JP2008252479A - プロジェクタ付きカメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクタ付きカメラ10は、光学像を投影する投射ユニット60と、電池103の残量情報を検出する検出手段107と、検出手段107で検出された残量情報に基づいて投射ユニット60の連続投影時間を制限する制御手段101とを備える。
【選択図】図3
Description
(2)請求項1に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、残量情報および投射ユニットによる投影輝度に基づいて投射ユニットの連続投影時間を制限するのが好ましい。
(3)請求項3に記載の発明によるプロジェクタ付きカメラは、光学像を投影する投射ユニットと、投射ユニットで発生する熱を示す情報に基づいて投射ユニットの連続投影時間を制限する制御手段とを備えることを特徴とする。
(4)請求項3に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、投射ユニットによる投影輝度に基づいて投射ユニットの連続投影時間を制限するのが好ましい。
(5)請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、連続投影時間は、投射ユニットが投影コンテンツを替えながら投影するスライドショー投影時間であってもよい。
(6)請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、連続投影時間に応じて投影コンテンツの再生速度を変えるように投射ユニットをさらに制御するのが好ましい。
(7)請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、連続投影時間に応じて投影コンテンツの再生時間を延ばすように投射ユニットをさらに制御するのが好ましい。
(8)請求項7に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、投影コンテンツの再生時間を遅くする、または投影コンテンツを繰り返し投影するように投射ユニットを制御するのが好ましい。
(9)請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、制御手段は、連続投影時間に応じた投影コンテンツを選んで投射ユニットに投影させるのが好ましい。
(10)請求項10に記載の発明によるプロジェクタ付きカメラは、光学像を投影する投射ユニットと、電池の残量情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された残量情報に基づいて投射ユニットの連続投影時間を制限する第1制御手段と、投射ユニットで発生する熱を示す情報に基づいて投射ユニットの連続投影時間を制限する第2制御手段と、第1制御手段による制限値および第2制御手段による制限値のいずれか一方を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
(11)請求項10に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、選択手段は、短い方の制限値を選択するのが好ましい。
≪電子カメラ≫
図1は、本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付き電子カメラの正面図である。図1において、電子カメラ10の前面には、撮影レンズ71と、投影レンズ61と、レーザ光源部13と、フラッシュ光源部21とが配設されている。電子カメラ10の上面には、ズームスイッチ11と、レリーズボタン12と、プロジェクタボタン14とが配設されている。レリーズボタン12は、電子カメラ10に撮影を指示するための操作部材である。ズームスイッチ11は、電子カメラ10にズームダウンまたはズームアップを指示するための操作部材である。プロジェクタボタン14は、電子カメラ10に投射を指示するための操作部材である。
カメラモジュール70は、撮影レンズ(撮影光学系)71と、イメージセンサ72と、レンズ駆動回路73と、撮影制御回路74とを含む。イメージセンサ72としては、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮影制御回路74は、CPU101からの指示によりイメージセンサ72およびレンズ駆動回路73を駆動制御するとともに、イメージセンサ72から出力される撮像信号(蓄積電荷信号)に対して所定の画像処理を行う。画像処理は、ホワイトバランス処理やガンマ処理などである。
カメラモジュール70は、撮影レンズ71を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ71のフォーカス調節を行う。オートフォーカス調節を行う場合のCPU101は、イメージセンサ72で撮像された画像信号のうち、フォーカス検出エリア(たとえば撮影画面中央)に対応する画像信号についての高周波数成分の積算値(いわゆる焦点評価値)を最大にするように、フォーカス調節信号を撮影制御回路74へ送る。焦点評価値を最大にするフォーカスレンズの位置は、イメージセンサ72によって撮像される被写体像のエッジのボケをなくし、画像のコントラストを最大にする合焦位置である。
カメラモジュール70は、撮影レンズ71を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ71の光学ズーム調節を行う。CPU101は、操作部材109(ズームスイッチ11)からのズーム操作信号に応じてズーム調節信号を撮影制御回路74へ送る。
プロジェクタモジュール60は、投影レンズ(投影光学系)61と、液晶パネル62と、LED光源63と、投射制御回路64と、レンズ駆動回路65とを含む。投射制御回路64は、CPU101から出力される投影指示に応じてLED光源63に駆動電流を供給する。LED光源63は、供給された電流に応じた明るさで液晶パネル62を照明する。
投影レンズ61が光軸と直交する向きにシフトされることにより、プロジェクタモジュール60から射出される光束の射出方向が変化し、投射像がオフセットされる。投射像のオフセットは、投影レンズ61をシフトさせて行う他にも、液晶パネル62、LED光源63を光軸に対して垂直方向にシフトさせて行う構成としてもよい。すなわち、投影レンズ61と液晶パネル62の相対的位置関係を光軸に垂直な方向に変化させることで、投射像のオフセットを実現できる。
投影レンズ61、液晶パネル62、LED光源63の一部を光軸に対して垂直方向にシフトさせる際には、そのシフト量に応じて投影するデータに対するキーストン補正を行う。投射像に上記オフセットを与えるだけでは投射像が台形状に変化するので、CPU101は、投射像を台形状から長方形状に補正するために画像処理による電気的なキーストン補正を施す。CPU101内のメモリには、あらかじめ投射像を方形状に補正するための初期補正値が記憶されている。CPU101は、オフセット調節量に対応する初期補正値を読み出し、読み出した初期補正値を元に投影する像のデータに対するキーストン補正処理をメモリ102上で施し、キーストン補正処理後の画像データを投射制御回路64へ送出する。
投影レンズ61を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタモジュール60は投射像のフォーカス調節を行う。CPU101は、操作部材109からの操作信号に応じてフォーカス調節信号を投射制御回路64へ送る。
投影レンズ61を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタモジュール60は投射像のズーム調節を行う。CPU101は、操作部材109からの操作信号に応じてズーム調節信号を投射制御回路64へ送る。
プロジェクタモジュール60は、CPU101の指示により下記ソース1.〜ソース3.のいずれかによるコンテンツを投影および再生する。CPU101は、操作部材109からソース切替え操作信号が入力されるごとに、投影画像をソース1.→2.→1.…の順に切替えるように、各画像に対応する画像データをプロジェクタモジュール60へ送出する。
ソース2.外部インターフェイス回路106から入力されたデータによる再生画像
図4は、クレードル50の回路構成を説明するブロック図である。図4において、クレードル50には、CPU501と、メモリ502と、操作部材503と、ハードディスクドライブ(HDD)504と、電源回路506と、検出スイッチ508と、プロジェクタインターフェース(I/F)回路510と、ステレオスピーカーシステム509と、外部インターフェイス(I/F)回路505とが備えられ、バッテリ507およびメモリカード508が装着されている。
電子カメラ10は、連続投影時間の上限を、たとえば10分に制限する。電子カメラ10は投影開始後10分が経過した場合、プロジェクタボタン14が押下操作されなくても自動的に投影を停止させる。この場合、制限時間の1分前になった場合(本例では投影開始から9分経過)、投影像に重ねて「まもなく10分です」というメッセージを投影表示させる。電子カメラ10は、制限時間の30秒前になった場合(本例では投影開始から9分30秒経過)、投影像に重ねて「あと30秒です」というメッセージを投影表示させる。
電子カメラ10は、撮影用の電池残量を確保するようにプロジェクタモジュール60を投影制御する。クレードル50上に載置された電子カメラ10がクレードル50から電力供給を受けた状態でプロジェクタモジュール60に投影を開始させた後に、電子カメラ10にクレードル50から電力が供給されなくなった場合、電子カメラ10は、たとえば「接続を戻してください」というメッセージを投影像に重ねて投影表示させる。電子カメラ10は30秒のカウントダウンを開始し、「あと○○秒で終了します」というメッセージを投影表示させる。
電子カメラ10は、撮影用の電池残量を確保するようにプロジェクタモジュール60を投影制御する。クレードル50上に載置された電子カメラ10がクレードル50から電力供給を受けた状態でプロジェクタモジュール60に投影を開始させた後に、電子カメラ10にクレードル50から電力が供給されなくなった場合、電子カメラ10は、バッテリ103の残容量(電池電圧)に基づいて、投影を継続できるか否かを判定する。具体的には、電子カメラ10が単独で(クレードル50からの電源供給なしで)上記(1)の制限時間まで投影を続行した場合に、投影終了後もなお所定枚数(たとえば5枚)の撮影に必要な残容量を確保できるのであれば投影継続可を判定する。投影継続可を判定した電子カメラ10は、そのまま投影を継続し、上記制限時間に達したら自動的にプロジェクタモジュール60に投影を停止させる。
電子カメラ10は、液晶モニタ108に表示したメニュー選択画面においてプロジェクタモジュール60による投影輝度の設定操作を受け付ける。電子カメラ10は、設定された輝度およびバッテリ103の残容量(電池電圧)、電子カメラ10内の発熱状態(放熱状態)に基づいて見込み連続投影時間を演算し、演算した投影時間を示す表示を液晶モニタ108に行う。演算方法は、上記(1)の制限時間と同様である。
電子カメラ10は、投影するコンテンツの標準再生時間、または演算済みの制限時間まで投影を継続できるように、バッテリ103の残容量(電池電圧)および投影時間に基づいて輝度を演算し、演算した輝度で投影するようにプロジェクタモジュール60へ指示を行う。
電子カメラ10は、バッテリ103の残容量(電池電圧)、および設定された輝度に基づいて見込み連続投影時間を演算し、演算した投影時間内に最後まで再生が可能なコンテンツを自動的に選ぶ。コンテンツは、メモリカード104内のもの、および外部インターフェイス回路106から入力されるもののいずれでもよい。
電子カメラ10は、バッテリ103の残容量(電池電圧)、および設定された輝度に基づいて見込み連続投影時間を演算し、演算した投影時間内に最後まで再生が終了するように、コンテンツの再生速度を自動的に変更する。具体的には、動画コンテンツの標準再生時間が見込み連続投影時間より長い場合、当該動画コンテンツの再生速度を速める。
電子カメラ10は、上記(1)の制限時間、またはあらかじめ指示された時間の間投影を続けるために、コンテンツの再生速度を自動的に変更する。具体的には、所定の投影時間に比べてコンテンツ数が少ない場合、コンテンツの再生時間を延ばす。再生時間を延ばす態様として、(イ)1コンテンツ当たりの再生速度を遅くして再生時間を長く延ばす態様と、(ロ)1コンテンツ当たりの再生時間は変えることなく、一連のコンテンツの再生を繰り返し行うことにより、全体の再生時間を長くする態様とが、選択可能に構成される。
(1)バッテリ103の電圧に基づいてプロジェクタモジュール60の連続投影時間を制限するので、たとえば、バッテリ103の残量がなくなる前に投影を終了させることができる。
60…プロジェクタモジュール
70…カメラモジュール70
101…CPU
103…バッテリ
107…電源回路
108…表示モニタ
Claims (11)
- 光学像を投影する投射ユニットと、
電池の残量情報を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された残量情報に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限する制御手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項1に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記残量情報および前記投射ユニットによる投影輝度に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 光学像を投影する投射ユニットと、
前記投射ユニットで発生する熱を示す情報に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限する制御手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項3に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記投射ユニットによる投影輝度に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記連続投影時間は、前記投射ユニットが投影コンテンツを替えながら投影するスライドショー投影時間であることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記連続投影時間に応じて前記投影コンテンツの再生速度を変えるように前記投射ユニットをさらに制御することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記連続投影時間に応じて前記投影コンテンツの再生時間を延ばすように前記投射ユニットをさらに制御することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項7に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記投影コンテンツの再生時間を遅くする、または前記投影コンテンツを繰り返し投影するように前記投射ユニットを制御することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項5に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記制御手段は、前記連続投影時間に応じた前記投影コンテンツを選んで前記投射ユニットに投影させることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 光学像を投影する投射ユニットと、
電池の残量情報を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された残量情報に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限する第1制御手段と、
前記投射ユニットで発生する熱を示す情報に基づいて前記投射ユニットの連続投影時間を制限する第2制御手段と、
前記第1制御手段による制限値および前記第2制御手段による制限値のいずれか一方を選択する選択手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項10に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記選択手段は、短い方の制限値を選択することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。
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