JP3783010B2 - 開閉扉 - Google Patents

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Description

この発明は、出入口に設けられる開閉扉に関する。
従来から都市部の住宅事情の下では、トイレや浴室等の水回り空間に十分なスペースを確保することが難しく、階段下などを利用してトイレが設置されている例もある。このような狭小スペースに設けられたトイレや浴室等の水回り空間は使い勝手がよいとは言えず、出入口に開き戸が設けられている場合には、その開閉スペースが必要となって動作空間が十分ではない。また、かかる出入口に引き戸を設けるには、戸袋スペースが必要となるので好ましくない。
そこで、このような水回り空間の出入口には、折戸(フォールディングドア)を設けて、扉の開閉に要する軌道スペースを開き戸の場合よりも小さくすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の折戸は、開口部枠(三方枠)の内側に、開口幅を1:1ないし3:1程度に内分するように分割されて2枚の親子扉が設けられ、これらの扉を折り畳み可能にヒンジにより連結されている。開口部枠に支持された親扉と、戸先縦框に回動自在に取り付けられた子扉とは、見付け方向に直線状に展開した閉塞状態と、見付け方向に折り畳まれた開放状態との間で開閉自在に構成されている。
特開2001−336359号公報
前記したような従来の折戸を狭小なトイレの出入口に設けると、扉開閉によるデッドスペースの問題は解消されても、折戸を閉めた状態のトイレ内はやはり狭く、トイレに入った人は立った状態や便器に腰掛けた状態で、折戸との間隔が非常に狭くなってしまうため、閉扉時の圧迫感や不快感から免れ得ないものであった。
しかしながら、住宅の限られたスペースの中でトイレ自体を拡張することは困難であるため、トイレの大きさはそのままとした狭小スペースにおいて、かかる圧迫感や不快感を解消することが求められている。
本発明は以上のような事情にかんがみて、狭小な居室等の出入口に設けられる開閉扉として、扉開閉によるデッドスペースを作ることなく、在室時の圧迫感や不快感を解消することのできる開閉扉を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る開閉扉は、開口部の左右一方の側に設けられた開閉軸に回動自在に取着された子扉と、この子扉の側部に回動自在に連結された親扉とを備え、これらの子扉及び親扉はそれぞれ同じ曲率で同側に湾曲した円筒曲面状に形成されており、子扉と親扉とを開口部の外側へ円筒曲面状に突出させて閉扉可能であることに加え、子扉と親扉との連結部を開口部の内側へ凹状に引込んで閉扉することも可能であることを特徴とする。
また、本発明の開閉扉は、開口部の上部に、前記開閉軸を中心とした円弧状のガイド部が設けられ、子扉と親扉との連結部がガイド部に沿って摺動自在とされたことを特徴とする。
また、本発明の開閉扉は、前記の開閉扉において、開口部の上部に、閉扉時に外側へ突出した子扉及び親扉の頂部を被覆する庇部材が設けられてもよい。
本発明に係る開閉扉は、前記のような特徴を有することにより、扉の開閉に要する軌道スペースを開き戸の場合よりも小さく形成するだけでなく、閉扉時には子扉と親扉とが開口部の外側へ円筒曲面状に突出させることができるので、室内にいる人と両扉との間にゆとりができて開口部付近での動作も行いやすくなり、在室時の圧迫感や不快感を軽減することができる。また、このように在室時に開閉扉を開口部の外側へ円筒曲面状に突出させていることで、外側から一目で在室中であることを認識することができる。
加えて、子扉と親扉との連結部を開口部の内側へ凹状に引込んで閉扉した場合には、開口部の外側にゆとりをもたせることができるので、かかる開閉扉を設けた居室の使用状況に応じて適宜閉扉形状を変えて省スペース化を図ることができる。
以下、本発明に係る開閉扉の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1から図6は本発明に係る開閉扉の実施例の一つを示し、図1は開閉扉の平面図、図2は開閉扉を開けて居室内に入るところを示す平面図、図3は居室内に入って開閉扉を閉めるところを示す平面図、図4はトイレの使用状態を示す平面図、図5はトイレから出て開閉扉を閉める場合の閉め方を示す平面図、図6は図5とは異なる開閉扉の閉め方を示す平面図である。
この開閉扉1は、例示の形態では、住宅の廊下3に面したトイレ2の出入口の開口部21に設けられている。開閉扉1は、吊元側の子扉11と手先側の親扉12とからなり、子扉11と親扉12とが約1:2の幅比に形成されている。
子扉11は開口部21の左右一方の側に設けられた開閉軸13に回動自在に取着されている。また、親扉12はこの子扉11の他方の側部にヒンジなどを用いて回動自在に連結され、子扉11との間に連結部14が形成されている。そして、これらの子扉11及び親扉12は、それぞれ同じ曲率で同側に湾曲した円筒曲面状に形成されている。
開口部21の左右他方の側には、閉じられた親扉12を受け止める締まり金具を備えたラッチ部17が設けられている。ラッチ部17は開口部21の左右方向にスライド可能に形成されている。
開口部21の上部には、庇部材16が廊下3側に突設されている。庇部材16は端縁が、前記の子扉11及び親扉12とほぼ同じ曲率の円弧状に形成されている。
また、開口部21の上部には、開閉軸13を中心とした円弧状のガイド部151が設けられている。本実施例では、ガイド部151は開口部21の上部枠15に溝状に形成され、開口部21に交差して庇部材16に納まる範囲内で設けられている。そして、子扉11と親扉12との連結部14には、このガイド部151に沿って水平に滑動しうる吊り戸車(図示省略)等の摺動部材が備えられている。これにより、連結部14はガイド部151に沿って開閉軸13を中心に円弧状に摺動自在とされて、子扉11及び親扉12を開閉自在に構成している。また、開閉扉1は、このようなガイド部151によって、両扉11,12の連結部14の摺動範囲が規制され、両扉11,12の開閉範囲も決定されている。
前記のような構成の開閉扉1でトイレ2内に出入りするには、例えば、図2(a)に示すように、まず親扉12の取っ手121を把持して、開口部21上部のガイド部151に沿って連結部14を廊下3側に摺動させつつ、親扉12を子扉11とともに廊下3側(手前側)へ引出す。そして、同図(b)に示すように、連結部14をガイド部151の外側端部まで摺動させた状態で親扉12を廊下3側へさらに開放して、トイレ2内に入る。
トイレ2内に入った後は、図3に示すように開閉扉1を内側から閉める。この開閉扉1を閉める際、連結部14はガイド部151の外側端部に位置する状態のまま、親扉12を手前に引いてラッチ部17に係止させ、閉扉する。また、前記のように閉扉したとき、外側へ突出した子扉11及び親扉12の頂部は庇部材16によって被覆されている。
これらの動作を経て、開閉扉1は、子扉11と親扉12とが開口部21の外側へ円筒曲面状に突出した状態となって閉扉されている。これにより、図4に示すように、両扉11,12が外側へ突出した分だけトイレ2内にゆとりができるのでトイレ内が広くなり、トイレを使用しやすくなって、従来の問題点であった閉扉時のトイレ内における圧迫感や不快感を解消することができる。
例示の形態において開閉扉1は、前記のように子扉11と親扉12とが開口部21の外側へ円筒曲面状に突出した状態の場合と、子扉11と親扉12との連結部14が開口部21の内側へ凹状に引込まれた状態の場合の2通りの閉扉状態にすることができる。後者のように閉扉するには、図5(a)に示すように、まず親扉12の取っ手121を把持して連結部14をトイレ2側へ押しつつ、ガイド部151に沿って内側端部まで摺動させる。引き続いて、図5(b)に示すように、廊下3側に開放されている親扉12をラッチ部17に係止させて閉扉する。
また、図6(a)、(b)に示すように、両扉11,12を開口部21の外側へ円筒曲面状に突出した状態にして閉じた後、子扉11と親扉12の連結部14をガイド部151に沿って内側方向へ摺動させ、トイレ2内に押し込むことで閉扉してもよい。例示の形態では、ラッチ部17が左右方向にスライド可能に構成されているので、両扉11,12の動作に対応してラッチ部17が左右方向にスライドし、連結部14を容易に内側方向へ押し込むことができる。
このように開閉扉1を開口部21の内側へ凹状に引込んで閉扉することで、例えばトイレ2を使用していないときなどは、開閉扉1が廊下3側へ突出しないため、廊下3の通行の邪魔になったり、廊下3側が狭くなったりすることがなく、狭小な住宅にも好適に実施することができる。
なお、本発明に係る開閉扉1として、前記の形態のほかに、子扉11と親扉12とが開口部21の大きさに合わせて、例えば約1:1の幅比に形成されるなどしてもよい。
本発明に係る開閉扉の平面図である。 本発明に係る開閉扉を示し、(a)は開閉扉を開ける様子を示す平面図、(b)は居室内に入るところを示す平面図である。 前記の開閉扉を閉じる様子を示す平面図である。 本発明に係る開閉扉を閉めた在室中の状態を示す平面図である。 本発明に係る開閉扉の閉扉方法の一例を示し、(a)は開閉扉を閉めている段階の平面図、(b)は開閉扉を閉めた状態の平面図である。 本発明に係る開閉扉の閉扉方法の他の例を示し、(a)は開閉扉を閉めている段階の平面図、(b)は開閉扉を閉めた状態の平面図である。
符号の説明
1 開閉扉
11 子扉
12 親扉
13 開閉軸
14 連結部
15 上部枠
151 ガイド部
16 庇部材
17 ラッチ部
2 トイレ
21 開口部
3 廊下

Claims (3)

  1. 開口部の左右一方の側に設けられた開閉軸に回動自在に取着された子扉と、この子扉の側部に回動自在に連結された親扉とを備え、
    これらの子扉及び親扉はそれぞれ同じ曲率で同側に湾曲した円筒曲面状に形成されており、子扉と親扉とを開口部の外側へ円筒曲面状に突出させて閉扉可能であることに加え、
    子扉と親扉との連結部を開口部の内側へ凹状に引込んで閉扉することも可能であることを特徴とする開閉扉。
  2. 開口部の上部には、前記開閉軸を中心とした円弧状のガイド部が設けられ、子扉と親扉との連結部がガイド部に沿って摺動自在とされたことを特徴とする請求項1に記載の開閉扉。
  3. 開口部の上部には、閉扉時に外側へ突出した子扉及び親扉の頂部を被覆する庇部材が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の開閉扉。
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