JP2006332442A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 90−70nm幅世代以降のSTI構造に対して絶縁膜を良好に埋め込むことができ、平坦性の優れた半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、半導体基板10にトレンチ17を形成する工程と、前記トレンチに第1の凹部181を有する第1の絶縁膜18を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に形成された前記第1の凹部を埋め込むように塗布膜19を形成する工程と、前記塗布膜を第2の絶縁膜191に変換する工程と、前記第2の絶縁膜を平坦化して前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜を露出する工程と、前記第1の凹部から少なくとも前記第2の絶縁膜を除去して前記トレンチ内に形成された前記第1の凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比を緩和し、第2の凹部20を形成する工程と、前記第2の凹部を埋め込むように前記半導体基板の表面上に第3の絶縁膜21を形成する工程とからなる。
【選択図】図6

Description

本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、良好な表面形状を有するSTI構造及びその製造方法に関するものである。
LSIの高密度化を達成する重要な技術の一つに素子分離がある。この素子分離技術には、STI(Shallow Trench Isolation)構造が主に用いられているが、現状においては、溝幅と溝深さとの比(アスペクト比)の増大が進み、従来用いられていた常圧CVD法によるTEOS/O膜、プラズマCVD法によるHDP−TEOS膜等においてはSTI溝中にボイドやシームを作らずに埋め込むことが困難になってきている。とりわけ、NAND型フラッシュメモリのSTI埋め込みは、ロジックと比べて、高アスペクトおよびテーパーレスのSTI形状にシリコン酸化膜を埋め込む必要がある。そのため、130nm幅世代まで問題にならなかったHDP(High Density Plasma)酸化膜単層でのSTIへの一回埋め込みが、90−70nm幅世代から困難となっている。
このような対策として、塗布膜を用いたSTI埋め込み技術が開発されている。例えば、フローティングゲート表面からSTI底までの深さが350−450nmのトレンチ内にHDP膜を形成した後、過水素化シラザン重合体溶液の塗布膜(PSZ:Polysilazane)を積層し、ウエットエッチングを工夫してエッチバックすることで、STI埋め込み高さを制御することが考えられる。
しかしながら、細いSTI幅を有するトレンチでは、PSZ膜のウエットエッチング速度はHDP膜のそれよりも非常に早く、特に、90nm幅程度のSTIに対してフッ化水素酸を含むエッチング液を用いた際には、2.5倍以上の大きなエッチング速度差が生じるため、主にPSZ膜が削られ、半導体基板のSTI溝に埋め込まれたHDP膜が、トンネル絶縁膜を介して設けられたフローティングゲート(Floating Gate:FG)の側面に薄く残ったり、或いは、フローティングゲートの側面の一部にテーパー状に残ったりする。
このエッチング速度差によるSTI埋め込み材表面の落ち込みは、PSZ膜が充分に SiOに転化されないことに起因している。SiO膜を緻密化する工程において、PSZ膜のエッチレートを遅くするため、平坦化してから緻密化する方法などが提案されているが、これもSTI溝幅が100nm程度以下になると、PSZ膜が充分にSiO膜に変換されるに必要な酸素(O)がSTI溝内深くに供給されず、依然として、ウエットエッチングの制御性は困難な状況のままである。
フローティングゲート側面での制御ゲートの駆動性を確保するため、改善した形状(HDP膜が薄くテーパー付きで形成された形状)であっても、本形状を制御よくウエハ面内・面間で形成することは極めて困難である。そのため、フローティングゲートおよび埋め込まれたHDP膜上にONO膜を介して制御ゲート(Control Gate:CG)を設け、さらに、制御ゲート上に層間絶縁膜を形成しても、フローティングゲート(FG)・制御ゲート(CG)間の結合容量C2およびフローティングゲート(FG)−基板間の結合容量C1の比(カップリング比)のバラツキを引き起こし、歩留まり低下の要因となってしまう。
さらに、微細化が進むと、凹状に落ち込んだSTI埋め込み表面がトンネル酸化膜の高さに近づくため、基板と制御ゲート間の耐圧劣化の要因にもなり得る。このように、現状においては、90−70nm世代以降のSTI技術が確立されていない、という問題があり、STI埋め込み高さおよび平坦性を容易に制御し得る技術が求められている。
また、トレンチ内をHDP膜で埋め込む技術として、トレンチ開口部が塞がれる前まで基板面にHDP酸化膜を被着し、開口部付近の酸化膜を除去した後、再度HDP酸化膜を被着してトレンチ内をHDP酸化膜で埋め込むことは特許文献1に開示されている。
特開2002−208629
本発明の目的は、90−70nm幅世代以降のSTI構造に対して絶縁膜を良好に埋め込むことができ、平坦性の優れた半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の第1の態様によると、半導体装置の製造方法は、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチに第1の凹部を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜に形成された第1の凹部を埋め込むように塗布膜を形成する工程と、前記塗布膜を第2の絶縁膜に変換する工程と、前記第2の絶縁膜を平坦化して前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜を露出する工程と、前記第1の凹部から少なくとも前記第2の絶縁膜を除去して前記トレンチ内に形成された前記第1の凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比を緩和し、第2の凹部を形成する工程と、前記第2の凹部を埋め込むように前記半導体基板の表面上に第3の絶縁膜を形成する工程とからなる。
本発明の第2の態様によると、半導体装置の製造方法は、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前記トレンチに凹部を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜の上側をスラリーを用いたCMP法により平坦化する工程と、少なくとも前記トレンチ内の前記第1の絶縁膜に形成された前記凹部内に残留する前記スラリーを薬液で除去して前記第1の絶縁膜に具備された前記凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比を緩和する工程と、前記凹部を埋め込むように前記半導体基板の表面上に第2の絶縁膜を形成する工程とからなる。
本発明の第3の態様によると、半導体装置は、各メモリセルを分離するためのSTI構造において、トレンチにより分離された活性領域には前記各メモリセルを形成するトンネル絶縁膜と前記トンネル絶縁膜上に設けられたフローティングゲートとを有し、少なくとも前記フローティングゲートの高さまで前記トレンチ内に埋め込まれた第1のCVD系酸化膜と、前記第1のCVD系酸化膜上に形成された第2のCVD系酸化膜とを含んでいる。
90−70nm幅世代、或いはこれ以下の幅の世代のSTI構造への埋め込みが実現でき、平坦性の優れたSTI構造が得られると共に、異種材料の併用で起こるウエットエッチング速度の差といった異種材料の併用で起こる制御困難な不具合が解消して製品の歩留まりを著しく向上することができる。
[実施例]
以下、図1−図8を参照して第1の実施例による半導体装置の製造方法を説明する。図1は、当業者によく知られているSTI構造を用いたNANDフラッシュメモリセル構造の平面図であり、図2及び図3はそれぞれ図1のII−II断面図及びIII−III断面図である。
即ち、通常のように、選択線S1とS2との間にM1−M8のようにソースS/ドレインDを有するメモリセルが行列状に配置されると共に、ワード線WL及びビット線BL(省略している)が形成されている。図2に示すように、各メモリセルは半導体基板10上にシリコン酸化膜からなるトンネル酸化膜11と、2層のポリシリコン膜12、13からなる浮遊ゲート(FG)と、ONO膜22を介して形成された制御ゲート(CG)23と、層間絶縁膜24とを含み、各メモリセルはトレンチ内に埋め込まれたHDP膜18により電気的に分離されている。図3に示すように、選択トランジスタのソース領域Sはプラグ28を介して配線層29に接続されている。
STI構造は90nm程度以下の幅を有するSTI内部への埋め込みを低コストで実現する上では、HDP膜などのCVD法では現実的に困難である。開発段階で現在試みられている塗布液を用いた埋め込み技術と比較して、本実施例で示した塗布法を用いた埋め込み技術によるSTI構造との異なる点は、以下のとおりである。
即ち、(a)90nm幅以下の狭いSTI構造において、STI埋め込み材表面が平坦でパターン幅に対しても均一である。(b)埋め込み材の形成において発生する被覆段差をSTI外上方に生じさせて、平坦化の処理を行い、エッチングプロセスによりSTI内のFG側壁部が露出するまでエッチバックする。(c)その際、少なくともエッチバックされる領域の埋め込み材はその領域全てにおいて均一なエッチング速度である。
次に、このような塗布型膜を用いてSTI構造を形成する方法について説明する。図4(A)−図7(L)は、図1に対応した製造工程の断面図であり、特に、図2の点線部に対応した狭いSTI幅(≦90nm)の領域に対応した製造工程の断面図である。ここでは、STI構造の形成工程に絞って説明するが、このプロセスの前に、犠牲酸化膜の形成、チャネルイオン注入、犠牲酸化膜の除去、ゲート酸化膜の形成、ゲート電極の形成、ソース/ドレイン層の形成をそれぞれ行い、このプロセスの後に、層間絶縁膜の形成、コンタクトの形成、配線工程を形成する場合も同様である。
まず、90nm世代のSTI構造の製造工程について説明する。即ち、図4(A)に示すように、シリコン(100)基板10の表面にSiO膜11を、例えば、10nm程度の厚さに形成し、その上にLP−CVD法により多結晶シリコン膜12及び13を150nmの厚さに形成する。
図4(B)及び図4(C)に示すように、Si膜14を100nm程度の厚さに形成する。マスク層15を介してSi膜14、ポリシリコン膜13、12、SiO膜11及び基板10を加工し、素子分離(STI:Shallow Trench Isolation)のためのトレンチ17を、例えば、450nm程度の深さに形成する。
図4(C)においては、図示しないが、前記トレンチ17の側面を通常の熱酸化法を用いて酸化し、3nm程度の熱酸化膜を形成する。これはトンネル酸化膜端の露出部を保護するためである。また、ラジカル酸化等を用いてSTIのシリコン側壁にシリコンの面方位によらない均一な高品質の酸化膜を形成することもできる。この時、Si膜14の側面をわずかに酸化しておいてもよい。
図5(D)に示すように、HDP−CVD法により、ウエハ面内の全てのトレンチ17に対して、フローティングゲート下のシリコン界面から埋め込みHDPの底までの高さが、例えば、80nm以上になるように、CVD系酸化膜であるHDP膜18を堆積する。この時、HDP膜18では、STI溝内を完全に埋め込む前に、STI開口部が塞がれ溝内にボイドが形成されてしまうので、前記堆積プロセスを制御する必要がある。従って、HDP膜18に埋め込めずに残った第1の凹部181が形成されることになる。図に示すように、第1の凹部181の底部の表面は、必ずしも平坦ではなく、波打った形状となり不連続となる場合もあり、また、側面も必ずしも垂直な形状ではなく、階段状となったり、オーバーハングとなる場合もある。
図5(E)に示すように、塗布法により塗布型の溶液19を基板表面上に堆積し、構造体を完全に埋め込む。例えば、平坦な基板において600nm程度の厚さになるような塗布条件により塗布膜を形成する。ここでは、例えば、過水素化シラザン重合体(ポリシラザン、以下、PSZという)をスピンコーティング法により堆積し、塗布装置において150℃、3分程度で溶媒を揮発させるベーク工程を行う。
図5(F)に示すように、例えば、CMP法によりSi膜14上のPSZ膜を選択的に除去するが、ベークのみのPSZ膜は軟弱な上、窒化物を多く含んでいると、Si膜とのエッチング選択比が取れにくくなるため、ある程度硬化(キュア)することが必要である。そこで、PSZ膜19をSiO膜(シリカ)191に変換するため、CMP工程の前に水蒸気雰囲気下で高温の熱処理(キュア)を行う。この工程は次の化学式で説明することができる。
(SiHNH)n−+2nO→nSiO+nNH
即ち、PSZ膜は水蒸気(HO+O)の分解により生成される酸素Oと反応してSiOとNH(アンモニアガス)に変化してPSZ膜はSiO(シリカ)に効率よく変化する。この時、素子形成領域はSiN膜14で覆われているので、酸化されない。前記した化学反応はPSZ膜の表面側から進行し、例えば、850℃の水蒸気雰囲気での燃焼酸化(BOX酸化という)の30分程度では、平面構造のウエハに600nm程度塗布したPSZ膜をSiO膜に変化させることができることが確認されている。
さらに、酸化性雰囲気または不活性ガス雰囲気において850℃程度の熱処理を行い、下層に形成されたHDP膜の緻密化処理(デンシファイ)、および上層に形成されたPSZ膜が変化したSiO膜に残留しているNHやHOなどを放出させるための、緻密化処理を行い、より密度の高いSiO膜191に変化させる。この際にも、素子形成領域はSiN膜14で覆われているので、酸化されることはない。前記緻密化処理は通常の炉による処理以外にRTA(Rapid thermal Anneal)を用いてもよい。RTAの場合はより高温、例えば、900℃、20秒程度の熱工程を使用することができる。
前記した熱工程では、850℃を超える高温で長時間の熱処理を行うことはできない。これは、トンネル酸化膜端に酸化剤が拡散し、バーズビークと呼ばれる楔形の酸化膜が形成されるからである。即ち、PSZ膜の緻密化には、使用温度の制限から限界があり、熱酸化膜やHDP膜程度のエッチングレートを実現できないのが現状である。
前記したように、PSZ膜をSiO(シリカ)膜に変換した後、CMP法による平坦化が行われる。CMP研磨剤(スラリー)には、コロイダル・シリカをベースとしたものを用いると、SiN膜14とのエッチング選択比は50以上を実現できる。
図6(G)に示すように、埋め込みPSZ膜を完全に除去する条件によりエッチバック処理を行う。HDP膜とPSZ膜との選択エッチング比は2.5以上であることが望ましい。この時、フローティングゲート側壁のHDP膜は、PSZ膜とのエッチングレート差により薄く残る場合があるが、問題はない。ただ、ウエットエッチング法などで、このフローティングゲート側壁のHDP膜の残りを除去しつつSTI高さ位置を制御することは困難である。
即ち、90nm幅でのSTI埋め込み高さ位置が、トンネル酸化膜11の近傍であることから、既に所望のSTI高さ位置を下回っているうえ、トンネル膜端の薬液からの保護も考慮すると、第1層目のHDP膜のみで所望の高さ位置にあるSTI埋め込みを実現することは困難である。
そこで、図6(G)に示すように、ウエットエッチにより前記シリカ膜191を除去して第2の凹部20を形成した後、図6(H)に示すように、2層目のHDP膜21をHDP−CVD法により堆積する。しかる後、図6(I)に示すように、この表面の被覆段差をCMP法によりSiN膜14をストッパとして平坦化処理を行った後、不活性ガス雰囲気下で850℃程度、1時間の熱処理を行う。結果として、HDP膜18及び21は緻密化して、それぞれ182及び211となり、STI内はこれらのHDP膜で均一に埋め込まれる。
図7(J)に示すように、弗酸(HF)系の薬液により、HDP膜211をエッチバックして埋め込み高さを所望の位置まで下げる。しかる後、図7(K)のように、ホット燐酸によりSiN膜14を除去する。結果として、STI内の埋め込みHDP膜表面は高い平坦性と良好な高さ制御性により、カップリング比のバラツキを抑えた所望のSTI形状が実現できる。
この後、図7(L)に示すように、ONO膜22の形成、制御ゲート電極23の形成、層間絶縁膜24の形成を行う。以降の工程については図示しないが、引き続き、コンタクトの形成、配線層の形成、パッシベーション膜の形成、パッドの形成等を経てNAND型フラッシュメモリセルが完成する。
前記した説明から明らかなように、前記第1の実施例においては、図5(F)及び図6(G)に示したように、PSZ膜を犠牲膜にして平坦化した後に、PSZ膜を選択的に除去してトレンチ17のアスペクト比よりもアスペクト比を緩和する。また、PSZ膜から変換されたシリカ膜191を選択的に除去する際に、周辺のHDP膜18、即ち、HDP膜18の一部も等方的にエッチングされて前記第1の凹部181の開口部が大きくなって第2の凹部20となり、さらにアスペクト比が改善される。次いで、図6(H)に示したように、2層目のHDP膜21を形成し、その表面をSTI外上方で改めて平坦化している。それ故、STI埋め込み材表面を制御性よく平坦化することが可能となる。
次に、70nm世代のSTI構造の製造工程について説明する。前記した90nm世代では、第1層のHDP膜のSTI底からの高さがトンネル絶縁膜11の界面より上側に位置している。しかしながら、70nm以下のSTI構造においては、図8(M)に示すように、一般的に、その高さがトンネル絶縁膜11の界面の高さ以下となる。
さらに、図5で説明したのと同様に、塗布膜19を形成し、デンシファイ処理にてシリカ膜191に転化してから、CMP法などにより平坦化を行った後、STI溝内の埋め込み膜の高さを制御するため、ウエットエッチングを行う。
この場合、埋め込みに用いたPSZ膜がウエットエッチングの際、全て除去されずに残留してもよい。即ち、図8(N)に示すように、PSZ膜から転化されたシリカ膜191の一部が残っている。しかる後、図8(O)に示すように、第2層のHDP膜21をSTI内に埋め込み、HDP膜中にシリカ膜191が内包した形状となる。
前記したような製造方法によれば、半導体装置、特に、90−70nm幅以下の世代のNAND−STI構造に対して、HDP膜の埋め込みが実現できる。ウエットエッチング速度差といった異種材料の併用で起こり、かつ制御困難なSTI埋め込み高さ調整での不具合がなくなる。それ故、製品の歩留まりを著しく向上できる。
次に、第2の実施例について説明する。第1の実施例においては、塗布型絶縁膜としてPSZ膜を用いているが、フォトレジスト膜などの高分子材料やキュアによる硬化処理後に無機材料となる材料を使用することができる。なお、前記第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。
即ち、図5(D)に示す90nm世代のSTI構造に対して、図5(E)のように塗布膜を形成する際、塗布材料としてフォトレジスト膜を用いる。フォトレジスト膜を塗布した後、120℃、30秒程度のベーク処理を行う。これにより、フォトレジスト膜中に残存する溶媒を揮発し、膜を硬化することができる。或いは、光照射により架橋を起こして重合させ、膜を硬化させることも可能である。
次に、図5(F)と同様に、CMP法によりSiN膜14をストッパとして表面研磨を行う。しかる後、O雰囲気下で150℃、30秒の灰化(アッシング)を行い、STI内に一部埋め込まれたフォトレジスト膜を除去する。さらに、硫酸等の酸化性の酸処理により洗浄を行って残留物を除去する。
結果として、図6(G)と比べて開口部30が狭いものの、図9(A)に示すような構造が得られる。前記開口部30程度のアスペクト比ならば、HDPの埋め込みが可能なため、図9(B)のようにHDP膜21の埋め込みが行われる。この後の工程は第1の実施例における図6(H)以降の工程と同様となる。最終的には、図7(L)に示したような構造が形成できる。
この方法は、70nm世代のSTI構造にも同様に適用できる。即ち、図8(M)および(N)のようにSTI底の高さ位置がトンネル絶縁膜11の界面より下側の位置にある場合にも、同様に、フォトレジストなどの材料を塗布し、ベーク処理およびCMP法による平坦化処理を行う。さらに、前記アッシング処理および硫酸などによる洗浄処理を行う。この時、HDP膜18はキュア処理により緻密化しているので、酸による溶解はほとんど生じない。したがって、図9(C)に示すように、前記酸処理により完全にフォトレジスト膜を除去することができる。
この場合、開口部31のアスペクト比は大きくなるため、第2層のHDP膜21の埋め込みは困難となる。そこで、図9(D)に示すように、RIE法などにより開口部に対するエッチングを行って、間口を広げ、STI底がお椀状の構造を形成する。これにより得られた開口部32では、第2層のHDP膜21の埋め込みが可能となるため、図9(B)で示した場合と同様に、第2層のHDP膜21が埋め込まれたSTI構造を得ることができる。
この後の工程は第1の実施例で示した図6(H)以降の工程と同様となる。最終的には、図7(L)で示した構造が形成できる。また、図8(O)の場合で示したような、STI内に埋め込まれたHDP膜中に塗布膜が内包された形状も同様に形成することができる。この時、塗布膜としては、キュアによる硬化処理後において炭素を含まないような無機材料となる膜であることが望ましい。
第1の実施例或いは第2の実施例で示した、STI内に埋め込まれたHDP膜中に内包したPSZ膜(シリカ膜)或いは無機材料膜は、STI内部応力を緩和するバッファ膜として働くことになり、欠陥や膜剥れなどの不具合を抑制することが可能となる。
第3の実施例について説明する。前記第1の実施例と同一の工程は省略し、特徴的な工程ついてのみ説明する。また、同一部分には同一符号を付している。図5(F)及び図6(G)において、塗布されたPSZ膜19を硬化処理してシリカ膜191に変換し、しかる後、このシリカ膜191をウエットエッチングにより除去している。
この実施例おいては、図10(A)−(C)に示すように、前記PSZ膜19を堆積し、熱処理によりシリカ膜191に変換した後、そのままRIE法などのドライプロセスにより前記シリカ膜191が完全になくなる高さ位置までエッチバックする。しかる後、図6(H)に示すように、2層目のHDP膜21を形成する。これにより、図5(F)及び図6(G)における平坦化およびウエットエッチングの工程を省くことができる。
さらに、第4の実施例について説明する。前記第1の実施例と同一の工程は省略し、特徴的な工程ついてのみ説明する。また、同一部分には同一符号を付している。即ち、第1の実施例における図5(D)に示すように、第1層のHDP膜18を堆積した後、この実施例における図11(A)に示すように、PSZ膜などの塗布工程を行わず、そのままCMP工程を行う。
この時、CMP研磨剤(スラリー)には、コロイダル・シリカをベースとしたものを用い、ナトリウム(Na)のような添加物が少ないものを選択する。このCMP処理によって、図11(A)のように、スラリー41が、HDP膜の不完全な埋め込み溝40に入り込み、残留する。
しかし、前記スラリー41はケイ酸を主成分とする単一粒子であるため、バファード弗酸により容易に溶解することができる。この時、溝周囲のHDP膜とのエッチング速度については、スラリーが粒状でエッチング面積が広く、HDP膜の膜質の方がより熱酸化膜に近いので、HDP膜に対するスラリーのエッチングレート比は約5以上という差がある。また、Naなどの添加物は、量の少ないものを選んでいるため、図11(B)のように、水洗により除去することができる。その結果、図11(C)のような第2の凹部20を有する構造体が形成される。前記HDP膜における前記凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比が緩和される。その後の工程は第1の実施例と同様であるので、図7(K)のような所望のSTI構造が得られる。
また、前記スラリー41がHDP膜の不完全な溝40の中に残留したままでもよい場合について説明する。即ち、適当な酸および水洗によりスラリー内の添加物を除去した後、HDP膜と残留物が埋め込まれた構造体に対して、図6(H)のように第2層目のHDP膜21を形成する。これらの酸化膜を緻密化するための後続のアニール処理するプロセスにおいて、スラリー残留物は粒子同士が溶融してポーラスな領域として存在することになる。結果として、図11(D)に示すように、図8(O)のシリカ膜と同様に、結晶化したポーラス膜42を内包したHDP膜21の埋め込み形状が得られる。
前記した構造の特徴を説明すると以下のとおりである。即ち、熱収縮の大きなPSZ塗布膜を用いた場合、例えば、STI内に内包した形で残るPSZ膜の場合、熱処理を施した際、ポーラスな膜とはならず、両隣りのシリコン基板およびフローティングゲート部などに対し、引張り応力を発生させる。結果として、シリコン膜中に転位や点欠陥を生じさせ、最悪の場合、STI内の埋め込み膜が縦方向にへき開してしまう可能性がある。第1の実施例の場合(図8(O))は、PSZ膜(シリカ膜)の領域が狭いため、前記したようなへき開は発生しないが、STI構造のスケールダウンに伴い、塗布膜のSTI内での占有領域が増大することで、このような問題が深刻化する。
しかしながら、前記スラリーを原料として形成されたポーラス領域が、前記したSTI内部応力を緩和するバッファ膜として働くことになり、欠陥やへき開などの不具合を抑制することが可能となる。また、塗布液はシリカ系被膜形成用塗布液等であり、PSZに限定されない。
次に、実施の態様を示すと、下記のようになる。
(1)前記第1の絶縁膜はHDP膜からなる。
(2)前記塗布膜はPSZ膜からなる。
(3)塗布液はシリカ系被膜形成用塗布液等であり、PSZに限定されない。
(4)前記塗布膜を水蒸気雰囲気中において高温で熱処理してSiO膜(シリカ膜)に転化している。
(5)酸化性雰囲気または不活性ガス雰囲気において熱処理を行い、下層に形成されたHDP膜を緻密化(デンシファイ)する処理および上層に形成されたPSZ膜が変化したSiO膜の中に残留しているNHやHOなどを放出させて緻密化する処理を行い、より密度の高いSiO膜に変化させる。
(6)前記塗布膜を前記第2の絶縁膜に変換した後、この第2の絶縁膜をRIE法によりエッチバックする。しかる後、2層目のHDP膜を形成する。
(7)前記塗布膜はフォトレジスト膜のようにキュアによる硬化処理後に無機材料となる材料を塗布した後、ベーク処理を行う。
(8)埋め込まれたフォトレジスト膜は灰化処理により除去する。
(9)平坦化した表面の高さがトンネル酸化膜の高さ位置より上方にある。
(10)70nm幅世代以降では、平坦化した表面の高さがトンネル酸化膜の高さ位置より下方にある。
(11)1層目及び2層目のHDP膜を形成した後、不活性ガス雰囲気下で熱処理を行い、緻密化する。
(12)シリカ膜の一部が残るように、第2層のHDP膜をSTI内に埋め込み、HDP膜中にシリカ膜が内包された形状となる。
(13)酸および水洗によりスラリー内の添加物を除去した後、HDP膜と残留物が埋め込まれた構造体に対して、第2層目のHDP膜を形成する。これらの酸化膜を緻密化するための後続の熱処理プロセスにおいて、スラリー残留物は粒子同士が溶融して結晶化したポーラス膜を内包したHDP膜の埋め込み形状が得られる。
(14)HDP膜中に内包した多孔質な無機材料膜の少なくとも一部は、STI内部応力を緩和するバッファ膜として働く。
(15)前記凹部内に残留するスラリーを薬液で除去する前に水洗して水溶性の不純物を除去する。
(16)ポーラス膜は、スラリー残留物の粒子同士が溶融して形成される。
(17)フラッシュメモリあるいはCMOSロジック製品のSTI埋め込みに適用される。
通常のフラッシュメモリセル構造を模式的に示す平面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 (A)−(C)は本発明の第1の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (D)−(F)は本発明の第1の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (G)−(I)は本発明の第1の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (J)−(L)は本発明の第1の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (M)−(O)は本発明の第1の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (A)−(D)は本発明の第2の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (A)−(C)は本発明の第3の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。 (A)−(D)は本発明の第4の実施例によるSTI構造の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10…半導体基板、11…トンネル酸化膜、12、13…ポリシリコン膜、14…シリコン窒化膜、15…マスク層、17…トレンチ、18…HDP膜、181…第1の凹部、182…緻密化したHDP膜、19…溶液、191…シリカ膜、20…第2の凹部、21…2層目のHDP膜、211…緻密化した2層目のHDP膜、22…ONO膜、23…制御ゲート電極、24…層間絶縁膜、25…ソース・ドレイン領域、30、31、32…開口部、40…埋め込み溝、41…スラリー、42…ポーラス膜

Claims (6)

  1. 半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチに第1の凹部を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜に形成された前記第1の凹部を埋め込むように塗布膜を形成する工程と、
    前記塗布膜を第2の絶縁膜に変換する工程と、
    前記第2の絶縁膜を平坦化して前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜を露出する工程と、
    前記第1の凹部から少なくとも前記第2の絶縁膜を除去して前記トレンチ内に形成された前記第1の凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比を緩和し、第2の凹部を形成する工程と、
    前記第2の凹部を埋め込むように前記半導体基板の表面上に第3の絶縁膜を形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第3の絶縁膜を平坦化しエッチバックする工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチに凹部を有する第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜の上側をスラリーを用いたCMP法により平坦化する工程と、
    少なくとも前記トレンチ内の前記第1の絶縁膜に形成された前記凹部内に残留する前記スラリーを薬液で除去して前記第1の絶縁膜に具備された前記凹部のアスペクト比に対して、そのアスペクト比を緩和する工程と、
    前記凹部を埋め込むように前記半導体基板の表面上に第2の絶縁膜を形成する工程とを
    具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 各メモリセルを分離するためのSTI構造において、トレンチにより分離された活性領域には前記各メモリセルを形成するトンネル絶縁膜と前記トンネル絶縁膜上に設けられたフローティングゲートとを有し、
    少なくとも前記フローティングゲートの高さまで前記トレンチ内に埋め込まれた第1のCVD系酸化膜と、前記第1のCVD系酸化膜上に形成された第2のCVD系酸化膜とを含むことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記第1のCVD系酸化膜には、多孔質な無機材料膜が内包されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記第1のCVD系酸化膜が、HDP膜であることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体装置。
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