JP4789115B2 - 紙幣搬送装置 - Google Patents

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本発明は、遊技媒体の貸し出しに際して投入される紙幣を紙幣収納庫に搬送するために遊技機島に敷設される紙幣搬送装置に関する。
スロットマシンやパチンコなどの遊技機が、娯楽設備として広く知られている。スロットマシンについていえば、通常スロットマシンに隣接して設けられる遊技媒体であるメダルを貸し出すメダル貸出機からメダルを借り受け、このメダルをメダル投入口より投入すると遊技可能な状態となる。メダル貸出機は、紙幣が投入されると、投入された金額に対応するメダルを所定量貸し出す。投入された紙幣は、たとえば、メダル貸出機の内部に収容された紙幣収納室に収納される。また、複数のスロットマシンとメダル貸出機とを並置して構成されるスロット島に組み込まれた紙幣搬送装置を通じて、スロット島の一端に設置した紙幣収納庫に一括して回収することも行われている。
紙幣搬送装置では、紙幣の詰まり、すなわちジャムが搬送途中で発生することがある。紙幣のジャムは、紙幣にシワ、折り目、汚れなどがあると特に起きやすくなる。ジャム紙幣の発生が紙幣通過センサによって検知された場合の従来の対処法の一つとして、紙幣搬送装置を即座に停止させるという方法がとられてきた。この場合、メダル貸出機の機能も一緒に止まることになる。ジャム紙幣を取り除く作業の間は搬送ラインが全停止したままとなるために、遊技店の稼働効率にマイナスの影響を与えていた。また、別の対処法に、ジャムが起きても紙幣搬送装置を停止させることなく動かし続けるという方法がある。この場合、遊技店の係員が報知手段によってジャムの発生を知って搬送ラインを停止させ、ジャム紙幣の取り除き作業に入る。しかしながら、多忙などの事情により係員が速やかに対応することができないと、ジャム紙幣が多量に留まっていくのを放置することとなり、紙幣の取り除き作業が著しく困難となるという問題があった。
そこで、特許文献1には、詰まり紙幣の除去等のために紙幣搬送効率が低下することを可及的に抑制し得る紙幣搬送装置を提供することを目的とする技術が開示されている。すなわち、この紙幣搬送装置は、所定距離の搬送を担う搬送ユニットを連結して構成された搬送路によってメダル貸出機に受け入れた紙幣を紙幣収納庫に搬送する紙幣搬送装置において、搬送ユニットの搬送路における紙幣のジャムを検出するジャム検出手段と、ジャム検出手段によるジャム検出に応答してジャムの発生した搬送ユニット及びこのジャム発生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットの搬送を停止させ、ジャム発生搬送ユニットより下流の搬送ユニットについては搬送を継続させる搬送制御手段とを具備することを特徴とするものである。この結果、ジャム発生搬送ユニットよりも下流の搬送路については、引き続き紙幣搬送を継続することが可能となる。
特開平5−17049号公報
ところが、現実的には、ジャムが生じたとしても、その後しばらくしてジャムを起こした紙幣自身が姿勢を変えたり、後続の紙幣によって押し出されたりして、紙幣の詰まり状態が自然に解消されることがある。しかしながら、従来の技術は、特許文献1のように搬送ラインの一部にせよ、ジャムの発生時に即座に紙幣の搬送を停止させるというものであり、自然に解消されるかもしれないジャムに対してまでも一律に紙幣搬送を停止させるという無駄を見過ごしている。本発明は、このような無駄を無くし、紙幣搬送装置の稼動効率を低下させないことを目的とする。
本発明は、上記の如き課題に鑑みなされたもので、遊技媒体の貸し出しに際して投入される紙幣を紙幣収納庫に搬送するために遊技機島に敷設される紙幣搬送装置であって、紙幣を搬送するために遊技機島に架け渡される搬送レールと、前記搬送レールに所定の間隔をもって配設され、紙幣の通過の有無を検知する複数の紙幣通過センサと、前記複数の紙幣通過センサの内の第一の紙幣通過センサが最初にジャム紙幣の発生を検知したときは前記紙幣搬送装置の稼動を続け、前記第一の紙幣通過センサの上流に配設した第二の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したときには前記紙幣搬送装置の稼動を続けながら報知手段を作動させ、前記第二の紙幣通過センサのさらに上流に配設した第三の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したところで前記紙幣搬送装置の稼動を停止させるように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする紙幣搬送装置である。
さらに、前記制御部は、前記第三の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したときに、この状況を知らせる報知手段を作動させることを特徴とする紙幣搬送装置である。
本発明の紙幣搬送装置は、最初のジャムの発生を検知しても、制御部がそのことを認識するだけで、即座に搬送装置を停止させることも外部に報知することもしない。搬送装置が作動を継続する間に、ジャムが自然と解消されることがあるからであり、その場合の無駄な搬送停止を行わずに済むからである。その後、さらに上流側の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したときは、ジャムの自然回復がなかったものと判断されるので、今度は警告情報を発信してジャム紙幣の除去を促す。それでもなおジャム紙幣の除去作業が行われなかったときは、さらに上流側に設置された紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したところで、制御部は、紙幣搬送装置を停止させる。紙幣搬送装置が停止したことは、報知手段によって認識できるようになっている。紙幣の詰まっている区間が一定の長さに抑えられることから、ジャム紙幣の取り除き作業は、ジャム発生の初期段階において即座に装置を停止させる方法と比べて、大した手間とはならないで済む。また、ジャムが生じても搬送装置を稼動させ続けるという別の従来の方法に比べても、ジャム紙幣の取り除き作業が著しく難しくなるという問題が起きない。
次に、本発明の実施の一形態について、図を参照しながら説明する。なお、本実施例では、遊技機であるスロットマシンに用いられる遊技媒体であるメダルを貸し出す遊技媒体貸出機であるメダル貸出機を例示して説明するが、パチンコ台の玉貸出機など、各種遊技機で用いられる遊技媒体を貸し出すいずれの構成にも適用できる。そして、図1は、スロット島の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の紙幣搬送装置の正面図である。図3は、図2に示す紙幣搬送装置の平面図である。図4は、紙幣通過センサの配置を説明するための紙幣搬送装置の概略的な正面図である。図5は、本発明の概要を示すフローチャートである。
図1に示すように、スロット島10は、スロットマシン20とメダル貸出機30とを交互に横並びに配設し、これをさらに背中合わせに配置した両面形式のスロット島10として形成されている。そして、スロット島10の上部には、紙幣搬送装置40が組み込まれている。紙幣搬送装置40は、スロット島10の軸線に沿って水平に掛け渡した搬送レール41を中心として構築されるものである。この搬送レール41は、島端において、島管理ボックス50に収容されている紙幣収納庫51(図4参照)と連結している。
島管理ボックス50の天板には、報知手段としてのランプ表示部52が取り付けられている。また、島管理ボックス50の一側面には、視認窓53が開口している。この視認窓53は、内部に配設された図示しないデータ表示部のデータを見るために設けられたものである。データ表示部は、VFD(蛍光表示管ディスプレイ)やLED(発光ダイオード)などでもって形成され、図示しない切換ボタンの切り換えによって、該データ表示部が属するスロット島10の売上データをはじめ、紙幣搬送装置の動作設定内容やエラーメッセージなど、さまざまなデータや情報を表示する。
各メダル貸出機30の上方には紙幣識別装置31が配設され、その紙幣投入口32が、スロット島10の正面に向かって開口している。この紙幣投入口32は、本実施例のようにメダル貸出機30の本体と切り離して設けられるほか、メダル貸出機30自身に設けられる形式のものがあるが、どちらのタイプも機能的には同じである。ただし、後者のタイプは、紙幣投入口32に合わせて紙幣搬送装置40の設置位置が低くなり、スロット島10の内部裏側に隠れることとなるから、保守点検の作業はやりにくくなる。
紙幣投入口32から投入された紙幣は、紙幣識別装置31においてその金種と真贋が識別される。その結果、真券であって利用に適合した金種である紙幣は受け入れられ、それ以外の紙幣は紙幣投入口32を通じて返却される。受け入れられた紙幣は、紙幣識別装置31の背面から排出され、やがて搬送レール41に合流して搬送され、最後はスロット島10の島端に設置した紙幣収納庫51に収納される。そして、紙幣の受け入れと引き換えに、メダル貸出機30は、ノズルシュート33を通じて、ゲーム用のメダルをスロットマシン20の受皿21に払い出す。
紙幣搬送装置40は、図2および図3に示すように、前記搬送レール41のほか、紙幣識別装置31の背面から搬送レール41までのつなぎ役となる紙幣導入機構42、搬送レール41の中心部を貫いて一方向に移動する搬送ベルト43、搬送ベルト43の駆動源となる駆動モータ44などによって構成されている。搬送ベルト43は、円形断面を有するエンドレスベルトを使用したもので、スロット島10の両端部に配設されて垂直回転する複数のプーリ45に掛け渡されて周回する。周回の動力は、駆動モータ44の回転が伝動ベルト46を介してプーリ45の一つに伝えられることにより得られる。そして、垂直に配置され、横長に周回する搬送ベルト43の上位に位置する水平移動部分が搬送手段として利用される。なお、プーリ45は、駆動用のプーリと、外側から押圧して搬送ベルト43に緊張を与えるプーリとがセットとなった構成となっている。また、図2の左下部に描かれる最も小径のプーリ45の近傍には、回転検知センサ47の先端部が該プーリ45に向き合って取り付けられる。この回転検知センサ47は、紙幣搬送装置40が作動中であるか否かを検出する。
搬送レール41は、スロット島10の長手方向に架け渡した図示しない下部支持ビームを骨組みとした上に形成される。この下部支持ビームには、略コ字状断面を持つ2枚の側板48が、搬送ベルト43の上位部分を両側から包み込むように向き合わせた状態で載置される。そして、図示しない上部支持ビームを側板48の上方から係合させることによって、側板48は閉塞固定される。なお、側板48の高さは、その内部を紙幣が起立した状態で余裕をもって移動することができるように、紙幣の幅よりやや大きい高さに形成される。一方、側板48の幅(奥行きの厚さ)は、紙幣が起立した状態で内部を通過するだけなので、内部が溝状に形成される幅の狭いものとなる。一方、側板48の長さ方向は、一定長さに分節されたユニット状のものをつなぎ合わせることでもって、全長の異なるスロット島10に対応できるようになっている。したがって、上部支持ビームを取り外せば、分節された部分について、側板48を選択的に開放することができる。
側板48には、搬送ローラ481が回転自在に軸支されている。この搬送ローラ481は、側板48が搬送レール41として組み付けられたときに、丸ベルトである搬送ベルト43に左右両側から対称的に当接して水平回転するように配設される。搬送ローラ481は、ワイヤスプリングなどの弾性部材によって搬送ベルト43に向かって軽微に付勢されており、搬送ベルト43との当接関係が常に維持されるようになっている。このような搬送ローラ481が、側板48の長手方向に沿って等間隔に並設される。このとき、隣り合う搬送ローラ481の間は、紙幣の長さよりも短い間隔に設定される。
紙幣は、搬送ベルト43と搬送ローラ481とによって挟持されながら順送りされる形で搬送される。そして、このような搬送レール41に対する紙幣の送り込みは、紙幣導入機構42を介して行うようになっている。すなわち、紙幣導入機構42には、紙幣識別装置31の背面より連通し、搬送レール41に対する垂直方向から湾曲して次第に方向転換し、搬送ベルト43の進行方向に向かって開口する導入路421が形成されている。
紙幣導入機構42は、搬送ローラ481と同様に弾性部材によって付勢されて搬送ベルト43と当接し、紙幣を挟持しながら搬送する搬送ローラ422を備えている。また、搬送ローラ422は、搬送ベルト43から受けた回転力を伝動ベルト423を通じて回転駒424に伝える。この回転駒424は、詳しくはその外周部にゴム製の突状物を備え、回転駒424の一部が、導入路421に設けた開口から内部通路に突出するように形成されている。そして、紙幣識別装置31より送出されて導入路421に進入してくる紙幣は、回転する回転駒424の前記ゴム製突状物の摩擦力によって引き寄せられて、搬送ベルト43に向かって繰り出されるようになっている。
さて、図4に示すように、搬送レール41には、その長手方向に沿って、紙幣通過センサ49が適宜間隔をおいて装着されている。この紙幣通過センサ49は、支点回りに揺動可能に形成されたアーム状のアクチュエータの先端が、通過する紙幣Bと接触して揺動することにより通過を検知する形式のものである。なお、紙幣通過センサ49には、遮光式や反射式のフォトセンサなどを利用することもできる。紙幣通過センサ49に対しては、それぞれにセンサ基板491が配設されている。これらのセンサ基板491は、スロット島10の島端に設けた島管理ボックス50に収容されている制御部ユニット54に接続している。制御部ユニット54は、紙幣通過センサ49における紙幣の通過情報でもって、紙幣が正常に搬送されているか否かを判別する。
図4において、紙幣Bが、仮に搬送レール41のA点でジャムを起こし、これに起因する後続の紙幣Bのジャムによって、搬送レール41の上流(図の右側)より数えて(n)番目に装着された紙幣通過センサ49が最初にON状態のままでOFFに戻らなくなったとする。これによって、制御部ユニット54は、紙幣通過センサ49の(n)番目とその下流にある(n+1)番目の紙幣通過センサ49との間で紙幣Bが詰まったことを認識する。さらにジャム紙幣Bが上流に延伸すれば、次には(n−1)番目となる第2の紙幣通過センサ49がON状態のままとなり、さらにその次には(n−2)番目となる第3の紙幣通過センサ49がON状態のままとなる。
上記のような状況に関わる本発明の特徴的な動作の流れについて、図5に基づいて説明する。まず、紙幣搬送装置40が稼動状態にあるときは(ステップS01)、紙幣通過センサ49が、ジャム紙幣の発生を常に監視している(ステップS02)。紙幣通過センサ49のONとOFFが所定の時間内に収まって繰り返されるならば、ジャムは生じていないのだから、紙幣搬送装置40はそのまま稼動し続ける。これに対し、紙幣通過センサ49がON状態となったままOFFに戻らなくなったときは(これを既述のn番目のセンサとする)、ジャムが生じたものとして、最初にジャムを検知した第1の紙幣通過センサ49に付帯するセンサ基板491が、制御部ユニット54に信号を送信する(ステップS03)。制御部ユニット54は、紙幣通過センサ49下流の(n+1)番目と当該(n)番目の紙幣通過センサ49との間でのジャムの発生を認識する。しかしながら、制御部は、この段階で特別な指示を出すことはしない。紙幣搬送装置40はそのまま稼動し続ける。
ステップS04において、紙幣通過センサ49による以後の検知がない場合は、紙幣Bのジャムが自然に解消したことになるから、初期の監視状態に戻る。一方、(n−1)番目となる第2の紙幣通過センサ49がON状態のままとなった場合は、ジャムの自然解消が起きることなくジャム紙幣Bが上流にまで延伸したことを示している。このとき、ジャムを検知した第2の紙幣通過センサ49に付帯するセンサ基板491から、制御部ユニット54に対して信号が送信される(ステップS05)。この信号を受けて、制御部ユニット54は、報知手段であるランプ表示部52に対して、たとえば黄色の点滅照明による警告情報の発信開始を指示する(ステップS06)。また、島管理ボックス50に開設されている視認窓53からは、ジャムを検知した箇所が(n)番目の紙幣通過センサ49装着部であることを示す表示を読み取ることができる。
警告情報は、遊技店の係員に対して、速やかにジャム紙幣Bを取り除く作業に入ることを要請するものである。しかし、遊技店側の何らかの事情によりジャム紙幣Bの除去作業が行われないときは、そのまま放置されることになる(ステップS07)。警告情報に従ってジャム紙幣Bが取り除かれた場合は(ステップS08)、制御部ユニット54に具備されたリセットボタンが押下されることによって(ステップS09)、ランプ表示部52が平常の状態に戻るとともに(ステップS10)、紙幣搬送装置40が作動状態に復帰する(ステップS01)。
警告情報を無視して放置された場合は、ジャム紙幣Bはさらに上流に延びて、次には(n−2)番目となる第3の紙幣通過センサ49がONしたままの状態となる(ステップS11)。もはやこれ以上ジャムを放置することは、後の復帰作業に支障をきたす心配がある。そこで、第3の紙幣通過センサ49に付帯するセンサ基板491から送信される信号を受けて(ステップS12)、制御部ユニット54は、最終手段として紙幣搬送装置40を停止させる(ステップS13)。また、紙幣搬送装置40の停止を外部にはっきりと知らしめるために、制御部ユニット54は、報知手段であるランプ表示部52に対して、たとえば赤色の点滅照明による停止情報の発信開始を指示する(ステップS14)。
このあと、停止した紙幣搬送装置40を復帰させるには、ジャム紙幣の除去作業を行ったのち(ステップS15)、制御部ユニット54に具備されたリセットボタンを押下するようにする(ステップS16)。ランプ表示部52が平常の状態に戻るとともに(ステップS17)、紙幣搬送装置40は作動状態に戻る(ステップS01)。
なお、本実施例において、紙幣通過センサ49のセンサ基板491は、紙幣通過センサ49に付帯させて搬送レール41に配設したが、紙幣収納庫51に集約させてもよいし、紙幣識別装置31やメダル貸出機30の本体内などに収容する構成とすることもできる。また、紙幣通過センサ49は、隣設するセンサによって説明したが、検知精度を上げるなどのために紙幣通過センサ49の数を多目に設定したときは、ジャム紙幣の発生を検知する第1の紙幣通過センサ49、上流に配設され紙幣搬送を停止させる第2および第3の紙幣通過センサ49は、必ずしも隣り合うセンサ同士であるとは限らない。また、ジャム紙幣を取り除くことによって紙幣搬送装置40が自動復帰する構成とすれば、リセットボタンを省略することができる。
スロット島の外観を示す斜視図である。 本発明の紙幣搬送装置の正面図である。 図2に示す紙幣搬送装置の平面図である。 紙幣通過センサの配置を説明するための紙幣搬送装置の概略的な正面図である。 本発明の概要を示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロット島(遊技機島)
20 スロットマシン(遊技機)
30 メダル貸出機(遊技媒体貸出機)
32 紙幣投入口
40 紙幣搬送装置
41 搬送レール
42 紙幣導入機構
422,481 搬送ローラ
43 搬送ベルト
48 側板
49 紙幣通過センサ
n (第一の紙幣通過センサ)
n−1 (第二の紙幣通過センサ)
n−2 (第三の紙幣通過センサ)
491 センサ基板
50 島管理ボックス
51 紙幣収納庫
52 ランプ表示部(報知手段)
54 制御部ユニット
B 紙幣

Claims (2)

  1. 遊技媒体の貸し出しに際して投入される紙幣を紙幣収納庫に搬送するために遊技機島に敷設される紙幣搬送装置であって、
    紙幣を搬送するために遊技機島に架け渡される搬送レールと、
    前記搬送レールに所定の間隔をもって配設され、紙幣の通過の有無を検知する複数の紙幣通過センサと、
    前記複数の紙幣通過センサの内の第一の紙幣通過センサが最初にジャム紙幣の発生を検知したときは前記紙幣搬送装置の稼動を続け、前記第一の紙幣通過センサの上流に配設した第二の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したときには前記紙幣搬送装置の稼動を続けながら報知手段を作動させ、前記第二の紙幣通過センサのさらに上流に配設した第三の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したところで前記紙幣搬送装置の稼動を停止させるように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする紙幣搬送装置。
  2. 前記制御部は、前記第三の紙幣通過センサがジャム紙幣の発生を検知したときに、この状況を知らせる報知手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の紙幣搬送装置。
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