JP2008249932A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yasuhiko Kida
保彦 木田
Tetsuya Maeda
哲哉 前田
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Abstract

【課題】容易でかつ迅速な操作を実現することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】提供可能な機能に対応する複数の選択項目をそれぞれ備える複数のグループのうち一のグループのみを表示する第一の表示手段と、上記選択項目に対応する機能が提供された回数を計数するカウント手段と、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶する記憶手段と、上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列する配列手段と、上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に選択項目を表示する第二の表示手段とを備える画像形成装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは容易でかつ迅速な操作を実現することができる画像形成装置に関する。
現在、画像形成装置の高機能化に伴い、当該画像形成装置がユーザに提供可能な機能の数が著しく増加している。例えば、画像形成装置にオプションとしてフィニッシャー(具体的には、シート後形成装置や折り装置など)を取り付けることで、ステープル処理、製本処理、折り処理などの機能の数が新たに増加し、即ち多種多様の提供可能な機能の数が増加する。
上記提供可能な機能は、例えば上記画像形成装置に備えられたタッチパネル上に選択項目として表示される。ユーザは上記選択項目を選択することにより、画像形成装置が選択された選択項目に対応する機能を実行する。
なお、一の提供可能な機能に一の選択項目が関連付けられているため、提供可能な機能の数が増加すると、当然提供可能な機能に対応する選択項目の数も増加することになる。しかし、上記タッチパネルの面積は限られており、増加した選択項目を全て上記タッチパネルに一度に表示することは困難となる。
そこで、例えば下記のような手順にて選択項目の表示が行われている。まず、複数の選択項目を上記タッチパネル上に一度に表示できる選択項目の数を一のグループの基準として所定数のグループに分割し、さらに所定数のグループを、グループ毎にグループ項目と関連付ける。上記タッチパネルには、複数のグループ項目が選択可能な状態で表示されると共に、複数のグループ項目のうち一のグループ項目に従属する複数の選択項目のみが表示される。そして、複数のグループ項目のなかから他のグループ項目が選択されることにより、既に表示されているグループが非表示となり、代わりに選択された他のグループに従属する複数の選択項目が表示される。
上述した表示例について、具体的に図22に基づいて説明する。図22は、一のグループ項目に従属する複数の選択項目が上記タッチパネルに表示されている場合の表示例である。
図22Aには、グループ項目「原稿/用紙」2201に従属する複数の選択項目(例えば、「原稿サイズ」、「用紙選択」など)が表示されている。表示されている選択項目以外の選択項目は、他のグループ項目に従属するために表示されていない。また、表示されている上記選択項目に加えて、上記他のグループ項目(例えば、「カラー/画質」、「レイアウト」2202など)が表示される。
上記「レイアウト」2202が押下されると、表示されている上記選択項目に代わって、上記「レイアウト」2202に従属する選択項目(例えば、「小冊子」2203など)が表示される(図22B)。
上記「小冊子」2203が押下されると、表示されている上記選択項目に代わって、当該「小冊子」2203に従属する設定項目(例えば、「する」2204、「しない」など)が表示される(図22C)。また、「OK」2205や「キャンセル」も表示される。
上記「する」2204が押下されると、上記画像形成装置の制御回路に上記「小冊子」2203に対応する機能を実行させる指示が送られる。また、上記「する」2203の文字色が白色から黒色に変更されることにより、当該「する」2204が選択されている旨が明示される。上記手順により、上記「小冊子」2203の設定が完了する。
上記設定が完了した後、上記「OK」2205が押下されると、表示されている上記設定項目に代わって、「レイアウト」2202に従属する選択項目が再び表示される(図22D)。上記「レイアウト」2202に従属する選択項目が再び表示される際に、上記「小冊子」2203の文字色が白色から黒色に変更されることで、当該「小冊子」2203の設定が既に行われたことがユーザに示される。
さらに、上記「小冊子」2203と組み合わせることが可能な他の選択項目は、例えば、「枠消し」2206のように押下可能な状態で表示される。一方、上記「小冊子」2203と組み合わせることができない他の選択項目は、例えば「両面」2207のように消灯され押下できない状態で表示される。
上記のような表示により、選択項目の数が著しく増加しても、上記タッチパネルの面積を大きくすることなく、当該選択項目が表示される。
しかし、上述表示例では、どのグループ項目にどの選択項目が従属しているのかをユーザが記憶していないと、目的の選択項目を迅速に選択できない。そのため、ユーザが繰り返しグループ項目を押下して表示されていない選択項目を表示させ、目的の選択項目を探していた。このような操作作業は、上記タッチパネルの操作回数を増加させ、操作を複雑にする原因となり、ユーザは、希望する機能を選択する以外の不要な操作を強いられていた。
そこで、特許文献1には、ユーザが過去に設定した選択項目を自動的に記憶し、他のユーザが設定する際に、上記設定した選択項目を読み出すという画像形成装置が開示されている。ユーザは上記設定した項目を読み出すだけでよいので、不要な操作が解消される。
また、特許文献2には、複数の選択項目が選択された場合の条件を一の設定条件として記憶する記憶手段と、他の設定条件が入力された時に当該他の設定条件と同一または類似する設定条件を上記記憶手段から検索する検索手段と、当該他の設定条件と同一または類似する設定条件がある場合にはその旨をユーザに通知する通知手段を備えた画像形成装置が開示されている。上記記憶手段と上記検索手段と上記通知手段により、入力した設定条件と同一または類似の設定条件がユーザに通知されるため、当該ユーザは当該設定条件を利用でき、不要な操作が解消される。
特開平5−11548号公報 特開2005−254639号公報
ところが、特許文献1では、選択項目が増加すると、読み出す設定条件の量も膨大となる。そのため、ユーザは上記膨大な量の設定条件の中から目的とする設定条件を選び出さなければならず、かえって選び出すための操作回数が増加するという問題があった。
特許文献2では、選択項目が増加すると、一の設定条件に対して複数の選択項目が設定されるという設定条件となり、入力した設定条件と記憶された設定条件が同一となることが珍しくなった。また、記憶された類似の設定条件が通知されても、目的としない選択項目が設定されている設定条件が通知されることがあり、再度目的とする選択項目を選択して設定しなおす必要があるという問題があった。
以上のことから、本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、複数の選択項目を備えた画像形成装置でも、容易でかつ迅速な操作により印刷処理の設定を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、提供可能な機能に対応する複数の選択項目をそれぞれ備える複数のグループのうち一のグループのみを表示する第一の表示手段と、上記選択項目に対応する機能が提供された回数を計数するカウント手段と、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶する記憶手段と、上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列する配列手段と、上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に選択項目を表示する第二の表示手段とを備える。
さらに、ユーザを識別する情報を取得するユーザ情報取得手段を備え、上記カウント手段はユーザ毎に、当該ユーザに提供された機能の回数を計数し、上記記憶手段は、上記ユーザを識別する情報と、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶し、上記配列手段は、取得された上記ユーザを識別する情報に関連付けられた上記選択項目と上記計数の値について、上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目のみを、当該選択項目に関連付けられた計数の値が高い順に配列し、上記第二の表示手段は、上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目のみを表示する。
尚、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通するプログラムとして提供することができる。この場合、図示しない中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムにしたがってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。但し、上記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用い構成することもできる。
また、プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通することもある。さらに、各手段が実行するステップをメニュー表示方法として提供することも可能である。
本発明の画像形成装置によれば、表示されていない他のグループ項目に従属する選択項目であり、かつ、計数の値が高い当該選択項目を表示するよう構成している。
これにより、所定の選択項目が選択・設定された場合には、計数の値が高い、即ち使用頻度が高い選択項目を容易に選択・設定できるため、ユーザが行う各種キーの操作回数が減少し、容易かつ迅速に印刷処理の設定を行うことができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の2種類について説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
<<第一の実施形態>>
図1は、シート後形成装置123と折り装置122を接続した上記画像形成装置100の全体構成を示す概念図である。上記画像形成装置100は、具体的には、デジタル複写機、プリンタ、複合機などが該当する。上記シート後形成装置123と折り装置122により、画像形成されたシートはステープル処理、製本処理、折り処理などの処理を施される。
ユーザが上記画像形成装置100を利用する場合、原稿を原稿台101に載置する。複数の原稿を載置して、自動連続読込を行う場合は、ユーザは原稿自動送りトレイ124に当該複数の原稿を載置する。上記原稿台101近傍には後述する操作パネルが備えられており、当該操作パネルに備えられたスタートキーが押下されることにより、上記画像形成装置100が印刷処理を開始する。
上記画像読取部102において、光源104から照射された光は、上記原稿台101に置かれた原稿に反射される。上記反射光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた上記反射光は上記撮像素子108により光電変換され、上記原稿の画像データが生成される。
上記画像データをトナー像として転写する駆動部が上記画像形成部102である。上記画像形成部102には感光体ドラム109が備えられている。上記感光体ドラム109は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器110、露光器111、現像器112、転写器113、クリーニングユニット114などが配置されている。
上記帯電器110は、上記感光体ドラム109表面を一様に帯電させる。上記露光器111は、上記画像データに応じて光を照射し、上記感光体ドラム109上に静電潜像を形成する。上記現像器112は、上記露光器111によって形成された静電潜像にトナーを付着させ、上記感光体ドラム109上にトナー像を形成する。上記転写器113は、上記感光体ドラム109上のトナー像をシートに転写する。上記クリーニングユニット114は、上記感光体ドラム109に付いた余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、上記感光体ドラム109が回転することにより実行される。
上記シートは、上記画像形成装置100に備えられた複数の給紙カセット115から搬送される。搬送される時は、上記シートはピックアップローラ116により何れか1つの上記給紙カセット115から搬送路へ引き出される。上記各給紙カセット115には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、上記設定条件に基づいて上記シートが給紙される。
搬送路に引き出された上記シートは、搬送ローラ117やレジストローラ118により上記感光体ドラム109と上記転写器113の間に送り込まれる。上記シートは、上記転写器113により上記トナー像が転写され、定着装置118に搬送される。
上記シートが上記定着装置119に備えられた加熱ローラ120と加圧ローラ121の間に通過すると、上記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像が上記シートに定着される。上記加熱ローラの熱量は紙種に応じて最適に設定され、上記定着が適切に行われる。上記可視像が定着され、上記シートに画像形成が実行されると、当該シートは折り装置122へ搬送される。
上記搬送されたシートは、折り装置122で折り処理が施される。例えば、Z形に折り処理する条件が設定された場合、上記搬送されたシートは上記折り装置122を通過してZ形に折りたたまれる。上記折りたたまれたシートは上記シート後形成装置123により他の後処理が実行される。
図2は、上記画像形成装置100に備えられた操作パネル200の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作パネル200を用いて、上述のような画像形成についての設定条件や後処理設定条件を入力したり、入力された当該設定条件を確認したりする。上記設定条件が入力される場合、上記操作パネル200に備えられたタッチパネル201や操作部202が用いられる。
上記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。上記タッチパネル201により、一のグループ項目に従属する1又は複数、即ち複数の選択項目203、複数のグループ項目204が表示される。また、メッセージ表示部205には、必要に応じて様々なメッセージが表示される。
上記所定数の選択項目203には、グループ項目「原稿/用紙」に従属する選択項目である「原稿サイズ」、「用紙選択」、「ステープル」、「パンチ」、「仕分け」、「ソート」が表示されている。
上記複数のグループ項目204には、上記「原稿/用紙」の他に「カラー/画質」、「レイアウト」、「応用」が表示されている。
上記メッセージ表示部205では、コピーが可能か否か、用紙の補給が必要か否か、部数、倍率、選択された用紙のサイズなどの状態をユーザに知らせるメッセージが表示される。
上記操作部202は、テンキー206やスタートキー207、クリアキー208、ストップキー209、リセットキー210、電源キー211を備えている。上記テンキー206は、部数や倍率を設定する際に用いられる。例えば、上記部数を設定する時、ユーザが上記テンキー206である「3」を押下すると、部数が3部に設定され、上記メッセージ表示部205には、「3部」などのメッセージが表示される。
上記スタートキー207は、画像形成を開始する際に用いられる。また、上記クリアキー208は、既に設定された状態を初期の状態へ戻す際に用いられる。例えば、上記のように「3部」と設定された状態で、上記クリアキー208が押下されると、当該「3部」の設定は解除され、初期の状態へ戻る。設定がされた状態か否かは上記メッセージ表示部205を参照すれば分かるので、当該設定が不要ならば、上記クリアキー208を押下すればよい。
上記ストップキー209は、上記画像形成装置100が実行している画像形成等を中断する際に用いられる。上記リセットキー210は、上記タッチパネル201を用いて設定された状態を初期の状態へ戻す際に用いられる。上記電源キー211は、画像形成装置に電力を供給する際に用いられる。
図3は画像形成装置における制御系ハードウェアの概略構成図である。画像形成装置100本体の制御回路301は、上述のような設定や指示を受け付けて画像形成装置を動作させる。上記制御回路301には、操作パネルの回路302や給紙装置等のそれぞれの回路が接続される。
上記制御回路301は、CPU(Central Processing Unit)303およびバス304を備えている。上記バス304には、ROM(Read Only Memory)305、RAM(Random Access Memory)306、HDD(Hard Disk Drive)307、各駆動部に対応するドライバ308や内部インターフェイス309が接続されている。上記ROM305には、制御プログラムおよび標準設定やその他のデータが格納されている。
上記CPU303は、例えば、RAM306を作業領域として利用し、上記ROM305、上記HDD307等に記憶されているプログラムを実行する。また、上記CPU303は、上記実行結果に基づいて上記ドライバとデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また上記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、上記CPU303がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
上記バス304には、内部インターフェイス309も接続されている。上記内部インターフェイス309は、操作パネルの回路302やその他の回路を制御回路301と接続する。上記CPU303は、上記内部インターフェイス309を通じて、上記操作パネルの回路302等からの信号を受信したり、当該操作パネルの回路302等へ信号を送信したりする。
上記操作パネルの回路302は、バス311に、上記タッチパネル201や上記操作キー202の他にCPU312やディスプレイ313、内部インターフェイス314を備える。上記タッチパネル201や上記操作キー202をユーザが操作すると、上記CPU312は、上記内部インターフェイス314を通じて、当該操作に基づく信号を上記制御回路301に送信する。
具体的には、上記「小冊子」603による設定や上述した部数による設定が上記タッチパネル201や上記操作キー202で設定されると、当該操作に基づく信号が上記制御回路301に送信される。上記制御回路301は、上記操作に基づく信号に従って上記画像読取部202や上記画像形成部203等を制御する。
次に図4から図11を参照しながら、本発明における第一の実施形態の処理手順について説明する。図4は、第一の実施形態における画像形成装置の機能ブロック図である。図5は、第一の実施形態の処理手順を示すフローチャートである。図6は、第一の実施形態における選択項目がタッチパネルに表示されている場合の表示例を示す図である。図7は、第一の実施形態における提供回数の多い選択項目がタッチパネルに表示されている場合の表示例を示す図である。図8は、第一の実施形態の記憶手段402に格納される項目テーブル700の一例を示す(説明に用いられない設定項目などは一部省略している)。図9は、第一の実施形態の記憶手段402に格納される計数テーブル800の一例を示す。図10は、第一の実施形態における複数の選択項目が計数の値の高い順に配列される一例を示す。図11は、第一の実施形態の計数テーブル800が更新された後の一例を示す。
<初期表示>
まず、画像形成装置100の電源が入れられると、第一の表示手段401は、記憶手段402より、図8に示す項目テーブル700に記憶されているグループ項目のうち、一のグループ項目(ここでは例えば、「原稿/用紙」601)と、当該グループ項目に従属する複数の選択項目701(例えば、「原稿サイズ」、「用紙選択」、「ステープル」など)を取得する。上記項目テーブル700とは、グループ項目と選択項目と設定項目とを関連付けて記憶するテーブルである。取得されたグループ項目601及び選択項目701は、タッチパネル201上に表示される(図5:S101、図6A)。上記項目テーブル700に記憶されている複数のグループ項目は、表示例を図6Aに示すように、押下できる状態でタッチパネル201上に表示される。
図6Aには、「原稿/用紙」601、「カラー/画質」、「レイアウト」602、「応用」の4つのグループ項目が表示され、さらに、「原稿/用紙」601に従属する複数の選択項目701(例えば、「原稿サイズ」、「用紙選択」、「ステープル」など)のみが表示されている。なお、現在表示されている選択項目が「原稿/用紙」601に従属していることを示すために、「原稿/用紙」601は他のグループ項目とは異なる文字色で表示されている。具体的には、「原稿/用紙」601の文字色が白色で表示されている。
<特定のグループの表示>
他のグループ項目である例えば、「レイアウト」602がユーザにより押下された場合には、第一の表示手段401が当該「レイアウト」602が押下された旨を検知する。続いて、上記第一の表示手段401は、押下されたグループ項目に関連付けられた選択項目702(例えば、「小冊子」603など)を項目テーブル700から取得する。上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目701を消去すると共に、取得した上記選択項目702を表示する(図5:S102、図6B)。
上述した「原稿/用紙」601の文字色が変更する理由を記載した場合と同様に、上記「レイアウト」602の文字色が黒色から白色へ変更される。
<計数の値の高い選択項目の表示>
画像形成装置100に「小冊子」603を実行させたい場合は、ユーザが当該「小冊子」603を押下する。上記「小冊子」603が押下されると、当該「小冊子」603が押下された旨を第一の表示手段401が検知する(図5:S103)。
続いて、上記第一の表示手段401は、上記「小冊子」603に従属する設定項目704(例えば、「する」604、「しない」など)を項目テーブル700から取得する。上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目702(例えば、「小冊子」603など)を消去し、取得した上記設定項目704を表示する(図6C)。また、追加して「OK」605や「キャンセル」も上記第一の表示手段401により表示される。
上記「する」604が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「する」604の文字色を白色から黒色に変更する。そして、さらに上記「OK」605が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「小冊子」603に対応する機能を実行させる指示を画像形成制御手段405に送る。上述のような手順で、上記「小冊子」603に対応する機能の設定が完了する(図5:S104)。
上記「小冊子」603の設定が完了すると、上記第一の表示手段401は、配列手段403に計数テーブル800を参照する指示を送る。上記指示を受けた上記配列手段403は、上記計数テーブル800から、「レイアウト」602ではない他のグループ項目に従属する選択項目801(例えば、「原稿/用紙」601に従属する「原稿サイズ」や「カラー/画質」に従属する「濃度」など)と当該選択項目の計数の値を読み取る(図5:S105)。
上記計数テーブル800とは、複数のグループ項目に従属する選択項目と、当該選択項目が提供された回数を示す値(計数の値)とを関連付けて記憶されているテーブルのことである。
具体的には、「原稿サイズ」、「6」、「用紙選択」、「2」、「ステープル」、「8」のように、選択項目1001と計数の値1002を順次関連付けて読み取る。ただし「レイアウト」602は選択されているので、当該「レイアウト」602に従属する選択項目、例えば「とじしろ」、「1」、「ページ集約」、「2」、「縮小/拡大」、「6」などは読み取らない。
読み取った計数の値に基づいて、上記配列手段403は、計数の値の高い順に当該選択項目を配列する(図5:S106、図10)。例えば、上記配列手段403は、読み取った計数の値を高い順「8」、「6」、「2」に配列し、当該計数の値と関連付けられている選択項目を計数の値の高い順「ステープル」、「原稿サイズ」、「用紙選択」に配列する。その他に、「仕分け」、「3」、「ソート」、「3」のように読み取った計数の値が同じ場合は、上記配列手段は読み取った順、即ち「仕分け」、「ソート」と配列する。このようにして配列された選択項目は、表示されていない選択項目であり、かつ上記計数の値の高い順、即ち提供回数の多い順に配列された選択項目1003(高使用頻度選択項目)である。
上記配列手段403は、上記高使用頻度選択項目1003を第二の表示手段404に送る。上記第二の表示手段404は、上記「小冊子」603に対応する機能の設定の完了し、「OK」605が押下された際に、「レイアウト」602に従属する選択項目を再び表示すると共に上記高使用頻度選択項目1003を表示する(図5:S107)。追加して、「使用頻度」612が新たに表示される。
高使用頻度選択項目1003は、表示されている他の選択項目とは重ならないように表示される。例えば、図7Dに示すように、表示されている上記「レイアウト」602に従属する選択項目の右側のウィンドウ607に、上記高使用頻度選択項目1003が上から並んで表示される。高使用頻度選択項目1003の数が多い場合は、上記ウィンドウ607の右側にスクロールバー608が備えられる。ユーザは上記スクロールバー608を操作することによって、提供回数の多い順に配列されたすべての選択項目を確認することができる。図7Eは、上記スクロールバー608が操作されて、上記図7Dのウィンドウ607に表示されていない選択項目が一部表示されている様子を示している。
ところで、追加して表示された「使用頻度」612は、もちろん、表示されている複数の選択項目や上記ウィンドウ607とは重ならないように表示される。上記「使用頻度」612が表示されることによって、上記第一の表示手段401が上記ウィンドウ607に表示されている選択項目は使用頻度の高い順、即ち提供回数の多い順に表示されていることを明示する。
上記ウィンドウ607に加えて、上記「レイアウト」602に従属する「枠消し」609や「両面」610は、従来通りに表示される。即ち、上記「枠消し」609は押下可能な状態で、上記「両面」610は押下不可能な状態で表示される。
<ウィンドウの選択項目に従属する設定項目を表示>
ウィンドウ607に表示された選択項目、例えば「ステープル」606が押下されると、当該「ステープル」606が押下された旨を第二の表示手段404が検知する(図5:S108)。続いて、上記第二の表示手段404は、押下された選択項目が上記「ステープル」606である旨を上記第一の表示手段401に送る。上記第一の表示手段401は項目テーブル700から、押下された上記「ステープル」606に関連付けられた設定項目703(例えば、「左上1点」611、「右上1点」、「左2点」など)を取得する。そして、上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目(ここでは、「レイアウト」602に従属する選択項目に該当する)、グループ項目(例えば、「原稿/用紙」、「カラー/画質」、「レイアウト」など)、上記ウィンドウ607を消去すると共に、取得した上記設定項目703を表示する(図7F)。
上記設定項目703のうち、上記「左上1点」611が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「ステープル」606に対応する機能を実行させる指示を画像形成制御手段405に送る。それとともに上記「左上1点」611の文字色を黒色から白色に変更する(図5:S109)。これによってシート上の左上1点のみを綴じるようにステープラーに指示されたことが明示される。上述のような手順により、上記「小冊子」603と上記「ステープル」606(両選択項目を設定選択項目とする)が上記画像形成装置100に設定される。
上記設定が完了した後、上記操作部202に備えられたスタートキー207が押下される(図5:S110)。上記スタートキー207が押下されると、当該スタートキー207が押下された旨を画像形成制御手段405が検知する。続いて、上記画像形成制御手段405がカウント手段406に設定選択項目を送る。上記カウント手段406が上記記憶手段402にある計数テーブル800を参照し、送られた設定選択項目の計数の値に「1」を加えた計数テーブル1100を当該記憶手段402に記憶させる(図5:S111→S112)。具体的には、上記「小冊子」603の計数の値である「8」が「9」1101に、上記「ステープル」606の計数の値である「3」が「4」1102に変更され、新たな計数テーブル1100が上記記憶手段402に記憶される。
上述のように、表示されているグループの選択項目は表示したままにし、さらに、表示されていないグループの選択項目については、提供回数の高い選択項目を順に表示している。これにより、ユーザは、現在表示されているグループを他のグループに切り替えることなく、他のグループに属しかつ高使用頻度選択項目を、容易に、また迅速に選択・設定可能となる。結果として、数少ない操作で、今まで実行してきた選択項目を迅速に実現できる。
<<第二の実施形態>>
次に図12から図21を参照しながら、本発明における第二の実施形態の処理手順について説明する。図12は、第二の実施形態における画像形成装置の機能ブロック図である。図13は、第二の実施形態の処理手順を示すフローチャートである。図14は、第二の実施形態におけるユーザ情報を取得する表示がされている場合の表示例を示す図である。図15は、第二の実施形態における特定ユーザ高使用頻度選択項目(後述する)が表示されている場合の表示例を示す図である。図17は、第二の実施形態のユーザIDテーブル1700の一例を示す図である。図18は、第第二の実施形態の項目テーブル700の一例を示す図である(説明に用いられない設定項目などは一部省略している)。図19は、第二の実施形態のユーザID計数テーブル1900の一例を示す図である。図20は、第二の実施形態における複数の選択項目が計数の値の高い順に配列される一例を示す。図21は、第二の実施形態における更新後の計数テーブル2100の一例を示す。第二の実施形態は、上記第一の実施形態の図1から図3までに説明した場合と同様であるため、当該図1から図3までの説明は省略する。
<ユーザIDとパスワード取得>
まず、画像形成装置100の電源が入れられると、ユーザ情報取得手段407は、「ユーザID」1401、ユーザID入力部1402、「パスワード」1403、パスワード入力部1404、アルファベットキー1405、特殊キー1406、「OK」605、「キャンセル」を表示させる。ユーザIDとはユーザを識別する情報のことである。上記「ユーザID」1401が押下されると、上記ユーザID入力部1402に文字等が入力可能な状態となる。上記ユーザID入力部1402が入力可能な状態になったことを明示するために、上記「ユーザID」1401の文字色が黒色から白色へ変更される。上記ユーザID入力部1402に文字等を入力する際には、上記アルファベットキー1405や上記特殊キー1406が用いられる。上記「パスワード」1403が押下されると、上記パスワード入力部1404に文字等が入力可能な状態となる。上記パスワード入力部1404が入力可能な状態になったことを明示するために、上記「パスワード」1403の文字色が黒色から白色へ変更される。
上記「OK」605は、上記ユーザID入力部と上記パスワード入力部に入力された文字等をユーザ情報取得手段407に送る際に用いられる項目である。また、上記「キャンセル」は、上記ユーザID入力部1402と上記パスワード入力部1404に入力された文字等を削除する際に用いられる項目である。
さて、特定のユーザ(ここでは、ユーザID「A0002」1407を所有するユーザとする)がタッチパネル上に表示されている「ユーザID」1401を押下すると、上記ユーザ情報取得手段407が上記「ユーザID」1401が押下されたことを検知し、ユーザID入力部1402に上記アルファベットキー1405等により文字等を入力可能な状態とする。また、上記ユーザ情報取得手段407は、上記「ユーザID」1401の文字色を黒色から白色へ変更する。特定のユーザは、上記アルファベットキー1405等を用いることにより、ユーザID入力部1402に「A0002」1407と入力する。上記ユーザ情報取得手段407は入力された文字等を検知し、当該文字等を上記ユーザID入力部1402に表示する。
次に、特定のユーザが「パスワード」1403を押下すると、上記ユーザ情報取得手段407が、上記「パスワード」1403が押下されたことを検知し、パスワード入力部1404に上記アルファベットキー1405等により文字等を入力可能な状態とする。また、上記ユーザ情報取得手段407は、上記「パスワード」1403の文字色を黒色から白色へ変更すると共に、上記「ユーザID」1401の文字色を白色から黒色に戻す。特定のユーザは、上記アルファベットキー1405等を用いることにより、ユーザID入力部1402に「DCFV08」1408と入力する。上記ユーザ情報取得手段407は入力された文字等を検知し、当該文字等を上記パスワード入力部1404に表示する。上記「DCFV08」1408が入力され、「OK」605が押下されると、上記ユーザ情報取得手段407が入力された文字等である「A0002」1407と「DCFV08」1408を取得する(図13:S201)。
続いて、上記ユーザ情報取得手段407は、記憶手段402に記憶されているユーザIDテーブル1700を参照する。ユーザIDテーブル1700とは、ユーザID1701とパスワード1702とを関連付けて記憶しているテーブルのことである。上記ユーザ情報取得手段407が、上記ユーザIDテーブル1700に基づいて、取得した「A0002」1407と「DCFV08」1408とがユーザID1701とパスワード1702とに一致しているかを判別する(図13:S202)。
具体的には、上記ユーザ情報取得手段407が取得した「A0002」1407に基づいて、ユーザID1701に「A0002」1407という文字等があるかどうかを検索する。検索した結果、「A0002」1407があれば、上記ユーザ情報取得手段407はパスワード1702の中で、「A0002」1407に関連付けられているパスワードを読み取る。読み取ったパスワードと取得した「DCFV08」1408とが一致している場合、上記ユーザ情報取得手段407は、第一の表示手段401にグループ項目等を取得する旨を送る。
上記第一の表示手段401が上記ユーザ情報取得手段407から送られた旨を受けると、記憶手段402より、図18に示す項目テーブル700に記憶されているグループ項目のうち、一のグループ項目(ここでは例えば、「原稿/用紙」601)と、当該グループ項目に従属する複数の選択項目701(例えば、「原稿サイズ」、「用紙選択」、「ステープル」など)を取得する。取得されたグループ項目601及び選択項目701は、タッチパネル201上に表示される(図13:S202YES→S203、図15D)。
一方、取得した「A0002」1407と「DCFV08」1408とがユーザID1701とパスワード1702とに一致していない、もしくはユーザID入力部1402またはパスワード入力部1404に文字等が入力されていない場合、上記ユーザ情報取得手段407は、再び「ユーザID」1401等の表示を行う(図13:S202NO→S201、図14A)。このようにして上記ユーザ情報取得手段407は特定のユーザを識別する。
<初期表示>
上記第一の表示手段は、図15Dに示すように「原稿/用紙」601、「カラー/画質」、「レイアウト」602、「応用」の4つのグループ項目が表示され、さらに、「原稿/用紙」601に従属する複数の選択項目701(例えば、「原稿サイズ」、「用紙選択」、「ステープル」など)のみを表示するとともに、上記「原稿/用紙」601の文字色は黒色から白色で表示する。また、上記第一の表示手段401は、「A0002」1407の情報に基づいて選択項目等が表示されていることを示すために、図15Dに示すように上記「A0002」1407を表示する。
<特定のグループの表示>
他のグループ項目である例えば、「レイアウト」602がユーザにより押下された場合には、第一の表示手段401が当該「レイアウト」602が押下された旨を検知する。続いて、上記第一の表示手段401は、押下されたグループ項目に関連付けられた選択項目702(例えば、「小冊子」603など)を項目テーブル700から取得する。上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目701を消去すると共に、取得した上記選択項目702を表示する(図13:S204、図15E)。また、上記第一の表示手段401は、上記「レイアウト」602の文字色を黒色から白色に変更し、「原稿/用紙」601の文字色を白色から黒色に戻す。
<計数の値の高い選択項目の表示>
表示されている上記「小冊子」603が押下されると、当該「小冊子」603が押下された旨を第一の表示手段401が検知する(図13:S205)。
続いて、上記第一の表示手段401は、上記「小冊子」603に従属する設定項目704(例えば、「する」604、「しない」など)を項目テーブル700から取得する。上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目702(例えば、「小冊子」603など)を消去し、取得した上記設定項目704を表示する(図15F)。また、追加して「OK」605や「キャンセル」も上記第一の表示手段401により表示される。
上記「する」604が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「する」604の文字色を白色から黒色に変更する。そして、さらに上記「OK」605が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「小冊子」603に対応する機能を実行させる指示を画像形成制御手段405に送る。上述のような手順で、上記「小冊子」603に対応する機能の設定が完了する(図13:S206)。
上記「小冊子」603の設定が完了すると、上記第一の表示手段401は、配列手段403にユーザID計数テーブル1900を参照する指示を送る。上記指示を受けた上記配列手段403は、上記ユーザID計数テーブル1900から、「レイアウト」602ではない他のグループ項目に従属する選択項目801(例えば、「原稿/用紙」601に従属する「原稿サイズ」や「カラー/画質」に従属する「濃度」など)と「A0002」1407に属する計数の値1901を読み取る(図13:S207)。
具体的には、図20に示すように、「原稿サイズ」、「5」、「用紙選択」、「2」、「ステープル」、「3」のように、選択項目2001と上記「A0002」1407に属する計数の値2002を順次関連付けて読み取る。ただし「レイアウト」602は選択されているので、当該「レイアウト」602に従属する選択項目、例えば「とじしろ」、「5」、「ページ集約」、「6」、「縮小/拡大」、「1」などは読み取らない。
読み取った計数の値に基づいて、上記配列手段403は、計数の値の高い順に読み取った選択項目を配列する(図13:S208、図20)。具体的には、上記配列手段403は、読み取った計数の値が高い順「5」、「3」、「2」に配列し、当該計数の値と関連付けられている選択項目を計数の値が高い順「原稿サイズ」、「ステープル」、「用紙選択」に配列する。このようにして配列された選択項目は、表示されていない選択項目であり、かつ「A0002」1407に属する計数の値の高い順、即ち特定ユーザが選択・設定した回数の多い順に配列された選択項目2003(特定ユーザ高使用頻度選択項目)である。
上記配列手段403は、上記特定ユーザ高使用頻度選択項目2003を第二の表示手段404に送る。上記第二の表示手段404は、上記「小冊子」603に対応する機能の設定の完了後、「レイアウト」602に従属する選択項目702を再び表示する。そして、上記特定ユーザ高使用頻度選択項目2003を表示すると共に、「使用頻度」612が新たに表示される(図13:S209)。
特定ユーザ高使用頻度選択項目2003は、上記「レイアウト」602に属する選択項目702とは重ならないように表示される。例えば、図16Gに示すように、表示されている選択項目702の右側のウィンドウ607に、上記特定ユーザ高使用頻度選択項目2003が、提供回数の多い順に上から並んで表示される。特定ユーザ高使用頻度選択項目2003の数が多い場合は、上記ウィンドウ607の右側にスクロールバー608が備えられる。ユーザは上記スクロールバー608を操作することによって、上記特定ユーザ高使用頻度選択項目2003を確認することができる。図16Hは、上記スクロールバー608が操作されて、上記図16Gのウィンドウ607に表示されていない選択項目が一部表示されている様子を示している。
上記「使用頻度」612は、もちろん、表示されている複数の選択項目、上記ウィンドウ607や「A0002」1407とは重ならないように表示される。上記「使用頻度」612と「A0002」1407が表示されることによって、上記ウィンドウ607に表示されている選択項目は特定のユーザについて使用頻度の高い順、即ち提供回数の多い順に表示されていることが明示される。
上記ウィンドウ607に加えて、上記「レイアウト」602に従属する「枠消し」609や「両面」610は、従来通りに表示される。即ち、上記「枠消し」609は押下可能な状態で、上記「両面」610は押下不可能な状態で表示される。
<ウィンドウの選択項目に従属する設定項目を表示>
ウィンドウ607に表示された選択項目、例えば「連続読込」612が押下されると、当該「連続読込」612が押下された旨を第二の表示手段404が検知する(図13:S210)。
続いて、上記第二の表示手段404は、押下された選択項目が上記「連続読込」612である旨を上記第一の表示手段401に送る。上記第一の表示手段401は項目テーブル700から押下された上記「連続読込」612に関連付けられた設定項目705(例えば、「通常読込」613、「仕上がり左綴じ」、「仕上がり右綴じ」など)を取得する。そして、上記第一の表示手段401は、既に表示されている選択項目(ここでは、「レイアウト」602に従属する選択項目に該当する)、グループ項目(例えば、「原稿/用紙」、「カラー/画質」、「レイアウト」など)、上記ウィンドウ607を消去すると共に、取得した上記設定項目705を表示する(図16I)。
上記設定項目705のうち、上記「通常読込」613が押下されると、上記第一の表示手段401は、上記「連続読込」612に対応する機能を実行させる指示を画像形成制御手段405に送る。それとともに上記「通常読込」613の文字色を黒色から白色に変更する(図13:S211)。これによって原稿自動送りトレイ124に置かれた複数の原稿を加工しないで連続的に読み込むように画像読取部102に指示されたことが明示される。上述のような手順により、上記「小冊子」603と上記「連続読込」612(両選択項目を設定選択項目とする)が上記画像形成装置100に設定される。
上記設定が完了した後、上記操作部202に備えられたスタートキー207が押下される(図13:S212)。上記スタートキー207が押下されると、当該スタートキー207が押下された旨を画像形成制御手段405が検知する。続いて、上記画像形成制御手段405がカウント手段406に設定選択項目を送る。上記カウント手段406が上記記憶手段402にあるユーザID計数テーブル1900を参照し、「A0002」1407に属する計数の値のうち送られた設定選択項目の計数の値に「1」を加えた計数テーブル2100を当該記憶手段402に記憶させる(図13:S213→S214)。具体的には、上記「小冊子」603の計数の値である「2」が「3」2101に、上記「連続読取」612の計数の値である「8」が「9」2102に変更され、新たな計数テーブル2100が上記記憶手段402に記憶される。
上述のように、表示されているグループの選択項目は表示したままにし、さらに、表示されていないグループの選択項目については、特定のユーザが選択した回数の高い選択項目を順に表示している。これにより、特定のユーザは、現在表示されているグループを他のグループに切り替えることなく、他のグループに属しかつ特定ユーザ高使用頻度選択項目を、容易に、また迅速に選択・設定可能となる。不特定多数のユーザが使用する画像形成装置よりも特定のユーザが使用した結果に基づいて選択項目が表示されるため、当該特定のユーザは、操作にミスをすることなく、数少ない操作で、今まで実行してきた選択項目を迅速に実現できる。
また、上記画像形成装置による表示方法は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)にインストールされるドライバプログラムとして提供することもできる。上記PCと上記画像形成装置が接続された場合には、上記ドライバプログラムにより、一のグループに従属する選択項目と提供回数の多い選択項目が上記PCに備えられたメニュー画面等に表示されても、本発明の効果を奏する。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、ファクシミリ装置やプリンタ、複写機、複合機等に有用であり、容易でかつ迅速な操作を実現する画像形成装置として有効である。
画像形成装置の全体構成図である。 操作パネルの外観の一例を示す図である。 画像形成装置における制御系ハードウェアの概略構成図である。 第一の実施形態における画像形成装置の機能ブロック図である。 第一の実施形態の処理手順を示すフローチャートである。 第一の実施形態における選択項目が表示されている場合の表示例を示す図である。 第一の実施形態における提供回数の多い選択項目が表示されている場合の表示例を示す図である。 第一の実施形態の項目テーブル700の一例を示す図である。 第一の実施形態の計数テーブル800の一例を示す図である。 第一の実施形態における複数の選択項目が計数の値の高い順に配列される一例を示す図である。 第一の実施形態の計数テーブル800が更新された後の一例を示す図である。 第二の実施形態における画像形成装置の機能ブロック図である。 第二の実施形態の処理手順を示すフローチャートである。 第二の実施形態におけるユーザ情報を取得する表示がされている場合の表示例を示す図である。 第二の実施形態における特定のユーザにおける選択項目が表示されている場合の表示例を示す図である。 第二の実施形態における特定のユーザにおける提供回数の多い選択項目が表示されている場合の表示例を示す図である。 第二の実施形態のユーザIDテーブル1700の一例を示す図である。 第二の実施形態の項目テーブル700の一例を示す図である。 第二の実施形態のユーザID計数テーブル1900の一例を示す図である。 第二の実施形態における複数の選択項目が計数の値の高い順に配列される一例を示す。 第二の実施形態における更新後の計数テーブル2100の一例を示す。 従来の技術における選択項目がタッチパネルに表示されている場合の表示例を示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置
102 画像読取部
103 画像形成部
122 折り装置
123 シート後形成装置
200 操作パネル
201 タッチパネル
202 操作部
203 所定数の選択項目
204 所定数のグループ項目
205 メッセージ表示部
206 テンキー
207 スタートキー
208 クリアキー
209 ストップキー
210 リセットキー
211 電源キー
301 制御回路
302 操作パネルの回路
401 第一の表示手段
402 記憶手段
403 配列手段
404 第二の表示手段
405 画像形成制御手段
406 カウント手段
407 ユーザ情報取得手段

Claims (4)

  1. 提供可能な機能に対応する複数の選択項目をそれぞれ備える複数のグループのうち一のグループのみを表示する第一の表示手段と、
    上記選択項目に対応する機能が提供された回数を計数するカウント手段と、
    上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶する記憶手段と、
    上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列する配列手段と、
    上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に選択項目を表示する第二の表示手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. さらに、ユーザを識別する情報を取得するユーザ情報取得手段を備え、
    上記カウント手段はユーザ毎に、当該ユーザに提供された機能の回数を計数し、
    上記記憶手段は、上記ユーザを識別する情報と、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶し、
    上記配列手段は、取得された上記ユーザを識別する情報に関連付けられた上記選択項目と上記計数の値について、上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目のみを、当該選択項目に関連付けられた計数の値が高い順に配列し、
    上記第二の表示手段は、上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目のみを表示する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 第一の表示手段が、提供可能な機能に対応する複数の選択項目をそれぞれ備える複数のグループのうち一のグループのみを表示するステップと、
    カウント手段が、上記選択項目に対応する機能が提供された回数を計数するステップと、
    記憶手段が、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶するステップと、
    配列手段が、上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列するステップと、
    第二の表示手段が、上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に選択項目を表示するステップと、
    を備える画像形成装置のメニュー表示方法。
  4. コンピュータに、
    提供可能な機能に対応する複数の選択項目をそれぞれ備える複数のグループのうち一のグループのみを表示するステップと、
    上記選択項目に対応する機能が提供された回数を計数するステップと、
    上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、上記選択項目と、上記計数の値と、を関連付けて記憶する記憶手段から、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列するステップと、
    上記複数のグループのうち表示されていない他のグループに属する選択項目を、当該選択項目に関係付けられた計数の値が高い順に配列するステップと、
    上記表示されている一のグループに加えて、上記配列された順に選択項目を表示するステップと、
    を実行させるプログラム。
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