JP2008248486A - ボイラ解体方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】危険をともなうボイラの吊り下げ作業を回避することができると共に、ボイラの周辺の障害物に阻害されることなく実行することのできるボイラ解体方法を提供すること。
【解決手段】火炉部20の下端部を切り取って大開口部30を設け、火炉部20内部の後伝部22の下端部22aの高さの近傍高さ位置に、第1支持受け部材36を固定設置し、後伝部22の下端部22aに第2支持受け部材38を固定設置し、第1及び第2支持受け部材36、38をそれぞれ第1支持装置40及び第2支持装置42により支持して、ボイラ10の全重量を支える。そして、吊り具14による吊り下げ状態を解除し、第1及び第2支持装置40、42による支持位置を下降させ、下端部側10bから切断して解体する切断解体作業を繰り返し行い、ボイラ上部残存部10cを上記支持状態を維持しつつ解体する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ボイラ解体方法に関し、特に、火力発電所に設置される自然循環式や強制循環式等のボイラで、かつ、支持構造物(ボイラ建屋)によって上方から支持された状態で設置される、いわゆる、トップサポート方式の大型ボイラ解体方法に関する。
例えば、火力発電所では、発電用のタービンを回したり、その他必要なエネルギーを得るために、高温高圧の蒸気を発生させる装置としてボイラが使用される。図16は、火力発電所で使用される大型のボイラを示した説明図である。大型のボイラ10は、通常1000トンを超える重量を有しており、その設置は大型の構造体であるボイラ建屋12に上方から吊り下げられて設置されたトップサポート方式がとられている。具体的には、主に鉄骨で構成された支持柱12aと建屋構成梁12bから成るボイラ建屋12にその上部の支持天井梁12cにて吊り下げられた状態で保持されている。すなわち、ボイラ建屋12の支持天井梁12cに複数(例えば、20〜100本)の吊り具14の一端を結合させ、他端をボイラ10の天井部10aに結合させ、これにより、ボイラ10を支持天井梁12cから吊り下げているものである。
一般にボイラ10は、火炉部20と後伝部22とで主に構成されており、火炉部20は、通常、縦方向に長い形状を有しており、内部は空洞となっている。そして、側部壁に設置された複数のバーナー(図示せず)を使用して火炉部20内部で燃料を燃焼させ、燃焼ガスを発生させる。また、火炉部20の下端部には、下方向に沿って漸次縮径するテーパー状のホッパ部23が設けられている。このホッパ部23は、燃料を燃焼させた際に発生するカスを一箇所に集めて廃棄しやすくするように設けられたものである。
後伝部22は、火炉部20の側方に位置し、上部で火炉部20と連通した構成を有している。そして、後伝部22内部も空洞に形成されており、この空洞部に、蒸気を過熱する複数の過熱器24等が設置されている。
火炉部20内部で発生した燃焼ガスは、図示した矢印200、202の方向に流れ、この燃焼ガスの熱を過熱器24で熱交換した過熱蒸気により、発電用のタービンを回して電気的エネルギーを得るものである。また、過熱器24で熱交換された燃焼ガス、すなわち、温度が低下した燃焼ガスは、図中二点鎖線で示した煙道26を通り、更に図示していない電気集塵器を介して排出される。ここで、過熱器24の具体例としては、内部に水や蒸気を通すパイプが屈曲して形成された過熱器(スーパーヒーター)や、これと同様の構成を有する節炭器(エコノマイザー)等が例示される。
ボイラ及びその付帯設備の老朽化によるメンテナンス費用の増加や燃焼効率の低下等の理由により、上述した大型のボイラ10を解体する必要が生じることがある。しかし、上述のようなボイラ10は、25m〜60m程度の高さを有し、しかもボイラ建屋12に吊られて保持されているので、通常の地面に建てられた建造物よりも解体が難しい。そこで、例えば、特許文献1、2に記載されたようなボイラの解体方法が開発された。
特許文献1には、ボイラ(1)を吊るトップガーダ(3)の二つの端部に、それぞれジャッキ(5)を設置し、そのジャッキ(5)から延びる吊り材(6)をトップガーダ(3)に掛止し、トップガーダ(3)においてジャッキ(5)が設置された部分側がボイラ建屋(2)側に残り、かつ、ボイラ(1)が、トップガーダ(3)においてジャッキ(5)から延びる吊り材(6)が掛止された部分側と共に、ボイラ建屋(2)から分離するようトップガーダ(3)を切断し、ジャッキ(5)を動作させて、ボイラ(1)を、トップガーダ(3)においてジャッキ(5)から延びる吊り材(6)が掛止された部分側と共に下降させ、下降させたボイラ(1)を下部から解体し、ボイラ建屋(2)を上部から解体するボイラ及びボイラ建屋の解体方法が記載されている。
また、特許文献2に記載のボイラ解体方法では、ボイラ建屋の頂部に設けたジャッキにより昇降する昇降フレームをボイラの下方に設置し、この昇降フレームによりボイラを下方から支持しつつ、ボイラを最下部からブロック状に切断し昇降フレームに載せ、この切断されたボイラの部分を昇降フレームで地上の解体作業場に搬送し、その切断されたボイラの部分を解体する。そして、この作業をボイラが完全に解体されるまで繰り返すという記載がある。
なお、ボイラ10内部に設けられている過熱器24は、通常、パイプを屈曲させて形成されており、パイプ内部に蒸気を通し、ボイラ内部で発生した熱により、この蒸気を高温にまで過熱している。また、ボイラ10内壁部にも熱交換等の目的で内部に温水や蒸気を通す配管が設けられている。
従って、通常、ボイラ10を解体する場合には、ボイラ内部を十分に冷却し、更に、所定の作業を行い、過熱器24等の配管内部圧力が作業を行う上で、問題のない範囲に設定されたことを確認した上で行われる。
特開平11−270154号公報 特開2003−301617号公報
特許文献1の解体方法では、ボイラ(1)の重量をボイラ建屋(2)のトップガーダ(3)の両端部に設けられるジャッキ(5)で支えながら、ジャッキ(5)が設けられた両端部を残して切断されたトップガーダ(3)と共にボイラ(1)を徐々に下に降ろしながら少しずつ解体していく。しかし、ジャッキ(5)は、トップガーダ(3)の大部分とボイラ(1)の全体という極めて大きな重量を支えつつ下降させる必要があるので、作業に大きな危険をともなうという問題があった。
また、特許文献2では、切断されたボイラの一部を昇降フレームで運ぶので、ボイラ全体を吊るす特許文献1の技術に比べると、危険は少ないように思われる。しかし、特許文献2の技術では、昇降台を昇降させるためにワイヤ等の吊り部材をジャッキから昇降台まで吊るさなければならない。ところが、ボイラの周り、特に火炉部の周りには、操作床や配管等の障害物が多くそれが邪魔になり吊り部材を吊るす位置が限定される。従って、ボイラ建屋の頂部上でジャッキの設置場所を確保することが非常に困難であり、実現は難しいという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、危険をともなうボイラの吊り下げ作業を回避することができると共に、ボイラの周辺の障害物に阻害されることなく実行することのできるボイラ解体方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載のボイラ解体方法は、火炉部と、該火炉部の上方で連結され該火炉部と並列して下方向に延在する後伝部と、を有し、支持構造物に吊り具で吊り下げられて保持されたボイラを解体するボイラ解体方法において、前記火炉部の下端部を切り取って大開口部を設ける大開口部形成工程と、前記火炉部の内部の前記後伝部の下端部の高さ位置の近傍高さ位置に、前記大開口部の下方からの第1支持装置による該火炉部の支持を可能とする第1支持受け部材を設置する第1支持受け部材設置工程と、前記後伝部の下端部に下方からの第2支持装置による該後伝部の支持を可能とする第2支持受け部材を設置する第2支持受け部材設置工程と、前記設置された第1及び第2支持受け部材をそれぞれ前記第1支持装置及び前記第2支持装置により支持して、前記ボイラの全重量を支えるボイラ支持工程と、前記吊り具による吊り下げ状態を解除する吊り下げ状態解除工程と、前記第1及び第2支持装置により前記第1及び第2支持受け部材を下降させ、該ボイラ下方部分の下端部を切断して解体する切断解体作業を行う切断解体作業位置に降ろし、前記ボイラ下方部分の下端部を切断して解体する作業を最下降位置まで繰り返す下降解体工程と、前記下降解体工程の終了後、前記ボイラ上部残存部を前記支持状態を維持しつつ解体するボイラ上部残存部解体工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、火炉部の内部に第1支持受け部材を設置し、後伝部の下端部に第2支持受け部材を設置する。そして、第1支持装置で大開口部の下側から第1支持受け部材を支持すると共に、第2支持装置で第2支持受け部材を支持して、ボイラの重量を支え、ボイラ全体を下降させる。
従って、ボイラの重量を下方から支持し、その解体のための下降を行うので、吊り下げ作業を回避することができる。また、本発明では、火炉部の内部の空間を利用して下方からの支持を行うので、この下方からボイラを支持するための準備をボイラ周辺の狭い空間において行う必要がなくなる。
そして、ボイラ上部残存部解体工程では、地上に建てられたボイラ上部残存部は、通常の建造物を解体する重機による解体方法を適用できる高さとなっている。従って、ボイラ残存部の解体を通常の地上からの解体作業として行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボイラ解体方法において、前記第1支持受け部材と、前記第2支持受け部材は、梁を格子状に組んで形成したことを特徴とする。
これにより、例えば、第1支持装置によって第1支持受け部材の梁の1つを支えることによって、その第1支持装置によるこの梁に対する支持力が、この梁と交わる他の梁を介して第1支持受け部材を構成する梁全体に分散される。また、第2支持受け部材も第1支持受け部材と同様の構成であるので、第2支持装置による梁の1つの支持が第2支持受け部材全体に分散される。従って、第1支持受け部材と第2支持受け部材の全体でボイラの重量による負荷に安定して耐えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のボイラ解体方法において、前記第1支持受け部材と、第2支持受け部材には、それら双方に跨って伸長する共用梁部材が用いられたことを特徴とする。
これにより、第1及び第2支持装置により第1支持受け部材及び第2支持受け部材を一体的に支持することができ、ボイラ全体の同時支持状態をより安定させることができる。
請求項4に記載の発明は、前記共用梁部材は、前記支持構造物まで延在し該支持構造物に固定され、前記ボイラ支持工程において、前記支持構造物の全重量を支持し、前記吊り下げ状態解除工程を行わず、前記下降解体工程の前記切断解体作業において、前記支持構造物の下端部側の切断解体作業も行い、前記ボイラ上部残存部工程において、前記支持構造物の上端部側の解体も行うことを特徴とする。
本発明によれば、ボイラの解体と共に、支持構造物の解体を同時に行うことができる。従って、ボイラの解体の後に、改めて支持構造物を解体する作業を行う必要がないので、解体作業の効率を著しく向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のボイラ解体方法において、前記火炉部の天井構造部と前記第1支持受け部材との間に棒状体を設置し、下方からの支持力に対する補強を行ったことを特徴とする。
これによって、火炉部の天井構造部と第1支持受け部材の間に棒状体を介在させることにより、この棒状体をいわゆるつっかえ棒として機能させたので、下方からの支持力に対する第1支持受け部材の耐力を増加させることができる。
本発明にかかるボイラ解体方法によれば、ボイラを解体するために下降させる作業を、火炉部の内部の空間を利用して行うことができるので、ボイラを下方から支持するための準備を、ボイラ周辺の狭い空間における作業を行うことなく達成することができる。そして、最終的にボイラ上部残存部が下降の最下点位置に到達すると、ボイラ上部残存部は、支持構造物に吊り下げられた不安定なものではなくなり、通常の地上に建てられた建造物と同様に地上から重機で容易に解体することができる。従って、危険を伴うボイラの吊り下げ作業を回避することができると共に、その解体作業をボイラの周辺の障害物に阻害されることなく実行することができる。
以下、本発明に係る第1及び第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第1及び第2の実施の形態においてボイラの構成に関しては、上述の図16に示すボイラの構成と同様であるので、図16で示される要素と同様のものには同一の符号を付し、その説明を省略する。また、上述の煙道26は、ボイラ10と別体のものであり、通常、ボイラの解体作業が行わる前に比較的容易に除去可能であることから、予め取外されている。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は、本実施の形態のボイラ解体方法を説明する説明図であり、図6は、本実施の形態のボイラ解体方法の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートの手順に従ってボイラ解体方法の説明を行う。
なお、本実施の形態は、ボイラ建屋12の構造は図示の明瞭化のため形態を簡略化して示しており、ボイラ10等の構成も概略形状のみを示している。まず、図6のステップ(以下、単にSという)101において、図1に示す一点鎖線L1で示したラインで、火炉部20の下端部であるホッパ部23を切断し、火炉部20に大開口部30を形成する(大開口部形成工程)。このホッパ部23の切断は、切断用ガスバーナーなどの切断手段を用いて容易に行うことができる。
S102において、図示しない昇降台等の昇降手段によって、作業員がS101で設けられた大開口部30を通って火炉部20の内部に入り、図2に示すように、火炉部20の内部で後伝部22の下端部の高さの近傍高さ位置に、第1支持受け部材36を設置する(第1支持受け部材設置工程)。この第1支持受け部材36は、その構成部材である梁の1つ1つが火炉部20の壁部20aを貫通した状態で、その壁部20aに溶接されることで、火炉部20の内部に固設されている。
図7(A)には、第1支持受け部材36の設置構造を下方から視た概要が示されている。図示のように、第1支持受け部材36は、3本の梁37と、この梁37と直交した状態で設置される4本の梁39により構成されている。この第1支持受け部材36を構成する梁37及び梁39は、例えば、鋼鉄等の剛性の高い材料であり、これら梁37、梁39は、上述のように、それぞれの端部で火炉部20の壁部20aを貫通した状態で、その壁部20aに溶接されて固定されている。また、これら梁37と梁39が、相互に交わる位置で溶接されており、全体として格子形状をなしている。
また、上述の梁37と梁39の壁部20aへの溶接作業は、作業員が昇降台や作業用ゴンドラ等の昇降手段を用いて、大開口部30を通って第1支持受け部材36の設置予定位置まで上昇し行う。なお、上述のような昇降手段は、例えば、特開平11−50651や特開平11−131789等に記載された狭い開口を通ることが可能な昇降手段を用いても良いし、或いは、大開口部30から火炉部20の内部に入ることが可能な程度の大きさの種々の昇降台や作業用ゴンドラを用いても良い。
本実施の形態では、S101において大開口部30を火炉部20に設けているので、大開口部30を用いて、地上から作業位置までの作業員の上昇や荷物の運搬を容易に行うことができる。また、第1支持受け部材36を構成する各梁の数として、梁37を3本、梁39を4本としたが、各梁の数は、これに限られるものではない。
S103において、後伝部22の下端部22aに第2支持受け部材38を設置する(第2支持受け部材設置工程)。図7(B)に第2支持受け部材38の設置構造の概要を示す。この第2支持受け部材38の設置は、先ず、梁43を後伝部22の下端部22aの底面と溶接して後伝部22に固定し、次に、下端部22aの底面に溶接された梁43と略直交する状態で、梁41を梁43に溶接して梁43に固定することで行われる。
S104において、図3に示すように、火炉部20の大開口部30の略直下位置に、伸長部40aを有する第1支持装置としてのジャッキ40を設置し、後伝部22の略直下位置に伸長部42aを有する第2支持装置としてのジャッキ42をそれぞれ設置する。そして、伸長部40a、42aを伸長させ第1支持受け部材36、38をそれぞれ支持する(ボイラ支持工程)。これによって、ボイラの重量を、ほぼ伸長部40a、42aによって支持された状態とする。本実施の形態では、ジャッキ40の伸長部40aを伸長させ、第1支持受け部材36の梁37に当接させることにより、ジャッキ40による第1支持受け部材36の支持が行われる。また、ジャッキ42の伸長部42aは、伸長状態で第2支持受け部材38の梁41に当接させることによって、ジャッキ42による第2支持受け部材38の支持が行われる。
ここで、使用するジャッキ40、42は、例えば、径の異なる複数の筒状体で構成された伸長部40a、42aを有している。伸長部42aは、通常は、各筒状体が互いに重なりあって収納された収縮状態となっている。そして、油圧等により径の小さい筒状体が径の大きい筒状体の上に伸長し、全体として伸長部42aが略鉛直方向に伸長する(本実施の形態では数十メートル程度)構成になっている。
なお、図では、ジャッキ40が3台、ジャッキ42が2台図示されているが、ジャッキの数は、これに限られるものではなく、火炉部20や後伝部22の重量に応じて台数を適宜調節できる。
本実施の形態では、上述のように、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38は、格子状に梁が設置されることで構成されているので、ジャッキ40、42の伸長部40a、42aが、それぞれ梁37、41にのみ当接している場合でも、ジャッキ40、42の支持力がそれぞれ第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38を構成する梁全体に分散される。従って、結果的にボイラの重量を、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38を構成する梁全体によって安定した状態で支えることができる。
また、本実施の形態では、第1支持受け部材36を支持する伸長部40aを、大開口部30に通すので、火炉部20の周辺にある図示しない操作床や配管等の障害物に妨げられることなく、火炉部20の支持を行うことができる。
S105において、一点鎖線L2で示すラインで吊り具14を切断し、吊り具14によるボイラの吊り下げ状態を解除する(吊り下げ状態解除工程)。なお、この吊り具の切断は、バーナー等を用いて行われる。
S106において、図4に示されるように、ジャッキ40、42の伸長部40a、42aをほぼ同時に収縮させ、ボイラ下端部側部分10bが地面11の近傍に到達するまで、下降させる。すなわち、一点鎖線L3より下方の火炉部20の部分を、地上にいる作業員が切断除去できる位置までボイラ10全体を下降させる。そして、ボイラ下端部側部分10bの一点鎖線L3より下側の部分を切断して、その切断したボイラ下端部側部分10bを解体除去する。その後、第1支持受け部材36よりも下方の火炉部20の部分が完全に解体除去されるまで、このボイラ10の下降と、ボイラ下端部側部分10bの解体除去作業を繰り返す(下降解体工程)。
S107において、S106の後、ボイラ下端部側部分10bが完全に解体除去されると、図5に示すように、ボイラ上部残存部10cが地面11の略近傍位置まで下降された状態となる。このとき、ボイラ上部残存部10cは、元のボイラ10の高さに比べて、低くなり、しかも吊るされた状態が解除され下方で支持された状態となっている。従って、通常の地上に建てられた建造物と同様に、解体用重機によって容易かつ安全に解体することができる。(上部残存部解体工程)。これにより、従来と比べ解体作業が著しく簡素化され、その解体作業にかかるコストも大幅に削減することができる。
なお、上述の重機によるボイラ上部残存部10cの解体をボイラ建屋12の外から行う場合には、例えば、ボイラ建屋12の一部分に解体用重機のアタッチメントを通すことのできる大きさの開口を設け、重機をボイラ建屋12の外に設置し、その開口から上記アタッチメントを通す等して行う。
以上により、本実施の形態のボイラ解体方法によれば、火炉部20の内部に第1支持受け部材36を設置し、後伝部の下端部に第2支持受け部材38を設置する。そして、ジャッキ40の伸長部40aで大開口部30の下側から第1支持受け部材36を支持すると共に、ジャッキ42の伸長部42aで第2支持受け部材38を支持して、ボイラ10の重量を支え、ボイラ10全体を下降させる。
従って、ボイラの重量を下方から支持し、その解体のための下降を行うので、吊り下げ作業を回避することができる。また、本発明では、火炉部20の内部の空間を利用して下方からの支持を行うので、この下方からボイラ10を支持するための準備をボイラ周辺の狭い空間において行う必要がなくなる。これにより、危険を伴うボイラ10の吊り下げ作業を回避することができると共に、その解体作業をボイラ10の周辺の配管等の障害物に阻害されることなく実行することができる。
なお、S102、S103で説明した第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38の設置の形態は、本実施の形態のものに限定されることはなく、種々の変更が可能である。例えば、図8は、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38の他の設置の形態を示す図である。
図示のように、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38は、上記実施の形態の場合と同様に、梁37、41がそれぞれ設置される。そして、図示のように、上述の図7に示した梁39、43に代えて、火炉部20と後伝部22に跨って伸長する共用梁部材51が設置され、梁37と共用梁部材51で第1支持受け部材36が構成され、梁41と共用梁部材51で第2支持受け部材38が構成されている。
図9には、図8に示されるこの共用梁部材51の設置方法を説明する説明図を示す。この共用梁部材51は、設置方法として、例えば、ボイラ建屋12の一部に火炉部20に通じる図示しない開口を設ける。そして、その開口と対向する位置にある火炉部20の壁部20aに壁部開口45を設け、更に、壁部開口45と対向する壁部20aの部分に対向壁部開口46を設ける。そして、共用梁部材51をボイラ建屋12の外側から上記図示しない開口、壁部開口45、対向壁部開口46を通して後伝部22の下端部22aまで到達させ、火炉部20の壁部20aと後伝部22の下端部22aに溶接し、固定する。
これにより、ジャッキ40の伸長部40aによる第1支持受け部材36を支持する支持力によって、第2支持受け部材38の支持を補助することができ、また、逆に、ジャッキ42の伸長部42aによる第2支持受け部材38を支持する支持力によって、第1支持受け部材36の支持を補助することができる。従って、ジャッキ40、42によって第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38を一体的に支持することができ、ボイラ10全体の支持状態をより安定させることができる。
また、図10には、第1支持受け部材36に補強材として棒状体48を設置した状態を概略的に示す図である。図示のように、支持天井梁12cに棒状体48の一端48aが固設され、他端48bが第1支持受け部材36の梁39に固設されている。
この棒状体48には、種々の材料のものが適用できるが、特に、高い剛性を有する鉄等の金属を用いることが好適である。これによって、棒状体48がいわゆるつっかえ棒の役割を果たし、ジャッキ40の伸長部40aによる下方からの支持力に対する耐力を増加させることができる。従って、ボイラの重量による負荷にさらに安定して耐えることができる。
(第2の実施の形態)
図11〜図14は、本実施の形態のボイラ解体方法を説明する説明図である。本実施の形態の特徴的な部分は、ボイラ10の解体と共にボイラ建屋12の解体を同時に行うことにある。なお、第1の実施の形態と同様の要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
まず、図11に示されるように、第1の実施の形態と同様に、火炉部20のホッパ23を切断して大開口部30を形成する(大開口部形成工程)。そして、ボイラ建屋12の支持柱12aから火炉部20、及び、後伝部22に跨るように共用梁部材53を設置する。この共用梁部材53は、上述の共用梁部材51とほぼ同じ材質のものであり、その長手方向は、ボイラ建屋12の横幅よりもやや長く構成されている。
なお、この共用梁部材53の設置は、例えば、まず、ボイラ建屋12の後伝部22の高さ位置に共用梁部材53を挿入する開口55、57、共用梁部材53をボイラ建屋12内部から外部に出すための開口59を設け、この開口55、57に対向する火炉部20の壁部20aに壁部開口45を設け、この壁部開口45に対向する壁部20aの部分に対向壁部開口46を設ける。そして、共用梁部材53を、開口55、57を通してボイラ建屋12の内部に挿入し、壁部開口45、対向壁部開口46を通して、開口59から抜ける状態として設置することで行われる。
この共用梁部材53は、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38の構成要素となる。図15に、第1支持受け部材36及び第2支持受け部材38を下方から視た状態を概略的に示している。本実施の形態では、図示のように、共用梁部材53とこの共用梁部材53に直交した状態で設置された梁37によって、火炉部20の第1支持受け部材36が形成される。また、共用梁部材53と梁41によって後伝部22の第2支持受け部材38が形成される(第1支持受け部材設置工程、第2支持受け部材設置工程)。更に、共用梁部材53は、例えば、ボイラ建屋12に共用梁部材53を溶接するための溶接補強梁56(図11〜図14では省略されている)を組み立て、この溶接補強梁56にその両端が溶接されることで、ボイラ建屋12に固設されている。
そして、ジャッキ40、42を第1の実施の形態の場合と同様に設置して、伸長部40a、42aを第1支持受け部材36の梁37と第2支持受け部材38の梁41に当接させ、第1支持受け部材36、第2支持受け部材38、共用梁部材53を支持することによって、ボイラ10及びボイラ建屋12の重量を支える(ボイラ及びボイラ建屋支持工程)。
また、本実施の形態では、ボイラ建屋12の支持状態を安定させるために、図11に示すように、ボイラ建屋12の最下方部分を一部解体して、ジャッキ40、42よりも小型のジャッキ50を設置し、このジャッキ50によってボイラ建屋12の補助的な支持を行う。ジャッキ50は、ジャッキ40、42とほぼ同様の構造であり、数メートルの長さに伸長する伸長部50aを有している。なお、ジャッキ50は、本実施の形態における必須の要素ではなく、ボイラ建屋12の重量を安定して支持するために、補助的に設置したものである。
そして、図12に示すように、ジャッキ40、42の伸長部40a、42aと、短ジャッキ50の伸長部50aをほぼ同時に収縮させ、ボイラ10及びボイラ建屋12を下降させる。火炉部20の下端20bが地面11の近傍に到達すると、その下降を一時停止し、地上11にいる作業員によって、一点鎖線L3より下方にある火炉部20の部分であるボイラ下端部側部分10bと、一点鎖線L3より下方にあるボイラ建屋12の部分であるボイラ建屋下端部側部分12dが、切断され解体除去される。
そして、この一点鎖線L3より下方にあるボイラ下端部側部分10b及びボイラ建屋下端部側部分12dの解体除去作業が終了した後に、図13に示すように、ジャッキ50の伸長部50aを再び伸長させ、次のボイラ建屋下端部側部分12dの上記切断が行われた部分に当接させる。なお、上述のボイラ建屋下端部側部分12dの切断とジャッキ50の伸長部50aの当接は、例えば、先ず、図12に示される状態からボイラ建屋下端部側部分12dの一部分を先ず切断し、その切断によって除去された部分の直下位置にあるジャッキ50の伸長部50aを伸長させ、その切断が行われた部分に当接させて支持し、その後、他のボイラ建屋下端部側部分12dの部分も同様に切断とジャッキ50による支持を繰り返すことで行われる。すなわち、ボイラ建屋下端部側部分12dの切断と、その切断が行われた部分へのジャッキ50による支持と、が一つずつ交互に実行される。
そして、再びボイラ10及びボイラ建屋12の下降を行い、作業位置で再びボイラ建屋下端部側部分12dを切断除去する。このように、下降と切断除去を繰り返すことによって、共用梁部材53より下側にある火炉部20の部分と、共用梁部材53より下側にあるボイラ建屋12の部分を完全に解体除去する(下降解体工程)。
そして、下降解体工程の終了後、ボイラ下端部側部分10b及びボイラ建屋下端部側部分12dが完全に解体除去されると、図14に示すように、ボイラ上部残存部10cとボイラ建屋上部残存部12eが地面11の略近傍位置まで下降された状態となる。従って、ボイラ建屋上部残存部12eは、ボイラ上部残存部10cと同様に、通常の地上に建てられた建造物のように地上から解体用重機で容易に解体することができる。(上部残存部解体工程)なお、本実施の形態では、ボイラ上部残存部10c及びボイラ建屋上部残存部12eの解体の際に、それらのジャッキ40、42による支持状態を安定させるために、共用梁部材53を端の部分で支える受け架台60が数台設置される。
従って、本実施の形態のボイラ解体方法によれば、ボイラ10の解体と共にボイラ建屋12の解体を行うことができる。従って、ボイラの10の解体の後に、改めてボイラ建屋12を解体する作業を行う必要がないので、ボイラ建屋12の解体を含めたボイラ10の解体作業の効率を著しく向上させることができる。なお、本実施の形態においても、第1の実施の形態の図10に示したような棒状体48を用いることにより、第1支持受け部材の耐力を向上させるようにしても良い。
なお、本発明は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
第1の実施の形態の大開口部形成工程を説明する図である。 第1の実施の形態の第1支持受け部材設置工程及び第2支持受け部材設置工程を説明する図である。 第1の実施の形態のボイラ支持工程を説明する図である。 第1の実施の形態の吊り下げ状態解除工程及び下降解体工程を説明する図である。 第1の実施の形態の下降解体工程後の上部残存部を示す図である。 第1の実施の形態の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の第1支持受け部材及び第2支持受け部材の設置態様の一例を示す図である。 第1支持受け部材及び第2支持受け部材の他の設置態様を示す図である。 図8に示される第1支持受け部材及び第2支持受け部材の設置方法を説明する図である。 第1支持受け部材を補強する棒状体を設けた態様を示す図である。 第2の実施の形態の共用梁部材設置工程及びボイラ支持工程を説明する図である。 第2の実施の形態の下降工程を説明する図である。 ジャッキでボイラ建屋下端部側部分を支持する状態を示す図である。 第2の実施の形態の下降解体工程後の上部残存部を示す図である。 第1支持受け部材及び第2支持受け部材の他の設置態様を示す図である。 従来の技術を説明する図である。
符号の説明
10 ボイラ
10b ボイラ下端部側部分
10c ボイラ上部残存部
12 ボイラ建屋(支持構造物)
12d ボイラ建屋下端側部分
12e ボイラ建屋上部残存部
14 吊り具
20 火炉部
22 後伝部
23 ホッパ部(火炉部の下端部)
30 大開口部
36 第1支持受け部材
38 第2支持受け部材
40、42 ジャッキ(支持装置)
40a、42a 伸長部(支持装置)
51 共用梁部材
53 共用梁部材

Claims (5)

  1. 火炉部と、該火炉部の上方で連結され該火炉部と並列して下方向に延在する後伝部と、を有し、支持構造物に吊り具で吊り下げられて保持されたボイラを解体するボイラ解体方法において、
    前記火炉部の下端部を切り取って大開口部を設ける大開口部形成工程と、
    前記火炉部内部の前記後伝部下端部の高さの近傍高さ位置に、前記大開口部の下方からの第1支持装置による該火炉部の支持を可能とする第1支持受け部材を固定設置する第1支持受け部材設置工程と、
    前記後伝部の下端部に下方からの第2支持装置による該後伝部の支持を可能とする第2支持受け部材を固定設置する第2支持受け部材設置工程と、
    前記設置された第1及び第2支持受け部材をそれぞれ前記第1支持装置及び前記第2支持装置により支持して、前記ボイラの全重量を支えるボイラ支持工程と、
    前記吊り具による吊り下げ状態を解除する吊り下げ状態解除工程と、
    前記第1及び第2支持装置による支持位置を下降させ、前記ボイラをその下端部側から切断して解体する切断解体作業を、下降可能な最低位置まで繰り返す下降解体工程と、
    前記下降解体工程の終了後、前記ボイラ上部残存部を前記支持状態を維持しつつ解体するボイラ上部残存部解体工程と、
    を有することを特徴とするボイラ解体方法。
  2. 前記第1支持受け部材と、前記第2支持受け部材は、
    梁を格子状に組んで形成したことを特徴とする請求項1に記載のボイラ解体方法。
  3. 前記第1支持受け部材と、第2支持受け部材には、
    それら双方に跨って伸長する共用梁部材が用いられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のボイラ解体方法。
  4. 前記共用梁部材は、前記支持構造物まで延在し該支持構造物に固定され、
    前記ボイラ支持工程では、前記ボイラだけでなく前記支持構造物を含む全重量を支持し、
    前記吊り下げ状態解除工程を行わず、
    前記下降解体工程の前記切断解体作業では、前記ボイラの切断作業と併せて前記支持構造物の下端部側の切断解体作業も行い、
    前記ボイラ上部残存部解体工程では、前記支持構造物の上部残存部側の解体も行うことを特徴とする請求項3に記載のボイラ解体方法。
  5. 前記火炉部の天井構造部と前記第1支持受け部材との間に棒状体を設置し、下方からの支持力に対する補強を行ったことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のボイラ解体方法。
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