JP2008248483A - 折戸装置の調整窓 - Google Patents

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Junichi Nakagawa
純一 中川
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Abstract

【課題】 親ドアと子ドアが継手を介して互いに折畳み可能に連結され、子ドアは枠体の吊元側に軸支されると共に、出入口上部の上レールに遊嵌して移動する吊車にて親ドアを吊設した折戸装置において、外観を損なうことなく悪戯で折戸の閉鎖速度や開きトルクをいじくることが出来ない調整窓の提供。
【解決手段】 折戸を押し開いて手を放すことで折畳まれた折戸が伸長するように子ドアの吊元側に設けたヒンジにコイルバネを備え、このヒンジを調整して閉鎖速度や開きトルクを調整する為の調整窓7,8を上記子ドア1の側端に設け、側端にはエッジ6を取付けて被覆している。
【選択図】 図2

Description

本発明は互いに連結した親ドアと子ドアを屈曲して半自動で開閉することが出来る折戸であって、該折戸が自動的に閉じることが出来るようにヒンジに取付けたバネを調整する為の調整窓に関するものである。
図4は従来の一般的な折戸の開閉動作を示し、該折戸は親ドア(イ)と子ドア(ロ)から成って互いに折畳み出来るように間には蝶番などの継手が設けられている。そして子ドア(ロ)は吊元側に設けている軸(ハ)に回転自在に取付けられ、親ドア(イ)の上端に設けているスライダー(吊車)が上レールに沿って移動することが出来、その為に同図に示すような軌跡を伴って開閉することが出来る。
出入り口に装着されて開閉する折戸は開き戸に比較して開閉操作が容易である。特に出入り口の幅が大きな場合、開き戸を装着するならば開き戸の先端持ち手を握って開閉する場合、吊元の軸を中心とする回転半径が大きくなって操作がし難い。これに対して折戸であれば、同図に示すように上レールに沿っての回転を伴った折畳み動作である為に比較的操作が簡単となる。
ところで、該折戸の用途は限定しないが、トイレの入口ドアとして利用される場合が多い。折戸は上記のように開閉操作が便利であると共に、折畳んだ場合の開口が大きくなる為に、車椅子に乗った身体障害者にとっては特に便利である。そして、折戸には自閉装置を備えている場合も多く、開いた折戸は自動的に閉じる為に便利である反面、車椅子に乗って折戸を押し開く場合、常に閉じようとする力が作用する為に不便を感じることもある。
特に、重症の身体障害者であれば、車椅子に乗っている場合に限らず、杖を所持している場合であっても、持ち手を握って開いても閉じようとする折戸が障害となって、出入りがしにくいといった問題がある。そこで、該折戸装置には該折戸が閉じようとする力及び開く際の押し圧力を調整出来るように、又閉じる速度を調整出来るように構成している。
図5は子ドア(ロ)の吊元側にヒンジ(ニ)を取付けている場合であり、該ヒンジ(ニ)の下方へ延びる軸(ハ)が床面又は間仕切りパネルの側端に設けている軸受け(図示なし)に嵌って回転可能に支持される。ところで、該ヒンジ(ニ)にはコイルバネが取付けられており、コイルバネのバネ力にて折戸は自動的に閉鎖することが出来る。勿論、自動的に開くように機能させることも可能であるが、何れの方向に作用するにせよ、該ヒンジ(ニ)に取付けているコイルバネを調整することで、折戸の開閉動作をコントロールすることが出来る。
そこで、子ドア(ロ)の吊元側正面には速度調整窓(ホ)とトルク調整窓(ヘ)が設けられ、これら調整窓からコイルバネの調整が行われ、用途に応じた適当な速度及びトルクに設定される。上記速度調整窓(ホ)及びトルク調整窓(ヘ)にはカバーは取付けられているが、折戸が出入り口を閉鎖している状態では該カバーが表面化する為に悪戯で外されることもある。又、表面にカバーが取付けられることで、折戸の外観が損なわれると言った問題もある。
図6は従来の折戸装置における子ドア(ロ)の吊元側横断面を示しているが、該子ドア(ロ)の吊元側端には点検エッジ(ト)が取付けられ、この点検エッジ(ト)はネジ止めされた構造である為に取外すことは可能と成っている。そして、点検エッジ(ト)に上記速度調整窓(ホ)を塞ぐカバーが取付けられ、トルク調整窓(ヘ)を塞ぐ為のカバーが備わっている。同図では点検エッジ(ト)が取外された場合を示しているが、該点検エッジ(ト)が子ドア(ロ)に取付けられている状態で、カバーを取外して折戸の閉鎖速度及び閉鎖トルクの調整が出来る。
このように、従来の折戸装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、折戸の外観が損なわれないように、又悪戯で速度調整窓及びトルク調整窓が開かないようにした折戸装置における調整窓を提供する。
本発明に係る折戸装置としての基本構造は従来と同じであり、親ドアと子ドアが継手を介して互いに折畳み可能に連結され、子ドアは枠体の吊元側に軸支されると共に、出入口に設けたガイドに沿って移動するスライダーを備えた親ドアとで該折戸を構成している。そして、折戸を開くと共に手を放すならば、子ドアの吊元側ヒンジに取付けているコイルバネの作用で自動的に閉鎖することが出来る。
そして、手で押し開いて折畳まれた折戸が伸長して閉鎖する際の速度及び折戸を開く際のトルクが調整できるように調整窓を有しているが、本発明の折戸装置では該調整窓が子ドアの吊元側端に設けている。そして、子ドア側端にはエッジが取付けられ、上記調整窓を塞いでいる。ここで、該エッジの形態及び取付け構造に関しては特に限定しないことにする。
一方、折戸が常時折畳まれた状態にあって、手で押すことで折戸が伸長して出入口を閉じるように動作する型式の折戸装置の場合もある。この型式の場合には、折戸が伸長する際のトルクを調整し、折畳まれて出入口が開く際の速度を調整する。
本発明に係る折戸装置では、速度及びトルクの調整窓が子ドアの吊元側端に設けており、すなわち子ドアの表面側でない為に、折戸の外観が損なわれることはない。そして、子ドア側端に設けた調整窓はエッジを取付けることでカバーされる為に、悪戯にて該エッジが取外されるといった心配もない。そこで、折戸の閉鎖速度及び開きトルクの調整が必要な場合には、折戸を折畳んだ状態にしてエッジを取外して行うことが出来る。
図1は折戸を構成する子ドアの吊元側を表している横断面図と正面図である。折戸装置の基本構造は従来と同じであり、子ドア1は親ドアと継手を介して折畳み出来るように連結している。そして、該子ドア1の吊元側に設けたヒンジ4は軸支され、親ドアは上レールを走行する吊車に吊設される。その開閉動作は前記図4に示している場合と同じである。
ところで、子ドア1はペーパーコア2を芯材としてその両面には表面材3,3が貼着され、そして吊元側にはヒンジ4が取付けられている。ここで、ヒンジ4は市販されているものであり、その具体的な構造の説明は省略するが、ヒンジ内部にはコイルバネ(図示なし)が収容され、下端の軸5を捩ることが出来る。軸5が捩られるならば、ヒンジ内に収容しているコイルバネが捩られて、そのバネ力にて戻りトルクが発生する。
ここで、ヒンジ4の下端軸5は出入り口の床面又は間仕切りパネルの側端に取着した軸受け(図示なし)に嵌って支持される。従って、折戸を手で開くならば、子ドア1が旋回してヒンジ4は捩られるが軸受けに嵌っている軸5は回転しない為に、ヒンジ4に取付けられているコイルバネが捩られて戻しバネ力が発生し、折畳まれた折戸はバネ力にて自動的に伸長して出入口を閉鎖する。
子ドア1の吊元側端にはエッジ6が取付けられ、子ドア1の側端に設けている調整窓を塞いでいる。該エッジ6は表面が滑らかな凸状曲面を形成し、ビスにて側端に取付けられ、該ビスを弛めることでエッジ6を取外すことが出来る。本発明では、従来の折戸とは異なり、子ドア1の表面側でなく吊元側端に調整窓を設け、該調整窓からヒンジ4に収容されているコイルバネを調整し、閉鎖速度及び開きトルクの調整を可能としている。
図2は上記エッジ6を取外した場合の子ドア1の側端を表している。同図の7は速度調整窓、8はトルク調整窓を表している。これら各調整窓7,8からヒンジ4を調整して折戸の閉鎖速度が調整され、開く際のトルク(例えば押圧力)の調整が出来る。開く際の押圧力を軽くするならば折戸の閉鎖速度は遅くなり、逆に閉鎖速度を速くするならば開く際の押圧力が大きくなることから、両者を適当にバランスする調整が行われる。
図3は本発明に係る折戸装置の子ドア吊元側の横断面であり、(a)は折戸が伸長して出入口が閉じている場合、(b)は折戸を折畳んで子ドア側端に取着しているエッジを取外した場合、(c)はエッジを取外すことで開口する調整窓から速度及びトルクの調整を行う場合を夫々示している。同図の(a)に示すように折戸が伸長して出入口が閉じている状態ではエッジを取外すことは出来ない。しかも、子ドアの表面に調整窓を塞ぐカバーが存在しない為に折戸の外観は好ましくなる。
折戸を折畳む際の押圧力を調整する場合、及び折畳まれた折戸が伸長して閉鎖する際の速度を調整するには、(b)に示すように折戸を折畳んだ状態にして子ドア側端に取着しているエッジを取外す。該エッジが取外されるならば前記図2に示すように子ドア側端に設けている速度調整窓7及びトルク調整窓8が現れる。これら、各調整窓7,8から折戸の閉鎖速度及び折畳む際のトルクの調整が行われる。
ところで、この実施例ではエッジ6をネジ止めして取着しているが、該エッジ6の取付け手段は特に限定しないことにする。例えば、ツメを介して引っ掛けることも可能である。又、該エッジ6の断面形状及びエッジ6の材質に関しても限定しない。一方、折戸装置の型式として、親ドア上端に上レールを移動する吊車を取付ける場合に限定はしない。吊車でなく単なるスライダーとする場合、又上レールでなく床面にレールを設ける場合もある。
ヒンジを吊元側に設けた子ドアの横断面図と正面図。 子ドア側端に設けている速度調整窓及びトルク調整窓。 速度調整及びトルク調整をする為の作業工程。 一般的な折戸の開閉動作。 従来の子ドア吊元側表面に設けている速度調整窓及びトルク調整窓。 一般的な折戸の開閉動作。
符号の説明
1 子ドア
2 ペーパーコア
3 表面材
4 ヒンジ
5 軸
6 エッジ
7 速度調整窓
8 トルク調整窓

Claims (4)

  1. 親ドアと子ドアが継手を介して互いに折畳み可能に連結され、子ドアは枠体の吊元側に軸支されると共に、出入口に設けたガイドに沿って移動するスライダーを備えた親ドアとで構成する折戸であって、該折戸を開いて手を放すことで折畳まれた折戸が伸長するように子ドアの吊元側に設けたヒンジにコイルバネを備え、このヒンジを調整して閉鎖速度や開きトルクを調整する為の調整窓において、該調整窓を上記子ドアの側端に設け、側端にはエッジを取付けて被覆したことを特徴とする折戸装置の調整窓。
  2. 親ドアと子ドアが継手を介して互いに折畳み可能に連結され、子ドアは枠体の吊元側に軸支されると共に、出入口に設けたガイドに沿って移動するスライダーを備えた親ドアとで構成する折戸であって、折畳まれている折戸を伸長して出入口が閉じ、手を放すことで伸長した折戸が折畳まれるように子ドアの吊元側に設けたヒンジにコイルバネを備え、このヒンジを調整して閉鎖速度や開きトルクを調整する為の調整窓において、該調整窓を上記子ドアの側端に設け、側端にはエッジを取付けて被覆したことを特徴とする折戸装置の調整窓。
  3. 上記ガイドとして出入口上部に上レールを設け、該上レールに沿って移動する吊車を親ドア上端に取付けた請求項1、又は請求項2記載の折戸装置の調整窓。
  4. 上記調整窓として速度調整窓とトルク調整窓を設けた請求項1、請求項2、又は請求項3記載の折戸装置の調整窓。
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