JP2000228755A - 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体

Info

Publication number
JP2000228755A
JP2000228755A JP11029439A JP2943999A JP2000228755A JP 2000228755 A JP2000228755 A JP 2000228755A JP 11029439 A JP11029439 A JP 11029439A JP 2943999 A JP2943999 A JP 2943999A JP 2000228755 A JP2000228755 A JP 2000228755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
unit
essence
time
video software
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11029439A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Fukuda
徹 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEDIA LINK SYSTEM KK
Original Assignee
MEDIA LINK SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEDIA LINK SYSTEM KK filed Critical MEDIA LINK SYSTEM KK
Priority to JP11029439A priority Critical patent/JP2000228755A/ja
Publication of JP2000228755A publication Critical patent/JP2000228755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、スポーツ番組の内容を短時間で的確に
把握するのに好適な映像ソフト表示装置及びその為のプ
ログラムを記録した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 映像ソフトのうち、単数又は複数のショ
ットの内容を代表する代表映像(エッセンスユニットE
U)が選択されている部分については当該代表映像を再
生し、それ以外の部分については、当該映像ソフトを早
送り(RU)で再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像ソフト表示装置
及びその為のプログラムを記録した記憶媒体に関し、特
に、スポーツ番組の内容を短時間で的確に把握するのに
好適な映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記
録した記憶媒体に関する(映像ソフト=映像ソフトウェ
アの略記)。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープ、レーザディスク、DV
D、地上波テレビ放送、ケーブルテレビ、衛星放送等、
映像ソフトがあふれている世界では、見たい映像を早く
探し、それを短時間で見るというニーズが出てくる(D
VD=デジタルバーサタイルディスクの略記。テレビ=
テレビジョンの略記)。しかし、従来のビデオテープレ
コーダ、DVDプレーヤ等では、録画映像を時間節約し
て見る方法と言えば、早送りぐらいしか方法が無かっ
た。
【0003】そこで出願人は、平成9年特許願第304
862号、平成10年特許願第33984号等により、
映像ソフトから要約或いはエッセンスユニットを抽出し
表示する、という手法を提案した。要約、エッセンスユ
ニットは、映像ソフトの要点を端的に表わすもので、視
聴者(ユーザ)は、これらを見ることで、通常なら長時
間掛かる映像ソフトの内容の把握を、極めて短時間のう
ちに的確に済ますことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、技術は常に改
善が求められる。このため、これら発明に関し更に研究
を進めたところ、以下の如き課題が見つかった。即ち、
上記先の発明では、一つのショット或いは複数のショッ
ト(セグメント)の中から数秒程度の要約或いはエッセ
ンスユニットを抽出し、これのみを順次画面に表示する
ようにしていた。ところで、映像ソフトのジャンルは多
岐に亘る。このため、例えば野球、サッカーその他のス
ポーツ中継の如きものをこの手法で表示した場合、その
表示内容は、アナウンサーが解説をしている部分、ホー
ムラン、ゴールシーンなどの歓声が大きい部分などが中
心となる。
【0005】しかし、このようなスポーツ中継等の場
合、ゲームの推移その他、番組全体の流れが掴めてこ
そ、その面白さや内容を理解することが出来るという面
もある。このため、上記先の出願に係る表示内容だけで
は、いささか不十分との感があり、更なる改善が望まれ
た。
【0006】本発明の目的は、このような新たな要望に
応えること、特に、スポーツ番組の内容を短時間で的確
に把握するのに好適な映像ソフト表示装置及びその為の
プログラムを記録した記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1又は請求項2記載の発明では、映像ソフトのうち、
単数又は複数のショットの内容を代表する代表映像が選
択されている部分については当該代表映像を再生し、そ
れ以外の部分については、当該映像ソフトを早送りで再
生する。
【0008】(作用)本発明では、代表映像(要約、エ
ッセンスユニット等)が表示されない部分も早送りで見
るようにした。代表映像にはその部分の歓声等の存在状
態に応じた評価点数が付けられ、視聴者が設定した時間
に合わせてこれらの中から点数の高いものが選択され
る。先の出願では、このような代表映像のみの再生だっ
たので、点数の低いものは再生されなかった。
【0009】しかし本発明では、その部分が早見モード
で表示される。従って、視聴者は短時間の間にその番組
全体の映像を見ることが出来るようになる。このような
表示手法が好適な映像ソフトとしては、例えば、従来そ
れを見るとき早送りモードと通常モードとを交互にしな
がら見ていたようなものがあり、具体的には、プロ野球
中継、サッカー、歌番組などがある。なお、以下の説明
では、本発明に係る映像ソフトの表示手法をスポーツV
E、平成10年特許願第33984号でVEと称してい
た表示手法をノーマルVEと称す(VEはビデオエッセ
ンスの意)。
【0010】本発明スポーツVEは、例えばエッセンス
ユニットEUと早見ユニットRUとで構成される(図
9。RUは Rapid Unit の意)。エッセンスユニットEU
は、平成10年特許願第33984号で提案したもの
で、映像ソフト内の重要部分を抽出したものである。こ
の中から、そのとき指定された再生時間に合わせて評価
の高いものを選択し、それを音声付きで通常速度で再生
する。早見ユニットRUは、本発明で新たに提案する概
念で、上記エッセンスユニットが選択されなかった部分
のオリジナル映像を、所望の早送り速度で再生するもの
をいう。このように、オリジナル映像がエッセンスユニ
ット或いは早見ユニットRUの何れかで表示されること
で、番組全体を表示でき、視聴者は試合の流れ等を的確
に把握出来るようになる。
【0011】なお、要約、エッセンスユニットの詳細に
ついては上記先の各出願の記載を援用するが、簡単に言
えば、どちらも、音声その他映像ソフトの構成要素の状
態変化に着目して抽出するもので、要約は、単一のショ
ットからそのような状態変化に着目して抽出されるも
の、エッセンスユニットは、関連あるものとして纏めら
れた複数のショット(セグメント)から同様にして抽出
されるものである。
【0012】また、本発明は、要約やエッセンスユニッ
トだけでなく、これらに類する種々の省略形式の映像も
利用可能であり、それと早見ユニットRUとを組合わせ
て表示することが可能である。請求項の「代表映像」は
このような映像をも包含する。また、このあと説明する
実施の形態例では、平成10年特許願第33984号で
提案したエッセンスユニットEUをこの代表映像の例と
して用いている。この実施の形態例による説明で、本発
明の内容は十分理解可能と思われる。要約についてわざ
わざ先の出願を参照する必要性は無いように思う。ま
た、平成9年特許願第304862号では、映像の切り
替わり位置から次の切り替わり位置までの一連のフレー
ムのことを「カット」と称した。これは「ショット」と
称する方が的確と思料される。本明細書ではこちらを使
用する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示実施の
形態例に基いて説明する。 1.始めに用語とそれに関する説明をする。 ・オリジナル映像(図1参照。以下同じ。) テレビ放送、ビデオ映像をデジタル録画した全体の映
像。 ・カット カメラの切り替え点、連続した映像の切れ目。 ・ショット カットからカットまでの映像。 ・セグメント ショットをつないで区切りのいい長さにした映像。始め
のセグメントから終わりのセグメントまでを繋げば元の
オリジナル映像となる。 ・セグメントリスト(表1) セグメントを管理するための表。スポーツVE、オリジ
ナルVE、オリジナル映像の切替操作、これらをスキッ
プ送りしてみる場合などに用いる。
【0014】・エッセンスユニット(EU) セグメントの中からその部分を端的に表わすものとして
抽出された映像。効果音、文字、セリフ(人の声)等の
AV要素(映像ソフト構成要素)が存在するか否か等を
基準にして抽出する(平成10年特許願第33984号
で説明している)。 ・エッセンスユニット評価 各エッセンスユニットをAV要素の種類、長さ(持続時
間)、全体構成等により採点する。 ・エッセンスユニットリスト(表2) エッセンスユニットを管理するための表。 ・セグメント/エッセンスユニット対応リスト(図3デ
ータ蓄積部19内) セグメントNO.と、対応するエッセンスユニットN
O.を記録したもの。
【0015】・映像の構成(図2) 映像はタイトル、オープニング、中間部、エンディング
により構成される。 ・タイトル 映像ソフトの表題部。スポーツVEが作成されている映
像ソフトは、そのタイトル画が一覧で表示される(図1
1)。 ・オープニング 映像スタート後の導入部。コンテンツの概要や全体を把
握する上で重要である。 ・中間部 中間部では、視聴者を映像の世界に引き込み、その内容
を把握してもらえるようにストーリが構成され、カメラ
ワーク、セリフ、BGM、テロップ等の要素が盛り込まれ
る。中間部は絞り込んでいく部分や盛り上がりのある部
分等いろいろなシーンによって構成される。 ・エンディング オリジナルビデオは一般的に最後の数シーンに纏められ
る。この中で結末への導入と結論、最後のEND/FINE/
終、の文字は重要である。 ・AV要素(映像ソフト構成要素) AV要素の中では、効果音、テロップ、対象物、セリフ
の有無が重要と解される(図3データ蓄積部19内「要
素データ」)。
【0016】2.実施の形態例の構成 次に、実施の形態例のスポーツVEプレーヤ100の構
成を説明する。図3に於て、11はTV受信部であり
(TV=テレビジョン)、視聴者が選択した1又は複数
局のTV放送を受信する。受信データは入力制御部12
でデジタル化され、映像ソフト蓄積部13(メモリ、ハ
ードディスク等)に蓄積される。14はビデオテープデ
ッキであり、ここで再生された映像信号及び音声信号も
入力制御部12でデジタル化され、映像ソフト蓄積部1
3に蓄積される。
【0017】16は光ディスクプレーヤであり、視聴者
が所望するレーザディスク、DVDその他の光ディスク
のデータを読み出す。TV放送やビデオテープの信号を
デジタル化したのは、後の処理及び再生の際の読出しを
容易にするためである。従ってDVDのように既にデジ
タル化されているものについてはデジタル化する必要は
なく、後の処理の際、直接その媒体からデータを読み出
す。17はインターネット接続部であり、視聴者が所望
するホームページ等から映像ソフトを受信し、映像ソフ
ト蓄積部13に蓄積する。なおインターネットから取得
するものもデジタル化されているので、そのまま映像ソ
フト蓄積部13に蓄積する。
【0018】18はカット判別部である。カット判別部
18は、光ディスク(16)或いは映像ソフト蓄積部1
3から読み出される映像ソフトの映像データの変化に着
目し、夫々のカット位置を検出する。カット位置は、例
えば、上記平成9年特許願第304862号に記載の手
法や、書籍「ビデオデータベースシステム」などに開示
された手法で判別できる。なお、書籍「ビデオデータベ
ースシステム」の原書名は「VIDEO DATABASE SYSTEMS(I
ssues,Product,and Applications)」、著者は、Ahmed
K.Elmagarmid ほかであり、出版は、Kluwer Academic P
ublishers、出版社所在地は、米国マサチューセッツ州
ノーウェル市である。
【0019】詳細はこれらの記載を援用するが、参照の
手間を省くため、平成9年特許願第304862号に記
載した手法を一例としてここに記述する。 (1)ピクセルの集約処理 画像は2次元的な広がりとして例えば640x400と
いうような点(ピクセル)の集まりで表現される。テレ
ビ映像ではこのような画像が1秒間に30枚供給され
る。処理を簡単にする為に、ここではピクセルの集約化
を行う。例えば4×4の点で集約すれば、原映像は1/
16のデータ量にすることができ、8×8で取り出せ
ば、1/64に集約できる。こうすると、ズームアップ
/ズームダウンのときや、ゆっくりと画像が変化すると
きなどの画像の変化を捨象する働きがある。
【0020】このような処理を行なった各点について、 a(t,x,y) をとりだす。ここに、t:時刻 x,y:集約した映像
の座標 a:その点(x,y)の色の値であり、a=R
+G+Bなどとするのが一般的である(R,G,Bは3
原色情報の値)。
【0021】(2)時間方向の集約化処理 時間的に変化する映像データは、そのまま扱うには冗長
であり、またムダも多い。そこで、前記処理を行なった
各点のデータa(t,x,y)に対して、例えば映像の時
間的な差分比較処理をする。これは、上記処理後の各点
について、時間的な変化を見るもので、 d(t,x,y)=a(t,x,y)−a(t−△t,
x,y) で求められる。ここに、△tは適宜の時間幅である。
【0022】これを画像全体(x,y)について集計す
る。式で表わせば、
【数1】 となる。これは、時間的に△tだけ隣り合う2枚の画像
の間の変化量(差分)を示している。
【0023】(3)カット位置、ショットの判別 ここで値が大きい順に、Da(t)をN個とりだす。こ
のようにして取り出したDa(t)の例を図14に示
す。値が大きいところ、例えばCS1,CS2は、そこ
で画像に大きな変化があり、そこはカット位置である可
能性が高い。従って、このCS1とCS2とをカット位
置とし、その間を一つのショットとする。このようにし
て検出された各ショットのデータは、データ蓄積部19
に蓄積される(図3データ蓄積部19内「ショットデー
タ」)。
【0024】実施の形態例の説明に戻る。図3に於て、
21は要素検出部であり、処理対象映像ソフトの各構成
要素、例えば効果音,テロップ,セリフ,対象物,音楽
その他の構成要素の存在状態を検出する。これらのデー
タはデータ蓄積部19に蓄積される(データ蓄積部19
内「要素データ」)。これら構成要素の検出は、映像ソ
フトを蓄積する際に行なって、映像ソフトと共に蓄積し
ておくと良い。これらは、後述するセグメントの形成、
エッセンスユニットの抽出、エッセンスユニットの評
価、選択などに利用されるので、こうしておくことで、
後の処理が早くなる。
【0025】なお、セリフは例えばスペクトラムを参照
して存在を確認する。また人の話声は言葉と言葉の間に
通常0.5秒位のブランクがあるので、これも判断要素
に使える。対象物の検出は、例えば次のように行なう。
先ず、各画像を例えば縦横3つづつの9個の領域に分け
る。次いで、夫々の領域に属する各ピクセルについて、
その画像成分の分布、例えば各ピクセルの輝度分布を検
出する。輝度は例えば10段階に分ける。この結果、例
えば各領域のピクセル数は 28,444個であり、そのう
ち、画面中央の領域では、一番輝度の低い段階のピクセ
ルが 1,000個、その次のものが 1,500個,… というよ
うに、夫々の領域のピクセルの画像成分の分布が求めら
れる。
【0026】次いで、中央の領域の画像成分の分布と、
周辺の領域の画像成分の分布の差分を求める。求められ
た差分の例を図15に示す。縦軸はこの差分の百分率、
横軸は、映像ソフトの先頭からのフレーム番号であり、
差分は、各フレームについて求めている。この事例の場
合、概ね差分が60%(一点鎖線で表示)を越えている
部分では、画像の中に人物その他の対象物、即ち、その
映像ソフトの内容を端的に表わすものが存在した。
【0027】従って、差分の大きさを適宜に設定するこ
とで、画像の中に何らかの対象物が存在することを検出
することが出来る。この手法により対象物として検出さ
れた具体的なものは、背景は部屋の中で、画面中央に
パソコンディスプレイが映っている、背景はビルで、
画面中央に人物が映っている、背景は景色で、画面中
央にトンネルを出て来る電車が映っている、などであっ
た。
【0028】22はセグメント形成部で、前記各ショッ
トデータに基き、その持続時間はどのくらいか、二つの
ショットの間で連続する効果音、テロップ、セリフが存
在するかなどを確認し、単一または複数個のショットか
ら成るセグメントを形成する。そのデータはデータ蓄積
部19に蓄積される(データ蓄積部19内「セグメント
リスト」。表1)。23はエッセンスユニット抽出部
で、上記判別(形成)されたセグメントのデータに基
き、エッセンスユニットを抽出する。このデータもデー
タ蓄積部19に蓄積される(図6。データ蓄積部19内
「エッセンスユニットリスト」、「セグメント/エッセ
ンスユニット対応リスト」)。
【0029】24はエッセンスユニット評価部で、上記
抽出された各エッセンスユニットに付随する効果音その
他の映像ソフト構成要素の存在状態を評価し、これらエ
ッセンスユニットについて、言わば点数付けを実行す
る。この場合、スポーツ番組に適するよう、評価する構
成要素や、その重み付けを適宜調整すると良い。このデ
ータもデータ蓄積部19に蓄積される(データ蓄積部1
9内「エッセンスユニット評価リスト」。表2)。26
はユーザインタフェースで、不図示キーボード、マウ
ス、ディスプレイ27、その上に配置される各ボタン
(図12「HOME」ほか)等を備えており、視聴者は
これらを操作して所望するスポーツVEを視聴する。
【0030】再生制御部28は、ユーザインタフェース
26を介して視聴者からスポーツVEの再生(プレイ)
の指示があった場合、そのとき所望されている再生時間
に合致するようにエッセンスユニットを選択する。そし
て、このエッセンスユニットが選択された部分について
は、当該エッセンスユニットを通常の再生速度で再生す
る。音声も付ける。また、エッセンスユニットが選択さ
れなかった部分については早見ユニットRUを再生す
る。早見ユニットRUは、視聴者が指定した速度n(倍
率)でオリジナル映像を早送り再生するものである。
【0031】早見ユニットRUの早送り速度は2〜5倍
程度が好ましい。通常のビデオテープの早送りは例えば
10倍であるが、これでは、少し早くてゲームの流れ等
を掴みにくい。この再生制御部28が、請求項1にいう
再生制御手段に当たり、ここで実行される処理が、請求
項2にいう当該代表映像を再生或いは当該映像ソフトを
早送り再生する処理に当たる。
【0032】3.エッセンスユニット抽出プロセス 次に、エッセンスユニット抽出プロセスについて図7を
引用して説明する。なお括弧書きは、その処理を主とし
て実行する構成を表わす。 (1)デジタル録画(入力制御部12) ・図3を引用した先の説明で述べたとおり、先ずテレビ
放送、ビデオ映像(ビデオテープ等からの映像)につい
て、それをデジタル化し、フレーム番号をとり、フレー
ム番号を指定することによりランダムアクセス可能なフ
ァイルとして映像ソフト蓄積部13に保存する(図7
「録画操作」)。これがオリジナル映像である(図7
「オリジナル映像」)。
【0033】(2)カット判別、セグメント(映像の区
切り)形成。 ・カットを判別(検出)し、カットからカットまでをシ
ョットとする(カット判別部18。図7「カット判
別」)。 ・1秒以下のショットSSはその前のセグメントに付け
る(図5。セグメント形成部)。なお1秒には限定され
ない。 ・セリフ、テロップがカットをまたがっている場合、そ
のカット前後の2つのショットを繋ぐ(図5セグメント
形成部22。図7「セグメント形成」)。
【0034】(3)セグメントリスト作成 ・セグメントが決定したら、通しNO.を付け、各セグ
メントの開始/終了フレームNO.をとり、セグメント
リストを作成する(セグメント形成部22。図7「リス
ト形成」)。 ・セグメントリストはセグメントNO.、セグメント開
始フレームNO.、セグメント終了フレームNO.など
で構成される(表1。図7「セグメントリスト」)。
【0035】(4)エッセンスユニットの抽出(エッセ
ンスユニット抽出部23。図7「エッセンスユニット
(EU)」) (定義) ・エッセンスユニットEUはセグメントの主要部を抜き
出して作られる。 ・1セグメントより1エッセンスユニットを作る。 ・エッセンスユニット切り出しの優先順は、例えば、効
果音(歓声)、セリフ(アナウンサーの声)、テロップ
(文字)、人物などとする(図6)。
【0036】(プロセス) ・そのセグメントに効果音があった場合で、その区間
(T1)+前後1.5秒にセリフ及び文字がない場合、
その区間(T1)+3秒間、合計T2の区間をエッセン
スユニットEUとして切り出す(図4)。ここでは、所
定しきい値THLを越えた音声信号(T1の部分)を効
果音としている。 ・前後の3秒間の間に、セリフ、文字が出てきた場合、
セリフ、文字が切れるまでエッセンスユニットEUをの
ばす。
【0037】・セグメントに効果音がない場合、セリフ
が存在する部分をエッセンスユニットEUとして切り出
す。 ・セリフの部分に文字が出てきた場合、文字が切れるま
でエッセンスユニットEUをのばす。 ・セグメントに効果音、セリフが無い場合、文字の部分
をエッセンスユニットEUとして切り出す。
【0038】・同一セグメントに複数の効果音、セリフ
又は文字がある場合、最初に出てきた効果音、セリフ、
文字の部分を優先させる。 ・セグメントに効果音、セリフ、文字がない場合、例え
ば最初から2秒間をエッセンスユニットEUとする。こ
れは、セグメント化するに当たり、短いショットは前の
ショットに連結することとしたので、セグメントの後の
方から抽出すると、この短いショット部分を抽出してし
まう可能性があり、これでは、ショットが短かくなって
見にくくなる畏れがあるからである。
【0039】・エッセンスユニットEUを抜き出した
ら、最初の0.5秒は徐々に音量を大きくして行き、終
りの0.5秒間は徐々に絞っていく。こうしておくと、
後でエッセンスユニットEUとエッセンスユニットEU
とを繋いだとき、そこで音楽がプッツリと切れる感じが
無くなり、音がスムーズに繋がる。
【0040】(5)エッセンスユニットEUの評価(エ
ッセンスユニット評価部24。図7「EU評価」) ・採点(評価)要素は例えば下記のものとする。 効果音=10点 セリフ= 2点 文字 = 2点 対象物= 1点 音楽 = 1点 スポーツ番組等の特徴に合わせたエッセンスユニットE
Uが抽出されるよう、拍手や歓声のポイントを更に大き
くするなどしても良い。
【0041】・各要素の長さはフレーム数で表わす。 ・採点方法は各採点要素×フレーム数 の合計とする。 ・全体構成による採点アップ 始まりから10%部迄はオープニング部として、その部
分の合計点数を10%アップする(図2)。最後の5%
部をエンディング部として、その部分の合計点数を10
%アップする(図2)。
【0042】(6)エッセンスユニットリストの内容
(表2。図7「EUリスト」) ・エッセンスユニットNo. スタートからエンド迄のエッセンスユニットの通し番号 ・エッセンスユニットポイント 各エッセンスユニットの評価点(評価ポイント) ・エッセンスユニットタイム 各エッセンスユニットのフレーム数
【0043】(7)セグメント/エッセンスユニット対
応リストの内容(図3データ蓄積部19内) ・セグメントNO.とエッセンスユニットNO.から成
る。
【0044】4.スポーツVE操作用画面 スポーツVEの録画、再生等の処理は、主として、ライ
ブラリーパネル(図11)、プレイパネル(図12)、
INDEX画面(図13)等から成る操作画面の表示及びこ
れらに対する視聴者のマウス操作によって実行される。
以下、夫々について説明する。 (1)ライブラリーパネル(図11) ・映像ソフト蓄積部に保存されている映像を端的に表現
する静止画像(タイトル画)の表示を行なう。この画面
で、視聴者は、マウス又はキーボード使用し、映像ソフ
ト蓄積部13に収録されているオリジナル映像ファイル
の管理、例えば、見たいオリジナル映像(番組)の検索
や呼び出し、オリジナル映像データからのエッセンスユ
ニット抽出、プレイ画面の呼び出しやインデックス画面
呼び出し等を行う。各部分の詳細は以下のとおり。
【0045】・タイトル画 最も評価点が高いエッセンスユニットEUの最初の画像
1枚をサムネイル化し、そのオリジナル映像を代表する
画像として表示する。各タイトル画の下には、その映像
ソフトのタイトル(標題)が表示される。 ・タイトル入力ウィンドウ35 視聴者が所望するオリジナル映像のタイトルを必要に応
じ手入力する。画面上の適宜位置にそのウィンドウが表
示される。
【0046】・EU生成実行ボタン33 このボタンはライブラリーパネル(図11)上に配置さ
れる。これがクリックされたら、オリジナル映像からエ
ッセンスユニットEUとインデックス(図13)用のサ
ムネイル画面の生成を行なう。エッセンスユニット生
成、サムネイル生成処理がされたオリジナル映像のタイ
トル画(図11)には、VEマーク(不図示)が表示され
る。 ・各タイトル画像又はタイトル名をクリックすると、画
面がプレイパネル(図12)に変わり、クリックされた
タイトル画がフル画面表示される。
【0047】(2)プレイ画面(図12) プレイ(再生)画面は、上記ライブラリーパネル(図1
1)で視聴者が選択した映像ソフトのオリジナル映像や
スポーツVEを表示したり、オリジナル映像を再生した
り、インデックス画面を呼び出したりする為に使用され
る。各部の詳細は以下のとおり。 ・「HOME」ボタン これをクリックするとライブラリーパネル(図11)へ
戻る。 ・「INDEX」ボタン プレイ中或いは選択されている映像ソフト(番組)につ
いてのインデックス画面(図12)を表示する。
【0048】・「SVE/VE/OR」ボタン(38) スポーツVE(SVE)の再生、VEの再生(VE)、オリ
ジナル映像の再生(OR)の切替を行なう。プレイ中にこ
のボタン38をクリックすると、順にモードが切り替わ
り、そのモードでの再生が実行される。切替後のモード
は画面上に一時的に表示される(図11モード表示ウィ
ンドウ32)。
【0049】「SVE/VE/OR」の切替処理について スポーツVE再生中に、ノーマルVE再生に切り替える
には、単に早見ユニットRUの表示を省略し、エッセン
スユニットEUのみを順に表示すれば良い。スポーツV
Eからオリジナル映像へ切り替えるには、セグメント/
エッセンスユニット対応リストを参照し、再生中のエッ
センスユニットEUに対応するセグメントNO.を引き
出してセグメントリストを参照し、当該セグメントN
O.からセグメント開始フレームNO.を引き出し、再
生すべきオリジナル映像のフレームNO.を決定すれば
良い。オリジナル映像再生中にスポーツVEやノーマル
VEへ切り替えるには、同じく上記各リストを参照し、
再生中のオリジナル映像のフレームに対応するセグメン
トNO.を引き出し、これから、対応するエッセンスユ
ニットEUの開始フレームを探し出し、そこから再生す
れば良い。
【0050】プレイ画面(図12)の説明に戻る。 ・「START/STOP」ボタン スポーツVE、VE又はオリジナル映像の再生/停止を
行なう。 ・「<SKIP>」ボタン 再生中の各モードの映像のスキップ送り及びスキップ戻
りを行なう。
【0051】「スキップ」について スポーツVEを再生中にスキップ送りボタンが操作され
た場合は、次のエッセンスユニットEU又は早見ユニッ
トRUの開始フレームから再生する。スキップ戻りボタ
ンが操作された場合は、再生中のエッセンスユニットの
1つ前のエッセンスユニットEU又は早見ユニットRU
の開始フレームから再生する。オリジナル映像を再生中
にスキップ送りボタンが操作された場合は、再生中のセ
グメントの次のセグメントから再生する。スキップ戻り
ボタンが操作された場合は再生中のセグメントの1つ前
のセグメントの開始フレームから再生する。なおスキッ
プに関する動作はこれに限定されない。
【0052】再度プレイ画面(図12)の説明に戻る。 ・VE時間設定/プレイ位置表示バー(符号31) 「設定」ボタン36を押してこのバー31をドラッグ
し、プレイ時間の設定を行う。 ・「TITLE」ボタン 再生中の映像ソフトのタイトル(ファイル名)を表示す
る。
【0053】「プレイ時間に対応したエッセンスユニッ
トの選択」について VE時間設定/プレイ位置表示バー31で設定するプレ
イ時間は、ここでは、スポーツVEのトータルの表示時
間、即ち各エッセンスユニットEUの表示時間と、それ
らの間に表示される各早見ユニットRUの表示時間の総
合計の時間とする。視聴者は、この所要時間で1本の映
像ソフトについてのスポーツVE全体を視聴することが
できる。
【0054】上記VE時間設定/プレイ位置表示バー3
1がドラッグされたとき、再生制御部28は、該ドラッ
グによって視聴者が設定したトータル時間、例えば30
分という時間で、選択エッセンスユニット及びその間を
埋める各早見ユニットRUの表示が終了するように、そ
のときの表示対象エッセンスユニットEUを選択する。
このとき、視聴者が指定した時間Toのうち、どの位が
エッセンスユニットEUを表示する時間Teとなるか
は、下記式で求められる。 Te=(n/(n−1))Ts−(1/(n−1))To … (式1)
【0055】この式1は、以下のようにして導出され
る。即ち、スポーツVEの表示時間Tsは、選択された
各エッセンスユニットEUの表示時間の総計Teと、そ
れが選択されなかった部分について早送りで表示される
早見ユニットRUの表示時間Teの総計であり、それ
は、 Ts=Te+Tr … (式2) と表わされる。このうち、右辺のTr、即ち早見ユニッ
トRUの表示時間は、 Tr=(1/n)(To−Te) … (式3) と表わされる。この式3を式2に代入して整頓すると、
上記式1が求められる。
【0056】具体例を挙げる。例えば録画されたスポー
ツ番組の長さToが2時間、視聴者が設定したスポーツ
VE再生時間Teが30分、早送り速度nが5倍であっ
たとする。この場合のエッセンスユニットEUが表示さ
れる時間Teは、上記「式1」によれば7分30秒であ
る。再生制御部28は、エッセンスユニットリスト(表
2)を参照し、評価点の高いものから順に、その総計時
間が7分30秒に達するまでエッセンスユニットEUを
選択する。例えば、1個のエッセンスユニットEUの表
示時間が平均5秒であったとすると、凡そ90個のエッ
センスユニットEUが選択される。
【0057】「早見速度nの設定について」前述の設定
ボタン36(図12)をクリックしたときは、早見速度
設定ウィンドウ34も表示される。ここにはそのとき設
定されている早見速度n倍が表示される。変更したいと
きは、倍数nの表示枠をクリックして新たな値を設定
し、変更を要しないときは、その侭にしておいて「STAR
T/STOP」ボタン37をクリックする。なお、早見速度
は、プレイ途中でもそれを中断することなく自由に変更
できる。
【0058】再生制御部28は、これに応動して、この
倍率n及びバー31で設定されているスポーツVEの表
示時間Teに合致するように、前記エッセンスユニット
EUの選択を実行する。そして、選択された各エッセン
スユニットEU、及びそれが選択されなかった部分を埋
めるところの各早見ユニットRUを、オリジナルの映像
と同じ順序で順に表示する。なお、スポーツVEの再生
中は、そのフレームが映像全体の中でどの辺りにあるか
をバー31の位置で表示する。これで、視聴者は今番組
のどの辺りを見ているかを容易に認識することができ、
残りの所要時間も認識できる。
【0059】(3)インデックス画面 次にインデックス(INDEX)画面(図13)について説
明する。この画面は、プレイ画面(図12)の「INDE
X」ボタンをクリックすることで表示される。 ・タイトル名 所望するタイトル名(番組名)をここに入力する。な
お、ここをクリックしたら図11のライブラリーパネル
が表示され、そこでクリックしたものが、このタイトル
名の欄に取り込まれるようにしても良い。
【0060】・サムネイル画 再生制御部28は、上記選択が行なわれると、そのタイ
トルの映像ソフトからサムネイル画を取り出し、画面上
に表示する。サムネイル画は、その映像ソフトの各部分
を端的に示すもので、ここでは、各エッセンスユニット
EUの最初の画像をサムネイル化したものである。これ
をクリックするとプレイパネル(図12)へ戻り、該ク
リックされたサムネイル画が存在した位置から、その映
像ソフトが再生される。このときの再生モードは、スポ
ーツVE、オリジナルVE、通常の再生何れでも良い
が、直前に実行されていた表示モードとするのも良いで
あろう。
【0061】5.スポーツVEの実行手順(図8) スポーツVEは以下の如く実行される。 ・タイトル選択 …プレイ画面(図12)で「HOM
E」キーをクリック。ライブラリーパネル(図11)が
表示される。この画面では、エッセンスユニット抽出処
理済みの映像ソフトのタイトル画とタイトルが表示され
る。所望のタイトルまたはタイトル画をクリック(図8
「タイトル選択」)。
【0062】・スポーツVEプレイ …図11プレイ画
面の下のモード切替ボタン「SVE/VE/OR(3
8)」を1回クリックすると、画面中にそのときのモー
ドが表示される(図12では「モード:SVE(3
2)」と表示)。このボタン38のクリックで、モード
が循環するので、所望のモードにする。本発明に係るの
はスポーツVEなので、ここでは「SVE」モードにし
たとする(図8「スポーツVEクリック」)。
【0063】・プレイ時間/早送り速度の設定 …スポ
ーツVE再生時、視聴者は、必要に応じ、前述の手順で
再生時間Ts或いは早送り速度nを設定する。それ以前
に設定されていた値の侭で良ければ、この設定は不要で
ある。 ・EU選択 …再生制御部28は、EU,RU再生時間
の合計が設定されたプレイ時間Tsに合うように、前述
の手順で、評価点の高い順にエッセンスユニットEUを
選択する(図8)。 ・エッセンスユニットリスト …ここで選択されたエッ
センスユニットEUのデータを保持するもので、スポー
ツVE再生時に参照される。
【0064】・スポーツVE再生 …エッセンスユニッ
トEUが選択された部分については、それを、又、エッ
センスユニットEUが選択されなかった部分については
早見ユニットRUをディスプレイ27上に再生する(図
8「スポーツVE再生」)(図9)。
【0065】・他のモードへ移行? …スポーツVEと
ノーマルVEとの切替を始め、スキップ動作、サムネイ
ル画(図12)からの再生、オリジナル映像のみの再
生、エッセンスユニットEUのみの再生、オリジナル映
像早送りなどが考えられる。これらの処理は、再生制御
部28により、セグメントリスト(表1)又はエッセン
スユニットリスト(表2)を参照して実行される。な
お、単位映像(セグメント又はエッセンスユニット)毎
にスキップ進み/戻り操作を実行可能にするのも良い
(連続的に操作することでパラパラめくりにもなる)。
【0066】6.インデックスからの映像呼出し(図1
0) インデックス画面(図13)を利用した映像ソフト再生
について説明する。 ・INDEX画面呼出し …プレイ画面(図12)の「INDE
X」ボタンをクリックすると図13のINDEX画面が表示さ
れる。 ・見たいサムネイル画像を選択 …タイトル名を入力或
いは選択すると、再生制御部28が、そのタイトルの映
像ソフトからサムネイル画を取り出して画面上に表示す
る。所望するサムネイル画をクリックする。
【0067】・サムネイル画像に対応するオリジナル映
像を再生 …上記クリックに応動して、プレイパネル
(図12)が表示され、クリックされたサムネイル画が
存在した位置から、その映像ソフトが再生される。 ・モード設定 …このときの再生モードは任意だが、こ
こではスポーツVEが指定されたものとする。 ・プレイ時間/早送り速度設定、EU選択、EUリスト
生成、スポーツVE再生…スポーツVEのモードに設定
されたことに応動して、図8の後半で実施されるのと同
じ処理が実行される。
【0068】以下、変形例について説明する。本発明は
テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダー、DVD
/レーザディスクプレーヤその他、種々のオーディオビ
デオ関連の家庭電化製品に組み込むことが出来る。アプ
リケーションプログラムの形にしてパーソナルコンピュ
ータ上でも実施出来る。この場合はCD−ROMに格納
して配布したり、ネットワークを介して配布することに
なる。映像ソフト製作側に於て、セグメント、エッセン
スユニット、その評価点等を求め、これを映像ソフトに
付加してDVD等に格納し、視聴者側で、この付加情報
を利用して、設定された再生時間に合致するようにエッ
センスユニットを選択し再生するようにしても良い。映
像ソフトの入手経路は例示した4つに限られない。例え
ばケーブルテレビジョンその他、例示しない種々の形態
での入手が考えられる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項2記載の発明では、映像ソフトのうち、単数又は複数
のショットの内容を代表する代表映像が選択されている
部分については当該代表映像を再生し、それ以外の部分
については、当該映像ソフトを早送りで再生するように
した。従って、洪水のように映像ソフトが溢れる中、視
聴者は短時間で、その番組全体を見ることができ、特
に、プロ野球中継、サッカー等のスポーツ中継番組の内
容を、一層的確に把握することが出来るようになる。な
お、歌番組その他、従来それを見るとき早送りモードと
通常モードとを交互にしながら見ていたような番組につ
いても本発明は特に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像ソフトの構成の一例(詳細)を示す図。
【図2】映像ソフトの構成の一例(概略)を示す図。
【図3】実施の形態のスポーツVEプレーヤの構成を示
すブロック図。
【図4】音声出力の一例を示すグラフ。
【図5】ショットとセグメントとの関係の例を示す図。
【図6】セグメントとエッセンスユニットとの関係の例
を示す図。
【図7】録画・EU生成の手順例を示すフローチャー
ト。
【図8】スポーツVEプレイ(再生)時の処理手順例を
示すフローチャート。
【図9】スポーツVEの全体構成の例を示す図。
【図10】INDEX画面からのスポーツVEプレイ(再
生)時の処理手順例を示すフローチャート。
【図11】ライブラリーパネル(HOME画面)の例を
示す正面図。
【図12】プレイ画面の例を示す正面図。
【図13】INDEX画面の例を示す正面図。
【図14】映像データの差分とカット位置の関係例を示
すグラフ。
【図15】Y(輝度)分布の差分の例を示すグラフ。
【符号の説明】
11…TV受信部 12…入力制御
部 13…映像ソフト蓄積部 14ビデオテー
プデッキ 16…光ディスクプレーヤ 17…インター
ネット接続部 18…カット判別部 19…データ蓄
積部 21…要素検出部 22…セグメン
ト形成部 23…エッセンスユニット抽出部 24…エッセン
スユニット評価部 26…ユーザインタフェース 27…ディスプ
レイ 28…再生制御部 29…スピーカ 31…VE時間設定/プレイ位置表示バー 32…モード表示ウィンドウ 33…EU生成
実行ボタン 34…早見速度設定ウィンドウ 35…タイトル
入力ウィンドウ 36…設定ボタン(早見速度の) 37…START/ST
OPボタン 38…モード切替ボタン 100…スポーツ
VEプレーヤ。
【表1】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 520Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像ソフトのうち、単数又は複数のショ
    ットの内容を代表する代表映像が選択されている部分に
    ついては当該代表映像を再生し、それ以外の部分につい
    ては、当該映像ソフトを早送りで再生する再生制御手段
    を備えたことを特徴とする映像ソフト再生装置。
  2. 【請求項2】 映像ソフトのうち、単数又は複数のショ
    ットの内容を代表する代表映像が選択されている部分に
    ついては当該代表映像を再生し、それ以外の部分につい
    ては、当該映像ソフトを早送りで再生する処理をコンピ
    ュータ上で実行する為のプログラムを記録したことを特
    徴とする映像ソフト表示処理の為のプログラムを記録し
    た記憶媒体。
JP11029439A 1999-02-08 1999-02-08 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体 Pending JP2000228755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11029439A JP2000228755A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11029439A JP2000228755A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000228755A true JP2000228755A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12276177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11029439A Pending JP2000228755A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000228755A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049354A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-20 Sony Corporation Content searching/presenting system and method, and storage medium
JP2008252479A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nikon Corp プロジェクタ付きカメラ
JP2015177471A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士通株式会社 抽出プログラム、方法、及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049354A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-20 Sony Corporation Content searching/presenting system and method, and storage medium
JP2008252479A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nikon Corp プロジェクタ付きカメラ
JP2015177471A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士通株式会社 抽出プログラム、方法、及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8832732B2 (en) Controlled multi-media program review
US7333712B2 (en) Visual summary for scanning forwards and backwards in video content
US20030063130A1 (en) Reproducing apparatus providing a colored slider bar
KR100423772B1 (ko) 인터랙티브한재생진행의성능을향상시킨멀티미디어광디스크,재생장치및재생방법
JP4683281B2 (ja) 再生システム、再生装置、再生方法、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP4692775B2 (ja) 映像コンテンツ再生支援方法、映像コンテンツ再生支援システム、及び情報配信プログラム
JP4556752B2 (ja) コマーシャル視聴制御機能を有する録画再生装置
JP2001510310A (ja) プログラム生成
JP4387408B2 (ja) Avコンテンツ処理装置、avコンテンツ処理方法、avコンテンツ処理プログラムおよびavコンテンツ処理装置に用いる集積回路
JP2003283993A (ja) 映像情報記録再生装置及び映像情報記録再生方法
JPH10232884A (ja) 映像ソフトウェア処理方法及び映像ソフトウェア処理装置
JP4650288B2 (ja) 再生制御装置、再生制御方法、およびプログラム
JP2008312183A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JPH11220689A (ja) 映像ソフト処理装置及び同処理プログラム記録記憶媒体
JP3640615B2 (ja) ダイジェスト作成装置
JP2008103802A (ja) 映像合成装置
JP4276042B2 (ja) 索引データ生成装置、索引データ生成方法、索引データ生成プログラムおよびそれを記録した情報記録媒体、並びに、コンテンツデータ再生装置、コンテンツデータ再生方法、コンテンツデータ再生プログラムおよびそれを記録した情報記録媒体
JP2000228755A (ja) 映像ソフト表示装置及びその為のプログラムを記録した記憶媒体
JPH1169281A (ja) 要約生成装置及び映像表示装置
JPH1188807A (ja) 映像ソフト再生方法、映像ソフト処理方法、映像ソフト再生プログラムを記録した媒体、映像ソフト処理プログラムを記録した媒体、映像ソフト再生装置、映像ソフト処理装置及び映像ソフト記録媒体
JP2003264771A (ja) 信号記録再生装置、信号記録再生方法、並びに信号記録再生プログラムを記録している媒体
JP2008153920A (ja) 動画像一覧表示装置
JP5002227B2 (ja) 再生装置
JP2005328329A (ja) 映像再生装置と映像録画再生装置と映像再生方法
JPH10327386A (ja) 映像情報蓄積装置