JP2003283993A - 映像情報記録再生装置及び映像情報記録再生方法 - Google Patents

映像情報記録再生装置及び映像情報記録再生方法

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JP2003283993A
JP2003283993A JP2002088452A JP2002088452A JP2003283993A JP 2003283993 A JP2003283993 A JP 2003283993A JP 2002088452 A JP2002088452 A JP 2002088452A JP 2002088452 A JP2002088452 A JP 2002088452A JP 2003283993 A JP2003283993 A JP 2003283993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組のジャンルが異なっても、特徴シーンを
適切に抽出して要約映像を作成してダイジェスト再生す
ることができ、また、ユーザーにとってより適切な要約
映像を作成してダイジェスト再生をすることができる映
像情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 インデキシング部18は、映像データに
ついて、各シーンに分割するとともに、各シーンに顔領
域があるか、無音区間の最後が含まれているか等を検出
して各種特徴量を検出する。また、各特徴量を重み付け
積算することにより得た値を評価することにより、重要
シーンを抽出してダイジェスト再生に用いるシナリオを
作成する。シナリオはシナリオ保持部24に保持され
る。該重み付けは、ジャンルに応じて異なる値が設けら
れていて、また、あるジャンルについても、優先順位が
設けられた複数の重み付けパターンを設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データの再生
装置に関するものであり、特に、映像データのダイジェ
スト版を生成して再生する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像情報のダイジェスト版を
作成して再生する装置が存在する。つまり、プロフェッ
ショナル用途と一般の消費者用途とを問わず、大量の映
像データの中から視聴したいものを見つけるには、多大
な時間と労力を必要とする。例えば、VTRの早送り再
生により見たい番組を見つけることも可能ではあるが、
時間と労力を要することになる。これに対処するため、
要約映像を作成することにより、該要約映像を通じて大
まかに映像の内容を把握する装置や方法が提案されてい
る(特開平10−32773号、特開平11−2393
22号、特開平11−176038号)。
【0003】また、特開2000−350124号で
は、テレビジョン番組を録画する際に、番組の映像や音
声を解析し、番組の中で特徴的と思われるシーンを抽出
し、該シーンを縮小静止画像として生成、保存してお
き、映像をブラウジングする際には、該縮小静止画像を
再生データに用いている。例えば、特徴シーンを抽出す
る際には、シーンの変わり目、カメラの動き、色の変
化、テロップの有無や内容等の点を抽出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の場
合では、1つの基準に基づいて特徴シーンを抽出してい
るので、番組によっては必ずしも重要なシーンを抜き出
しているとはいえない場合がある。例えば、通常、ニュ
ースでは、各ニュース項目が開始される先頭シーンが重
要であるのに対して、ドラマや歌番組では、出演者のア
ップシーン等が重要であるといえ、番組のジャンル(種
類としてもよい)によって重要なシーンも異なるにも拘
わらず、1つの基準によって特徴シーンを抽出すると、
番組によっては、重要でないシーンを抽出してしまうお
それがある。
【0005】そこで、本発明は、番組のジャンルが異な
っても、特徴シーン、すなわち、その番組にとって重要
なシーンを適切に抽出して要約映像を作成してダイジェ
スト再生することができる映像情報記録再生装置を提供
するとともに、ユーザーにとってより適切な要約映像を
作成してダイジェスト再生をすることができる映像情報
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、映像
情報の記録・再生を行う映像情報記録再生装置であっ
て、映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、映像情報
における各シーンごとに複数種類の特徴量を検出する特
徴量検出手段と、映像情報のジャンルごとに定められた
基準で、該特徴量を評価するための基準に従い、検出さ
れた特徴量を評価する評価手段と、該評価手段による評
価結果に基づき、該シーン又は該シーンの一部を特定す
る情報である特定情報を記憶することにより、該特定情
報からなるシナリオデータを記憶するシナリオ記憶手段
と、該シナリオ記憶手段に記憶されたシナリオデータに
基づいて、該映像情報記憶手段に記憶された映像データ
から、所定のシーン又は該シーンの一部を読み出して再
生を行うシナリオ再生手段と、を有することを特徴とす
る。
【0007】この第1の構成の映像情報記録再生装置に
おいては、上記映像情報記憶手段に映像情報が記憶され
る。また、上記特徴量検出手段は、映像情報における各
シーンごとに複数種類の特徴量を検出する。そして、上
記評価手段は、映像情報のジャンルごとに定められた基
準で、該特徴量を評価するための基準に従い、検出され
た特徴量を評価する。さらに、シナリオ記憶手段は、該
評価手段による評価結果に基づき、該シーン又は該シー
ンの一部を特定する情報である特定情報を記憶すること
により、該特定情報からなるシナリオデータを記憶す
る。このようにして、ダイジェスト再生をする際のシナ
リオが各基準ごとにシナリオ記憶手段に記憶されるの
で、上記シナリオ再生手段は、映像情報記憶手段に記憶
された映像データから、所定の基準に基づくシナリオデ
ータに基づいて、所定のシーン又は該シーンの一部を読
み出して再生を行う。よって、映像情報のジャンルごと
に定められた基準に従ってシナリオが作成されて、該シ
ナリオに基づきダイジェスト再生されるので、番組のジ
ャンルが異なっても、番組のジャンルごとに最適なダイ
ジェスト再生を行うことが可能となる。
【0008】また、第2には、映像情報の記録・再生を
行う映像情報記録再生装置であって、映像情報を記憶す
る映像情報記憶手段と、映像情報における各シーンごと
に複数種類の特徴量を検出する特徴量検出手段と、該特
徴量検出手段により検出された特徴量を複数種類の基準
に従いそれぞれ評価する評価手段と、該評価手段による
評価結果に基づき、該シーン又は該シーンの一部を特定
する情報である特定情報を各基準ごとに記憶することに
より、各基準ごとに該特定情報からなるシナリオデータ
を記憶するシナリオ記憶手段と、該シナリオ記憶手段に
記憶されたシナリオデータのうちの所定の基準に基づく
シナリオデータに基づいて、該映像報記憶手段に記憶さ
れた映像データから、所定のシーン又は該シーンの一部
を読み出して再生を行うシナリオ再生手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0009】この第2の構成の映像情報記録再生装置に
おいては、上記映像情報記憶手段に映像情報が記憶され
る。また、上記特徴量検出手段は、映像情報における各
シーンごとに複数種類の特徴量を検出する。そして、上
記評価手段は、該特徴量検出手段により検出された特徴
量を複数種類の基準に従いそれぞれ評価する。さらに、
シナリオ記憶手段は、該評価手段による評価結果に基づ
き、該シーン又は該シーンの一部を特定する情報である
特定情報を各基準ごとに記憶することにより、各基準ご
とに該特定情報からなるシナリオデータを記憶する。こ
のようにして、ダイジェスト再生をする際のシナリオが
各基準ごとにシナリオ記憶手段に記憶されるので、上記
シナリオ再生手段は、映像情報記憶手段に記憶された映
像データから、所定の基準に基づくシナリオデータに基
づいて、所定のシーン又は該シーンの一部を読み出して
再生を行う。よって、複数の基準に基づいてダイジェス
ト再生のシナリオが複数作成されるので、ユーザーは、
異なる基準に基づいたシナリオによるダイジェスト再生
を見ることができ、映像情報を概観しやすくなるととも
に、重要シーンを見つけやすくなる。よって、ユーザー
にとってより適切なダイジェスト再生が可能となる。例
えば、登場人物を把握したい場合には、顔領域が存在す
るシーンに重きをおいた基準に従ったシナリオを再生す
ればよい。
【0010】また、第3には、上記第2の構成におい
て、上記評価手段が、さらに、映像情報のジャンルごと
に定められた基準で、該特徴量を評価するための基準に
従い、検出された特徴量を評価することを特徴とする。
よって、映像情報のジャンルごとに定められた基準に従
ってシナリオが作成されて、該シナリオに基づきダイジ
ェスト再生されるので、番組のジャンルが異なっても、
番組のジャンルごとに最適なダイジェスト再生を行うこ
とが可能となる。さらに、ある番組について、複数の基
準に基づいてダイジェスト再生のシナリオが複数作成さ
れるので、ユーザーは、異なる基準に基づいたシナリオ
によるダイジェスト再生を見ることができ、映像情報を
概観しやすくなるとともに、重要シーンを見つけやすく
なる。
【0011】また、第4には、上記第1又は第3の構成
において、上記評価手段が、各特徴量について重み付け
を行なうための重み係数が各特徴量ごとに設けられた重
み係数群が、複数種類のジャンルについてそれぞれ設け
られた重み係数記憶部を有し、上記評価手段は、映像情
報のジャンルに対応する重み係数群を用いて特徴量を評
価することを特徴とする。
【0012】また、第5には、上記第2の構成におい
て、上記評価手段が、各特徴量について重み付けを行な
うための重み係数が各特徴量ごとに設けられた重み係数
群が優先順位に従い複数設けられた重み係数記憶部を有
し、上記評価手段は、各重み係数群を用いてそれぞれ特
徴量を評価することにより、該特徴量を複数種類の基準
に従い評価することを特徴とする。
【0013】また、第6には、上記第3の構成におい
て、上記評価手段が、重み係数群集合であって、各特徴
量について重み付けを行なうための重み係数が各特徴量
ごとに設けられた重み係数群が優先順位に従い複数設け
られた重み係数群集合を複数のジャンルについてそれぞ
れ有する重み係数記憶部を有し、上記評価手段は、映像
情報のジャンルに対応する重み係数群集合における複数
の重み係数群を用いてそれぞれ特徴量を評価することに
より、該特徴量を複数種類の基準に従い評価することを
特徴とする。
【0014】また、第7には、上記第4の構成におい
て、上記評価手段は、各特徴量と対応する重み係数とを
乗算した値を積算した値を、所定のしきい値と比較し、
該積算した値が該所定のしきい値よりも大きいか否かを
判定することを特徴とする。
【0015】また、第8には、上記第5又は第6の構成
において、上記評価手段は、各特徴量と対応する重み係
数とを乗算した値を積算した値を、所定のしきい値と比
較し、該積算した値が該所定のしきい値よりも大きいか
否かを判定することを特徴とする。このようにして、検
出された特徴量を評価する。
【0016】また、第9には、上記第7又は第8の構成
において、上記シナリオ記憶手段は、上記積算した値が
上記所定のしきい値よりも大きい場合に、そのシーン又
は該シーンの一部を特定する情報である特定情報を記憶
していくことを特徴とする。
【0017】また、第10には、上記第7から第9まで
のいずれかの構成において、上記評価手段は、評価に用
いる複数種類のしきい値を有し、各しきい値に基づいて
評価を行い、また、上記シナリオ記憶手段は、各しきい
値に基づく評価結果に基づき、各しきい値ごとにシナリ
オデータを記憶することを特徴とする。
【0018】また、第11には、上記第1又は第3又は
第4又は第6又は第7又は第8又は第9又は第10の構
成において、上記映像情報記録再生装置が、さらに、入
力された受信データであって、映像情報と、該映像情報
のジャンルを特定するための情報とを含む受信データ
を、該映像情報と、該映像情報のジャンルを特定するた
めの情報とに分離する分離手段を有し、上記評価手段
は、該分離手段で分離された映像情報のジャンルを特定
するための情報に基づいて、評価を行うことを特徴とす
る。これにより、映像情報のジャンルについては、該映
像情報のジャンルを特定するための情報に基づいて検出
すればよい。
【0019】また、第12には、上記第2又は第3又は
第4又は第5又は第6又は第7又は第8又は第9又は第
10又は第11の構成において、上記映像情報記録再生
装置は、ある映像情報について上記シナリオ記憶手段に
記憶された複数のシナリオデータのうち、シナリオ再生
手段により再生を行うのに使用するシナリオデータを選
択するシナリオ選択手段を有することを特徴とする。こ
れにより所定のシナリオデータを選択して、該シナリオ
データに基づきダイジェスト再生することが可能とな
る。
【0020】また、第13には、上記第2又は第3又は
第4又は第5又は第6又は第7又は第8又は第9又は第
10又は第11又は第12の構成において、上記シナリ
オ再生手段は、ある映像情報について上記シナリオ記憶
手段に記憶された複数のシナリオデータのうち、再生に
用いているシナリオデータの種類をユーザーに通知する
機能を有していることを特徴とする。これにより、ユー
ザーは、再生されている現在のシナリオを知ることがで
きる。
【0021】また、第14には、上記第1から第13ま
でのいずれかの構成において、上記映像情報記憶手段に
複数の映像情報が記憶された場合に、上記シナリオ再生
手段は、該複数の映像情報を各映像情報のシナリオに基
づいて、表示画面を分割表示することにより、同時に再
生することを特徴とする。これにより、複数の映像情報
のダイジェスト再生を同時に閲覧することが可能とな
る。
【0022】また、第15には、上記第1から第14ま
でのいずれかの構成において、上記シナリオ再生手段
は、ある映像情報を再生する際に、シナリオデータに記
憶された特定情報により特定されたシーン又はシーンの
一部のうちの少なくとも2以上を表示画面に同時に表示
することを特徴とする。このようにすることにより、あ
る番組の重要シーンを一度に見ることができ、その番組
の概要を即座に知ることが可能となる。
【0023】また、第16には、上記第1から第15ま
でのいずれかの構成において、上記特徴量検出手段が、
映像情報における各シーン間の境界を検出することによ
り、各シーンごとに分割する分割手段と、分割された各
シーンの長さを検出することにより、該シーンの長さに
関する特徴量であるシーン長さ特徴量を検出するシーン
長さ特徴量検出手段と、分割された各シーンにおいて、
音声レベルに関する特徴点を検出することにより、音声
レベルに関する特徴量である音声レベル特徴量を検出す
る音声レベル特徴量検出手段と、分割された各シーンに
おいて、顔領域を検出することにより、顔領域に関する
特徴量である顔領域特徴量を検出する顔領域特徴量検出
手段と、を有することを特徴とする。
【0024】このようにして、シーン長さ特徴量と、音
声レベル特徴量と、顔領域特徴量の各特徴量を検出する
ことが可能となる。
【0025】また、第17には、上記第16の構成にお
いて、上記シーン長さ特徴量検出手段が、映像情報を構
成する複数のフレームについて順次前フレームとの連続
性を検出して、該前フレームとの連続性がないフレーム
をカット点として検出し、該カット点となるフレームか
ら次のカット点となるフレームの前のフレームまでを1
つのシーンとして、該シーンの長さを検出し、該シーン
の長さに応じて定められた特徴量を割り出すことを特徴
とする。
【0026】また、第18には、上記第16又は第17
の構成において、上記音声レベル特徴量検出手段が、音
声レベルが所定値以下である無音状態を逐次検出するこ
とにより、所定の特徴量を検出することを特徴とする。
【0027】また、第19には、上記第16から第18
までのいずれかの構成において、上記音声レベル特徴量
検出手段が、音声レベルが所定値以下である無音状態を
逐次検出していき、音声レベルが該所定値を越えている
状態が所定時間以上続く有音区間が検出された場合に、
該有音区間の直前に検出された無音状態の位置のフレー
ムをコーナー先頭として検出し、該コーナー先頭が検出
された場合に所定の特徴量を割り出すことを特徴とす
る。このようにして、無音区間の最後の位置を特徴量と
することが可能となる。
【0028】また、第20には、上記第16から第19
までのいずれかの構成において、上記顔領域特徴量検出
手段が、映像情報を構成する複数のフレームについて逐
次顔領域が存在するか否かを検出し、顔領域が存在する
フレームがある場合に所定の特徴量を割り出すことを特
徴とする。
【0029】また、第21には、上記第1から第20ま
でのいずれかの構成において、上記特定情報が、上記映
像情報記憶手段に記憶された映像情報の読出し先頭位置
のフレームを特定するための情報であることを特徴とす
る。
【0030】また、第22には、上記第1から第21ま
でのいずれかの構成において、上記特徴量検出手段によ
る特徴量の検出と、上記評価手段による判定と、上記シ
ナリオ記憶手段によるシナリオデータの記憶とは、映像
情報記録再生装置に入力された映像情報を映像情報記憶
手段に記憶する際に、並行して行われることを特徴とす
る。
【0031】また、第23には、映像情報の記録・再生
を行う映像情報記録再生方法であって、映像情報を所定
の記憶装置に記憶する映像情報記憶工程と、映像情報に
おける各シーンごとに複数種類の特徴量を検出する特徴
量検出工程と、映像情報のジャンルごとに定められた基
準で、該特徴量を評価するための基準に従い、検出され
た特徴量を評価する評価工程と、該評価工程における評
価結果に基づき、該シーン又は該シーンの一部を特定す
る情報である特定情報を所定の記憶装置に記憶すること
により、該特定情報からなるシナリオデータを記憶する
シナリオ記憶工程と、該シナリオ記憶工程において記憶
されたシナリオデータに基づいて、該映像情報記憶工程
において記憶された映像データから、所定のシーン又は
該シーンの一部を読み出して再生を行うシナリオ再生工
程と、を有することを特徴とする。
【0032】この第23の構成の映像情報記録再生方法
によれば、映像情報のジャンルごとに定められた基準に
従ってシナリオが作成されて、該シナリオに基づきダイ
ジェスト再生されるので、番組のジャンルが異なって
も、番組のジャンルごとに最適なダイジェスト再生を行
うことが可能となる。
【0033】また、第24には、映像情報の記録・再生
を行う映像情報記録再生方法であって、映像情報を所定
の記憶装置に記憶する映像情報記憶工程と、映像情報に
おける各シーンごとに複数種類の特徴量を検出する特徴
量検出工程と、該特徴量検出工程において検出された特
徴量を複数種類の基準に従いそれぞれ評価する評価工程
と、該評価工程による評価結果に基づき、該シーン又は
該シーンの一部を特定する情報である特定情報を各基準
ごとに所定の記憶装置に記憶することにより、各基準ご
とに該特定情報からなるシナリオデータを記憶するシナ
リオ記憶工程と、該シナリオ記憶工程において記憶され
たシナリオデータのうちの所定の基準に基づくシナリオ
データに基づいて、該映像報記憶工程において記憶され
た映像データから、所定のシーン又は該シーンの一部を
読み出して再生を行うシナリオ再生工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0034】この第24の構成の映像情報記録再生方法
によれば、複数の基準に基づいてダイジェスト再生のシ
ナリオが複数作成されるので、ユーザーは、異なる基準
に基づいたシナリオによるダイジェスト再生を見ること
ができ、映像情報を概観しやすくなるとともに、重要シ
ーンを見つけやすくなる。よって、ユーザーにとってよ
り適切なダイジェスト再生が可能となる。
【0035】また、第25には、上記第24の構成にお
いて、上記評価工程において、さらに、映像情報のジャ
ンルごとに定められた基準で、該特徴量を評価するため
の基準に従い、検出された特徴量を評価することを特徴
とする。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく映像情報
記録再生装置Aは、データ分離部(分離手段)10と、
A/D変換部11と、番組付加情報抽出部12と、EP
Gデータ保持部14と、A/D変換部15と、エンコー
ダ16と、インデキシング部18と、データ保持部19
と、重み係数テーブル(重み係数記憶部)20と、AV
データ保持部(映像情報記憶手段)22と、シナリオ保
持部(シナリオ記憶手段)24と、再生データ選択部
(シナリオ選択手段)26と、ナビゲーション制御部2
8と、AVデータ読出し部30と、デコーダ32と、D
/A変換部34と、モニタ36と、を有している。
【0037】ここで、上記データ分離部10は、EPG
(電子番組ガイド)データとAVデータとが含まれたデ
ジタルAVデータ(映像情報)が入力されると、これを
EPGデータとAVデータとに分離する。ここで、図1
に示す構成は、映像情報記録再生装置Aに、現行テレビ
ジョンのアナログ放送波のデータのようなアナログAV
データ(映像情報)が入力される場合の例であり、実際
には、データ分離部10の前段に受信部と復調処理部が
設けられ、受信部から入力されたアナログAVデータが
該復調部で復調処理された後にこのデータ分離部10に
入力されることになる。具体的には、このデータ分離部
10は、VBI(垂直帰線消去区間)に多重化されたE
PGデータを分離する機能を有している。また、データ
分離部10は、EPGデータを上記番組付加情報抽出部
12に送り、一方、AVデータをエンコーダ16に送
る。
【0038】なお、この映像情報記録再生装置Aに入力
されるデータが、デジタルAVデータの場合には、図1
の構成からA/D変換部11と、A/D変換部15と、
エンコーダ16が省略されることになる。また、上記の
ような復調部も省略される。つまり、受信されたデジタ
ルAVデータが直接データ分離部10に入力され、この
データ分離部10においてEPGデータとAVデータと
に分離され、EPGデータは番組付加情報抽出部12に
入力され、また、AVデータは、AVデータ保持部22
に入力されるとともに、インデキシング部18に入力さ
れる。なお、デジタルAVデータが映像情報記録再生装
置Aに入力される場合には、エンコードされたデータが
入力されることになるので、図1のようなエンコーダ1
6は必要ない。
【0039】次に、A/D変換部11は、アナログデー
タとしてのEPGデータをデジタルデータに変換する。
【0040】また、番組付加情報抽出部12は、EPG
データから必要なデータを抽出する。例えば、ジャンル
や番組タイトルのデータを抽出するものである。番組付
加情報抽出部12は、抽出したデータをEPGデータ保
持部14に送る機能も有している。また、EPGデータ
保持部14は、抽出されたデータを保持するものであ
る。
【0041】また、A/D変換部15は、アナログデー
タとしてのAVデータをデジタルデータに変換する。
【0042】また、エンコーダ16は、MPEGエンコ
ーダであり、送られたAVデータをMPEGの規格に従
い圧縮符号化する。そして、エンコーダ16は、符号化
されたAVデータをMPEGストリームとしてAVデー
タ保持部22とインデキシング部18に送る機能を有し
ている。
【0043】インデキシング部18は、エンコーダ16
から送られたAVデータを解析処理するものであり、無
音検出や、カット点検出や、顔領域の検出等を行うこと
により、所定の評価関数を演算するために使用する特徴
量の基礎を検出するとともに、各ショットの評価、特
に、該特徴量について評価関数を演算してシナリオデー
タを作成する。
【0044】つまり、インデキシング部18は、AVデ
ータに対して無音検出を行うことにより無音区間の最後
のフレーム位置(これが「コーナー先頭フレーム」とな
る)を検出したり、画像の連続性がない位置のフレーム
位置(これが「カット点」となる)を検出したり、該カ
ット点を基準とした代表フレームに顔領域が存在するか
否かの検出を行う。コーナー先頭フレームが存在するこ
とや、カット点が存在することや、代表フレームに顔領
域が存在することが、特徴量の基礎となる。
【0045】また、上記評価関数の演算に関しては、イ
ンデキシング部18は、カット点のフレームから次のカ
ット点の前までのフレームで構成されるショットにおい
て、特徴量の基礎に基づいて特徴量を算出し、算出され
た特徴量について所定の評価関数に従い演算を行って、
評価値を算出する。評価関数の演算に際しては、EPG
データ保持部14からのデータと、重み係数テーブル2
0の情報を参照する。ここで、特徴量としては、ショッ
ト長(例えば、該ショットのフレームの数)の値や、コ
ーナー先頭フレームの場合に与えられる値や、代表フレ
ームに顔領域が存在する場合に与えられる値が挙げられ
る。なお、ショットは、特許請求の範囲における「シー
ン」に当たる。
【0046】また、上記シナリオデータの作成に際して
は、インデキシング部18は、算出した評価値を評価
し、所定の基準を満たす場合にそのショットを特定する
ための情報を抽出していく。なお、シナリオデータは、
複数種類作成される。
【0047】なお、インデキシング部18における処理
の詳しい内容については、追って説明する。
【0048】また、データ保持部19は、インデキシン
グ部18により検出されたデータ等を保持するものであ
り、具体的には、インデキシング部18により検出され
た検出結果を記憶しておくための検出結果記憶テーブル
(図2参照)や、該検出結果記憶テーブルに記憶された
データに基づいて所定のデータを記憶するための特徴量
記憶テーブル(図3参照)が設けられている。
【0049】また、重み係数テーブル20は、上記評価
関数を演算する際に使用される重み係数のデータを保持
するものであり、具体的には、図4に示すような重み係
数テーブルが記憶されている。この重み係数テーブル
は、ショット長、コーナー先頭か否か、顔領域があるか
について重み係数が記憶されていて、ジャンルごとに優
先度に応じて複数の組み合わせが記憶されている。つま
り、優先度が最も高い場合には、そのジャンルにとって
最も適切な重み係数の組み合わせとなっている。
【0050】ここで、ショット長、コーナー先頭か否
か、顔領域についての重み係数の1つの組み合わせが、
上記「重み係数群」に当たる。例えば、図4の例で、ニ
ュースにおける優先度1の重み係数0.1、0.7、
0.2が重み係数群を構成する。また、あるジャンルに
おいて、優先順位に従い設けられた複数の重み係数群が
上記重み係数群集合に当たる。つまり、図4の例で、ニ
ュースにおける優先度1〜3の各重み係数の組み合わせ
が重み係数群集合を構成する。
【0051】また、AVデータ保持部22は、エンコー
ダ16から送られたAVデータを保持するためのもので
ある。また、シナリオ保持部24は、上記シナリオデー
タを保持するものである。シナリオデータは複数種類作
成されるので、作成された複数種類のシナリオデータが
保持されることになる。つまり、シナリオ保持部24
は、複数のシナリオデータを記憶するシナリオデータテ
ーブル(図5参照)を有している。
【0052】また、再生データ選択部26は、ユーザー
が操作を行うための操作部であり、例えば、リモコンに
より構成される。この操作部は、特に、ユーザーがダイ
ジェスト再生を行う場合に用いるものである。つまり、
見たい番組を選択したり、再生するシナリオを選択した
りするのに用いる。
【0053】また、ナビゲーション制御部28は、再生
データ選択部26からのデータに基づき、所定のシナリ
オデータをシナリオ保持部24から読み出し、AVデー
タ読出し部30に送る。
【0054】また、AVデータ読出し部30は、ナビゲ
ーション制御部28から送られたデータに基づきAVデ
ータ保持部22に保持されたAVデータから所定のデー
タを読み出して、デコーダ32に送るものである。
【0055】また、デコーダ32は、MPEGデコーダ
であり、送られたAVデータを復号するものである。
【0056】なお、上記ナビゲーション制御部28と、
AVデータ読出し部30と、デコーダ32と、D/A変
換部34と、モニタ36等は、上記シナリオ再生手段と
して機能する。
【0057】なお、映像情報記録再生装置Aを構成する
上記各部については、それぞれを各機能を有する装置と
して構成してもよいし、一部の構成を所定の処理を実行
するためのプログラムと、該プログラムに基づき処理を
実行するCPUにより構成してもよい。
【0058】つまり、各部を装置により構成する場合に
は、例えば、上記データ分離部10は、EPGデータと
AVデータとに分離する機能を有する装置として構成
し、エンコーダ16についても、符号化装置により構成
する。また、EPGデータ保持部14,重み係数テーブ
ル20、AVデータ保持部22、シナリオ保持部24
は、記憶装置により構成されることになる。
【0059】また、一部の構成を所定の処理を実行する
ためのプログラムと、該プログラムに基づき動作するC
PUにより構成する場合には、各種プログラムが格納さ
れた記憶装置と、該プログラムに基づき処理を実行する
CPUにより構成し、該各種プログラムとしては、デー
タ分離部10が行なう処理を実行するためのプログラム
や、番組付加情報抽出部12が行なう処理を実行するた
めのプログラムや、エンコーダ16が行なう処理を実行
するためのプログラムや、インデキシング部18が行な
う処理を実行するためのプログラムや、ナビゲーション
制御部28が行なう処理を実行するためのプログラム
や、AVデータ読出し部30が行なう処理を実行するた
めのプログラムや、デコーダ32が行なう処理を実行す
るためのプログラム等が挙げられる。
【0060】上記構成の映像情報記録再生装置Aの動作
について説明する。まず。EPGデータとAVデータと
が含まれたアナログAVデータが受信部(図示せず)を
介して映像情報記録再生装置Aに入力されると、図示し
ない復調部において復調された後に、データ分離部10
に入力される。そして、該AVデータは、データ分離部
10において、該EPGデータとAVデータとに分離さ
れる。EPGデータは、A/D変換部11においてA/
D変換された後に番組付加情報抽出部12に送られ、ま
た、AVデータは、A/D変換部15においてA/D変
換された後にエンコーダ16に送られる。
【0061】番組付加情報抽出部12は、EPGデータ
から必要なデータ、例えば、ジャンルや番組タイトルの
データを抽出し、該抽出したデータをEPGデータ保持
部14に送る。送られたデータは、EPGデータ保持部
14に保持される。
【0062】一方、エンコーダ16は、送られたAVデ
ータをMPEGの規格に従い圧縮符号化し、符号化され
たAVデータをMPEGストリームとしてAVデータ保
持部22とインデキシング部18に送る。AVデータ保
持部22では、AVデータが記憶される。このAVデー
タ保持部22への記憶が、上記映像情報記憶工程に当た
る。
【0063】なお、上記デジタルAVデータの場合の構
成では、デジタルAVデータが直接分離部10に入力さ
れ、EPGデータは番組付加情報抽出部12に送られ、
また、AVデータは、インデキシング部18とAVデー
タ保持部22に送られる。
【0064】また、インデキシング部18では、図6に
示すフローチャートの処理や図7のフローチャートの処
理が行われる。
【0065】つまり、エンコーダ16からAVデータが
送られているか否かを判定すること等により、録画中の
番組が終了したか否かが判定され(S10)、番組が終
了したら処理は終了する。一方、番組が終了していない
場合には、ステップS11に移行して、処理の対象とな
る対象フレームを特定する(S11)。これは最初のフ
レームから順次対象フレームとして特定されることにな
る。
【0066】次に、そのフレームの位置(時間的な位
置)において無音検出を行うか否かが判定される(S1
2)。これは、無音検出はフレーム間隔よりも長い時間
間隔ごとに行なうために、このような判定が設けられて
いるもので、このステップS12においては、複数回に
1度の割合で無音検出を行う旨の判定がなされる。
【0067】そして、無音検出を行う場合には、そのフ
レームの位置が無音となっているか否かが判定される
(S13)。つまり、音声レベルが予め設定したしきい
値を越えているか否かを判定することにより、無音が否
かが判定される。
【0068】そして、無音である場合には、対応するフ
レーム番号を記憶しておく(S14、S15)。これ
は、インデキシング部18自身において保持しておいて
もよいし、データ保持部19に記憶させておいてもよ
い。一方、無音でない場合には、ステップS16に移行
する。
【0069】ステップS16では、最後の無音から所定
時間が経過したか否かが判定される(S16)。つま
り、ステップS15において、無音と検出された位置の
フレームのフレーム番号が記憶されていくので、この記
憶されたデータに従って、最後に無音と判定された位置
から所定時間経過しているか否かが判定される。これ
は、最後に無音になってから所定時間無音が検出されな
い場合に初めて該最後の無音の位置をコーナー先頭とす
ることから、このような判定を設けるのである。そし
て、最後の無音から所定時間が経過している場合には、
その最後の無音の位置のフレーム番号をコーナー先頭で
ある旨のデータとともに検出結果記憶テーブル(図2参
照)に記憶する。なお、コーナー先頭のデータを記憶し
た後にも有音区間が続いている場合に、さらに、コーナ
ー先頭のデータを記憶する必要はないので、上記ステッ
プS16では、最後の無音の位置のフレーム番号がコー
ナー先頭として記憶されていないことも判定され、記憶
されていない場合に、ステップS17に移行することに
なる。つまり、ステップS16では、最後の無音から所
定時間が経過したか否かが判定されるとともに、最後の
無音の位置のフレーム番号がコーナー先頭として記憶さ
れていないことも判定され、最後の無音から所定時間が
経過し、かつ、最後の無音の位置のフレーム番号がコー
ナー先頭として記憶されていない場合に、ステップS1
7で、その最後の無音の位置のフレーム番号をコーナー
先頭として記憶することになる。
【0070】例えば、図2、図9に示す例において、フ
レーム番号l+2のフレームの位置において無音と検出
され、その後所定時間無音が検出されなかったことによ
り、該フレーム番号l+2のデータとコーナー先頭であ
る旨のデータが検出結果記憶テーブルに記憶されたもの
である。フレーム番号n+2のフレームについても同様
である。
【0071】次に、カット検出を行う(S18)。これ
は、前のフレームと連続性があるか否かを判定すること
により行われ、AVデータにおいてカメラが切り替わる
等物理的にフレーム間で連続性がなくなった場合に、連
続性がないものと判定される。前のフレームと連続性が
ないと判定された場合に、対象フレームがカット点とな
る。このようなカット検出の方法については、すでに種
々の手法が提案されており、例えば、J.Mengらに
よる「“Scene Change Detectio
n in a MPEG Compressed Vi
deo Sequence”,SPIE Procee
ding Vol.2419 February 19
95」が提案する方法を用いることでMPEG−1やM
PEG−2の映像ストリームから効率的にカット検出を
実行することが可能となる。ステップS18におけるカ
ット検出によりカット点が検出されたら、対象フレーム
のフレーム番号をカット点である旨のデータとともに検
出結果記憶テーブルに記憶する(S19、S20)。一
方、カット点でないと検出された場合には、ステップS
21に移行する(S19)。
【0072】例えば、図2、図9に示す例において、フ
レーム番号m+1のフレームにおける判定においては、
前フレームであるフレーム番号mのフレームとの連続性
がないと判定されたことにより、フレーム番号m+1の
データがカット点である旨のデータとともに検出結果記
憶テーブルに記憶されたものである。フレーム番号n+
1のフレームについても同様である。
【0073】次に、対象フレームが代表フレームか否か
が判定される(S21)。この代表フレームとは、カッ
ト点に当たるフレームから所定フレーム目のフレームを
いい、例えば、カット点に当たるフレームから3番目の
フレームを代表フレームと規定した場合には、対象フレ
ームが、カット点に当たるフレームから3番目のフレー
ムであるか否かが判定される。
【0074】そして、代表フレームであると判定された
場合には、フレーム中に顔領域が存在するか否かが判定
される(S22)。つまり、フレーム中に顔の画像が存
在するか否かを判定する。この顔領域検出もすでに種々
の手法が提案されており、例えば、H.Wangらによ
る「“A Highly Efficient Sys
tem for Automatic Face Re
gion Detection in MPEG Vi
deo”,IEEE TCSVT」が提案する方法を用
いることが可能である。ステップS22における顔領域
検出により対象フレームにおいて顔領域が検出された場
合には、そのフレームのフレーム番号を顔領域を含むフ
レームである旨のデータとともに検出結果記憶テーブル
に記憶する(S23、S24)。一方、顔領域を含まな
い場合には、その対象フレームについての処理を終了
し、ステップS10に戻る。
【0075】なお、ステップS21の判定において対象
フレームが代表フレームでない場合には、その対象フレ
ームについての処理を終了し、ステップS10に戻る。
【0076】例えば、図2、図9に示す例において、フ
レーム番号n+4のフレームにおける判定においては、
該フレームが代表フレームであり、かつ、顔領域が検出
されたとして、フレーム番号n+1のデータが顔領域が
存在する旨のデータとともに検出結果記憶テーブルに記
憶されたものである。なお、図9において、フレーム番
号m+4のフレームも代表フレームであるが、顔領域が
存在しないとして、フレーム番号m+4についてのデー
タは検出結果記憶テーブルには記憶されていない。
【0077】ある対象フレームについて、ステップS1
2〜S24までの処理が終了したら、ステップS25に
移行して、ショットの評価を行う。このショットの評価
の詳細については後述する。その後は、ステップS11
において、その次のフレームを対象フレームに特定して
同じようにステップS12〜S24までの処理を繰り返
していく。このようにして、最後のフレームまで処理を
行っていき、検出結果記憶テーブルに検出結果を記憶し
ていく。
【0078】なお、各フレームごとに順次処理を行って
いくに従い、検出結果記憶テーブルにデータが記憶され
ていくわけであるが、インデキシング部18において
は、検出結果記憶テーブルへ順次記憶されるデータに基
づいて図3に示す特徴量記憶テーブルにも記憶を行って
いく。この特徴量記憶テーブルは、各ショット番号ごと
に、先頭フレームと、最終フレームと、ショット長と、
ショット長判定値と、コーナー先頭である場合の特徴量
と、顔領域が存在する場合の特徴量と、評価の処理が完
了しているか否かが記憶されるようになっている。
【0079】つまり、1つのショットは、カット点のフ
レームから次のカット点の手前のフレームにより構成さ
れるので(先頭のショットについては、先頭のフレーム
から最初のカット点の手前のフレームまで)、各ショッ
トごとに各データを記憶していく。つまり、先頭フレー
ムについては、そのショットの先頭フレームのフレーム
番号を記憶し、最終フレームはそのショットの最終フレ
ームのフレーム番号を記憶し、ショット長は、そのショ
ットにおけるフレーム数を記憶する。ショット長判定値
は、ショット長があるしきい値よりも大きい場合には1
とし、該しきい値以下の場合には0とする。このよう
に、ショット長があるしきい値よりも大きい場合に与え
られる値が、上記シーン長さ特徴量に当たる。また、コ
ーナー先頭である場合の特徴量については、そのショッ
ト内にコーナー先頭である旨のデータが記憶されている
フレームがある場合には1とし、一方、そのショット内
にコーナー先頭である旨のデータが記憶されているフレ
ームが1つもない場合には0とする。このように、その
ショット内にコーナー先頭である旨のデータが記憶され
ているフレームがある場合に与えられる値が、上記音声
レベル特徴量に当たる。同じように、顔領域が存在する
場合の特徴量についても、そのショット内に顔領域が存
在する旨のデータが記憶されているフレームがある場合
には1とし、一方、そのショット内に顔領域が存在する
旨のデータが記憶されているフレームが1つもない場合
には0とする。このように、そのショット内に顔領域が
存在する旨のデータが記憶されているフレームがある場
合に与えられる値が、上記顔領域特徴量に当たる。つま
り、ショット長判定値と、コーナー先頭と、顔領域につ
いては、2値とする。
【0080】なお、上記シーン長さ特徴量や、音声レベ
ル特徴量や、顔領域特徴量は、インデキシング部18に
より検出されるわけであるが、この場合のインデキシン
グ部18は、上記シーン長さ特徴量検出手段や、音声レ
ベル特徴量検出手段や、顔領域特徴量検出手段として機
能するといえる。また、上記のように、各特徴量が検出
される工程が上記特徴量検出工程に当たる。
【0081】なお、評価の処理が完了しているか否かに
関しては、そのショットについてステップS25におけ
る評価が完了した場合には、その旨のデータ(例えば、
1)を記憶する。このようにして、検出結果記憶テーブ
ルにデータを順次記憶していくに伴い、特徴量記憶テー
ブルにも順次データが記憶されていく。
【0082】この特徴量記憶テーブルへの記憶のタイミ
ングは、特徴量記憶テーブルへの記憶が可能になったタ
イミングで任意に行えばよいが、例えば、上記ステップ
S17、S20、S24における検出結果記憶テーブル
への記憶のタイミングにおいて同時に行えばよい。例え
ば、あるカット点が検出された場合には、そのカット点
の手前にあるショットの最終フレームと、次のショット
の先頭フレームの番号が分かるので、ステップS20に
おいて検出結果記憶テーブルにカット点のデータを書き
込むのと同時に、特徴量記憶テーブルにも書込みを行な
う。ショット長やショット長判定値についても、最終フ
レームのデータが分かれば算出可能であるので、書込み
可能である。また、顔領域が存在する場合の特徴量につ
いても、あるカット点が検出された場合には、その手前
のショット内に顔領域の存在するフレームがある場合に
は、ステップS20において検出結果記憶テーブルにカ
ット点のデータを書き込むのと同時にその旨のデータを
書き込む。なお、コーナー先頭である場合の特徴量につ
いては、最後の無音から所定時間経過しないとコーナー
先頭であることが分からないので、ステップS17にお
いて検出結果記憶テーブルに書き込みを行なうのと同時
に行なう。また、評価の処理が完了しているか否かにつ
いては、あるショットについてステップS25の処理が
完了した場合に、その旨のデータを書き込む。
【0083】以上のようにインデキシング部18が特徴
量の検出を行うわけであるが、その際のインデキシング
部18は、上記特徴量検出手段として機能する。
【0084】次に、ステップS25におけるショットの
評価について、図7等を使用して説明する。
【0085】まず、未処理のショットがあるか否かが判
定される(S30)。つまり、ステップS25における
評価を行っていないショットがあるか否かが判定され、
ある場合には、ステップS31に移行し、ない場合には
ステップS25の処理を一旦終了して、ステップS10
(図6参照)に戻る。ここで、ステップS25における
評価を行っていないショットがあるか否かについては、
特徴量記憶テーブルにおける評価の処理が完了している
か否かのデータに基づいて判定すればよい。
【0086】また、ステップS31では、未処理のショ
ットの直後のフレーム、つまり、未処理のショットの直
後のカット点から所定時間が経過したか否かが判定され
る(S31)。これは、あるフレームがコーナー先頭で
あるか否かは、最後の無音から所定時間が経過しないと
判明しないので、直後のカット点から所定時間が経過す
るまでは、該未処理のショットにコーナー先頭のデータ
が含まれる可能性があるからである。ステップS31に
おいて、所定時間が経過している場合には、S32に移
行し、経過していない場合にはステップS25の処理を
一旦終了して、ステップS10に戻る。
【0087】ステップS32においては、EPGデータ
保持部14に保持されているデータから処理対象のAV
データのジャンルについてのデータを読み出して取得す
る(S32)。
【0088】次に、対象ショットについての特徴量を取
得する(S33)。つまり、未処理ショットについての
特徴量を特徴量記憶テーブルから読み出す。なお、未処
理ショットが複数ある場合には、最初の未処理ショット
についての特徴量を読み出す。
【0089】次に、シナリオ番号を初期値にセットする
(S34)。例えば、シナリオ番号を1とする。そし
て、各特徴量についての重み係数を重み係数テーブルか
ら取得する(S35)。なお、重み係数はS32で取得
したジャンルと、シナリオ番号に応じて選択して取得さ
れる。例えば、ステップS32で取得したAVデータの
ジャンルがニュースで、シナリオ番号が1の場合には、
図4に示す重み係数テーブルに従い、ショット長につい
ては、0.1、コーナー先頭については0.7、顔領域
については0.2の各重み係数を取得する。つまり、シ
ナリオ番号1〜3は、重み係数テーブルにおける優先度
1〜3に対応している。
【0090】そして、所定の評価関数に従い評価値を算
出する。つまり、各特徴量に重み付けを行って計算し評
価値を算出する(S36)。評価関数の具体例として
は、以下の評価関数を用いる。
【0091】 F=w1*v1+w2*v2+w3*v3 上記の評価関数において、w1、w2、w3は各重み係
数を示し、v1、v2、v3は各特徴量を示す。つま
り、各特徴量について、対応する重み係数を乗算した値
の和を求める。例えば、ジャンルがニュースであるAV
データの場合に、図3に示すショット番号1のショット
においては、F=0.1*1+0.7*1+0.2*0
となり、Fの値が評価値となる。
【0092】そして、算出された評価値と所定のしきい
値とを比較し、評価値が該しきい値よりも大きい場合に
は、該ショットを特定するためのデータをシナリオデー
タテーブルに記憶する。具体的には、シナリオデータテ
ーブルにおける所定のシナリオ番号に対応させて該ショ
ットを特定するためのデータを書き込む。なお、該ショ
ットを特定するためのデータとしては、該ショットにお
ける代表フレームのアドレスデータとする。これは、ダ
イジェスト再生する際には、該ショット内の所定の範囲
のみを再生するものとするためである。なお、該所定の
範囲を代表フレームから所定数のフレーム分(又は所定
時間分)とし、この範囲を該ショットにおけるセグメン
トと呼ぶこととする。なお、このセグメントは、特許請
求の範囲における「シーンの一部」に当たる。また、シ
ナリオデータテーブルに書き込まれる代表フレームのア
ドレスデータは、上記「シーン又はシーンの一部を特定
する情報である特定情報」に当たる。
【0093】次に、全てのシナリオについて評価が完了
したか否かが判定されて(S39)、完了してない場合
には、シナリオ番号をインクリメントして次のシナリオ
について評価を行なう。例えば、ニュースの場合に、シ
ナリオ番号2について評価する場合には、図4に示す重
み係数テーブルに従い、ショット長については、0.
1、コーナー先頭については0.5、顔領域については
0.4の各重み係数を取得して(S35)、その後同じ
ように評価値を計算し(S36)、しきい値との比較を
行って(S37)、しきい値を越えている場合に、シナ
リオデータテーブルへの書込みを行う。シナリオ番号3
についても同様である。
【0094】以上のようにして、全てのシナリオについ
て評価が完了したら、ステップS25の処理を完了し
て、ステップS10に戻る。このステップS25の処理
も各ショットについて処理が行われて、逐次シナリオデ
ータテーブルにデータが書き込まれていくことになる。
このようにして、シナリオデータが記憶されていく。あ
るAVデータの最後まで処理が完了した際には、シナリ
オデータテーブルには、各シナリオ番号ごとに、評価値
がしきい値を越えたショットの代表フレームのアドレス
データが記憶されていることになる。
【0095】例えば、図5、図10の例においては、例
えば、ショット番号11のショットでは、シナリオ番号
1〜3の全てのシナリオについて評価値がしきい値を越
えたことから、該ショットの代表フレームのアドレスデ
ータが書き込まれている。また、ショット番号12のシ
ョットでは、シナリオ番号3の場合のみ評価値がしきい
値を越えたことから、シナリオ番号3についてのみショ
ット番号12のショットの代表フレームのアドレスデー
タが書き込まれている。
【0096】なお、複数の番組について上記の処理が行
われた場合には、各番組ごとにシナリオデータテーブル
が記憶されることになる。
【0097】なお、上記の説明では、ステップS25の
処理は、図6に示す一連の処理の流れの中に存在するも
のとして説明したが、図6のフローチャートからステッ
プS25を削除するとともに、図7のフローチャートを
図6のフローチャートとは別に並行して行うようにして
もよい。
【0098】以上のように、上記ステップS25の処理
は、インデキシング部18により行われるが、この場合
のインデキシング部18は上記評価手段として機能す
る。また、上記ステップS25は、上記評価工程に当た
る。また、上記のようなシナリオテーブルへの書込み
が、上記シナリオ記憶工程に当たる。
【0099】次に、AVデータをダイジェスト再生する
場合の動作について説明する。ユーザーが再生データ選
択部26により、ダイジェスト再生したい番組を選択す
る。例えば、選択可能な番組がモニタ36に表示される
ので、これらから番組を選択する。
【0100】そして、ダイジェスト再生の操作を行う
と、図8に示す処理に従い再生が行われる。つまり、ユ
ーザーがダイジェスト再生の操作を行うと、その情報が
ナビゲーション制御部28に送られる。すると、ナビゲ
ーション制御部28は、シナリオ保持部24から最も優
先度の高いシナリオデータを読み出す(S50)。つま
り、シナリオ番号1のシナリオにおけるアドレスデータ
を読み出してAVデータ読出し部30に送る。そして、
AVデータ読出し部30では、最初のアドレスデータに
基づいて、該アドレスデータを先頭フレームとするセグ
メントをAVデータ保持部22から読み出して、デコー
ダ32に転送する(S51)。すると、デコーダ32で
該セグメントのデコードが行われて、D/A変換部34
でD/A変換された後にモニタ36に再生される。そし
て、再生データ制御部26によりシナリオ変更の指示が
ない限り(S53)、AVデータ読出し部30は、順次
送られたアドレスデータに基づいて対応するセグメント
をAVデータ保持部22から読み出してデコーダ32に
送ることにより、以後同様に再生される。つまり、シナ
リオ番号1として記憶されたアドレスデータに応じたセ
グメントのみが順次再生されるのである。
【0101】一方、再生データ選択部26において、シ
ナリオ変更の指示があった場合(S53)、つまり、次
に優先度の高いシナリオ、つまり、シナリオ番号2のシ
ナリオのシナリオデータがシナリオ保持部24から読み
出される(S54)。つまり、選択されたシナリオにつ
いて記憶されたアドレスデータが読み出されて、AVデ
ータ読出し部30に送られる。AVデータ読出し部30
は、送られたアドレスデータに従って所定のセグメント
を読み出し、デコーダ32に送り、デコーダ32でデコ
ードされた後に再生されることになる。この場合に、変
更されたシナリオに基づき最初から再生が行われる。さ
らに、シナリオ変更の指示があった場合には、次に優先
度の高いシナリオ、つまり、シナリオ番号3のシナリオ
のシナリオデータが読み出されて再生される。なお、さ
らに下位の優先度のシナリオがない場合には、最も優先
度の高いシナリオに戻って再生を行う。つまり、シナリ
オ番号が1〜3までの場合には、シナリオ番号3の再生
中にシナリオ変更の指示があった場合には、シナリオ番
号1に戻る。
【0102】つまり、ダイジェスト再生の操作を行う
と、最初は最も優先度の高いシナリオに基づき再生を行
うが、途中でシナリオ変更が行われると、順次優先度が
下位のシナリオに基づき再生が行われ、最下位のシナリ
オ再生中にシナリオ変更の指示があった場合には、最上
位のシナリオに戻るのである。なお、上記ステップS5
3においては、シナリオをユーザが選択できるようにし
て、ステップS54において、選択されたシナリオに基
づいて再生するようにしてもよい。
【0103】なお、上記及び以下の説明におけるシナリ
オデータに従ったダイジェスト再生が上記シナリオ再生
工程に当たる。
【0104】なお、以下のように「通常モード」と「シ
ナリオ選択モード」を設けて各モードを選択できるよう
にしてもよい。
【0105】つまり、「通常モード」と「シナリオ選択
モード」を選択する画面が表示されるので、ここで「通
常モード」を選択したとする。
【0106】すると、再生データ選択部26は、番組を
特定するためのデータと、通常モードである旨のデータ
をナビゲーション制御部28に送る。すると、ナビゲー
ション制御部28は、番組を特定するためのデータに従
い該番組についてのシナリオデータテーブルを選択す
る。そして、通常モードである旨のデータに基づいて、
シナリオ番号1のシナリオを選択し、記憶されている代
表フレームのアドレスデータをAVデータ読出し部30
に送る。
【0107】AVデータ読出し部30は、送られたアド
レスデータに従って、AVデータ保持部22から所定の
データを読み出して、デコーダ32に送る。つまり、該
アドレスデータが示すフレームから1セグメント分のデ
ータを読み出して、デコーダ32に送る。
【0108】すると、デコーダ32では、AVデータ読
出し部30から送られたデータがデコードされて、D/
A変換部34に送られてD/A変換された後にモニタ3
6に送られて再生される。
【0109】つまり、シナリオ番号1として記憶された
アドレスデータに応じたセグメントのみが順次再生され
るのである。例えば、図5の例では、ショット番号11
におけるセグメントの次には、ショット番号15におけ
るセグメントが再生される。
【0110】一方、上記シナリオ選択モードを選択した
場合には、シナリオ選択画面が表示されるので、このシ
ナリオ選択画面においてシナリオを選択することによ
り、選択されたシナリオに応じて再生が行われる。例え
ば、シナリオ番号2を選択した場合には、シナリオ番号
2に記憶されたアドレスデータがシナリオ保持部24か
らナビゲーション制御部28を介してAVデータ読出し
部30に送られるので、AVデータ読出し部30は、シ
ナリオ番号2に記憶されたアドレスデータに従ってAV
データを読み出して再生されるのである。
【0111】以上のように、本実施例の映像情報記録再
生装置によれば、映像情報のジャンルごとに定められた
基準に従ってシナリオデータが作成されて、該シナリオ
データに基づきダイジェスト再生されるので、番組のジ
ャンルが異なっても、番組のジャンルごとに最適なダイ
ジェスト再生を行うことが可能となる。また、複数の基
準に基づいてダイジェスト再生のシナリオが複数作成さ
れるので、ユーザーは、異なる基準に基づいたシナリオ
データによるダイジェスト再生を見ることができ、映像
情報を概観しやすくなるとともに、重要シーンを見つけ
やすくなる。つまり、ある映像情報について、複数のシ
ナリオデータが作成されるので、ダイジェスト再生に用
いるシナリオデータを切り替えていくことにより、種々
の基準に基づくダイジェスト再生を見ることができ、映
像情報を概観しやすくなる。
【0112】なお、ダイジェスト再生に際して、複数の
番組を同時に再生するようにしてもよい。つまり、デコ
ーダ32に動画サムネイル表示機能を設けることによ
り、図11も示すように、複数の番組のダイジェスト再
生を同時にサムネイル再生するようにしてもよい。図1
1に示す例は、モニタ36の表示画面において、上段に
おいては、ニュース***の番組がダイジェスト再生さ
れ、中段においては、ドラマAAAの番組がダイジェス
ト再生され、下段においては、ドラマ○○○の番組がダ
イジェスト再生される例である。
【0113】つまり、再生データ選択部26により、複
数の番組の同時ダイジェスト再生を指示することによ
り、各番組についてのシナリオデータがシナリオ保持部
24から読み出されて、AVデータ読出し部30に送ら
れて、AVデータ読出し部30では、AVデータ保持部
22に記憶された各番組のAVデータからシナリオデー
タに従ってセグメントが読み出されて、デコーダ32に
送られることになる。
【0114】また、図12に示すように、あるシナリオ
データに記憶されたアドレスデータに対応するセグメン
トをそれぞれ一列に表示する表示領域M1〜M3等を表
示画面Mに設け、各表示領域にセグメントを繰り返し表
示するようにしてもよい。例えば、図5の例で、ショッ
ト番号11に対応するセグメントを表示領域M1に繰り
返し表示し、ショット番号15に対応するセグメントを
表示領域M2に繰り返し表示する。また、表示領域M3
には、ショット番号15の次にシナリオデータに記憶さ
れているショット番号に対応するセグメントが表示され
ることになる。つまり、各セグメントを時間的に前から
後ろに行くに従い、表示画面Mの左から右に配置し、そ
のうちの複数個(例えば、図12に示すように3つ)の
みを表示するようにし、他のセグメントはユーザーが入
力装置を左又は右に操作することにより1画面ずつずれ
て表示できるようにする。
【0115】このようにすることにより、ある番組の重
要シーンを一度に見ることができ、その番組の概要を即
座に知ることが可能となる。
【0116】なお、同じシナリオに基づきながらもダイ
ジェスト再生時間が異なるシナリオを用意することによ
り、再生時間の長いシナリオを選択した場合には、より
詳細に各シーンを見ることができるようにしてもよい。
【0117】これは、同じ重み係数の組み合わせを用い
ながらステップS37で用いるしきい値を異ならせるこ
とにより可能である。例えば、図4の例で、ニュースに
おいて優先度1の重み係数(ショット長については、
0.1、コーナー先頭については0.7、顔領域につい
ては0.2)を用いて評価値を算出し、しきい値と比較
するが、この際、複数のしきい値を用意して判定を行
う。例えば、しきい値aとしきい値b(しきい値a>し
きい値b)とを用意し、評価値としきい値aとの比較結
果に基づいたシナリオデータをシナリオ番号1−1と
し、評価値としきい値bとの比較結果に基づいたシナリ
オデータをシナリオ番号1−2としてそれぞれをシナリ
オデータテーブルに書き込む。この場合、しきい値bの
方がしきい値aよりも小さいので、シナリオデータとし
て書き込まれるアドレスデータの数もしきい値bの方が
多くなる可能性が高くなる。
【0118】そして、ダイジェスト再生に際して、シナ
リオ番号1−1とシナリオ番号1−2のいずれかを選択
できるようにすることにより、同じ重み係数の組み合わ
せにより作成されたシナリオであるにも拘わらず、再生
時間の異なるように構成することが可能となる。
【0119】なお、ダイジェスト再生をする場合に、ど
のようなシナリオに基づいて再生をしているのかが分か
るようにしておくことが好ましい。つまり、シナリオの
内容が分かるように、再生画面中に表示を行う。例え
ば、図4の例では、ニュースにおいて、シナリオ番号1
のシナリオ(つまり、優先度1のシナリオ)では、コー
ナー先頭をかなり評価するので、例えば、「コーナー先
頭多いモード」と再生画面の端位置等に表示し、シナリ
オ番号2のシナリオでは、コーナー先頭を評価するもの
のシナリオ番号1ほどではないので、例えば、「コーナ
ー先頭やや多いモード」と表示し、シナリオ番号3のシ
ナリオでは、コーナー先頭と顔領域とを等分に評価して
いるので、例えば、「コーナー先頭、顔領域やや多いモ
ード」等と表示する。
【0120】なお、上記の説明では、特徴量の基礎とし
て、ショット長や、コーナー先頭であることや、顔領域
があることを例に挙げたが、これだけには限られず、例
えば、テロップがあること等他の特徴量の基礎を併用し
てもよい。
【0121】
【発明の効果】本発明に基づく映像情報記録再生装置及
び映像情報記録再生方法によれば、映像情報のジャンル
ごとに定められた基準に従ってシナリオが作成されて、
該シナリオに基づきダイジェスト再生されるので、番組
のジャンルが異なっても、番組のジャンルごとに最適な
ダイジェスト再生を行うことが可能となる。
【0122】また、本発明に基づく映像情報記録再生装
置及び映像情報記録再生方法によれば、複数の基準に基
づいてダイジェスト再生のシナリオが複数作成されるの
で、ユーザーは、異なる基準に基づいたシナリオによる
ダイジェスト再生を見ることができ、映像情報を概観し
やすくなるとともに、重要シーンを見つけやすくなる。
例えば、登場人物を把握したい場合には、顔領域が存在
するシーンに重きをおいた基準に従ったシナリオを再生
すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】検出結果記憶テーブルの構成を示す説明図であ
る。
【図3】特徴量記憶テーブルの構成を示す説明図であ
る。
【図4】重み係数テーブルの構成を示す説明図である。
【図5】シナリオデータテーブルの構成を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装置
の動作を説明するための説明図である。
【図10】本発明の実施例に基づく映像情報記録再生装
置の動作を説明するための説明図である。
【図11】再生における表示の一例を示す説明図であ
る。
【図12】再生における表示の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A 映像情報記録再生装置 10 データ分離部 11、15 A/D変換部 12 番組付加情報抽出部 14 EPGデータ保持部 16 エンコーダ 18 インデキシング部 19 データ保持部 20 重み係数テーブル 22 AVデータ保持部 24 シナリオ保持部 26 再生データ選択部 28 ナビゲーション制御部 30 AVデータ読出し部 32 デコーダ 34 D/A変換部 36 モニタ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報の記録・再生を行う映像情報記
    録再生装置であって、 映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、 映像情報における各シーンごとに複数種類の特徴量を検
    出する特徴量検出手段と、 映像情報のジャンルごとに定められた基準で、該特徴量
    を評価するための基準に従い、検出された特徴量を評価
    する評価手段と、 該評価手段による評価結果に基づき、該シーン又は該シ
    ーンの一部を特定する情報である特定情報を記憶するこ
    とにより、該特定情報からなるシナリオデータを記憶す
    るシナリオ記憶手段と、 該シナリオ記憶手段に記憶されたシナリオデータに基づ
    いて、該映像情報記憶手段に記憶された映像データか
    ら、所定のシーン又は該シーンの一部を読み出して再生
    を行うシナリオ再生手段と、を有することを特徴とする
    映像情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 映像情報の記録・再生を行う映像情報記
    録再生装置であって、 映像情報を記憶する映像情報記憶手段と、 映像情報における各シーンごとに複数種類の特徴量を検
    出する特徴量検出手段と、 該特徴量検出手段により検出された特徴量を複数種類の
    基準に従いそれぞれ評価する評価手段と、 該評価手段による評価結果に基づき、該シーン又は該シ
    ーンの一部を特定する情報である特定情報を各基準ごと
    に記憶することにより、各基準ごとに該特定情報からな
    るシナリオデータを記憶するシナリオ記憶手段と、 該シナリオ記憶手段に記憶されたシナリオデータのうち
    の所定の基準に基づくシナリオデータに基づいて、該映
    像報記憶手段に記憶された映像データから、所定のシー
    ン又は該シーンの一部を読み出して再生を行うシナリオ
    再生手段と、を有することを特徴とする映像情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 上記評価手段が、さらに、映像情報のジ
    ャンルごとに定められた基準で、該特徴量を評価するた
    めの基準に従い、検出された特徴量を評価することを特
    徴とする請求項2に記載の映像情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記評価手段が、各特徴量について重み
    付けを行なうための重み係数が各特徴量ごとに設けられ
    た重み係数群が、複数種類のジャンルについてそれぞれ
    設けられた重み係数記憶部を有し、 上記評価手段は、映像情報のジャンルに対応する重み係
    数群を用いて特徴量を評価することを特徴とする請求項
    1又は3に記載の映像情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記評価手段が、各特徴量について重み
    付けを行なうための重み係数が各特徴量ごとに設けられ
    た重み係数群が優先順位に従い複数設けられた重み係数
    記憶部を有し、 上記評価手段は、各重み係数群を用いてそれぞれ特徴量
    を評価することにより、該特徴量を複数種類の基準に従
    い評価することを特徴とする請求項2に記載の映像情報
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記評価手段が、重み係数群集合であっ
    て、各特徴量について重み付けを行なうための重み係数
    が各特徴量ごとに設けられた重み係数群が優先順位に従
    い複数設けられた重み係数群集合を複数のジャンルにつ
    いてそれぞれ有する重み係数記憶部を有し、 上記評価手段は、映像情報のジャンルに対応する重み係
    数群集合における複数の重み係数群を用いてそれぞれ特
    徴量を評価することにより、該特徴量を複数種類の基準
    に従い評価することを特徴とする請求項3に記載の映像
    情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記評価手段は、各特徴量と対応する重
    み係数とを乗算した値を積算した値を、所定のしきい値
    と比較し、該積算した値が該所定のしきい値よりも大き
    いか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の
    映像情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 上記評価手段は、各特徴量と対応する重
    み係数とを乗算した値を積算した値を、所定のしきい値
    と比較し、該積算した値が該所定のしきい値よりも大き
    いか否かを判定することを特徴とする請求項5又は6に
    記載の映像情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 上記シナリオ記憶手段は、上記積算した
    値が上記所定のしきい値よりも大きい場合に、そのシー
    ン又は該シーンの一部を特定する情報である特定情報を
    記憶していくことを特徴とする請求項7又は8に記載の
    映像情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 上記評価手段は、評価に用いる複数種
    類のしきい値を有し、各しきい値に基づいて評価を行
    い、また、上記シナリオ記憶手段は、各しきい値に基づ
    く評価結果に基づき、各しきい値ごとにシナリオデータ
    を記憶することを特徴とする請求項7又は8又は9に記
    載の映像情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 上記映像情報記録再生装置が、さら
    に、 入力された受信データであって、映像情報と、該映像情
    報のジャンルを特定するための情報とを含む受信データ
    を、該映像情報と、該映像情報のジャンルを特定するた
    めの情報とに分離する分離手段を有し、 上記評価手段は、該分離手段で分離された映像情報のジ
    ャンルを特定するための情報に基づいて、評価を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は3又は4又は6又は7又は
    8又は9又は10に記載の映像情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記映像情報記録再生装置は、 ある映像情報について上記シナリオ記憶手段に記憶され
    た複数のシナリオデータのうち、シナリオ再生手段によ
    り再生を行うのに使用するシナリオデータを選択するシ
    ナリオ選択手段を有することを特徴とする請求項2又は
    3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は
    11に記載の映像情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 上記シナリオ再生手段は、ある映像情
    報について上記シナリオ記憶手段に記憶された複数のシ
    ナリオデータのうち、再生に用いているシナリオデータ
    の種類をユーザーに通知する機能を有していることを特
    徴とする請求項2又は3又は4又は5又は6又は7又は
    8又は9又は10又は11又は12に記載の映像情報記
    録再生装置。
  14. 【請求項14】 上記映像情報記憶手段に複数の映像情
    報が記憶された場合に、上記シナリオ再生手段は、該複
    数の映像情報を各映像情報のシナリオに基づいて、表示
    画面を分割表示することにより、同時に再生することを
    特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又
    は7又は8又は9又は10又は11又は12又は13に
    記載の映像情報記録再生装置。
  15. 【請求項15】 上記シナリオ再生手段は、ある映像情
    報を再生する際に、シナリオデータに記憶された特定情
    報により特定されたシーン又はシーンの一部のうちの少
    なくとも2以上を表示画面に同時に表示することを特徴
    とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7
    又は8又は9又は10又は11又は12又は13又は1
    4に記載の映像情報記録再生装置。
  16. 【請求項16】 上記特徴量検出手段が、 映像情報における各シーン間の境界を検出することによ
    り、各シーンごとに分割する分割手段と、 分割された各シーンの長さを検出することにより、該シ
    ーンの長さに関する特徴量であるシーン長さ特徴量を検
    出するシーン長さ特徴量検出手段と、 分割された各シーンにおいて、音声レベルに関する特徴
    点を検出することにより、音声レベルに関する特徴量で
    ある音声レベル特徴量を検出する音声レベル特徴量検出
    手段と、 分割された各シーンにおいて、顔領域を検出することに
    より、顔領域に関する特徴量である顔領域特徴量を検出
    する顔領域特徴量検出手段と、を有することを特徴とす
    る請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は
    8又は9又は10又は11又は12又は13又は14又
    は15に記載の映像情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】 上記シーン長さ特徴量検出手段が、映
    像情報を構成する複数のフレームについて順次前フレー
    ムとの連続性を検出して、該前フレームとの連続性がな
    いフレームをカット点として検出し、該カット点となる
    フレームから次のカット点となるフレームの前のフレー
    ムまでを1つのシーンとして、該シーンの長さを検出
    し、該シーンの長さに応じて定められた特徴量を割り出
    すことを特徴とする請求項16に記載の映像情報記録再
    生装置。
  18. 【請求項18】 上記音声レベル特徴量検出手段が、音
    声レベルが所定値以下である無音状態を逐次検出するこ
    とにより、所定の特徴量を検出することを特徴とする請
    求項16又は17に記載の映像情報記録再生装置。
  19. 【請求項19】 上記音声レベル特徴量検出手段が、音
    声レベルが所定値以下である無音状態を逐次検出してい
    き、音声レベルが該所定値を越えている状態が所定時間
    以上続く有音区間が検出された場合に、該有音区間の直
    前に検出された無音状態の位置のフレームをコーナー先
    頭として検出し、該コーナー先頭が検出された場合に所
    定の特徴量を割り出すことを特徴とする請求項16又は
    17又は18に記載の映像情報記録再生装置。
  20. 【請求項20】 上記顔領域特徴量検出手段が、映像情
    報を構成する複数のフレームについて逐次顔領域が存在
    するか否かを検出し、顔領域が存在するフレームがある
    場合に所定の特徴量を割り出すことを特徴とする請求項
    16又は17又は18又は19に記載の映像情報記録再
    生装置。
  21. 【請求項21】 上記特定情報が、上記映像情報記憶手
    段に記憶された映像情報の読出し先頭位置のフレームを
    特定するための情報であることを特徴とする請求項1又
    は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は
    10又は11又は12又は13又は14又は15又は1
    6又は17又は18又は19又は20に記載の映像情報
    記録再生装置。
  22. 【請求項22】 上記特徴量検出手段による特徴量の検
    出と、上記評価手段による判定と、上記シナリオ記憶手
    段によるシナリオデータの記憶とは、映像情報記録再生
    装置に入力された映像情報を映像情報記憶手段に記憶す
    る際に、並行して行われることを特徴とする請求項1又
    は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は
    10又は11又は12又は13又は14又は15又は1
    6又は17又は18又は19又は20又は21に記載の
    映像情報記録再生装置。
  23. 【請求項23】 映像情報の記録・再生を行う映像情報
    記録再生方法であって、 映像情報を所定の記憶装置に記憶する映像情報記憶工程
    と、 映像情報における各シーンごとに複数種類の特徴量を検
    出する特徴量検出工程と、 映像情報のジャンルごとに定められた基準で、該特徴量
    を評価するための基準に従い、検出された特徴量を評価
    する評価工程と、 該評価工程における評価結果に基づき、該シーン又は該
    シーンの一部を特定する情報である特定情報を所定の記
    憶装置に記憶することにより、該特定情報からなるシナ
    リオデータを記憶するシナリオ記憶工程と、 該シナリオ記憶工程において記憶されたシナリオデータ
    に基づいて、該映像情報記憶工程において記憶された映
    像データから、所定のシーン又は該シーンの一部を読み
    出して再生を行うシナリオ再生工程と、を有することを
    特徴とする映像情報記録再生方法。
  24. 【請求項24】 映像情報の記録・再生を行う映像情報
    記録再生方法であって、 映像情報を所定の記憶装置に記憶する映像情報記憶工程
    と、 映像情報における各シーンごとに複数種類の特徴量を検
    出する特徴量検出工程と、 該特徴量検出工程において検出された特徴量を複数種類
    の基準に従いそれぞれ評価する評価工程と、 該評価工程による評価結果に基づき、該シーン又は該シ
    ーンの一部を特定する情報である特定情報を各基準ごと
    に所定の記憶装置に記憶することにより、各基準ごとに
    該特定情報からなるシナリオデータを記憶するシナリオ
    記憶工程と、 該シナリオ記憶工程において記憶されたシナリオデータ
    のうちの所定の基準に基づくシナリオデータに基づい
    て、該映像報記憶工程において記憶された映像データか
    ら、所定のシーン又は該シーンの一部を読み出して再生
    を行うシナリオ再生工程と、を有することを特徴とする
    映像情報記録再生方法。
  25. 【請求項25】 上記評価工程において、さらに、映像
    情報のジャンルごとに定められた基準で、該特徴量を評
    価するための基準に従い、検出された特徴量を評価する
    ことを特徴とする請求項24に記載の映像情報記録再生
    方法。
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