JP2008258586A - 不揮発性メモリ素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエハ全域において、EFH(Effective Field oxide Height)の不均一性を最小化し、しきい値電圧均一性を確保可能な不揮発性メモリ素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】基板200上に、ゲート絶縁膜201、第1ゲート導電膜202、第1犠牲膜204及び第2犠牲膜206を形成するステップと、第1犠牲膜及び第2犠牲膜、第1ゲート導電膜、ゲート絶縁膜、及び基板をエッチングし、トレンチを形成するステップと、トレンチが埋め込まれるように、第1絶縁膜を形成するステップと、第2犠牲膜を停止膜として第1絶縁膜を研磨するステップと、第2犠牲膜を除去するステップと、第1絶縁膜をトレンチの内部で一定の深さに後退させるステップと、トレンチ内の空間が埋め込まれるように、第2絶縁膜を形成するステップと、第1犠牲膜を研磨停止膜として第2絶縁膜を研磨するステップとを含む。
【選択図】図7A

Description

本発明は、半導体製造技術に関し、特に、不揮発性メモリ素子の製造方法、より詳細には、ASA−STI(Advanced Self Aligned−Shallow Trench Isolation)工程を適用するNANDフラッシュメモリ素子の製造方法に関する。
近年、電気的にプログラム及び消去が可能であり、一定の周期でデータを繰り返し作成するリフレッシュ機能を必要としない不揮発性メモリ素子の需要が増加している。また、より多くのデータを格納し得る大容量メモリ素子の開発のために、メモリ素子の高集積化技術に関する研究が盛んに行われている。
高集積化の一例として、複数のメモリセルが直列に接続(隣接したセル同士がドレイン又はソースを互いに共有する構造)され、1つのストリングを構成するNANDフラッシュメモリ素子が開発されている。NANDフラッシュメモリ素子は、NORフラッシュメモリ素子とは異なり、情報を順次的に読み出す素子である。
NANDフラッシュメモリ素子のプログラム及び消去は、FNトンネル(Fouler Nordheim tunneling)方式を用いてフローティングゲートに電子を注入し、又はフローティングゲートから電子を放出させながら、メモリセルのしきい値電圧を制御することによって行われる。
現在、60nm級のNANDフラッシュメモリ素子のフローティングゲートの形成方法は、アクティブ領域とフローティングゲートとの間のオーバーレイマージンの減少により、ASA−STI工程が適用されている。
図1A〜図1Fは、従来技術に係るASA−STI工程を説明するための断面図である。
まず、図1Aに示すように、基板100上に、トンネル酸化膜101と、フローティングゲート用ポリシリコン膜102と、バッファ酸化膜103と、パッド窒化膜104とを順次形成する。
その後、図1Bに示すように、パッド窒化膜104、バッファ酸化膜103、ポリシリコン膜102、トンネル酸化膜101、及び基板100をエッチングし、トレンチ105を形成する。ここで、図中の符号「100A」はパターニングされた基板を、「101A」はパターニングされたトンネル酸化膜を、「102A」はパターニングされたポリシリコン膜を、「103A」はパターニングされたバッファ酸化膜を、「104A」はパターニングされたパッド窒化膜をそれぞれ表す。
また、図1Cに示すように、トレンチ105(図1B参照)が部分的に埋め込まれるように、トレンチ105の内壁を含むパターニングされた基板100A上にHDP(High Density Plasma)ライナー膜106を形成した後、トレンチ105が完全に埋め込まれるように、その上にPSZ(polisilazane)膜107を形成する。図中の符号「T1」は、パターニングされたパッド窒化膜104Aの厚さを表す。
次いで、図1Dに示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程により、PSZ膜107(図1C参照)を研磨して平坦化する。図中の符号「107A」は平坦化されたPSZ膜を、「106A」は平坦化されたHDPライナー膜をそれぞれ表す。CMP工程中に、パターニングされたパッド窒化膜104Aが部分的に除去され得る。図中の符号「104B」は、残留する第1パッド窒化膜を表し、「T2」は、残留する第1パッド窒化膜104Bの厚さを表す。
更に、図1Eに示すように、平坦化されたPSZ膜107A及び平坦化されたHDPライナー膜106Aを、トレンチ105(図1B参照)の内部で一定の深さに後退(recess)させ、トレンチ105の内部で表面を凹状に残留させる。ここで、図中の符号「107B」は残留するPSZ膜を、「106B」は残留するHDPライナー膜をそれぞれ表す。その後、トレンチ105(図1B参照)が完全に埋め込まれるように、残留するPSZ膜107B上に更にHDP膜108を形成する。
次いで、図1Fに示すように、CMP工程により、HDP膜108を平坦化する。ここで、図中の符号「108A」は、平坦化されたHDP膜を表す。これにより、残留するHDPライナー膜106Bと、残留するPSZ膜107Bと、平坦化されたHDP膜108Aとからなる素子分離膜が形成される。CMP工程中に、残留する第1パッド窒化膜104Bが部分的に除去され得る。図中の符号「104C」は、残留する第2パッド窒化膜を表し、「T3」は、残留する第2パッド窒化膜104Cの厚さを表す。
その後、図示していないが、EFH(Effective Field oxide Height)を調節するため、セル領域(メモリセルの形成される領域)に形成された素子分離膜を選択的に後退させる。ここで、EFHとは、アクティブ領域の表面から誘電体膜までの距離を意味する。
しかしながら、このような従来技術に係るASA−STI工程では、次のような問題が発生する。
ASA−STI工程は、70nm級以上の技術に適用されているSA−STI(Self Aligned−STI)工程に比べてアスペクト比が高い。このため、素子分離膜を、SA−STI工程と同じように、HDPの単一膜として形成するのではなく、HDP膜−PSZ膜−HDP膜の積層構造で形成しなければならない。すなわち、埋め込み特性に優れたPSZ膜を用いて埋め込み特性を確保した状態で、PSZ膜に比べて硬度の高いHDP膜を用いて最終的に埋め込むことにより、CMP工程及び後続のEFHの調節のためのエッチング工程において容易に制御できる効果を得ようとしている。
しかし、図1D及び図1Fに示すように、素子分離膜を、残留するHDPライナー膜106Bと、残留するPSZ膜107Bと、平坦化されたHDP膜108Aとの積層構造で形成する場合、2回のCMPを行わなければならない。すなわち、PSZ膜の形成後及び最終的なHDP膜の形成後にぞれぞれ1回ずつ、合計2回のCMPを行わなければならない。このとき、実質的にCMP工程時に研磨停止膜として機能するパターニングされたパッド窒化膜104Aに損傷が発生し、その損傷の程度がウエハ領域によって不均一となる。これにより、後続のEFHの調節のためのエッチング工程時に、ウエハの全領域においてEFHが均一に制御されず、ウエハ領域によって不均一となる問題が発生する。
図2A及び図2Bは、それぞれASA−STI工程及びSA−STI工程により形成された素子の断面を撮影したTEM(Transmission Electron Microscope)写真である。ここで、図2Aは、ASA−STI工程により形成された素子を示す断面図であり、図2Bは、SA−STI工程により形成された素子を示す断面図である。また、これらの図において「Active」はアクティブ領域を、「Fox.」は非アクティブ領域(素子分離膜)を、「F.G.」はフローティングゲートを、「第1のP1及び第2のP1」はポリシリコン膜を、「ONO」は誘電体膜をそれぞれ表す。
これらの図から、ASA−STI工程により形成された素子のEFHに比べて、SA−STI工程により形成された素子のEFHがより高く制御されていることが分かる。
一方、このようなEFHの減少は、ウエハの全領域にわたって均一に生じるのではなく、環境的な要素、例えば、パターン密度差によって不均一になる。その理由は、パターン密度差によるディッシング(dishing)現象のためである。上述したように、ASA−STI工程では、少なくとも2回のCMPを行うため、それだけディッシング現象に弱い。ここで、ディッシング現象とは、パターン密度差により、一領域の研磨対象膜が他領域に比べて凹んでしまい、表面が皿状になる現象を意味する。
図3、図4A及び図4Bは、ASA−STI工程を適用して形成した素子のウエハ領域毎のEFHの分布及びしきい値電圧を示す図である。ここで、図3の上側のグラフは、ウエハのセル領域内のEFHの分布を示す図であって、横軸は、アクティブ領域の数を表し、縦軸は、EFHの大きさを表す。また、図4A及び図4Bは、図3と同じように、ウエハのセル領域内のEFHの分布及びそれに伴うしきい値電圧を示す図であって、図4Aにおいて、横軸は、ビットラインの数、縦軸は、プログラム動作後のしきい値電圧を表し、図4Bにおいて、横軸は、しきい値電圧を表し、縦軸は、ビットラインの数を表す。
図3、図4A及び図4Bから、ウエハ領域毎のEFHの大きさは、互いに異なっていることが分かる。特に、図4Bにおいて、しきい値電圧が相対的に高く現れた領域は、縁部の領域であって、この部分は、EFHが相対的に最も低く形成されるように制御された領域に該当する。すなわち、図4Bのように、EFHが低いセルの場合、ISPP(Incremental Step Pulse Programming Scheme)方式を適用するプログラム動作時に最も早くプログラム動作が完了し、結果的に、プログラム動作の完了後、セルのしきい値電圧が相対的に高く現れることになる。
図5A及び図5Bは、セル領域内のEFHを示す、同じ倍率のTEM写真であって、図5Aは、セル領域の縁部を示す断面図であり、図5Bは、セル領域の中央部を示す断面図である。これらの図から、セル領域内のEFHは、セル領域の縁部においては、中央部に比べて相対的に低く制御されていることが分かる。
図6は、セルにおけるEFHの減少による問題を説明するためのTEM写真である。ウエハ領域内におけるEFHの不均一性に起因するもう1つの問題は、隣接するフローティングゲート間に介在する誘電体膜のパンチスルー(punch through)現象を誘発することである。すなわち、EFHが相対的に低く制御される領域において、誘電体膜が破壊され、コントロールゲートと基板とが直接接続される電気的な短絡が発生する問題がある。コントロールゲートと基板とが電気的に短絡した場合、この部分においてリーク電流が発生し、このリーク電流は、安定した素子のプログラム又は消去動作を妨げ、結果的に、その素子は不良とされて廃棄されるので、素子の歩留まりが低下する問題が発生する。
そこで、本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ウエハの全領域においてEFHの不均一性を最小化し、しきい値電圧の均一性を確保することのできる不揮発性メモリ素子の製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、セル領域においてEFHの減少に起因する誘電体膜のパンチスルー現象を防止することのできる不揮発性メモリ素子の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、基板(200)上に、ゲート絶縁膜(201)、第1ゲート導電膜(202)、第1犠牲膜(204)及び第2犠牲膜(206)を順に形成するステップと、前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングし、トレンチ(207)を形成するステップと、該トレンチが埋め込まれるように、第1の絶縁膜(下記の実施形態における第2絶縁膜209に対応)を形成するステップと、前記第2犠牲膜を研磨停止膜として前記第1の絶縁膜を研磨するステップと、前記第2犠牲膜を除去するステップと、前記第1の絶縁膜を前記トレンチの内部で一定の深さに後退させるステップと、前記第1の絶縁膜の後退によって形成された前記トレンチ内の空間が埋め込まれるように、第2の絶縁膜(下記の実施形態における第3絶縁膜212に対応)を形成するステップと、前記第1犠牲膜を研磨停止膜として前記第2の絶縁膜を研磨するステップとを含む不揮発性メモリ素子の製造方法を提供する。
また、上記目的を達成するために本発明は、セル領域と周辺回路領域とを備える不揮発性メモリ素子の製造方法であって、前記セル領域と前記周辺回路領域とを備える基板(200)上に、ゲート絶縁膜(201)、第1ゲート導電膜(202)、第1犠牲膜(204)及び第2犠牲膜(206)を順に形成するステップと、前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングし、トレンチ(207)を形成するステップと、該トレンチが埋め込まれるように、第1の絶縁膜(209)を形成するステップと、前記第2犠牲膜を研磨停止膜として前記第1の絶縁膜を研磨するステップと、前記第2犠牲膜を除去するステップと、前記第1の絶縁膜を前記トレンチの内部で一定の深さに後退させるステップと、前記第1の絶縁膜の後退によって形成された前記トレンチ内の空間が埋め込まれるように、第2の絶縁膜(212)を形成するステップと、前記第1犠牲膜を研磨停止膜として前記第2の絶縁膜を研磨するステップと、前記第1犠牲膜をエッチングバリア層として前記セル領域に形成された前記第2の絶縁膜を選択的に後退させるステップとを含む不揮発性メモリ素子の製造方法を提供する。
本発明によれば、次の効果を得ることができる。第一に、素子分離膜の形成時、2つの犠牲膜を適用することにより、ウエハの全領域におけるEFHの不均一性を最小化し、しきい値電圧の均一性を確保することができる。第二に、素子分離膜の形成時、2つの犠牲膜を適用することにより、セル領域におけるEFHの減少を最小化し、誘電体膜のパンチスルー現象を防止することができる。これにより、素子のプログラム又は消去動作の不良を最小化し、素子の信頼性を向上させることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。また、各図面において、層及び領域の厚さは、明確化のために拡大されたものであり、ある層が他の層又は基板上にあると言及されている場合、それは、他の層又は基板上に直接形成されているか、又はそれらの間に第3の層が介在し得るものである。なお、明細書全体において、同じ図面符号(参照番号)で表示された部分は、同じ構成要素を表す。
図7A〜図7Hは、本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。ここでは、説明の便宜上、セル領域に形成された素子分離膜を中心に図示するとともに、素子分離膜を中心に説明する。
まず、図7Aに示すように、P型基板200内に、トリプルNウェル(triple N−type well)(図示せず)と、その内部にPウェル(P−type well)(図示せず)を形成した後、しきい値電圧の調節のためのイオン注入を行う。
その後、基板200上に、実質的にFNトンネリングの生じるゲート絶縁膜201を形成する。このとき、ゲート絶縁膜201は、二酸化ケイ素(SiO)などの酸化膜で形成するか、又は酸化膜と窒化膜との積層構造で形成することができ、その形成方法として、ドライ酸化、ウェット酸化、又はラジカル酸化を用いる。
次いで、ゲート絶縁膜201上に、フローティングゲートとして機能する導電膜202を形成する。このとき、導電膜202は、導電性を有する物質であれば全て使用可能であり、例えば、ポリシリコン、遷移金属、及び希土類金属からなる群の中から選択されるいずれか1つの物質で形成することができる。
例えば、ポリシリコン膜は、不純物のドープされていないアンドープポリシリコン膜、又は不純物のドープされたドープポリシリコン膜が使用可能であり、アンドープポリシリコン膜の場合、後続のイオン注入工程により別途に不純物イオンを注入する。このようなポリシリコン膜は、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法で形成し、このとき、ソースガスとしてSiHを使用し、ドーピングガスとしてPH、BCl、又はBガスを使用する。遷移金属としては、鉄(Fe)、コバルト(Co)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、モリブデン(Mo)、又はチタニウム(Ti)などを使用し、希土類金属としては、エルビウム(Er)、イッテルビウム(Yb)、サマリウム(Sm)、イットリウム(Y)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、ツリウム(Tm)、又はルテチウム(Lu)などを使用する。
次いで、導電膜202上に第1バッファ膜203を形成する。このとき、第1バッファ膜203は、後続の第1パッド膜204の形成時に加えられる応力から導電膜202を保護する機能を果たす。例えば、導電膜202がポリシリコン膜で形成された場合、このポリシリコン膜の表面の損傷を最小化するために、酸化によりSiO膜で第1バッファ膜203を形成する。もちろん、遷移金属又は希土類金属を使用する場合にも酸化物層を形成する。
一方、第1バッファ膜203は、酸化物系物質で形成されるが、これに限らず、導電膜202の損傷を最小化し、形成工程が単純であり、かつ、その本来の目的である後続の第1パッド膜204の形成時に加えられる応力から導電膜202を保護することができ、更に、後続の工程により除去が比較的容易な物質の中から適切に選択することができる。
次いで、第1バッファ膜203上に第1パッド膜(以下、「第1犠牲膜」とする。)204を形成する。このとき、第1犠牲膜204は、後続のトレンチを形成するためのエッチング時に導電膜202を保護する機能を果たす一方、後続のCMP工程時に研磨停止膜としても機能する。
一方、第1犠牲膜204は、導電膜202上に第1バッファ膜203を形成していない場合に比べて、導電膜202の損傷を最小化するために、LPCVD法で形成することが好ましい。また、第1犠牲膜204は、本実施形態においても、ポリシリコン膜に対してエッチング選択比の高い窒化膜を用いている。しかし、これは一例であって、後続の導電膜202のエッチング工程及びCMP工程において、エッチング及びCMPに対する十分な耐久力を有し、かつ、導電膜202に対してエッチング選択比の高い物質であれば全て第1犠牲膜204として使用可能である。
次いで、第1犠牲膜204上に第2バッファ膜205を形成する。このとき、第2バッファ膜205は、後続の工程により形成される第2パッド膜(以下、「第2犠牲膜」とする。)206の除去時にエッチングバリア層として機能する。したがって、第2バッファ膜205は、第2犠牲膜206に対するエッチング選択比を有する物質で形成することができる。例えば、第2犠牲膜206を窒化膜で形成する場合、第2バッファ膜205は、酸化物系物質で形成することができ、このほかにも、感光膜又は非晶質カーボン膜が使用可能である。
更に、第2バッファ膜205上に第2犠牲膜206を形成する。このとき、第2犠牲膜206は、第2バッファ膜205に対してエッチング選択比の高い物質で形成することが好ましい。例えば、第2犠牲膜206は、第1犠牲膜204と同じ物質で形成することができる。また、第2犠牲膜206の厚さは、アスペクト比を考慮して比較的薄く形成することが好ましく、後続のCMP工程時に研磨停止膜として機能する程度の厚さを有していなければならない。例えば、第2犠牲膜206の厚さは、略300Åに形成することができる。
なお、ゲート絶縁膜201、導電膜202、第1バッファ膜203、第2バッファ膜205、第1犠牲膜204及び第2犠牲膜206は、同じチャンバ内で温度及びガス条件を変更してインサイチューで形成することができる。
次いで、図7Bに示すように、エッチング工程によりトレンチ207を形成する。
トレンチ207を形成する工程は、次のとおりである。
まず、図示していないが、第2犠牲膜206上に、酸化膜、又は酸化膜と非晶質カーボン膜との積層構造でハードマスクを形成した後、その上に反射防止膜としてSiON膜を更に形成する。その後、フォトリソグラフィ工程により感光膜パターンを形成した後、この感光膜パターンを用いて、反射防止膜とハードマスクとをエッチングし、ハードマスクパターンを形成する。次に、感光膜パターンと反射防止膜とを除去した後、ハードマスクパターンを用いて、第2犠牲膜206、第2バッファ膜205、第1犠牲膜204、第1バッファ膜203、導電膜202、ゲート絶縁膜201、及び基板200の一部をエッチングし、パターニングされた第2犠牲膜206A、パターニングされた第2バッファ膜205A、パターニングされた第1犠牲膜204A、パターニングされた第1バッファ膜203A、パターニングされた導電膜202A、パターニングされたゲート絶縁膜201A、及びパターニングされた基板200Aを形成する。
次いで、図7Cに示すように、トレンチ207(図7B参照)が部分的に埋め込まれるように、第1絶縁膜208としてライナー膜を形成する。このとき、第1絶縁膜208は、HDP(High Density Plasma)膜で形成されるが、これに限らず、高いアスペクト比で埋め込み特性に優れた物質であれば全て第1絶縁膜208として使用可能である。
一方、第1絶縁膜208の形成前に、トレンチ207の形成時に損傷された部分を補うために、トレンチ207の内側壁に側壁酸化膜(図示せず)を更に形成することもできる。このとき、側壁酸化膜は、酸化によりSiO膜で形成することができる。
次いで、トレンチ207が完全に埋め込まれるように、第1絶縁膜208上に、第2絶縁膜209としてSOG(Spin On Glass)膜を形成する。このとき、SOG膜としては、PSZ膜を使用することができ、このほかにも、スピンコート法により塗布可能な物質であれば全て第2絶縁膜209として使用可能である。
例えば、スピンコート物質には、下記の表1のような物質がある。
表1おいて、「SiLKTM」、「BCB」、「FLARETM」、「Fox」、「HOSP」、「JSR」などは、それぞれ製品名を表す。また、「HSSQ」は、「Hydrogen Silsesquioxane」を意味し、「MSSQ」は、「Methyl Silsesquioxane」を意味する。
その後、図7Dに示すように、パターニングされた第2犠牲膜206Aを研磨停止膜として用いたCMP工程により、パターニングされた第2犠牲膜206A上に形成された第2絶縁膜209と第1絶縁膜208とを研磨して平坦化する。図中の「209A」は平坦化された第2絶縁膜を、「208A」は平坦化された第1絶縁膜208Aをそれぞれ表す。このときのCMP工程は、パターニングされた第2犠牲膜206Aと、平坦化された第1絶縁膜208A及び平坦化された第2絶縁膜209Aとの間の研磨選択比を有するスラリーを用いることが好ましい。図中の符号「206B」は、CMP工程後に残留する第2犠牲膜を表す。
また、図7Eに示すように、第1のエッチング工程210により、残留する第2犠牲膜206B(図7D参照)を選択的に除去する。このとき、第1のエッチング工程210は、残留する第2犠牲膜206Bとパターニングされた第2バッファ膜205Aとの間のエッチング選択比を最大限に高めるため、残留する第2犠牲膜206Bが窒化膜で形成された場合、リン酸(HP0)溶液を用いたウェット方式で行う。
次いで、図7Fに示すように、第2のエッチング工程211により、平坦化された第2絶縁膜209Aをトレンチ207(図7B参照)の内部で選択的に後退させ、後退した第2絶縁膜209Bを形成する。このとき、第2のエッチング工程211は、BHF(Buffered HF)又はBOE(Buffered Oxide etch)溶液(脱イオン水にHFを混合した溶液)を使用する。これにより、酸化物系の平坦化された第1絶縁膜208Aも、エッチングにより、後退した第1絶縁膜208Bを形成し、パターニングされた第1犠牲膜204A上に形成されていたパターニングされた第2バッファ膜205A(図7E参照)も除去される。
更に、図7Gに示すように、後退した第2絶縁膜209Bの形成によって発生したトレンチ207(図7B参照)内の空間が完全に埋め込まれるように、第3絶縁膜212を形成する。このとき、第3絶縁膜212は、埋め込み特性と後続の研磨工程時にある程度の硬度を有し、かつ、平坦化が容易なHDP膜で形成することが好ましい。このほかにも、第3絶縁膜212は、BPSG(borophosphosilicate glass)、PSG(phosphosilicate glass)、USG(undoped silicate glass)、TEOS(tetraethyl orthosilicate)、又はこれらの積層膜で形成することもできる。図中の「T11」は、パターニングされた第1犠牲膜204Aの厚さを表す。
次いで、図7Hに示すように、パターニングされた第1犠牲膜204Aを研磨停止膜として用いたCMP工程により、パターニングされた第1犠牲膜204A上に形成された第3絶縁膜212を研磨して平坦化する。図中の「212A」は、平坦化された第3絶縁膜を表す。このときのCMP工程は、図7Dで実施されたCMP工程と同じように、パターニングされた第1犠牲膜204Aと平坦化された第3絶縁膜212Aとの間の研磨選択比を有するスラリーを用いることが好ましい。これにより、後退した第1絶縁膜208B、後退した第2絶縁膜、及び平坦化された第3絶縁膜からなる素子分離膜が形成される。図中の「204B」は、CMP工程後に残留する第1犠牲膜を表し、「T12」は、残留する第1犠牲膜204Bの厚さを表す。
その後、図示していないが、残留する第1犠牲膜204Bをエッチングバリア層として用いたエッチング工程により、セル領域に形成された素子分離膜を選択的に後退させてEFHを調節する。このとき、周辺回路領域は、感光膜パターンに覆われ、セル領域のみが開放される。ここで、セル領域は、セルの形成される領域を意味し、周辺回路領域は、セルを駆動させる駆動回路、例えば、デコーダやページバッファなどが形成される領域を意味する。
続いて、残留する第1犠牲膜204Bを除去する。
また、パターニングされた基板200A上に誘電体膜とコントロールゲートとを順次形成し、ゲートを形成する。
その後の工程は、従来の工程と同様であるため、それについての説明は省略する。
上述したように、本発明の実施形態も、従来技術と同様、素子分離膜の形成過程で2回のCMPを行う。すなわち、図7Dのような平坦化された第2絶縁膜209Aの形成後、及び図7Hのような平坦化された第3絶縁膜212Aの形成後にそれぞれ1回ずつ、合計2回のCMPを行う。
しかし、本発明の実施形態においては、2回のCMP工程時に研磨停止膜として用いられる層がそれぞれ異なる。すなわち、平坦化された第2絶縁膜209Aの形成のための研磨時には、パターニングされた第2犠牲膜206Aが研磨停止膜として機能し、平坦化された第3絶縁膜212Aの研磨時には、パターニングされた第1犠牲膜204Aが研磨停止膜として機能する。したがって、図7Gに示されたパターニングされた第1犠牲膜204Aの厚さT11は、従来技術として図1Cに示すパターニングされたパッド膜104Aと同じ厚さT1(T11=T1)を有するが、最終的に残留する第1犠牲膜204Bの厚さT12は、図1Fに示された残留する第2パッド膜104Cの厚さT3よりも厚い。
これは、パターニングされた第1犠牲膜204Aが1回のCMP工程時にのみ研磨停止膜として用いられるためであるが、このようにCMP工程時に露出する回数を減少させることにより、従来技術のように、2回にわたるCMP工程時に露出するパッド膜に比べてより一層均一性を確保することができる。
本発明によると、次のような効果を得ることができる。
第一に、素子分離膜の形成時、2つの犠牲膜を適用することにより、ウエハの全領域におけるEFHの不均一性を最小化し、しきい値電圧の均一性を確保することができる。
第二に、素子分離膜の形成時、2つの犠牲膜を適用することにより、セル領域におけるEFHの減少を最小化し、誘電体膜のパンチスルー現象を防止することができる。
これにより、素子のプログラム又は消去動作の不良を最小化し、素子の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明について、ASA−STI工程を適用する素子を一例として説明したが、これは、説明の便宜のためのものであり、本発明は、多層構造を有する素子分離膜を使用する全ての素子の製造方法に適用可能である。なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。例えば、上記した実施の形態では、トレンチ207の内壁に第1絶縁膜208を形成した後に、第2絶縁膜209を形成する場合を説明したが、第1絶縁膜208を形成せずに、トレンチ207の内壁に直接第2絶縁膜209を形成してもよい。
従来のASA−STI(Advanced Self Aligned−Shallow Trench Isolation)工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 従来のASA−STI工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 従来のASA−STI工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 従来のASA−STI工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 従来のASA−STI工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 従来のASA−STI工程を適用したNANDフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 ASA−STI工程により製造されたセルの断面を示すTEM(Transmission Electron Microscope)写真である。 SA−STI(Self Aligned−Shallow Trench Isolation)工程により製造されたセルの断面を示すTEM写真である。 セル領域内において、ASA−STI工程により製造されたセルのEFH(Effective Field oxide Height)の分布を示す図である。 セル領域内において、ASA−STI工程により製造されたセルのEFHの分布を示す図である。 セル領域内において、ASA−STI工程により製造されたセルのEFHの分布に対応するしきい値電圧を示す図である。 セル領域内における縁部に形成されたセルの断面を示すTEM写真である。 セル領域内における中央部に形成されたセルの断面を示すTEM写真である。 セルにおけるEFHの減少による問題を説明するためのTEM写真である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
200 基板
201 ゲート絶縁膜
202 導電膜
203 第1バッファ膜
204 第1パッド膜(第1犠牲膜)
205 第2バッファ膜
206 第2パッド膜(第2犠牲膜)
207 トレンチ
208 第1絶縁膜
209 第2絶縁膜
212 第3絶縁膜

Claims (29)

  1. 基板上に、ゲート絶縁膜、第1ゲート導電膜、第1犠牲膜及び第2犠牲膜を順に形成する第1ステップと、
    前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングし、トレンチを形成する第2ステップと、
    該トレンチが埋め込まれるように、第1の絶縁膜を形成する第3ステップと、
    前記第2犠牲膜を研磨停止膜として前記第1の絶縁膜を研磨する第4ステップと、
    前記第2犠牲膜を除去する第5ステップと、
    前記第1の絶縁膜を前記トレンチの内部で一定の深さに後退させる第6ステップと、
    前記第1の絶縁膜の後退によって形成された前記トレンチ内の空間が埋め込まれるように、第2の絶縁膜を形成する第7ステップと、
    前記第1犠牲膜を研磨停止膜として前記第2の絶縁膜を研磨する第8ステップと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子の製造方法。
  2. 前記第2の絶縁膜を研磨する前記第8ステップの後、
    前記第1犠牲膜をエッチングバリア層として前記第2の絶縁膜を後退させる第9ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  3. 前記第1ステップにおいて、前記第1ゲート導電膜を形成した後に、前記第1ゲート導電膜上に第1バッファ膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  4. 前記第1ステップにおいて、前記第1犠牲膜を形成した後に、前記第1犠牲膜上に第2バッファ膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項3に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  5. 前記第1バッファ膜が、前記第1犠牲膜と互いに異なる物質で形成されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  6. 前記第2バッファ膜が、前記第2犠牲膜と互いに異なる物質で形成されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  7. 前記第1バッファ膜及び第2バッファ膜が、酸化膜で形成されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  8. 前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜が、窒化膜で形成されることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  9. 前記トレンチを形成する前記第2ステップの後、
    前記トレンチの一部が埋め込まれるように、第3の絶縁膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  10. 前記第2の絶縁膜及び第3の絶縁膜が、HDP(High Density Plasma)膜で形成されることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  11. 前記第1の絶縁膜が、SOG(Spin On Glass)膜で形成されることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  12. 前記トレンチを形成する前記第2ステップが、
    前記第2犠牲膜上にハードマスクを形成するステップと、
    該ハードマスク上に反射防止膜を形成するステップと、
    該反射防止膜と前記ハードマスクとをエッチングし、ハードマスクパターンを形成するステップと、
    該ハードマスクパターンを用いて、前記第2犠牲膜、前記第1犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の各々の一部を順次エッチングするステップと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  13. 前記ハードマスクが、酸化膜、又は酸化膜と非晶質カーボン膜との積層構造の膜からなることを特徴とする請求項12に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  14. 前記反射防止膜が、SiON膜からなることを特徴とする請求項13に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  15. 前記第8ステップにおいて、前記第2の絶縁膜の研磨が、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により行われることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  16. 前記第2の絶縁膜を後退させる前記第9ステップの後、
    前記第2犠牲膜を除去するステップと、
    前記第2犠牲膜の除去された前記基板上に誘電体膜を形成するステップと、
    該誘電体膜上に第2ゲート導電膜を形成するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  17. 前記第1ゲート導電膜及び第2ゲート導電膜が、ポリシリコン膜、遷移金属、又は希土類金属のいずれか1つからなることを特徴とする請求項1又は16に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  18. セル領域と周辺回路領域とを備える不揮発性メモリ素子の製造方法であって、
    前記セル領域と前記周辺回路領域とを備える基板上に、ゲート絶縁膜、第1ゲート導電膜、第1犠牲膜及び第2犠牲膜を順に形成する第1ステップと、
    前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の一部をエッチングし、トレンチを形成する第2ステップと、
    該トレンチが埋め込まれるように、第1の絶縁膜を形成する第3ステップと、
    前記第2犠牲膜を研磨停止膜として前記第1の絶縁膜を研磨する第4ステップと、
    前記第2犠牲膜を除去する第5ステップと、
    前記第1の絶縁膜を前記トレンチの内部で一定の深さに後退させる第6ステップと、
    前記第1の絶縁膜の後退によって形成された前記トレンチ内の空間が埋め込まれるように、第2の絶縁膜を形成する第7ステップと、
    前記第1犠牲膜を研磨停止膜として前記第2の絶縁膜を研磨する第8ステップと、
    前記第1犠牲膜をエッチングバリア層として前記セル領域に形成された前記第2の絶縁膜を選択的に後退させる第9ステップと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子の製造方法。
  19. 前記第1ステップにおいて、前記第1ゲート導電膜を形成した後に、前記第1ゲート導電膜上に第1バッファ膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  20. 前記第1ステップにおいて、前記第1犠牲膜を形成した後に、前記第1犠牲膜上に第2バッファ膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  21. 前記第1バッファ膜が、前記第1犠牲膜と互いに異なる物質で形成され、
    前記第2バッファ膜が、前記第2犠牲膜と互いに異なる物質で形成されることを特徴とする請求項20に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  22. 前記第1バッファ膜及び第2バッファ膜が、酸化膜で形成され、
    前記第1犠牲膜及び第2犠牲膜が、窒化膜で形成されることを特徴とする請求項20に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  23. 前記トレンチを形成する前記第2ステップの後、
    前記トレンチの一部が埋め込まれるように、第3の絶縁膜を形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  24. 前記第1の絶縁膜が、SOG(Spin On Glass)膜で形成され、
    前記第2の絶縁膜及び第3の絶縁膜が、HDP(High Density Plasma)膜で形成されることを特徴とする請求項23に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  25. 前記トレンチを形成する前記第2ステップが、
    前記第2犠牲膜上にハードマスクを形成するステップと、
    該ハードマスク上に反射防止膜を形成するステップと、
    該反射防止膜と前記ハードマスクとをエッチングし、ハードマスクパターンを形成するステップと、
    該ハードマスクパターンを用いて、前記第2犠牲膜、前記第1犠牲膜、前記第1ゲート導電膜、前記ゲート絶縁膜、及び前記基板の各々の一部を順次エッチングするステップと
    を含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  26. 前記ハードマスクが、酸化膜、又は酸化膜と非晶質カーボン膜との積層構造の膜からなることを特徴とする請求項25に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  27. 前記反射防止膜が、SiON膜からなることを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  28. 前記第8ステップにおいて、前記第2の絶縁膜の研磨が、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により行われることを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  29. 前記第2の絶縁膜を後退させる前記第9ステップの後、
    前記第2犠牲膜を除去するステップと、
    前記第2犠牲膜の除去された前記基板上に誘電体膜を形成するステップと、
    該誘電体膜上に第2ゲート導電膜を形成するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
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