JP5245362B2 - プロジェクタ付きカメラ - Google Patents
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Description
(2)請求項3に記載のプロジェクタ付きカメラは、撮像ユニットと、投影ユニットと、撮像ユニットが撮像した画像データを用いて投影ユニットの投影光の強さおよび投影像のコントラスト調整値を演算する演算手段と、投影ユニットが投影する面を投影前に撮像ユニットで撮像するとともに、演算手段が演算した投影光の強さおよびコントラスト調整値で投影ユニットが投影を開始するように撮像ユニットおよび投影ユニットをそれぞれ制御する制御手段と、演算手段によって投影ユニットによる上限を超える投影光の強さが必要と演算された場合、これを知らせる報知手段とを備え、報知手段は液晶表示部材で構成され、画像データを用いて取得した明るさ情報に応じて表示輝度が制御されることを特徴とする。
カメラモジュール70は、撮影レンズ(撮影光学系)71と、イメージセンサ72と、レンズ駆動回路73と、撮影制御回路74とを含む。イメージセンサ72には、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮影制御回路74は、CPU101からの指示によりイメージセンサ72およびレンズ駆動回路73を駆動制御するとともに、イメージセンサ72から出力される撮像信号(蓄積電荷信号)に対して所定の画像処理を行う。画像処理は、ホワイトバランス処理やガンマ処理などである。
プロジェクタモジュール60は、投影レンズ(投影光学系)61と、液晶パネル62と、LED光源63と、投射制御回路64と、レンズ駆動回路65とを含む。投射制御回路64は、CPU101から出力される投影指示に応じてLED光源63に駆動電流を供給する。LED光源63は、供給された電流に応じた明るさで液晶パネル62を照明する。
プロジェクタモジュール60は、再生モード時に、CPU101の指示により下記ソース1.またはソース2.のいずれかによるコンテンツを投影および再生する。CPU101は、操作部材109からソース切替え操作信号が入力されるごとに、投影画像をソース1.→2.→1.…の順に切替えるように、各画像に対応する画像データをプロジェクタモジュール60へ送出する。
ソース2.外部インターフェイス回路106から入力されたデータによる再生画像
本実施形態は、投影モード時に行う動作に特徴を有するので、以下はこの点を中心に説明する。図4は、CPU101が行う処理の流れを説明するフローチャートである。CPU101は、撮影モード時または再生モード時に操作部材を構成するプロジェクタボタン14から操作信号が入力されると、プロジェクタモジュール60を起動させるとともに、図4の処理を行うプログラムを起動する。ユーザーは、電子カメラ10の投影レンズ61をスクリーン側へ向けて電子カメラ10を机上などに載置する。
[1]明るさが第1所定値を超える場合、投影否を決定する。LED光源63を最大光量で発光させてもスクリーン上にユーザーが観察可能な投影像を得られないからである。
LCD表示処理の詳細について、図5のフローチャートを参照して説明する。図5のステップS221において、CPU101はプロジェクタモジュール60の投影光の強さ(LED光源63の発光量)が限界か否かを判定する。CPU101は、図4のステップS13において上記[1]を決定した場合、ステップS221を肯定判定してステップS222へ進む。
(1)プロジェクタモジュール60から投影を始める前にカメラモジュール70でスクリーンを含めて撮像し、取得した画像データを用いて投影条件(LED光源63の発光量、コントラスト調整値)を演算する。プロジェクタモジュール60から投影を始める際、演算により決定した発光量でLED光源63を発光させ、決定したコントラスト調整値を用いて液晶パネル62を駆動するようにしたので、投影当初から適切に投影制御できる。
以上の説明では、明るさ情報について撮像素子72で撮像された画像データから取得する例を説明したが、撮像素子72と異なる測光センサからの検出信号を用いて明るさ情報を取得するように構成してもよい。
60…プロジェクタモジュール
70…カメラモジュール
101…CPU
108…液晶モニタ
Claims (5)
- 撮像ユニットと、
投影ユニットと、
前記撮像ユニットが撮像した画像データを用いて前記投影ユニットの投影光の強さおよび投影像のコントラスト調整値を演算する演算手段と、
前記投影ユニットが投影する面を投影前に前記撮像ユニットで撮像するとともに、前記演算手段が演算した投影光の強さおよびコントラスト調整値で前記投影ユニットが投影を開始するように前記撮像ユニットおよび前記投影ユニットをそれぞれ制御する制御手段とを備え、
前記演算手段は、前記画像データを用いて取得した明るさ情報が所定値を超えた場合に投影光を強めるように演算し、前記画像データを用いて取得した距離情報が所定範囲を超えた場合、および取得した距離情報が前記所定範囲未満の場合には、それぞれ投影否とすることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項1に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記演算手段は、前記画像データを用いて取得した明るさ情報に応じて前記コントラスト調整値を異ならせるように演算することを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 撮像ユニットと、
投影ユニットと、
前記撮像ユニットが撮像した画像データを用いて前記投影ユニットの投影光の強さおよび投影像のコントラスト調整値を演算する演算手段と、
前記投影ユニットが投影する面を投影前に前記撮像ユニットで撮像するとともに、前記演算手段が演算した投影光の強さおよびコントラスト調整値で前記投影ユニットが投影を開始するように前記撮像ユニットおよび前記投影ユニットをそれぞれ制御する制御手段と、
前記演算手段によって前記投影ユニットによる上限を超える投影光の強さが必要と演算された場合、これを知らせる報知手段とを備え、
前記報知手段は液晶表示部材で構成され、前記画像データを用いて取得した明るさ情報に応じて表示輝度が制御されることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項3に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記報知手段はさらに、前記画像データを用いて取得した距離情報が所定範囲を超えた場合および取得した距離情報が前記所定範囲未満の場合には、それぞれを知らせることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。 - 請求項3または4に記載のプロジェクタ付きカメラにおいて、
前記液晶表示部材は、最小表示輝度を基準として、前記明るさ情報が明るいほど表示輝度が高められることを特徴とするプロジェクタ付きカメラ。
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