JP5155316B2 - 紙幣識別装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機、両替機、メダル貸機等に搭載される紙幣識別装置およびその制御方法に関し、特に、自動販売機に取り付けられ、光センサにより紙幣の真偽を識別する紙幣識別装置およびその制御方法に関する。
発光素子と受光素子からなる光センサを複数備え、自動販売機等に挿入される紙幣の真偽を判別(識別)する紙幣識別手段を有する紙幣識別装置が従来より知られている(例えば、特許文献1等参照)。このような光センサは、発光素子と受光素子とを対向させて光路を形成するものである。紙幣識別装置は、受光素子の受光レベルに基づいて、挿入紙幣の真偽を判別するものである。
このような光センサの検知能力は、発光素子や受光素子の表面に付着する汚れ等の要因によって低下する。紙幣識別装置の光センサの検知能力が低下してしまうと、挿入された紙幣の真偽を判別することが困難となる。そのため、光センサの異常を検出し、その異常を報知する自動販売機の制御方法が提案されている(例えば、紙幣の真偽ではなく、商品の送り出しを検知するものとして、特許文献2参照)。
特許文献2には、受光素子の受光量に応じて、発光素子の発光量を補正し、商品を検知することが開示される。そして、発光量の補正がその限界に近づくと、光センサの清掃を警告表示するものである。
ところで、本出願人により先に出願された特許文献1に開示される紙幣処理装置は、保守点検作業を容易にするために、自動販売機等に紙幣処理装置を搭載した状態で、紙幣識別装置の装置本体から紙幣識別手段が設けられた紙幣通路を開閉可能とするとともに、紙幣識別手段を取り外し可能としたものである。このように構成したことにより、光センサの異常が検出された場合でも、紙幣通路を開状態とし、あるいは紙幣識別手段を取り外して清掃等を行うことにより、容易にメンテナンスを行うことができる。
特開2001−312759号公報 特開2001−155226号公報
しかしながら、特許文献1に開示される紙幣処理装置のように、紙幣通路を開状態とし、複数の光センサを露出させたとしても、どの光センサに汚れが付着しているのかを目視で見出すことは困難である。そのため、このような汚れを取り除く清掃点検作業では、複数の光センサの発光素子および受光素子の表面を全体的に清掃していた。
また、紙幣識別手段や紙幣通路を清掃するときに、自動販売機の設置場所が暗かったり、点検保守を夜に行ったりする場合には、紙幣識別手段(紙幣通路)を明るい場所に移動してその清掃を行う必要があった。
このような理由により、光センサ異常時の清掃点検作業に要する時間が長くなり、自動販売機等の稼働時間を短縮させてしまうという問題があった。
また、光センサの汚れに対する警告(警報)表示は、清掃点検作業等の保守点検作業終了後に、例えば、作業員が紙幣処理装置の前面に配置される専用の点検スイッチ等を押下等することにより解除されていた。しかしながら、この清掃点検作業により光センサの汚れを取り除けていない場合には、紙幣識別手段が誤作動・誤認識を起こしてしまうという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の光センサを備える紙幣識別手段において清掃点検作業の必要な光センサを容易に特定することにより、効率的に清掃点検作業を行うことができる紙幣識別装置およびその制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の紙幣識別装置は、紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、それぞれが発光素子と受光素子とで構成される複数の光センサを含み、前記挿入紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段とを装置本体内に備え、前記紙幣搬送手段の一部を構成する紙幣搬送路を前記装置本体に対して開状態とすることにより、前記複数の光センサを露出させることが可能な紙幣識別装置であって、前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出する開検出手段と、前記複数の光センサの各受光素子の受光量に基づいて、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを判別する汚れ判別手段と、前記汚れ判別手段により或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には、当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報を外部に報知する報知手段と、前記報知手段により前記警報が報知されているとき、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が前記装置本体に対して開状態であることを検出した場合には、前記汚れ判別手段により発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を、他の光センサの発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させる制御手段とを備え、前記報知手段により前記警報が報知されている場合において、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したときには、前記汚れ判別手段は、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再度判別し、すべての前記光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別した場合には、前記報知手段は前記警報を解除することを特徴とする。
本発明の紙幣識別装置によれば、汚れ判別手段によりいずれかの光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には、警報手段によりその旨を外部に報知するとともに、この状態において開検出手段により紙幣搬送路が装置本体に対して開状態にあることを検出したとき、判別されたセンサの赤色発光素子を、他の光センサの赤色発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させるようにするとともに、紙幣搬送路の開閉後に再度汚れの判別をし、すべての光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別した場合には、報知手段は警報を解除するようにした。したがって、紙幣搬送路が開状態となったときに、複数の光センサを備える紙幣識別手段において清掃点検作業の必要な光センサを容易に特定することができ、その特定された光センサを重点的に清掃・点検することにより、作業員は効率的に清掃点検作業を行うことができる。また、従来のような警報を解除するための点検スイッチが不要になるとともに、再度の判別により、清掃点検作業の施し具合(清掃の状況)を簡単に報知することができるので、本発明の紙幣識別装置の通常動作における信頼性を高めることができる。なお、制御手段による点滅又は点灯制御の仕方としては、汚れていると判別された光センサの発光素子を点滅させ、他の光センサの発光素子を持続的に点灯するようにしてよい。別の例として、汚れていると判別された光センサの発光素子を持続的に点灯させ、他の光センサの発光素子を点滅させてもよい。更に別の例として、汚れていると判別された光センサの発光素子のみを点滅あるいは点灯させ、その他の光センサの発光素子を消灯させるようにしてもよい。更に別の例として、汚れていると判別された光センサの発光素子を所定周期で点滅させ、それとは異なる周期で他の光センサの発光素子を点滅させるようにしてもよい。
一方、汚れ判別手段の再度の判別において、或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には、報知手段は、警報の仕方を変えて該警報を報知すればよい。これにより、作業員に一度目の清掃点検作業では足りず、再度の清掃点検作業が必要であることを報知し、清掃点検作業を促すようにすることができる。
また、本発明の紙幣識別装置では、報知手段はモニタランプからなり、該モニタランプは、汚れ判別手段により或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合に点滅して警報を報知し、汚れ判別手段の再度の判別において、或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には点滅速度もしくは表示色を変えて点滅して警報を報知してもよい。なお、報知手段は、ブザー音の断続鳴動、連続鳴動、ブザー音の音色の変更などの聴覚により報知するものであってもよい。
本発明の紙幣識別装置では、汚れ判別手段により或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合において、開検出手段により紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、汚れ判別手段は、各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再々度判別し、或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再々度判別した場合には、モニタランプは、点滅に変えて点灯して警報を報知することが好ましい。このように、二度目の清掃点検作業においても光センサの発光素子または受光素子の汚れが落ちない場合には、汚れ以外の他の不具合要因(例えば、紙幣識別装置の回路の不具合やソフトウェア上の不具合等)があると考えられるので、作業員に清掃点検作業を繰り返させることなく、紙幣識別装置の異常を報知することができる。
本発明の紙幣識別装置では、制御手段は、報知手段による警報がない状態において、開検出手段により紙幣搬送路が装置本体に対して開状態であることを検出した場合に、前記発光素子を第1期間だけ点灯させ、該第1期間が過ぎると、前記発光素子を前記第1期間より短い第2期間だけ点滅させ、該第2期間を過ぎると、前記発光素子を消灯するように制御してもよい。
また、本発明の紙幣識別装置の制御方法は、紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、それぞれが発光素子と受光素子とで構成される複数の光センサを含み、前記挿入紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段とを装置本体内に備え、前記紙幣搬送手段の一部を構成する紙幣搬送路を前記装置本体に対して開状態とすることにより、前記複数の光センサを露出させることが可能な紙幣識別装置において、前記光センサの汚れを検出して報知するための紙幣識別装置の制御方法であって、前記複数の光センサの各受光素子の受光量に基づいて、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを判別する汚れ判別工程と、前記汚れ判別工程において或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には、当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報をモニタランプの点滅により外部に報知する第1報知工程と、前記報知工程にて前記警告が報知されているときに、前記紙幣搬送路が前記装置本体に対して開状態であることを検出した場合には、前記汚れ判別工程において発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を、他の光センサの発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させる制御工程と、前記報知工程にて前記警報が報知されている場合において、前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再度判別する汚れ再判別工程と、前記汚れ再判別工程において、すべての前記光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別された場合には、前記モニタランプの点滅による前記警報を解除する第2報知工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の紙幣識別装置の制御方法では、汚れ再判別工程にて或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には、第2報知工程において、点滅速度もしくは表示色を変えてモニタランプを点滅して警報を報知してもよい。
本発明の紙幣識別装置の制御方法では、汚れ再判別工程にて或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合において、紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再々度判別する汚れ再々判別工程をさらに含み、汚れ再々判別工程において、すべての光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別した場合には、モニタランプの点滅による警報を解除し、或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再々度判別された場合には、モニタランプは、点滅に変えて点灯して警報を報知するのが好ましい。
本発明によれば、複数の光センサを備える紙幣識別手段を有する紙幣識別装置において、所定の光センサに異常が発生した場合に、清掃あるいは点検の必要な光センサを特定することができるので、効率的に当該光センサの清掃点検作業を行うことができる。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置の斜視図である。
図1に示す状態における紙幣識別装置の要部破断面図である。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置の作用(動作)を示す要部破断面図である。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置の作用(動作)を示す要部破断面図である。
図4に示す状態における紙幣識別装置の斜視図である。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置の要部ブロック図である。
受光素子の自動調整を行いつつ発光素子の発光量の最大値まで増加させた際の発光量と受光量の関係を示すグラフである。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置の発光素子の発光制御を説明するための図である。
本発明の一実施形態における紙幣識別装置で実行される汚れ検知処理の一例を示すフローチャートである
本発明の一実施形態における紙幣識別装置で実行される汚れ検知処理の一例を示すフローチャートである
本発明の一実施形態における紙幣識別装置で実行される汚れ検知処理の一例を示すフローチャートである
本発明の一実施形態における紙幣識別装置で実行される汚れ検知処理の一例を示すフローチャートである
以下、添付図面を参照して本発明の紙幣識別装置およびその制御方法の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における紙幣識別装置1の斜視図である。また、図2は、図1に示す状態における紙幣識別装置1の要部破断面図であり、図3および図4は、本発明の一実施形態における紙幣識別装置1の作用(動作)を示す要部破断面図である。図1および図2に示すように、紙幣識別装置1は、紙幣挿入口2を備えた筐体からなる装置本体3と、この装置本体3内に配設され、挿入紙幣を当該装置本体3内へ搬送する紙幣搬送手段4と、この紙幣搬送手段4により搬送された紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段5と、この紙幣識別手段5により真券とみなされた紙幣を収容するスタッカ6とから構成されている。
装置本体3は、紙幣挿入口2が形成され、図示しない自動販売機の正面を構成する扉の一部から露出するように配設されるフロントマスク7と、このフロントマスク7を正面に装着したフロントプレート8と、このフロントプレート8に固着された矩形状の筐体9とから構成されている。
紙幣搬送手段4および紙幣識別手段5は、ユニットボックス11内に一体に配設されている。スタッカ6は、筐体9の下方に軸受手段12を介し、回動自在および着脱自在に支承されている。
ユニットボックス11は、下端に形成されたU字形状の溝13を筐体9の内周面に突設された軸10内に嵌挿させることにより、筐体9に対して回動自在に支承されている。また、ユニットボックス11は、その上端に突設された2つの突起14と対応する位置のフロントプレート8に回動自在に配設されたラッチレバー15とからなるラッチ手段16により、装置本体3に位置決め支承されている(図5参照)。
また、図1に示すように、ユニットボックス11の背面、すなわち、図示しない自動販売機の外扉を開けた際に露出される面には、後述する汚れ判別手段80(図6参照)により紙幣識別手段5のいずれかの光センサを構成する発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると判別された場合に、その旨を外部に報知する報知手段としてモニタランプ60が設けられている。なお、従来の紙幣識別装置では、報知手段であるモニタランプ60の警告表示を解除するための点検スイッチ等がこのユニットボックス11の背面に設けられていた。しかしながら、本発明の紙幣識別装置1では、後述する汚れ判別手段による再度の判別によって報知手段の警報を解除するか否かが決定されるので、従来のような点検スイッチは設けられていない。
ユニットボックス11は、図3に示すように、軸受手段12を介して時計方向(矢印X参照)へ所定の回転角度だけスタッカ6を回動させ、さらにラッチ手段16のラッチレバー15を上げて当該ラッチレバー15と突起14との係合を解除することにより、図3で示すように、筐体9の軸10を中心に時計方向(矢印Y参照)へ所定の回転角度だけ回動させた状態にその姿勢を変更させることができる。
紙幣搬送手段4は、図2に示すように、ユニットボックス11内の上部に設けられたモータ41と、モータ41の回転駆動を無端の紙幣搬送ベルト44に伝達する駆動プーリ42と、駆動プーリ42との間で紙幣搬送ベルト44を張設する従動プーリ43と、この紙幣搬送ベルト44の周面に所定の間隔で設けられた複数個の従動ローラ45とを備えている。なお、駆動プーリ42を支承する軸42aとモータ41の駆動軸41aとの間には図示しない歯車列からなる歯車動力伝達手段が配設されている。
したがって、後述する制御部(図6参照)の駆動信号に基づき、モータ41の駆動軸41aが一方向へ回転すると、図示しない歯車列からなる動力伝達手段を介して駆動プーリ42を支承する軸42aが一方向へ回転し、これにより駆動プーリ42が回転して紙幣搬送ベルト44が一方向へ回転する。なお、上述のように、この紙幣搬送ベルト44の周面には複数個の従動ローラ45が圧接されており、挿入紙幣はこれらの従動ローラ28と紙幣搬送ベルト44との間に挟持されるので、紙幣搬送ベルト44が一方向へ回転すると挿入紙幣は紙幣搬送路(以下、「紙幣通路」と略す)に沿ってその下流へ安定して搬送されることとなる。
紙幣識別手段5は、通過する挿入紙幣の特定位置の濃淡を検出するための複数の光センサを構成する複数の発光素子51および複数の受光素子52と、紙幣搬送ベルト44に隣接して配設され、通過する挿入紙幣の特定位置の磁気を検出する磁気センサ53等から構成されている。なお、複数の発光素子51および磁気センサ53は、ユニットボックス11内に収容された一方のプリント配線基板54に搭載され、複数の受光素子52は他方のプリント配線基板55に搭載されている。
ここで、各光センサの発光素子51は、図示しない一対の赤色発光素子と赤外線発光素子とから構成され、同様に、各光センサの受光素子52は、図示しない一対の赤色受光素子と赤外線受光素子とから構成される。これは、紙幣の真偽を可視光(赤色光)と赤外線の双方でそれぞれ鑑別するためである。なお、各光センサの発光素子51および受光素子52は、赤外線発光および受光の機能と、赤色発光および受光の機能とを有する一つのユニット素子から構成されてもよい。ここで、発光素子51および受光素子52は、可視光として赤色光を発光および受光するものであるが、赤色以外の他の色(例えば、緑、青等)の可視光を発光および受光するものであってもよい。
以下では、一例として、発光素子51が一対の赤色発光素子と赤外線発光素子とを含み、受光素子52が一対の赤色受光素子と赤外線受光素子とを含む場合について説明する。
なお、紙幣搬送路における紙幣挿入口2の奥には、自動販売機等に紙幣が挿入されたか否かを検出する紙幣検出センサ21が設けられている。紙幣検出センサ21により紙幣の挿入が検出されると、その検出信号は後述する制御部に送られる(図6参照)。
次に、この図3で示すユニットボックス11の回動位置では、紙幣識別手段5の発光素子51および受光素子52並びに磁気センサ53は、ユニットボックス11の内側に位置しているので、直ちに清掃することはできない。
ここで、前記駆動プーリ42の軸42aと従動プーリ43の軸43aとは、ユニットボックス11に対し軸17を中心に回動自在に支承された支持プレート18に取り付けられている。
このため、図3に示す位置から軸17を中心に反時計方向(矢印Z参照)へ支持プレート18を回転させると、図4に示すように、ユニットボックス11の内部の通路面を露出させるとともに、紙幣搬送ベルト44の背面側に位置する発光素子51および受光素子52、並びに磁気センサ53も露出させることができる。したがって、図4に示す状態で、綿棒等の治具を使用して、紙幣識別手段5の発光素子51および受光素子52、並びに磁気センサ53の表面を拭く(擦る)ことにより、紙幣識別手段5の各部についても簡単に清掃することができることとなる。
図5は、図4に示す状態における紙幣識別装置1の斜視図である。図5に示すように、ユニットボックス11のフロントプレート8に当接する面には、紙幣搬送手段4の紙幣通路が開状態であることを検出するために開検出スイッチ70が設けられている。ユニットボックス11が図2の状態から図3の状態に移行すると、開検出スイッチ70は、紙幣搬送手段4が開状態になったことを検出する。なお、この開検出スイッチ70の代わりに、光センサを用いて、紙幣搬送手段4が設けられた紙幣通路が開状態であることを検出してもよい。この場合、動作状態の光センサにおいて、紙幣通路が開状態になったことによる受光素子52の受光レベルの急激な変化を後述する制御部が検出すればよい。
本実施形態では、図5には、光センサを構成する4つの発光素子51が示される。同様に、図示しない4つの受光素子52が装置本体側に設けられている。しかしながら、本発明の紙幣識別装置1では、光センサを構成する発光素子51および受光素子52の数は4つに限定されず、その他の複数であってもよい。
次に、本発明の紙幣識別装置1における制御に関する構成を説明する。図6は、本発明の一実施形態における紙幣識別装置1の要部ブロック図である。図6に示すように、本発明の紙幣識別装置1の制御に関する構成部分は、CPUやメモリ91を含む制御部90と、紙幣挿入口2への紙幣の挿入を検出する紙幣検出センサ21と、紙幣搬送手段4すなわち紙幣通路が開状態になったことを検出する開検出手段(本実施形態では、開検出スイッチ70)と、紙幣識別手段5を構成する各発光素子51およびD/A変換器51a、各受光素子52およびA/D変換器52a、並びに磁気センサ53およびA/D変換器53aと、複数の光センサの各受光素子52の受光量に基づいて、各光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを判別する汚れ判別手段80と、汚れ判別手段80によりある光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると判別された場合には、当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報を外部に報知する報知手段(本実施形態では、モニタランプ60)とを備えている。
制御部90は、駆動信号を出力し、その信号をD/A変換器51aでアナログ信号に変換し、そのアナログ信号に基づいて発光素子51を発光させる。また、受光素子52は、発光素子51から発光された赤外線光および赤色光を赤外線受光素子および赤色受光素子により受光し、受光レベルを電圧信号としてA/D変換器52aにてデジタル信号に変換した後、制御部90に出力する。後述する汚れ検知処理では、制御部90は、受け付けた受光電圧信号を汚れ判別手段80に出力する。
また、制御部90は、図示している各部に加え、例えば、モータ41の駆動を制御する等、紙幣識別装置1全体の動作を制御するものである。また、制御部90は、開検出手段である開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4が装置本体3に対して開状態であることを検出した場合に、汚れ判別手段80によりある光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると判別されたときには、当該光センサの赤色発光素子を点滅させるとともに、他の光センサの赤色発光素子を点灯させるよう紙幣識別手段5の発光素子51を制御するものである。
ここで、汚れ判別手段80の汚れ判別機能(汚れ判別処理)について説明する。図7は、受光素子52の自動調整を行いつつ発光素子51の発光量の最大値まで増加させた際の発光量と受光量の関係を示すグラフである。ここで、発光量は、発光状態を表すソフトプログラム上の記号を用いて示され、F(最小値)〜FF(最大値)に増加するものである。また、受光量は、受光素子52の受光電圧値を用いて示され、発光素子51の自動調整期間中は第1閾値βになるように調整される。
汚れ判別手段80の汚れ判別(検知)機能は、一対の発光素子51と受光素子52とが複数設けられた光センサにおいて、受光素子52の受光量を計測して、計測された受光量が所定の受光量(第2閾値α2)以下であるか否かを検出することにより、当該光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを判別するものである。なお、本実施形態では、発光素子51の発光制御を自動調整している例を示すが、本発明は発光制御を自動調整によるものに限らず、このような自動調整をしないものであってもよい。
ここで、発光素子51の「自動調整」とは、個々の発光素子51の発光効率のバラツキを解消して性能比を揃えたり、環境条件の変動に耐える発光強度に維持したりするために、各発光素子51の駆動電流を調整することを意味する。この自動調整制御は、発光素子51と対となる受光素子52の受光量すなわち受光素子52の電圧値の計測値に基づいて、発光素子51の駆動電流を変化させてその発光量を増加させるものである。
以下では、発光素子の自動調整を伴う場合の「汚れ判別機能」について説明する。まず、汚れ判別(検知)処理を行う前提として、光センサの待機状態でこの光センサ(発光素子と受光素子の対)が正常に発光し、それを正常に受光していることが必要である。この条件として、光センサが以下のような状態であることを要する。すなわち、(1)光センサの受光素子52の受光電圧値が第3閾値α1以上であること、(2)光センサの発光素子51の駆動電流を制御する値が予め定めた範囲内の最小値(F)であったとき、対となる受光素子52の受光電圧値が第4閾値、すなわち、「使用における限界値」未満であること、(3)光センサの発光素子51の消灯時に、受光素子52の受光電圧値が第3閾値α1未満であること、の3つの条件をすべて満たす必要がある。ここで、(2)の条件について、受光素子52の受光電圧値が第4閾値(「第4閾値」>「第1閾値」)以上であると、制御回路上に問題が生じたか、若しくは発光素子や受光素子に問題を生じたか等といった故障の疑いが考えられる。
図7に示すように、(0〜t1)時間における「発光素子の自動調整区間」では、受光素子52の受光電圧値が通常値(判別に使用する最適値)である第1閾値βになるように、発光素子51の駆動電流を制御する。そして、発光量が予め定めた範囲内の最高値(図7における「発光量最大」)になったときに、発光素子51の駆動電流値を維持する。
発光素子51または受光素子52の表面に汚れ等が付着している場合には、発光素子51の発光量を最大値に維持しているにもかかわらず、受光素子52の受光量が低下してしまう。この場合、受光素子52の受光電圧値が第2閾値α2に達するまで低下すると、汚れ判別手段80は、当該光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れている(すなわち、「汚れあり」)と判定する。
ここでは、汚れ判別手段80が「汚れあり」と判別したことを「汚れ検知」ともいう。このように汚れ判別手段80により「汚れ検知」をした場合には、制御部90は、報知手段であるモニタランプ60が例えば赤色点滅するように制御する。なお、報知手段の「汚れ検知」の報知方法としては、モニタランプ60の点滅に限らず、モニタランプ60の点灯、点灯あるいは点滅色の変更などのその他の視覚により報知するものであってもよい。さらに、報知手段の「汚れ検知」の報知方法としては、ブザー音の断続鳴動、連続鳴動、ブザー音の音色の変更などの聴覚により報知するものであってもよい。
なお、上述の各閾値(第1閾値〜第4閾値)等のデータは、制御部90内のメモリ91に格納されている。また、汚れ検出処理にて、各光センサの受光素子52において検出された受光電圧値のデータ等も一時的にメモリ91に格納される。
ここで、汚れ判別手段80が汚れ検知処理を行う場合の光センサの発光素子51における赤外線発光素子および赤色発光素子の具体的な動作について説明する。図8は、本発明の一実施形態における紙幣識別装置1の発光素子51の発光制御を説明するための図である。図8(a)〜図8(d)は赤外線発光素子および赤色発光素子の発光制御における各状態を示す図である。後述する汚れ検知処理において、光センサの発光素子51の赤外線発光素子および赤色発光素子は、所定のタイミングで図8に示すいずれかの状態で発光する。
汚れ検知処理では、紙幣識別装置1が紙幣の挿入を受け入れることができる状態、すなわち、待機状態において、図8に示すように、特定の周期(例えば、50ms、1分間等)毎に(特定の時間:例えば、2ms)・(特定の回数:例えば、4回)だけ光センサの発光素子51の赤外線発光素子および赤色発光素子を発光させたときに、対応する受光素子52の受光量(すなわち、受光電圧)を測定する。そして、汚れ判別手段80が、これら計測された受光電圧値が所定の受光電圧値(閾値:本実施形態では、第2閾値α2)以下であるか否かに基づいて、光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを判別し、「汚れあり」と判別された場合には、報知手段であるモニタランプ60に警告表示するものである。
なお、本実施形態の紙幣識別装置1では、「汚れあり」と判別された光センサを特定し、後述する制御方法において、制御部90は、紙幣搬送手段4が開状態となり、複数の光センサの発光素子51が露出することとなったときに当該光センサの赤色発光素子を点滅等することにより、清掃点検の必要な光センサの発光素子51および受光素子52を作業員(ユーザ)に知らせるものである。
また、本実施形態の紙幣識別装置1では、光センサの異常を報知された作業員が該当する光センサを清掃点検し、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4すなわち紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、汚れ判別手段80は、各光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを再度判別する(すなわち、上記汚れ検知処理を再度実行する)。この汚れ判別手段80の再度の判別において、汚れ判別手段80がすべての光センサの発光素子51および受光素子52の表面が汚れていないと判別した場合には、制御部90は、報知手段であるモニタランプ60の警告表示を解除するように制御する。
逆に、汚れ判別手段80の再度の判別において、「汚れあり」と判別された光センサの発光素子51または受光素子52の表面が未だに汚れていると再度判別された場合には、制御部90は、モニタランプ60がその旨の警報の仕方を変更してその警告を表示して報知するように制御する。汚れ判別手段80の最初の判別により「汚れあり」と判別された場合には、制御部90は、例えば、モニタランプ60を点滅させるように制御する。これに対し、汚れ判別手段80の再度の判別により所定の光センサに対して「汚れあり」と再度判別された場合には、制御部90は、例えば、このモニタランプ60の点滅の仕方(点滅速度等)を変えたり、モニタランプ60の点滅光の表示色を変えたりすることにより、光センサの発光素子51または受光素子52の表面が未だに汚れていることを報知させる。これにより、作業員に一度目の清掃点検作業では足りず、再度の清掃点検作業が必要であることを報知し、清掃点検作業を促すようにすることができる。
なお、二度目の清掃点検作業をする際にも、開検出スイッチ70により紙幣通路が開状態であることが検出されると、汚れ判別手段80は上記汚れ検知処理を再々度実行する。この汚れ判別手段80の再々度の判別において、汚れ判別手段80がすべての光センサの発光素子51および受光素子52の表面が汚れていないと判別した場合には、上記と同様に、制御部90は、報知手段であるモニタランプ60の警告表示を解除するように制御する。
一方、汚れ判別手段80の再々度の判別において、「汚れあり」と判別された光センサの発光素子51または受光素子52の表面が未だに汚れていると再々度判別された場合には、制御部90は、例えば、モニタランプ60が点滅から点灯に変更させてその警告を報知するように制御する。
次に、本発明の紙幣識別装置1における光センサの制御方法(汚れ検知処理)をフローチャートに基づいて説明する。図9〜図12は、本発明の一実施形態における紙幣識別装置1で実行される汚れ検知処理の一例を示すフローチャートである。この汚れ検知処理は、紙幣識別装置1に電源が供給されているときに所定のタイミングで実行される。
まず、制御部90は、所定のタイミングで、図8(a)に示すような発光方法により、各光センサの発光素子51の赤外線発光素子および赤色発光素子を発光させて、対応する受光素子52で受光する際の受光電圧値を計測する(ステップS101)。すなわち、赤外線発光素子は、2ms・4回連続で発光した後、50msの休止(インターバル)を挟んで、再度2ms・4回連続で発光を繰り返し、赤色発光素子は、2ms・4回連続で発光した後、1分間の休止(インターバル)を挟んで、再度2ms・4回連続で発光を繰り返すように発光する。そして、制御部90は、計測された受光電圧値が第2閾値以下であるか否かを判断し(ステップS102)、第2閾値以下であると判断した場合には、ステップS109に移行する。
制御部90は、計測された受光電圧値が第2閾値以下ではないと判断した場合には、開検出手段である開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が開状態であるか否かを判断する(ステップS103)。制御部90は、紙幣通路が開状態でないと判断した場合には、開状態となるまで待機する。なお、別途タイマ等を設け、所定期間過ぎても開状態とならない場合には、この汚れ検知処理を終了するようにしてもよい。
紙幣通路の開状態が検出されると(ステップS103で「YES」)、図8(b)に示すような発光方法により、各赤外線発光素子を消灯させるとともに、各赤色発光素子を2ms間隔で発光(点滅)させる(ステップS104)。そして、制御部90は、各赤色発光素子を20分間点灯させた後、10分間点滅させ、その後消灯させる(ステップS105)。このように、制御部90は、紙幣識別装置1の通常使用状態(すなわち、いずれの発光素子51または受光素子52にも汚れが検知されていない状態)において、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4が装置本体3に対して開状態であることを検出した場合には、赤色発光素子を点灯させるとき、点灯時から第1期間(本実施例では、20分)過ぎると、赤色発光素子を点灯から点滅に変更し、第1期間より短い第2期間(本実施例では、10分)を過ぎると、赤色発光素子を消灯するように制御している。このように点灯から点滅に変更することにより、作業者に消灯まで後わずかな時間であることを報知することができる。なお、このような制御は、汚れ検知時における汚れたとされた赤色発光素子以外の赤色発光素子に対して行ってもよい。
次いで、制御部90は、この状態(点灯、点滅、消灯のいずれの状態も含む)において、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が閉状態になったか否かを判断する(ステップS106)。制御部90は、開検出スイッチ70が紙幣通路の閉状態を検出したと判断すると、図8(d)に示すような発光方法により、紙幣収金動作および紙幣収納動作等の初期動作を行い(ステップS107)、すべての赤色発光素子を消灯させて(ステップS108)、この汚れ検知処理を終了する。
ステップS102において、制御部90は、計測された受光素子52の受光電圧値が第2閾値以下であると判断した場合には、モニタランプ60を500ms間隔で点滅させる(ステップS109)。そして、制御部90は、この状態において、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が開状態であるか否かを判断する(ステップS110)。制御部90は、紙幣通路が開状態でないと判断した場合には、開状態となるまで待機する。
紙幣通路の開状態が検出されると(ステップS110で「YES」)、例えば、図8(b)に示すような発光方法により、各赤外線発光素子を消灯させるとともに、汚れが検知された光センサの赤色発光素子を2ms間隔で点滅させ、その他の赤色発光素子を点灯させる(ステップS111)。ここで、作業員は、点滅している赤色発光素子を手掛かりとして、汚れの検知された光センサの発光素子51および受光素子52の表面を重点的に清掃点検することができる。そして、作業者は、清掃点検後には紙幣搬送手段4(紙幣通路)を閉じる。
制御部90は、この状態において、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が閉状態になったか否かを判断する(ステップS112)。開検出スイッチ70が紙幣通路の閉状態を検出したと判断すると、制御部90は、図8(d)に示すような発光方法により、紙幣収金動作および紙幣収納動作等の初期動作を行い(ステップS113)、すべての赤色発光素子を消灯させる(ステップS114)。
そして、ステップS101と同様に、制御部90は、図8(a)に示すような発光方法により、各光センサの発光素子51の赤外線発光素子および赤色発光素子を発光させて、対応する受光素子52で受光する際の受光電圧値を計測する(ステップS115)。次いで、制御部90は、計測された受光電圧値が第2閾値以下であるか否かを再度判断する(ステップS116)。すなわち、制御部90および汚れ判別手段80は、再度の汚れ検知処理を実行する。そして、制御部90は、検出された受光電圧値が第2閾値以下であると判断した場合には、ステップS118に移行する。
また、制御部90は、検出された受光電圧値が第2閾値以下ではないと判断した場合には、作業員の清掃点検作業により該当する光センサの汚れが一定レベル以上に除去されたことを示すので、警告表示をしているモニタランプ60を消灯させ(ステップS117)、この汚れ検知処理を終了する。
ステップS116において、検出された受光電圧値が第2閾値以下であると判断した場合には、制御部90は、ステップS109にて500ms間隔で点滅させていたモニタランプ60を、500ms以外の間隔で点滅させ、あるいは、点滅色を変更して点滅させる(ステップS118)。これにより、作業員に対して、一度目の清掃では汚れを除去することができず、二度目の清掃を実施すべきことを報知することができる。
そして、制御部90は、この状態において、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が開状態であるか否かを判断する(ステップS119)。制御部90は、紙幣通路が開状態でないと判断した場合には、開状態となるまで待機する。紙幣通路の開状態が検出されると(ステップS119で「YES」)、制御部90は、再度汚れの検知された光センサの赤色発光素子を点滅の仕方または点滅色を変えて点滅させ、その他の赤色発光素子を点灯させるとともに、すべての赤外線発光素子を消灯させる(ステップS120)。ここで、作業員は、点滅している赤色発光素子を手掛かりとして、汚れの検知された光センサの発光素子51および受光素子52の表面を再度清掃点検し、清掃点検後に紙幣通路を閉じる。
そして、制御部90は、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が閉状態になったか否かを判断する(ステップS121)。開検出スイッチ70が紙幣通路の閉状態を検出したと判断すると、制御部90は、図8(d)に示すような発光方法により、紙幣収金動作および紙幣収納動作等の初期動作を行い(ステップS122)、すべての赤色発光素子を消灯させる(ステップS123)。
そして、ステップS101と同様に、制御部90は、図8(a)に示すような発光方法により、各光センサの発光素子51の赤外線発光素子および赤色発光素子を発光させて、対応する受光素子52で受光する際の受光電圧値を計測する(ステップS124)。次いで、制御部90は、計測された受光電圧値が第2閾値以下であるか否かを再々度判断する(ステップS125)。すなわち、制御部90および汚れ判別手段80は、再々度の汚れ検知処理を実行する。そして、制御部90は、検出された受光電圧値が第2閾値以下ではないと判断した場合には、作業員の清掃点検作業により該当する光センサの汚れが一定レベル以上に除去されたことを示すので、警告表示をしているモニタランプ60を消灯させ(ステップS126)、この汚れ検知処理を終了する。
また、制御部90は、検出された受光電圧値が第2閾値以下であると判断した場合には、ステップS118にて500ms以外の間隔で点滅させ、あるいは、点滅色を変更して点滅させていたモニタランプ60を点灯させる(ステップS127)。
そして、制御部90は、この状態において、開検出スイッチ70の検出信号に基づいて、紙幣通路が開状態であるか否かを判断する(ステップS128)。制御部90は、紙幣通路が開状態でないと判断した場合には、開状態となるまで待機する。紙幣通路の開状態が検出されると(ステップS128で「YES」)、制御部90は、再々度汚れの検知された光センサの赤色発光素子のみを点灯させるとともに、その他の赤色発光素子およびすべての赤外線発光素子を消灯させる(ステップS129)。
このように、二度目の清掃点検作業においても光センサの発光素子51または受光素子52の汚れが落ちない場合には、汚れ以外の他の不具合要因(例えば、紙幣識別装置1の回路の不具合やソフトウェア上の不具合等)があると考えられるので、作業員に清掃点検作業を繰り返させることなく、紙幣識別装置1の異常(ここでは、ユーザである作業員では復旧することができない異常)を報知することができる。紙幣識別装置1の異常を報知された作業員は、例えば、紙幣識別装置1の製造業者にメンテナンスを依頼して、その修理・点検等を行えばよい。
以上説明したように、本発明の紙幣識別装置1によれば、紙幣挿入口2から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送手段4と、それぞれが赤外線光および赤色光を発光する赤外線発光素子および赤色発光素子を含む発光素子51と該発光された赤外線光および赤色光を受光する赤外線受光素子および赤色受光素子を含む受光素子52とから構成される複数の光センサを含み、挿入紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段5とを装置本体3内に備え、紙幣搬送手段4(すなわち、紙幣搬送路)を装置本体3に対して開状態とすることにより、複数の発光素子51を露出させることが可能な紙幣識別装置1において、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4が開状態になったことを検出し、汚れ判別手段80により複数の光センサの各受光素子52の受光量に基づいて、各光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを判別し、汚れ判別手段80により或る光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると判別された場合には、モニタランプ60により当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報を外部に警告表示し、このようにモニタランプ60に警告表示されているときに、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4が装置本体3に対して開状態であることを検出した場合には、制御部90によって、汚れ判別手段80により発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると判別された光センサの赤色発光素子を、他の光センサの赤色発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させるように構成した。このように構成したことにより、紙幣搬送手段4(すなわち、紙幣搬送路)が開状態となったときに、複数の光センサを備える紙幣識別手段5において清掃点検作業の必要な光センサを容易に特定することができ、その特定された光センサを重点的に清掃・点検することにより、作業員は効率的に清掃点検作業を行うことができる。
また、モニタランプ60により警報が警告表示されている場合において、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4(すなわち、紙幣搬送路)が開状態になったことを検出した後に紙幣搬送手段4(すなわち、紙幣搬送路)が閉状態になったことを検出したときには、汚れ判別手段80は、各光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを再度判別し、すべての光センサの発光素子51および受光素子52の表面が汚れていないと判別した場合には、制御部90は、モニタランプ60の警告表示を解除させるように構成した。このように構成したことにより、従来のような警報を解除するための点検スイッチが不要になるとともに、再度の判別により、清掃点検作業の施し具合を簡単に報知することができるので、紙幣識別装置1の通常動作における信頼性を高めることができる。
また、汚れ判別手段80の再度の判別において、所定の光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると再度判別された場合には、制御部90は、例えば、点滅速度を変えたり、点滅光の表示色を変更したりするように警報の仕方を変えてモニタランプ60に警告表示させるように構成した。このように構成することにより、作業員に一度目の清掃点検作業では足りず、再度の清掃点検作業が必要であることを報知し、清掃点検作業を促すようにすることができる。
また、汚れ判別手段80により所定の光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると再度判別された場合において、開検出スイッチ70により紙幣搬送手段4が開状態になったことを検出した後に紙幣搬送手段4すなわち紙幣通路が閉状態になったことを検出したときには、汚れ判別手段80は、各光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れているか否かを再々度判別し、所定の光センサの発光素子51または受光素子52の表面が汚れていると再々度判別した場合には、モニタランプ60が点滅に変えて点灯して警報を報知するように制御部90により制御されるように構成した。このように構成することにより、二度目の清掃点検作業においても光センサの発光素子51または受光素子52の汚れが落ちない場合には、汚れ以外の他の不具合要因(例えば、紙幣識別装置1の回路の不具合やソフトウェア上の不具合等)があると考えられるので、作業員に清掃点検作業を繰り返させることなく、紙幣識別装置1の異常を報知することができる。
以上、本発明の紙幣識別装置1およびその制御方法の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明したが、本発明は、これらの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲、明細書および図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書および図面に記載のない形状・構造・機能を有するものであっても、本発明の作用・効果を奏する以上、本発明の技術的思想の範囲内である。すなわち、紙幣識別装置1を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
さらに、本発明の紙幣識別装置1およびその制御方法の各部(すなわち、制御部90や汚れ判別手段80など)は、専用のICチップ等からなるハードウェアとして構成されてもよく、紙幣識別装置1のモニタランプ60や発光素子51、受光素子52等にこのような機能を発揮させるソフトウェアから構成されてもよい。

Claims (10)

  1. 紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、それぞれが発光素子と受光素子とで構成される複数の光センサを含み、前記挿入紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段とを装置本体内に備え、前記紙幣搬送手段の一部を構成する紙幣搬送路を前記装置本体に対して開状態とすることにより、前記複数の光センサを露出させることが可能な紙幣識別装置であって、
    前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出する開検出手段と、
    前記複数の光センサの各受光素子の受光量に基づいて、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを判別する汚れ判別手段と、
    前記汚れ判別手段により或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には、当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報を外部に報知する報知手段と、
    前記報知手段により前記警報が報知されているとき、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が前記装置本体に対して開状態であることを検出した場合には、前記汚れ判別手段により発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を、他の光センサの発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させる制御手段とを備え、
    前記報知手段により前記警報が報知されている場合において、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したときには、前記汚れ判別手段は、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再度判別し、すべての前記光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別した場合には、前記報知手段は前記警報を解除することを特徴とする紙幣識別装置。
  2. 前記制御手段は、前記汚れ判別手段により発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を点滅させ、他の光センサの発光素子を点灯させることを特徴とする請求項1に記載の紙幣識別装置。
  3. 前記汚れ判別手段の再度の判別において、前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には、前記報知手段は、前記警報の仕方を変えて該警報を報知することを特徴とする請求項1に記載の紙幣識別装置。
  4. 前記報知手段はモニタランプからなり、
    該モニタランプは、前記汚れ判別手段により或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には点滅して前記警報を報知し、前記汚れ判別手段の再度の判別において、前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には点滅速度もしくは表示色を変えて点滅して前記警報を報知することを特徴とする請求項1に記載の紙幣識別装置。
  5. 前記汚れ判別手段により前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合において、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、前記汚れ判別手段は、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再々度判別し、前記ある光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再々度判別した場合には、前記モニタランプは、前記点滅に変えて点灯して前記警報を報知することを特徴とする請求項4に記載の紙幣識別装置。
  6. 前記制御手段は、前記報知手段による警報がない状態において、前記開検出手段により前記紙幣搬送路が前記装置本体に対して開状態であることを検出した場合に、前記発光素子を第1期間だけ点灯させ、該第1期間過ぎると、前記発光素子を前記第1期間より短い第2期間だけ点滅させ、該第2期間を過ぎると、前記発光素子を消灯するように制御することを特徴とする請求項1に記載の紙幣識別装置。
  7. 紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送手段と、それぞれが発光素子と受光素子とで構成される複数の光センサを含み、前記挿入紙幣の真偽を判別する紙幣識別手段とを装置本体内に備え、前記紙幣搬送手段の一部を構成する紙幣搬送路を前記装置本体に対して開状態とすることにより、前記複数の光センサを露出させることが可能な紙幣識別装置において、前記光センサの汚れを検出して報知するための紙幣識別装置の制御方法であって、
    前記複数の光センサの各受光素子の受光量に基づいて、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを判別する汚れ判別工程と、
    前記汚れ判別工程において或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された場合には、当該光センサに対する清掃あるいは点検が必要である旨の警報をモニタランプの点滅により外部に報知する第1報知工程と、
    前記報知工程にて前記警告が報知されているときに、前記紙幣搬送路が前記装置本体に対して開状態であることを検出した場合には、前記汚れ判別工程において発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を、他の光センサの発光素子とは異なる態様で点滅又は点灯させる制御工程と、
    前記報知工程にて前記警報が報知されている場合において、前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再度判別する汚れ再判別工程と、
    前記汚れ再判別工程において、すべての前記光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別された場合には、前記モニタランプの点滅による前記警報を解除する第2報知工程と、
    を含むことを特徴とする紙幣識別装置の制御方法。
  8. 前記制御手段は、前記汚れ判別手段により発光素子または受光素子の表面が汚れていると判別された光センサの発光素子を点滅させ、他の光センサの発光素子を点灯させることを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. 前記汚れ再判別工程にて前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合には、前記第2報知工程において、点滅速度もしくは表示色を変えて前記モニタランプを点滅して前記警報を報知することを特徴とする請求項7に記載の紙幣識別装置の制御方法。
  10. 前記汚れ再判別工程にて前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再度判別された場合において、前記紙幣搬送路が開状態になったことを検出した後に該紙幣搬送路が閉状態になったことを検出したとき、前記各光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れているか否かを再々度判別する汚れ再々判別工程をさらに含み、
    前記汚れ再々判別工程において、すべての前記光センサの発光素子および受光素子の表面が汚れていないと判別した場合には、前記モニタランプの点滅による前記警報を解除し、前記或る光センサの発光素子または受光素子の表面が汚れていると再々度判別された場合には、前記モニタランプは、前記点滅に変えて点灯して前記警報を報知することを特徴とする請求項7に記載の紙幣識別装置の制御方法。
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