JP2000163630A - 操作型自動機 - Google Patents

操作型自動機

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JP2000163630A
JP2000163630A JP33376098A JP33376098A JP2000163630A JP 2000163630 A JP2000163630 A JP 2000163630A JP 33376098 A JP33376098 A JP 33376098A JP 33376098 A JP33376098 A JP 33376098A JP 2000163630 A JP2000163630 A JP 2000163630A
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screen
medium
guide
card
operator
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JP33376098A
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Masako Misawa
全子 三沢
Toshiyuki Katada
敏幸 堅田
Hiroyuki Kimura
浩之 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないハードウェアコストで、顧客の操作状
況に応じた表示形態で媒体出入り口の場所を案内するこ
とが可能な操作型自動機を提供すること。 【解決手段】 操作者への媒体挿入操作、媒体の受取り
操作等を示す操作案内情報を操作案内画面中に表示する
と共に、操作の対象となる媒体の出入口の存在場所を示
す媒体出入口案内表示情報を操作者の操作状況に応じて
生成し、操作の対象となる媒体に対応する媒体出入口に
近い画面位置に表示する媒体出入口案内表示情報生成手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の現金取扱
い装置(ATM)や交通機関における券売機など、顧客
または係員の入力操作に従って画面を切り替え、現金、
電子マネーの取り引き、または発券などの処理を行う操
作型自動機に係り、特に、顧客や係員に対して媒体挿入
・受取りを要求する場面で、媒体出入口の存在場所を示
す案内情報を顧客や係員の操作状況に応じて、媒体出入
口に近い画面位置に表示するようにした操作型自動機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行等の現金取扱い装置(AT
M)においては、装置前面に配置したカード出入口、明
細票出口、通帳出入口、紙幣出入口などの媒体毎の媒体
出入口付近に、ハードウェアとして独立して存在するL
ED等から成るランプを設け、顧客の操作により、媒体
の挿入・受取り操作の要求場面になったとき、ディスプ
レイ上に媒体の挿入・受取りを案内する操作案内画面を
表示すると同時に、挿入・受取りの発生する媒体出入口
付近のランプを点滅させ、媒体の挿入・受取りを顧客に
知らせて操作を誘導し、また、媒体出入口の場所が瞬時
に分かるように構成し、媒体出入口付近のランプの点滅
により、媒体の挿入・受取りの操作性を向上させるよう
にしている。
【0003】また、特開平4−336390号公報に提
案されているように、ディスプレイの近傍に媒体挿入口
を配置することで、LED等から成るランプを搭載せ
ず、画面上で媒体挿入口を示す矢印等を表示し、媒体挿
入・受取りを誘導するように構成したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、LED等か
ら成るランプによって媒体出入口の場所を案内する構成
にあっては、カード出入口、明細票出口、通帳出入口、
紙幣出入口などの媒体出入口毎にLED等から成るラン
プを設ける必要があるため、ハードウェアコストが嵩む
という問題があった。
【0005】一方、特開平4−336390号公報に提
案されているように、画面上で媒体出入口を示す矢印等
を表示する構成にあっては、矢印等を予め設定した点滅
間隔や点滅色で単に表示するのみの構成であるため、例
えば操作に不慣れで操作速度が遅くなっている顧客に対
して、点滅速度を遅くしたり、また視覚障害者に対し
て、矢印を大きくし、コントラストを強くすることによ
って、媒体出入口を確認し易いように表示することがで
きないという問題があった。すなわち、顧客または係員
の操作速度などの操作状況を考慮し、操作状況に適し
た、あるいは適していると考えられる表示形態で媒体出
入り口の場所を案内することができないという問題があ
った。
【0006】本発明の目的は、少ないハードウェアコス
トで、顧客の操作状況に応じた表示形態で媒体出入り口
の場所を案内することが可能な操作型自動機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、操作者への媒体挿入操作、媒体の受取り
操作等を示す操作案内情報を操作案内画面中に表示する
と共に、操作の対象となる媒体の出入口の存在場所を示
す媒体出入口案内表示情報を操作者の操作状況に応じて
生成し、操作の対象となる媒体に対応する媒体出入口に
近い画面位置に表示する媒体出入口案内表示情報生成手
段を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の操作型自動機の実
施形態を図面に従い詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した電子マネー取扱
い装置と、これを監視・制御する上位処理装置とから成
るシステムの一実施の形態を示す構成図である。
【0010】電子マネー取扱い装置1は、顧客操作に対
する各種の処理を行う業務プログラムに従って装置全体
を制御する処理部111と、顧客・係員操作の誘導また
は案内を行う画面表示部112と、画面表示部112に
表示された画面に応じた顧客・係員による入力操作を受
け付ける画面操作部113と、上位処理装置2との間で
取引データの通信を行う回線制御部118と、画面表示
部112の表示に必要な画面データを解析し、画面切替
え制御等を行う後述の業務プログラムと画面表示に必要
な画面データとを記憶する記憶部117とを備え、さら
に、電子マネーの取引の履歴を記憶するジャーナル制御
部114、明細票の印字の管理をする明細票印字制御部
115、ICカードの制御を行うICカード制御部11
6を備えている。
【0011】本実施形態の電子マネー取扱い装置1の処
理部111は、画面表示部112に媒体の挿入・受取り
を指示する操作案内情報を表示し、画面上で操作の誘導
を行う。また、操作案内情報を表示する場合に、媒体出
入口の位置を示す媒体出入口案内表示情報を、操作案内
画面中の表示場所に応じて生成し、表示する。すなわ
ち、ICカード出入り口が画面右下に設けられている場
合は、画面右下に下向きの媒体出入り口案内情報を生成
して表示する。
【0012】また、媒体出入口案内表示情報を、操作者
が挿入した媒体から読み取った操作者の固有属性(視力
が弱いなど)、または操作者の操作速度等の動的属性に
応じて生成し、操作者の固有属性または動的属性に応じ
て、媒体出入口案内表示情報の点滅速度、大きさ、コン
トラスト等の表示属性を異ならせて表示する。
【0013】記憶部117に貯えられた業務プログラム
は、画面表示部112の画面表示に必要な画面データを
解析し、画面表示部112の画面描画に必要なデータと
画面切替えに必要なデータとを分離して管理する機能を
持っている。
【0014】ここで、画面表示部112は、表示画面の
表面にタッチパネルを配置した構造になっており、画面
上のボタンに対応する位置を顧客が押圧することによ
り、その押圧された位置のボタンが操作されたものと認
識し、その認識結果に従って処理を進める。
【0015】上位処理装置2は、通信回線3を使用し、
電子マネー取扱い装置1からの問い合わせ電文の受付
や、問い合わせに対する回答電文の送信を制御する回線
制御部123と、上位処理装置全体を制御するプログラ
ムを記憶する記憶部122と、上位処理装置全体を制御
する処理部121から構成される。
【0016】図2は、図1の電子マネー取扱い装置1の
概観図であり、筐体201と、ディスプレイ202と、
ディスプレイの周辺に配置する明細票出口203、IC
カード出入口204を備えている。
【0017】図3は、図1の電子マネー取扱い装置1で
逐次表示される画面の動作を制御する画面制御ソフトウ
ェアの構造例を示すものであり、記憶部117に格納さ
れている。
【0018】この画面制御ソフトウェアは、電子マネー
取扱い装置1における「チャージ」「ICカード残高確
認」等の取引きの顧客操作・係員操作に対する各種の処
理を行う業務プログラム301と、この業務プログラム
301からの指示により電子マネー取扱い装置1の画面
表示部112に画面描画を行う画面表示プログラム30
2と、この画面表示プログラム302により画面上に表
示しているボタン等を使用して顧客が取引きを実施する
ために暗証番号、チャージ金額等の入力を実現する画面
操作プログラム303と、電子マネー取扱い装置1の画
面表示部112や画面操作部113、ICカード制御部
116等のハードウェア305に対して表示動作起動、
表示動作の終了監視等を行なうオペレーティングシステ
ム304とから構成されている。ここで、「チャージ」
とは、ICカードに対し電子マネーを格納する処理のこ
とである。
【0019】この画面制御ソフトウェアについて更に具
体的に説明すると、電子マネー取扱い装置1の画面表示
部112に「取引を選択して下さい」画面が表示されて
いる状態で、顧客が「チャージ」を選択すると、画面操
作プログラム303がその操作を検知して業務プログラ
ム301に伝える。すると、業務プログラム301はこ
の情報から「チャージ」を選択した後の次に表示する表
示画面、例えばアニメーションのフリッカ付き「ICカ
ードを入れて下さい」画面を表示するように制御して画
面表示プログラム302に伝える。この時、顧客の操作
速度などの取引の状況から、どのような媒体挿入・受取
り操作誘導方法が適切かを業務プログラム301で判定
し、点滅間隔などの媒体挿入・受取り操作の適当な誘導
方法から後述の画面データ401を生成し、記憶部11
7に保存する。続いて、画面表示プログラム302は、
このアニメーションのフリッカ付き「ICカードを入れ
て下さい」画面に対応する表示画面データを記憶部11
7から読み込み、画面表示部112に表示する。画面表
示プログラム302は、画面データ401の情報に従っ
て、例えば媒体出入り口を示すフリッカを所定時間間隔
で点滅させる。
【0020】図4は、図5に示したような画面を表示す
るために必要な画面データ401の構成を示す図であ
り、必要な画面がn個必要である場合、n個の画面デー
タ401−1〜401−nで構成される。なお、各画面
データは、「GOO1」、「GOO2」、…「GOO
n」といった画面識別子402で管理されるようになっ
ている。例えば、「GOO1」は「いらっしゃいませ」
画面、「G002」は「ICカードを挿入してくださ
い」画面を表わす。
【0021】各画面データ401−1〜401−nは、
文字データ部411、ボタンデータ部412、イメージ
データ部413、アニメーションデータ部414から構
成され、画面上に1つの文字を配置している場合は1つ
の文字データ部を持ち、2つのイメージを配置している
場合は2つのイメージデータ部を持つ、というように、
各画面データは、画面上に配置する文字、ボタン、イメ
ージ等の部品と同じ数のデータ部を持つ。この場合、ア
ニメーションデータ部516は、異なる複数のイメージ
を所定時間間隔で切り替えることにより、動作している
ように見せるため、複数のイメージパターンを備える。
【0022】アニメーションのデータ構造を示すアニメ
ーションデータ部420は、アニメーション切替イメー
ジパターン数を示すイメージ切替パターン数421、ア
ニメーションを表示する画面位置を示す位置情報42
2、アニメーションのサイズを指定するサイズ情報42
3、アニメーションを構成するイメージの切替え時間等
を指定するための表示属性424、アニメーションイメ
ージデータが格納されているファイル名称を示すアニメ
ーションファイル名425から構成される。
【0023】例えば、図5のICカード挿入画面501
の画面データが401−2であるとき、画面データ40
1−2は、「ICカードを挿入してください」という案
内文言502を表示させるための文字データ部512、
取消ボタン503を表示するためのボタンデータ部51
3、ICカード挿入のタイトル枠イメージ504を表示
するためのイメージデータ部514、ICカード挿入イ
メージ505を表示するためのイメージデータ部515
から構成される。
【0024】よって、画面データ401−nに対して、
文字データ部411、ボタンデータ部412等を追加す
れば、文字、ボタン等を画面上に配置することができ
る。また、ICカード出入口204の存在場所を示す矢
印形状のICカードフリッカが表示されていないICカ
ード挿入画面501に、矢印形状のICカードフリッカ
を追加するには、画面データ401−2に対して、IC
カードフリッカのアニメーションデータ部516を追加
すればよい。
【0025】また、図5のICカード挿入画面501の
画面データが401−2であるとき、画面データ401
−2にアニメーションデータ部516を追加し、アニメ
ーションデータ部516のイメージ切替パターン数42
1に「2」を設定し、薄い色の矢印イメージ506と、
大きさ・形・位置が同じで色のみが異なる濃い色の矢印
イメージ507のファイル名をアニメーションファイル
名425に設定し、さらに表示属性424の切替え時間
として「1秒」を設定し、さらに位置情報422として
画面右下を示すXY軸の座標値「760,700」を設
定し、サイズ情報423としてX・Y方向の幅を画素数
で表わした値「200、60」を設定すると、図5
(b),(c)に示すように、ICカード挿入待ち画面
501上で、濃い矢印イメージ506と薄い矢印イメー
ジ507が1秒毎に切替わり、点滅表示される。
【0026】図6は、電子マネー取扱い装置1における
チャージ取引のチャージ処理終了後に発生するICカー
ド受取りの要求画面の一例を示す図であり、同図(a)
はICカード出入口204の位置を示すために画面60
1を表示するのと同時に点滅させるアニメーションとし
ての矢印イメージ602が表示されている画面であり、
同図(b)は電子マネー取扱い装置1におけるチャージ
取引でICカード受取り後に発生する明細票受取りの要
求場面で、明細票出口203の位置を示すために画面6
03を表示するのと同時に点滅させるアニメーションと
しての矢印イメージ604が表示されている画面であ
る。
【0027】図7は、媒体挿入処理の一例であるICカ
ード挿入待ち処理のフローチャートである。
【0028】処理部111がICカード挿入待ち処理を
開始し(ステップ701)、ICカード制御部116に
指示してICカード挿入待ち状態となり(ステップ70
2)、記憶部117に記憶されているフリッカなしの画
面データをもとに、図11で後述するように、操作者の
操作状況を判定しながら操作状況に適したフリッカ付き
画面を生成する(ステップ703)。次に、処理部11
1は、画面表示部112にICカード挿入の画面を表示
し、画面表示プログラム302に矢印イメージのフリッ
カを点滅させ、ICカード挿入待ちのタイマを開始する
(ステップ704)。フリッカの点滅は、矢印形状のア
ニメーションイメージを所定時間間隔で切り替えること
によって実現する。
【0029】処理部111は、ICカード出入口204
に顧客がICカードを挿入したという報告をICカード
制御部116から受け取るか(ステップ705)、画面
表示プログラム302からICカード挿入待ちのタイム
アウト報告を受け取るか(ステップ706)、ハードウ
ェア305から異常報告を受け取るか(ステップ70
7)まで待ち続け、いずれかの報告を受けたことを契機
に、ICカード制御部116にICカード挿入待ちの終
了を指示する(ステップ708)。
【0030】この場合、ハードウェアの異常による終了
の場合(ステップ709)、処理部111は取引を停止
し(ステップ710)、さらにステップ703で生成し
たフリッカ付き画面データを破棄し(ステップ71
1)、ICカード挿入待ち処理を終了する(ステップ7
12)。
【0031】図8は、媒体受取り処理の一例であるIC
カード受取り待ち処理のフローチャートである。処理部
111がICカード受取り待ち処理を開始し(ステップ
801)、ICカード制御部116に指示してICカー
ド出入口204にICカードを放出させて操作者による
受取り待ち状態となり(ステップ802)、記憶部11
7に記憶されているフリッカなしの画面データをもと
に、図11で後述するように、操作状況を判定しながら
操作状況に適したフリッカ付き画面を生成する(ステッ
プ803)。
【0032】次に、処理部111は、画面表示部112
にICカード受取りの画面を表示し、画面表示プログラ
ム302に矢印形状のフリッカを点滅させ、ICカード
受取り待ちのタイマを開始する(ステップ804)。処
理部111は、ICカード出入口204に放出したIC
カードを顧客が受け取ったという報告をICカード制御
部116から受け取るか(ステップ805)、画面表示
プログラム302からICカード受取り待ちのタイムア
ウト報告を受け取るか(ステップ806)、ハードウェ
ア305から異常報告を受け取るか(ステップ807)
まで待ち続け、いずれかの報告を受けたことを契機に、
ICカード制御部116にICカード受取り待ちの終了
を指示する(ステップ808)。
【0033】ICカード出入口204にICカードが残
留している場合(ステップ809)、処理部111はI
Cカード制御部116に対してICカードの取り込みを
指示し、ICカード出入口204に残留しているICカ
ードを電子マネー取り扱い装置1に取り込み、取引を停
止させる(ステップ810)。最後にステップ803で
生成したフリッカ付き画面データを破棄し(ステップ8
11)、ICカード受取り待ち処理を終了する(ステッ
プ812)。
【0034】図9は、図7のステップ704、図8のス
テップ804により開始されるフリッカ点滅処理の一例
であるICカードフリッカ点滅処理の詳細を示すフロー
チャートである。すなわち、図5の薄い矢印イメージ5
06と濃い矢印イメージ507を所定時間間隔で切り替
え、点滅しているように表示するフローチャートであ
る。図7の704または図8の804のフリッカ点滅開
始が処理部111から画面表示プログラム302に指示
された時(ステップ901)、挿入/受取りの発生する
媒体であるICカードの出入口204に近い位置にフリ
ッカ用の矢印イメージ506が付いている画面501を
画面表示部112に表示する(ステップ902)。
【0035】次に、アニメーションを構成する矢印イメ
ージ506、507の切り替えタイマを開始し(ステッ
プ903)、図7のステップ705、706、707ま
たは図8のステップ805、806、807のいずれか
の報告が発生し、点滅終了指示を受け取るか(ステップ
904)、ステップ903で開始したイメージ切り替え
のタイムアウトになるか(ステップ905)まで待ち続
ける。
【0036】点滅終了指示を受け取らずにイメージ切り
替えのタイムアウト(ICカードフリッカのアニメーシ
ョンデータ部における表示属性424のイメージ切替え
時間が経過)になった場合、現在表示しているイメージ
データを判定し(ステップ906)、表示イメージデー
タが矢印イメージ506のデータであれば、次の矢印イ
メージ507のデータに切り替え(ステップ907)、
逆に、現在の表示イメージデータが矢印イメージ507
のデータならば、矢印イメージ506のデータに切り替
える(ステップ908)。そして、再度、イメージ切り
替えのタイマを開始し(ステップ903)、ステップ9
03からステップ908の処理を繰り返すことにより、
アニメーションファイル名425に登録してある薄い矢
印イメージ506と濃い矢印イメージ507が、表示属
性424のイメージ切替え時間が経過する所定間隔毎に
切り替わり、点滅しているように表示される。ステップ
904で点滅終了指示を受け取った場合は、ICカード
フリッカ点滅処理を終了する(ステップ909)。
【0037】図10は、図7のステップ703、図8の
ステップ803のフリッカ付き画面データ生成処理の詳
細を示すフローチャートである。これは、ICカード出
入口204の位置を示すICカード用フリッカアニメー
ションが配置されていないICカード挿入画面501
(図5(a))に、矢印イメージ506、507で構成
されるICカード用フリッカニメーションを追加する処
理や、ICカード受け取り画面601(図6(a))に
矢印イメージ602を追加するなどの処理である。
【0038】まず、ICカード挿入を要求する場面か
(ステップ1002)、ICカード受取りを要求する場
面かを判定し(ステップ1003)、どちらか当てはま
る場合は、フリッカの配置されていないICカード挿入
画面501またはICカード受取りの画面601にIC
カードフリッカのアニメーションを構成する矢印イメー
ジ506、507または602を追加するため、ICカ
ード挿入、またはICカード受取りの画面データ401
−nにICカードフリッカのアニメーションデータ部4
14を追加する(ステップ1004)。次に、明細票受
取りを要求する場面かを判定し(ステップ1005)、
当てはまる場合は、明細票フリッカの配置されていない
明細票受取りの画面603(図6(B))に明細票フリ
ッカのアニメーションを構成する矢印イメージ604を
追加するため、明細票受取りの画面データ401−nに
明細票フリッカ用のアニメーションデータ部415を追
加する(ステップ1006)。以上で、フリッカ付き画
面データ生成を終了する(ステップ1007)。
【0039】このように、挿入・受取りが発生するかど
うか判定し、挿入・受取りが発生する場合、画面データ
401−nに、挿入・受取りが発生するすべての媒体の
媒体出入口用フリッカのアニメーションデータ部を追加
し、複数の媒体出入口位置を示す矢印形状のフリッカを
その表示場所に応じて生成することにより、それぞれの
操作段階で必要なフリッカを1画面に同時に表示するこ
とが可能である。
【0040】図11は、図10のステップ1004、ス
テップ1006の画面データにフリッカニメーションを
追加するためのフリッカ情報追加処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。これは、操作状況に適したフリッカ
情報を記憶部117から取得しフリッカのアニメーショ
ンデータ部を生成し、記憶部117に記憶されているフ
リッカなしの画面データ401−nのコピーに対して、
生成したアニメーションデータ部を追加し、フリッカ付
き画面を生成する処理である。
【0041】処理が開始されると(ステップ110
1)、まず、挿入・受取り要求の発生する媒体出入口の
位置がディスプレイの上下左右のどの方向にあるかを、
記憶部117から取得して判定し(ステップ110
2)、ディスプレイの上に位置する場合は上用フリッカ
イメージ名を取得し(ステップ1103)、ディスプレ
イの下に位置する場合は下用フリッカイメージ名を取得
し(ステップ1104)、ディスプレイの左に位置する
場合は左用フリッカイメージ名を取得し(ステップ11
05)、ディスプレイの右に位置する場合は右用フリッ
カイメージ名を取得する(ステップ1106)。
【0042】次に、媒体出入口の場所から画面に表示す
るフリッカの位置を記憶部117から取得する(ステッ
プ1107)。次に、挿入されたICカードに視覚障害
者であるという情報が書かれている場合や視覚障害者用
の受話器が取り上げられたか等により、視覚障害者かど
うかなどの固有属性を判定し(ステップ1108)、例
えば視覚障害者でない場合は記憶部117からデフォル
トのフリッカサイズを取得し(ステップ1109)、視
覚障害者の場合は大きめのフリッカサイズを取得する
(ステップ1110)。
【0043】また、暗証番号入力などで1つのキーが押
下されてから次のキーが押下されるまでの時間や、金額
確認場面などのボタン押下を要求する画面で画面が表示
されてからボタンが押下されるまでの時間等により、顧
客の操作が遅いかどうかなどの動的属性を判定し(ステ
ップ1111)、操作速度が遅くない場合は記憶部11
7からデフォルトのイメージ切替時間を取得し(ステッ
プ1112)、遅い場合は長めのイメージ切替時間を取
得する(ステップ1113)。次に、記憶部117に記
憶されているフリッカなしの画面データ401−nをコ
ピーする(ステップ1114)。
【0044】最後に、ステップ1103からステップ1
106までで取得したデータからアニメーションデータ
部のイメージ切替パターン数421、アニメーションフ
ァイル名425を生成し、ステップ1107で取得した
データからアニメーションデータ部の位置情報422を
生成し、ステップ1109、1110で取得したデータ
からアニメーションデータ部のサイズ情報423を生成
し、ステップ1112、1113で取得したデータから
アニメーションデータ部の表示属性424を生成したア
ニメーションデータ部420を、ステップ1114の画
面データ401−nのコピーに追加する(ステップ11
15)。以上で画面データのフリッカ情報追加処理を終
了する(ステップ1116)。
【0045】このように、任意の位置に任意のサイズで
媒体出入り口の存在位置を示す矢印形状のフリッカアニ
メーションを生成するため、顧客の取引状況に合わせた
任意の顧客操作誘導が行える。
【0046】また、各媒体出入り口の設置位置は記憶部
に予め記憶され、矢印形状のフリッカアニメーションを
表示させる場合には、対象となる媒体出入り口の設置位
置を記憶部に格納された位置情報によって確認し、その
設置位置に対応した矢印イメージを記憶部から取得して
フリッカアニメーションを生成するため、各媒体出入り
口の設置位置が変更された場合でも、その設置位置情報
を変更するのみで、表示のためのプログラムを変更する
ことなく対応することができる。
【0047】なお、上記実施形態では、矢印形状のフリ
ッカによって媒体出入り口を表示するようにしたが、本
発明はこれに限定されるものでなく、「右下方向にあり
ます」などの文言で媒体出入口の位置を示したり、存在
位置を示す動画によって媒体出入り口を表示するように
してもよい。
【0048】また、媒体としてICカードを用いた例を
あげて説明したが、磁気カードを用いる操作型自動機に
もまったく同様に適用することができる。さらに、現金
自動取扱い装置に限らず、交通機関の券売機、各種施設
の入場券売機などの自動機に適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスプレイ周辺に媒体出入口を設け、顧客や係員の取
引状況を判定しながら、画面上の媒体出入口側に表示す
るフリッカの点滅時間や点滅色を変化させることによ
り、従来使用しているフリッカランプの搭載をしなくて
も、媒体出入口の場所を明確に示すことができ、かつ顧
客や係員の操作状況に合わせた操作誘導が可能となる。
【0050】この結果、独立したハードウェアのフリッ
カランプが不要となり、コスト削減が可能となる。ま
た、老人や操作が不慣れな人の場合は、フリッカの点滅
速度を遅くして、操作がゆっくりとリラックスして行え
るようにしたり、視覚障害者には大きなサイズのフリッ
カを表示しコントラストを強くすることなど、顧客や係
員の操作状況に適した様々な方法で媒体出入り口への誘
導案内が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子マネー取り扱い装置と、
その上位処理装置からなるシステムの一実施形態を示す
システム構成図である。
【図2】電子マネー取り扱い装置の概観図である。
【図3】電子マネー取り扱い装置で使用される画面制御
ソフトウェアの構成図である。
【図4】電子マネー取り扱い装置の画面データ構成図と
アニメーションデータ部のデータ構造を示す図である。
【図5】電子マネー取り扱い装置の画面表示部に表示さ
れる画面の例を示す図である。
【図6】電子マネー取り扱い装置のフリッカ付きのIC
カード受取り、明細票受取り画面例を示す図である。
【図7】電子マネー取り扱い装置のICカード挿入待ち
処理の例を示すフローチャートである。
【図8】電子マネー取り扱い装置のICカード受取り待
ち処理の例を示すフローチャートである。
【図9】電子マネー取り扱い装置のICカードフリッカ
付き画面表示処理の例を示すフローチャートである。
【図10】電子マネー取り扱い装置のフリッカ画面デー
タ作成処理の例を示すフローチャートである。
【図11】電子マネー取り扱い装置の画面データのフリ
ッカ情報追加処理の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…電子マネー取り扱い装置、111…処理部、112
…画面表示部、113…画面操作部、114…ジャーナ
ル制御部、115…明細票印字制御部、116…ICカ
ード制御部、117…記憶部、118…回線制御部、2
…上位処理装置、121…処理部、122…記憶部、1
23…回線制御部、3…通信回線、201…筐体、20
2…ディスプレイ、203…明細票出口、204…IC
カード出入口、301…業務プログラム、302…画面
表示プログラム、303…画面操作プログラム、304
…オペレーティングシステム、305…ハードウェア、
401…画面データ、402…画面識別子、411…文
字データ部、412…ボタンデータ部、413…イメー
ジデータ部、414…アニメーションデータ部、420
…アニメーションデータ部データ構造、421…イメー
ジ切替パターン数、422…位置情報、423…サイズ
情報、424…表示属性、425…アニメーションファ
イル名、501…ICカード挿入画面、502…ICカ
ード挿入文言、503…取消ボタン、504…タイトル
枠イメージ、505…ICカード挿入イメージ、50
6、507、602、604…矢印イメージ、601…
ICカード受取り画面、603…明細票受取り画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 浩之 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 Fターム(参考) 3E040 BA07 BA13 FJ01 FJ06 5B055 BB03 PA02 PA08 PA32 5E501 AA09 BA05 BA11 BA13 CA02 CB05 DA14 DA17 FA03 FA13 FA14 FA15 FA43 FB04 FB30 9A001 DD11 JJ65 KK56 KK58

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作案内画面を表示するディスプレイを
    備え、該操作案内画面中で操作者への媒体挿入操作、媒
    体の受取り操作等を示す操作案内情報を表示し、その操
    作案内情報に対する操作者の操作状況に従って引出し、
    預入れ等の取引処理を行う操作型自動機において、 前記操作案内情報を操作案内画面中に表示すると共に、
    操作の対象となる媒体の出入口の存在場所を示す媒体出
    入口案内表示情報を操作者の操作状況に応じて生成し、
    操作の対象となる媒体に対応する媒体出入口に近い画面
    位置に表示する媒体出入口案内表示情報生成手段を備え
    ることを特徴とする操作型自動機。
  2. 【請求項2】 前記媒体出入口案内表示情報生成手段
    は、前記媒体出入口案内表示情報を、操作案内画面中の
    表示場所に応じて生成し、表示することを特徴とする請
    求項1記載の操作型自動機。
  3. 【請求項3】 前記媒体出入口案内表示情報生成手段
    は、前記媒体出入口案内表示情報を、操作者が挿入した
    媒体から読み取った操作者の固有属性、または操作者の
    操作速度等の動的属性に応じて生成し、操作者の固有属
    性または動的属性に応じて、媒体出入口案内表示情報の
    点滅速度、大きさ等の表示属性を異ならせることを特徴
    とする請求項1または2記載の操作型自動機。
JP33376098A 1998-11-25 1998-11-25 操作型自動機 Pending JP2000163630A (ja)

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