JP5712832B2 - タワーボイラの建造工法 - Google Patents
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Description
このタワーボイラの建造において、前記ボイラ架構を建造する際には、複数の主柱を立設し、該各主柱の上端を連結するよう天井大梁を配設し、この天井大梁に設けたジャッキによって鉄骨のフロアブロックを順次吊り上げて行くとともに、現地において、フロアブロックの内部に配管、ダクト、並びに補機等の必要機材を搬入して組み込むようにし、これによって主柱間における壁面を形成するようにしている(例えば、特許文献1、2参照)。
前記主柱の上端を連結する天井大梁を配設する工程と、
前記主柱間における前後左右の壁面をそれぞれ形成する鉄骨ユニットを、それぞれ上下方向にて複数に分割してブロック化したフロアブロックを形成する工程と、
前記天井大梁に設置したジャッキにより、前記前後左右の壁面のうちの三つの壁面について、その最上部に設置されるフロアブロックから最下部に設置されるフロアブロックまでを順次吊り上げつつ、上下に配置されるフロアブロック間を順次連結して、前記三つの壁面を形成する鉄骨ユニットを形成する工程と、
前記天井大梁に設置したジャッキにより、前記前後左右の壁面のうちの残りの一つの壁面について、その最上部に設置されるフロアブロックから最下部に設置されるフロアブロックの直上に設置されるフロアブロックまでを順次吊り上げつつ、上下に配置されるフロアブロック間を順次連結して、前記一つの壁面を形成するための仮鉄骨ユニットを、その下に開口を設けた状態に形成する工程と、
前記開口からボイラ本体を形成するための構造材を搬入し、ボイラ本体を形成する工程と、
ボイラ本体を形成した後、前記開口に最下部フロアブロックを組み込み、該最下部フロアブロックをジャッキによって押し上げ、直上に位置するフロアブロックに連結して前記一つの壁面を形成する鉄骨ユニットを形成する工程と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の建造工法によって得られるタワーボイラを模式的に示す側面図であり、図1中符号1はタワーボイラ、2はボイラ架構、10はボイラ本体である。ボイラ本体10は、吊り部材10aを介してボイラ架構2に吊り下げられ、支持された構造となっている。
次に、該各主柱3の上端を連結するよう天井大梁4を配設し、該天井大梁4にジャッキ7を設置し固定する。
なお、前記主柱3の所要箇所には、予め連結用の鉄骨(図示せず)やブラケット(図示せず)が埋め込まれており、該鉄骨やブラケットに対して鉄骨ユニット5の対応箇所に予め設けたブラケット等の固定部材(図示せず)をボルト止めあるいは溶接することにより、主柱3に対して鉄骨ユニット5の固定を行う。
次いで、下部グリッパ装置21によるPCストランド8の把持を再度開放し、以下、前述と同様の操作を繰り返すことにより、最下部フロアブロック6aの押し上げを断続的に行う。
例えば、前記実施形態では、開口を形成する壁面を、左右壁面のうちの他方の壁面としたが、前後壁面のうちの一方の壁面としてもよい。
Claims (2)
- 四本の主柱を前後左右に間隔をあけて立設する工程と、
前記主柱の上端を連結する天井大梁を配設する工程と、
前記主柱間における前後左右の壁面をそれぞれ形成する鉄骨ユニットを、それぞれ上下方向にて複数に分割してブロック化したフロアブロックを形成する工程と、
前記天井大梁に設置したジャッキにより、前記前後左右の壁面のうちの三つの壁面について、その最上部に設置されるフロアブロックから最下部に設置されるフロアブロックまでを順次吊り上げつつ、上下に配置されるフロアブロック間を順次連結して、前記三つの壁面を形成する鉄骨ユニットを形成する工程と、
前記天井大梁に設置したジャッキにより、前記前後左右の壁面のうちの残りの一つの壁面について、その最上部に設置されるフロアブロックから最下部に設置されるフロアブロックの直上に設置されるフロアブロックまでを順次吊り上げつつ、上下に配置されるフロアブロック間を順次連結して、前記一つの壁面を形成するための仮鉄骨ユニットを、その下に開口を設けた状態に形成する工程と、
前記開口からボイラ本体を形成するための構造材を搬入し、ボイラ本体を形成する工程と、
ボイラ本体を形成した後、前記開口に最下部フロアブロックを組み込み、該最下部フロアブロックをジャッキによって押し上げ、直上に位置するフロアブロックに連結して前記一つの壁面を形成する鉄骨ユニットを形成する工程と、を備えることを特徴とするタワーボイラの建造工法。 - 前記最下部フロアブロックを押し上げるためのジャッキは、PCストランドを吊り具として用いることを特徴とする請求項1記載のタワーボイラの建造工法。
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JP2013019650A JP2013019650A (ja) | 2013-01-31 |
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- 2011-07-14 JP JP2011155591A patent/JP5712832B2/ja active Active
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