JPH07262283A - 自動取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ＡＴＭ入力装置での取引処理を迅速にし、か
つ不慣れな利用者でもＡＴＭ入力装置を安心して利用で
きるようにする。 【構成】 このＡＴＭ入力装置は、表示・入力部６の表
示画面上に初期画面として、複数の取引項目からなるメ
ニュー画面を表示し、利用者により複数の取引項目のう
ちの 1つが選択されると、その取引項目に対応する操作
手順と初めに操作すべき操作手順の位置に矢印５５とを
表示画面上に一括表示する表示部１７と、表示・入力部
６の操作手順に従って入力操作がなされたとき、表示部
１７に矢印５６、５７を追加表示させる主制御部１８
と、その取引項目の処理を実行する紙幣取扱部１１、伝
票発行部１３およびカードリーダ部１４などとを具備し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融機関などに
おける現金の預け入れ、引き出し、振り込みなどに利用
される自動取引処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、金融機関などでは、現金の預
入（入金取引）、引出（出金取引）、振込などに自動取
引処理装置が利用されている。

【０００３】このような自動取引処理装置では、ＣＲＴ
などの表示画面上に、利用者に対して取引内容および操
作を促すための操作手順などの表示（入力画面の表示）
を行い、利用者がこの入力画面の表示に基づいて、テン
キーあるいは画面上に設けられたタッチパネルなどから
入力操作を行い、所望の取引（預金の引き出しなど）を
行うよう構成されている。

【０００４】従来の自動取引処理装置において、一連の
取引処理を実行する際に、利用者の入力操作に応じて、
上述した取引内容および操作手順の画面が順次に切り替
えられる。

【０００５】この場合、図４に示すように、初期画面と
して、“お引き出し”４１、“お預け入れ”４２、“残
高照会”４３および“お振り込み”４４など、複数の取
引項目の中から１つを選択するためのアイコンメニュー
画面が表示される。

【０００６】そして、利用者がメニュー画面上の取引項
目の中から 1つのアイコンを選択操作すると、その操作
に応じて画面が操作手順の画面に切り替えられ、利用者
はこの切り替わった画面表示に促されて次の入力操作を
行うことになる。

【０００７】この場合、一つの入力操作を終えるごとに
画面が切り替えられるため、利用者は画面切替毎にその
画面表示を見て入力操作を行うことになり、一つの取引
処理を終えるまでに多くの時間がかかる。

【０００８】また切り替えられた画面の表示は金額入力
操作、確認操作など、似たような操作が多く、入力操作
が進む中では、どの取引項目でどこまで操作を行ったか
利用者自身が解らなくなることがある。

【０００９】しかしながら、従来の自動取引処理装置で
は、操作内容を顧みることはできず、精々、できること
は初めのメニュー画面から入力操作をやり直すことであ
る。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の自動取引処理装置では、取引項目を 1つ選択する
と、その操作手順に従って類似する画面が何回も切り替
えられることから、取引処理に時間がかかるという問題
があった。

【００１１】また利用者は取引途中で自身が行なってい
る取引自体が解らなくなることがある。さらにこれから
の入力操作をどれだけ行うべきかなどといったことも解
らず、不慣れな利用者に不安を与えるという問題があっ
た。

【００１２】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、 1つの取引が迅速に行え、かつ不慣れ
な利用者でも自身が選択した取引についてその処理全体
を把握しつつ安心して利用できる操作性の優れた自動取
引処理装置を提供することを目的としている。

【００１３】

【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１記載
の自動取引処理装置は、上記した目的を達成するため
に、顧客の入力操作に基づき複数の取引項目の処理を行
う自動取引処理装置において、前記複数の取引項目を表
示画面上に表示する手段と、前記表示画面上に表示され
た複数の取引項目の中から１つを選択可能な選択入力手
段と、この選択入力手段により選択された取引項目につ
いて、その取引処理に要するすべての操作手順とその操
作手順の案内表示とを前記表示画面上に一括表示する手
段と、前記表示画面上に一括表示された操作手順の案内
表示に従って前記選択入力手段により入力操作がなされ
たとき、その操作に応じた処理を実行する処理手段とを
具備している。

【００１４】また請求項２記載の自動取引処理装置は、
請求項１記載の自動取引処理装置において、前記処理手
段が操作毎に処理を終了したとき、次に操作すべき操作
手順の位置に案内表示を追加する手段をさらに具備して
いる。

【００１５】さらに請求項３記載の自動取引処理装置
は、表示画面上に表示された複数の取引項目の中の１つ
が選択操作されることにより、その取引項目に応じた取
引処理を実行する自動取引処理装置において、前記表示
画面上に複数の取引項目について選択可能なアイコン画
面を表示するメニュー画面表示手段と、前記表示画面上
に表示されたアイコンの選択操作および入力操作が可能
な選択入力手段と、前記選択入力手段により前記表示画
面上の１つのアイコンが選択されたとき、前記選択され
た取引項目について、その取引処理に要するすべての操
作手順とその操作手順の案内表示とを前記表示画面上に
一括表示する手段と、前記選択入力手段により前記表示
画面上に表示された前記操作手順に従って入力操作がな
されたとき、その入力操作を終了した操作手順の案内表
示と、これから入力操作を行う操作手順の案内表示との
表示形態を変える表示形態変更手段と、前記表示画面上
に一括表示された操作手順の案内表示に従って入力操作
がなされたとき、その操作に応じた処理を実行する処理
手段とを具備している。

【００１６】

【作用】請求項１記載の自動取引処理装置では、選択入
力手段により選択された取引項目について、その取引処
理に要するすべての操作手順とその操作手順の案内表示
とが前記表示画面上に一括表示される。

【００１７】したがって、取引項目選択後、利用者は画
面の切り替えなしに１画面ですべての入力操作を終了で
き、選択した取引処理を迅速に行える。

【００１８】請求項２記載の自動取引処理装置では、操
作毎に処理手段が処理を終了したとき、次に操作すべき
操作手順の位置に案内表示が追加されるので、利用者は
その追加された案内表示を見て入力操作が行える。

【００１９】したがって、不慣れな利用者でも処理全体
を把握しつつ安心して利用することができる。

【００２０】請求項３記載の自動取引処理装置では、入
力操作を終了した操作手順の案内表示と、これから入力
操作を行う操作手順の案内表示との表示形態が変えられ
る。したがって、利用者はその案内表示の表示形態の違
いから入力操作の順序を容易に理解することができる。

【００２１】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。

【００２２】図１は本発明に係る自動取引処理装置の一
実施例であるＡＴＭ入力装置の外観構成を概略的に示す
図、図２は上記ＡＴＭ入力装置の制御系を概略的に示す
図である。

【００２３】図１に示すように、ＡＴＭ入力装置１の前
面上部には、預金通帳を挿入するための通帳挿入口２
と、カードを挿入するためのカード挿入口３、紙幣の受
入と紙幣および伝票の払出を行うための紙幣・伝票取扱
口４が設けられている。

【００２４】またＡＴＭ入力装置１の前面に突出するよ
うに略水平に配設された操作盤面には、硬貨の受入およ
び払出を行うための硬貨取扱口５と、ＣＲＴおよびこの
ＣＲＴの表示画面上に配設されたタッチパネルなどから
なる表示・入力部６が配設されている。

【００２５】図２に示すように、このＡＴＭ入力装置１
の制御系は、紙幣取扱部１１、硬貨取扱部１２、伝票発
行部１３、カードリーダ部１４、記帳部１５などの各処
理を行う処理部と、入力部１６と、操作手順などの表示
を行う表示部１７と、装置全体を統括的に制御する主制
御部１８と、各預金者についての情報を管理する預金セ
ンタなどに配置されたホストコンピュータとの間の通信
を行う伝送制御部１９などから構成されている。

【００２６】上記紙幣取扱部１１は投入された紙幣の券
種の判別、計数、受入、払出などの処理を行う。また硬
貨取扱部１２は投入された硬貨の種類の判別、計数、受
入、払出などの処理を行う。伝票発行部１３は、預金通
帳を用いずに預金あるいは払出を行った場合に伝票を発
行する処理を行う。またカードリーダ部１４はカード挿
入口３に磁気カードが挿入された際に、この磁気カード
に記録された情報を読み込む処理を行う。さらに記帳部
１５は通帳挿入口２に預金通帳が挿入された際に、この
預金通帳に対する記帳処理を行う。

【００２７】次に、図３〜図８を参照してこのＡＴＭ入
力装置の動作を説明する。

【００２８】図３はこのＡＴＭ入力装置１の動作を示す
フローチャート、図４〜図１０は入力操作に従って表示
・入力部６の表示画面上に表示される表示例を示す図で
ある。 図３に示すように、このＡＴＭ入力装置１で
は、取引処理を行う際に、まず、表示部１７により表示
・入力部６の表示画面上に初期画面として、利用者が所
望の取引処理を選択するためのメニュー画面が表示され
る（ステップ301 ）。

【００２９】このメニュー画面には、図４で示した“お
引き出し”４１、“お預け入れ”４２、“残高照会”４
３および“お振り込み”４４など、複数の取引内容の中
から１つを選択するためのアイコンが表示される。

【００３０】そして、利用者によってこれらの中の１つ
の取引項目が選択されると（ステップ302 ）、主制御部
１８は選択された取引項目に応じて処理手順の画面を表
示するよう表示部１７を制御し、その制御によってメニ
ュー画面がその取引項目を実行するための操作手順の画
面に切り替えられる。

【００３１】ここで、例えば“お引き出し”４１のアイ
コンが選択されると（出金取引）（ステップ303 ）、表
示部１７によりＣＲＴの表示画面上に出金取引のための
処理手順の画面が一括表示される（ステップ304 ）。

【００３２】この場合、図５に示すように、表示画面５
１上には、その１画面内に“カードをお入れくださ
い。”の表示５２、暗証番号の入力用アイコン５３、そ
の入力値を確認するための暗証表示および確認アイコン
（“はい”、“いいえ”）、取引金額の数値入力用アイ
コン５４、その入力値を確認するための金額表示および
確認アイコン（“はい”、“いいえ”）などの操作手順
の案内と、利用者が初めに操作する手順の表示、つまり
“カードをお入れください。”の表示５２の側方位置
に、利用者の入力操作を促すための“入力してくださ
い”という文字を記述した矢印５５が点滅表示される
（ガイダンス表示）（ステップ305 ）。このガイダンス
表示は利用者が、入力操作を終了したて項目と、次に入
力操作を行うべき項目とを視覚的に識別するためもので
ある。

【００３３】そして、主制御部１８はカード挿入口３の
図示しない表示部（ＬＥＤなど）を点滅させて利用者に
対して磁気カードの挿入を促し、利用者によりカード挿
入口３に磁気カードが挿入されると、図６に示すよう
に、既に表示されている矢印５５の記述内容が“入力終
了”と変更されると共に点滅が解除され、かつ画面上５
１の次の操作項目である暗証番号の入力用アイコン５３
の側方に“入力してください”という文字を記述した矢
印５６が追加して点滅表示される（ステップ306）。こ
のとき装置内部ではカードリーダ部１４によるカードの
情報の読み込み処理、伝送制御部１９によるホストコン
ピュータとの通信の処理などが行われる。

【００３４】ここで、利用者が入力用アイコン５３に触
れて自身の暗証番号を入力すると（ステップ307 ）、暗
証番号の項目の右隣の確認の項目に、入力された番号が
表示される。

【００３５】ここに表示された番号が正しければ、利用
者が確認アイコンのうち“はい”のアイコンを選択操作
すると（ステップ308 ）、図７に示すように、既に表示
されている矢印５６の記述内容が“入力終了”と変更さ
れると共に点滅が解除され、かつ画面上５１の次の操作
項目である金額の入力用アイコン５４の側方に“入力し
てください”という文字を記述した矢印５７が追加して
点滅表示される（ステップ309 ）、ここで、利用者が入
力用アイコン５４に触れて所望の金額を入力すると（ス
テップ310 ）、金額の項目の右隣の確認の項目に、入力
された金額が表示される。ここに表示された金額が正し
ければ、利用者が確認アイコンのうち“はい”のアイコ
ンを選択操作すると（ステップ311 ）、伝送制御部１９
によるホストコンピュータとの通信処理の結果として、
伝票発行部１３による伝票発行の準備のための処理、紙
幣取扱部１１による紙幣払出のための現金出金処理など
が行われ（ステップ312 ）、これら一連の処理が終了す
ると処理を終了する。

【００３６】次に、図４のメニュー画面において、利用
者により“お預け入れ”４２のアイコンが選択された場
合（入金取引）について説明する。

【００３７】この場合、入金取引の項目が選択されると
（ステップ401 ）、主制御部１８は選択された入金取引
の項目に応じて処理手順の画面を表示するよう表示部１
７を制御し、その制御によって入金取引項目を実行する
ための操作手順の画面が一括表示される（ステップ402
）。

【００３８】この場合、図８に示すように、表示画面５
１上には、その１画面内に通帳を使用する否かを確認す
る確認アイコン、例えば“あり”８１、“なし”８２な
どと、“通帳をお入れ下さい”の表示８３、“カードを
お入れ下さい”の表示８４、“現金を投入して下さい”
の表示８５および入金金額の確認表示部８６などの操作
手順の案内と、その入金金額の値を確認するための確認
アイコン、例えば“はい”８７、“いいえ”８８など
と、利用者が初めに操作する手順の表示、つまり“通
帳”という表示の側方位置に、利用者の入力操作を促す
ための“入力してください”という文字を記述した矢印
８９が点滅表示される（ガイダンス表示）（ステップ40
3 ）。

【００３９】そして、利用者により通帳の有無の選択が
なされ（ステップ404 ）、例えば“なし”８２などの確
認アイコンが選択されると（ステップ405 ）、装置内部
はカード処理に移り（ステップ406 ）、図９に示すよう
に、既に表示されている矢印８９の記述内容が“入力終
了”と変更されると共に点滅が解除され、かつ画面上５
１の次の操作案内である“カードをお入れ下さい”の表
示８４の左側の位置に、利用者の入力操作を促すための
“入力してください”という文字を記述した矢印９０が
点滅表示される。この矢印９０の指示に従って、利用者
が磁気カードを挿入すると、装置内部ではカードリーダ
部１４によるカードの情報の読み込み処理、伝送制御部
１９によるホストコンピュータとの通信の処理などが行
われる。 また、図１０に示すように、既に表示されて
いる矢印９０の記述内容が“入力終了”と変更されると
共に点滅が解除され、かつ画面上５１の次の操作案内で
ある“現金を投入して下さい”の表示８５の左側の位置
に、利用者の入力操作を促すための“入力してくださ
い”という文字を記述した矢印９１が点滅表示される
（ステップ407 ）。

【００４０】ここで、この矢印９１の指示に従って利用
者が紙幣・伝票取扱口４および硬貨取扱口５などから現
金を投入すると（ステップ408 ）、紙幣取扱部１１、硬
貨取扱部１２が現金の計数処理を実行し、この処理結
果、入金金額の確認表示部８６に計数した金額が表示さ
れる。

【００４１】この確認表示部８６に表示された金額が正
しければ、利用者が確認アイコンのうち“はい”８７の
アイコンを選択操作すると（ステップ410 ）、伝票発行
部１３による伝票発行処理、紙幣取扱部１１による紙幣
入金処理、硬貨取扱部１２による硬貨入金処理などが行
われると共に、その入金処理の情報が伝送制御部１９に
よりホストコンピュータへ伝送される。

【００４２】そしてこれら一連の処理が終了すると処理
終了となる。

【００４３】このように本実施例のＡＴＭ入力装置によ
れば、表示部１７によって表示された取引項目選択用の
メニュー画面の中から、 1つの取引項目が選択される
と、次の画面には、その取引項目についてのすべての操
作内容が１画面内に一括表示されるので、利用者は選択
した取引項目について、その取引処理全体を把握するこ
とができる。

【００４４】また利用者は１画面内に一括表示された操
作内容に従って入力操作すれば、画面が切り替わらずに
その取引を終了できるので、利用者は表示画面で前に行
った操作を確認しながら次の入力操作を行うことができ
る。しかも取引処理の進み具合に応じて操作項目のガイ
ダンス表示（矢印）が追加表示されてゆくので、不慣れ
な利用者でもこれからの操作内容が解り、ＡＴＭ入力装
置を安心して利用することができる。

【００４５】また取引項目を選択した後は画面の切り替
えを行う必要がなくなるので、取引処理の高速化を図る
こともできる。

【００４６】なお本実施例では、ガイダンス表示の表示
変更として、矢印５５〜５７、８９〜９１などを追加表
示したり、元の矢印の点滅を解除したりして利用者が操
作の順序を追えるようにしたが、例えば次に入力すべき
項目は目立つ色にして、既に入力を終了した項目は、次
に入力すべき項目よりも目立たない色にするなどの文字
自体の色変更処理を行ってもよい。

【００４７】また上記実施例では、出金処理および入金
処理についての動作のみしか説明はしていないが、残高
照会の処理（ステップ501 ）および振込取引の処理（ス
テップ601 ）などについても上記同様に、表示画面上に
すべての操作手順とガイダンス表示とが一括表示される
ことは言うまでもない。

【００４８】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の自
動取引処理装置によれば、選択入力手段により選択され
た取引項目について、その取引処理に要するすべての操
作手順と、その操作手順の案内表示とが前記表示画面上
に一括表示され、操作毎に画面が切り替わらなくなるの
で、利用者は１画面で入力操作を終了でき、選択した取
引処理を迅速に行えるようになる。

【００４９】請求項２記載の自動取引処理装置によれ
ば、操作毎に処理手段が処理を終了したとき、次の操作
手順の位置に案内表示が追加されるので、利用者は操作
手順の案内表示を見て入力操作が行え、不慣れな利用者
でも処理全体を把握しつつ安心して利用することができ
る。

【００５０】請求項３記載の自動取引処理装置によれ
ば、入力操作を終了した操作手順の案内表示と、これか
ら入力操作を行う操作手順の案内表示との表示形態が変
えられるので、利用者はその案内表示の表示形態の違い
から入力操作の順序を容易に理解することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のＡＴＭ入力装置の外観構成
を示す図である。

【図２】このＡＴＭ入力装置の制御系の概略構成を示す
図である。

【図３】このＡＴＭ入力装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。

【図４】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図５】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図６】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図７】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図８】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図９】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図で
ある。

【図１０】このＡＴＭ入力装置の表示画面の例を示す図
である。

【符号の説明】

１…ＡＴＭ入力装置、２…通帳挿入口、３…カード挿入
口、４…紙幣・伝票取扱口、５…硬貨取扱口、６…表示
・入力部、１１…紙幣取扱部、１２…硬貨取扱部、１３
…伝票発行部、１４…カードリーダ部、１５…記帳部、
１６…入力部、１７…表示部、１８…主制御部、１９…
伝送制御部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 顧客の入力操作に基づき複数の取引項目
   の処理を行う自動取引処理装置において、 前記複数の取引項目を表示画面上に表示する手段と、 前記表示画面上に表示された複数の取引項目の中から１
   つを選択可能な選択入力手段と、 この選択入力手段により選択された取引項目について、
   その取引処理に要するすべての操作手順とその操作手順
   の案内表示とを前記表示画面上に一括表示する手段と、 前記表示画面上に一括表示された操作手順の案内表示に
   従って前記選択入力手段により入力操作がなされたと
   き、その操作に応じた処理を実行する処理手段とを具備
   したことを特徴とする自動取引処理装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の自動取引処理装置におい
   て、 前記処理手段が操作毎に処理を終了したとき、次に操作
   すべき操作手順の位置に案内表示を追加する手段をさら
   に具備したことを特徴とする自動取引処理装置。
3. 【請求項３】 表示画面上に表示された複数の取引項目
   の中の１つが選択操作されることにより、その取引項目
   に応じた取引処理を実行する自動取引処理装置におい
   て、 前記表示画面上に複数の取引項目について選択可能なア
   イコン画面を表示するメニュー画面表示手段と、 前記表示画面上に表示されたアイコンの選択操作および
   入力操作が可能な選択入力手段と、 前記選択入力手段により前記表示画面上の１つのアイコ
   ンが選択されたとき、前記選択された取引項目につい
   て、その取引処理に要するすべての操作手順とその操作
   手順の案内表示とを前記表示画面上に一括表示する手段
   と、 前記選択入力手段により前記表示画面上に表示された前
   記操作手順に従って入力操作がなされたとき、その入力
   操作を終了した操作手順の案内表示と、これから入力操
   作を行う操作手順の案内表示との表示形態を変える表示
   形態変更手段と、 前記表示画面上に一括表示された操
   作手順の案内表示に従って入力操作がなされたとき、そ
   の操作に応じた処理を実行する処理手段とを具備したこ
   とを特徴とする自動取引処理装置。