が設けられ
ていて、棒状体91の上昇に連動してこの弁が開閉する
ようになっている。そして、この弁によって、接続管3
と真空弁5の真空室53とに連じている真空チューブ6
3を開閉できるようになっている。
【0042】即ち、貯水タンク1の中の汚水の水位が上
昇し、浮き玉92が上昇し、この浮き玉92が所定の高
さに達すると、真空チューブ63の中に設けられている
弁を押し開き、その結果、真空チューブ63が接続管3
と真空弁5の真空室53とが連通し、真空弁5が開くよ
うになっている。又、貯水タンク1の中の汚水の水位が
低下し、浮き玉92が下降し、この浮き玉92が所定の
高さに達すると、直ちにまたは所定時間経過後に、下降
した棒状体91に連動して真空チューブ63の弁が閉ま
り、真空弁51が閉じるようになっている。
【0043】次に、この真空弁ユニットUの稼働状況お
よび作用について説明する。先ず、図4(イ)に示すよ
うに、貯水タンク1内の汚水が所定の水位(高レベル)
に達するまでの状態のときには、浮き玉92が下方に位
置し、真空チューブ63が閉じていて接続管3と真空弁
5の真空室53とが閉じている。すると、真空室53が
大気圧になっていて、真空弁5の弁51はスプリングバ
ネ58に押されて、吸込管4と接続管3との間を閉じて
いる。
【0044】このように、真空下水管に通ずる接続管3
の先端は真空弁5で塞がれ、真空下水管内の真空が保た
れている。このときの真空補助弁8では、真空弁5の真
空室53が大気圧のときには、真空室53とホース85
で連通している上室82が大気圧になっているので、真
空補助弁8のスプリングバネ88がシャフト87を押し
て弁89を吸込管4内に押し込めて、吸込管4の管壁に
穿設された通気孔49が開いている。
【0045】このように、真空弁5の真空室53が大気
圧になっている間は、この真空弁5が吸込管4と接続管
3との間を閉じると同時に、吸込管4の管壁に穿設され
た通気孔49が開いている。従って、吸込管4内が大気
圧になり、この吸込管4の中に汚水が吸引されないし、
汚水吸引中に汚水が吸込管4の中に上昇し、汚水吸引終
了後にこの汚水が吸込管の中に残っていても、通気孔が
開いているので落下し、この吸込管内には汚水が残らな
い。
【0046】そして、図4(ロ)に示すように、家庭等
で発生した汚水が流入管2を通って自然流下方式で貯水
タンク1内に流れ込み、水位検出器9の浮き玉92が上
昇し、貯水タンク1内の汚水7の水位が所定の高さに達
すると、水位検出器9が真空チューブ63の弁を開け
る。すると、真空弁5の真空室53と接続管3とが真空
チューブ63によって連通し、接続管3内の真空によっ
て真空チューブ63を通じて真空弁5の真空室53内の
空気が接続管3内に流れ、この真空室53内が真空にな
る。その結果、図5に示す真空弁5のピストン55が吸
い上げられて上方に移動し、スプリングバネ58を縮め
ながらこのピストン55に連結されたシャフト57とこ
のシャフト57の先端に取り付けられた弁51が上方に
移動して吸込管4と接続管3との間が開き、貯水タンク
1内の汚水が接続管3を通して真空になっている真空下
水管内に吸い込まれると同時に、吸気管45の開口から
空気が汚水と同時に真空下水管内に吸い込まれる。
【0047】又、このように真空弁5の真空室53内が
真空になり、真空弁5が吸込管4と接続管3との間を開
けたときには、真空補助弁8では、この真空室53とホ
ース85で通じている真空補助弁8の上室82内が真空
になり、ダイヤフラム84が上方に吸い込まれ、このダ
イヤフラム84に取り付けられているシャフト87がス
プリングバネ88を縮めて上方に移動し弁89が弁座4
8に密着し、弁48が通気孔49を閉じる。
【0048】このように、通気孔49が閉じると、接続
管3内と吸込管4内とは大気と閉鎖された空間となり、
しかも、真空弁5が接続管3と吸込管4とを開けている
ので、真空下水管内の真空によって接続管3内と吸込管
4内の空気が吸引され、吸込管4内が真空になり、汚水
が吸込管4、接続管3を通って、真空下水管に流れてゆ
く。このように、吸込管4の管壁に通気孔49が設けら
れていても、吸込管4から貯水タンクの中の汚水を支障
なく吸引することができるし、真空弁5の真空室53の
圧力の変化を利用して吸込管4の管壁に穿設された通気
孔49の開閉を行うことができるので、便利である。
【0049】貯水タンク1内の汚水が吸込管4の開口の
高さ以下(低レベル)になり、ここから汚水と共に空気
も同時に吸い込まれる状態になると、水位検出器8の浮
き玉92が下方に下がり、棒状体91の先端に取り付け
られている弁がホース63を開ける。その結果、続管3
内の気圧が大気圧に近づきくと同時に、真空弁5の真空
室53内も大気圧に近づき、ピストン55を吸い上げて
いた力が弱まり、スプリングバネ58が元の状態に戻ろ
うとする弾性によって弁51が接続管3と吸込管4との
間を閉じる。
【0050】このように真空弁5が閉じ、その結果、吸
込管4の管壁に設けられている通気孔49が開くと、最
初の状態に戻り、吸込管4内は穿設された通気孔49か
ら空気が入り大気圧になっている吸込管4の中に残って
いる汚水はすべて下方の貯水タンク1の中に落下する。
このように吸込管4が汚水を吸引しないときには、吸込
管4内の汚水が残らないので、吸込管4内に汚水内の浮
遊物等の付着が防止できるし、又、汚水の吸引開始時
に、ウォーターハンマーが発生しない。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、吸込管には、
真空弁近傍の管壁に穿設された通気孔と、この通気孔を
開閉する真空補助弁とが設けられて、真空弁が吸込管と
接続管との間を閉じているときには、真空補助弁が吸込
管の管壁に穿設された通気孔を開けている構造になって
いるから、吸込管の真空弁近傍の管壁に穿設された通気
孔は開いているときには(貯水タンク内の汚水の水位が
所定の高さ(高レベル)になるまで)、吸込管内は、こ
の穿設された通気孔から空気が入り大気圧になってい
る。
【0052】従って、この吸込管の管内に汚水を吸い込
むことがないし、汚水吸引中に汚水が吸込管の中を上昇
し、汚水吸引終了後にこの汚水が吸込管の中に残ってい
ても、通気孔が開いているので落下し、この吸込管内に
は汚水が残らない。又、このように吸込管が汚水を吸引
しないときには、吸込管内の汚水が残らないので、吸込
管内に汚水内の浮遊物等の付着が防止できるし、又、汚
水の吸引開始時に、ウォーターハンマーが発生しない。
【0053】又、請求項1記載の発明では、貯水タンク
内に汚水が溜まり、汚水の水位が所定の高さに達したこ
とを水位検出器が感知して真空弁が吸込管と接続管との
間を開いたときには、真空補助弁が吸込管の管壁に穿設
された通気孔を閉じる構造になっているから、真空弁が
吸込管と接続管との間を開いているときには(貯水タン
ク内の汚水を吸引し、汚水の水位が吸込管の下端の高さ
(低レベル)になるまで)、真空補助弁が吸込管の管壁
に穿設されている通気孔を閉じ、汚水が吸込管、接続管
を通って、真空下水管に流れてゆく。このように、吸込
管の管壁に通気孔が設けられていても、吸込管から貯水
タンクの中の汚水を支障なく吸引することができる。
【0054】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明に使用する真空補助弁が、吸込管の管壁に穿設され
た通気孔を覆う箱体のハンジングと、このハウジングを
上室と下室に仕切る柔軟な膜のダイヤフラムと、上室か
ら真空弁の真空室に通ずるホースと、下室から大気に通
ずる通気口と、下室に設けられたシャフトと、上室に設
けられたスプリングバネとからなり、シャフトは、下端
に通気孔を開閉する弁を備え、上端がダイヤフラムに取
り付けられ、スプリングバネはこのシャフトを上室から
押すものであり、真空弁の真空室内が大気圧のときに
は、スプリングバネがシャフトを押して弁を吸込管内に
押し込めて、吸込管の管壁に穿設された通気孔が開けら
れているから、吸込管の真空弁近傍の管壁に穿設された
通気孔は開いているときには(貯水タンク内の汚水の水
位が所定の高さになるまで)、吸込管の管壁に穿設され
た通気孔が開いていて、吸込管内はこの通気孔から空気
が入り大気圧になり、この吸込管の中に汚水が吸引され
てないし、汚水吸引中に吸込管の中に汚水が上昇し、汚
水吸引終了後にこの汚水が吸込管の中に残っていても、
通気孔が開いているので落下し、この吸込管内には汚水
が残らない。
【0055】このように吸込管が汚水を吸引しないとき
には、吸込管内の汚水が残らないので、吸込管内に汚水
内の浮遊物等の付着が防止できるし、又、汚水の吸引開
始時に、ウォーターハンマーが発生しない。又、請求項
2記載の発明では、真空弁の真空室内が真空になり、真
空弁が吸込管と接続管との間を開けたときには、この真
空室とホースで通じている上室内が真空になり、スプリ
ングバネを縮めながらダイヤフラムが上方に吸い上げら
れ、このダイヤフラムに取り付けられているシャフトが
スプリングと共に上方に移動し弁が閉じる構造になって
いるから、真空補助弁が吸込管の真空弁近傍に穿設され
た通気孔を閉じ、汚水が吸込管、接続管を通って、真空
下水管に流れてゆく。
【0056】このように、吸込管の管壁に通気孔が設け
られていても、吸込管から貯水タンクの中の汚水を支障
なく吸引することができる。更に、請求項2記載の発明
では、真空弁の真空室の圧力の変化を利用して吸込管の
管壁に穿設された通気孔の開閉を行うことができるの
で、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、真空弁ユニッ
トの断面図である。
【図2】真空弁の真空室が大気圧のときの図1のA部分
を示す拡大断面図である。
【図3】真空弁の真空室が真空のときの図1のA部分を
示す拡大断面図である。
【図4】従来の気液同時吸引方式の真空弁ユニットを示
すもので、(イ)は汚水が流入している状態を示す貯水
タンクの断面を示す説明図、(ロ)は汚水と空気の吸引
開始の状態を示す貯水タンクの断面を示す説明図、
(ハ)は汚水と空気の吸引終了の状態を示す貯水タンク
の断面を示す説明図である。
【図5】真空弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1 貯水タンク 2 流入管 3 接続管 4 吸込管 45 吸気管 49 通気孔 5 真空弁 51 弁 53 真空室 63 真空チューブ 8 真空補助弁 81 ハウジング 82 上室 83 下室 84 ダイヤフラム 85 ホース 86 通気口 87 シャフト 88 スプリングバネ 89 弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水タンク内の汚水を吸い込む吸込管
    と、この吸込管と真空下水管とを接続する接続管と、こ
    の吸込管と真空下水管との間を開閉する真空弁と、貯水
    タンク内の汚水の水位を検出する水位検出器とからなる
    真空弁ユニットにおいて、前記吸込管には、真空弁近傍
    の管壁に穿設された通気孔と、この通気孔を開閉する真
    空補助弁とが設けられ、前記真空弁が吸込管と接続管と
    の間を閉じているときには、前記真空補助弁が吸込管の
    管壁に穿設された通気孔を開け、汚水の水位が所定の高
    さに達したことを水位検出器が感知して前記真空弁が吸
    込管と接続管との間を開けたときには、真空補助弁が吸
    込管の管壁に穿設された通気孔を閉じる構造になされて
    いることを特徴とする真空弁ユニット。
  2. 【請求項2】 前記真空補助弁は、吸込管の管壁に穿設
    された通気孔を覆う箱体のハンジングと、このハウジン
    グを上室と下室に仕切る柔軟な膜のダイヤフラムと、上
    室から真空弁の真空室に通ずるホースと、下室から大気
    に通ずる通気口と、下室に設けられたシャフトと、上室
    に設けられたスプリングバネとからなり、前記シャフト
    は、下端に通気孔を開閉する弁を備え、上端がダイヤフ
    ラムに取り付けられ、前記スプリングバネはこのシャフ
    トを上室から押すものであり、真空弁の真空室内が大気
    圧のときには、スプリングバネがシャフトを押して弁を
    吸込管内に押し込めて、吸込管の管壁に穿設された通気
    孔が開けられ、真空弁の真空室内が真空になり、真空弁
    が吸込管と接続管との間を開けたときには、この真空室
    とホースで通じている上室内が真空になり、スプリング
    バネを縮めながらダイヤフラムが上方に吸い上げられ、
    このダイヤフラムに取り付けられているシャフトがダイ
    ヤフラムと共に上方に移動し弁が通気孔を閉じる構造に
    なされていることを特徴とする請求項1記載の真空弁ユ
    ニット。
JP11054382A 1999-03-02 1999-03-02 真空弁ユニット Withdrawn JP2000248607A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023992A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Torishima Pump Mfg Co Ltd 真空弁の弁箱
CN108824565A (zh) * 2018-07-25 2018-11-16 厚力德机器(杭州)有限公司 一种全机械式微控气阀阻尼真空界面收集装置
CN108824577A (zh) * 2018-07-25 2018-11-16 厚力德机器(杭州)有限公司 一种建筑真空马桶

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