JPH08249400A - 操作端末装置 - Google Patents
操作端末装置Info
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- JPH08249400A JPH08249400A JP5270995A JP5270995A JPH08249400A JP H08249400 A JPH08249400 A JP H08249400A JP 5270995 A JP5270995 A JP 5270995A JP 5270995 A JP5270995 A JP 5270995A JP H08249400 A JPH08249400 A JP H08249400A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】運用時に主制御部で直接動作させる制御対象物
に対して、主制御部とは別にこの制御対象物を動作させ
る制御部を設け、主制御部または制御部のどちらでこの
制御対象物を動作させるかを切り換えることができる操
作端末装置を提供する。 【構成】運用時には主制御部2によって直接動作させら
れる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ
12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5、等に対して、テストスイッチ34を操作することで
CPU31が立ち上がり、シリアル・パラレル変換回路
33の動作を禁止して主制御部2からの制御を禁止す
る。そして、スタートスイッチ37が操作されると、設
定スイッチ36で設定された制御対象物を動作させ、動
作不良が発生している場合には表示器38の表示をブリ
ンクする。
に対して、主制御部とは別にこの制御対象物を動作させ
る制御部を設け、主制御部または制御部のどちらでこの
制御対象物を動作させるかを切り換えることができる操
作端末装置を提供する。 【構成】運用時には主制御部2によって直接動作させら
れる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ
12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5、等に対して、テストスイッチ34を操作することで
CPU31が立ち上がり、シリアル・パラレル変換回路
33の動作を禁止して主制御部2からの制御を禁止す
る。そして、スタートスイッチ37が操作されると、設
定スイッチ36で設定された制御対象物を動作させ、動
作不良が発生している場合には表示器38の表示をブリ
ンクする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ATMや券売機等の
利用者が操作部を操作して取引等を行う操作端末装置に
関し、特にメンテナンス時等における動作確認を簡単に
した操作端末装置に関する。
利用者が操作部を操作して取引等を行う操作端末装置に
関し、特にメンテナンス時等における動作確認を簡単に
した操作端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMでは硬貨投入口や紙幣投入
口のシャッタ、取扱表示等は、主制御部から直接動作さ
せている。これは、硬貨投入口のシャッタ等を動作させ
るCPUを別に設けると、主制御部とこのCPUとの間
でデータ通信処理を行った後に、このCPUで硬貨投入
口等を動作させる処理となるため、主制御部とこのCP
Uとの間でのデータ通信処理に要する時間だけ余分に動
作時間がかかり、取引処理にかかる時間が長くなり、A
TMの稼働率が低下する問題があるからである。
口のシャッタ、取扱表示等は、主制御部から直接動作さ
せている。これは、硬貨投入口のシャッタ等を動作させ
るCPUを別に設けると、主制御部とこのCPUとの間
でデータ通信処理を行った後に、このCPUで硬貨投入
口等を動作させる処理となるため、主制御部とこのCP
Uとの間でのデータ通信処理に要する時間だけ余分に動
作時間がかかり、取引処理にかかる時間が長くなり、A
TMの稼働率が低下する問題があるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、メンテナン
ス時等に硬貨投入口のシャッタ等の主制御部で直接動作
させている制御対象物の動作確認を行う場合には、主制
御部を立ち上げなければ動作確認が行えない。また、一
般的なATMでは主制御部は装置の背面に設けられてお
り、このような動作確認を行う場合にメンテナンス員は
装置の背面に行って例えば硬貨投入口のシャッタを動作
させるスイッチ等を操作し、そして、装置の前面に回っ
てきて硬貨投入口が正常に動作しているかを確認し、再
び装置の背面に行ってその他の制御対象物に対して同様
の動作確認を行わなければならない。したがって、メン
テナンス時間が長くかかり、装置の稼働率を低下させて
いた。
ス時等に硬貨投入口のシャッタ等の主制御部で直接動作
させている制御対象物の動作確認を行う場合には、主制
御部を立ち上げなければ動作確認が行えない。また、一
般的なATMでは主制御部は装置の背面に設けられてお
り、このような動作確認を行う場合にメンテナンス員は
装置の背面に行って例えば硬貨投入口のシャッタを動作
させるスイッチ等を操作し、そして、装置の前面に回っ
てきて硬貨投入口が正常に動作しているかを確認し、再
び装置の背面に行ってその他の制御対象物に対して同様
の動作確認を行わなければならない。したがって、メン
テナンス時間が長くかかり、装置の稼働率を低下させて
いた。
【0004】この発明の目的は、運用時に主制御部で直
接動作させる制御対象物に対して、主制御部とは別にこ
の制御対象物を動作させる制御部を設け、主制御部また
は制御部のどちらでこの制御対象物を動作させるかを切
り換えることができる操作端末装置を提供することにあ
る。
接動作させる制御対象物に対して、主制御部とは別にこ
の制御対象物を動作させる制御部を設け、主制御部また
は制御部のどちらでこの制御対象物を動作させるかを切
り換えることができる操作端末装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の操作端末装置
は、運用時に主制御部から送信する信号によって直接動
作させる制御対象物を有するユニットと、前記ユニット
に、前記制御対象物を動作させる制御部と、前記制御対
象物を前記主制御部または前記制御部のどちらで動作さ
せるかを切り換える切換手段と、を備えたことを特徴と
する。
は、運用時に主制御部から送信する信号によって直接動
作させる制御対象物を有するユニットと、前記ユニット
に、前記制御対象物を動作させる制御部と、前記制御対
象物を前記主制御部または前記制御部のどちらで動作さ
せるかを切り換える切換手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0006】また、前記ユニットに、外部から動作電源
の供給を開始させる電源供給手段を備えたことを特徴と
する。
の供給を開始させる電源供給手段を備えたことを特徴と
する。
【0007】さらに、前記制御部が前記制御対象物を動
作させた時に動作不良が発生しているかどうか表示する
表示手段を備えたことを特徴とする。
作させた時に動作不良が発生しているかどうか表示する
表示手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の操作端末装置においては、切換手段
が運用時に主制御部から直接動作させる制御対象物を、
この制御対象物を単独で動作せることができる主制御部
とは別に設けられた制御部または主制御部のどちらで動
作させるかを切り換える。したがって、運用時において
は主制御部によってこの制御対象物を動作させること
で、取引等の処理に要する時間が長くなることがない。
また、メンテナンス時には制御部によってこの制御対象
物を動作させることで、これらの制御対象物の動作確認
等に要する時間を短縮することができる。よって、操作
端末装置の稼働率を向上させることができる。
が運用時に主制御部から直接動作させる制御対象物を、
この制御対象物を単独で動作せることができる主制御部
とは別に設けられた制御部または主制御部のどちらで動
作させるかを切り換える。したがって、運用時において
は主制御部によってこの制御対象物を動作させること
で、取引等の処理に要する時間が長くなることがない。
また、メンテナンス時には制御部によってこの制御対象
物を動作させることで、これらの制御対象物の動作確認
等に要する時間を短縮することができる。よって、操作
端末装置の稼働率を向上させることができる。
【0009】また、電源供給手段がこのユニットへの動
作電源の供給を開始させる。したがって、主制御部を立
ち上げることなく制御対象物の動作確認を行うことがで
きるので、さらにメンテナンス時間を短縮することがで
きる。
作電源の供給を開始させる。したがって、主制御部を立
ち上げることなく制御対象物の動作確認を行うことがで
きるので、さらにメンテナンス時間を短縮することがで
きる。
【0010】さらに、制御部によって制御対象物を動作
させた場合には、表示手段が動作不良が発生しているか
どうかを表示する。このため、制御対象物の動作確認が
簡単に行える。
させた場合には、表示手段が動作不良が発生しているか
どうかを表示する。このため、制御対象物の動作確認が
簡単に行える。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるATMの構
成を示すブロック図であり、図2は、同ATMの外観を
示す斜視図である。ATM1は、装置全体の動作を制御
する主制御部2と、取引伝票の発行やカードを受け付け
る伝票・カードユニット3と、通帳を受け付けて取引内
容を印字する通帳ユニット4と、入金または出金する紙
幣の搬送等を行う紙幣ユニット5と、入金または出金す
る硬貨の搬送等を行う硬貨ユニット6と、操作方法等の
表示を行う表示部7と、センタとの通信を行う通信部8
と、を備えている。上記した伝票・カードユニット3、
通帳ユニット4、紙幣ユニット5、硬貨ユニット6表示
部7、通信部8には、それぞれcpuを備えており、こ
れらの各ユニットはそれぞれ単独で動作させることがで
きる。これらのユニットは、運用時には主制御部2とc
puとの間でデータ通信処理を行い、cpuが主制御部
2からの指示にしたがってユニットの動作を制御する。
また、ATM1には、運用時に前記主制御部2が直接動
作させる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャ
ッタ12、取扱中であるかどうかを表示する取扱表示器
13、現在どの様な取引を行えるかをマトリクス表示器
を用いて表示する運用表示器14、操作手順等を音声で
案内する音声案内器15、等を有する直接動作ユニット
10(この発明の運用時に主制御部2が直接動作させる
制御対象物を有するユニットである。)を備えている。
この実施例では、この発明で言う運用時に主制御部2が
直接動作させる制御対象物を硬貨投入口のシャッタ1
1、紙幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用
表示器14、および、音声案内器15として説明する。
なお、これ以外にこの発明で言う制御対象物があっても
良いことはいうまでもない。
成を示すブロック図であり、図2は、同ATMの外観を
示す斜視図である。ATM1は、装置全体の動作を制御
する主制御部2と、取引伝票の発行やカードを受け付け
る伝票・カードユニット3と、通帳を受け付けて取引内
容を印字する通帳ユニット4と、入金または出金する紙
幣の搬送等を行う紙幣ユニット5と、入金または出金す
る硬貨の搬送等を行う硬貨ユニット6と、操作方法等の
表示を行う表示部7と、センタとの通信を行う通信部8
と、を備えている。上記した伝票・カードユニット3、
通帳ユニット4、紙幣ユニット5、硬貨ユニット6表示
部7、通信部8には、それぞれcpuを備えており、こ
れらの各ユニットはそれぞれ単独で動作させることがで
きる。これらのユニットは、運用時には主制御部2とc
puとの間でデータ通信処理を行い、cpuが主制御部
2からの指示にしたがってユニットの動作を制御する。
また、ATM1には、運用時に前記主制御部2が直接動
作させる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャ
ッタ12、取扱中であるかどうかを表示する取扱表示器
13、現在どの様な取引を行えるかをマトリクス表示器
を用いて表示する運用表示器14、操作手順等を音声で
案内する音声案内器15、等を有する直接動作ユニット
10(この発明の運用時に主制御部2が直接動作させる
制御対象物を有するユニットである。)を備えている。
この実施例では、この発明で言う運用時に主制御部2が
直接動作させる制御対象物を硬貨投入口のシャッタ1
1、紙幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用
表示器14、および、音声案内器15として説明する。
なお、これ以外にこの発明で言う制御対象物があっても
良いことはいうまでもない。
【0012】図3は主制御部と直接動作ユニットとの構
成を示すブロック図である。主制御部2はCPU21と
ROM22とRAM23とシリアル・パラレル変換回路
24とを備えている。直接動作ユニット10には、cp
u31と、ROM32と、シリアル・パラレル変換回路
33と、このユニットを単独で動作させる時に操作する
テストスイッチ34と、主制御部2に動作電源の供給を
開始させる電源制御スイッチ35、動作させる制御対象
物を設定する設定スイッチ36と、動作を開始させるス
タートスイッチ37と、動作結果を表示する表示器38
とを有している。テストスイッチ34、電源制御スイッ
チ35、設定スイッチ36、スタートスイッチ37は入
力制御部39を介してcpu31に接続されている。ま
た、シリアル・パラレル変換回路33の出力とcpu3
1の出力がORゲートXに入力されており、各ORゲー
トXの出力を硬貨投入口のシャッタ11を動作させる動
作回路11a、紙幣投入口のシャッタ12を動作させる
動作回路12a、取扱表示器13を動作させる動作回路
13a、運用表示器14を動作させる動作回路14a、
音声案内器15を動作させる動作回路15a、等に入力
している。テストスイッチ34がこの発明の切換手段で
あり、電源制御スイッチ35がこの発明電源供給手段で
あり、表示器38がこの発明の表示手段である。
成を示すブロック図である。主制御部2はCPU21と
ROM22とRAM23とシリアル・パラレル変換回路
24とを備えている。直接動作ユニット10には、cp
u31と、ROM32と、シリアル・パラレル変換回路
33と、このユニットを単独で動作させる時に操作する
テストスイッチ34と、主制御部2に動作電源の供給を
開始させる電源制御スイッチ35、動作させる制御対象
物を設定する設定スイッチ36と、動作を開始させるス
タートスイッチ37と、動作結果を表示する表示器38
とを有している。テストスイッチ34、電源制御スイッ
チ35、設定スイッチ36、スタートスイッチ37は入
力制御部39を介してcpu31に接続されている。ま
た、シリアル・パラレル変換回路33の出力とcpu3
1の出力がORゲートXに入力されており、各ORゲー
トXの出力を硬貨投入口のシャッタ11を動作させる動
作回路11a、紙幣投入口のシャッタ12を動作させる
動作回路12a、取扱表示器13を動作させる動作回路
13a、運用表示器14を動作させる動作回路14a、
音声案内器15を動作させる動作回路15a、等に入力
している。テストスイッチ34がこの発明の切換手段で
あり、電源制御スイッチ35がこの発明電源供給手段で
あり、表示器38がこの発明の表示手段である。
【0013】ATM1が運用時である時にはcpu31
は立ち上がっておらず、硬貨投入口のシャッタ11、紙
幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用表示器
14、音声案内器15、等は主制御部2から直接駆動さ
れる。主制御部2からこれらを直接駆動する際には、C
PU21の出力をシリアル・パラレル変換回路24がシ
リアル信号に変換し、この信号を直接動作ユニット10
に入力する。直接動作ユニット10ではこの信号をシリ
アル・パラレル変換回路33でパラレル信号に変換し、
それぞれのゲートXに入力してこれらの制御対象物を動
作させる。なお、ATM1を利用した引出しや入金等の
取引処理については公知であるので説明を省略する。
は立ち上がっておらず、硬貨投入口のシャッタ11、紙
幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用表示器
14、音声案内器15、等は主制御部2から直接駆動さ
れる。主制御部2からこれらを直接駆動する際には、C
PU21の出力をシリアル・パラレル変換回路24がシ
リアル信号に変換し、この信号を直接動作ユニット10
に入力する。直接動作ユニット10ではこの信号をシリ
アル・パラレル変換回路33でパラレル信号に変換し、
それぞれのゲートXに入力してこれらの制御対象物を動
作させる。なお、ATM1を利用した引出しや入金等の
取引処理については公知であるので説明を省略する。
【0014】図4は、直接動作ユニットが単独で制御対
象物を動作させる時の処理を示すフローチャートであ
る。なお、この明細書ではフローチャートにおけるステ
ップを(i)で示す。テストスイッチ34、電源制御ス
イッチ35、設定スイッチ36、スタートスイッチ3
7、表示器38は、ATM1の前面に設けられている。
ここで、直接動作ユニット10には、主制御部2を介し
て動作電源が供給される構成になっており、主制御部2
が立ち上がっている場合には動作電源が供給されてい
る。メンテナンス時等で硬貨投入口のシャッタ11、紙
幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用表示器
14、音声案内器15等の直接動作ユニット10の設け
られた制御対象物の動作確認を行う場合、主制御部2が
停止しているかどうかを判定し(1)、停止している場
合には電源制御スイッチ35を操作する(2)。これに
より、直接動作ユニット10への動作電源の供給が開始
される。なお、この時に主制御部2のCPU21は立ち
上げ処理を行わない。また、主制御部2が立ち上がって
いる場合には、動作電源が供給されているのでこの操作
を行う必要はない。このようにしたことで、主制御部2
が停止していても、これを立ち上げることなく直接動作
ユニット10に動作電源を供給するようにすることがで
きる。
象物を動作させる時の処理を示すフローチャートであ
る。なお、この明細書ではフローチャートにおけるステ
ップを(i)で示す。テストスイッチ34、電源制御ス
イッチ35、設定スイッチ36、スタートスイッチ3
7、表示器38は、ATM1の前面に設けられている。
ここで、直接動作ユニット10には、主制御部2を介し
て動作電源が供給される構成になっており、主制御部2
が立ち上がっている場合には動作電源が供給されてい
る。メンテナンス時等で硬貨投入口のシャッタ11、紙
幣投入口のシャッタ12、取扱表示器13、運用表示器
14、音声案内器15等の直接動作ユニット10の設け
られた制御対象物の動作確認を行う場合、主制御部2が
停止しているかどうかを判定し(1)、停止している場
合には電源制御スイッチ35を操作する(2)。これに
より、直接動作ユニット10への動作電源の供給が開始
される。なお、この時に主制御部2のCPU21は立ち
上げ処理を行わない。また、主制御部2が立ち上がって
いる場合には、動作電源が供給されているのでこの操作
を行う必要はない。このようにしたことで、主制御部2
が停止していても、これを立ち上げることなく直接動作
ユニット10に動作電源を供給するようにすることがで
きる。
【0015】そして、テストスイッチ34が操作される
と(3)、cpu31が立ち上げ処理を開始する
(4)。cpu31は立ち上がると、シリアル・パラレ
ル変換回路33の動作を禁止する(5)。すなわち、主
制御部2からこれらの制御対象物を動作させることを禁
止する。その後に、設定スイッチ36を操作して、動作
させる制御対象物を選択する(6)。例えば、硬貨投入
口のシャッタ11を動作させる場合には01、紙幣投入
口のシャッタ12を動作させる場合には02等を入力す
る。この入力は設定スイッチ36を操作する毎に1ずつ
増加していく。また、設定スイッチ36aを操作すると
10の位が変化し、設定スイッチ36bを操作すると1
の位が変化する。ここで設定された番号は、表示器38
に表示される(7)。したがって、操作者はこの表示を
見ながら設定スイッチ36を操作すれば、所望の制御対
象物を動作させる様に設定することができる。
と(3)、cpu31が立ち上げ処理を開始する
(4)。cpu31は立ち上がると、シリアル・パラレ
ル変換回路33の動作を禁止する(5)。すなわち、主
制御部2からこれらの制御対象物を動作させることを禁
止する。その後に、設定スイッチ36を操作して、動作
させる制御対象物を選択する(6)。例えば、硬貨投入
口のシャッタ11を動作させる場合には01、紙幣投入
口のシャッタ12を動作させる場合には02等を入力す
る。この入力は設定スイッチ36を操作する毎に1ずつ
増加していく。また、設定スイッチ36aを操作すると
10の位が変化し、設定スイッチ36bを操作すると1
の位が変化する。ここで設定された番号は、表示器38
に表示される(7)。したがって、操作者はこの表示を
見ながら設定スイッチ36を操作すれば、所望の制御対
象物を動作させる様に設定することができる。
【0016】動作させる制御対象物の設定が完了した後
に、スタートスイッチ37が操作されると(8)、cp
u31が(4)で選択された制御対象物に接続されてい
るゲートXに信号を入力し、この制御対象物を動作させ
て動作確認を行う(9)。ここで、動作させた制御対象
物が正常に動作していないと、表示器38の表示をブリ
ンクさせる(10、11)。これによって、動作させた
制御対象物が正常に動作しているかどうかを簡単に確認
することができる。また、動作させている制御対象物が
設けられている装置の前面で、動作確認を行うための操
作が全て行えるので装置の背面に回ったりする必要がな
く、メンテナンス時等における動作確認に要する時間を
短縮することができる。
に、スタートスイッチ37が操作されると(8)、cp
u31が(4)で選択された制御対象物に接続されてい
るゲートXに信号を入力し、この制御対象物を動作させ
て動作確認を行う(9)。ここで、動作させた制御対象
物が正常に動作していないと、表示器38の表示をブリ
ンクさせる(10、11)。これによって、動作させた
制御対象物が正常に動作しているかどうかを簡単に確認
することができる。また、動作させている制御対象物が
設けられている装置の前面で、動作確認を行うための操
作が全て行えるので装置の背面に回ったりする必要がな
く、メンテナンス時等における動作確認に要する時間を
短縮することができる。
【0017】設定スイッチ36を操作して他の制御対象
物を設定し、スタートスイッチ37を操作することで全
ての制御対象物に対する動作確認を行うことができる。
全ての制御対象物に対する動作確認が終了すると、再度
テストスイッチ34を操作する。テストスイッチ34が
操作されると(12)、cpu31が(5)の処理で禁
止したシリアル・パラレル変換回路33の動作の禁止を
解除し、(13)、停止する(14)。これにより、制
御対象物は主制御部2から直接駆動されることになる。
物を設定し、スタートスイッチ37を操作することで全
ての制御対象物に対する動作確認を行うことができる。
全ての制御対象物に対する動作確認が終了すると、再度
テストスイッチ34を操作する。テストスイッチ34が
操作されると(12)、cpu31が(5)の処理で禁
止したシリアル・パラレル変換回路33の動作の禁止を
解除し、(13)、停止する(14)。これにより、制
御対象物は主制御部2から直接駆動されることになる。
【0018】なお、上記した実施例では制御対象物とし
て硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ1
2、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5、を例として説明を行ったが、運用時に主制御部2が
直接動作させる制御対象物がある場合には(例えば、A
TM1の前面にある各種スイッチ等)これらも含めて動
作確認を行うことができる。また、ROM32に予め動
作確認様のプログラムを記憶させておき、スタートスイ
ッチ37が操作されたときにこのプログラムを実行する
ようにしてもよい。この動作確認様のプログラムとして
は、例えば硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシ
ャッタ12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案
内器15、を順次動作させていくプログラムが考えられ
る。
て硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ1
2、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5、を例として説明を行ったが、運用時に主制御部2が
直接動作させる制御対象物がある場合には(例えば、A
TM1の前面にある各種スイッチ等)これらも含めて動
作確認を行うことができる。また、ROM32に予め動
作確認様のプログラムを記憶させておき、スタートスイ
ッチ37が操作されたときにこのプログラムを実行する
ようにしてもよい。この動作確認様のプログラムとして
は、例えば硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシ
ャッタ12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案
内器15、を順次動作させていくプログラムが考えられ
る。
【0019】以上のように、ATM1の前面に設けれて
いる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ
12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5等の動作確認をATM1の背面に回ったりすることな
く行うことができる。したがって、メンテナンス時等に
おける動作確認に要する時間を短縮することができ、A
TM1の稼働率を向上させることができる。また、運用
時には主制御部2がこれらを直接動作させるので、取引
の処理に要する時間が長くなることもない。また、動作
電源の供給を開始させるスイッチを備えたことで、主制
御部2が停止しているかどうかに係わらず、これらの動
作確認をすぐに行うことができる。さらに、動作不良が
発生した場合には、ブリンクして表示を行うので簡単に
動作不良の発生を確認することができる。
いる硬貨投入口のシャッタ11、紙幣投入口のシャッタ
12、取扱表示器13、運用表示器14、音声案内器1
5等の動作確認をATM1の背面に回ったりすることな
く行うことができる。したがって、メンテナンス時等に
おける動作確認に要する時間を短縮することができ、A
TM1の稼働率を向上させることができる。また、運用
時には主制御部2がこれらを直接動作させるので、取引
の処理に要する時間が長くなることもない。また、動作
電源の供給を開始させるスイッチを備えたことで、主制
御部2が停止しているかどうかに係わらず、これらの動
作確認をすぐに行うことができる。さらに、動作不良が
発生した場合には、ブリンクして表示を行うので簡単に
動作不良の発生を確認することができる。
【0020】なお、運用表示器14は通常時に現在取り
扱っている取引の種別をテロップで流している。例え
ば、図5に示すように取引の種別を右から左(図中矢印
の方向)に流している。障害等が発生して取扱を中止し
た時には、「呼び出しボタンを押して係員を呼んで下さ
い」や「この装置は只今取扱を中止していますので他の
装置へお回り下さい」等のテロップを流す。そして、運
用表示器14をATM1の上部に向けているので、この
テロップを並んでいる利用者に見せることができ、利用
者の流れをスムーズにすることができる。
扱っている取引の種別をテロップで流している。例え
ば、図5に示すように取引の種別を右から左(図中矢印
の方向)に流している。障害等が発生して取扱を中止し
た時には、「呼び出しボタンを押して係員を呼んで下さ
い」や「この装置は只今取扱を中止していますので他の
装置へお回り下さい」等のテロップを流す。そして、運
用表示器14をATM1の上部に向けているので、この
テロップを並んでいる利用者に見せることができ、利用
者の流れをスムーズにすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の操作端末装置
によれば、運用時に主制御部から直接動作させる制御対
象物を有するユニットにおいて、メンテナンス時等でこ
れらの制御対象物の動作確認を行う場合にはこのユニッ
ト内に設けた制御部でこれらを動作させることができ
る。これにより、これらの制御対象物の動作確認等に要
する時間を短縮することができ、操作端末装置の稼働率
を向上させることができる。
によれば、運用時に主制御部から直接動作させる制御対
象物を有するユニットにおいて、メンテナンス時等でこ
れらの制御対象物の動作確認を行う場合にはこのユニッ
ト内に設けた制御部でこれらを動作させることができ
る。これにより、これらの制御対象物の動作確認等に要
する時間を短縮することができ、操作端末装置の稼働率
を向上させることができる。
【0022】また、主制御部が立ち上がっていない場合
であっても、動作電源の供給を開始させることができる
ので、主制御部を立ち上げることなく制御対象物の動作
確認を行えるためメンテナンス時間を短縮することがで
きる。
であっても、動作電源の供給を開始させることができる
ので、主制御部を立ち上げることなく制御対象物の動作
確認を行えるためメンテナンス時間を短縮することがで
きる。
【0023】さらに、制御部によって制御対象物を動作
させた場合には、動作不良が発生しているかどうかが表
示されるので制御対象物の動作確認を簡単に行うことが
できる。
させた場合には、動作不良が発生しているかどうかが表
示されるので制御対象物の動作確認を簡単に行うことが
できる。
【図1】この発明の実施例であるATMの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】この実施例のATMの外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】主制御部と直接動作ユニットとの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】直接動作ユニットが単独で制御対象物を動作さ
せる時の処理を示すフローチャートである。
せる時の処理を示すフローチャートである。
【図5】運用表示器の表示例を示す図である。
1−ATM 10−直接動作ユニット 11−硬貨投入口のシャッタ 12−紙幣投入口のシャッタ 13−取扱表示器 14−運用表示器 15−音声案内器 31−cpu 34−テストスイッチ 35−電源制御スイッチ 36−設定スイッチ 37−スタートスイッチ 38−表示器
Claims (3)
- 【請求項1】 運用時に主制御部から送信する信号によ
って直接動作させる制御対象物を有するユニットと、 前記ユニットに、前記制御対象物を動作させる制御部
と、前記制御対象物を前記主制御部または前記制御部の
どちらで動作させるかを切り換える切換手段と、を備え
たことを特徴とする操作端末装置。 - 【請求項2】 前記ユニットに、動作電源の供給を開始
させる電源供給手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載の操作端末装置。 - 【請求項3】 前記制御部が前記制御対象物を動作させ
た時に動作不良が発生しているかどうか表示する表示手
段を備えたことを特徴とする請求項1、または、2記載
の操作端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270995A JPH08249400A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 操作端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270995A JPH08249400A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 操作端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249400A true JPH08249400A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12922431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5270995A Pending JPH08249400A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 操作端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249400A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006127103A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Sayama Precision Ind Co | 遊技島の紙幣収納装置 |
JP2008250517A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Sanden Corp | 紙幣識別装置 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP5270995A patent/JPH08249400A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006127103A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Sayama Precision Ind Co | 遊技島の紙幣収納装置 |
JP2008250517A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Sanden Corp | 紙幣識別装置 |
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