JP2008250517A - 紙幣識別装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に点検作業を行うことのできる紙幣識別装置を提供する。
【解決手段】収納カセット開閉検知センサ116の検知結果に基づいて所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、挿入検知センサ34,44の検知結果と点検ボタン114のオン又はオフの少なくとも一方とに基づいて、選択スイッチ111,112,113及び後側シュート開閉検知センサ115により選択された点検動作を行わせる点検制御部100とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】収納カセット開閉検知センサ116の検知結果に基づいて所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、挿入検知センサ34,44の検知結果と点検ボタン114のオン又はオフの少なくとも一方とに基づいて、選択スイッチ111,112,113及び後側シュート開閉検知センサ115により選択された点検動作を行わせる点検制御部100とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えば自動販売機等に設けられ、紙幣挿入口に挿入された紙幣の真偽を識別して収納する紙幣識別装置に関するものである。
従来、この種の紙幣識別装置として、紙幣搬送機構によって搬送される紙幣の長さを測定して紙幣の長さの許容幅の上限値と比較し、測定した紙幣の長さが記憶された上限値を超えた回数を監視し、その回数が所定回数以上になったときに紙幣搬送機構の汚れによる紙幣の滑りが発生したと判断して紙幣識別装置の保守時期を通知するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−150362号公報
一方、紙幣識別装置の点検作業において、紙幣識別装置の動作が正常か否かを点検するために所定の点検動作について動作確認をしているが、従来の紙幣識別装置は例えばパソコン等の機器と接続しなければ点検すべき任意の点検動作を行わせることができず、紙幣識別装置単体で点検動作を確認することができないため、点検作業が煩雑であるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容易に点検作業を行うことのできる紙幣識別装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、紙幣挿入口に挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送機構と、紙幣の真偽を判別する紙幣識別機構と、該紙幣搬送機構及び紙幣識別機構を少なくとも含むユニット本体と、紙幣搬送機構により搬送された紙幣を収納する紙幣収納カセットとを備えた紙幣識別装置において、所定の点検動作を行うことが可能か否かを判定する判定手段と、前記所定の点検動作から一の点検動作を選択する選択手段と、判定手段により前記所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、選択手段により選択された点検動作を行わせる点検手段とを備える紙幣識別装置を提案する。
この紙幣識別装置によれば、所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに選択された点検動作が行われるので、点検作業時に他の機器を必要とすることなく、選択された点検動作を行わせることができる。
本発明によれば、点検作業時に他の機器を必要とすることなく、選択された点検動作を行わせることができるから、任意に選択された点検動作を確認することができ、容易に点検作業を行うことができる。
図1〜図12は本発明の一実施形態を示すもので、図1は紙幣識別装置を前側から見た斜視図、図2は図1に示した紙幣識別装置を後側から見た斜視図、図3は図1及び図2に示した紙幣識別装置の側断面図、図4は図3の要部拡大図、図5は紙幣識別装置の点検に係るコントロールシステムを示す図、図6は紙幣識別装置の点検に係る動作を説明するフローチャート、図7は図6に示した点検動作処理の構成図、図8は図7に示したベルト点検処理を説明するフローチャート、図9は図7に示した収納点検処理を説明するフローチャート、図10は図7に示した紙幣返却点検処理を説明するフローチャート、図11は図7に示した紙幣収納点検処理を説明するフローチャート、図12は図7に示したシャッタ点検処理を説明するフローチャートである。以下の説明では、図1の手前側を前、奥側を後、左側を左、右側を右として表記する。
まず、図1〜図4を参照して、紙幣識別装置のメカニズムについて説明する。
図1〜図4に示した紙幣識別装置は、メインフレーム10と、ベースボックス20と、前側シュート30と、紙幣搬送ユニット40と、後側シュート50と、マスク60と、紙幣収納カセット70とを備えている。
ベースボックス20は上面及び後面を開口した箱形を成し、その前面をメインフレーム10の後面下部に固定されている。このベースボックス20は、紙幣PM(図4参照)を紙幣収納カセット70内に押し込むための縦長矩形状の紙幣収納プレート21と、該紙幣収納プレート21を前後に平行移動させるリンク機構22と、収納モータ(図5の符号122参照)、減速用歯車及び駆動レバーを有する収納駆動源(図示省略)と、上部後側の左右にその中心線が左右方向を向くように設けられた後側シュート用の軸支孔23と、下部後側の左右にその中心線が左右方向を向くように設けられた紙幣収納カセット用の軸支孔24とを有している。
リンク機構22は、各々の上端を紙幣収納プレート21に回転自在に連結され、且つ、各々の下端をベースボックス20に回転自在に連結された左右一対の上側リンク22aと、各々の上端をベースボックス20に回転自在に連結され、かつ、各々の下端を紙幣収納プレート21に回転自在に連結された左右一対の下側リンク22bと、上側リンク22aと下側リンク22bで共通の操作軸22cとを有している。操作軸22cには駆動レバー(図示省略)が係合しており、該駆動レバー(図示省略)の前後移動に伴ってリンク機構22はその形態を変化して紙幣収納プレート21を前後に平行移動させる。
前側シュート30は全体が略矩形状を成し、その前面をメインフレーム10の後面上部に固定されている。この前側シュート30は、後側に張り出した上部湾曲部31と、前側に張り出した下部湾曲部32と、上下左右に間隔をおいて回転自在に、かつ、その一部が後側に露出するように設けられた計4個のローラ33と、紙幣搬送ユニット取付部(図示省略)と、その一部が後側に露出するように設けられた挿入検知センサ34とを有している。
挿入検知センサ34と後述の挿入検知センサ44の一方は発光ダイオード等から成る複数の発光素子によって構成され、他方はフォトダイオードやフォトトランジスタ等から成る複数の受光素子によって構成されている。挿入検知センサ34と44のうちの受光側センサは、検知された光の強度変化に係る挿入検知信号を後述の検知部110を通じて後述の点検制御部100に出力している。
また、計4個のローラ33のうちの右側の2個のローラ33は紙幣搬送ユニット40の右側の無端ベルト43の前側の上下位置に対応していてその露出部分を該無端ベルト43に接触し、左側の2個のローラ33は紙幣搬送ユニット40の左側の無端ベルト43の前側の上下位置に対応していてその露出部分を該無端ベルト43に接触している。
紙幣搬送ユニット40は全体が略直方体形状を成し、前側シュート30の紙幣搬送ユニット取付部(図示省略)に着脱自在に取り付けられている。この紙幣搬送ユニット40は、ユニット本体41と、ユニット本体41の上部左右に回転自在に設けられたプーリ42と、ユニット本体41の下部左右に共通回転軸を通じて回転自在に設けられたプーリ42と、紙幣PMの幅方向両側部に向き合うように左側の2個のプーリ42と右側の2個のプーリ42にそれぞれ巻き付けられた2つの無端ベルト43と、左側の下側プーリ42に同軸上に連結された従動歯車(図示省略)と、その一部が前側に露出して挿入検知センサ34と向き合うようにユニット本体41内に設けられた挿入検知センサ44と、その一部が後側に露出するようにユニット本体41内に設けられた真偽識別センサ47とを有している。
真偽識別センサ47と後述の真偽識別センサ53の一方は発光ダイオード等から成る複数の発光素子によって構成され、他方はフォトダイオードやフォトトランジスタ等から成る複数の受光素子によって構成されている。真偽識別センサ47と53のうちの受光側センサは、検知された光の強度変化に係る信号を出力している。
後側シュート50は全体が略直方体形状を成す。この後側シュート50は、前側に張り出した湾曲部51と、上下左右に間隔をおいて回転自在に、かつ、その一部が前側に露出するように設けられた計4個のローラ52と、その一部が前側に露出して真偽識別センサ47と向き合うように設けられた真偽識別センサ53と、搬送モータ(図5の符号121参照)、減速用歯車及び駆動歯車を有する搬送駆動源(図示省略)と、回転自在に軸支され、かつ、その先端が縦長スリット50aから前方に突出してユニット本体41の後面に接するようにコイルバネ(図示省略)によって図3中で反時計回り方向に付勢された紙幣検知レバー54と、紙幣通過に伴う紙幣検知レバー54の動きを検知する通過検知センサ55と、下面後側の左右に設けられた支持片56と、各支持片56にその中心線が左右方向に向くように設けられた軸部56aとを有している。この後側シュート50は左右の軸部56aをベースボックス20の左右の軸支孔23に回転自在に挿入され、軸支箇所を支点とした回転動作による開閉ができるようにベースボックス20に取り付けられている。
通過検知センサ55は発光ダイオード等から成る発光素子とフォトダイオードやフォトトランジスタ等から成る受光素子との組み合わせによって構成されている。通過検知センサ55の受光素子は、検知された光の強度変化に係る信号を出力している。
また、計4個のローラ52のうちの右側の2個のローラ52は紙幣搬送ユニット40の右側の無端ベルト43の後側の上下位置に対応していてその露出部分を該無端ベルト43に接触し、左側の2個のローラ52は紙幣搬送ユニット40の左側の無端ベルト43の後側の上下位置に対応していてその露出部分を該無端ベルト43に接触している。図3及び図4から分かるように、下側の左右2個のローラ52は突出片50bに回転自在に設けられていて各々の中心線は下側の左右2個のプーリ42の中心線とほぼ同じ高さにある。
搬送駆動源の駆動歯車(図示省略)は後側シュート50を閉じた状態で紙幣搬送ユニット40の従動歯車(図示省略)に噛合する。つまり、紙幣搬送ユニット40の各無端ベルト43は搬送駆動源の駆動歯車(図示省略)から従動歯車(図示省略)に伝達された回転力に基づいて所定方向に回転して紙幣搬送を行う。
マスク60は後面を開口した箱形を成し、その後面をメインフレーム10の前面に固定されている。このマスク60は、前面から後面に至る横長の紙幣挿入口61と、紙幣挿入口61の後端下部から後側に張り出した湾曲部62とを有している。
紙幣収納カセット70は上面及び前面を開口した箱形を成す。この紙幣収納カセット70は、前面開口の左右に設けられた縦長のレール71と、両レール71の左右間隔よりも左右幅が僅かに大きく両レール71の後側に配置された縦長矩形状のカセットプレート72と、カセットプレート72を前方に付勢する円錐台状のコイルバネ73と、ベースボックス20内への紙幣収納カセット70の装着とその解除を行うフックレバー(図示省略)と、フックレバー(図示省略)を後面側から操作するための切り欠き74と、下面後側の左右に設けられた支持片75と、各支持片75にその中心線が左右方向に向くように設けられた軸部75aとを有している。この紙幣収納ボックス70は左右の軸部75aをベースボックス20の左右の軸支孔24に挿入され、フックレバー(図示省略)の操作によりベースユニット20内から解除されて回転自在になり、軸支箇所を支点とした回転動作による開閉ができるようにベースボックス20に取り付けられている。
前述の紙幣識別装置では、後側シュート50が閉じた位置にあるとき、紙幣搬送ユニット40はその前後を前側シュート30と後側シュート50に挟み込まれたような状態となり、上部湾曲部31と湾曲部51の存在もあって、紙幣搬送ユニット40の周囲には各無端ベルト43と各ローラ33,52との境界面を含む逆U字形の紙幣通路BP(図4参照)が形成される。この紙幣通路BPの前側下端はマスク60の湾曲部62を介して紙幣挿入口61の後端と連通している。従って、後側シュート50が閉じた位置にあるときは、紙幣搬送ユニット40及び紙幣通路BPが覆われた状態になる。また、紙幣通路BPの途中にはシャッタ(図5の符号123参照)が設けられており、シャッタ123は紙幣通路BPを開閉し、後側シュート50を開いた状態で目視可能な位置に配置されている。
次に、図5を参照して、紙幣識別装置の点検に係るコントロールシステムについて説明する。
図5に示したコントロールシステムは、点検制御部101と、検出部110と、選択スイッチ111,112,113と、点検ボタン114と、前記挿入検知センサ34,44と、後側シュート開閉検知センサ115と、収納カセット開閉検知センサ116と、駆動部120と、前記搬送駆動源(図示省略)の搬送モータ121と、前記収納駆動源(図示省略)の収納モータ122と、前記シャッタ123とを備えている。
点検制御部100は、紙幣識別装置の点検に係る動作を制御するためのものであり、検知部110及び駆動部120が接続されている。また、点検制御部100はCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えた周知のコンピュータから成り、自己のメモリ内に格納されたプログラム及びデータと検出部110から入力された検知信号とに基づいて駆動部120に駆動信号を出力している。
検知部110には、選択スイッチ111,112,113、点検ボタン114、前記挿入検知センサ34,44、後側シュート開閉検知センサ115、及び収納カセット開閉検知センサ116が接続されており、検知部110は入力されたそれぞれの検知信号を点検制御部100に出力している。
選択スイッチ111,112,113は周知のディップスイッチから成り、それぞれオン又はオフに切換可能になっており、スイッチがオンのときにオン信号をそれぞれ出力している。
点検ボタン114は周知のタクトスイッチから成り、点検ボタン114が押されている間オン信号を出力している。
後側シュート開閉検知センサ115は、後側シュート50の開閉状態を検知しており、後側シュート50が開いた状態のときに開信号を出力している。なお、この後側シュート開閉検知センサは、本実施形態のように他のセンサとは別に設けるようにしてもよいし、真偽識別センサ47,53又は紙幣検知レバー54で兼用するようにしてもよい。
収納カセット開閉検知センサ116は、紙幣収納カセット70の開閉状態を検知しており、切り欠き74からフックレバー(図示せず)を操作して紙幣収納カセット70が開いた状態のときに開信号を出力している。
駆動部120には、前記搬送駆動源(図示省略)の搬送モータ121、前記収納駆動源(図示省略)の収納モータ122、及び前記シャッタ123が接続されており、駆動部120は点検制御部100から入力された駆動信号を搬送モータ121、収納モータ122、及びシャッタ123のそれぞれに出力している。
次に、図6〜図12を参照して、紙幣識別装置の点検に係る動作について説明する。
図6に示すように、点検制御部100は、収納カセット開閉検知センサ116から検知部110を介して入力される開信号に基づいて、点検作業員によって切り欠き74からフックレバー(図示せず)が操作されて紙幣収納カセット70が開けられたか否かを判定し(ステップS11)、紙幣収納カセット70が開けられるまでステップS11の処理を繰り返す。
紙幣収納カセット70が開けられた場合、すなわち収納カセット開閉検知センサ116から検知部110を介して開信号が入力された場合に、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号と自己のタイムウォッチ機能とに基づいて、点検作業員によって点検ボタン114が3秒以上押されているか否かを判定する(ステップS12)。
点検ボタン114が3秒以上押されている場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号が3秒以上続いている場合に、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、点検作業員によって押されていた点検ボタン114が離されたか否かを判定し(ステップS13)、押されていた点検ボタン114が離されるまでステップS13の処理を繰り返す。
点検作業員によって押されていた点検ボタン114が離された場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介して入力されていたオン信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は挿入された紙幣PMの真偽を識別して紙幣収納カセット70に収納する通常モードから所定の点検動作を行うことが可能な点検モードに移行する(ステップS14)。これにより、所定の点検動作を行うことが可能か否かが判定される。
次いで点検制御部100は、収納カセット開閉検知センサ116から検知部110を介して入力される開信号に基づいて、点検作業員によって紙幣収納カセット70が開けられたままか否かを判定する(ステップS15)。
紙幣収納カセット70が開けられたまま場合に、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、点検作業員によって点検ボタン114が押された後、離された(以下、点検ボタンの操作という)か否かを判定し(ステップS16)、点検ボタン114が操作されるまでステップS16の処理を繰り返す。
点検ボタン114が操作された場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介してオン信号が入力され、その後オン信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は、紙幣識別装置に所定の点検動作を行わせる後述の点検動作処理S100を実行する。
後述の点検動作処理S100を実行後、点検制御部100はステップS15〜ステップS100の処理を繰り返す。
ステップS12の判定の結果、点検ボタン114が3秒以上押されていない場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号が3秒未満の場合、又は点検ボタン114から開信号が入力されない場合に、点検制御部100はステップS11〜ステップS12の処理を繰り返す。
ステップS15の判定の結果、紙幣収納カセット70が閉じられた場合、すなわち収納カセット開閉検知センサ116から検知部110を介して入力されていた開信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は点検モードから通常モードに戻り、再度ステップS11〜ステップS15の処理を繰り返す。これにより、収納カセット開閉検知センサ116の検知結果に基づいて所定の点検動作を行うことが可能な点検モードに移行するか否かが判定される。
本実施形態では、紙幣収納カセット70が開けられたか否かを判定して点検モードに移行し、又は通常モードに戻るようにしたが、これに限定されず、他の状態に基づいて点検モードに移行し、又は通常モードに戻るようにしてもよい。
ここで、ステップS16の判定の結果、点検ボタン114が操作された場合に実行する点検動作処理S100について説明する。
図7に示すように、点検動作処理S100は、搬送動作を行わせるベルト点検処理S110と、収納動作を行わせる収納点検処理S120と、紙幣返却動作を行わせる紙幣返却点検処理S130と、紙幣収納動作を行わせる紙幣収納点検処理S140と、シャッタ動作を行わせるシャッタ点検処理S150とを備えている。
点検制御部100は、選択スイッチ111,112,113から検知部110を介して入力されるそれぞれのオン信号及び後側シュート開閉検知センサ115から検知部110を介して入力される開信号に基づいて、処理を選択して実行している。このように、所定の点検動作から一の点検動作を選択することにより、所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに選択された点検動作が行われる。
本実施形態では、点検制御部100は、選択スイッチ111がオン、かつ、選択スイッチ112,113がオフ、かつ、後側シュート50が閉じている場合にベルト点検処理S110を実行し、選択スイッチ112がオン、かつ、選択スイッチ111,113がオフ、かつ、後側シュート50が閉じている場合に収納点検処理S120を実行し、選択スイッチ113がオン、かつ、選択スイッチ111,112がオフ、かつ、後側シュート50が閉じている場合に紙幣返却点検処理S130を実行し、選択スイッチ111,112,113がオフ、かつ、後側シュート50が閉じている場合に紙幣収納点検処理S140を実行し、選択スイッチ111,112,113がオフ、かつ、後側シュート50が開いている場合にシャッタ点検処理S150を実行している。これにより、後側シュート開閉検知センサ115の検知結果に基づいて所定の点検動作から一の点検動作が選択される。
図8に示すように、ベルト点検処理S110が開始されると、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、点検作業員によって点検ボタン114が操作されたか否かを判定し(ステップS111)、点検ボタン114が操作されるまでステップS111の処理を繰り返す。
点検ボタン114が操作された場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介してオン信号が入力され、その後オン信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は、駆動部120を介して搬送モータ121に駆動信号を出力して搬送動作を行わせる(ステップS112)。これにより、点検ボタン114の操作に基づいて搬送動作が行われる。
本実施形態では、点検ボタン114が操作されたときに搬送動作を行わせるようにしたが、これに限定されず、点検ボタン114が押されたときに搬送動作を行わせるようにしてもよい。
ここで搬送動作とは、搬送モータ121が回転し、これにより紙幣搬送ユニット40の各無端ベルト43が回転することをいう。これにより、点検作業員は各無端ベルト43の動作を確認することができる。
搬送動作の終了後、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、再び点検作業員によって点検ボタン114が操作されたか否かを判定し(ステップS113)、点検ボタン114が操作されるまでステップS111の処理を繰り返し、点検ボタン114が操作された場合にベルト点検処理S110を終了する。
なお、搬送動作の途中で異常を検出した場合には搬送動作を中断し、ベルト点検処理S110を終了することが望ましい。
また、図9に示すように、収納点検処理S120が開始されると、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、点検作業員によって点検ボタン114が操作されたか否かを判定し(ステップS121)、点検ボタン114が操作されるまでステップS121の処理を繰り返す。
点検ボタン114が操作された場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介してオン信号が入力され、その後オン信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は、駆動部120を介して収納モータ122に駆動信号を出力して収納動作を行わせる(ステップS122)。これにより、点検ボタン114の操作に基づいて収納動作が行われる。
本実施形態では、点検ボタン114が操作されたときに収納動作を行わせるようにしたが、これに限定されず、点検ボタン114が押されたときに収納動作を行わせるようにしてもよい。
ここで収納動作とは、収納モータ122が回転し、これによりリンク機構22の形態が変化して紙幣収納プレート21が左方向に平行移動し、カセットプレート72をコイルバネ73の付勢力に抗して押し退けるようにして紙幣収納カセット70内に押し込み、押し込み後は収納モータ122が更に回転しリンク機構22及び紙幣収納プレート21が元の位置に復帰することをいう。これにより、点検作業員は紙幣収納プレート21及びリンク機構22の動作を確認することができる。
ステップS122の収納動作の終了後、点検制御部100は収納点検処理S120を終了する。
なお、収納動作の途中で異常を検出した場合には収納動作を中断し、収納点検処理S120を終了することが望ましい。
また、図10に示すように、紙幣返却点検処理S130が開始されると、点検制御部100は、点検ボタン114から検知部110を介して入力されるオン信号に基づいて、点検作業員によって点検ボタン114が操作されたか否かを判定し(ステップS131)、点検ボタン114が操作された場合に点検制御部100は紙幣返却点検処理S130を終了する。
点検ボタン114が操作されない場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介してオン信号が入力されない場合に、点検制御部100は、挿入検知センサ34,44から検知部110を介して入力される挿入検知信号に基づいて、点検作業員によって紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されたか否かを判定する(ステップS132)。
紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入された場合、すなわち挿入検知センサ34,44から検知部110を介して挿入検知信号が入力された場合に、点検制御部100は、駆動部120を介して搬送モータ121に駆動信号を出力して紙幣搬送動作を行わせる(ステップS133)。これにより、挿入検知センサ34,44の検知結果と点検ボタン114の操作とに基づいて後述の紙幣返却動作が行われる。
本実施形態では、点検ボタン114が操作されたか否かを判定し、紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されたか否かを判定して後述の紙幣返却動作を行わせるようにしたが、これに限定されず、紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されたか否かを判定して後述の紙幣返却動作を行わせるようにしてもよい。これにより、挿入検知センサ34,44の検知結果に基づいて後述の紙幣返却動作が行われる。
ここで紙幣搬送動作とは、搬送モータ121が回転し、これにより紙幣搬送ユニット40の各無端ベルト43が回転して、挿入された紙幣PMが所定位置まで搬送されることをいう。
紙幣搬送動作の終了後、点検制御部100は、自己のタイムウォッチ機能に基づいて、紙幣搬送動作の終了から500ミリ秒が経過したか否かを判定し(ステップS134)、搬送動作の終了から500ミリ秒が経過するまでステップS134の処理を繰り返す。
搬送動作の終了から500ミリ秒が経過したときに、点検制御部100は、駆動部120を介して搬送モータ121に駆動信号を出力して紙幣返却動作を行わせる(ステップS135)。
ここで紙幣返却動作とは、搬送モータ121が逆方向に回転し、これにより紙幣搬送ユニット40の各無端ベルト43が逆方向に回転して、所定位置にある紙幣PMが紙幣挿入口61に向かって搬送されて返却されることをいう。これにより、点検作業員は紙幣搬送ユニット40とその前後のローラ33,52が紙幣PMを搬送して返却する動作を確認することができる。
ステップS132の判定の結果、紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されない場合、すなわち挿入検知センサ34,44から検知部110を介して挿入検知信号が入力されない場合に、点検制御部100はステップS131〜ステップS132の処理を繰り返す。
ステップS135の紙幣返却動作の終了後、点検制御部100はステップS131〜ステップS135の処理を繰り返す。
なお、紙幣搬送動作又は紙幣返却動作の途中で異常を検出した場合には紙幣搬送動作又は紙幣返却動作を中断し、紙幣返却点検処理S130を終了することが望ましい。
また、図11に示すように、紙幣収納点検処理S140のステップS141〜ステップS144は、前述の紙幣返却点検処理S130のステップS131〜S134と同様の処理であるため、その説明を省略する。
ステップS144の判定の結果、紙幣搬送動作の終了から500ミリ秒が経過したときに、点検制御部100は、駆動部120を介して収納モータ122に駆動信号を出力して紙幣収納動作を行わせる(ステップS145)。
ここで紙幣収納動作とは、収納モータ122が回転し、これによりリンク機構22の形態が変化して紙幣収納プレート21が左方向に平行移動し、所定位置に存する紙幣PMは該紙幣収納プレート21と一緒に左方向に移動し、カセットプレート72をコイルバネ73の付勢力に抗して押し退けるようにして紙幣収納カセット70内に押し込み、押し込み後は収納モータ122が更に回転しリンク機構22及び紙幣収納プレート21が元の位置に復帰し、紙幣PMが紙幣収納プレート21と一緒に左方向に移動して紙幣収納カセット70内に押し込まれることをいう。これにより、点検作業員は紙幣収納プレート21及びリンク機構22が紙幣PMを紙幣収納カセット70に収納する動作を確認することができる。
ステップS145の紙幣収納動作の終了後、点検制御部100はステップS141〜ステップS145の処理を繰り返す。
なお、紙幣搬送動作又は紙幣収納動作の途中で異常を検出した場合には紙幣搬送動作又は紙幣収納動作を中断し、紙幣収納点検処理S140を終了することが望ましい。
また、図12に示すように、シャッタ点検処理S150のステップS151は、前述の収納点検処理S120のステップS121と同様の処理であるため、その説明を省略する。
ステップS151の判定の結果、点検ボタン114が操作された場合、すなわち点検ボタン114から検知部110を介してオン信号が入力され、その後オン信号が入力されなくなった場合に、点検制御部100は、駆動部120を介してシャッタ123に駆動信号を出力してシャッタ動作を行わせる(ステップS152)。
ここでシャッタ動作とは、紙幣通路BPを開けていたシャッタ123を駆動し、紙幣通路BPを閉じることをいう。これにより、点検作業員はシャッタ123が紙幣通路を開閉する動作を点検することができる。
ステップS152のシャッタ動作の終了後、点検制御部100はシャッタ点検処理S150を終了する。
なお、シャッタ動作の途中で異常を検出した場合にはシャッタ動作を中断し、シャッタ点検処理S150を終了することが望ましい。
このように、本発明によれば、所定の点検動作を行うことが可能か否かを判定し、所定の点検動作から一の点検動作を選択することにより、所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに選択された点検動作を行わせるので、点検作業時に他の機器を必要とすることなく、選択された点検動作を行わせることができるから、任意に選択された点検動作を確認することができ、容易に点検作業を行うことができる。
また、収納カセット開閉検知センサ116の検知結果に基づいて所定の点検動作を行うことが可能か否かを判定するので、誤作動により所定の点検動作を行うことが可能であると判定される可能性を低減することができ、確実に点検作業を行うことができる。
また、点検ボタン114のオン又はオフの少なくとも一方に基づいて点検動作を行わせるので、誤操作により選択された点検動作を行わせる可能性を低減することができ、確実に点検作業を行うことができる。
また、挿入検知センサ34,44の検知結果に基づいて紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせるので、紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されないときに紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせることがないから、誤操作により紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせる可能性を低減することができ、確実に紙幣返却動作又は紙幣収納動作の点検作業を行うことができる。
また、挿入検知センサ34,44の検知結果と点検ボタン114のオン又はオフの少なくとも一方とに基づいて紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせるので、紙幣挿入口61から紙幣PMが挿入されないときに紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせることがないから、誤操作により紙幣返却動作又は紙幣収納動作を行わせる可能性を低減することができ、更に確実に紙幣返却動作又は紙幣収納動作の点検作業を行うことができる。
また、後側シュート開閉検知センサ115の検知結果に基づいて所定の点検動作から一の点検動作を選択するので、後側シュート50が閉じているときにシャッタ動作が選択されることがないから、誤操作又は誤作動によりシャッタ動作を行わせる可能性を低減することができ、更に確実にシャッタ動作の点検作業を行うことができる。
誤作動により所定の点検動作を行うことが可能であると判定されることが少なくなるから、確実に点検作業を行うことができる。
誤作動により所定の点検動作を行うことが可能であると判定されることが少なくなるから、確実に点検作業を行うことができる。
なお、本発明の構成は、前記実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
33,52…ローラ、34,44…挿入検知センサ、40…紙幣搬送ユニット、47,53…真偽識別センサ、50…後側シュート、70…紙幣収納カセット、100…点検制御部、111,112,113…選択スイッチ、114…点検ボタン、115…後側シュート開閉検知センサ、116…収納カセット開閉検知センサ。
Claims (6)
- 紙幣挿入口に挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送機構と、紙幣の真偽を判別する紙幣識別機構と、該紙幣搬送機構及び紙幣識別機構を少なくとも含むユニット本体と、紙幣搬送機構により搬送された紙幣を収納する紙幣収納カセットとを備えた紙幣識別装置において、
所定の点検動作を行うことが可能か否かを判定する判定手段と、
前記所定の点検動作から一の点検動作を選択する選択手段と、
判定手段により前記所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、選択手段により選択された点検動作を行わせる点検手段とを備える
ことを特徴とする紙幣識別装置。 - 紙幣収納カセットが開閉自在に設けられており、
紙幣収納カセットの開閉を検知するカセット開閉検知手段を備え、
判定手段が、カセット開閉検知手段の検知結果に基づいて前記所定の点検動作を行うことが可能か否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣識別装置。 - 選択手段により選択された点検動作を行わせることが可能な点検ボタンを備え、
点検手段が、判定手段によって前記所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、点検ボタンのオン又はオフの少なくとも一方に基づいて、選択手段により選択された点検動作を行わせる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣識別装置。 - 紙幣投入口に紙幣が挿入されたか否かを検知する挿入検知手段を備え、
点検手段が、判定手段によって前記所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、挿入検知手段の検知結果に基づいて、選択手段により選択された点検動作を行わせる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣識別装置。 - 紙幣投入口に紙幣が挿入されたか否かを検知する挿入検知手段を備え、
点検手段が、判定手段によって前記所定の点検動作を行うことが可能であると判定されたときに、挿入検知手段の検知結果と点検スイッチのオン又はオフの少なくとも一方とに基づいて、選択手段により選択された点検動作を行わせる
ことを特徴とする請求項3に記載の紙幣識別装置。 - ユニット本体が開閉自在に設けられており、
ユニット本体の開閉を検知するユニット本体開閉検知手段を備え、
選択手段が、ユニット本体開閉検知手段の検知結果に基づいて前記所定の点検動作から一の点検動作を選択する
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の紙幣識別装置。
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